「シャン・チー/テン・リングスの伝説」と「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」がオスカー視覚効果部門にノミネート

第94回アカデミー賞の視覚効果部門にMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」と「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の2作品がノミネートされた事が、アカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミーの公式ツイッターにて発表されました。

ノミネートを記念して、マーベル・スタジオとソニー・ピクチャーズから新たなポスターが公開されています。

第94回アカデミー賞は2021年の映画を対象とし、現地時間2022年3月27日17時よりカリフォルニア州ロサンゼルス市ハリウッドのドルビー・シアターで授賞式が行われる予定です。

映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」はディズニープラスで配信中、映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は劇場公開中です。

チャーリー・コックスさんが映画「スパイダーマン:NWH」へのカメオとデアデビルの未来について語る

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」に出演したチャーリー・コックスさんが、海外メディア Supernova とのインタビューの中で、今作のカメオについてと、今後のMCUにおけるデアデビルの影響について語りました。

コックスさんは「あの役に抜擢されたことは本当に幸運だったと思いますし、与え続けられるギフトだと思っています。私はこの番組を作っている間、1分1秒を惜しんでいました。だから、また戻ってきて、どんな形でもいいから関わってほしいという依頼を受けたことは、私にとって本当にスリリングなことでした。」と「ノー・ウェイ・ホーム」のオファーを受けた時の事を振り返りました。

「そして、欲張りだと思われるかもしれませんが、もっとたくさんのことをやらせてもらいたいと思っています。もっともっと、何年も関われることを願っています。それが終わらないようにとも。人々から『この役を演じるには年を取りすぎている』と言われるくらいになることを願っているんです。」と、ファンから文句を言われるまで続けたい意欲があることを明かしました。

また、今後のMCUにおけるデアデビルについて、「知っていることは少ないけど、明らかに言うつもりもありません・・・。(マーベルの)計画がどうなっているかは分からないんです。しかし、そうですね、私の希望は、許される限り多くのことをやって、関わっていくことです。彼らが何を計画しているのか、そういうことは分からない。しかし、このキャラクターが探求してみたい、本当に興味深いストーリーがあるんです。」と締めくくりました。

「ノー・ウェイ・ホーム」に登場したマット・マードックの出番は非常に短く、また、デアデビルのヴィランであるキングピンがドラマ「ホークアイ」に登場しましたが、こちらもそう長い登場ではなく、二人のキャラクターがNetflix版と同一なのか、異なるのか、今の所曖昧な表現にとどまっています。

今後のデアデビルの登場については明かされていませんが、原作コミックの事を考えるとドラマ「エコー」での再登場が有力視されています。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は劇場公開中、ドラマ「デアデビル」はNetflixで配信中です。

ソース:INTERVIEW: Charlie Cox Talks ‘Kin’, First Series Since ‘Daredevil’

ドラマ「シーハルク」、シーズン2はある?ない?監督が質問に対応する

ディズニープラスで配信予定のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シーハルク」のカット・コイロ監督が、海外メディア The Wrap とのインタビューに応じ、タチアナ・マスラニーさん主演、マーク・ラファロさん出演のこのシリーズについて語りました。その中で、シーズン2に関する質問に対しても回答しました。

監督は、「シーハルク」に携わることになった経緯について、「私は決してジャンルで企画を選びません。そして、実は(ジャンルを)あまり考えず、キャラクターについて考えています。そして、登場人物の感情的な生活について考え、私が何かをもたらすことができるのか?ユーモアとハートをミックスさせることができるだろうか?なぜなら、これこそが私の好きなものだからです。そして、そのような作品に携わるのが好きなのです。」と語りました。

さらに「そして、私がマーベルの遊び場に足を踏み入れたとき、マーベルのクールなところは、常に進化し続ける宇宙であり、ストレートなドラマもあれば、とてもコメディな映画もあるということです。そして、私たちはその世界で、よりコメディな世界で遊んでいるのは間違いありませんが、それはまだマーベルランドの一部でもあるのです。」とコイロ監督は続けました。

そして本作について「私はいつもしているように、キャラクターと演技に本当に集中し、ユーモアを見つけつつ、現実に根ざしたものにしていると言えるでしょう。」と説明しました。

最後にドラマ「ロキ」同様にシーズン2があるのか質問されたコイロ監督は「ケヴィン・ファイギにその質問に答えてもらうことにします。今のところ、1シーズンやって、今年中に公開される予定です。そして、そこから進めていきたいと思います。」と述べました。

「シーハルク」はすでにシーズン2が計画されている事が報じられていますが、今回、コイロ監督は明確な回答を避けました。ただし先に進めていきたいという意志は明確で、期待せずにはいられないようです。

「シーハルク」では「インクレディブル・ハルク」のヴィランだったアボミネーションが再登場する事が明かされていますが、アボミネーションは映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」ですでに再登場しています。「シーハルク」が「シャン・チー」の前後どちらの時系列になるかは不明ですが、「シーハルク」配信前に「インクレディブル・ハルク」と「シャン・チー/テン・リングスの伝説」をチェックしておくのもいいかもしれません。

ドラマ「シーハルク」は2022年ディズニープラスで配信予定です。

ソース:‘She-Hulk’ Director Teases Bringing a Mix of Humor and Heart to the Marvel Universe (Video)

ドラマ「ミズ・マーベル」のヴィランが判明か?再撮影現場の写真が投稿される

現在、ジョージア州アトランタで再撮影が行われているMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ミズ・マーベル」の現場写真を、atlanta_filmingが投稿しました。その写真とコミックから一人のヴィランの名前が浮上しています。

夜間の撮影なのか投稿された写真の画像は荒いものの、投稿には「ドローンは本当にかっこよかった。二人の男が担ぐ物理的な小道具もあった。」とコメントが添えられています。このドローンというキーワードから、多くのコミックファンはヴィランがトーマス・エジソンになるのではないかと考えています。

コミックのインベンダー(発明者)/トーマス・エジソンはグレッグ・ノックスという科学者によって現代に蘇ったエジソンのクローンです。しかし、DNAの合成中のノックスのペットのオカメインコのDNAが混じってしまう事故により、顔がインコになってしまいましたがその天才的な脳は健在でした。

ミズ・マーベルがコミックでドローンと戦う状況になったのはこのエジソン・クローンが登場した「ミズ・マーベル Vol3 #5」(2014年6月)から「ミズ・マーベル Vol3 11」(2015年2月)の間のみであるとの事。海外コミックファンはこの事から、本ドラマのヴィランが彼になるのではないかと推測しています。

MCUはコミックどおり行くことのほうが稀ですが、敵がドローンを駆使してくるのであれば、マッドサイエンティスト系のヴィランである可能性はかなり高いようです。

ドラマ「ミズ・マーベル」はディズニープラスで配信予定です。

ドキュメンタリ「マーベル・スタジオ・アッセンブル」の「エターナルズ」と「ホークアイ」が2月9日より米ディズニープラスで配信へ

米ディズニープラスの2022年2月配信スケジュールが公開され、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のメイキングを描いたドキュメンタリー番組「マーベル・スタジオ・アッセンブル:ホークアイの裏側」と「マーベル・スタジオ・アッセンブル:エターナルズの裏側」が2月9日より配信される事が発表されました。「ホークアイの裏側」は1月配信スケジュールに含まれていましたが延期されていました。

なお、日本のディズニープラスの2月配信予定には含まれておらず、配信が見送られる可能性があります。

他のマーベル作品としてはアニメ「マーベル ライジング:ゴースト・チェイス」が2月2日に追加済み、2月16日にドラマ「マーベル クローク&ダガー シーズン2」、2月23日にアニメ「X-メン シーズン1~5」が追加予定となっています。

ドラマ「ホークアイ」よりエレーナの未使用コスチュームが公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ホークアイ」シーズン1より、エレーナ・ベロワのコンセプトアートが公開されました。アートは昨年発売のエヴァのフィギュアデザインも手掛けたジョシュ・ニジーさんによって描かれたもので、ニジーさんのInstagramにて公開されています。

ニジーさんは「こちらはエレーナの未使用のルックです。ニューヨークの湿った冬とタクティカルウェアを組み合わせてみました。」とコメントを添えて投稿。余裕のある服装とケープが特徴的なデザインとなっていますが、最終的には映画「ブラックウィドウ」着用していたようなぴっちりとしたスーツで撮影されました。

「ブラックウィドウ」のラストでコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌ、通称ヴァルからの指示でクリントの抹殺のために登場したエレーナでしたが、クリントからナターシャの死の真相を聞いたことで任務を中止して引き返しました。

このエレーナの判断をヴァルが素直に受け入れるのか、それとも厳しく罰するのかは今後のMCUで語られるものと見られています。

※さらに別バージョンも公開されたので追加

ドラマ「ホークアイ」シーズン1はディズニープラスで配信中です。

トム・ホランドさん、映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の宣伝でソニーに怒られたと語る

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」で主演を務めたトム・ホランドさんが、海外メディア The Hollywood Reporter とのインタビューの中で、映画のプロモーション中にソニーのマーケティングチームから怒りの電話がかかってきていた事を明かしました。

ホランドさんはインタビューの中で、「面白いことに、実はプレスツアー中にトラブルがあったんです。スタジオの人たちから電話がかかってきて、『この映画を残酷だと言うのはやめなさい!この映画を感情的だと言うのはやめるんだ!それは映画の売りにならない!』と。それで僕は『でも、実際そうなんです。これは今まで作られた中で最も感情的なスーパーヒーロー映画だ!』と言ったんです。そして、「私達は観客にこの映画の面白さをわかってほしいんだ」と言われたんです。で、僕は「確かに楽しいけど、ちょっと胸が痛む映画だよ」と言ったんです。だから、映画の宣伝方法を変えなければならなかったけど、少なくとも何人かの人には警告を発してよかったと思っています。」と語りました。

トム・ホランドさんは映画の米公開2週間前のインタビューにて、本作の結末を「残酷でほろ苦い」と表現し、共演するゼンデイヤさんは「甘い部分はなく、ただ苦いだけ」とコメントしていました。

これらのプロモーションが興行収入にどれほどの影響を与えたかはわかりませんが、2021年公開の映画では国外収入が10億ドル(約1150億円)を超えた数少ない映画の1本となりました。北米興行収入は7億3500万ドル(約846億円)を超えており、米国史上で4番目に興行収入が高い映画となり、7億6000万ドルで3位の「アバター」に、あと2500万ドルで追いつく所まで来ている状況となっています。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は劇場公開中です。

ソース:Tom Holland on ‘Uncharted’ and ‘Spider-Man: No Way Home’ Secrets

ドラマ「アーマーウォーズ」は撮影間近?複数の情報が流れる

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アーマーウォーズ」の制作状況について新たな情報が投稿されました。Twitterアカウント Armor Wars News は2022年5月から12月にかけて撮影されると投稿したところ、Cosmic Circus の編集長リジー・ヒル氏は別の投稿をしました。

ヒル氏は元のツイートを引用しつつ、「これは違うと聞いています。実際は10月から11月にかけてスタートする」と投稿。情報としては約半年ほどのズレがあるようです。

どちらにしてもこのスケジュールでは2022年内の配信が無理であるのは明白で、2023年以降までのんびりと待つ必要があるようです。

エンドゲームの後のローディがドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」に少しだけ登場し、米軍に在籍を続けている事が判明していますが、それ以外のローディの詳しい状況はわかっていません。

ローディを演じるドン・チードルさんは今作はトニー・スターク亡き世界でローディの過去と未来を追求していく番組になるとコメントしています。

このドラマは同名のコミックを原作としていますが、原作はトニー・スタークが自身の盗まれた技術と戦う物語であるため、MCU版は主人公がトニーからローディに変わることになります。

また、MCU版ではヴィランとして「アイアンマン2」でトニー・スタークと争ったジャスティン・ハマーや、「アントマン&ワスプ」に登場したブラックマーケットの売人ソニー・バーチ、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」でパワーブローカーと名乗るようになったシャロン・カーターなどの再登場が予想されています。

ドラマ「アーマー・ウォーズ」はディズニープラスで配信予定です。

ドラマ「シークレット・インベージョン」はフューリーの過去も描く?サミュエル・L・ジャクソンさんがSNSを更新

現在撮影中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シークレット・インベージョン」の主人公ニック・フューリーを演じるサミュエル・L・ジャクソンさんがInstagramを更新し、若き日のフューリーが今作に登場する事を示唆しました。

サミュエル・L・ジャクソンさんは「パッチ、パッチがない、傷がない。古き良き日のフューリー、グルーヴを見つけなきゃ!#SecretInvasion#justlikeridingabike」とコメントを添えて写真を投稿。

先日ロケ現場で確認されていたフューリーのひげもじゃ傷顔とは異なるすっきりとした写真を投稿しました。

本作はタイトルどおりシークレットな状態が続いており、公式からはそのあらすじなど明らかになっていません。注目の若手女優エミリア・クラークさんのキャスティングなども話題となり、現場でも目撃されています。

ドラマ「シークレット・インベージョン」はディズニープラスで配信予定です。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の新たなプロモアートが到着

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の新しいプロモーションアートが公開されました。オフィシャルライセンス商品として開発されているもので、オンラインショップ REDWOLF にて販売されているポスター用のアートとなっています。

REDWOLFで紹介されているのは以下のようなポスター。公式トレーラーでわずかに見ることが出来たミノタウロスのリントラの全身や、公式ポスターでもフィーチャーされている3人のドクター・ストレンジがここでも取り上げられています。

© MARVEL,Disney

本作は2021年秋頃から大規模な再撮影が行われていることが明かされていましたが、先日、サム・ライミ監督がこの再撮影が終了した事を報告しました。しかし必要であればまた撮影するともコメントしており、公開ぎりぎりまでポストプロダクションが行われるものと見られています。

本作の公式概要は以下のとおりです。

危険すぎる禁断の呪文によって時空を歪ませてしまったストレンジは“マルチバース”と呼ばれる謎に満ちた狂気の扉を開いてしまう。何もかもが変わりつつある世界を元に戻すため、盟友の魔術師ウォン、そしてアベンジャーズ屈指の強大な力を誇るスカーレット・ウィッチことワンダにも助けを求めるが、もはや彼らの力だけではどうすることもできない恐るべき脅威が人類、そして全宇宙に迫っていた。その宇宙最大の脅威とは、、、なんとドクター・ストレンジと全く同じ姿の人物で「宇宙への最大の脅威はお前だ」と不敵な笑みを浮かべていた…。
監督:サム・ライミ 出演:ベネディクト・カンバーバッチ/エリザベス・オルセン/ベネディクト・ウォン/レイチェル・マクアダムス /キウェテル・イジョフォー/ソーチー・ゴメス 『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』2022年5月映画館にて公開!

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」は 2022年5月4日 日本公開予定です。