ジェームズ・ガン監督のお気に入りスパイダーマン映画は「スパイダーバース」

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズのジェームズ・ガン監督が、最高のスパイダーマン映画は2018年公開のアニメ映画「スパイダーマン:スパイダーバース」であると考えている事を明かしました。MCUのスパイダーマン最新映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の公開を間近に控え、SNS上でスパイダーマン映画の私的ランキングが流行しています。

ジェームズ・ガン監督は「スパイダーマン:スパイダーバース」が1位で、続いてサム・ライミ監督の「スパイダーマン2」とジョン・ワッツ監督の「スパイダーマン:ホームカミング」と来ることを明かしました。

事の発端はエンターテインメントジャーナリストのマット・ラモスさんが「ノー・ウェイ・ホーム」公開を記念し、期待を込めて私的ランキングを公開した事で、ガン監督もそれに続く形となりました。

2018年公開(日本は2019年)の「スパイダーマン:スパイダーバース」は、時空が歪められたことにより、異なる次元で活躍するスパイダーマンたちが集められた世界を舞台に、少年マイルスがスパイダーマンとして成長していく姿を描いた長編アニメ。「LEGO(R) ムービー」のフィル・ロードさんとクリストファー・ミラーさんが脚本、制作を担当し、ボブ・ペルシケッティさん、ピーター・ラムジーさん、ロドニー・ロスマンさんの3人が監督を務めました。

現在、ソニー・ピクチャーズ・アニメーションで製作中の続編の脚本は、前作の二人に加えて、デイブ・キャラハムさん(「ワンダーウーマン 1984」「ゾンビランド ダブルタップ」)が参加。監督は、ホアキン・ドス・サントスさん、ケンプ・パワーズさん、ジャスティン・K・トンプソンさんの3人が起用されています。

「スパイダーマン:スパイダーバース2(仮題)」は、2022年10月7日 全米公開予定です。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の上映時間は2時間28分1秒に

ソニー・ピクチャーズ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の上映時間が最終的に2時間28分1秒に設定されたと、海外スクーパーのBSLが報じました。来週開催されるプレス向けの上映イベントを前に、本作の上映時間が明らかになりました。

2002年からのスパイダーマン映画の中で最長の作品であり、MCU作品の中では「アベンジャーズ/エンドゲーム」(3時間1分)、「エターナルズ」(2時間37分)、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」(2時間29分)に続く4番目の長さの作品となるようです。

本作は「ホームカミング」シリーズ3部作の最後の作品であり、描くべきことは盛りだくさんであるため、上映時間が長くなるのは必然であると言えそうです。

本作の公式あらすじは以下の通りです。

世界中にスパイダーマンであることを明かされたピーター・パーカー。ドクター・ストレンジはピーターから頼まれ、人々のピーターがスパイダーマンだという記憶を消す呪文を唱えるが、時空が歪みを引き起こしてしまう…… それによりマルチバースが出現。それぞれのユニバースから、スパイダーマンの敵を呼び寄せてしまう。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は 2022年1月7日 に日本公開予定です。

【ネタバレ注意】映画「スパイダーマン:NWH」のフィギュアのパッケージに写り込んでいる謎の頭が話題に

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」のグッズに本作に関する噂のヒントが見つかったとして海外で話題になっています。BARK社が販売している本作のフィギュアのパッケージ裏面の隅に描かれたとあるものが噂が真実である事を裏付けしているのではないかとファンは予想しています。

※これより先は「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」のネタバレを含んでいる可能性があります。ご覧の際はご注意ください。

TwitterユーザーのDominic_kravitz氏が投稿した写真、および動画によるとパッケージ裏面の右上のほう、モノクロ部分のエリアにはトム・ホランドさんが演じるのとは別のスパイダーマンの頭部が写り込んでいるようです。

©Sony

ファンの調査によるとパッケージ裏の該当箇所にあるスパイダーマンの頭は、2002年公開の映画「スパイダーマン」の劇中に登場したデイリービューグル紙の画像と一致するとのことで、トビー・マグワイアさんが演じていたスパイダーマンの頭との事。

この事からやはり「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」に過去のスパイダーマンが登場するのではないかと話題になっています。過去のヴィラン達が登場する事が判明しているため、この噂も以前に比べて荒唐無稽なものではなくなっていますが、果たしてどうなるのでしょうか。

本作の公式あらすじは以下の通りです。

世界中にスパイダーマンであることを明かされたピーター・パーカー。ドクター・ストレンジはピーターから頼まれ、人々のピーターがスパイダーマンだという記憶を消す呪文を唱えるが、時空が歪みを引き起こしてしまう…… それによりマルチバースが出現。それぞれのユニバースから、スパイダーマンの敵を呼び寄せてしまう。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は 2022年1月7日 に日本公開予定です。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の日本版ポスターが公開され海外で話題に

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の新たなポスターが続々と公開されています。映画の米国公開まで一ヶ月を切る中、マレーシア最大の映画館チェーンGSCinemasが2枚の新たなポスターを公開しました。更に日本でも最新ポスターが公開されています。

マレーシア版ポスターはスパイダーマンとドクター・ストレンジを中心に描き、ドクター・オクトパスとの対決の様子を描いています。また、これまでに公開されているものと同様にグリーン・ゴブリンも小さく描かれています。

日本版のポスターはこれまでとは異なるゴブリンが掲載されており、海外でも取り上げられ話題になっています。

トレーラーでは1秒にも満たない時間しか登場しなかった新コスチュームのグリーン・ゴブリンですが、日本版のポスターではよりはっきりと確認できるようになりました。

©2021 Sony

当初、新コスチュームのゴブリンは映画「スパイダーマン3」で登場したジェームズ・フランコさんが演じた2代目ゴブリンや、映画「アメイジング・スパイダーマン2」で登場したデイン・デハーンさんが演じるゴブリンの可能性なども指摘されていましたが、今回公開された日本版ポスターを見るにウィレム・デフォーさんのゴブリンである可能性が高いようです。

また、エレクトロも新コスチュームで描かれている他、リザードのシルエット、そしてMJの姿など、マレーシア版やこれまでに公開されていた米国版とはかなり異なるポスターとなっています。

本作の公式あらすじは以下の通りです。

世界中にスパイダーマンであることを明かされたピーター・パーカー。ドクター・ストレンジはピーターから頼まれ、人々のピーターがスパイダーマンだという記憶を消す呪文を唱えるが、時空が歪みを引き起こしてしまう…… それによりマルチバースが出現。それぞれのユニバースから、スパイダーマンの敵を呼び寄せてしまう。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は 2022年1月7日 に日本公開予定です。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」公開に先駆けてデイリービューグルがTikTokを開設

ソニー・ピクチャーズが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の公開を控える中、劇中に登場する架空のメディア会社デイリービューグルがTikTokアカウントを開設し、動画を公開しました。編集長のジョン・J・ジェイムソンが登場する他、インターンとしてネッドの元カノ、ベティ・ブラントも参加しています。

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アンガーリー・ライスさん演じるベティ・ブラントはデイリービューグルで働ける興奮を伝えていますが、無給であることに表情を曇らせるシーンも。

コミックのベティもデイリービューグル社の社員、ジェイムソンの秘書を務め、サム・ライミ監督の「スパイダーマン」シリーズでも秘書として登場していました。MCUのベティは高校在学中から校内放送のキャスターをつとめ、報道のキャリアを磨いていました。

動画を通じてベティはスパイダーマンの目撃情報を募集。スパイダーマンにまつわるものなら、「見当違いな意見」、「疑わしい噂」、「おかしな陰謀論」でも構わないと呼びかけています。最新映画の中でベティとピーターの友人関係はどのように描かれることになるのでしょうか。

本作の公式あらすじは以下の通りです。

世界中にスパイダーマンであることを明かされたピーター・パーカー。ドクター・ストレンジはピーターから頼まれ、人々のピーターがスパイダーマンだという記憶を消す呪文を唱えるが、時空が歪みを引き起こしてしまう…… それによりマルチバースが出現。それぞれのユニバースから、スパイダーマンの敵を呼び寄せてしまう。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は 2022年1月7日 に日本公開予定です。

サンドラ・ブロックさんがMCUやスパイダーマン映画への出演の噂について言及

先日放送されたジミー・キンメル・ライブ!にサンドラ・ブロックさんが出演し、映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」への出演の噂など、ネット上で議論されているマーベル関連の噂について質問されました。サンドラ・ブロックさんは以前にマダム・ウェブとしてキャスティングされていると報じられ、ソロ映画に先駆けて「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」に登場するかもしれないとしてファンアートが制作され、話題になっていました。

ブロックさんは、その噂を息子が聞いていたらもっとたくさんの家事をさせる事が出来るとジョークを交えつつ、「私がマーベルの素材になっているとは思えません。」、「マーベルから打診されたことはありません。」と出演の噂を否定しました。

そして「マーベルではない何かの出演をオファーされた時にルイ(息子)がやらないでくれと言いました。ルイが私に求めていたものとは違っていました。そして彼は実際に正しく、公開されたときに見て”これは残念な作品だわ”と思った事があります。」とコメントしました。

映画の出演オファーを受けるかどうかは息子さんの意見が重要視されている事が明らかにされましたが、同時にマーベルからのオファーであれば息子さんが従順になるだろうという事も判明しました。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」はトレーラーから5人のヴィランが登場する事が明らかになっており、コミックの「シニスター・シックス」にちなんでさらに隠されたヴィランがいるのではないかとも考えられている中、新キャラクターとなるマダム・ウェブまで紹介するのは尺的にも難しいことは明白なようです。

ブロックさん本人は否定する形となった今回の噂ですが、将来的にマダム・ウェブとしてスクリーンに登場する事はあるのでしょうか。

「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の公式あらすじは以下の通りです。

世界中にスパイダーマンであることを明かされたピーター・パーカー。ドクター・ストレンジはピーターから頼まれ、人々のピーターがスパイダーマンだという記憶を消す呪文を唱えるが、時空が歪みを引き起こしてしまう…… それによりマルチバースが出現。それぞれのユニバースから、スパイダーマンの敵を呼び寄せてしまう。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は 2022年1月7日 に日本公開予定です。

映画「スパイダーマン:NWH」、ソニー・ピクチャーズ・カナダが6つのTVスポットを公開 ─ トレーラーとは異なるシーンも

ソニー・ピクチャーズ・カナダがMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の新たなTVスポットを合計6つを一斉に公開しました。動画ひとつにつき15秒から30秒の短いものですが、それぞれに北米版のトレーラーにはなかった、初公開となるシーンが含まれています。

Spider-Bite

ゼンデイヤさん演じるMJとの初公開シーンがいくつか含まれています。それよりも気になるのはドクター・ストレンジのシーンで、トレーラー2のものとは背景が異なっています。どちらかがフェイク、あるいは映画自体のポストプロダクションが現在も進行中で未完成の可能性があるようです。

©2021 Sony

Strange

ドクター・ストレンジがマルチバースから来たヴィランに関する説明をするセリフと共に、ヴィランたちの映像が流されています。エレクトロの右肩部分にはアークリアクターのようなものが装着されており、ドクター・オクトパスのメタルアーム同様にスタークの技術が絡んでくる可能性を示唆しているようです。

また、列車のシーンはトレーラーでは峡谷のような場所でしたが、このスポットでは逆さ都市が背景になっています。

Help

「Help」ではドクター・ストレンジがマルチバースから来たヴィラン達は元のユニバースのスパイダーマンと戦って死ぬ運命にある事を説明しています。トレーラー2のチェックポイントをまとめた記事でも整理しましたが、過去作で見て来た彼らのうちサンドマンとリザードは死亡していません。ピーターが彼らと世界を救う方法の鍵になるのはこの動画でもフォーカスされている謎の箱になるのかもしれません。

Break the universe

不穏なタイトルの動画ですが、ここではサンドマンやエレクトロの新たなシーンを見ることが出来ます。

Visitors Kids

ハッピーやリザード、ジョン・ジョナ・ジェイムソンなどの新たなシーンが含まれています。ジェイムソンは「ファー・フロム・ホーム」の彼と同一人物なのか、サム・ライミ版の彼なのか、別のユニバースの彼なのかは不明です。

New Suit Cutdown

15秒と短い動画ですが、スパイダーマンとドクター・オクトパスの初対面シーンをさらに見せてくれています。ドクター・オクトパスはやはり好戦的で、なおかつスパイダーマン=ピーター・パーカーである事を知っている事から、「スパイダーマン2」とは異なるドクター・オクトパスである可能性が高いようです。


本作の公式あらすじは以下の通りです。

世界中にスパイダーマンであることを明かされたピーター・パーカー。ドクター・ストレンジはピーターから頼まれ、人々のピーターがスパイダーマンだという記憶を消す呪文を唱えるが、時空が歪みを引き起こしてしまう…… それによりマルチバースが出現。それぞれのユニバースから、スパイダーマンの敵を呼び寄せてしまう。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は 2022年1月7日 に日本公開予定です。

トム・ホランドさん、「スパイダーマン:NWH」の結末に納得がいかず監督に相談した事を明かす

ソニー・ピクチャーズが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」で主人公スパイダーマン/ピーター・パーカーを演じるトム・ホランドさんが、本作の結末に納得がいかず、監督に相談し、脚本を変更してもらった事を明かしました。

トム・ホランドさんは海外メディア GQ とのインタビューの中で、本作の制作がストーリーと同じくらいカオスだったと語り、フィナーレの自分のセリフに納得がいかず、疑念を抱いた事を語りました。

とにかく、最終的に大きなフィナーレを撮影する日が来ました。クレッシェンドのシーンでは、これは本当に馬鹿げた出来事なのだろうか?うまくいくとは思えない、って感じました。僕は何度も立ち止まって、「ごめんなさい、僕は自分のセリフが信じられないんです。」と言いました。

新しいアイデアに前向きなジョン・ワッツ監督は、トム・ホランドさんを脇に置いて脚本の問題点を話しあったと言います。そこで彼らは座って、素晴らしい働きをする新しいアイデアを思いついたのです。ホランドさんは「彼らが書き直してくれて、素晴らしい作品になりました」と納得の行くフィナーレになった事を付け加えました。

しかしその結末はもちろん、物語の内容についてもまだまだ全貌はわかりません。公開されているふたつのトレーラーからは、過去作を代表するヴィランが登場している事がはっきりと確認され、当初より噂されていた「シニスター・シックス」結成に一歩近づいたようにも見えます。その他、ヴィランたちと同様に過去作のスパイダーマンの登場や、デアデビルの登場など、多くの噂が本作の話題となっています。

映画の公式あらすじは以下の通りです。

『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』でピーター<スパイダーマン>はミステリオを倒したが、彼が遺した偽映像をデイリー・ビューグルが公開したことで、ミステリオ殺害の嫌疑をかけられる。ピーターがスパイダーマンの正体であることも暴かれてしまい、彼の生活は一変してしまう──

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は 2022年1月7日 に日本公開予定です。

ソース:Tom Holland Is In the Center of the Web

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」2ndトレーラーのチェックポイント

先日公開されたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の第2弾予告動画の中から、気になるチェックポイントをピックアップしてご紹介。ファーストトレーラーより理解が進んだポイントから、新たな謎までを抑えて、次のトレーラーや映画公開に備えましょう。

ミスを認めるストレンジ

トレーラーの中で素直に呪文の失敗を認めるドクター・ストレンジ。前回のトレーラーでは偽物のストレンジがマルチバースを融合させて何かを企んでいる説もありましたが、今回のトレーラーを見る限り、本当にミスをしてしまっただけ説が有力になりそうです。

気になるのは本来の目的であった「記憶の消去」は達成されたのかという所。トレーラー内で明言されていないのですが、ピーターがMJやネッドと共にストレンジと会話しているところを見ると、記憶の消去が失敗に終わった上でマルチバースの侵食を招いてしまったというめちゃくちゃな状態にあるのかもしれません。

ドクター・オクトパス

最初のトレーラーにも登場していたドクター・オクトパス。

©2021 Sony

捕らえたピーターが自分の知っているピーターと違うことに動揺する様子がトレーラーから伺えます。その後は建物の中のような場所でピーター。MJ、ネッドと会話している博士。しかし、スパイダーマンに襲いかかっていた理由はトレーラーでは明かされません。

トレーラーの後半ではエレクトロの電撃を食らっているドクター・オクトパスの姿もあり、スパイダーマンの味方となるのでしょうか?

改装中の自由の女神

自由の女神は改装工事中のようで、どうやらキャプテン・アメリカの盾を取り付ける模様です。

©2021 Sony

今年の春には自由の女神が盾を持ったイラストのポスターが本作のロケ地にて目撃されていました。おそらくはジョン・ウォーカーではなくスティーブ・ロジャースを称えての事だと思われます。

メイおばさん

険しい表情で走るメイおばさん。

©2021 Sony

何かから逃げているようにも見えますが、一瞬すぎて詳細は不明です。本作でピーターが正体を知られた事を人々の記憶から消したいと願うのは、コミック「スパイダーマン・ワンモアデイ」でも描かれている事であり、そのコミックではスパイダーマンの正体がバレたせいで家族であるメイおばさんまでもがヴィランに狙われ重体となってしまいます。

メイおばさんがコミックの運命を辿るのか、新たな道を進むことになるのかは注目です。

グリーンゴブリン

グリーンゴブリンはトレーラー初公開。トム・ホランドさんがセットで初めてウィレム・デフォーさんとあった時のことを話しているため、「スパイダーマン」(2002年)からの登場と考えられるようです。

©2021 Sony

しかしトレーラー後半に満月を背に攻撃を仕掛けてくるゴブリンはどうにも違う顔(マスク?)になっており、中身が同一人物なのか気になる所です。フードを被っているように見える事からコミックのホブゴブリンの可能性もあるかもしれません。

途中でゴブリンの声で「ピーター、悩み苦しめ。すべてを手にしたお前が何を選ぶのか、世界が見ているぞ」というナレーションが入りますが、これも気になるポイント。今作でスパイダーマンはインフィニティ・ストーンのような強力なアイテムを手に入れるのでしょうか。トレーラーの謎のキューブには強力な力が秘められている可能性はありそうです。それとも、全てというのはMCUとSSUに属する事を指していて、この後どっちの世界を選ぶんだ?というメタ的なセリフなのでしょうか。

エレクトロ

エレクトロも正式にトレーラーに登場です。

©2021 Sony

ジェイミー・フォックスさんが事前に漏らしてしまっていた通り、2014年の「アメイジング・スパイダーマン2」とは異なり、コミック版の特徴的なマスクのデザインとなっています。

サンドマン、リザード

サンドマンとリザードも正式にトレーラーに登場です。

©2021 Sony

左からエレクトロ、サンドマン、リザードと並んでいます。

ここは自由の女神の工事現場の足場のように見えますが、この足場、以前に別のシーンのリークで出ていたものと同じ用に見えます。リークは真実なのでしょうか?

似て非なるヴィランたち

グリーンゴブリン、ドクター・オクトパス、エレクトロに関してはオリジナル版と同じキャストであることが判明しており、リザード、サンドマンに関しては現時点で不明です。しかし、キャストが同じだからといって、オリジナルの役の続きかと言われればそうではないかもしれません。

彼らのオリジナルの結末を簡単に説明すると、グリーンゴブリンは死亡、ドクター・オクトパスは洗脳から解除され改心して死亡、サンドマンは懺悔してどこかへ、リザードは血清で人間に戻り改心、エレクトロは過充電で爆死となっています。

今回のヴィランがオリジナル版と同役だと仮定すると、この中でサンドマンだけは「スパイダーマン3」のその後の世界から「ノー・ウェイ・ホーム」の舞台に来てもおかしくありませんが、他の4人はオリジナルの映画が終わる前の時系列で飛んでくる必要が生じてしまいます。

しかしトレーラーのドクター・オクトパスはスパイダーマンの顔を見て、自分の知るピーターと違う事に困惑しています。「スパイダーマン2」のドクター・オクトパスがスパイダーマン=ピーターである事を知ったのはアームの洗脳が解けてオットー・オクタヴィアス博士としての心を取り戻し、身を犠牲にする直前の事です。心を取り戻し、スパイダーマンの正体を知って数分で「ノー・ウェイ・ホーム」の舞台に飛び、見かけたスパイダーマンに襲いかかる、というのはどうにも不思議な話です。

エレクトロのデザイン違いに関しては、「ノー・ウェイ・ホーム」の舞台に来てから何かがあって変化する可能性も考えられますが、今回のヴィランがオリジナル版と同じ役との仮定は成立しない可能性のほうが高いのかもしれません。

現時点では彼らはオリジナル版と似た世界から来た「変異体」と考えるのがもっとも自然なように思えますが、彼らがオリジナル版と同役であるあっと驚くような仕掛けが本編に仕込まれているのでしょうか?

落ちていくMJ

ゼンデイヤさん演じるMJが落下するシーンは、「アメイジング・スパイダーマン2」でのピーターの彼女、グウェン・ステイシーの死を連想させます。トム・ホランドさんがインタビューで「今作は暗く悲しい作品になる」と話していたのはこのシーンの事を指しているのでしょうか。

侵食

トレーラーの最後で「他のユニバースが侵食を始めている」と語るドクター・ストレンジ。その少し前には「彼らはスパイダーマンと戦って命を落とす。そういう運命だ。」とも話している事から、ヴィランたちの元の世界に別のスパイダーマンがいる事を認めているようです。

ドクター・ストレンジが記憶消去に失敗した時は魔法陣が集束していった事に対して、自由の女神のシーンでは魔法陣が拡散していっているのも気になるポイントとなっています。

そして、侵食は記憶消去呪文の失敗によるものなのか、ドラマ「ロキ」でシルヴィが引き起こしたものなのか。さらに侵食が進むと世界はどうなってしまうのか。新たに大きな謎を残してトレーラーは終了します。

本作の公式あらすじは以下の通りです。

世界中にスパイダーマンであることを明かされたピーター・パーカー。ドクター・ストレンジはピーターから頼まれ、人々のピーターがスパイダーマンだという記憶を消す呪文を唱えるが、時空が歪みを引き起こしてしまう…… それによりマルチバースが出現。それぞれのユニバースから、スパイダーマンの敵を呼び寄せてしまう。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は 2022年1月7日 に日本公開予定です。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」、ヒュンダイのコラボCMがミステリオの存在をからかう

ソニー・ピクチャーズが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」と自動車メーカーのヒュンダイUSAとのコラボCMが公開され、その中で前作「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」に登場したメインヴィラン、ミステリオに扮したカカシが登場し話題を呼んでいます。

「ファー・フロム・ホーム」のラストでミステリオは偽造映像を使ってスパイダーマンを告発。殺害容疑をかけられたスパイダーマンは「ノー・ウェイ・ホーム」に至るまで逃亡生活を強いられることになり、今回のCMはその一部を模したものになっているようです。

ミステリオは死んでおらずどこかに潜んでいる説は「ファー・フロム・ホーム」公開当時からよく話されており、「ノー・ウェイ・ホーム」でのヴィランの一人として再登場する可能性も指摘されていますが、今の所公式からは何の情報もありません。

今回のCMがミステリオ復活を示唆しているのかは難しいところですが、CMの完全版は現地時間11月22日に公開されるとの事です。

映画の公式あらすじは以下の通りです。

『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』でピーター<スパイダーマン>はミステリオを倒したが、彼が遺した偽映像をデイリー・ビューグルが公開したことで、ミステリオ殺害の嫌疑をかけられる。ピーターがスパイダーマンの正体であることも暴かれてしまい、彼の生活は一変してしまう──

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は 2022年1月7日 に日本公開予定です。