マーベル・スタジオ代表がNetflixのマーベルキャラクターに言及

マーベル・スタジオの代表ケヴィン・ファイギ氏が海外メディアとのインタビューでマーベル・テレビジョンが制作したNetflixドラマのキャラクター達について言及しました。MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)以外のドラマキャラクターについて公式に言及されるのは初めてとなります。

海外メディア The Hollywood Reporter とのインタビューでファイギ氏は次のように述べています。

すべてがボード上にあります。コミックの楽しい点の1つは、キャラクターが現れたり消えたり、行き来したりすることです。すべてが未来へのインスピレーションです。これらのドラマにも素晴らしいキャラクターや俳優がいます。

また、Collider とのインタビューではMCU版「スパイダーマン3」にNetflix版デアデビルを演じたチャーリー・コックスさんがキャスティングされたという噂に対して

私は、それが私たちの映画であるかどうか、それがマーベルエンターテインメントTVシリーズであるかどうか、コミック、ビデオゲーム、アニメであるかどうかにかかわらず、以前に起こったことをすべて見ています。特にコミックは何年も前からチェックしています。

と、過去のマーベル作品は映画やドラマ、アニメ、ゲームに至るまでチェックしていると回答しました。

かねてよりNetflixのマーベルキャラクターや、ドラマ「エージェント・オブ・シールド」のキャラクターは、MCUへの登場に期待が集まっている注目の話題でしたが、これまでマーベル・スタジオが公式に触れた事はありませんでした。

例えば米ABCのドラマ「エージェント・オブ・シールド」からはクエイク/スカイ/デイジー・ジョンソンがドラマ「シークレット・インベージョン」に登場する噂があり、先日はドラマ「シーハルク」にもNetflixでドラマ化されていた「ジェシカ・ジョーンズ」が登場するという噂が報道され、近年MCU以外で活躍していたキャラクターたちの今後が注目されています。

現在、MCU以外でデビューしたキャラクターが俳優さんをそのままにMCUに登場するのは、デッドプールのみが公式に発表されています。ブレイドはMCU以外でデビューしたキャラクターですが、俳優さんはウェズリー・スナイプスさんからマハーシャラ・アリさんへと変更されています。また、先日はファンタスティック・フォーの制作が公式発表されましたが、こちらはキャスティングは明かされていません。

MCUにディフェンダーズが登場する日は来るのでしょうか。今後の続報に期待です。

ソース:Marvel CCO Says Netflix’s Defenders Characters Are On the Board For Potential MCU Return

ドラマ「ムーンナイト」にメイ・キャラマウィさんがキャスティングされたと報じられる

マーベル・スタジオが制作予定のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ムーンナイト」にメイ・キャラマウィさんがキャスティングされたと、海外メディアの The Hollywood Reporter が報じました。

記事によると、「ムーンナイト」に新たにエジプト人を父に持つメイ・キャラマウィさんがキャスティングされたが、役柄は不明だと伝えています。

キャラマウィさんはHuluドラマ「ラミー 自分探しの旅(原題:Ramy)」でアメリカで生活するムスリムの役を演じています。エジプト起源のパワーを持つ「ムーンナイト」に登場するには適任と言えそうです。ちなみに「Ramy」には制作を控えている映画「ブレイド」の主演を務めるマハーシャラ・アリさんも出演しています。

「ムーンナイト」はオスカー・アイザックさんが主演を務める予定で、制作にはモハメド・ディアブ氏、ジャスティン・ベンソン氏、アーロン・ムーアヘッド氏が起用されています。

ドラマ「ムーンナイト」はディズニープラスで全6エピソード配信予定です。

ソース:Marvel’s ‘Moon Knight’: May Calamawy Joins Oscar Isaac in Disney+ Series (Exclusive)

ドラマ「ワンダヴィジョン」、公式から新たなポスターが公開 ─ 二人目のモニカ・ランボー?

ドラマ「ワンダヴィジョン」の第1話配信を2日後に控え、公式Twitter(@wandavision)が新たなポスターを公開しました。その公開されたポスターは、モニカ・ランボーを演じているテヨナ・パリスさんのこれまでとは異なるバージョンの画像でした。

以前より公開されているモニカと並べるとこのような感じです。

©2021 MARVEL

左がトレーラーなどでも見てきたモニカで、右が新たに公開されたモニカ。以前のポスターの下のテレビに映っているのは誰だろうと思っていましたが、これもモニカだったようです。

そして、テヨナ・パリスさんが海外メディア comicbook とのインタビューで奇妙な発言をしていました。

最初の数回のエピソードで、あなたはジェラルディンに会ったと言えます。それで、これとワンダやヴィジョンとの関係性を探っていくのは、この番組の楽しみの一つです。それってモニカなの?それともジェラルディンって言った?誰なの?というのは、番組を観ているうちに、それを解明しようとするワクワク感の一部だと思います。 ジェラルディンとモニカの間には明確なコントラストがありますが、どのようにして、なぜなのかはショーが進むにつれて謎が深まって行きます。

ここで言われるジェラルディンとは一体だれなのか、海外ファンの間ではさっそく議論になっていて、大きくわけて2つの考察が出ているようです。

1つは、「現実世界のモニカと、ワンダの世界に入り記憶をなくしてジェラルディンという名で生活しているモニカ」とする説。トレーラーでは自分が誰だか分からないというモニカが紹介されており、なるほどありえそうだと思わせる考察です。

もう1つは、「モニカ本人と、スクラル人タロスの娘」説です。ジェラルディンとはタロスの娘の名前ではないかとするもので、IMDbを見てみても映画「キャプテン・マーベル」の際にはキャラクターに名前はありませんでした。しかし、タロスと妻のソレンは地球で任務に当たっていたため、娘も地球で暮らしていても不思議ではありません。

なお、marvel.comのコミックの豊富なキャラクターが掲載されているキャラクターリストでGeraldineを検索してみてもヒットしませんでした。marvel fandomで調べてみるとジェラルディン・クインビー(Earth-616)というキャラクターがヒットしましたが、コミック「キャプテンマーベルVol7#4 」(2012年9月)に登場した第二次大戦中の女性パイロットのようですが、ドラマとの関連性は不明です。

果たしてこの人物は何者なのでしょうか。ドラマ「ワンダヴィジョン」は 2021年1月15日 17時にディズニープラスで配信スタートです。

ソース:WandaVision: Teyonah Parris Explains Dual Monica Role After Captain Marvel

ディズニープラスのマーベルドラマ、エピソード数や時間が明らかに

マーベル・スタジオが制作するディズニープラスで配信予定のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマについて、スタジオ代表のケヴィン・ファイギ氏がエピソード数やエピソードごとの時間について、海外メディア Collider とのインタビューの中で明かしました。

ドラマ「ワンダヴィジョン」のプレスイベントの中でインタビューに応じたファイギ氏は作品のランタイムについて尋ねられ、「私たちはドラマを6時間のエピソード、または9~10話ほどの30分のエピソードとして開発することを考えています。」と回答しました。

また、「ファルコン&ウィンター・ソルジャーは30分でしたが、ストリーミングであり、ディズニープラスでもあり、ルール自体は曖昧になっています。23分になることもあれば、もっと長くなることもあるでしょう。例えばシー・ハルクは全10話の30分エピソードとして開発しています。そのうちいくつかは長くなり、いくつかは短くなっています。ロキやファルコン&ウィンターソルジャーは40~50分のエピソードが全6話構成として開発されています。」と明かしました。

つまり1シリーズ6時間を目安に開発し、作品ごとに展開を考えてエピソード数を分割しているとの事。ディズニープラスで配信されているスターウォーズのドラマ「マンダロリアン」のように、テレビ向けのドラマと違って時間に関して柔軟な調整が出来ているようです。

6時間と言えば映画約3本分であり、その第一弾となる注目のドラマ「ワンダヴィジョン」が今週金曜日から配信開始となります。プレス向けに先行公開された3話分の反応は高評価で、MCUの新たなスタートとして好意的な意見が多いとも報じられています。

ドラマ「ワンダヴィジョン」は 2021年1月15日 17時より日米同時配信スタートです。

ソース:How Long Are Marvel’s Disney+ Shows? Kevin Feige Talks ‘Loki’, ‘Falcon and the Winter Soldier’, and ‘She-Hulk’

マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ氏が「アベンジャーズ映画は帰ってくる」事を示唆

今週金曜日から配信が始まるドラマ「ワンダヴィジョン」からMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のフェーズ4がいよいよ幕開けとなりますが、マーベル・スタジオのボス、ケヴィン・ファイギ氏は海外メディア IGN とのインタビューで、今後「アベンジャーズ」映画が帰ってくることを示唆しました。

IGNが映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」に続く、あらたな「アベンジャーズ」映画を目にできるのかどうかファイギ氏にたずねると、「もちろんそう考えなくちゃいけないでしょう。ある時点では“イエス”と言えるね」と答え、「いいタイトルだね。使えそうだ」とジョークを交えて答えました。

現在フェーズ4とフェーズ5で発表されているタイトルにアベンジャーズの名を冠した映画はありません。公式に発表されているクロスオーバーとしては、「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」にワンダが登場すること、「ソー/ラブ&サンダー」にガーディアンズが登場することなどがあり、ソーについては海外メディアでアベンジャーズ4.5やアベンジャーズ5とも呼ばれる大型クロスオーバーになるだろうとも言われています。

しかし、2012年の「アベンジャーズ」1作めのメンバーのうち、キャプテン・アメリカ、アイアンマン、ブラックウィドウはフェーズ3でそれぞれの結末を迎え、ホークアイは今後配信されるドラマ「ホークアイ」でケイト・ビショップへとバトンを渡す事が発表されています。

果たしてMCUお決まりの締めのテロップのように「Avengers will return」となるのでしょうか。注目のMCUフェーズ4は今週金曜日、2021年1月15日17時 からディズニープラスでドラマ「ワンダヴィジョン」をもって開幕となります。

ソース:There Will Be More Avengers Movies “At Some Point,” Says Marvel’s Kevin Feige (邦訳記事はこちら)

マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ氏が「X-MEN」の進捗状態を明かす

昨年末にマーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)シリーズに「ファンタスティック・フォー」が参戦することが正式に発表され、ファンタスティック・フォーやアベンジャーズと並ぶ重要なヒーローチーム「X-MEN」がどうなるのかは、マーベルファンがとても気になっている所。海外メディア ScreenRant はスタジオのボス、ケヴィン・ファイギ氏にインタビューで「X-MENはいつになりますか?」とたずね、氏が回答しました。

私がX-MENをどれだけ愛しているかはよくご存知でしょう?実際の発表までは何もお伝えできませんが、安心してお待ちください。社内でずっと議論を続けています。

と、企画の準備が進行中であることを明かしました。

「X-MEN」は20世紀FOXが映画化し大ヒットとなった映画シリーズですが、ディズニーの買収によりFOX制作のシリーズは「ニュー・ミュータンツ」で最後となり、ディズニーの子会社であるマーベル・スタジオの元で新たに制作されるだろうと言われていました。

ケヴィン・ファイギ氏の映画キャリアは2000年に公開された映画「X-MEN」で制作助手として加わったことからスタートしており、その後3作目の「X-MEN:ファイナルディシジョン」まではX-MENと共に映画製作に携わっていました。自身のデビュー作でもある「X-MEN」をMCUで登場させるために入念に準備を進めていると言ったところでしょうか。

X-MENのスピンオフ映画「デッドプール」に関しては主演をFOXバージョンのままライアン・レイノルズさんが続投し、現在脚本が執筆中であることも明らかになりました。デッドプールとX-MEN、どちらが先に公開になるかは不明ですが、彼らが登場するための種は既に蒔かれているとも以前に発言しており、今週から始まるMCUフェーズ4では徐々に明らかになってくるのかもしれません。

ソース:X-Men Reboot Plans Still Under Discussion at Marvel Studios

ラムロウ役フランク・グリロさん、映画「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」で危険なスタントに挑戦したのは「スカーレット・ヨハンソンのせい」と明かす

2014年に公開されたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」に登場したブロック・ラムロウを演じたフランク・グリロさんは、作中の危険なスタントに挑んだのは、同作で共演するスカーレット・ヨハンソンさんのせいであると語りました。

海外メディア Collider とのインタビューの中で、グリロさんは「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」の冒頭の降下シーンについて以下のように話しました。

「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」をやっていて、 ロングビーチの空母に乗っていたです。だから、いくら海抜何階建ての船でも…150フィートの高さにあるんですよ?デッキにはクレーンがありましたが、そのクレーンはさらに150フィート上にあったので、海から300フィート上にいることになります。基本的に私たちはクレーンにクリップでつっこんで、船の上に飛んでいるように見せかけて落とされる撮影でした。私はそれをするつもりはありませんでした。私は「そんなことはしない!スタントマンにやらせよう。私はやらない!」と言ったんです。ところがスカーレット・ヨハンソンが言ったんです、「じゃあ私がやるわ」って。で、彼女が飛びに行って、結局私がやることになったんです(笑)。 映画の中では彼女の後ろに飛んでいくんだと思います。で、彼女は飛ばなかったんだけど、私はとても怖かったからパンツの中にウンコが入ってました。しかも、真っ暗だったんですよ。真夜中でした。

漏らしてしまうほど怖い撮影だったようですが、公開された映画ではキャップが飛行機からダイブするシーンのみで、残念なことにラムロウが飛び降りるシーンはありませんでした。船に到着したキャップの一連の戦闘のあと、パラシュートで優雅に着地するラムロウの姿を確認することが出来ます。

フランク・グリロさんはMCUのアニメ「WHAT IF…」にも登場する事を明かしていますが、ラムロウは「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」で死亡したため、MCUのメインのタイムラインに今後登場することは難しそうです。

アニメ「WHAT IF…」は 2021年夏 にディズニープラスで配信予定です。

ソース:Frank Grillo Recalls ‘Winter Soldier’ & How Scarlett Johansson Convinced Him to Do a Wild Stunt

クロスボーン役フランク・グリロさん、アニメ「WHAT IF…」でMCUに戻ることを認める

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「キャプテン・アメリカ」シリーズでS.H.I.E.L.D.のエージェントでありヒドラのスパイだったクロスボーン/ブロック・ラムロウを演じたフランク・グリロさんが、アニメ「WHAT IF…」でMCUに戻ってくることを明かしました。

海外メディア Collider とのインタビューでこのアニメシリーズについて質問され、「私もそれに参加しています」と答えました。

グリロさんは「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」でS.H.I.E.L.D.のエージェント兼ヒドラのスパイとしてMCUに初登場し、その後「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」ではキャップに復讐心を燃やすクロスボーンとして登場しました。さらに「アベンジャーズ/エンドゲーム」でも少しだけカメオ出演し、今回で4度目の参加となります。

このアニメシリーズはMCUの「もしも」を描く作品であり、公開されているトレーラーではゾンビ・キャプテン・アメリカなども登場しているため、クロスボーンがヴィランであるとは限らない点も気になる所です。

アニメ「WHAT IF…」は 2021年夏 にディズニープラスで配信予定です。

ソース:Captain America Villain Crossbones Will Return To MCU In Disney+’s What If…? Show

マーベル・スタジオ社長ケヴィン・ファイギ氏、映画「デッドプール3」がR指定となることを認める ─ 撮影は2022年以降に

マーベル・スタジオのボス、ケヴィン・ファイギ氏が海外メディア Collider とのインタビューの中で、ライアン・レイノルズさんが主演を務める映画「デッドプール3」がMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)であることを明言し、引き続きR指定になることを認めました。

インタビューの中でファイギ氏は「この映画はR評価になる予定で、今、脚本を書いていて、ライアンは今、脚本を監督しています。今年中には撮影されないでしょう。ライアンはとても忙しく、とても成功している俳優です。今から制作すべきものがいくつも発表されていますが、それが始まったことに興奮しています。繰り返しになりますが、デッドプールはMCUの中では非常に異なるタイプのキャラクターで、ライアンは自然の力を持っていて、彼がそのキャラクターに命を吹き込むのを見るのはただただ素晴らしいことです。」と話しました。

今作について以前にはアニメ「ボブズ・バーガー」の脚本家ウェンディー・モリノー&リジー・モリノー=ロジェリン姉妹が「デッドプール3」の脚本を執筆していると報じられており、そこにレイノルズさんも加わって制作が進められているようです。

映画「デッドプール3」の劇場公開日は未発表です。

ソース:Kevin Feige Confirms ‘Deadpool 3’ Is an MCU Movie; Teases R-Rating and When It’s Filming

ポール・ベタニーさん、ドラマ「ワンダヴィジョン」のキャストにはサプライズになる俳優がキャスティングされていると語る

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)でヴィジョン役を演じるポール・ベタニーさんが、配信開始を控えているドラマ「ワンダヴィジョン」に驚きのキャスティングがある事を、海外メディア
Black Girl Nerds とのオンラインインタビューの中で明かしました。

ベタニーさんは動画の中で「詳しくは話せませんが、ずっと一緒に仕事をしたいと思っていた、信じられないような俳優と一緒に仕事をしました。」と明かしました。

comicbook.comによるとこのサプライズ俳優とされる人物は、「ワンダヴィジョン」にブレンドされている往年のホームコメディドラマの名優の誰かではないか、とのことです。日本のマーベルファンにとってはあまり馴染みがない人物の可能性もありそうですが、一体どんな俳優さんが登場するのでしょうか。

ドラマ「ワンダヴィジョン」は 2021年1月15日 ディズニープラスで配信開始です。

ソース:Marvel’s WandaVision Cast Includes a Secret Actor Who Will Be a “Surprise for Everybody”