ドラマ「シークレット・インベージョン」のOP制作会社が「AIが仕事を奪う」説に反論

先日から配信が始まったマーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シークレット・インベージョン」のオープニング映像が、AIを用いて作られた事が発表され話題となっています。そんな中、制作を担当した会社 Method Studios が海外メディア The Hollywood Reporter とのインタビューにて、一部批判に対する反論を展開しました。

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「シークレット・インベージョン」のオープニングがAIによって制作されている事が報道された際、「ムーンナイト」などでコンセプトアートを手掛けていたアーティストなどを筆頭に、「AIが我々から仕事を奪っている」と声をあげました。

「ロキ」「ムーンナイト」「ミズ・マーベル」などの制作に参加した Method Studios はこれに対して「制作プロセスは、AI ツールセットに重点を置き、非常に反復的なものでした。これには、才能のあるアート ディレクター、アニメーター (2D と 3D の両方に精通)、アーティスト、開発者による多大な努力が必要でした。」と反論。

このオープニング映像は素人がAIに作らせてコストカットをすると言ったものではなく、アーティストがツールの一つとしてAIを利用し、新たなアートを生み出したものだと主張しました。

そして「これらの新しいツールの導入によってアーティストの仕事が無くなることはありませんでした。むしろ、彼らは私たちのクリエイティブチームを補完し、支援してくれました。」と述べています。

生成AIに関しては昨今「素人でも美しい絵が描ける」といったような話題が先行しがちですが、その成果物をそのまま配信出来るはずはありません。

テーマが正しく織り込まれているのか、商用に適しているのか、アートとして成立しているのかなど、最終的なジャッジは(今のところ)人間が不可欠で、そこには依然としてプロのアーティストの目が必要であり、どこをどう修正すべきかなど、仕事はなくならないとスタジオは主張しました。

同スタジオは制作プロセスを明かし、アーティストの能力は変わらず必要だとしましたが、一方で素人がAIを悪用し、他人の著作物を真似て金銭に変えるという事態は日本でも少なく有りません。AI利用に関する是非は今後も世界中で議論が続けられる事になります。

ドラマ「シークレット・インベージョン」シーズン1 エピソード1 はディズニープラスで配信中です。

ソース:‘Secret Invasion’ Opening Using AI Cost “No Artists’ Jobs,” Says Studio That Made It (Exclusive)

ドラマ「シークレット・インベージョン」、不気味なオープニングはAI生成によるものだと判明

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シークレット・インベージョン」のアリ・セリム監督が、海外メディア Polygon とのインタビューの中で、本作1話のオープニングクレジットが Method Studios 社が人工知能を使ってデザインしたものだと認めました。

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監督は昨今のAI問題が「シークレット・インベージョン」が抱えている問題と似ている事を指摘し、「私たちが AI ベンダーに連絡を取ったとき、それはその一部でした。それは形を変えるスクラル世界のアイデンティティからそのまま出てきたものです。ご存知ですか? 誰がやったんですか?これは誰ですか?」と監督は言います。

さらにAIがどのように機能するかは “よく理解していない “と付け加えつつ、オープニング・アートを制作するために使用したプロセスを次のように説明しました。

「私たちは彼らにアイデアやテーマ、言葉について話し、コンピューターが何かをする。そして、私たちが言葉を使うことで、それを少し変化させることができるんです。」

「シークレット・インベージョン」ではスクラル人が誰にもで変身できる事で、誰が本物なのかわからないという問題があり、それがAIによるフェイク問題と根幹的に似ていると言えます。そういったテーマ性が一致している事から、今回AIによるアートが採用された事はある種適切であると言えますが、それをファンが気に入るかどうかは別問題です。

海外ファンの間ではネガティブなコメント投稿が続いており、ドラマ本編を面白かったという意見に加えてオープニング批判が高まっています。

「ムーンナイト」、「ミズ・マーベル」、「シーハルク」などのコンセプトアートを手掛けたジェフ・シンプソンさんも「シークレット・インベージョン」のオープニングに反応し、「AIは非倫理的で危険で、アーティストのキャリアを排除するためだけに設計されたものだ」とコメントしています。

現在アメリカで行われているWGA(全米脚本家組合)ストライキでも、組合側はAIが作る文章や画像が仕事を奪いかねないとして利用の禁止、あるいは一定の制限を求めるなど、話し合いの争点となっている中でのAIによるオープニング映像は、今後さらなる波紋を呼ぶかもしれません。

ドラマ「シークレット・インベージョン」シーズン1 エピソード1 はディズニープラスで配信中です。

ソース:Yes, Secret Invasion’s opening credits scene is AI-made — here’s why

ドラマ「シークレット・インベージョン」、監督はマーベルからある警告を受けたと明かす

昨日からディズニープラスで配信が始まったMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シークレット・インベージョン」のアリ・セリム監督が、マーベル・スタジオからとある警告を受けていたと、海外メディア ScreenRant とのインタビューの中で明かしました。

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アリ・セリム監督はインタビュー動画の中で「監督としてこの仕事を引き受けたとき、私は脚本を書きませんでした。多くの決断はカイル・ブラッドストリートや他の脚本家チームが下したものです。最初に言われたのは、『コミックは読むな』ということでした。『我々がここでやろうとしている事とは何の関係もない。』って。」と語りました。

MCU版はコミックを原作としていないと明かしつつ、「この物語は、『キャプテン・マーベル』でサミュエル・L・ジャクソンとベン・メンデルソーン、あるいはニック・フューリーとタロスの間に生まれた電気から生まれたんだ。そこでマーベルは、その関係性に役立つストーリーを見つけ、MCUやコミックに登場しない他のキャラクターを広げることになったんです。それ自体がひとつの物語なんだと思います。」と述べました。

MCUがコミックと大きく異なるのは「シークレット・インベージョン」が初めてというわけではありません。コミックのトニー・スタークは先日結婚報告がなされたばかりであり、MCUのトニーの伴侶であるペッパー・ポッツはコミックではハッピー・ホーガンと結婚(自身の浮気による離婚、そして再婚も)。MCUの重大なイベントだった「シビル・ウォー」や「インフィニティ・ウォー」も参加したキャラクターや物語がまったく異なっています。

コミックの「シークレット・インベージョン」ではスクラルが本物のヒーローになりすましていた事が大問題となりましたが、MCUでこれを達成しようとするとアベンジャーズ俳優をキャスティングする必要が発生し、出演料の予算が大きく膨れ上がる事になります。

こういった事態を避けるため、スクラル人が地球侵略を企むという核の部分だけ残しつつ、大幅に変更された物語が展開される事になるようです。

そしてコミックを原作としていない事がはっきりした事で、コミックではS.H.I.E.L.D.のエージェントを中心に展開したこの物語の実写版で「エージェント・オブ・シールド」が戻ってくるという噂が、実際には戻ってこない可能性が高くなったとも見られています。

1話から衝撃の展開を迎えた本作ですが、残り5話でどのように展開していく事になるのでしょうか。

ドラマ「シークレット・インベージョン」シーズン1 エピソード1 はディズニープラスで配信中です。

ソース:Secret Invasion Director Ali Selim On MCU Inspirations & Nick Fury’s Layers

ドラマ「シークレット・インベージョン」から監督が降板していた事が判明

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シークレット・インベージョン」に出演するサミュエル・L・ジャクソンさんとオリヴィア・コールマンさんが、海外メディア Collider との動画インタビューの中で、本作のトーマス・ベズーチャ監督が降板していた事を明かしました。

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「シークレット・インベージョン」の制作初期の頃にトーマス・ベズーチャ監督とアリ・セリム監督の二人体制での制作が発表されていましたが、サミュエル・L・ジャクソンさんは動画内で次のように語っています。

「興味深いことに、『シークレット・インベージョン』の最初のミーティングで、アリ(セリム)は2人の監督のうちの1人でした。彼(セリム)と会い、それからもう一人の(ベズーチャ)監督と会い、翌日にはそのもう一人の監督が辞めていました。 」

爆笑しながら話すジャクソンさんに対して共演者のオリヴィア・コールマンさんは「あなたのせいなんじゃないの?」とコメントすると、ジャクソンさんは「自分が彼に何を言ったのか全く分からないよ。アシスタントに『彼を怖がらせるようなことを言ったのか、それとも何か別の理由?』と尋ねたけど・・・」と、降板理由については分かっていない事を明かしました。

そして「しかし、アリがやり続けたのは素晴らしいし、アリに全エピソードの監督を任せてくれたことはさらに素晴らしいことだと思います。おかげで、アリが番組にこうありたいと望んでいたアイデアやコンセプトに一貫性を持たせることができたのです。」と一人体制になったことでメリットもあったと語りました。

ベズーチャ監督はもともとファッション業界の重役として活躍していましたが、2000年に「Big Eden」で監督デビュー。これが成功し、2000年にVarietyの「注目すべき10人の脚本家」として選出されました。

多作な監督ではありませんが、2011年の「恋するモンテカルロ」などは Prime Video などで日本でも視聴可能です。

ドラマ「シークレット・インベージョン」は 2023年6月21日 にディズニープラスで配信予定です。

ドラマ「シークレット・インベージョン」のおおまかな時系列が判明

マーベル・スタジオの制作・開発担当副社長ジョナサン・シュワルツさんがMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シークレット・インベージョン」のプレスカンファレンスの中で、本作の時系列について言及しました。

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シュワルツさんは「シークレット・インベージョン」について、「”現代のMCU “というのが、私たちの呼称です。つまり、番組が公開される時間軸に沿って存在しているのです。だから、本作が『シーハルク』の後、『ブリップ』の後、まさにこのMCUの現代に存在するという事。言えることはそれだけだと思います。」と説明しました。

「シーハルク:ザ・アトーニー」の1話の時系列は2025年初頭である事が明かされていますが、番組後半のエピソードの内容からはそうではないか、単純に脚本が矛盾を含んでいる可能性があります。

MCUの時系列は昨今混乱気味であり、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデースペシャル」のジェームズ・ガン監督と「ソー:ラブ&サンダー」のタイカ・ワイティティ監督の発言も少し食い違っています。

作中でより具体的に時系列が示されれば分かりやすいのですが、そうでなければスタジオサイドからの情報としては「シーハルク」以降、そして以前に明かされている「ザ・マーベルズ」より前に位置する物語になるようです。

ドラマ「シークレット・インベージョン」は 2023年6月21日 にディズニープラスで配信予定です。

ソース:Marvel Confirms Secret Invasion’s MCU Timeline Placement

ドラマ「シークレット・インベージョン」冒頭5分のクリップが公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シークレット・インベージョン」の冒頭5分間の本編クリップが、特別プロモーションサイト theinvasionhasbegun.com で公開されました。アクセスするとパスワードを求められ、入力する事で視聴できるようになっています。

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必要なパスワードは「RSD3PX5N7S」、カッコ内をコピペで入力するか、既にSNSでシェアされている動画等をご確認ください。

クリップはスクラルが地球侵略を始めていると信じるエージェント・プレスコットと「シビル・ウォー」や「ブラックパンサー」で見てきたエージェント・ロスのモスクワでの密会シーン。

スクラルの脅威を訴えるプレスコットは決定的な証拠をロスに見せた後、飛びかかる所でクリップは終わっています。米マーベルは本作を「スパイスリラー」と称しているように、冒頭からすでにどちらかがスクラルである疑いがあるようです。

「シークレット・インベージョン」はこれだけでも気になる作品ですが、先日のインタビューでは主演のサミュエル・L・ジャクソンさんが本作は11月公開の映画「ザ・マーベルズ」にとっても重要になると明かしているほか、共演のドン・チードルさんはドラマ「アーマーウォーズ」のきっかけを描くとも言います。

また、スクラル人のタロスを演じるベン・メンデルソーンさんは「大人向けな作品」と称し、タロスの娘ガイア役のエミリア・クラークさんは「MCU未視聴の人でも楽しめる作品」と語っています。

ドラマ「シークレット・インベージョン」は 2023年6月21日 にディズニープラスで配信予定です。

「エージェント・オブ・シールド」クロエ・ベネットさんが「シークレット・インベージョン」の噂を改めて否定

米ABCとマーベルテレビジョン制作のドラマ「エージェント・オブ・シールド」でクエイク/デイジー・ジョンソンを演じていたクロエ・ベネットさんが、海外メディア ScreenRant とのインタビューでMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シークレット・インベージョン」に関する噂をあらためて否定しました。

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MCUでのクエイク再演について質問されたクロエ・ベネットさんは「もちろん、オファーがあればそれを受け入れるでしょう。」と述べ、「私はS.H.I.E.L.D.のファンをとても深く愛しています。この粘り強さがあるからこそ、そもそも番組が放送されるようになったんですから。でも『エージェント・オブ・シールド』を終えた後、マーベルからは一度も声をかけられたり、頼まれたり、何かに関わったことはありませんし、これから出てくるものにも関わっていません。」とキッパリと否定しました。

そして、「頼まれてはいませんが、またスーツを着られるならすごく楽しみだわ。」との心境を示しつつも、「そして、もちろん、デイジーは私という人間の大きな部分を占めています。だから、再演したいけど、それについての連絡は受けていないんです。」と語りました。

つい最近、「エージェント・オブ・シールド」でクロエ・ベネットさんと共演したコールソン役のクラーク・グレッグさんメリンダ・メイ役のミンナ・ウェンさんボビー役のエイドリアンヌ・パリッキさん達もそれぞれのインタビューにて再演の意志を示していました。

数年前に遡ってジェマ・シモンズを演じたエリザベス・ヘンストリッジさんも再演を希望しましたが、フィッツを演じたイアン・デ・カーステッカーさんは困難続きだったフィッツの物語がラストで一定のハッピーエンドを迎えられたことで「台無しにしたくない」と再演に否定的な姿勢を見せています。

クロエ・ベネットさんは以前から「シークレット・インベージョン」への出演に関する噂を否定し続けており、今回も同様の姿勢を見せましたが、過去には度々MCUでの再演をほのめかす言動などもあり、その真相は不明。一部のファンは「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」公開前のアンドリュー・ガーフィールドさんのように、サプライズのために矢面にたって嘘をついているとも考えています。

6月配信予定の「シークレット・インベージョン」はすでにいくつかのトレーラーが公開されており、今作のヴィランとされるスクラル人は今までのスクラルにはなかったスーパーパワーの一部を予告内で披露しています。

その一方で今作には今のところウォーマシンのアーマーを着ていないジェームズ・ローズを除けばスーパーヒーローの存在がなく、スクラルの脅威に対してフューリーが銃を一丁取り出すのみが唯一の対抗手段になっています。

スクラルに対抗するためにフューリーはS.H.I.E.L.D.のエージェントたちの力を必要とするのか、それとも別の方法で対処していく事になるのか、その展開には注目となりそうです。

ドラマ「エージェント・オブ・シールド」は全話ディズニープラスにて配信中、ドラマ「シークレット・インベージョン」は 2023年6月21日 にディズニープラスで配信予定です。

ソース:Chloe Bennet Breaks Down The Emotional Turmoil Of Dave On FXX Season 3

ドラマ「シークレット・インベージョン」、新たな予告とポスターが公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シークレット・インベージョン」が配信開始一ヶ月を前に、新たな1分予告「Fight」とキャラクターポスターを公開しました。「WHO DO YOU TRUST?」(誰を信用しますか?)をキーワードに、本作の主要メンバー10人を紹介しています。

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サミュエル・L・ジャクソンさん演じるニック・フューリーと、ベン・メンデルソーンさん演じるスクラル人のタロス。二人ともスクラルの顔がミックスされており、主人公たちでさえなりすまされている可能性があるようです。「これらの画像は誤解を招く可能性があります。マーベルスタジオの「シークレット・インベージョン」では、誰もが見かけによらない人物です。信用するかは慎重に。」と注意書きされています。

ドン・チードルさん演じるウォーマシン/ジェームズ・ローズとオリヴィア・コールマンさん演じる新キャラクターのソーニャ・ファルスワース。ソーニャはMI6の特別捜査官で、フューリーとは敵対する立場にあると報じられています。

エミリア・クラークさんが演じるのはタロスの娘ギアで、キングズリー・ベン=アディルさん演じる本作のヴィランのスクラル人グラヴィク。グルートのように腕を蔦状に延ばしているシーンが予告にもありましたが、コミックのスーパースクラルを表現しているのでしょうか。

コビー・スマルダーズさん演じるマリア・ヒルとマーティン・フリーマンさん演じるエベレット・ロス。ロスは「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」のトラブルから間をおかずに「シークレット・インベージョン」に巻き込まれるのでしょうか。

そしてシャーレイン・ウッダードさん演じるプリシラ・フューリーと、キリアン・スコットさん演じるパゴン。プリシラはフューリーの妻ですが、コミックでも詳細が描かれた事がないため、どのようなキャラクターになるかは不明です。

キリアン・スコットさんは2年前のキャスティング報道の際にはフィズという名のスクラル人として報道されていました。さらにその前はスーパースクラルのクラートだとも報じられていました。パゴンはコミックに存在するキャラクターで、エレクトラになりすましてドクター・ストレンジを刺し、エコーによって殺害されました。ウルヴァリンでさえエレクトラが偽物だった事に気づかず、地球への侵略がすでに始まっていた事にアベンジャーズは唖然とするしかありませんでした。


そして新たな予告映像がこちら。

大部分はこれまでに公開されているシーンですが、いくつかの新映像も含まれています。フューリーがヘリを撃ち落とすシーンがありますが、その直後に流れるヘリ内部と思われるシーンにはダーモット・マローニーさん演じるリットソン米国大統領の姿があります。

これは本来は連続していないシーンを繋げてミスリードを誘っているだけなのか、あるいは大統領がスクラルになりすまされている事を気づいたフューリーが撃ち落としたのか、それともフューリーがスクラルで大統領殺害を企てているのか、様々なパターンが考えられます。

フューリーやタロスでさえ別のスクラルの可能性があるとすれば、まさしく誰を信用していいのか分からなくなる本作。そもそもこれらのプロモーション自体、信用していいのでしょうか?

サミュエル・L・ジャクソンさんは「シークレット・インベージョン」が11月公開の映画「ザ・マーベルズ」にとって重要な作品になっていると明かし、ドン・チードルさんは「シークレット・インベージョン」が映画「アーマー・ウォーズ」の前日譚として機能しているとも語っており、今後のMCUに多大な影響を与える作品となっているようです。

ドラマ「シークレット・インベージョン」は 2023年6月21日 にディズニープラスで配信予定です。

ドラマ「シークレット・インベージョン」、マーベル・スタジオが不気味な映像を公開

来月の配信開始を控えているMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シークレット・インベージョン」の新たな映像をマーベルが各種SNSで公開しました。そのなんとも言えない不気味な映像は、本作がこれまでのMCU作品とは一味違う事を物語っているようです。

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映像は耳障りな音楽と共に群衆達を映し出し、「もしも最も身近な人たちが・・・」、「生涯信頼してきた人が・・・まったく別の人だとしたら?」と問いかけ、「もし彼らが人間でさえなかったとしたら・・・」とメッセージを伝えています。

その後はオリヴィア・コールマンさん演じるソーニャ・ファルスワース、ベン・メンデルソーンさん演じるタロス、エミリア・クラークさん演じるタロスの娘ギア、コビー・スマルダーズさん演じるマリア・ヒル、マーティン・フリーマンさん演じるエヴェレット・ロス、そしてサミュエル・L・ジャクソンさん演じる主人公ニック・フューリーが高速でフラッシュ表示されて映像は終わります。

先日のインタビューで本作についてサミュエル・L・ジャクソンさんは「シークレット・インベージョン」が11月公開の映画「ザ・マーベルズ」にとって重要になると明かしています。

また、ベン・メンデルソーンさんは「大人向けな作品」と称し、エミリア・クラークさんは「MCU未視聴の人でも楽しめる作品」と語っています。

ドラマ「シークレット・インベージョン」は 2023年6月21日 にディズニープラスで配信予定です。

「エージェント・オブ・シールド」ミンナ・ウェンさんはもう一度メイを演じたい

ABC制作のマーベルドラマ「エージェント・オブ・シールド」に出演していたミンナ・ウェンさんが、海外メディア Comicbook.com とのインタビューの中で、少なくとももう一度「騎兵隊」を復活させたいと考えている事を明らかにしました。

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「エージェント・オブ・シールド」の7シーズン全てにわたってS.H.I.E.L.D.のエージェント、騎兵隊ことメリンダ・メイを演じたミンナ・ウェンさんは、2020年に終了したこの番組のあと、どこかのタイミングでまたメイを演じたいと考えていると言います。

ウェンさんは「7年間、毎年22エピソードでメイを演じて来ました。私がメイでなくなってしまった事で寂しく感じています。俳優として、私たちはこれらのキャラクターを誕生させ、彼らは私たちの一部となり、彼らは私たちのDNAの中にあります。メイがいない事がとても寂しく、いつかエージェント・メイを取り戻す機会がある事を願っています。」と語りました。

2022年に映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」が公開された当時、アメリカでは #SaveAgentsofSHIELD 運動がトレンド入りし、ウェンさんはこれについてのインタビューを受けて復活を祈っているとコメントしていました。

メイの復活がいつになるのか、有り得るのかについて公式な発表はありませんが、以前にイギリスのディズニープラス公式Twitterが公開したドラマ「シークレット・インベージョン」の予告で、メイの二つ名である「騎兵隊」(英語でキャバルリー)についてニック・フューリーが言及しているシーンが公開、そして削除されました。

「エージェント・オブ・シールド」において、メイはフューリーの片腕としてT.A.H.I.T.I.計画で蘇生したコールソンの監視役を担っており、のっぴきならない状況でフューリーが信頼する数少ないエージェントの一人でした。

予告の映像が本編には含まれていない可能性もありますが、フューリーが口にしたセリフは何を指しているのか、実際のドラマ本編には注目となっています。

ドラマ「エージェント・オブ・シールド」は全シーズンディズニープラスで配信中、ドラマ「シークレット・インベージョン」は 2023年6月21日 にディズニープラスで配信予定です。

ソース:Ming-Na Wen Wants to Return to Marvel as Agents of SHIELD’s Melinda May (Exclusive)