【噂話】映画「アントマン&ワスプ:クアントゥマニア」にはケイト・ビショップが登場すると報じられる

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アントマン&ワスプ:クアントゥマニア」に、現在ディズニープラスで配信中のドラマ「ホークアイ」でデビューしたケイト・ビショップが登場すると海外メディア Midgard Times が報じました。

記事によると、ケイト・ビショップを演じるヘイリー・スタインフェルドさんが「クアントゥマニア」を撮影していたイギリス、バッキンガムシャーのパインウッド・スタジオにて発見されたとの事。イギリスでは撮影における新型コロナウイルスに対する政府方針が厳しく設定されているため、カジュアルな訪問の可能性は低いと指摘しています。

「クアントゥマニア」ではアントマン/スコット・ラングの娘キャシー・ラングが新ヒーローのスタチュアとしてデビューする事が発表されており、キャシーとケイトはコミックにおいて共にヤング・アベンジャーズのメンバーでもあります。MCUでも「クアントゥマニア」の劇中で早くもチームアップするか、あるいは今後の合流を示唆するポストクレジットシーンなどのカメオ出演になるかもしれません。

新たなキャプテン・アメリカとなったサム・ウィルソンが率いる新生アベンジャーズに加わるのか、コミック同様ヤング・アベンジャーズとして結成していくのかは不明ですが、MCUのヤングヒーローたちの活躍が徐々に増えていくようです。

映画「アントマン&ワスプ:クアントゥマニア」は 2023年7月28日 米国公開予定です。

ソース:Hailee Steinfeld’s Kate Bishop to Return in ‘Ant-Man and the Wasp: Quantumania’ [Exclusive]

トム・ホランドさん、アベンジャーズタワー購入者のネタバレをしそうになるもゼンデイヤさんに止められる

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」のプロモーションとして、海外メディア Comicbook.com とのインタビューに応じたトム・ホランドさん、ゼンデイヤさん、ジェイコブ・バタロンさんの3人が、本作に登場するアベンジャーズタワーの新しい購入者を知っている事が判明しました。

映画「スパイダーマン:ホームカミング」で、元の所有者であるトニー・スタークがアベンジャーズタワーを売却することになったため、ハッピーが引っ越しの準備をする様子が描かれていました。そして「ファー・フロム・ホーム」のラストシーンではそこに新たなビルが建っている事が一瞬描かれていました。「ノー・ウェイ・ホーム」で、このビルが登場するかどうかはまだ確認されていませんが、3人はこの巨大なビルを買ったのかを知っている様子。

ホランドさんが「誰がアベンジャーズタワーを買ったのか知っている!」というと、すぐにゼンデイヤさんネタバレしないように彼の口を塞ぎました。

アベンジャーズタワーの跡地については以前からその所有者を巡って様々な理論が展開されており、グリーンゴブリン/ノーマン・オズボーン、ファンタスティック・フォー、キングピンなどの名前が挙げられていました。

最新作の中でこのビルはどのように絡んでくるのでしょうか。

本作の公式あらすじは以下の通りです。

『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』でピーター<スパイダーマン>はミステリオを倒したが、彼が遺した偽映像をデイリー・ビューグルが公開したことで、ミステリオ殺害の嫌疑をかけられる。ピーターがスパイダーマンの正体であることも暴かれてしまい、彼の生活は一変してしまう──

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は 2022年1月7日 に日本公開予定です。

ドラマ「ホークアイ」、監督がエコーのデビューについて語る

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ホークアイ」のバート&バーティ監督が海外メディア Entertainment Weekly とのインタビューに応じ、エコー/マヤ・ロペスのデビューについて語りました。2話のラストシーンで姿を表したエコーはトラックスーツ・マフィアのリーダーである事が判明し、3話ではその生い立ちが描かれました。

バート監督は、幼い頃のマヤが耳が聞こえないことへの対処を学び、戦闘能力を発揮し、後にローニンに殺される父ウィリアム・ロペス(演:ザーン・マクラノン)との親密な関係を示す一連のフラッシュバックシーンについて、「身近な人を失った彼女を登場させることは非常に重要でした」と語ります。

バーティ監督によると、幼いマヤを演じたダーネル・ベソーちゃんは大人のマヤを演じるアラクア・コックスさんと同じメノミニー族であり、2人がいとこ同士だったと言います。「2人が似ているということは、私たちにとってはスラムダンクのようなものでした。彼女はただ参加して、ASL(アメリカ手話)を学んだだけなんです。そして、彼女には素晴らしい純真さと魅力があり、まさにこのキャラクターにぴったりの設定となっています。」

さらに、「2人の間に家族のようなつながりがあるのも素敵でした」とも語っています。

また、監督たちは、”Echoes “というタイトルのエピソード3で彼女がスクリーンにもたらしたものについても、賞賛の言葉を述べています。タイムラインが現在に戻ると、マヤはすぐにクリントとケイトとの争いに巻き込まれ、最終的には彼らが監禁されていたブルックリンの廃墟となったおもちゃ倉庫から脱出することになります。

耳の聞こえないマヤ、ASLを理解しないケイト、難聴で基本的なASLを知っているクリント、そしてASLでコミュニケーションできるマヤのトラックスーツ・マフィアのカジ(演:フラ・フィー)とのやりとりは、確かに撮影が難航しましたが、それを成功させたのはアラクア・コックスさんのおかげだと両監督は語っています。

「彼女はASLについて多くのことを教えてくれました。また、ASLを正しく撮影するために、何を見るべきか、本当に感情的な瞬間でない限り、可能な限り近づきすぎないようにすることについても教えてくれました」とバート監督は言います。「だから、ASLをカメラに収めることができたと思います。例えば、肩越しに撮影することで、ASLを前面に出すことができます」と監督は説明します。

あるシーンのブロッキングや、聴こえる場面と聴こえない場面の切り取り方について、バーティ監督は、「私たちは常に、彼女の視点や世界観に戻したいと思っていました。視点は常に視覚だけではなく、音声も含まれます。」と語りました。

一方、アラクア・コックスさんは、ASLを学ぶために時間を割いてくれた共演者たちに感謝しています。「私はヘイリーとよく話しました。彼女はASLを学ぼうとしてくれて、とても嬉しかったです」と語り、さらにヘイリーからは「『心配しないで。心配しないで、とてもカジュアルに捉えて。あなたは大丈夫よ。乗り越えられるわよ』と。そのアドバイスはとても心に残りました」と付け加えています。

耳が聞こえないだけでなく、義足でもあるアラクア・コックスさんは、スクリーン上でも義足を装着し、エコーを演じています。「彼女が身体的にもやりたいことをやっているのを見て、とても感銘を受けました」とバート監督は言います。「彼女は毎日、無理のない範囲でどんなことにもチャレンジしていました。彼女は初めての経験でしたが、プロのように対応してくれました。」

エコーは「ホークアイ」のヴィランとして登場していますが、単独ドラマシリーズの制作が公式に発表されており、コミックと同様にヒーローに転じると考えられています。残り3話でマヤの誤解は解け、ローニンの真相が明かされるのか、要注目となっています。

ドラマ「ホークアイ」シーズン1はディズニープラスで配信中、次回、第4話は 2021年12月8日 配信予定です。

ソース:‘Hawkeye’ Directors on Alaqua Cox’s Debut as Echo and Filming ASL Scenes (Exclusive)

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」よりウィレム・デフォーさんのグリーンゴブリンが正式公開

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」に登場するグリーンゴブリンがウィレム・デフォーさんである事がわかる公式の動画が正式に公開されました。この映像はブラジルで開催されたコミコンエクスペリエンスで公開されたもので、3人のヴィランを特集したものとなっています。

動画の序盤にはこれまでのトレーラーには含まれていなかったシーンがいくつかあり、その中でウィレム・デフォーさんの姿も確認できるようになっています。

デフォーさんは2002年公開の映画「スパイダーマン」でもグリーンゴブリン/ノーマン・オズボーンを演じましたが、映画のラストで死亡しました。今回のグリーンゴブリンが同一人物であるかはまだ判明しておらず、同一であれば死ぬ前の時間軸から飛んできたり、いかなる手段かを用いて復活したと考えられます。別のグリーンゴブリンだった場合は、ドラマ「ロキ」でいうところの変異体のような設定になるかもしれません。

これで今回の動画にも登場しているグリーンゴブリン、ドクター・オクトパス、エレクトロそれぞれの俳優さんは以前と同じである事が確定しました。残るリザードとサンドマンについての役者は今の所発表されていません。

本作の公式あらすじは以下の通りです。

『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』でピーター<スパイダーマン>はミステリオを倒したが、彼が遺した偽映像をデイリー・ビューグルが公開したことで、ミステリオ殺害の嫌疑をかけられる。ピーターがスパイダーマンの正体であることも暴かれてしまい、彼の生活は一変してしまう──

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は 2022年1月7日 に日本公開予定です。

トム・ホランドさんが映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の削除シーンについて明かす

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」で主演を務めるトム・ホランドさんが、海外番組 Graham Norton Show に出演し、本作の削除シーンについて語りました。ただしこれは「ホランドさんが見たバージョンでは」の話で、映画はまだ編集作業中であるとも報じられています。

※これより先は「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」のネタバレを含んでる可能性があります。ご覧の際はご注意ください。

番組インタビューの中でホランドさんは兄弟共演について触れ、「僕たちは先日映画を見ました、そして彼らはシーンをカットしていました(笑)。あのシーンは映画にはありませんでした。」

以前から本作ではトム・ホランドさんと弟ハリー・ホランドさんが共演するとして噂になり、実際にロケ現場でリークされ、その後ホランドさんも自身のInstagramで写真を共有するなどしていました。

以前の報道では弟ハリーさんが演じるのはスパイダーマンに捕まってしまう強盗役との事でしたが、今回のトム・ホランドさんの話によるとその夢の共演シーンは映画本編には含まれない事になったようです。

ただし今作はギリギリまで編集作業が行われるとのことで、一部VFXなどもまだ未完成だと伝えられてもおり、夢の共演シーンが本公開バージョンでどう扱われるかはまだ不明とも言えそうです。それでも採用されなければディスク版の特典映像化やオンライン公開に期待する事になりそうです。

本作の公式あらすじは以下の通りです。

『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』でピーター<スパイダーマン>はミステリオを倒したが、彼が遺した偽映像をデイリー・ビューグルが公開したことで、ミステリオ殺害の嫌疑をかけられる。ピーターがスパイダーマンの正体であることも暴かれてしまい、彼の生活は一変してしまう──

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は 2022年1月7日 に日本公開予定です。

ソース:Spider-Man: No Way Home’s First Deleted Scene Has Already Been Revealed

ドラマ「ホークアイ」、3話のイースターエッグをピックアップ

2021年12月1日配信のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ホークアイ」シーズン1エピソード3「エコー」のイースターエッグを中心に原作設定や今後の予想などをご紹介。

※この先はシリーズのネタバレ、および今後の物語のネタバレの可能性が含まれています。ネタバレが嫌な方はご遠慮ください。

エコー/マヤ・ロペス

前回のラストシーンで紹介されたエコーの回想シーンから始まる今回のエピソード。時代は2007年、アイアンマンが誕生する1年前、また本作は当初2025年と言われていましたが監督からあらためて2024年であると訂正されたため、17年前という事になります。

マヤは幼少期から耳が悪くドラマでも無音の演出がされる一方で、マヤが相手の唇の動きから話している内容を汲み取っている様子も描かれています。コミックのマヤも読唇術を身に着けている設定になっており、MCUでもそれを踏襲しているようです。

このシーンで登場するマヤのワークブックには「learn how to play copoiera(カポエラを学ぶ)」などと書かれています。ちなみに正しい綴りはcopoeiraで、子供ならではの間違いなのでしょうか。また、「 I run as *** as a ****.」の穴埋めは「ドラゴンのように早く走る」と書き込んでおり、ユニークな発想を持つ子どもである事も描かれています。

家ではネイティブ・アメリカンの父親と共に遊んでいますが、壁には鳥のように見える手形アートが描かれています。原作コミックのエコーは父親が死の間際に血だらけの手でマヤの顔に触れ、そのあとがずっと残っているという設定があります。

©2021 MARVEL,Disney

ドラゴンが本当にいるかどうか気になるマヤに対して父は「ドラゴンは別の世界に住んでいる」と説明しています。視聴者はソーシリーズで登場する竜や「シャン・チー」で登場した龍を思い出しますが、父はその事を知っているのでしょうか。

マヤが、自分は聾唖学校に通わないのかと父に尋ねると、父は「必要ない」と答えます。続けてマヤは手話をやめなきゃダメかとも問いかけます。マヤはどちらの世界ともやり取りが出来ない事への不安を感じているのかもしれません。しかしここで父親は、「学ぶことで二つの世界を行き来できる」ようになると説きます。この事は人との違いをポジティブに捉える描写でもあり、マルチバース展開を示唆しているようでもあります。

そして、父はその方法として「よく見る」ようにとマヤに教え、マヤは「見る」事を意識するようにになっていくのでした。

エコーのおじさん

空手を習うシーンでは、父のアドバイスどおりよく「見る」ように心がけているマヤの姿が描かれています。コミックのエコーは相手の動きを見て完璧に真似るフォトグラフィック・リフレックス能力(タスクマスターと同じ能力)を持ち合わせており、この能力の誕生を示唆している可能性があります。

父は「おじさん」が連れて帰ってくれるからと一足先に退場。そして映される黒服の「おじさん」は奇妙なカメラアングルでその顔はわかりません。「ホークアイ」で登場が噂されているスパイダーマンのヴィランとしておなじみのキングピンは白服のイメージが強いキャラクターですが、この「おじさん」がキングピンなのかそうでないのか、ここではまだ描かれません。

なお、マヤの右足が義足として描かれていますが、こちらはコミック由来のものではなく、大人のマヤを演じるアラクア・コックスさんが義足である事を反映しています。

ローニン

シーンは大人のマヤへと変わり、バイクで帰宅するとそこでは、ローニンが殺戮を繰り広げる場面に出くわします。マヤは戦うために突入しますが、ローニンは父を刺して去ってしまいました。マヤの父ウィリーや他の被害者たちもジャージ姿である事から、彼らはトラックスーツ・マフィアであることが伺えます。

父は最後に手話で「遠くへ飛びされ、小さなドラゴンよ」と伝え、息を引き取ります。頬に残った父の血の痕は、原作コミックのエコーのビジュアルをオマージュしています。

コミックではマヤの父は前述のキングピンの部下であり、キングピンの命令で殺害されました。その後、父を殺したのはデアデビルだと教え込み、マヤをデアデビルの暗殺に差し向けていました。MCU版では父を殺したのがローニンとなったことで少し話が変わってくるようです。

なお、「ホークアイ」の1話の闇オークションでローニンの刀が収納式である事が判明しましたが、このシーンで殺戮をしていたローニンは背中に鞘を背負っています。さらに言えばローニンが初登場した「アベンジャーズ/エンドゲーム」でも刀に鞘がついており、あとから誰かが収納式に改造した可能性も考えられるかもしれません。これらの不一致に意味があるのか、単なるミスなのかは今後の注目ポイントになりそうです。

©2021 MARVEL,Disney

イマジン・ドラゴンズ

ケイトとマフィアの間で取り上げられている「イマジン・ドラゴンズ」は実在するアメリカのオルタナティヴ・ロック・バンドです。日本向けの公式ウェブサイトもあり、CMで採用されている楽曲もあるため耳にしたことがある方も多いかもしれません。ケイトの音楽の好みではないようです。

ローニンの死

父の仇であるローニンの正体がケイト・ビショップだと考えるマヤ。それに対してクリントは「まだ子供だから」とケイトではない事を伝えようとします。この時、英語では「She is nine.」(彼女は9歳だぞ)と2話から引き続いてケイトを子供あつかいしている様子が見て取れます。

しかしマヤはクリントの言い分を否定。ケイトは部下を倒し、ホークアイを助けに来て、そして実際にローニンが戻ってきていると主張します。これに対してクリントは「ローニンは既に死んだ、ローニンはブラックウィドウに殺された」と返すのでした。

この事は映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」でも描かれていました。日本でヤクザと大立ち回りしている所にナターシャが訪れ、クリントはローニンとしての活動を終えたのでした。そういう意味ではクリントは真実を言っているのですが、マヤは信用しません。

これをきっかけにマヤがケイトの首に手をかけ、カジがこれを止める中、クリントは隙きを突いて拘束を解いて脱出、逃走します。大乱闘が繰り広げられる中、補聴器を破壊されてしまいますが、クリントは没収されていた弓矢を取り戻し、ケイトと共に外へと脱出するのでした。

トリックアロー

なんとか脱出したクリントとケイトの二人。運転するよう指示するクリントでしたが、ケイトは運転出来ないと主張するも、クリントは補聴器を壊されてしまったために通じません。しかし銃撃を合図にケイトは助手席に座り込み、やむなくクリントが車を発進させます。

トラックスーツ・マフィアたちも車に乗り込みカーチェイスが開始。ケイトは弓矢を奪われてしまったため、クリントの弓矢を用いて反撃を開始しようとします。しかし、クリントは「これはダメ、これもダメ」といくつかの矢を没収、危険なトリックアローがたくさんあるようです。

このカーチェイスのシーンではパティ(粘土)・アロー、エクスプロシブ・アロー、プランジャー(ラバーカップ)・アロー、オクト・アロー、アシッド・アロー、スモーク・アローなどが使用されています。

その後、橋上で追い詰められてからは「アベンジャーズ」や「ホワット・イフ…?」でも登場したUSBアローが登場。そして今回の目玉となるトリックアロー、ピム・アローが登場しました。

©2021 MARVEL,Disney

アントマンの能力の基になっているピム粒子を利用した矢と思われるものですが、入手経路に関しては不明な部分が多いものとなっています。「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」の空港バトルでクリントとアントマンがいましたが、それ以外に特に接点はありません。また、ピム粒子の開発者であるハンク・ピム博士とクリントも接点がありません。このあたりは今後公開予定の映画「アントマン&ワスプ:クアントゥマニア」にて語られる可能性があるのかもしれません。

追い詰められた二人は最終的にプランジャー(ラバーカップ)・アローを使って窮地を脱出します。それはケイトがヒーローになる決意をした「アベンジャーズ」のシーンの再現でもありました。

クラシック・ホークアイ

チャイニーズタウンの医者を訪ね、補聴器を修理してもらった二人は一息ついて食事へ。

ケイトは「このためにトレーニングを続けてきた」と話し、父が人助けに命を捧げていたと父からの影響を明かします。1話のイースターエッグ記事でも紹介しましたが、ケイトの父はコミックとは180度違うようで、ケイトも尊敬しているようです。

人助けに首を突っ込みたいケイトですが、人助けをしてきた先輩としてクリントは「犠牲を伴う」とやんわりと否定。ケイトは「得るものもある」と反論するも、その中身は「イケてる矢とスーツ」と続け、クリントは呆れてしまいます。

そしてケイトはクリントに新しいスーツとして、原作コミックのクラシックなホークアイの姿を提案。こちらはLARPシーンでも参加者のコスプレとして実写化されていましたが本編には収録されていませんでした。

スローン有限会社

ケイトの実家に戻ったケイトとクリント。ケイトは母エレノアのパソコンを使ってビショップセキュリティにアクセスし、敵についての調査を開始。データベースからカジがスローン有限会社の従業員だったことを突き止めます。そして、ジャックを調べようとしたところで、アカウントはロックされ、アクセス拒否されてしまいます。物音の方に近づいたクリントを待っていたのは、ローニンの刀を持つジャックでした。

このスローン有限会社が何であるかは現時点では不明で、コミックにも登場しない会社です。しかし様々なマーベル作品の中でスローンという名前のキャラクターは数人存在し、その中で遠回しにカジとの関係性がありそうなキャラクター、ウォーカー・スローンという男がいる事を海外ファンが発見しています。

このウォーカー・スローンはPS3やWiiで発売されたゲーム「Spider-Man: Edge of Time」にてAlchemaxという会社のCEOとして登場しています。このAlchemax社がアニメ「スパイダーマン:スパイダーバース」にも登場しており、このアニメ版でのAlchemaxはキングピンが所有しているフロント企業である事が描かれていました。そしてコミックでのカジはエコーと同様にキングピンの部下でした。

このファンセオリーが当たっているのかどうかは今後のストーリーテリングを楽しみに待つだけですが、今回のエピソードでもカジはエコーの「おじさん」を気にしている様子が描かれていましたし、カジと「おじさん」の間に何か特別な関係があるのは明らかなようです。


ドラマ「ホークアイ」シーズン1はディズニープラスで配信中、次回、第4話は 2021年12月8日 配信予定です。

ベネディクト・カンバーバッチさん、「スパイダーマン:NWH」の脚本を「あえて全て読まなかった」と語る

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」に出演するベネディクト・カンバーバッチさんが、海外メディア USA Today とのインタビューに応じ、今作の脚本を必要な部分しか読んでいなかった事を明かしました。

インタビューの中で、カンバーバッチさんはネタバレをしないために脚本全体を読んでおらず、何も知らない事を主張しました。カンバーバッチは「これだけは言えます。騒々しい映画ですよ。何も教えたくはありません。実は私、台本を全部読んでいません。あえてそうしたのは、ただ(この映画を)楽しみたいだけなんです。」とコメントしました。

MCUの映画製作は秘密主義であり、過去にも台本の一部しか渡されなかったという俳優さんが多く存在しましたが、今回ベネディクト・カンバーバッチさんは台本をフルで貰っていたにも関わらず、敢えて全てを読まなかったようです。カンバーバッチさんも今作に関する噂の数々を楽しみにしているのでしょうか。

本作の公式あらすじは以下の通りです。

『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』でピーター<スパイダーマン>はミステリオを倒したが、彼が遺した偽映像をデイリー・ビューグルが公開したことで、ミステリオ殺害の嫌疑をかけられる。ピーターがスパイダーマンの正体であることも暴かれてしまい、彼の生活は一変してしまう──

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は 2022年1月7日 に日本公開予定です。

ソース:Benedict Cumberbatch avoided showering for ‘Power of the Dog’: ‘I had a biohazard zone around me’

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」のキャラクターポスターが公開

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」からヴィランを描いたキャラクターポスターが公開されました。公開されたのはグリーンゴブリン、ドクター・オクトパス、エレクトロの3人、公開済みのトレーラーからはその他にリザードとサンドマンが登場する事がわかっています。

©2021 Sony

本作ではコミックでも度々登場するヴィランチーム「シニスター・シックス」が結成されるのではないかと言われていますが、現在登場が確定しているのは5人。バルチャー、ミステリオ、ヴェノムなどがどう扱われるのかは不明です。

本作の公式あらすじは以下の通りです。

『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』でピーター<スパイダーマン>はミステリオを倒したが、彼が遺した偽映像をデイリー・ビューグルが公開したことで、ミステリオ殺害の嫌疑をかけられる。ピーターがスパイダーマンの正体であることも暴かれてしまい、彼の生活は一変してしまう──

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は 2022年1月7日 に日本公開予定です。

ドラマ「ホークアイ」から新たなトレーラー「Hit the Mark」が公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ホークアイ」から新たなトレーラー「Hit the Mark」が公開されました。15秒の短い動画の中には謎の姿の人物が登場しており、かねてより報じられているブラックウィドウ/ナターシャ・ロマノフの妹、エレーナ・ベロワの登場への期待を上げるつくりになっています。

動画の中ではステルススーツを着用した正体不明の人物と、クリントの周りに電撃がほとばしる新たなシーンが含まれており、これがブラックウィドウのウィドウズキスによるものなのか、注目が集まっています。

また、ナレーションで「biggest surprises are yet to come」(最大のサプライズはこれから)とのアオリも入っており、残る3話で何かのサプライズが有ることも示唆しています。

「ホークアイ」の公式概要は以下の通りです。

アベンジャーズ創設メンバーのオリジナル・ドラマシリーズがディズニープラスで独占配信! 『アベンジャーズ/エンドゲーム』後のニューヨークが舞台。 アベンジャーズを辞めたい男・ホークアイのただ一つの願いは、家族と平穏なクリスマスを過ごすこと。 けれども、彼の過去に関わる事件が起こり、トラブルに巻き込まれていくことに…。 アベンジャーズになりたい若き弓の使い手、ケイト・ビショップがホークアイの戦いに加わるが、果たして彼はニューヨークを舞台にした壮大な戦いを切り抜け、クリスマスを無事迎えることができるのか。

ドラマ「ホークアイ」シーズン1はディズニープラスで配信中、次回、第4話は 2021年12月8日 配信予定です。

【ネタバレ注意】映画「ドクター・ストレンジ2」のレゴリークによりヴィランが明らかに

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」の玩具リークが到着しました。この映画のグッズとして発売予定の商品は既にレゴの米国版ページにて公開されていますが、まだ公式発表されていないキャラクターが紹介されているためネタバレにはお気をつけ下さい。

※これより先は「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」のネタバレを含んでいる可能性があります。ご覧の際はご注意ください。

公式ストアで紹介されているレゴ新作「Gargantos Showdown​」(ガルガントスの戦い)の画像は以下のようなもの。

©2021 MARVEL,Disney,LEGO

タコ型モンスターと戦うドクター・ストレンジ、アメリカ・チャベス、ウォンのイラストが描かれています。商品説明は以下のとおりです。

巨大な一つ目のモンスター、ガルガントスは、ドクター・ストレンジ、ウォン、アメリカ・チャベスを見つけ、緑色の長い触手をくねらせて3人のヒーローに向かってくる。チームの特殊能力や武器でモンスターを倒すことができるのか、それとも触手に絡め取られてしまうのか。決めるのはあなただけです。

「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」ではヴィランとしてシュマゴラスが登場すると言う噂がある一方で、同様にタコ型モンスターであるガルガントスも登場すると言われています。

コミックではシュマゴラスとガンガントスは関係のないキャラクターですが、その類似性からMCU版ではシュマゴラスの眷属としてガルガントスが登場する可能性もファンの間では取り上げられています。

本作は前作から引き続きドクター・ストレンジを主人公とし、ウォン、モルド、クリスティン・パーマーなどが再登場。またドラマ「ワンダヴィジョン」からワンダが再登場し、新ヒーローのアメリカ・チャベスのデビューが予定されています。

その他、ドラマ「ロキ」からロキとシルヴィの登場やFOXバースからプロフェッサーXやX-MENなどの登場が噂されています。

また、世間では「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」に話題が集中しがちですが、実は公開まで半年を切っており、近々トレーラーが公開されるのではないかとも見られています。

映画「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」は 2022年3月25日から2022年5月6日 に延期されて米国公開予定となっています。

ソース:LEGO公式