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映画「エターナルズ」監督が別の暗い結末があった事を明かす

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マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「エターナルズ」のクロエ・ジャオ監督が、海外メディア Empire とのインタビューの中で、本来の描く予定だった暗いエンディングについて明かしました。

※これより先は「エターナルズ」のネタバレを含んでいます。ご覧の際はご注意ください。

オリジナルのエンディングは最初からジャオ監督の計画だったのかと聞かれると、「(自分が)書いたとおりのエンディングの映画は作らない」と語りました。

いいえ、私が書いたとおりの結末の映画を作ったことは一度もありません。編集の中で見つけるのです。編集は映画制作のプロセスの3分の1であり、それを人に見せるときにエンディングを見つけるのです。
オープニングとエンディングが脚本と同じという映画は、これまで1本も作ったことがありません。そして、実はもうひとつ、(エターナルズには)本当に殺伐としたエンディングがあったんです。私はもっと憂鬱な映画に慣れているので、嫌いではありませんでした。でも、観客にはウケなかったと思います。

その「殺伐としたエンディング」について、監督は次のように述べています。

トワイライトゾーンみたいに、みんな船に戻って、心を消されて、別の惑星に行くという終わり方でした。画面が暗転すると、みんな「どうしたらいいかわからない」って感じだったのを覚えています。それと、MCUだから、次に何が起こるかワクワクしたいですよね。

続いて監督は、その暗いエンディングにエロスも登場していた事を認めましたが、「あの鬱々としたエンディングで、ある時点でエロスはあの船のエターナルの一人になる予定でした。でも、それは全くうまくいきませんでした」と語りました。

以前にリア・マクヒューさんが公開していた舞台裏写真では、ハリー・スタイルズさん演じるエロスが劇中で見ることが出来なかったエターナルズの衣装を着ている物がありましたが、その写真はこの「暗いエンディング」を撮影していたときの物である事を示唆しているようです。

監督が明かした元のエンディングでは、劇中で描かれたセルシやセナ達の絆がリセットされてしまう結末だったようですが、一方でやはりアリシェムがエイジャックやギルガメッシュたちを復活させていたという事でもあります。

今後は残されたエターナルズと、アリシェムに都合のいい記憶を植え付けられて再生されたエターナルズとの戦いが勃発する可能性を示唆しているのかもしれません。

「エターナルズ」の公式あらすじは以下のとおりです。

数千年にもわたり、宇宙的規模の“脅威”から人類を守り続けてきた者たちがいた。
彼らの名は、エターナルズ──。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』のその後、地球に再び想像を絶する“脅威”が迫っていた。
その時、数千年の時を経て、エターナルズが人類の前に姿を現す。
地球滅亡まで彼らに残された時間は、あと7日……。
タイムリミットが迫る中、彼らは世界中に散らばった仲間たちと結集し、人類を守ることができるのか。
そして彼らを待ち受ける<衝撃の事実>とは……。

映画「エターナルズ」のデジタル配信は2022年1月12日、デジタルディスクの発売は2022年3月4日です。

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ソース:Eternals Spoiler Special: Chloé Zhao On Faith, The Original Ending And Harry Styles

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管理人ミルク

アメコミと出会ってはや20年以上、初めて買ったマーベル・コミックはオンスロート。X-MEN vs STREET FIGHTERではシリーズを通してマグニートーを愛用。