テノッチ・ウエルタさんが告発を受けて新作映画を降板へ

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」でヴィランのネイモア・ザ・サブマリナーを演じたテノッチ・ウエルタさんが、先日の性的暴行疑惑に関する告発をうけて、主演予定だったNetflixの『Fiesta en la Madriguera(原題)』から降板したと、海外メディア Deadline を通じて声明を発表しました。

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ウエルタさんは「マリア・エレナ・リオスの最近の虚偽発言の影響と、それらが引き起こした損害を考慮して、私は映画『Fiesta en la Madriguera』への参加を取りやめるしかなくなりました。大きな悲しみをもってこのようなことを申し上げますが、彼女の行為によって私自身だけでなく、このプロジェクトに携わった何十人もの才能ある勤勉な人々の仕事も傷つけられることは許されません。今の私の焦点はシンプルです。私の評判を回復するプロセスを続けることです。」と声明の中で述べています。

記事執筆時点でこの告発に対してディズニー及びマーベルはコメントしていません。

サックス奏者のマリア・エレナ・リオスさんからの告発を受けたウエルタさんは、先日、反論の声明を発表。その中では「数ヶ月の交際終わった後、彼女は二人の関係を偽るようになった」と述べ、リオスさんの主張を「虚偽であり、まったく根拠のないもの」と反論しています。

ソース:‘Black Panther 2’ Star Tenoch Huerta Exits Netflix Film ‘Fiesta En La Madriguera’ Following Sexual Assault Allegations

クリス・ヘムズワースさん、娘には「普通の子供時代を送って欲しい」と語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ソー:ラブ&サンダー」の主演を務めたクリス・ヘムズワースさんが、海外メディア Entertainment Tonight とのインタビューの中で、娘のインディア・ローズちゃんが今後も演技を続けることへの思いを語りました。

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インディア・ローズちゃんが演じたゴアの娘ラブというキャラクターについて、「元々はほんの僅かな、小さな役でした」というクリス・ヘムズワースさんは「でもストーリーが変更されるにつれて、キャラクターが広がっていったんです。それで娘に『セリフを入れてみるかい?』って聞いてみると『うん、とてもクールだわ!』という感じでした。娘はプロとして、とても気に入ってくれたんです。」と制作当時を振り返りました。

一方でヘムズワースさんは娘が引き続き俳優を続けることには、今のところあまり積極的ではないようで「彼女には普通の子供時代を持っていて欲しいですね。」と語り、彼女が大きくなって、もっといろいろなことをしたいと思うようになったら、大賛成だと付け加えました。

この事について、ローズちゃんに実際に忠告したともいいます。

「でも僕は言ったんです。学校に行って、馬に乗って、楽しんで、子供らしくしなさいって。一度列車が動いてしまうと、降りるのはかなり難しいし、多くのことを見逃してしまうから。」

「ラブ&サンダー」公開当時のインタビューで娘の演技が「一度きり」とも話していたヘムズワースさんですが、物語における結末やジェーンの意志などを考えると、ラブが今後のMCUで再登場する事は必然となるような展開でもありました。

今後は征服者カーンと戦うにあたって別の俳優が大人になったラブを演じるのか、あるいはフェーズ7以降のもっと未来に、大人に成長したインディア・ローズちゃんが新たな雷神として戻るのか、今後の展開には注目となります。

映画「ソー:ラブ&サンダー」はディズニープラスで配信中です。

ソース:Chris Hemsworth Fanboys Over Working Out With Arnold Schwarzenegger: ‘Highlight of My Life’ (Exclusive)

ドラマ「シークレット・インベージョン」、不気味なオープニングはAI生成によるものだと判明

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シークレット・インベージョン」のアリ・セリム監督が、海外メディア Polygon とのインタビューの中で、本作1話のオープニングクレジットが Method Studios 社が人工知能を使ってデザインしたものだと認めました。

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監督は昨今のAI問題が「シークレット・インベージョン」が抱えている問題と似ている事を指摘し、「私たちが AI ベンダーに連絡を取ったとき、それはその一部でした。それは形を変えるスクラル世界のアイデンティティからそのまま出てきたものです。ご存知ですか? 誰がやったんですか?これは誰ですか?」と監督は言います。

さらにAIがどのように機能するかは “よく理解していない “と付け加えつつ、オープニング・アートを制作するために使用したプロセスを次のように説明しました。

「私たちは彼らにアイデアやテーマ、言葉について話し、コンピューターが何かをする。そして、私たちが言葉を使うことで、それを少し変化させることができるんです。」

「シークレット・インベージョン」ではスクラル人が誰にもで変身できる事で、誰が本物なのかわからないという問題があり、それがAIによるフェイク問題と根幹的に似ていると言えます。そういったテーマ性が一致している事から、今回AIによるアートが採用された事はある種適切であると言えますが、それをファンが気に入るかどうかは別問題です。

海外ファンの間ではネガティブなコメント投稿が続いており、ドラマ本編を面白かったという意見に加えてオープニング批判が高まっています。

「ムーンナイト」、「ミズ・マーベル」、「シーハルク」などのコンセプトアートを手掛けたジェフ・シンプソンさんも「シークレット・インベージョン」のオープニングに反応し、「AIは非倫理的で危険で、アーティストのキャリアを排除するためだけに設計されたものだ」とコメントしています。

現在アメリカで行われているWGA(全米脚本家組合)ストライキでも、組合側はAIが作る文章や画像が仕事を奪いかねないとして利用の禁止、あるいは一定の制限を求めるなど、話し合いの争点となっている中でのAIによるオープニング映像は、今後さらなる波紋を呼ぶかもしれません。

ドラマ「シークレット・インベージョン」シーズン1 エピソード1 はディズニープラスで配信中です。

ソース:Yes, Secret Invasion’s opening credits scene is AI-made — here’s why

ドラマ「シークレット・インベージョン」、監督はマーベルからある警告を受けたと明かす

昨日からディズニープラスで配信が始まったMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シークレット・インベージョン」のアリ・セリム監督が、マーベル・スタジオからとある警告を受けていたと、海外メディア ScreenRant とのインタビューの中で明かしました。

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アリ・セリム監督はインタビュー動画の中で「監督としてこの仕事を引き受けたとき、私は脚本を書きませんでした。多くの決断はカイル・ブラッドストリートや他の脚本家チームが下したものです。最初に言われたのは、『コミックは読むな』ということでした。『我々がここでやろうとしている事とは何の関係もない。』って。」と語りました。

MCU版はコミックを原作としていないと明かしつつ、「この物語は、『キャプテン・マーベル』でサミュエル・L・ジャクソンとベン・メンデルソーン、あるいはニック・フューリーとタロスの間に生まれた電気から生まれたんだ。そこでマーベルは、その関係性に役立つストーリーを見つけ、MCUやコミックに登場しない他のキャラクターを広げることになったんです。それ自体がひとつの物語なんだと思います。」と述べました。

MCUがコミックと大きく異なるのは「シークレット・インベージョン」が初めてというわけではありません。コミックのトニー・スタークは先日結婚報告がなされたばかりであり、MCUのトニーの伴侶であるペッパー・ポッツはコミックではハッピー・ホーガンと結婚(自身の浮気による離婚、そして再婚も)。MCUの重大なイベントだった「シビル・ウォー」や「インフィニティ・ウォー」も参加したキャラクターや物語がまったく異なっています。

コミックの「シークレット・インベージョン」ではスクラルが本物のヒーローになりすましていた事が大問題となりましたが、MCUでこれを達成しようとするとアベンジャーズ俳優をキャスティングする必要が発生し、出演料の予算が大きく膨れ上がる事になります。

こういった事態を避けるため、スクラル人が地球侵略を企むという核の部分だけ残しつつ、大幅に変更された物語が展開される事になるようです。

そしてコミックを原作としていない事がはっきりした事で、コミックではS.H.I.E.L.D.のエージェントを中心に展開したこの物語の実写版で「エージェント・オブ・シールド」が戻ってくるという噂が、実際には戻ってこない可能性が高くなったとも見られています。

1話から衝撃の展開を迎えた本作ですが、残り5話でどのように展開していく事になるのでしょうか。

ドラマ「シークレット・インベージョン」シーズン1 エピソード1 はディズニープラスで配信中です。

ソース:Secret Invasion Director Ali Selim On MCU Inspirations & Nick Fury’s Layers

【噂話】マーベル・スタジオ、サンディエゴ・コミコン2023を欠席か

マーベル・スタジオが 2023年7月21日 開催予定のサンディエゴ・コミコン2023を欠席する可能性が高いと、海外メディア The Wrap が報じました。昨年の同イベントではフェーズ5とフェーズ6のスケジュールが大々的に発表されており、今年のマーベル・スタジオのパネルにも注目が集まっていました。

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記事によると、現在アメリカで発生している脚本家ストライキの影響で、この間制作サイドは該当作品の宣伝活動等を行うことが禁じられているとの事。

マーベル・スタジオ作品では「デアデビル:ボーン・アゲイン」や「サンダーボルツ」、「ブレイド」などがこれに該当し、その他進捗不明な作品や未発表作品なども当然含まれる事になります。

記事はマーベル・スタジオ以外にも言及し、ユニバーサルやHBOもコミコンを欠席すると聞いていると報告しています。

もしも実際にマーベル・スタジオがコミコンを欠席する事になれば、次の発表の場として考えられるのは2023年9月8〜10日開催予定のディズニーのイベント「Destination D23」が考えられています。

ディズニー及びマーベル・スタジオは先日いくつかの映画の延期を発表するなど、今回のストライキの影響を大きく受けています。

ストライキが始まって約1ヶ月半、争点はAIと動画配信サービスの2点が大きな問題で、WGA(全米脚本家組合)はAIが作る文章や画像が仕事を奪いかねないとして利用の禁止、あるいは一定の制限を求めていますが、制作会社側はこれを拒否しています。

動画配信サービスに関してはテレビでの再放送とは異なり、二次使用料が脚本家に入らない契約が多い事への待遇改善が求められています。この背景には制作会社側の幹部が高額な報酬を受け取っている事などの格差への不満や批判などが含まれていると指摘されています。

ストライキが長引けば当然のように作品の公開や配信の延期に繋がり、業績悪化にも繋がっていきます。ファンは延期によって作品の視聴が遅れるだけでなく、その業績悪化は今後の続編プロジェクトでの予算に影響する可能性もあり、続編のクオリティが低下したり、あるいはそもそも制作されなくなる事もあるかもしれません。

ソース:Marvel Studios to Skip Comic-Con’s Hall H This Year (Exclusive)

ロバート・ダウニーJr.さん、トム・クルーズさんとの初共演は「アイアンマン4」で?

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アイアンマン」などで主演を務めたロバート・ダウニーJr.さんがHBOの「Downey’s Dream Cars」のプレミアイベントに出席しました。そのレッドカーペット上で行われたインタビュー映像で、「アイアンマン4」に関する質問を受ける一幕がありました。

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extratv によるインタビュー動画が公開されており、動画の終わり(3分あたり)頃、インタビュアーと次の用なやり取りが行われています。

ETV:「もう一つ質問させてください。『トロピック・サンダー』について。トム・クルーズが続編を作りたいと言っているんだけど、やってくれますか?」

RDJ:「ええと、私が言えるのはこれだけです。トム・クルーズと私はまだ一緒にプロジェクトを行ったことはありません。だから回答としてある種「はい」です、何の作品にするかはその後です。」

ETV:「『アイアンマン 4』で共演はどうですか?」

この質問に対してロバート・ダウニーJr.さんは驚いて「彼はそれをやりたいの!?」を目を見開き、インタビュアーが「そこでぜひ見たいです」と畳み掛けると「オーケー」と答えたあと、「トム、真に受けないでよ!」と冗談交じりに去っていきました。

トム・クルーズさんがアイアンマンを演じる予定だったという話は古くからありますが、2023年初頭のポッドキャスト「Phase Zero」に出演したクルーズさんはその噂について言及。そこで「(役獲得まで)近くありませんでした」と述べ、「ロバート・ダウニーJr.が大好きだし、あの役は他の誰も想像できません。彼(ロバート)にとっては完璧だと思います。」とコメントしていました。

「アイアンマン4」が実現する可能性は現状低いようですが、マルチバースを利用してアイアンマンの変異体が登場することは十分あり、無限のマルチバースの中でそれを避け続けることは逆に不自然とも言えます。

アイアンマン/トニー・スタークはMCUの本筋から退場していますが、今後は映画「アーマーウォーズ」とドラマ「アイアンハート」にてそのレガシーが語られる予定。その中でトニー・スタークがどう描かれていくのか注目となっています。

映画「アイアンマン」シリーズはディズニープラスで配信中です。

ディズニーが2025年の映画公開スケジュールから2本のマーベル映画を削除

先日発表された7本のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画公開スケジュールの変更に加えて、2025年公開予定だった2本の映画が削除されている事が判明したと、海外メディア The Direct が報じました。

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記事によると、2025年7月25日と11月7日に公開が予定されていた2本の「タイトル未定のマーベル映画」が「タイトル未定のディズニー映画」に変更されているとのこと。

先日の予定変更を反映した最新の状態では、2025年には「ブレイド」と「ファンタスティック・フォー」が残されています。

2022年には「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」、「ソー:ラブ&サンダー」、「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」の3本が公開、2023年には「アントマン&ワスプ:クアントマニア」、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」、「ザ・マーベルズ」の3本、2024年には「デッドプール3」、「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」、「サンダーボルツ」の3本が予定されている事と比べると、2025年は1本少ない予定になるようです。

補足として2025年にはソニーが1本のマーベル映画の公開を予定中で、これがMCUの「スパイダーマン4」であった場合はここ数年と同じく年間3本のMCU映画という所に落ち着きます。

2021年の発表では年間4本の映画が公開される事が基準になっていくという話でしたが、ウイルスや物価高の影響もあってか達成されていません。また、昨年7月に開催されたSDCC2022での発表では2025年は既にフェーズ6に入っている予定でしたが、こちらも度重なる延期により見送られています。

©MARVEL,Disney

来月開催予定のSDCC2023にて、この1年の間に発表された削除や追加、日付の変更などが反映された最新状態のスケジュールと今後の予定が発表されると期待されています。

ソース:Disney Just Removed 2 MCU Movies from Its 2025 Release Slate

ドラマ「シークレット・インベージョン」から監督が降板していた事が判明

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シークレット・インベージョン」に出演するサミュエル・L・ジャクソンさんとオリヴィア・コールマンさんが、海外メディア Collider との動画インタビューの中で、本作のトーマス・ベズーチャ監督が降板していた事を明かしました。

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「シークレット・インベージョン」の制作初期の頃にトーマス・ベズーチャ監督とアリ・セリム監督の二人体制での制作が発表されていましたが、サミュエル・L・ジャクソンさんは動画内で次のように語っています。

「興味深いことに、『シークレット・インベージョン』の最初のミーティングで、アリ(セリム)は2人の監督のうちの1人でした。彼(セリム)と会い、それからもう一人の(ベズーチャ)監督と会い、翌日にはそのもう一人の監督が辞めていました。 」

爆笑しながら話すジャクソンさんに対して共演者のオリヴィア・コールマンさんは「あなたのせいなんじゃないの?」とコメントすると、ジャクソンさんは「自分が彼に何を言ったのか全く分からないよ。アシスタントに『彼を怖がらせるようなことを言ったのか、それとも何か別の理由?』と尋ねたけど・・・」と、降板理由については分かっていない事を明かしました。

そして「しかし、アリがやり続けたのは素晴らしいし、アリに全エピソードの監督を任せてくれたことはさらに素晴らしいことだと思います。おかげで、アリが番組にこうありたいと望んでいたアイデアやコンセプトに一貫性を持たせることができたのです。」と一人体制になったことでメリットもあったと語りました。

ベズーチャ監督はもともとファッション業界の重役として活躍していましたが、2000年に「Big Eden」で監督デビュー。これが成功し、2000年にVarietyの「注目すべき10人の脚本家」として選出されました。

多作な監督ではありませんが、2011年の「恋するモンテカルロ」などは Prime Video などで日本でも視聴可能です。

ドラマ「シークレット・インベージョン」は 2023年6月21日 にディズニープラスで配信予定です。

映画「デッドプール3」、デップーコミック作者が秘密のキャストを予告

コミック「デッドプール」の作家ロブ・ライフェルドさんがマーベル・スタジオが撮影中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール3」にさらなるX-MENの登場をほのめかしています。

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YouTubeの Nuke the Fridge チャンネルの番組に出演したライフェルドさんは「私が知っている情報はあなたの顔を溶かしてしまうでしょう、いいですか?私が知っているものは、あなたの顔を溶かすよ!」と、何やらとんでもない情報を知っている事を示唆しました。

また、本作に関する様々な噂について質問されると「あなたが聞きたい事はわかります。いいですか、こういうことなんです、みなさん。私はとても光栄に思っています。ファイギ氏は昨年の夏の終わりに私に連絡を取り、映画についてのいくつかの決定について私の意見を求めてきました。その後、プロデューサーたちとミーティングをしたんです。彼らが私の意見を聞きたいと言ってくれて、『いろいろな道、小道を考えている』と言われたのは、ただただ光栄でした。」と、マーベル・スタジオとの話し合いがあった事を明かしました。

そして「私が知っていたものの中には、発表される前に黙っていなければならないものもありました。ヒューとライアンが『ウルヴァリン3』で復縁することは知っていましたよ。幸運な事に彼らは私の前に何かを置いていきました。そして、信じてほしいのは、あのキャストリストを見たということです。これ以上は何も言えません。」と、まだ口にすることが出来ないキャストの存在がある事を明かしました。

「デッドプール3」に登場するX-MENキャストとして、5月には忽那汐里さん演じるユキオとブリアナ・ヒルデブランドさん演じるネガソニックの再登場が報じられていますが、海外スクーパーは他にも戻ってくるX-MENがいると追加のレポートを上げています。一方で、前作「デッドプール2」に登場していたドミノは戻ってこないとも報じられています。

また、ドラマ「ロキ」シリーズとのクロスオーバーも噂されており、先日はミス・ミニッツ声優がこの噂に対してコメントしていました。

映画「デッドプール3」は 2024年5月3日 米国で劇場公開予定です。

映画「ガーディアンズ Vol.3」、監督はコスモのデザインを「ホリデースペシャル」から微妙に変更していた事が判明

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」に登場したコスモ・ザ・スペースドッグが、2022年末のディズニープラスで配信された「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデースペシャル」のデザインから変更されていると、VFX担当のステファン・ネイズさんが明かしました。

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海外メディア Befores&Afters とのインタビューの中で、Framestore社のVFXスーパーバイザーを務めるステファン・ネイズさんは、ジェームズ・ガン監督から「Vol.3」のコスモに対してとある変更を求められたと次のように述べました。

「コスモのスピーカー(首輪状の翻訳機)については、さまざまなコンセプトがありました。光が動いたり、波打つようなカーブがあったり、いろいろな案があったんです。面白いことに、『ホリデースペシャル』では、襟元に大きなアンテナをつけていました。でもその後、ジェームズは「『ホリデースペシャル』では良かったが、将来はそうはいかない。違うデザインにしよう』と言ったんです。」

©MARVEL,Disney

そして「ジェームズは、女優の演技を維持する事にとても熱心でした。『雰囲気を保ちたい、キャラクターの中に女優を感じたい』と言っていました。だから、リアルな犬でありながら、その背後にいる俳優を感じるようにしなければなりませんでした。しかも、犬がスピーカー装置を通して会話をする。リップシンクも何もありません。そして、やはりフォトリアルである必要があったのです。」と語りました。

この目標に対して漫画やロボのような表現をする事はキャラクターのスピリットを壊してしまうと判断し、コスモを描くに当たって本物の犬に宇宙服を着せるというデザインに落ち着いたとネイズさんは明かします。

「正直なところ、犬に宇宙服を着せたことは、最適化という点では役に立ちました。なぜなら、その下の毛並みを処理する必要がなかったんです。宇宙服そのものは、CFXで処理しました。厚みや剛性については、何度も話し合いました。宇宙飛行士の動きや、スーツの厚さなども参考にしました。現実的なものから始めて、ある種の折り目をつけて、ビジュアル的にもカッコよく見せる必要がありました。また、動き方に関しても、かなりアートディレクションされています。まさに、宇宙服を着た犬なんです!」

コスモの宇宙服はかなりのこだわりを込めて制作されたようですが、映画のラストでは新しい服を手に入れており、この白い宇宙服が再び登場する可能性は低いかもしれません。

コスモは今後のMCUで再登場が予感させられていますが、次の舞台などは一切不明な状態にあります。MCUではコスモの他に同じ犬種からケイト・ビショップのラッキー・ザ・ピザドッグがデビューしており、俳優犬として友達同士の彼女たちの共演の機会にも注目されています。

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」のディズニープラス配信日に関して、ジェームズ・ガン監督は後少しと説明、8月上旬頃になるのではないかと見られています。

ソース:‘OK, but we want to see a test’