ドラマ「ワンダヴィジョン」、黒幕がファン理論と合致しなかった理由をプロデューサーが明かす

先日、ディズニープラスで最終話の配信を終えたドラマ「ワンダヴィジョン」の脚本とエグゼクティブ・プロデューサーをつとめるジャック・シェイファーさんが、本作の黒幕が多くのファン理論で挙げられたキャラクターたちでなかった事について、海外メディア Deadline とのインタビューの中で言及しました。

※この先はドラマ「ワンダヴィジョン」のネタバレを含んでいます。ご注意ください。

シェイファーさんはインタビューの中で以下のように語っています。

このシリーズにスーパーヴィランは必要ないと思っていました。大きな問題は悲しみです。それは私達が最初から話し合っていた事でした。そこでワンダが立ち直る促進剤として、アガサ・ハークネスという形のボーナスのヴィランを投入しました。それについては良かったと思います。

本作のヴィランがメフィストのような壮大な敵ではなかった理由として、そもそもがワンダの悲しみの物語であることを明かしました。

また、直接繋がると言われていた「ドクター・ストレンジ」の続編との関係について、他の作品の事はまったく知らされていないとした上で、「私はドクター・ストレンジが好きです。続編でワンダと一緒にスクリーンに映る彼を見るのが楽しみです」と、ファンと同じポジションにいることを示唆しました。

そして、セカンドシーズンについては「ケヴィンが言ったとおりです。今の所計画はありませんが、マーベルの世界は何が起こるかわかりません。」とコメントしました。

ドラマ「ワンダヴィジョン」はディズニープラスで全話配信中です。

ソース:‘WandaVision’ EP & Head Scribe Jac Schaeffer On Scarlet Witch’s Grief & Who Didn’t Show Up In “The Series Finale” – Q&A

ペッパー・ポッツ役グウィネス・パルトロウさん、MCUへの復帰に対して条件付きの意欲を見せる

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)でペッパー・ポッツを演じていたグウィネス・パルトロウさんが、海外メディア People の番組内で、MCUへの復帰について心境を明かしました。その中でパルトロウさんは「少しだけなら」と復帰に対する姿勢を見せています。

番組の中でパルトロウさんはペッパー・ポッツの再演について「1日か2日で終わる小さなパートなら、引き受けられると思います」とコメントしました。

パルトロウさんは以前から俳優業への興味が減ってきている事を明かし、自身のライフスタイルブランド「Goop」の経営もあり俳優業を縮小、2015年の「チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密」以降はMCUにおけるペッパー・ポッツのみの映画制作となっていました。

今後もしばらくは俳優業を本格的に再開する予定でもないものの、MCUへのカメオ出演はオファーが来ればという姿勢を維持しているようです。

今後のMCUではアイアンマンの系譜とも言えるドラマ「アーマー・ウォーズ」とドラマ「アイアンハート」が計画、発表されており、ペッパーの登場余地はまだまだありそうです。また、MCU的に気になる存在であるモーガン・スタークの母親としてもペッパーの存在は不可欠となっています。

ドラマ「アーマー・ウォーズ」、ドラマ「アイアンハート」はともにディズニープラスオリジナル作品として制作中、配信日は未定です。

ソース:Gwyneth Paltrow Says She Would Return To Marvel on One Condition

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」の新トレーラーが2本公開

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」の新たなトレーラーが2本公開されました。15秒の短い動画「Plan」編と舞台裏を交えた60秒の動画「Co-workers Featurette」編になります。

サムのレッドウィングやバッキーのヴィブラニウムアームも健在なようです。

『アベンジャーズ/エンドゲーム』のラストで受け継がれた想い―これは、新たなキャプテン・アメリカの誕生を巡る物語。盾を継承したものの、その重責に悩むファルコンは、ウィンター・ソルジャーと全世界を揺るがす事件に巻き込まれていく…。

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」は 2021年3月19日 よりディズニープラスにて配信予定です。

映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3」アダム・ウォーロック役募集の情報に監督は否定

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー vol.3」は脚本は完成している事が明かされており、現在撮影の準備を進めています。そんな中、海外メディア Illminerdi が独占スクープとして、本作でアダム・ウォーロック役として俳優を募集していると報じました。

記事によると、スタジオはザック・エフロンさんのような30歳前後のヒーロータイプの白人俳優を探しているとしており、アダム・ウォーロックとしての役割を演じると伝えています。

しかしこの記事を引用して、ガーディアンズシリーズのジェームズ・ガン監督は「Vol.3のキャスティングは進行中ではありません。 また、どのような世界で、金色の肌のキャラクターに対して「白人」だけをキャスティングするのでしょうか?また、ザック・エフロンのようなタイプが欲しければ、ザック・エフロンのところに行けばいいのではないでしょうか?こんなナンセンスなことをどこでやっているんでしょう?」と否定するようなツイートをしました。

確かにどうせ金色にボディメイクするのであれば、白人に限ってキャスティングするのはあまり意味がありません。

監督は今回の報道を否定する形になりましたが、ガーディアンズ2作目のラストでは、ソヴリンの女王アイーシャがガーディアンズへの復讐のために「アダム」を産むシーンで幕を閉じたため、今後の登場は想像に難くありません。

コミックのアダムは地球からはるかに遠い場所「ビーハイブ」と呼ばれる地で悪の科学者集団「エンクレイヴ」によって作り出された人造人間です。しかしエンクレイヴが自分のような存在を量産し、世界征服を目論んでいる事に気づいたアダムは脱走。その後、ハイ・エボリューショナリーに出会った際にまだ名前のなかった彼に「ウォーロック」という名を与えられ、そしてさらに額にソウルジェム(MCUでいうソウルストーン)を埋め込まれ、ソウルジェムの守護者として死と再生を繰り返すようになりました。さらにその後、カウンター・アースと呼ばれるもうひとつの地球でアダムという名で呼ばれるようになり、アダム・ウォーロックという名前が完成しています。

ソウルジェムの守護者であることから、映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」に登場すると思われていたアダムですが、ソウルストーンはまったく別の設定になり、アダム・ウォーロックが登場することはありませんでした。

監督はガーディアンズ1作目においてもコミックのアダムの繭をイースターエッグとして登場させており、アダム・ウォーロックに関するキャスティング情報は否定されたものの、アダムの登場自体はかなり可能性が高いと見られています。今後の情報には要注目です。

映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3」の公開日は未定です。

ソース:GUARDIANS OF THE GALAXY VOL. 3: ADAM WARLOCK CURRENTLY BEING CAST FOR UPCOMING BLOCKBUSTER: EXCLUSIVE

ドラマ「ワンダヴィジョン」、初期の頃はアーロン・テイラー・ジョンソンさんの起用を考えていた事を監督が明かす

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダヴィジョン」のマット・シャックマン監督が海外メディア Comicbook.com とのインタビューの中で、初期の段階ではアーロン・テイラー・ジョンソンさんの起用を考えていた事を明かしました。

※この記事にはドラマ「ワンダヴィジョン」の重大なネタバレが含まれています。ご注意ください。

監督によると、「アーロン・テイラー・ジョンソンをクイックシルバーとして復活させる事について、開発の初期段階で話し合いがありました。」との事。もともとは映画「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」で亡くなった本物のピエトロが戻ってくる予定だったことを明かしました。

「しかしそれはかなり早い段階で除外され、アガサが偽のピエトロを世界に持ち込み、ワンダの問題をさらに進める事にしました。そのため、リキャストのピエトロを登場させることは、メタレベルではうまくいきましたし、テーマ的にも意味がありました。悲しみは判断を曇らせ、信じられないようなことも信じるようになります。もしこれが私の弟なら、たとえ彼が私の弟であることを知らないし、感じないとしても、彼がとても恋しいので、喜んで受け入れるだろう、という事です。」と続けました。

ニセトロに関しては様々なファンのリアクションがあり、結局マルチバースでもなければX-MENでもなかった事に落胆するファンがいた事についても、監督は「そこに失望したクイックシルバーファンがいることを私は知っています」とコメントしました。そして、「それは最終的に非常に多くの異なるレベルで機能したので、私たちが下した決定に満足しています。」と心境を明かしました。

マルチバースという概念がMCUに登場して以降、多くのファンがその言葉に翻弄されています。6月にはドラマ「ロキ」の配信を控えているため、さらに翻弄されることになるかもしれません。

ドラマ「ワンダヴィジョン」はディズニープラスで配信中です。

ソース:WandaVision Considered Bringing Aaron Taylor-Johnson Back as Quicksilver

バッキー・バーンズの誕生日をお祝いして、セバスチャン・スタンさんがシビル・ウォーの舞台裏写真を公開

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」の主人公の一人、ウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズは1917年3月10日に生まれで104歳の誕生日を迎え、それを祝してMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)でバッキーを演じるセバスチャン・スタンさんが映画「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」の舞台裏写真を公開しました。

スタンさんは自身のInstagramにて写真1枚と動画2本を共有。

「誕生日おめでとう、おじいさん!僕たちはとても興味深い戦いの経験をしてきました。髪型もね。」とヘアメイク時の姿と、アクションスタントの練習をしている動画を公開しています。

バッキーもワンダに負けず劣らず過酷な経験をしトラウマを抱えているはずのキャラクターですが、その内面が描かれる機会はこれまであまりありませんでした。フェーズ4以降はどのような内面を見せてくれるのでしょうか。

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」は 2021年3月19日 よりディズニープラスにて配信予定です。

キャスリン・ハーンさん、今後のMCUでもアグネスを演じたい事を明かす

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダヴィジョン」で「おせっかいな隣人」アグネスを演じたキャスリン・ハーンさんが、海外メディア ニューヨーク・タイムズ とのインタビューでこの先アグネスを再演したい気持ちを明かしました。

※この記事にはドラマ「ワンダヴィジョン」のネタバレを含んでいます。ご注意ください。

インタビューの中で、今後のMCUにアグネス再登場する可能性について聞かれたハーンさんは「わかりません。マーベル・スタジオは本当に口が堅いんです。でも私は再演したい。アグネスがとても大好きなんです。」と答えました。

また、アグネスのラストシーンについて、「アグネスは少し休む必要がありました。彼女はとても落ち着きがありませんでしたし、彼女は非常に長い間、とても孤独だったと思います。彼女は交際が大好きで、郵便配達員、ラルフ、ドッティが大好きです。今はコルセットを緩めて座って、マフィンを食べながらラテを飲んでも大丈夫だと思います。」と心境を明かしました。

コミックとは少しテイストの違う師弟関係のような形におさまったアグネスとワンダですが、ワンダが「必要になれば会いに来る」と言ったように再登場の可能性はありそうです。

ドラマ「ワンダヴィジョン」はディズニープラスで配信中です。

ソース:Kathryn Hahn Talks About Her Insidious, Perfidious Role on ‘WandaVision’

敵は三大勢力の一部?ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」の新トレーラー”Strong”編が公開

配信開始が迫っているMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」の新しいトレーラーが公開されました。Strongと名付けられたこのトレーラーは約30秒ではありますが、初公開のシーンが多く、サムとバッキーが敵の正体を探るシーンが印象的になっています。

サムが「敵が強すぎる。三大勢力の一部かもしれない」と言うと、バッキーが「三大勢力?」と聞き返します。サムの説明ではこの世界の三大勢力は「アンドロイド、エイリアン、ウィザード(魔法使い)」との事。そしてドクター・ストレンジの名前をサムが持ち出すと、バッキーは「ストレンジはソーサラー(魔術師)だろ」と反論。するとサムは「ソーサラーは帽子を脱いだウィザードだ」と得意げな顔でさらに反論しました。

今年の2月、第55回スーパーボウルにて公開されたトレーラーではサムとバッキーがにらめっこをするようなシーンも公開されており、シリアスな展開の中にコメディも交えて制作されているようです。

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」は 2021年3月19日 よりディズニープラスにて配信予定です。

ドラマ「ワンダヴィジョン」は元々10話あったと監督が明かす ─ 削除シーンでは悪魔との戦いも

ドラマ「ワンダヴィジョン」のマット・シャックマン監督が、ケヴィン・スミス氏の Fatman Beyond にオンライン出演し、本作はもともと10話構成で制作が進められていたことを明らかにしました。また、番組の中では「ワンダヴィジョン」の削除されたシーンについても言及しました。

※この記事には「ワンダヴィジョン」のネタバレが含まれています。ご注意ください。

番組の中で監督は以下のようにコメントしました。

物事は絶えず変化していたし、壊れては再構築されていました。物語は変化し、特に現実の世界の多くのものとフィナーレは変更されました。多くの実験が行われ、さまざまなことを試していました。10話を予定していた時期もありましたが、結局2話をバラバラにすることにしました、リズムを少しでも良くするためにね。そしてもちろん、アトランタでパンデミックにより私たちが数ヶ月休むことになったので、ポストプロダクションを行っている間にさらに変化し、アイデアが浮かび上がり、その結果として小さな変化が起こりました。

以前にエージェント・ロドリゲス役のセレナ・アンデューズさんが所属するタレント事務所がFacebookに投稿した画像ではエピソード10があることが示唆されており話題になりましたが、彼女が撮影した時点では10話構成で撮影されていたのが真相という事になりそうです。

また、ビリー&トミーとモニカ、ダーシー、ラルフ・ボーナー(ニセトロ)がアガサ・ハークネスの地下室からダークホールドを盗もうとするシーンも撮影した事を明かし、その際に悪魔として本性をあらわしたセニョール・スクラッチーと戦う予定だったと明かしました。これは素晴らしいシーケンスで役者の演技も最高でしたが、しかし時間内にVFXが完成しないと判断し、このシーンは削除し変更されたとの事です。

うさぎのスクラッチーは大方の予想どおりただのうさぎではなかった事が明かされましたが、最終的には制作時間の都合であまり描かれなくなったようです。

新型コロナウイルスは「ワンダヴィジョン」の配信スケジュールに関して、他の作品に比べ大きな影響を与えていないように見えていましたが、その内容には大きく影響を与えてしまっていたようです。

ドラマ「ワンダヴィジョン」はディズニープラスで全話配信中です。

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」から4人のキャラクターポスターが公開

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」からキャラクターポスターが公開されました。今回公開されたのはファルコン/サム・ウィルソン(演:アンソニー・マッキー)、ウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ(演:セバスチャン・スタン)、エージェント13/シャロン・カーター(演:エミリー・ヴァンキャンプ)、ヘルムート・ジモ(ダニエル・ブリュール)の4人となっています。

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『アベンジャーズ/エンドゲーム』のラストで受け継がれた想い―これは、新たなキャプテン・アメリカの誕生を巡る物語。盾を継承したものの、その重責に悩むファルコンは、ウィンター・ソルジャーと全世界を揺るがす事件に巻き込まれていく…。

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」は 2021年3月19日 よりディズニープラスにて配信予定です。