制作準備が進められているMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シークレット・インベージョン」に、大人気ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」に出演したエミリア・クラークさんが出演することを海外メディア Variety が報じました。
記事によるとキャスティングは最終交渉中とのことで、役割もわかっていません。
「シークレット・インベージョン」は同名のコミックをドラマ化するもので、コミックではシェイプシフターであるスクラル人が人知れずヒーローたちと入れ替わり地球の侵略をしていたという物語です。
コミックとは逆にMCUのスクラル人は味方の色が強く描かれており、どのようにアレンジされるのかは注目ポイントのひとつとなっています。
コミックの主人公であるニック・フューリーをシリーズおなじみのサミュエル・L・ジャクソンさんが演じ、もうひとりの主人公としてスクラルのタロスをベン・メンデルソーンさんが引き続き演じる事が発表されています。
また、海外メディアの報告によると、メインヴィランをキングズリー・ベン=アディルさんが演じると伝えている他、先日はオリビア・コールマンさんが出演交渉に入っているとし、かなり豪華なキャスティングとなってきています。
人気のエミリア・クラークさんのキャスティングが報じられた事で喜びの声がある一方、不安の声も上がっています。原作の「シークレット・インベージョン」で重要な女性キャラクターといえばS.H.I.E.L.D.のエージェントであるクエイク/デイジー・ジョンソンで、ドラマ「エージェント・オブ・シールド」で既にクロエ・ベネットさんが演じることで実写化されており、コールソンと並んで大きな人気を獲得しました。しかし今回の報道でデイジーのリキャストを危惧するファンもいるようです。
とは言え、デイジーはアジアの血を引くキャラクターでクロエ・ベネットさんもアジア系俳優。クラークさんはイギリス出身の女優であり、キャラクターの多様化を進めているMCUでわざわざ白人にリキャストしないだろうという見解もあるようです。その他、スパイダーウーマン/ジェシカ・ドリューやS.W.O.R.D.の長官アビゲイル・ブランドなどがファン予想にあがっています。
一体どんな役を担うことになるのか、今後の情報には要注目です。
ドラマ「シークレット・インベージョン」はディズニープラスで配信予定です。
ソース:Emilia Clarke Joins Marvel’s ‘Secret Invasion’ at Disney Plus (EXCLUSIVE)