映画「ソー:ラブ&サンダー」、エターニティのコンセプトアート公開で、もっと大きくなる計画だった事が判明

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ソー:ラブ&サンダー」のディズニープラスでの配信がスタートした事を記念して、コンセプトアーティストのジェレミー・ラブさんが、自身のInstagramにてエターニティのアートを数点公開しました。

sponsored link
 

「エターニティのゲートのために試作した多くのテイクの中からいくつかをご紹介」として公開されたアートではかなり小さく描かれたソーとは対称的な巨大な祭壇と、さらに巨大なエターニティの姿が描かれています。

エターニティは映画の日本語版で永久(とこしえ)と翻訳されていましたが、コミックに登場するキャラクターの名前です。アイアンマンやスパイダーマンを鉄男、蜘蛛男と呼称するぐらい奇妙な翻訳でしたが、コミックのエターニティは以前に「ラブ&サンダー」のエンディング解説記事でも紹介したように、その身体に宇宙を内包しているキャラクター。

実際の劇場公開版に登場したエターニティは近くにいたゴアと対比してもせいぜい15メートルから20メートルと言ったところですが、初期段階ではコミックと同様のもっと大きな姿が計画されていたようです。

コミックのエターニティには「願いを叶える」といったドラゴンボール的要素はありませんが、宇宙そのものを内包しているエターニティの全知全能感を表現するのに役立っていました。

ゴアは最終的に神々の全滅ではなくラブとの再会を選び、その時のラブの水面に映った姿はコミックのシンギュラリティのような姿をしていました。

©MARVEL

姿こそ似ているものの、シンギュラリティはコミックの「シークレット・ウォーズ」(2015年)で誕生した比較的新しいキャラクターで、シーハルク、キャプテン・マーベル、ニコ・ミノルたちのチームA-Forceの妹分的メンバー。その設定には未解明の部分も多く、シンギュラリティとラブを同一となるようにコミックの物語の舵を切る事も可能なように思えますが、まだまだ何とも言えません。

なお、「ラブ&サンダー」でラブを演じたのはクリス・ヘムズワースさんの娘の10歳になる娘インディア・ローズ・ヘムズワースちゃん。クリス・ヘムズワースさんは今回の娘のカメオを「一回限りの特別な体験」とインタビューで話しており、次回作以降でラブが再登場しないか、あるいはラブの成長した姿を別の女優さんに任せる事を示唆しています。

映画「ソー:ラブ&サンダー」はディズニープラスで配信中、Blu-ray、4k UHD は 2022年9月27日 米国発売予定、日本は10月26日発売予定です。

映画「ソー:ラブ&サンダー」はどこまで真実なのか?コーグのキャラクター性について考察

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ソー:ラブ&サンダー」のディズニープラスでの配信が始まり、サブスク会員は何度でも見直す事が可能になりました。本作はディズニーの公式時系列ではドラマ「ミズ・マーベル」の後に配置されている事が判明しましたが、他のMCU作品にはない独特な描写は「ラブ&サンダー」が実話かどうか曖昧な場所へと誘っています。

sponsored link
 

本作の特徴として、マーベル・スタジオのロゴの後、タイカ・ワイティティ監督演じるコーグが子どもたちにソーの英雄譚を聞かせる所から始まります。そして、映画の所々にもナレーションが挿入され、エンディングもコーグの語りで締められており、物語全体がコーグの語っている雷神ソーの英雄譚として機能しています。

そこで疑問になるのが、「コーグは語り部としてどの程度の信頼性があるのか」という事。

コーグは「マイティ・ソー/バトルロイヤル」で初登場し、ソーとはサカールの闘技場にて出会いました。出会い頭に「あんたがハサミならオレっちの勝ちかな」と謎のじゃんけんジョークをかまし、革命を起こそうとしている事を明かします。

そして、その革命の際に集まったのはママとそのゲスな恋人だけだったと話していました。

©MARVEL,Disney

しかし、「ラブ&サンダー」ではそもそもクロナン人に女性がいない事が明かされ、実際にコーグも男同士から生まれたと話し、エンディングでも恋人らしき人物ドウェインが紹介されています。クロナンが男性のみの種族である事はコミックからの引用ですが、クリーやスクラルに比べるとクロナンは登場も少ないため「バトルロイヤル」当時は軽微な変更だと考えられていました。

この矛盾は単なる脚本ミスとも言えますが、MCUのコーグのキャラクター性を考えると彼なりのジョークであったとも考えられそうです。今後の別作品やソー5作目などの監督が「ラブ&サンダー」の一部がどうしても気に食わない場合、その箇所を「あれはコーグの誇張表現だった」として「ラブ&サンダー」の構成を利用して変更可能にするうまい作りになっているのかもしれません。

また、コーグ不在のシーンに関してはソーからの伝聞が入っているはずですが、ソーもまた話を盛りがちなキャラクター。ジェーンやゴアの結末が覆る事は「ラブ&サンダー」を台無しにしてしまうため流石にないでしょうが、それでも物語の全体にわたってコーグの「作り話」である可能性が漂っています。

コーグの語る英雄譚をどこまで信用するのか、今のところは視聴者に委ねられているようです。

映画「ソー:ラブ&サンダー」はディズニープラスで配信中、Blu-ray、4k UHD は 2022年9月27日 米国発売予定、日本は10月26日発売予定です。

【噂話】映画「ファンタスティック・フォー」スー・ストーム役にジョディ・カマーさんの名前があると報じられる

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ファンタスティック・フォー」のスー・ストーム役に、映画「フリーガイ」やドラマ「キリングイヴ」のジョディ・カマーさんの名前が上がっていると、インサイダーのジョン・カンペアさんが報じました。

sponsored link
 

カンペアさんは自身のYoutube番組の中で「2ヶ月ほど前から聞こえ始めた小さな噂の一つです。そして、自分の中ではあまり信用していなかったのです。それはファンタスティック・フォーに関するもので、フリーガイのジョディ・カマーが、彼女は我々のスー・ストームになるんだと言います。そして彼女はD23でスー・ストームとして発表される予定だそう。」と述べました。

from Instagram/@jodiemcomer

スー・ストーム役には過去にエミリー・ブラントさんやブライス・ダラス・ハワードさんの名前も報じられましたが、いずれも本人が否定しました。しかしマーベル作品では否定しながらも結局出演していたアンドリューガーフィールドさんやヘイリー・スタインフェルドさんなどの存在もあるため、本人が否定したからと言って100%ないと言い切れない事には注意が必要です。

「D23」は2022年9月9日から9月11日にかけてアナハイム・コンベンション・センターにて開催されるディズニーのイベント「D23 Expo 2022」の事で、いくつかのステージはライブ配信が予定されています。

映画「ファンタスティック・フォー」は 2024年11月8日 米国公開予定です。

映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」よりウォーマシンvs.プロキシマの未使用アートが公開

2018年公開のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」のコンセプトアートを担当したフィル・サンダースさんが、自身のInstagramにて未使用に終わったウォーマシンとプロキシマ・ミッドナイトの戦闘シーンのコンセプトアートを公開しました。

sponsored link
 

サンダースさんは「これはインフィニティ・ウォーの1つで、 ジェームズ・ローズがエディンバラの戦いをリモートで戦っているシーン。彼の脚の装置はウォーマシン マーク4のホログラムコントロールシステムにロックされているのです。ブルース・バナーは、プロキシマ・ミッドナイトとコーヴァス・グレイヴとの戦いでハルクバスターを操縦していたはずですが、残念ながらこのシーケンスは早い段階でカットされました。それでも、現実とホログラフィックのアクションの重なりをどう描くか、問題解決するのは楽しかったです。」とコメントを添えて没になったアートを紹介しています。

エディンバラではヴィジョンのマインド・ストーンを狙ったプロキシマ・ミッドナイトとコーヴァス・グレイブが登場し、ワンダとヴィジョン、そして駆けつけたスティーブ・ロジャース、サム・ウィルソン、ナターシャ・ロマノフとの戦いが描かれました。

ここにローディが映画「アイアンマン3」で登場したホログラムコントロールシステムを利用して参戦するプランがもともと計画されていたようです。

映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」はディズニープラスで配信中です。

映画「モービウス」が米Netflixで配信開始

米ネットフリックスがソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「モービウス」の配信が始まった事をアナウンスしました。コミックではスパイダーマンのヴィランでもある吸血鬼モービウスを主人公に、彼のオリジンストーリーを描く作品となっています。

sponsored link
 

2018年公開の映画「ヴェノム」、2021年公開の映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」に続くSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)第3弾にあたる本作は1.6億ドルの興行収入を記録。しかし本作はファンからの批判にさらされる結果となりました。

映画本編は決して悪いものではありませんでしたが、批判の対象となったのはそのプロモーション方法。映画公開の約2年前に公開された最初の予告からスパイダーマンをにおわせるシーンが多数含まれており、ファンはスパイダーマンの登場に期待しつつ、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)との関連性などにも注目されていました。

しかし映画の公開直前に新型コロナウイルスのパンデミックが始まり、映画は延期。以降幾度となく公開と感染の波が重なり、最終的には本来予定されていた時期よりも2年遅れの公開となりました。

その間にもリリースされていく新たな予告映像にはスパイダーマンのイースターエッグが含まれ、ファンの期待を煽り続けました。が、実際に公開された映画にはそれらのシーンがまったく含まれておらず、監督はあの予告が自分の撮ったものではなく、ソニーが制作したものだと説明しました

また、ポストクレジットシーンがMCUと矛盾している点も指摘されていますが、こちらもソニーの意向で変更されたと説明されました。

SSUは2023年にヴェノムやモービウスと同じくスパイダーマンのヴィランを主人公とした「クレイヴン・ザ・ハンター」やスパイダーウーマン達の実写化となると言われている「マダム・ウェブ」の公開が控えています。

映画「モービウス」は米国のNetflixにて配信中です。

マーク・ラファロさんが映画「アベンジャーズ/AoU」で幻に終わったバーサーカー・ハルクが戻る可能性について言及

マーベル・スタジオ制作のドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」に出演したマーク・ラファロさんが、海外メディア Entertainment Weekly とのインタビューの中で、映画「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」に登場する予定だったバーサーカー・ハルクが戻ってくるかもしれないと示唆しました。

sponsored link
 

ラファロさんはインタビューの中で「この世界のクールなところは、何にでもなれる所です。5年後には何にでも、その時々の適切なものに完全に変身している事でしょう。見送られた『バーサーカー・ハルク』や『ワールド・ウォー・ハルク』に戻るかもしれないね。どこにでも行けるんです。それがエキサイティングなところ。最初から今まで5つの異なるバージョンを演じてきたから、自分にとっても面白いし、他の人たちにとっても面白いと思ってもらえるんです。」と述べました。

「バーサーカー・ハルク」については、「エイジ・オブ・ウルトロン」公開当時のインタビュー(ScreenRant)にてその存在が明らかになっていました。

それによると、バーサーカー・ハルクはワンダにマインドコントロールを受けたハルクが灰色の体色になり、目は赤く充血し、歯は曲がり、よだれを垂らしているような凶暴なハルクになる予定だったと言います。しかし、観客がコミックのグレイ・ハルクとの混同の可能性を考慮して結局この計画はなくなったそう。

マーク・ラファロさんが考えるように、今後のハルクの可能性についてファンは様々な議論を交わしています。

最も注目されているのは噂にも出ているように映画「ワールド・ウォー・ハルク」の物語が展開されるというもの。ただしコミックの「ワールド・ウォー・ハルク」を現状のMCUに当てはめる事はかなり難しいものです。

「プラネット・ハルク」そして「ワールド・ウォー・ハルク」の発端はハルクの危険性を重く見たアイアンマンやドクター・ストレンジ達イルミナティがハルクを宇宙に追放した事。サカールに到着したハルクはそこで奴隷剣闘士となりコーグやミーク達と出会いウォーバウンドを結成、後の妻カイエラとも出会いました。サカールを支配していた非情なレッドキングを退けたハルク達、ハルクが乗ってきた宇宙船は救世主の船として記念碑になっていました。ところがこの船が大爆発し、カイエラが死亡。怒り狂ったハルクはウォーバウンドを引き連れ地球に戻り、X-MEN、アベンジャーズ、ファンタスティック・フォー、イルミナティといった面々に復讐を果たしていきます。

しかし、「シーハルク」の2話の展開ではハルクがサカールに向かっているであろう事は予測出来るものですが、追放でもありませんし、船もサカールのものであって、何らかのトラブルがあっても怒りの矛先が地球のヒーローに向かうとは考えにくいものです。

また、アボミネーション/エミル・ブロンスキー役のティム・ロスさんのインタビューなどが、ハルクが「シーハルク」の間に地球に戻ってくる事を示唆しており、それほど長い旅にはならない可能性があるようです。

MCUのハルク、というかブルース・バナーには「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」で地球を脱出して以降、「マイティ・ソー/バトルロイヤル」でソーと再会するまでの記憶がなく、この間にサカールで結婚し、子供を設けている可能性は十分に考えられます。「ワールド・ウォー・ハルク」の物語の大半をすっ飛ばして、カイエラとの間に生まれた息子スカーとの物語が描かれていくのかもしれません。

今後もスマート・ハルクが維持されるのか、ラファロさんが指摘するようにバーサーカー・ハルクが戻ってくるのか、今後のブルース・バナーの動向には注目となりそうです。

ドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」シーズン1はディズニープラスで配信中、次回、第4話は 2022年9月8日 配信予定です。

ソース:Mark Ruffalo loves how She-Hulk finally addressed that Edward Norton used to be the Hulk

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」、レイバーデー週末興行収入のトップから陥落

ソニー・ピクチャーズのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の The More Fun Stuff Version が米国にて公開され、現地時間月曜日の午前にレイバーデーの週末興行収入の結果が発表されました。それによると、土曜日時点のデータで1位を記録していた「ノー・ウェイ・ホーム」ですが、最終的に「トップガン マーヴェリック」に追い抜かれてしまったと報じられています。

sponsored link
 

海外メディア Deadline によると、今夏2番めに振るわなかったこの週を最終的に制したのは「トップガン マーヴェリック」。さらに、2位には「ブレットトレイン」が浮上しており、土曜日時点で1位だった「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」The More Fun Stuff Version は最終的に3位の位置に落ち着いたと報じています。

トップガンが前日比+60%となっている反面、スパイダーマンはー60%と対称的な数値を記録しており、スパイダーマンの観客が土曜日のナショナル・シネマデーに集中し、ほとんどの観客がフルプライスではなく3ドルで映画を見たと記事は分析しています。

「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」The More Fun Stuff Version のオンライン上のファンの反応は賛否両論になっており、良かったとするものから無価値だったするものまで二分されているようです。

ポジティブな意見としては「もう一度大画面で見ることが出来てよかった」、「ピーターの同級生のシーンは価値があった」などの声があげられる一方で、ネガティブな意見としては以下のようなものが見受けられています。

※これより先は映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」The More Fun Stuff Versionのネタバレを含んでいます。ご覧の際はご注意ください。

@GermainLussier 氏は、拡張されたカットの多くは「ヴィランが到着する前の段階」にあると指摘、これにより映画のテンポが悪くなり、カットされた理由がわかるとしています。

@DoomBlazer23 氏@RangassamyJ 氏は、 この映画は「More Fun」ではない、つまり楽しくないとし、理由として追加シーンの大半はピーターを苦しめ、憂鬱にするだけであり「More Mid」や「More Depressing」と名付けるほうがふさわしいとしています。

ファンがこのエクステンデッド版に何を期待していたかによってその反応は様々なようですが、実際にオリジナル版は高評価を得て記録も打ち立てています。そして詳細は不明ながらも、スパイダーマンの物語はまだ続くことが発表されているため、4作目が「ノー・ウェイ・ホーム」よりも「More Fun」になることに期待したい所です。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」The More Fun Stuff Version は 2022年9月9日 日本劇場公開予定です。

ソース:‘Top Gun: Maverick’ Silences ‘Spidey’ For No. 1 Labor Day Win; Tom Cruise Pic At $701M, Ahead Of ‘Black Panther’; Nat’l Cinema Day Fuels 10.5M Weekend Admissions – Monday AM Box Office Update

映画「ソー:ラブ&サンダー」よりフリッガとベイビー・ソーのコンセプトアートが公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ソー:ラブ&サンダー」より、赤ちゃんのソーと母親フリッガのコンセプトアートが公開されました。コーグが語るソーの物語のシーンで短い時間だけ登場したフリッガのバトルドレスをじっくり鑑賞する事が出来ます。

sponsored link
 

アートはアーティストのジョネイ・バカラドさんが自身のInstagramで公開したもの。

バカラドさんは「若き日のフリッガと赤ん坊のソーのオリジナルコンセプト。これはとても楽しい仕事でした。コーグのプロローグでは、ママの戦いが描かれていて、ベイビーソーもママに加わります。若き日のフリッガは、@chaniqueg が素晴らしいキャスティングで演じてくれました」とコメント。

若き日のフリッガを演じたチャニク・グレイリングさんは自身のInstagramにて撮影の舞台裏写真を公開しています。

また、The Direct によると、ベイビー・ソーを演じたのはディズニーのCEOボブ・チャペック氏の孫にあたるキャメロン・チャペックちゃんとの事です。

映画「ソー:ラブ&サンダー」の Blu-ray、4k UHD は 2022年9月27日 米国発売予定、日本は10月26日発売予定。日本のディズニープラスでの配信は 2022年9月8日16時からの予定となっています。

映画「デッドプール3」、モリーナ・バッカリンさんが復帰の可能性について言及

現地時間の9月4日にアトランタで開催されたドラゴンコンのパネルに出席したモリーナ・バッカリンさんが、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール3」でヒロインのヴァネッサを再演する可能性について語ったと、海外メディア The Direct が報じました。

sponsored link
 

ファンからの「デッドプールがタイムラインを変更することは、彼女のキャラクターが3作目に登場することとイコールなのか」との質問に対して、バッカリンさんは「まったくわからないわ。今、脚本を書いているところと聞いています。私はいつも最後に知ることになるんです。私は・・・何か情報があればいいんですが・・・本当にありません。でも、復帰できたらそれは素晴らしいことだと思います。」とこたえました。

また、ヴァネッサは元々二作目で退場するはずだったと次のように語りました。

「2作目を撮影したときは、私はただ死ぬだけだったと思います。何度か試写上映した後、このタイムライン的なものを含むように変更されたので、ファンがまた彼女に会いたがっている良いサインだと思います。実現するかどうかは、私には決められませんけどね。」

7月に開催されたSDCC2022ではMCUに関する情報が大量に公開されましたが、デッドプール最新作に関する情報はありませんでした。しかし、デッドプールを演じるライアン・レイノルズさんが撮影のためのトレーニングに入ったことをトレーナーが示唆しており、作品の開発は水面下で着々と進んでいるようです。

今週開催されるディズニーのイベント「D23 Expo 2022」にて何らかの発表があるのでしょうか?

本作は映画「フリーガイ」などのショーン・レヴィ監督のもと、レット・リースさん、ポール・ワーニックさんが脚本を執筆中。先日はソーを演じるクリス・ヘムズワースさんが「デッドプール3」にカメオ出演したいとも明かしています。

映画「デッドプール3」の公開時期は未定です。

ソース:Deadpool 3: Morena Baccarin Addresses If She’ll Return as Vanessa

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」The More Fun Stuff Version が米週末興行収入でトップに

9月2日より米国の映画館にて公開されたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」The More Fun Stuff Version がレイバーデイの週末に米国興行収入で1位を記録したと、海外メディア Variety が報じました。

sponsored link
 

記事によると、ソニーは11分間の映像を追加して映画を再リリースし、一部のコミックファンを魅了。週末に3935の劇場から600万ドルを集めました。「ノー・ウェイ・ホーム」は、月曜日に760 万ドルで週末を終えると予想されています。

この期間、特にメジャーな作品の公開がなかったこと、そして9月3日のナショナル・シネマズ・デーによる映画チケットがわずか3ドルで入手出来るというサービスも相まった結果と指摘し、ソニーは賢い選択をしたと伝えています。

なお、2位はロングヒットを続けている「トップガン マーヴェリック」で、米国では旧作が1位2位を占める結果となりました。3位は「ブレットトレイン」と「DC がんばれ!スーパーペット」の争いになっています。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」The More Fun Stuff Version は 2022年9月9日 日本劇場公開予定です。

ソース:‘Spider-Man: No Way Home’ Tops Dismal Box Office After Nine Months Away