【噂話】「ザ・ウィッチズ・ロード」の主人公はワンダではない?ワンダ関連の最新情報が報じられる

マーベル・スタジオが開発中だという噂のプロジェクト「ザ・ウィッチズ・ロード」はこれまでワンダに関する物語が描かれると報じられてきましたが、ここに来てそうではないと対立する主張が飛び出してきました。海外メディア The Cosmic Circus は本作は別の魔女にフォーカスしていると言います。

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記事によると、「ザ・ウィッチズ・ロード」は神話上のオリジンストーリーとなり、新登場の魔女たちにフォーカスされ、MCUのほとんどのイベントよりも前の話になると言います。この作品にはワンダが物理的に登場する事はないだろうと説明し、エリザベス・オルセンさんの顔を見る事が期待できるのはドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」の方だと指摘しています。

そして「ワンダヴィジョン」のもう一人の主人公ヴィジョンにフォーカスした「ヴィジョンクエスト」ではコミックどおり、ヴァージニア、ヴィヴ、ヴィンといったヴィジョンの新しい家族が登場するとの事。

コミックのヴァージニアはワンダ・マキシモフの脳波を使って人格モデルが形成されましたが、MCU版でどうなるかはまだ分からないと言います。

そして「ザ・ウィッチズ・ロード」とは異なるワンダのソロプロジェクトが別に動いているとし、コミックの「ザ・チルドレンズ・クルセイド」をベースにした脚本で「ワンダヴィジョン」のスピンオフプロジェクトが完結するだろうと主張しています。

そしてこれはあくまでEarth-616のワンダに関連するものだとし、マルチバースのワンダにも注目が集まるとの事。ディズニーとマーベルはスカーレットウィッチというIPを重要視しており、マルチバースを通して様々な彼女の探求を計画していると言います。

そのいくつかがすでに発表済みのアニメプロジェクト「ホワット・イフ・・・?」シーズン2と「マーベル・ゾンビーズ」で、「X-MEN’97」への登場の可能性も指摘しています。

そして、「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」に登場したEarth-838のワンダのその後も描かれるようだと報告しています。これは少し前に同メディアの記者が報告していたものにも関連していますが、今回の最新記事では「デッドプール3」でEarth-838が再訪されるようだと述べています。

「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の劇中でのスカーレットウィッチの行為によりEarth-838のアベンジャーズの代わりを担っていたイルミナティは崩壊し、ディストピアの未来へと歩み始めています。838側はこれを616のドクター・ストレンジとワンダ・マキシモフが始めた戦争行為とみなし報復するだろう、そしてその先頭に立つのが新たなイルミナティとしてのイアン・マッケランさんのマグニートーと838のワンダの親娘になると伝えています。

なお、これらは全てストライキの前に確認された情報であると警告しており、ストライキが終わった後に彼らが活動再開した時にこれらのアイデアが破棄、変更される可能性は十分にある事には注意が必要です。

ソース:What I Heard: What’s Next for The Scarlet Witch

「ザ・マーベルズ」監督は「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」に不満があると言う

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ザ・マーベルズ」のニア・ダコスタ監督が、海外メディア Total Film Magazine とのインタビューの中で、2022年公開の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」に不満を持っている事を明かしました。

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極度のコミックオタクを自称するダコスタ監督は、「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」が導入した「インカージョン」がコミックと大幅に異なることについて、「とてもストレスだった」と言います。

MCUのインカージョンについて、ジョン・クラシンスキーさん演じるミスター・ファンタスティック/リード・リチャーズは劇中、「君(ドクター・ストレンジ)が来たことで我々の宇宙は不安定になっている。君の行動の影響が大きいほどインカージョンのリスクが高まる。2つの宇宙の境界が侵食しあって衝突するとインカージョンが起こる。それによって少なくともひとつの宇宙が完全に滅びる」と説明しました。

MCUのインカージョンはその宇宙に属さない別の宇宙の人物の行動が起因となるようですが、これはコミックにはない設定です。

コミックではこういった超常的自然現象ではなく、セレスティアルズをも凌駕するコズミックビーイングのビヨンダーによって引き起こされている事象でした。また、ひとつのインカージョンが終わるとマルチバースが収縮し、その余波によってさらなるインカージョンが発生し、マルチバース全体が徐々に崩壊していくものでした。

監督はインカージョンにビヨンダーが関与していない事が後の「シークレット・ウォーズ」にも大きく影響を与えると考え、不満が残っていると述べています。

一方で、2023年1月、MCUの「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」にはコミック通りビヨンダーが登場するとも報じられました。ただしこの時、ビヨンダーはコミックのようなコズミックビーイングではなく、征服者カーンの変異体の一人として紹介されるとも言われていました。

そして2023年春の「アベンジャーズ」コミック新シリーズではビヨンダーが再来しており、MCUの将来的なプロットになるのではないかとも考えられています。

インカージョンの設定が異なる事について、超常的存在であるビヨンダーが黒幕だったとはその時点で気づけなかったと、後付で軌道修正も可能と考えられそうですが果たしてどうなって行くのでしょうか。インカージョンは今後、「ロキ」シーズン2や、「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のポストクレジットシーンから続くであろう「ドクター・ストレンジ3」でも焦点があてられると考えられています。

今後公開されるアベンジャーズの2本の映画についてまったく知らされていないとも明かしているニア・ダコスタ監督。「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」を不満だったという彼女を納得させる内容になるのか、今後の展開には注目です。

映画「ザ・マーベルズ」は 2023年11月10日 に劇場公開予定です。

ソース:The Marvels director teases potential Ronan the Accuser link to Zawe Ashton’s villain

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の未使用ポスターが明らかに─本編未登場キャラも

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の未使用ポスターがオンライン上に登場しました。そのポスターには本編に登場しなかったキャラクターもフィーチャーされています。

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今回明らかになったポスターでは左上にボウガンを手にしたキウェテル・イジョフォーさん演じるEarth-616のモルドが描かれています。

映画本編にはキウェテル・イジョフォーさん演じるEarth-838でソーサーラー・スプリームになったモルドの変異体が登場していますが、もともとは映画「ドクター・ストレンジ」のラストから引き続いて魔術師狩りをするEarth-616のモルドも登場する予定で、実際に撮影もされ、そのワンシーンがポスターに含まれていた事が話題にもなりました。

616のモルドは魔術師狩りを進めていく先でスカーレットウィッチと対決し、あっさりと首を切り落とされるという流れの脚本だったようですが、このシーンはまるごと削除されたため、現在の616モルドのステータスは不明となっています。

この幻のシーンについて、単に映画の流れ上必要ないと判断されただけなのか、新たにモルドに関する計画が始まり、死を避ける必要があったのか、削除された理由については不明です。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」はディズニープラスで配信中です。

【噂話】Earth-838は616への復讐を計画していると言う─「ドクター・ストレンジ2」が生んだ火種

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」ではスカーレットウィッチによってEarth-838に多くの犠牲者が出る事になりました。そして現在、あの惨劇に対する復讐劇が始まる可能性が噂されています。

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映画公開当初、当ブログでも復讐に関する懸念を示していましたが、TCCの記者によるとそれはリード・リチャーズの息子や娘ではなく、プロフェッサーXの双子の妹カサンドラ・ノヴァによるものになるようです。

カサンドラ・ノヴァはコミック上ではプロフェッサーXの敵であり、母親の胎内で戦いすでに死亡しています。しかしプロフェッサーと同等の精神能力がきっかけとなり、実体化しました。基本的行動原理はプロフェッサーXの破滅のみですが、最終的にはジーン・グレイによって改心する事になりました。

マルチバース上ではX-MENに加入したり、指折りの最悪なヴィランとなるなど幅広いポジションを務めるキャラクターですが、今回の噂をそのままとらえるとすれば、カサンドラ・ノヴァは「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」で殺されたプロフェッサーXの敵討ちのために616を襲う事になるようです。

616のワンダは子どもたちを奪い取る事を諦め、同時に敵意を持つこともなくなりましたが、これは詰まる所「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」の終わりから「アベンジャーズ/エンドゲーム」の冒頭にかけたサノスと同じ状態となっています。

スカーレットウィッチによってイルミナティが崩壊させられた838側のヒーローから見た場合、スカーレットウィッチは明らかな敵であり、復讐に向かう事は「エンドゲーム」冒頭のソー達と同じ事で、たとえもう戦意がなかったとしてもソーがやったように838のヒーロー達がワンダの首をはねる可能性を否定する事は出来ません。

カサンドラ・ノヴァはまず「デッドプール3」で紹介されると報じられていますが、実際にはどうなっていくのか、アベンジャーズvs.アベンジャーズのような事態に発展してしまうのか、噂の行方には注目です。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」はディズニープラスで配信中です。

【噂話】ワンダのソロ作品「ザ・ウィッチズ・ロード」はMoMの後どうやって生き延びたかが分かるという─2024年配信か

マーベル・スタジオが開発中だという噂のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のスペシャル・プレゼンテーション「ザ・ウィッチズ・ロード」は映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のワンダがどのようにして生き延びることが出来たのかが分かる作品になると報じられました。

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‘The Witches’ Road’ special presentation will release in 2024 after ‘Agatha: Coven of Chaos’ and will reveal how the Scarlet Witch survived the events of ‘Doctor Strange in the Multiverse of Madness’
by u/RickAndMortyTheorist in MarvelStudiosSpoilers

Redditへの投稿によると、スター・ウォーズのアニメ「スター・ウォーズ:テイルズ・オブ・ジェダイ」を正確にリークしていたスクーパーの nuruodo 氏がディスコードサーバーで伝えている情報として、「ザ・ウィッチズ・ロード」はドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」の後、2024年内に配信される予定としつつ、スカーレットウィッチが「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のラストシーンをどうやって生き延びたかが作品内で明らかになると言います。

「ザ・ウィッチズ・ロード」は「アガサ:カヴン・オブ・カオス」の前日譚になるとも報じられており、噂が正しければ配信順と時系列順は異なる事になるようです。

「ザ・ウィッチズ・ロード」が開発中だという噂は今月突如として登場したもので、ディズニーがMCUのドラマを削減していくと報じられる中での新作スペシャル・プレゼンテーションの噂となっています。

今の所真偽は不明ですが、噂が出たタイミングがコミコンに近く、本来マーベル・スタジオが参加していればその時に発表予定だったのではと考える海外ファンも少なからずいるようです。

「アガサ:カヴン・オブ・カオス」の近くで配信となれば「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」や「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」でワンダが再びアベンジャーズに戻れる可能性も出てくるようで、ワンダファンには注目の作品となりそうです。

【噂話】ワンダのソロ作品「ザ・ウィッチズ・ロード」は「アガサ:カヴン・オブ・カオス」の前日譚になると言う

マーベル・スタジオが開発中だという噂のワンダのソロ作品「ザ・ウィッチズ・ロード」はディズニープラスで配信予定のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」の前日譚になると、海外スクーパーが新たな報告をしています。

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2週間前、別のスクーパーによってスカーレットウィッチ/ワンダ・マキシモフのマーベル・スタジオ・スペシャル・プレゼンテーションが開発されているという突然の報告からの続報となる今回のニュース。

その時は「アガサ:カヴン・オブ・カオス」の続きになるだろうと予想されていましたが、今回の報告によると、どうやらこれは続編ではなく前日譚にあたる作品のようです。

「Witches’ Road」はコミックに登場したことのある場所で、魔術師しか歩むことが出来ない次元だとされています。このコミックではワンダの出生について描かれ、彼女の力は、以前の称号「スカーレットウィッチ」保持者である母親と、母方の祖父である「スカーレット・ウォーロック」から受け継がれている事に言及されていました。

MCU版ではソコヴィア生まれのワンダは後に科学実験によって能力を引き出されていますが、コミックのワンダはミュータントであり、赤子の頃にワンダゴア山で弟のクイックシルバーと共にハイ・エボリューショナリー(コミックでは地球人、イギリス人)に発見され、彼の作ったニューメン(映画でも彼が作っていた動物人間)のボヴァが乳母として任命され、育てられました。

コミックとは大幅に異なるキャラクターに育ったMCUのワンダですが、最近ではコミック側がMCUに寄り添う為にミズ・マーベルが死亡し、ミュータントとして蘇ると言ったことがありました。ワンダも「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のラストの仮の死を経て、コミックバージョンに近づくよう生まれ変わったりする事があるのでしょうか?

スクーパーの Murphy’s Multiverse は「ザ・ウィッチズ・ロード」がコミック通り正しく再現されれば、別の噂のプロジェクト「アベンジャーズ:ザ・チルドレンズ・クルセイド」に接続されていくだろうとも報告しています。

これらが実現するかどうかの前にまずは「アガサ:カヴン・オブ・カオス」の配信を待ちつつ、続報にも注目となりそうです。

ドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」はディズニープラスで配信予定です。

ブラックボルトのMCU再登場はある?アンソン・マウントさんがコメント

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」やABCとマーベル・テレビジョンが制作したドラマ「インヒューマンズ」でブラックボルトを演じたアンソン・マウントさんが、将来的な再登場の可能性についてコメントしました。

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海外メディア Radio Times とのインタビューの中で、復帰の準備が進んでいるか質問されたアンソン・マウントさんは「もし答えがイエスなら、私はあなたに言うことはできないでしょうが、答えはノーなので言えます。私はマーベルの上層部と非公式の会話をし、それはあくまで会話程度ですが、彼らは彼らが今やるべきフェーズで手一杯です。」と回答しました。

そして「どうなるか分からないけど、見守っています。カウルに戻ってもう一度やりたいと考えているんです。キャラクターとしてブラックボルトが大好きですよ。」と再演の意思がある事を認めました。

インヒューマンの王であるブラックボルトについての物語がドラマ「インヒューマンズ」にて開始されましたが、評判があまり芳しくなかった事とディズニーの事業再編の影響によってドラマは打ち切りとなりました。

その後、MCUの映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」で別のマルチバース Earth-838 のキャラクターとして再登場。しかしここではスカーレットウィッチによって殺害されてしまい、大きな活躍の場はありませんでした。

コメント通りであればアンソン・マウントさんはフェーズ6が終わるまでにブラックボルトの出番はないと考えているようで、多少期待が持てるのは映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」でのカメオかもしれません。

コミックの代表的なインヒューマンの一人、ミズ・マーベル/カマラ・カーンはMCUではミュータントとして紹介される事になりましたが、MCUのEarth-616、神聖時間軸と呼ばれる世界にインヒューマンは存在しているのか、今後の展開をのんびりと待つ必要があるようです。

ドラマ「インヒューマンズ」、映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」はディズニープラスで配信中です。

ソース:Anson Mount had ‘informal conversations’ with Marvel about Black Bolt return

エリザベス・オルセンさんがワンダ再演に対してトーンを変更、もう戻ってこない?

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」などでスカーレットウィッチ/ワンダ・マキシモフを演じたエリザベス・オルセンさんが、海外メディア Variety とのインタビューの中で今後のワンダについて語りましたが、その想いには以前と少し変化が見られるようです。

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インタビューで「ワンダを演じるのが恋しいですか」と質問されたエリザベス・オルセンさんは「いいえ、そんな事はありません。彼女を演じ続けて10年近くになると思います。彼女の事は大好きなんです。それに、毎日ケヴィン・ファイギにアイデアの電話をしていないのは、私たちがやった事を本当に誇りに思っているからだと感じています。」と回答しました。

そしてこれまでのワンダを振り返り、「ワンダヴィジョンは本当に意外な機会だったと思います。もしマーベルをクビになったとしても、私は私たちが作ったものを誇りに思うでしょう。そして、私は本当に、マーベル以外の他の映画やキャラクターをどうしていくか考えている所で、マーベルのことが気にならなくなっています。」とワンダを演じた事の満足感と、マーベル以外の役割について考えている事を明らかにしました。

これは今年3月に「はやく戻りたい」と語った熱量と比べると明らかに意欲の低下が見られ、もともと小さな映画への出演を好んでいた本来のエリザベス・オルセンさんに戻りつつあるようでもあります。

一方でマーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長は「出来る事ならあと100年はリジー(エリザベス・オルセン)と働きたいですね。マルチバースはなんでも可能ですから。」と引き続き仕事をしたいと語っており、クビになるような可能性は低いと見られています。

再登場の舞台として「アガサ:カヴン・オブ・カオス」や「ヴィジョンクエスト」などはかなり有力視されていますが、今のところそれらへのキャスティング報道はありません。

エリザベス・オルセンさんの心境の変化の裏に何があったのかは不明で、これが実際の心境なのか、それともワンダ復活のサプライズに向けたプロモーションなのか、今後の発言に注目となりそうです。

ドラマ「ワンダヴィジョン」はディズニープラスで配信中です。

ソース:Variety

「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」、俳優がダニエル・クレイグさんが出演予定だった事を認める

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」で、スカーレットウィッチ/ワンダ・マキシモフを演じたエリザベス・オルセンさんがインタビューの中で、当初噂になっていたダニエル・クレイグさんが実際に出演予定だった事を認めました。

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Happy Sad Confused のジョシュ・ホロウィッツ氏とのインタビュー動画(有料Patreon)の中で、「バルダー・ザ・ブレイブ」について質問されたエリザベス・オルセンさんは「ええ、そうなると思っていました」とダニエル・クレイグさんが演じる予定が事実だった事を認めました。

さらに、「彼ら(制作陣)は衣装を作りました。アートはあったんです。」とも続けています。

以前に公開されたコンセプトアートではソーの弟バルダーが本作に登場する予定だった事が明らかになっており、アートの顔はダニエル・クレイグさんをモデルに描かれていました。

ダニエル・クレイグさんが出演出来なくなったことについて、海外メディアは当時、コロナによるイギリスのロックダウンが理由で撮影に参加することが不可能になったと伝えています。

また、ワンダとイルミナティとの戦いの中でバルダーがどのように殺されたかについても、出演キャンセルが確定する前に撮影されたというリハの様子から報じられています。

バルダーの登場が不可能になってかわりに登場する事になったのが、原作のイルミナティにも所属しているブラックボルトで、他にもいくつかのキャラクターが制作の段階で消えていったと報じられていました。

本作に実際にバルダーが登場していればワンダに殺されて終わっていた所ですが、見送られた事で今後のMCUでソーやロキとの義兄弟間のやり取りを見ることが出来るようになったとも言えそうです。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」はディズニープラスで配信中です。

エリザベス・オルセンさんが映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」に問題があった事を認める

マーベル・スタジオが制作したドラマ「ワンダヴィジョン」や映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」でスカーレットウィッチ/ワンダ・マキシモフを演じたエリザベス・オルセンさんが、海外メディア VanityFair とのインタビューの中で、ドクター・ストレンジ2作目映画の制作の際に問題があった事を認めました。

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数ヶ月に渡る憶測の末に、エリザベス・オルセンさんは「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の脚本家が「ワンダヴィジョン」を見ていなかった事を認めています。

「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」では、「ワンダヴィジョン」と同じような物語を描いているんです。悲しみや喪失に対処する同じようなストーリー。ふと、「マルチバース・オブ・マッドネス」を書いた作家たちに『「ワンダヴィジョン」で何をやっているか知ってます?ご覧になりました?』と聞いてみたんです。すると「まだ終わってないから、見てないよ」と言われたんです。

そして、同じような話をもう一度演じなくてはならない事について、オルセンさんは次のように対処したと明かしました。

結局、私自身が興味を持てるように、そしてもしかするとお客さんのためにも、同じテーマであってもきちんと挑戦しなくてはいけない。試行錯誤して違う視点から演じたからこそ、繰り返しは避けられたと思っています。

「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」もヒットしたMCU映画のひとつですが、その中にある最大の批判ポイントは「ワンダヴィジョン」の9話にわたって描かれた救済の物語がなかったかのように、想像以上に残忍なヴィランとしてワンダが戻ってきた事でした。

当ブログでも映画公開後間もなくに「なぜワンダはあんな事になったのか」として考察し、ダークホールドのせいだろうという事で結論づけましたが、映画の脚本を担当したマイケル・ウォルドロンさんもその後のインタビューにてダークホールドのせいであると指摘し、彼女の持つトラウマがダークホールドの餌食になってしまったと説明しました。また、パンデミックによる作品の公開順の変更が脚本制作に影響したことも明かしています。

ウォルドロンさんは映画公開後、批判に対して様々な説明をしてきましたが、今回エリザベス・オルセンさんによって明かされたように結局は「ワンダヴィジョン」を見ていなかったという事に尽きるようです。

「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」でのワンダは「ワンダヴィジョン」を見た視聴者からも、未視聴の観客からも理解出来ない存在として登場しました。ダークホールドがいかにしてワンダを闇堕ちさせたかを描いていれば納得の行く物語になったかもしれませんが、映画開始の数分でワンダがヴィランである事が判明し、その後はジェットコースターのような展開で有無を言わせない作りになっているのはサム・ライミ監督の手腕といった所でしょうか。そのライミ監督も海外メディア Rolling Stone とのインタビューで「ワンダヴィジョンを全ては見ていません。重要だと言われたシーンをいくつか見ただけです。」と応えている他、MCU映画も4、5本しか見たことがない事を明かしています。

つまる所、ファンが不満に思っていた部分は「ワンダヴィジョン」と「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の間でうまくバトンが渡されていない事が原因でした。

マーベル・スタジオ及びディズニーは秘密を守るために制作チーム間での情報共有も制限しているという話もありますが、先日も「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズと「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」での矛盾が明るみに出たばかり。同様の問題を再発させないよう、今後のチーム間での情報制限には見直しが必要かもしれません。

「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の脚本を担当したマイケル・ウォルドロンさんは「ロキ」を執筆しファンから評価され、映画公開前は巨匠監督とのタッグということもあってかなり期待されていました。しかし公開後は主にワンダに関する問題で批判を浴びました。

現在、ウォルドロンさんは2026年公開予定の映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」の脚本担当として設定されていますが、マーベル・スタジオはこの1ヶ月前後で3本の作品の脚本家を変更しており、起用戦略を変えたとも報じられています。

そして、ワンダを演じたエリザベス・オルセンさんは今後のワンダに「今度こそ救いを与えたい」と別のインタビューでコメントしています。

ドラマ「ワンダヴィジョン」、映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」はディズニープラスで配信中です。