【ネタバレ注意】映画「エターナルズ」ポストクレジットシーンの謎の声について監督が意外な名を明かす

本日公開のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「エターナルズ」のポストクレジットシーンに登場した謎の声の人物について、クロエ・ジャオ監督がその正体を明かしました。海外メディア Fandom とのインタビューの中で、謎の声について尋ねられた監督からはとても意外なキャラクターの名前が告げられました。

※これより先は「エターナルズ」のネタバレを含んでいます。ご覧の際はご注意ください。

ポストクレジットシーンではデイン・ウィットマンが自らを奮い立たせ、封印されたエボニーブレイドと思しき剣を手に取ろうとします。しかしカメラの外から「準備はいいのか?ミスター・ウィットマン」という声で幕を閉じるのですが、この声の主について、クロエ・ジャオ監督は「あれは私の大好きなスーパーヒーローの一人、ミスター・ブレイド自身の声です」と明かしました。

2019年のサンディエゴ・コミコンで「ブレイド」のリブートが発表されて以降、最近になってようやく監督や脚本家の名前が報じられるようになった「ブレイド」でしたが、当初から主演はマハーシャラ・アリさんである事が発表されていました。

「エターナルズ」ではその新たな吸血鬼ハンター、ブレイドがまさかのMCUデビューを果たしていたという事のようです。今回の監督の発言から、デインの新たな舞台として映画「ブレイド」への登場が考えられるようです。

映画「エターナルズ」は 2021年11月5日 より公開中です。

ソース:‘Eternals’ Director on That OTHER Big Character Reveal in the Credits Scenes

【ネタバレ注意】映画「エターナルズ」、ミッド&エンドクレジット解説

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「エターナルズ」が本日 2021年11月5日 に日本公開され、フェーズ4初の新チームが紹介されました。事前に監督が発表していた通り、本作にはミッドクレジットシーンとエンドクレジットシーンのふたつが用意されており、この記事ではそのふたつに関して解説をしていきます。

※これより先は「エターナルズ」のネタバレを含んでいます。ご覧の際はご注意ください。

宇宙から地球へと到来し、7000年間に渡って陰ながら地球人を守ってきた10人のエターナルズたち。本作ではそんな彼らが地球に迫る新たな脅威へと立ち向かう姿が描かれています。

ミッドクレジットとポストクレジットを解説する前にエンディングを少しおさらいしておく必要があります。

「敵」を倒したエターナルズたちのうち数人は地球での日常に戻り、数人は宇宙へ他のエターナルズたちの捜索へと旅立って行きます。地球に残ったセルシはデインとのデートを楽しんでいましたが、地球の空に異変が起き、エターナルズの創造主であるセレスティアルズのアリシェム・ザ・ジャッジが姿を表しました。

アリシェムは今回の行動を問題視し、地球に残っていたエターナルズたちは連行されてしまいます。そして彼らの記憶を再確認し、地球に審判を下すとしました。セルシに何かを打ち明けようとしていたデインはただ呆然と立ち尽くし、地球人はパニックに陥る流れでエンディングが終わります。

ミッドクレジットシーン

ミッドクレジットは宇宙へ他のエターナルズたちを探しに出かけたセナ、マッカリ、ドルイグが登場しています。彼女たちは地球人に愛想をつかしたり、地球には特に未練のないメンバーでした。

宇宙船ドーモの中で地球にいるセルシたちの異変を感知した三人は地球に引き返そうとしますが、突如の来客が訪れました。テレポートで現れたのはひどく酔ったトロールで、続いてやってくる人物の紹介を始めます。「タイタン星の王子」「サノスの弟」「ハートのジャック」「ブラック・ロジャーを倒した」「偉大なる冒険家」と矢継ぎ早に二つ名を並べ、そこで登場したのはスターフォックス/エロスと名乗るエターナルズでした。エロスはセルシたちがピンチであることを告げ、セレスティアルズと交信するための珠を見せ、居場所を知っていると告げてミッドクレジットシーンは幕を閉じます。

ピップ・ザ・トロール

トロールの名はピップ。コミックに登場するピップ・ザ・トロールです。コミックのピップはアダム・ウォーロックというヒーローの友人で、MCUでは初登場となるキャラクターです。

ピップはアダムやガモーラが所属するインフィニティ・ジェムを監視するチーム「インフィニティ・ウォッチ」のメンバーの一人でしたが、近年のコミックではヨンドゥのラベジャーズなどにも参加しているキャラクターです。

スターフォックス/エロス

ピップの紹介どおり、タイタン星の王子であり、サノスの弟にあたるエターナルズです。世界的な人気バンドであるワン・ダイレクションのメンバーで、歌手兼俳優としても活躍するハリー・スタイルズさんが演じています。2017年公開のクリストファー・ノーラン監督の映画「ダンケルク」でアレックス役を演じました。

エロスが登場する事はニューヨーク・ポストなどのメディアでもネタバレされており、ある程度聞き耳を立てているファンであれば事前に広く知られてしまっていました。

コミックのエロスは別名スターフォックス。エターナルズの一人で、アベンジャーズに所属したこともあるヒーローです。自由奔放な性格で、両親から忌み嫌われたサノスにさえも比較的寛容で、サノスに対する殺意や憎悪はなく、兄弟として親戚づきあいをするキャラクターです。

訓練を好まない自由な性格から他のエターナルズより戦闘力は低いとされていますが、ギリシャ神話の性と愛の神エロースのベースになったとされるエロスは周囲の人々に幸福感を与える特殊な力を持っています。また、特定の人物同士の心をつなぎ、感情や気持ちを互いに感じさせることが出来ます。

エロスはシー・ハルクと恋人関係にもなっています。

今後の展開は?

「エターナルズ2」ではセルシ達の救出から入る事は間違いなさそうですが、特にピップの登場によって「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズとクロスオーバーしていく可能性が高くなりました。2023年公開の「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3」ではアダム・ウォーロック役にウィル・ポールターさんがキャスティングされた事が監督と本人から公表されています。

エロスもコミックベースで考えればドラマ「シーハルク」での登場を期待したいところですが、セルシ達の事を考えると地球でのんびり恋愛している暇はないかもしれません。しかしエロスは自由な性格ですから、セルシたちの事はセナ達にまかせて地球でのんびりしてしまう可能性も充分にありそうです。

ポストクレジットシーン

エンドロールの後、ポストクレジットシーンは、ロンドン自然史博物館の一室。ここに勤めているセルシの恋人デイン・ウィットマンが大きな木の箱の前に立っていました。

ためらいながらもデインが木の箱を開くと、そこには包帯のようなもので封印されているように見える剣が収められていました。デインが手を伸ばすと刃が光りざわめき、デインが剣を持ち上げようとしたその時、画面の外から「いいのか? ウィットマン」と聞こえるのでした。

ここでこのキャラクターのフルネームがデイン・ウィットマンであることが初めて明らかになります。デイン・ウィットマンは、コミックでブラック・ナイトと呼ばれるヒーローになるキャラクターです。

ブラックナイト/デイン・ウィットマン

コミックのデイン・ウィットマンは三代目ブラックナイトとなったキャラクターで、エンドクレジットシーンで登場した剣はブラックナイトのパワーソースである呪いの剣「エボニーブレイド」だと考えられます。

コミックではアーサー王に仕えていたパーシー卿が初代ブラックナイト、そしてデインの叔父が二代目ブラックナイトでした。しかし叔父のネイサン・ギャレットは呪いの力でヴィランとなり、死の間際に自らの行いを反省して、デインにブラックナイトの称号とエボニーブレイドを託しています。そして叔父が犯した罪を償うためにヒーローとして戦いに身を投じる事になります。

今後の展開は?

今回の映画では叔父が生きている事が判明していますが、デインとの関係に問題があるという描写がありました。デインはセルシに家系の秘密を明かそうとしていましたが、アリシェムの介入によって視聴者もその秘密を聞く機会が失われてしまいました。

おそらくはコミックの設定をかなりの割合でなぞっており、叔父はある程度のヴィラン活動をした結果、二人の仲に問題が発生している事が考えられます。エボニーブレイドは既にデインの手元にあることから、今後ブラックナイトとして改めてデビューする可能性が高いですが、呪いを克服出来なければヴィランになる可能性もあります。

劇中ではドクター・ストレンジの名前を出すなど、魔法への興味を示していたデインですが、コミックでは征服者カーンとアベンジャーズの戦いに加勢した際に呪いの力に飲み込まれそうになったところをドクター・ストレンジに助けられています。

そして気になるのはデインに声をかけた謎の男。

「ミスター・ウィットマン」と声をかけた所から考えて、姓が違うとしても叔父が甥に声をかけているとは考えにくく、ネイサン・ギャレットが来たとは思えません。しかし相当な事情通ではあるようです。

とすると、フューリーの手のものか、あるいはコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌことヴァルの手のものと言った所でしょうか?

※追記 謎の声の主について、監督がインタビューで吸血鬼ハンターのブレイドである事を明かしました。

今後はドクター・ストレンジとのクロスオーバーなどを考えながら、デインのヒーローあるいはヴィランデビューが描かれる作品が開発されそうな期待をさせて、エンドクレジットシーンは終わります。


今回のふたつのおまけシーンはそれぞれ別の作品へと派生しそうな展開でした。エロスとブラックナイトはどちらもアベンジャーズに加入したことがありますが、MCUでは現状でアベンジャーズが機能していない所も気になる所です。これらの新メンバーを加入して新たなキャプテン・アメリカ/サム・ウィルソン率いる新たなアベンジャーズが結成されるのでしょうか?

映画「エターナルズ」は 2021年11月5日 より公開中です。

Netflix「デアデビル」のチャーリー・コックスさんとデボラ・アン・ウォールさんが次の展開について語る

Netflixのマーベルドラマ「デアデビル」に出演していたチャーリー・コックスさんとデボラ・アン・ウォールさんがMCM・ロンドン・コミコンに出席し、ドラマを振り返りながら今後の「デアデビル」についてコメントしました。Netflixで配信された本作はシーズン3まで高い評価を得ていましたが、シーズン4の制作についてはキャンセルされています。

MCMロンドンでの講演で、主人公デアデビル/マット・マードックを演じたチャーリー・コックスさんは次のように語りました。

今後、私たちに何かが起こるかどうかは神のみぞ知る事です。本当にわからないんだ。もちろん、何かが起こればそれは素晴らしいことですが、十分な時間が経過しているので、それは一種のリブートでなければならないと想像しています。(マーベル・スタジオが)私たちを使ってくれるとしたら、それは面白いシナリオになるでしょうね。それがどのようなものかはわかりません。素晴らしいストーリーラインがたくさんあることは知っています。(Netfilix版では)ブルズアイの話には全く触れていません。カレンとマットには未完の歴史がありました。

デアデビルがMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に登場するという噂についても絡めながら、MCUに参加するとなればリブートされる可能性があることを指摘しました。また、シーズン3のラストについて「たくさんの未解決の問題を解決したいと思いっています。」と述べて、質問を締めくくりました。

また、カレン・ペイジを演じたデボラ・アン・ウォールさんは次のように述べました。

カレンといえば、気骨があって、堂々としていて、ストーリーと真実を手に入れようとするイメージがあります。デアデビルは拳を使いますが、カレンはペンを使いますからね。そういう方向性が強化され、継続されることを期待しています。カレンはアベンジャーズのために働いたりすることもできます。外に出て情報を得て、それを持ち帰る。S.H.I.E.L.D.の雇われエージェントとして潜入捜査をすることもできるわ。そういったことです。

デボラさんもMCU版のカレンについての次のヴィジョンを語り、回答しました。

二人とも自分のキャラクターのMCUでの明確な未来については否定しましたが、コックスさんはファンに対して、「デアデビルはコミックではアベンジャーズでしたからね。」と期待を誘うような発言も追加しています。

デアデビルが映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」に登場するという噂が以前からある他、デアデビルのヴィランであるキングピンを演じたヴィンセント・ドノフリオさんがディズニープラスのドラマ「ホークアイ」に登場するとの噂も流れています。

スパイダーマンの日本公開は来年1月になってしまいましたが、11月24日からの「ホークアイ」にて今後のデアデビルの方向性が見えてくるかもしれません。

ディズニープラス「ワーウルフ・バイ・ナイト」の主演にガエル・ガルシア・ベルナルさんの名が報じられる

ディズニープラスでの配信が予定されているというマーベルドラマ「ワーウルフ・バイ・ナイト」の主演にガエル・ガルシア・ベルナルさんが決定したと、海外メディア The Wrap が独占情報として報じました。この作品自体が公式発表のないものですが、ハロウィンのスペシャルドラマとして制作が進められているとの事です。

記事によると6歳の時から俳優をしているガエル・ガルシア・ベルナルさんが主演を務めるとの事で、映画「Coco」(邦題:リメンバー・ミー)のヘクター役としても知られています。また、2022年の初頭に撮影が開始されるとの事で、配信時期はハロウィンになるとの事。年は特筆されていませんが、単発ドラマに映画よりも長い制作期間を充てるとも考えにくいので2022年のハロウィンになる可能性が高いようです。時期に関しては以前にも報じられていました

「ワーウルフ・バイ・ナイト」は同名コミックが存在し、1972年のシリーズと2020年のシリーズの2つがリリースされています。2020年のシリーズは実写化を見据えて始まったと見られているため、この新しいシリーズがドラマのベースになる可能性は高いようです。

本作に関して監督や脚本家の名前は報じられていませんが、これが噂通り2022年のハロウィンに配信されるのであれば、近々公式の発表があるのかもしれません。

ソース:Gael García Bernal to Star in Marvel’s Werewolf-Focused Disney+ Halloween Special (Exclusive)

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」を米国と同時公開するようフィリピンで署名運動が始まる

ソニー・ピクチャーズが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の公開日が昨日発表され、日本を含むいくつかの地域では米国との同時公開が見送られました。フィリピンのマーベルファンはこれを不服として、#DontDelayNoWayHomePH のハッシュタグをつけ、署名運動の支援サイト Change.org にて署名を集めています。

記事の執筆時点ではおよそ2500ほどの署名が集まっていますが、今の所配給元のコロンビア・ピクチャーズ・フィリピンは特に声明を発表していないようです。

海外メディア The Direct では日本やフィリピンは新型コロナウイルスのパンデミックの影響で公開が遅れたのかもしれないと伝えており、該当国のファンはネタバレ防止のためにSNSの休止を余儀なくされるだろうとしています。

フィリピンでのこの運動はソニー・ピクチャーズを動かすことは出来るのでしょうか?

※追記 日本でも同時公開するよう、海外の方が立ち上がって署名運動を開始してくださっています。

本作の公式あらすじは以下の通りです。

『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』でピーター<スパイダーマン>はミステリオを倒したが、彼が遺した偽映像をデイリー・ビューグルが公開したことで、ミステリオ殺害の嫌疑をかけられる。ピーターがスパイダーマンの正体であることも暴かれてしまい、彼の生活は一変してしまう──

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は 2022年1月7日 に日本公開予定です。

ライアン・レイノルズさん、映画「デッドプール3」の状況は近々話せるかもしれないと明かす

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール3」で主演を務めるライアン・レイノルズさんが、Netflixの「レッドノーティス」のレッドカーペットイベントに出席した際に、海外メディア Variety のインタビューに応じました。その中で、休業と「デッドプール3」に関してコメントしました。

デッドプール3の開発状況を聞かれたレイノルズさんは、「進めています。今はまだコメントできません。うまくいけば、すぐにでも話せるでしょう。」と述べました。

「すぐに」というのが11月12日のディズニープラスデイを指しているのかそうでないのかは不明ですが、近々何らかの発表がある可能性は高いようです。レイノルズさんは2022年の夏頃まで、家族との時間を過ごしたいとしばらくの休業宣言を出していました。

また、インタビューの中でレイノルズさんは、「レッドノーティス」で3人のスターが一緒に登場することから、デッドプール、ドウェイン・ジョンソンさん演じるブラック・アダム、ガル・ガドットさん演じるワンダーウーマンのが戦えばどうなるか質問され、「視聴者が、視聴者が、その戦いに勝つと思うよ。そして、弁護士がどうやってこの3人をまとめるかを考えたとしてもね」と冗談まじりに回答しました。

「デッドプール」はFOXで制作された映画シリーズでしたが、MCUでは今の所唯一の他スタジオからの続編です。「ブレイド」や「ファンタスティック・フォー」がリブートされる事が発表された中、「デッドプール」だけがキャストをそのままに続編が開発されるという事もあり、ファンの注目を集めています。近々あるかもしれないという発表にも要注目となりそうです。

映画「デッドプール3」の公開時期は未定です。

ソース:Deadpool 3: Ryan Reynolds Teases Updates Coming Soon About MCU Sequel

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」、日米同時公開ならず。2022年1月7日公開決定!

ソニー・ピクチャーズが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の日本公開日が2022年1月7日に決定したことが公式発表されました。米国では 2021年12月17日 に公開されるため、3週間遅れの公開となります。

ネタバレが困る方は3週間の間、SNS等の利用には注意する必要があるようです。

公式あらすじは以下の通りです。

『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』でピーター<スパイダーマン>はミステリオを倒したが、彼が遺した偽映像をデイリー・ビューグルが公開したことで、ミステリオ殺害の嫌疑をかけられる。ピーターがスパイダーマンの正体であることも暴かれてしまい、彼の生活は一変してしまう──

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は 2022年1月7日 に日本公開予定です。

映画「エターナルズ」、キンゴ役クメイル・ナンジアニさんがコミックとの違いについて説明

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「エターナルズ」でキンゴを演じるクメイル・ナンジアニさんが、海外メディア Collider とのインタビューの中で、キンゴの原作コミックとMCU版との違いについて語りました。

キンゴを演じるクメイル・ナンジアニさんは、映画の開発過程で自分のキャラクターのパワーがどのように進化したかを語っています。

最初のミーティングでは、僕は剣の扱いに長けていて、2本の剣を持つことになっていたんです。それは最初のミーティングでの話で、2回目のミーティングでクロエ・ジャオ監督は「いや、私はキンゴに剣を持たせたくない、キンゴは指鉄砲を使うつもりだ」と言っていました。
僕は「指鉄砲だって?」と思いましたが、監督は「私を信じて、きっと素敵になるわよ」と言ってくれました。実際彼女のいうとおり、とてもいい感じに仕上がっています。

キンゴ・スネンは、1976年の「エターナルズ」#11に登場し、何世紀も前の日本のサムライ戦士の姿を模して、サムライスタイルの一本刀を持っていました。その後、伝統的なローブを脱ぎ捨て、侍のような鎧を身にまとい、さらに刀を装備することもありました。

キンゴは、仲間のエターナルズたちと同様に、飛行能力や超強力な力など、より一般的な能力も持っています。ナンジアニさんは、チームの多彩な能力について語りました。

この映画で興味深いのは、イカリスが伝統的なスーパーヒーローの力を持っていることです。空を飛んだり、ビームを発射したり、彼の力は肉体的な強さなんです。
もう一方のセルシは、自然をベースにした力を持っていますね。彼女は物を花に変えたり、物質に影響を与えたりします。私にとって、伝統的なスーパーヒーローの力とは何なのか、そして、これまでは割愛されてきたスーパーヒーローの力の異なるバージョンとは何なのかを知ることができるスーパーヒーロー映画を作ることは、とてもエキサイティングなことでした。

コミック版のキンゴは、エターナルズとしての先天的な力よりも人間としての生活の中で体得した戦闘スタイル(刀術、武士道)に頼ることが多かったため、エターナルズとして力を振るうMCU版キンゴは原作とはかなり異なったものになっています。

キンゴが侍スタイルでなくなったことは日本人としてやや残念な所ですが、トレーラーで少しだけ見えるキンゴのユニークな戦闘スタイルも面白いものに仕上がっているようです。

「エターナルズ」の公式あらすじは以下のとおりです。

数千年にもわたり、宇宙的規模の“脅威”から人類を守り続けてきた者たちがいた。
彼らの名は、エターナルズ──。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』のその後、地球に再び想像を絶する“脅威”が迫っていた。
その時、数千年の時を経て、エターナルズが人類の前に姿を現す。
地球滅亡まで彼らに残された時間は、あと7日……。
タイムリミットが迫る中、彼らは世界中に散らばった仲間たちと結集し、人類を守ることができるのか。
そして彼らを待ち受ける<衝撃の事実>とは……。

映画「エターナルズ」は 2021年11月5日 公開予定です。

ドラマ「ホークアイ」のスポット”Friends Partners”が公開

ディズニープラスで配信予定のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ホークアイ」から新たなTVスポット「Friends Partners」が公開されました。本作で初登場となるケイト・ビショップがホークアイ/クリント・バートンと並び、母親のエレノアに説明するシーンが描かれています。

動画の中でエレノアは「kate is helping you with avengers level threat?」と「アベンジャーズレベルの脅威」について言及していますが、一体何について話し合っているのでしょうか。ちなみに「avengers level threat」というワードは、映画「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」でミステリオも口にしていました。

「ホークアイ」の公式あらすじは以下のとおりです。

「エンドゲーム」の戦い後、ホークアイのただ一つの願いはアベンジャーズを辞め、家族と一緒に平和なクリスマスを過ごすこと。しかし彼の過去と関わる、ある事件に巻き込まれてゆく。
アベンジャーズを辞めたい男<ホークアイ>がニューヨークを舞台に繰り広げる、ホリデー・サバイバル・アクション!


ドラマ「ホークアイ」は 2021年11月24日 ディズニープラスで配信開始です。

ドラマ「ホークアイ」、プロデューサーがケイト・ビショップ役起用の経緯について明かす

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ホークアイ」のケイト・ビショップ役にヘイリー・スタインフェルドさんが起用された経緯について、本シリーズのエグゼクティブ・プロデューサーであるトリン・トランさんが、Entertainment Weekly とのインタビューの中で明かしました。

トランさんは、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長と一緒に、ビショップ役についてスタインフェルドさんと初めて会った日のことを振り返っています。トランさんは彼女がこの役にぴったりだとすぐにわかったと語り、この若い女優が「信じられないほどの才能を持っている」と称賛しました。

製作総指揮でMCUの黒幕であるケヴィン・ファイギと私が、ヘイリーと一緒に座って話をした最初の日のことを覚えています。私たちはただ、「彼女こそケイト・ビショップだ」と思いました。コミックを読むと、ケイトのエネルギー、つまりウィットと賢さが伝わってきます。そしてヘイリーに会って、彼女が信じられないほどの才能を持っていることがわかりました。

トランさんはまた、MCUにスタインフェルドさんが登場することへの興奮を次のように語りました。

彼女がこの若さで成し遂げた作品群を見てください。彼女が何らかの形でMCUの一部になることは非常にエキサイティングなことだと思っていましたが、この特別なプロジェクトとキャラクターについて話し始めたとき、彼女はまさに私たちのゴーイングガールになったのです。

トランさんは、フラクション&アジャ((ホークアイのコミックライターとアーティスト)の「スタイルとトーン」がシリーズに大きな影響を与えたことを明かし、シリーズが進むにつれて、クリント・バートンとケイト・ビショップの間に強い絆が生まれることを示唆して締めくくりました。

フラクション、アジャのスタイルとトーンは、我々が本当に惹かれたものです。彼らがお互いに出会い、一緒に旅に出れば、お互いに跳ね返せるものがたくさんあるのです。

ケイト・ビショップを演じるヘイリー・スタインフェルドさんは、「ホークアイ」以降についても「たくさんの新しいチャンスがある」とコメントしています。

「ホークアイ」の公式あらすじは以下のとおりです。

「エンドゲーム」の戦い後、ホークアイのただ一つの願いはアベンジャーズを辞め、家族と一緒に平和なクリスマスを過ごすこと。しかし彼の過去と関わる、ある事件に巻き込まれてゆく。
アベンジャーズを辞めたい男<ホークアイ>がニューヨークを舞台に繰り広げる、ホリデー・サバイバル・アクション!


ドラマ「ホークアイ」は 2021年11月24日 ディズニープラスで配信開始です。

ソース:Hailee Steinfeld hits her mark: The Dickinson star prepares to enter the MCU with Hawkeye