グルートに髪やヒゲが生える?「アイ・アム・グルート」のグッズ写真が登場

グルートの新たなスタイルの登場が予定されているようです。2022年後半にディズニープラスでリリースされると噂されている「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズのスピンオフ「アイ・アム・グルート」のグッズ予約が始まり、そのアートではこれまでになかったグルートの外観を示しています。

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海外通販サイト Box Lunch に「アイ・アム・グルート」のTシャツが数点掲載され、生地には以下のようなアートが描かれています。

©MARVEL,Disney

まるで髪の毛やヒゲのように葉っぱが生い茂った愛らしいグルートが複数描かれているのが特徴で、これまでのMCUにはない作風になる事を予感させています。

本作についてほとんど明らかにされてはいませんが、今回のグッズや作品のタイトルロゴにもベビーグルートが描かれているため、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス」からティーン・グルートへと成長してしまっていた「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」までの間の時系列部分が描かれると考えられています。今回のグッズではひとつのアートに複数のグルートが描かれており、単なるデザインなのか、マルチバースのグルート変異体も登場するのかなど気になる所となっています。

その他、ワンダが登場すると言った話が報じられた事もありました。

アニメ「アイ・アム・グルート」はディズニープラスで配信予定です。

ソース:Marvel Reveals Groot’s Facial Hair for New Disney+ Spin-off (Photos)

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー・ホリデー・スペシャル」のロケ地でとある人物のポスターが発見される

ディズニープラスで配信予定の「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー・ホリデー・スペシャル」のロケが行われているTCLチャイニーズシアター前で、これまでのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に登場しているとあるキャラクターのポスターが発見され、話題になっています。

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現場で撮影され、SNSに投稿された写真は以下のようなもの。

ボリウッドスター「キンゴ」の新作映画のポスターが貼られている事が確認出来ます。

映画「エターナルズ」(2021年)の中で、キンゴは飛行機の中で自分たちがエターナルズである事を明かすドキュメンタリーを撮影していましたが、これが地球の人たちに向けて公開されたかどうかは作品内で言及されていません。これまでどおり正体を隠しながら映画俳優をやっているのか、もしくはトニー・スタークのように正体を広く知られながら二足のわらじ生活を送っているのか、本作で明かされるかもしれません。

キンゴを演じるクメイル・ナンジアニさんはジェームズ・ガン監督の友人でもあり、もともとはキンゴ役ではなく、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3」にキャスティングされていた事も明かされています。

キンゴはポスター出演のみなのか、それとも実際に登場することになるのか、注目となります。

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー・ホリデー・スペシャル」は2022年クリスマスシーズンにディズニープラスで配信予定です。

アニメ「X-MEN’97」のプロデューサーがドラマ「ムーンナイト」との違いやプレッシャーについて語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ムーンナイト」の脚本を担当し、アニメ「X-MEN’97」のヘッドライター兼エグゼクティブプロデューサーでもあるボウ・デ・マヨさんが、海外メディア The Direct とのインタビューの中で、両プロジェクトの違いやミュータント復活のプレッシャーについて語りました。

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デ・マヨさんはインタビューの中で「スタジオとプロセスの観点からは、違いはありません。ケヴィン(・ファイギ)、ブラッド・ウィンダーバウム、ダナ(・バスケス=エバーハート)、私たちプロデューサーは、同じレベルでこの作品に携わっています。正直なところ、『ホワット・イフ…?』やマーベルの他のアニメシリーズも、実写版と同じように真剣に取り組んでいます。特に「X-MEN」は、マーベル・スタジオに戻ったことで、マーベル・スタジオにとって非常に思い入れのある作品となりました。そういう意味で、これまでとは違うんです。」と述べました。

また、「X-MENは、多くの人々にとって重要な存在です。マーベル・スタジオに戻った今、そこには重みと責任があり、それはこれまでの作品と非常に異なっていて、常に意識しています。ムーンナイトでは、何かうまくいかないことがあっても、『ジェレミー(・スレイター)が脚本を書いているから、最終的には彼が解決してくれるだろう』という感じでしたから。何度か『誰かがこれを解決しなければならない–あ、今は僕だ』と思う瞬間がありましたよ(笑)。『X-MEN’97』で成長しなければならないことがたくさんあったんです。ストーリーテラーとして、プロデューサーとして、そして一人の人間として、ムーンナイトの執筆とは全く異なる経験をすることができましたよ。」と説明しました。

ファンはX-MENがどのようにしてMCUに持ち込まれるのか気になっている所ですが、実写映画に先駆けてまずはアニメ作品の制作が決まっています。デッドプール最新作でもX-MENに関する動きはありそうですが、アニメの方が先にリリースされると見られています。

また、もうすぐ公開の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」ではプロフェッサーXの登場が半ば明かされていますが、こちらはマルチバース上の変異体として登場すると見られており、MCUの本筋(神聖時間軸)のプロフェッサーは今後別に描かれると予想されます。

「ホワット・イフ・・・?」ではほとんどすべてのキャラクターが実写版と同じ俳優さんが声を担当していましたが、「X-MEN」アニメでのキャスティングにも注目が集まっています。

アニメ「X-MEN’97」はディズニープラスで配信予定です。

ソース:Disney+ X-Men Producer on the Pressure of Bringing Back the Mutants (Exclusive)

ドラマ「ムーンナイト」、5話のチェックしておくべきポイントをピックアップ

2022年4月27日配信のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ムーンナイト」シーズン1エピソード5「Asylum(邦題:蘇る過去)」のイースターエッグを中心に原作設定や今後の予想、考察などをご紹介。

※この先はシリーズのネタバレ、および今後の物語のネタバレの可能性が含まれています。ネタバレが嫌な方はご遠慮ください。

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医師との面会

アーサー・ハロウにそっくりな医師にカウンセリングを受けるマーク・スペクター。前回の4話にはなかった顔の傷が気になる所です。ボクシングの試合後のような出血具合で鼻には絆創膏も見えます。

©MARVEL,Disney

さらに不思議な事に、4話ラストの病院でタウエレトと出会ったのはかなり前の出来事として会話が進んでいます。後半にもハロウ医師とのやりとりはありますが、その時には顔の傷はありません。

冥府ドゥアト

タウエレトとマーク、スティーヴンのシーンに戻ると、タウエレトはここがエジプト神話に登場する冥府ドゥアトであると説明します。

スティーヴンがタウエレトは「来世へと導いてくれる」女神だと説明していますが、この表現は誤解を招きやすい表現です。日本人は無宗教派が多数ですがその根底には仏教的な背景も多く、「来世=生まれ変わった次の人生」と捉える人も多いと思います。英語版はここでは Afterlife というワードになっており、来世という訳自体は間違っていませんが、いわゆる天国や地獄などの魂の行き着く先、あの世を指しています。

タウエレトが素敵だと表現した「祖先の平原」とは英語で Ancestral Plane で、映画「ブラックパンサー」(2018年)でも同様のワードが使われていますが、映画では「先祖の所」という訳になっており統一されていません。

葦の原野アアル

エジプト神話では死後、審判の後、認められれば葦の原野アアルへ行き着くとされています。そこはオシリスが支配する領域で、いわゆる天国です。

この楽園に関するエピソードは1話の前半でも登場しており、少女はスティーヴンが「楽園から追い返された」と表現しました。事実、5話のラストではスティーヴンがアアルにたどり着く事無くドゥアトに取り残されてしまいました。あの少女は何者なのでしょうか。

正義の天秤

エジプト神話において死者は冥府ドゥアトにて裁定を受けます。

神話では心臓と真実のマアトの羽根を正義の天秤にかけ、釣り合えば葦の原野アアルに行き、釣り合わなければアメミットに心臓を食べられてしまいます。

過去4話の中でずっと天秤とアメミットの話をしてきたにも関わらず、タウエレトは「釣り合わなければ船から放り出される。亡者たちに砂に引き込まれ、冥界の砂漠で永遠に凍りつく」と説明します。

神話では通常、心臓を取り出し天秤にかけるのはアヌビスの役目ですが、タウエレトが代役している事と不釣り合いの時の設定が異なるのは関係があるのでしょうか?

久々のQRコード

ムーンナイトの無料コミックが読めるQRコードが久々に、過去一目立つように表示されます。

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今週追加されたコミックは「MOON KNIGHT (1980) #1」で、罪なき人々の命を奪い、仲間を見殺しにする傭兵 “ブッシュマン “に復讐を誓うマーク・スペクターの物語を描いています。表紙には「彼らは一体となる・・・目的を果たすために!」と書かれており、今回のエピソードの内容のベースになっています。

ランドール・スペクター

マークの弟ランドール・スペクターが幼少期に亡くなっている事がわかりました。母親の注意を無視したマークのせいで亡くなったとも言える痛ましい過去ですが、コミックでのランドールもまたマークの手で殺されました。

コミックのランドールは無事に成人しましたが彼は連続殺人犯のヴィランであり、シャドウナイトを名乗っていました。シャドウナイトの悪行を阻止するため、最終的にはマークが自らの手で弟を手にかける事になりました。

↓コスチュームもそっくりなシャドウナイト。

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片ヒレの金魚

MCUのランドールは母親からロロという愛称で呼ばれているようで、少年ロロはヴィラン的要素など微塵もなく、子供らしい絵を描いています。

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この絵はスティーヴンが飼っていた片ヒレの金魚ガスに似ています。

洞窟

幼いマークとランドールは洞窟に遊びに出かけます。道中、4話の劇中劇でも見た「トゥームバスター」の主人公スティーヴン・グラント博士と助手のロッサ-のなりきりごっこをする二人を、スティーヴンは追いかけます。

そうしているうちに雨が降り出し、「ママが雨の日は入るなって」というランドールに対して、マークは「へいきだよ、弱虫だな」と洞窟へと入って行きました。スティーヴンの足元にはコンスに似た鳥の骨があり、不吉な予感を感じる中、事故は起こってしまいました。

母親からの虐待

かなり胸が痛むシーンが続くので詳細は省きますが、ランドールを失った母親の悲しみは怒りに変わり、マークへと突きつけられました。父は優しいままでしたが、母親の問題を解決する手助けにはなっていませんでした。

記憶を見るのをやめるようマークがスティーヴンに飛びかかると、次の記憶、発掘隊の殺害現場へとシーンが変わります。

マークとブッシュマン

そこで明かされたのはマークと米軍時代の元上官ブッシュマンとの過去。ただし、日本語字幕版ではこの名前が表示されていません。

現場で何が起きたのか、レイラの父の死、コンスとの出会いやムーンナイト誕生まで、基本的にコミックの物語を丁寧になぞっています。原作ではこのラウル・ブッシュマンへの復讐がムーンナイトの大きな目的のひとつとなりますが、ブッシュマンの登場はあるのでしょうか?

異変

ムーンナイトの起源を受け入れたスティーヴンにより、天秤はさらに均衡に近づいていく中、冥界に異変が起こります。タウエレトの説明によると、現世に不安と恐怖が広がり、釣り合いの取れない魂が寿命の前に裁かれているとの事。

ハロウの仕業だと確信したマークとスティーヴンは現世に戻る事を決意します。しかし、タウエレトは戻った所で身体の銃の穴は塞がらないと説明し、二人は傷の治癒のためにコンスの力が再び必要だと決意。タウエレトは二人を現世につながるオシリスの門へと連れて行くために船の進路を変更してくれました。そして、門につくまでに天秤の釣り合いと取るように言います。

天秤の調和のために記憶の追体験を再開しようとするスティーヴンと、その必要はないと言うマーク。スティーヴンが「君のせいでレイラが死ぬぞ」と2話でのマークのセリフを返すと、母親のセリフとオーバーラップしたスティーヴンはパニック起こし、再びハロウ医師の元へと飛ぶのでした。

アサイラム

ハロウの顔をした精神科医とのカウンセリングはお手本のような手順であり、マークとスティーヴンの同化を促しているようでもあります。

この部屋が一体何なのかはまだ不明ですが、ハロウがマーク達に治療を勧める理由として、人格が一つになることでハロウの天秤の能力が有効化され、ムーンナイトを殺せると考えているのかもしれません。ここがマークの妄想や幻覚でハロウ医師もその一つかもしれませんが、ハロウ自身がマークたちの魂に干渉してきている可能性は十分に有り得そうです。

マーク少年のその後

物語中盤の母親のシーンで誰もが思った通り、スティーヴンはマークが虐待の現実から逃れるために生み出した人格でした。そしてマーク少年が好きだった映画「トゥームバスター」の主人公の名前があてがわれていたのでした。スティーヴンがランドールの記憶がない事実は、ランドールが亡くなってから生まれた人格だからでしょうか。

なお、物語のシリアスさをよそに、マーク少年の部屋はイースターエッグがたくさん隠されています。

まず、部屋自体がコミックの要素をかなり取り入れています。

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次に、トゥームバスターの制作会社がタイムリーアトラススタジオとなっていますが、マーベルコミックス社はもともとタイムリーコミックス社として1939年にマーティン・グッドマン社長とその甥っ子で当時10代の少年スタン・リー編集者で発足しました。その後アトラスコミック社と名を変え、さらに後にマーベルコミックスとなりました。アトラスの頃は地球のロゴを使っていた事をオマージュしてか、タイムリーアトラススタジオのロゴも地球儀が採用されています。

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また、部屋には「トゥームバスター」のグッズよりも宇宙服の人形やロケットなど宇宙関連の小物が多く、2016年のコミックでは宇宙パイロットの人格が表面化した事があり、それらをなぞっているようです。ただしその人格は名前がつけられる前に登場しなくなりました。

そして、弟ランドールの描いた片ヒレの金魚の絵も飾られています。弟の記憶を持ち合わせていないスティーヴンでしたが、この絵が元となって片ヒレの金魚ガスを愛していたのかもしれません。

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ついでに、葬儀シーンでマークの背後にある店の名前はムーンナイトの共同製作総指揮者であるトレバー・ウォーターソン氏を指していると考えられます。彼はまた、ワンダヴィジョンファルコン&ウィンターソルジャー、ロキホークアイにも携わっています。

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シヴァ(ユダヤ教の葬儀後7日間の喪の期間)の記憶を追体験したマークとスティーヴン。二人がこの記憶と向き合ったタイミングで、船はオシリスの門に到着しました。

裁定

天秤の調和が間に合わず、ドゥアトの亡者が二人の魂を求めて襲いかかってきました。

弱腰のスティーヴンが勇気を出して反撃したシーンでは「6点!」と叫んでいますが、スティーヴンはイギリス生まれという人格設定であり、イギリスで人気の競技クリケットが大好き。クリケットでノーバウンドで規定ラインを超える、すなわち野球で言う所のホームランで6点入るルールになっています。日本でもバットで華麗に決めた場合は「ホームラン!」と叫ぶ事がありますが、それのクリケット版と考えてよいでしょう。

一度はマークのピンチを救ったものの、次々と襲いかかる亡者と争ってスティーヴンは船から亡者もろとも落下してしまい、タウエレトが事前に話していたように凍りついてしまいました。その瞬間、マークは葦の原野アアルへと入ってしまったのでした。

残された疑問

三人目の人格が鍵を握っていると思われた天秤の調和ですが、スティーヴンが排除されただけで調和が取れてしまいました。

3話の終盤ではコンスがスティーヴンに「私が封印されたらマークに頼んで助けてくれ」と話していましたが、現状ではマークは現世に戻る前にコンスを開放しなければまた死んでしまうだけとなっています。マークがコンス開放に行けないのであれば現世でレイラがその任務を達成するか、あるいはドゥアトやアアルでハトホル等と出会い、アバターを通じて開放してもらうしかないようです。

そして1話でスティーヴンが葦の原野に行けない事を予見していた少女は何者なのでしょうか。集会に顔を見せなかった誰かのアバター?あるいはもっと別の存在なのか、単なるミステリーなのか、最終話に注目です。

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また、スティーヴンが一緒に現世に戻れるのかも気になる所。ムーンナイトは多重人格がアイデンティティでもあるため、このままスティーヴンが退場してしまうことは惜しまれます。

さらにカウンセリングルームの謎。シンプルに思いつくのはマークの妄想、精神内といったところですが、カウンセリングルームでも人格の変化が起きているため、精神の中というよりはもっと現実的な気もします。ここでのシーンは時系列もいまいち不明で、医師とはだいぶ前にタウエレトの話をした、母親の死後、スティーヴンも部屋に見覚えがある、など二人はいつ入院したのかがはっきりとしません。誰かに見せられている幻覚なのか、MCUらしく考えるならマルチバースという線もあるのでしょうか。

最後にハロウの謎。ドゥアトの砂漠に降り注いでいる紫の光がそれぞれハロウによって裁かれた人の魂であるなら、なかなかの人数になっています。当初、ハロウは相手の脈を測るように腕を取り、一人ずつ裁定していました。しかしこの紫の光は一人ずつ裁定しているとは思えない量で、アレキサンダー大王の墓で何かがあって能力が拡張されたのかもしれません。遠距離での裁定が可能となっていればマークが復活した所で勝ち目は見えず、スティーヴンや新たな罪のない人格が必要なように思えます。

残り1話という尺的な事から考えると、ハロウの後ろに黒幕の神はいなさそうでしょうか。

最終話はどのような展開でまとめられるのか、注目です。


ドラマ「ムーンナイト」シーズン1はディズニープラスで配信中、次回、第6話は 2022年5月4日16時 より配信予定です。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のクリップで見つかったエラーが話題に

先日公開されたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の本編クリップ映像に編集ミスがある事が指摘され、話題になっています。物語に影響するようなものではなさそうですが、映画館で見る前にチェックしておくのもいいかもしれません。

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先日公開された本編クリップはドクター・ストレンジとガルガントスのバトルシーンの一部。

この映像の中でニューヨーク市民を演じるエキストラの男性が合計4回、ドクター・ストレンジの横手を通り過ぎていきます。

マルチバースを扱う本作ですがこの市民のいくつかの変異体が登場していると考えるのは難しく、単なるエラーである可能性が高いと考えられています。

劇場公開まで一週間を切っているため今からの修正は間に合いそうもありませんが、公開バージョンやBlu-ray、配信バージョンでどうなるかも気になる所です。

なお、前作のエラーはディズニープラスでもそのまま配信されています。

↓ポータルから出てくるカエシリウスたちに突っ込んでいく車がどこかへ消えてしまう図

本作の公式概要は以下のとおりです。

元天才外科医にしてアベンジャーズ最強の魔術師ドクター・ストレンジは、禁断の魔術によって今とは異なる世界へ通じる扉を開けてしまった。 そこは無限の可能性が存在する“マルチバース”と呼ばれる無数のパラレルワールド。 「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」での激戦の後、この謎に満ちたマルチバースの世界からの新たな脅威が人類に迫る中、ストレンジの前に立ちはだかるのは最凶の魔術を操る邪悪な“もう一人の自分”だった…。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」は 2022年5月4日 日本公開予定です。

映画「ソー:ラブ&サンダー」、新たなグッズがゴアのシンビオートを示唆

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ソー:ラブ&サンダー」の新たな公式グッズの予約が海外で始まり、その画像からメインヴィランであるゴア・ザ・ゴッド・ブッチャーがコミック通りシンビオートの影響を受けているのではないかと話題になっています。

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海外通販サイトで予約が始まったTシャツにプリントされているのは以下のようなアート。

©MARVEL,Disney

コミックのゴアの持つ剣オールブラックはヴェノムの起源と同じくシンビオートであり、このアートで確認できる黒い触手はそれを示唆しているようにも見えます。

「ラブ&サンダー」の公開当初はオールブラックの設定は権利の関係上使用が難しいのではないかと考えられていましたが、「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」にてシンビオートがMCUに持ち込まれたこともあり融合の準備は整っているようです。ただし、ニューヨークのバーで確認されたシンビオートが直接ゴアと結びつくのかは不明で、よその場所由来のシンビオートとなるかもしれません。

その他、グッズのアートには以下のようなものがあります。

©MARVEL,Disney

「ソー:ラブ&サンダー」の公式概要は以下の通りです。

この夏、マーベルいち”ノープラン”なヒーローが帰ってくる!
『アベンジャーズ/エンドゲーム』後の世界―。 アスガルドの王として、そして宇宙を救うヒーローとして、家族や恋人、人類を守るために戦い走り続けてきたソーだが、多くの大切な人を失い、いつしか戦いを恐れるようになっていた。そんな彼が“自分は何者なのか”と我に立ち返り、「ヒーローは卒業だ。」と、ゼロから新たな道を歩むことを決める―。
ハード・ロックスタイルの派手な衣装に身を包み“自分探し”に迷走していたソー。ノープラン&お茶目なソーの、波乱万丈な冒険の予感させるロック・バトル・アドベンチャーが遂に始動!
“愛”と“雷”の力で宇宙を救う!?ノープランな雷神ソーの神バトル開幕!

監督:タイカ・ワイティティ
出演:クリス・ヘムズワース(ソー)、テッサ・トンプソン(ヴァルキリー)他

映画「ソー:ラブ&サンダー」は 2022年7月8日 公開予定です。

ソース:New Thor 4 Promo Art Shows Christian Bale’s Gorr With Tentacles (Photo)

映画「ザ・マーベルズ」の公開延期と映画「アントマン&ワスプ:クアントゥマニア」の繰上げが報じられる

海外メディア Variety は、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ザ・マーベルズ」と「アントマン&ワスプ:クアントゥマニア」の公開日が入れ替えになったことを報じました。新たなリリーススケジュールでは「アントマン&ワスプ:クアントゥマニア」が2023年2月17日公開、「ザ・マーベルズ」が2023年7月28日公開になるとの事です。

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記事によると、リリース日の交換は金曜日にマーベル・スタジオが発表したとの事。両方とも2023年公開である事は変わらず、大きな変更とまでは行かないようです。2023年にはその他「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3」とタイトル未定の合計4本の映画が公開予定になっています。

今回のスケジュール変更はディズニープラスシリーズのリリーススケジュールが関与している可能性がありそうです。ひとつには間もなく撮影が開始され、2023年前半の配信が予想されている「ロキ」シーズン2の前に「アントマン3」を公開しておく必要があると考えられます。

もうひとつには「ザ・マーベルズ」の制作が遅れている可能性があります。「ザ・マーベルズ」は主要な撮影を完了していますが、「ザ・マーベルズ」と関連する「ミズ・マーベル」と「シークレット・インベージョン」が当初よりも遅延した事が影響しているかもしれません。

キャプテン・マーベルのファンには少し残念なニュースですが、当初の予定よりも半年ほど我慢が必要なようです。

ソース:‘The Marvels’ and ‘Ant-Man 3’ Swap Release Dates in 2023

スパイダーマンのジョン・ワッツ監督がMCU版「ファンタスティック・フォー」降板へ

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ホームカミング」3部作を手掛けたジョン・ワッツ監督がリブート版「ファンタスティック・フォー」を降板していると、海外メディア Deadline が報じました。ワッツ監督は2020年12月のディズニー・インベスター・デイのプレゼンでマーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長からリブート版監督として発表され、期待されていました。

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記事によると、監督とスタジオの関係が悪化したわけではなく、休息が必要とのこと。ケヴィン・ファイギ社長とスタジオの共同社長ルイス・デスポジト氏の共同声明では「スパイダーマン映画でジョンとコラボレーションすることは、本当に楽しいことでした。我々は、ファンタスティック・フォーをMCUに導入するために彼との仕事を続けることを楽しみにしていましたが、彼が退社する理由を理解し、支持しています。私たちは、この先どこかの時点で再び一緒に仕事をする機会があるだろうと楽しみにしています。」と述べています。

また、ワッツ監督自身もコメントを発表。「スパイダーマン3部作の製作は、私にとって信じられないような、人生を変えるような経験でした。7年間マーベル・シネマティック・ユニバースの一員でいられたことに永遠に感謝しています。また一緒に仕事ができることを期待していますし、『ファンタスティック・フォー』の素晴らしいビジョンが実現するのを見るのが待ちきれません。」

ジョン・ワッツ監督はマーベル・スタジオと共に「スパイダーマン:ホームカミング」、「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」、「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」を手掛けてきました。今後、「スパイダーマン」の新たな3部作の監督に戻る可能性は十分に残されていますが、現在のところ「ファンタスティック・フォー」の新たな監督は不明になっています。

既存のMCU監督を使うのであれば、「アントマン」シリーズのペイトン・リード監督がFOX時代にファンタスティック・フォーのリブートをスタジオに売り込んでいた情熱があり、「アントマン&ワスプ:クアントゥマニア」ではファンタスティック・フォーのヴィランである征服者カーンが登場する事から適任と考えられるかもしれません。

「ファンタスティック・フォー」はもともと公開時期の予定も明かされていなかったため、ファンはこれまでどおりのんびりと1、2年内に予定されている作品群を楽しみながら続報を待つことになります。

MCU版映画「ファンタスティック・フォー」の公開日は不明です。

ソース:‘Spider-Man’ Director Jon Watts Exits Marvel’s ‘Fantastic Four’

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の削除された予告が再公開

昨日、マーベル・スタジオ・カナダが公開し、すぐに削除したMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のテレビCMがマーベル・エンターテイメントの公式Youtubeチャンネルにて再公開されました。

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あわせてワンダに焦点をあわせたフィーチャレットも公開されています。

本作の公式概要は以下のとおりです。

元天才外科医にしてアベンジャーズ最強の魔術師ドクター・ストレンジは、禁断の魔術によって今とは異なる世界へ通じる扉を開けてしまった。 そこは無限の可能性が存在する“マルチバース”と呼ばれる無数のパラレルワールド。 「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」での激戦の後、この謎に満ちたマルチバースの世界からの新たな脅威が人類に迫る中、ストレンジの前に立ちはだかるのは最凶の魔術を操る邪悪な“もう一人の自分”だった…。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」は 2022年5月4日 日本公開予定です。

ドラマ「ロキ」シーズン2、6月にも撮影に入るとトム・ヒドルストンさんがコメント

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」シーズン2が6週間ほどで撮影に入ることが明らかになりました。海外メディア The Playlist とのインタビューに応じた主演のトム・ヒドルストンさんが、撮影の準備が出来ている事を明かしました。

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インタビューで本作の撮影に対する準備は出来ていますかと質問されたヒドルストンさんは「”絶対 “です。もう始まっているんです。つまり、撮影はしていないけど、準備中で、6週間後くらいに始まるんです。だから、脚本やストーリーの面ではフル回転で進んでいて、本当にエキサイティングです。ああ、あまり多くは語れないけど、たくさんの謎の答えがあります。」と述べました。

この1年間のMCUドラマの撮影開始のタイミングとリリース時期から考えて、6月からの撮影となると「ロキ」シーズン2は2023年の春前後に配信が始まる可能性が高そうです。

シーズン2はケイト・ヘロン監督からドラマ「ムーンナイト」のジャスティン・ベンソンさんとアーロン・ムーアヘッドさんのコンビへとバトンタッチ。脚本はシーズン1や「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」を担当したマイケル・ウォルドロンさんが担当しています。

シーズン2のプロットの詳細は明かされていませんが、レンスレイヤー役のググ・バサ=ローさんメビウス役のオーウェン・ウィルソンさんはシーズン2への続投を認めています。

ドラマ「ロキ」シーズン1はディズニープラスで配信中です。

ソース:Tom Hiddleston: “Lots Of Questions Will Be Answered” In ‘Loki’ Season 2 [Interview]