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映画「ドクター・ストレンジ2」、クライマックスの音楽バトルはファイギ社長のおかげで仕上がったと作曲家が語る

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マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の音楽を担当した作曲家のダニー・エルフマンさんが、マーベル・エンターテイメントとのインタビューの中で、本作のクライマックスのひとつとなった音楽バトルについて語りました。

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ドクター・ストレンジとシニスター・ストレンジのファンタジックな対決シーンについて、「このシーンは文字通り、比喩ではなく、音符がページから飛び出しているのです。もともとは多様なクラシックの名曲を互いに作用させていました。」と述べました。

しかし、そのプランは変更になったとエルフマンさんは次のように明かしました。「制作の土壇場、最後の最後に、ケヴィン・ファイギが飛び込んできて、ベートーヴェン対バッハに単純化するように言ってきたんです。最終的にベートーヴェンの「交響曲第5番」とバッハの「トッカータとフーガ」の対決で、もう一回やってみました。本当に完璧に仕上がったと思いますよ。」

このシーンに関して、ドクター・ストレンジ&シニスター・ストレンジを演じたベネディクト・カンバーバッチさんは「環境の使い方がとても斬新でした。手元にあるものに必死に手を伸ばすストレンジでした。とても楽しい作業で、ちょっと変なテニスの試合みたいになったところがありましたね。私は、『いや、もっと工夫が必要だ』と思いました。『爆発させなければならないし、いろいろな要素を使わなければならない』とね。効果音のアイデアも、分割して元に戻すという方法を思いつきました。音符がシニスター・ストレンジに当たって、弾丸を浴びせるような感じで、それから1つの音符がボールに入って爆発するように持っているんです。」と語っています。

エルフマンさんはこの音楽バトルのアイデアはサム・ライミ監督の発案によるものだった事を明かしていますが、最後の最後でケヴィン・ファイギ社長の一言で完璧なシーンに仕上がったと語りました。

もともと本作は2時間40分ほどあったと監督は過去のインタビューで語っています。大規模な再撮影を経て、シンプルにまとめられて行ったのは間違いないようで、これまでのMCU作品と同じくケヴィン・ファイギ社長の決断が作品に影響を与えているようです。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」は 2022年5月4日 より劇場公開中です。

ソース:公式

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管理人ミルク

アメコミと出会ってはや20年以上、初めて買ったマーベル・コミックはオンスロート。X-MEN vs STREET FIGHTERではシリーズを通してマグニートーを愛用。