ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」がディズニープラス史上、初週最高再生回数となった事が発表

ウォルト・ディズニー社はMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」が、ディズニープラスで最も初週再生回数の多いシリーズとなったことを3月22日に発表しました。

発表によると集計は3月19日金曜日から3月22日日曜日の週末期間に行われたもので、Disney+と Hotstar市場を含めた全世界の再生回数との事。

具体的な数字は明かされていませんが、ドラマ「ワンダヴィジョン」やスター・ウォーズのドラマ「マンダロリアン」のプレミアを超え、歴代トップの作品となったとの事です。

マーベル・スタジオのドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」では、アンソニー・マッキーさんがファルコン/サム・ウィルソン、セバスチャン・スタンさんがウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズとして出演し、映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」のラストから約半年、彼らの能力と忍耐力をテストするグローバルな冒険のためにチームを組みます。また過去シリーズよりダニエル・ブリュールさん演じるジモ、エミリー・ヴァンキャンプさん演じるシャロン・カーターが再登場。そしてワイアット・ラッセルさんがジョン・ウォーカーとして出演しています。

シリーズは全6話でカリ・スコグランド監督、マルコム・スペルマンさんがヘッドライターを務めています。

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」注目の第2話は 2021年3月26日(金)16時より ディズニープラスで配信です。

ソース:ディズニー公式

ドラマ「ホークアイ」のスピンオフ、「エコー」が開発中と報じられる

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ホークアイ」に登場するエコー/マヤ・ロペスをメインにしたスピンオフドラマの開発計画が初期段階にあると海外メディア Variety が報じました。エコーはドラマ「ホークアイ」でアラクア・コックスさんが演じると伝えられています。

記事によると、イータン・コーエン氏とエミリー・コーエン氏が執筆に携わり、ライターズルームが準備されているとのこと。これに対してスタジオはコメントを控えたとの事です。

コミックのエコー/マヤ・ロペスは聴覚障害を持つヒーローで、見た相手の動きを完璧に真似るフォトグラフィック・リフレックス能力(タスクマスターと同じ能力)を持ち合わせています。マヤの父親はキングピンの組織のギャングでしたが、キングピンによって殺されました。キングピンはマヤに才能を見出し、養女として育て、金で買える技術を全てつぎ込みました。デアデビルを父の仇として教え込んできましたが、真実を知ったマヤはキングピンの元を離反し、ウルヴァリンやムーンナイト、ニューアベンジャーズと共闘しました。

コミックで最初にローニンを名乗ったのもエコーで、映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」でローニンを名乗っていたホークアイ/クリント・バートンとどのような関係に描かれるのかは気になるポイントです。

ドラマ「ムーンナイト」は撮影の準備段階に入っていますが、今の所エコーが登場するといった報道はされていません。エコーの今後の情報にも要注目となりそうです。

ドラマ「ホークアイ」は 2021年内にディズニープラスで配信予定です。

ソース:‘Hawkeye’ Spinoff Series About Echo in Early Development for Disney Plus (EXCLUSIVE)

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」の新トレーラー”Action”編が公開

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」の新たなトレーラー「Action」編が公開されました。30秒の動画には一瞬ですがいくつかの新しいシーンも盛り込まれています。

新たに判明したのは以下のシーン。

  • バッキーのワカンダアームが着脱可能であることがわかるシーン
  • 腕を回すバッキーの奥で気絶しているU.S.エージェント
  • サムとバッキーの口論中に起き上がってくる金髪の女性(シャロン?)

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」第2話は 2021年3月26日(金)16時より ディズニープラスで配信です。

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」、監督と脚本家がフラッグ・スマッシャーズは原作とかなり異なる事を明かす

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」の第1話に登場した謎の仮面軍団「フラッグ・スマッシャーズ」について、カリ・スコグランド監督と脚本を担当したマルコム・スペルマン氏が海外メディア Entertainment Weekly とのインタビューの中で、「原作とは大きく違う」と明かしました。

インタビューの中でフラッグ・スマッシャーズが残り5つのエピソードにどのような影響を与えるかについて、スペルマン氏は「人々は(フラッグ・スマッシャーズに何が起こっているのか)知っていると思っているが、そうではありません」と述べました。

監督は、フラッグ・スマッシャーズがコミックを起源としているにもかかわらず、「(番組の)ストーリーは独自のものである」と明言しました。

「コミックスは素晴らしい情報源ですが、私たちのストーリーは独自のものです。コミックを参考にしているかもしれませんが、実際にはコミックに載っていないので、私たちのキャラクターは独自の進化を遂げ、縛られることもありません。ストーリーもキャラクターも同じではありません。つまり、あるグループの名前が必要になったときには、深く掘り下げて関連性のあるものを探すことになるかもしれません」と監督はコメントしました。

また、スペルマン氏は、MCU版のフラッグ・スマッシャーズの動機が、“とても素晴らしいシーンにつながる “と予告しています。

「このシリーズの悪役たちは皆、自分がヒーローだと信じています。彼らは、ヒーローでさえも『くそっ!』と思うような方法で、自分が何のために戦っているのかを雄弁に語ることができます。というのも、彼らは今の私たちの世界とよく似た世界に存在しているからです。サノスが登場し、人口の半分が消えて戻ってきました。それによって、今日の世界的な危機と同じように、MCUでも世界的な危機が発生しました。そして、その世界的な危機から様々な敵対者が生まれるのですが、彼らはヒーローたちも賛同していることに反応していて、世界の市民は『おいおい、これは大変な状況だぞ。もしかしたら彼らは間違っていないかもしれない』と思うようになります。その葛藤が、とても素晴らしいシーンを生み出します。ヒーローが悪役に同調したとき、あなたはどうしますか?」

フラッグ・スマッシャーズはコミックのフラッグ・スマッシャーが一人のヴィランを指していたのとは違い、複数人で構成されているチームとしてドラマに登場しました。残りのエピソードで描かれる彼らの行動原理については要注目のポイントとなりそうです。

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」第2話は 2021年3月26日(金)16時より ディズニープラスで配信です。

ソース:The Falcon and the Winter Soldier team tees up what’s next for that masked militia

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」U.S.エージェント役ワイアット・ラッセルさん、「彼は正しくありたいと思っている」と明かす

先日配信がスタートしたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」。その第1話で登場した新たなキャプテン・アメリカことU.S.エージェント/ジョン・ウォーカーを演じるワイアット・ラッセルさんが、ジョン・ウォーカーというキャラクターについて海外メディア USA Today とのインタビューの中で語りました。

インタビューでラッセルさんは、「このような道徳的なスーパーヒーローを登場させるという点では、ほかのMCUキャラが抱えているようなジレンマを彼も抱えています。彼はキャプテン・アメリカとしてこの役割に突き動かされており、彼はそれを自分のやり方で、正しくやりたいと思っています。しかし、彼のやり方は軍人として訓練された非常に現実的な方法です。つまり彼は海兵隊でした。もちろん彼はスティーブ・ロジャースではありません。同じ人間ではありません。」とコメントしました。

また、「ドラマにはリアルな要素が常にあります。誰かがジョンを常に必要としていますが、いつもきれいな状態でいるとは限りません。彼らは常に自身と対立しているので、演じるのは楽しいです。彼は自分自身の能力と道徳心と対立しています。何が正しいかはわかっているが勝ちたいと思って戦っています。」とも話しました。

スティーブ・ロジャースやトニー・スタークたちと同様に、ジョンもまた自身について悩みながら活動をする様子が描かれていくようです。

ちなみにワイアット・ラッセルさんは映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス」のメインヴィラン「エゴ」を演じたカート・ラッセルさんのご子息です。エゴの結末から考えてMCUでの親子共演は果たせそうにありませんが、親子二代でヴィランを演じるのか、はたまたヒーローとなるのかは今後のドラマの注目ポイントのひとつとなっています。

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」第2話は 2021年3月26日(金)16時より ディズニープラスで配信です。

ソース:Spoilers! Marvel’s new Captain America talks ‘Falcon and the Winter Soldier’ role

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」に登場するシャロン・カーターのこれまでとの違いを演者と脚本家が明かす

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」に登場するシャロン・カーターについて、シャロンを演じるエミリー・ヴァンキャンプさんと本作の脚本を務めるマルコム・スペルマンさんが海外メディアのインタビューでコメントしました。

シャロンを演じるエミリー・ヴァンキャンプさんは Good Housekeeping とのインタビューで次のように話しました。

今の彼女は、少し荒れています。「シビル・ウォー」では、しばらく姿を消す必要があると言っていましたが、今作では、彼女が何をしていたのか、新しい世界でどのように自分の道を切り開いてきたのかを知ることができると思います。これまでとはとても、とても異なるシャロンなんです。少し苦味があることは想像できるでしょう。

国連が発効したソコヴィア協定違反に対して恩赦の契約を結んだサムやバッキーとは異なり、シャロンはブリップ後の世界で普通の生活に戻ることができていません。ヴァンキャンプさんは、シャロンの「苦しさ」はブリップ後の自身の状況についてであり、シャロンの一時的な恋愛対象であったスティーブ・ロジャースとの未決着についてではないと付け加えています。

シャロンの物語が「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」の後も続くかどうかを聞かれたヴァンキャンプさんは、「見てのお楽しみ」とだけ答えました。

また、スペルマン氏は TV Line とのインタビューで今作のシャロンについて以下のようにコメントしました。

彼女はパニックに陥っています。ファンはシャロンがおそらく対処しなければならなかったことの空白を埋めることができるでしょう。シャロンに再開した時、彼女は間違いなく進化し、成長しています。ファンは彼女のことを愛することができるだろうし、彼女のエネルギーだけが今までとはとても違うのです。

シャロンは映画「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」(2016年)以来久々の登場となり、キャプテン・アメリカに手を貸したことでシャロンもソコヴィア協定違反となり、予告動画では逃亡生活中のシャロンが垣間見ることが出来ました。

1話では登場しなかったシャロンですが、メインポスターにも描かれるキャラクターの一人で今作の重要なポジションを担っていると考えられています。

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」第2話は 2021年3月26日(金)16時より ディズニープラスで配信です。

ソース:Emily VanCamp Dishes on What MCU Fans Can Expect From ‘The Falcon and the Winter Solider’

ソース:Falcon and the Winter Soldier Boss: Sharon Carter Has ‘Evolved, Her Energy Is So Different’ in Disney+ Series

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」1話のイースターエッグをピックアップ

2021年3月19日配信のドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」エピソード1「新たなる世界秩序」のイースターエッグを中心に原作設定や今後の予想などをご紹介。

※この先は1話のネタバレ、および今後の物語のネタバレの可能性が含まれています。ネタバレが嫌な方はご遠慮ください。

声変わり

日本語吹替版のサムの声が変更されました。サムが初登場した映画「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」(2014年)から「映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」(2019年)までサムの声を担当した俳優の溝端淳平さんから、声優の濱野大輝さんへと変わっており少し低めのトーンになりました。

盾用のバッグ

冒頭、サムが盾をしまうバッグはエンドゲームでスティーブ・ロジャースが持参したものと同一のように見えます。

©2021 MARVEL,Disney

犯罪集団LAFとバトロック

ドラマが始まってすぐに犯罪集団LAFなるものが登場し、サムとのバトルシーケンスに入ります。LAFはコミックにオリジンとなる集団が見つからず、何の略称かも不明ですが、世界の混乱から利益を得て喜んでいる犯罪組織のようです。

また、リーダーとしてジョルジュ・バトロックが再登場しました。LAFのリーダーか単なるチームリーダーかは不明です。バトロックは映画「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」にて冒頭のレムリア・スター救出作戦のシーンでキャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャースと対決しました。

©MARVEL,Disney

原作のバトロックスタイル

バトロックがヘリから脱出する際に他のメンバーとは違う色のヘルメットをかぶります。これにより、原作のバトロックにより近いスタイルを再現しています。

©2021 MARVEL,Disney

ホアキン・トレス中尉

サムのバディとしてホアキン・トレス中尉が情報をナビゲートしていました。コミックのホアキン・トーレスはマッドサイエンティストのカール・マルス博士の手でサムの相棒レッドウィング(ハヤブサの事。コミックではドローンではなく本物の鳥)と吸血鬼のDNAと混ぜ合わせる人体実験を受け、文字通り半分ファルコンへとなってしまいました。そしてサム・ウィルソンがキャプテン・アメリカとして活動している期間にファルコンスーツを託され、2代目ファルコンとなった人物です。その後ヒーローチーム「チャンピオンズ」の一員として活動し、アイアンハートやワスプと交際したこともありました。

本作の脚本家マルコム・スペルマンさんがホアキンは重要な役どころだとインタビューで話しました。今後も要注目の人物です。

©2021 MARVEL,Disney

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ウィングの修理

救出ミッションのあと、チュニジアのカフェらしきお店でトレス中尉と食事を取りながらスーツの修理をしていました。サムとトレスは「(空軍に)いじられる度に誤作動する」、「スタークのハイテクがレベルが高すぎて軍の技術者がついていけないからだ」とやりとりをした所からみて、今回のニュースーツはトニーがサムのために残しておいたものと思われます。

「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」でファルコンが初登場したときのスーツは空軍所属時に軍から支給されたもの(スターク・インダストリーズ製)で、設定本「ワカンダファイル」によると、インサイト計画を阻止した後にトニー・スタークにスーツのアップグレードを依頼していたようです。なお、コミックのファルコンスーツはブラックパンサーによって提供されました。

感謝されるアベンジャーズ

チュニジアの通行人から「妻を助けてくれてありがとう」と声をかけられます。MCUはヒーロー作品であるにも関わらず、市民の感謝の声を描くのは久々です。2014年公開の「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」で起きたインサイト計画以降、「エイジ・オブ・ウルトロン」のソコヴィアからドラマ「ワンダヴィジョン」のマキシモフ事変に至るまで、アベンジャーズは非難される描写のほうが中心となっていたため、少し報われるシーンとなりました。

©2021 MARVEL,Disney

フラッグ・スマッシャーズ

劇中でこの集団について「国境のない統一世界を目指している」と紹介されます。コミックではフラッグスマッシャー(単数形)というヴィランがいてカール・モルゲンタウ(Karl Morgenthau)というスイス人男性でした。カールは国があるから平和にならないという信念の元、フラッグ(国旗=政府)を潰していこうと画策します。

ドラマでは女優のエリン・ケリーマンさんがカーリ・モルゲンタウ(Karli Morgenthau)という役でキャスティングされていますが、1話の段階では詳細は不明です。

月の秘密基地

スティーブ・ロジャースが月の秘密基地にいるという噂があるようです。コミックでは月面にはインヒューマンズの都市アティランが存在し、ブラックボルトを王として生活しています。ドラマ「インヒューマンズ」はディズニープラスで視聴可能です。

スティーブ・ロジャースの行方

キャプテン・アメリカの盾をスミソニアン博物館に寄贈するシーンがあり、スティーブ・ロジャースについてサムがスピーチをしました。エンドゲームでのラストシーン以降、スティーブがどうなったかについては語られませんでした。

「左失礼(On your left.)」のセリフはさすがに出番がありませんでした。

サムはネクタイまで真っ黒という喪服のような出で立ちをしているため、スティーブは老衰でなくなっている可能性を示唆しているのかもしれません。

スミソニアン博物館には以前と同様にキャプテン・アメリカの展示コーナーが設けられており、キャップに関連してS.H.I.E.L.D.やヒドラについても紹介されている事がわかります。また、サノスによって消された人たちの名前を確認出来たりもするようです。その他、スティーブの入隊不合格書なども展示されています。

ローディーの登場

ローディーは盾を寄贈することにあまり納得していない様子です。しかしサムはあの盾はスティーブにこそふさわしいと考えているようです。お互いに今の混乱した世界をよくしたいと考えているのは同じで、キャプテン・アメリカとアイアンマンのバディ同士が語り合う姿はこみあげるものがあります。

©2021 MARVEL,Disney

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ヒドラのウィンター・ソルジャー

バッキーが洗脳されていた頃の夢を見ました。最後にターゲットとは関係のない目撃者を始末する寸前で目覚めますが、これは現実にしたことを回想している夢のようです。

「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」冒頭でスティーブとサムが「ベッドがやわらかすぎて眠れない」という内容のやりとりをしていましたが、バッキーも地べたで寝ている事から元軍人あるあるなのかもしれません。

©2021 MARVEL,Disney

カウンセリング

カウンセラーはクレジットによるとレイナー博士です。コミックにはレイナーと言う名の博士は見つかりませんでした。

償いリスト

「法律に触れない事」「血を流さない事」「過去との決別」が3大ルールだという償いリスト。バッキーはこのリストを作り、これをもとに償いをしてまわっているようです。しかしレイナー博士によると、バッキーは法的には赦免されているようで、自由を与えられているとの事です。

バッキーが許されているのに、トレーラーでシャロン・カーターが指名手配となっている理由はまだわかりません。ソコヴィア協定違反以外に何らかの罪状があるのでしょうか、2話以降の展開に期待です。

©2021 MARVEL,Disney

見えるリストのうち、いくつかはコミック由来のものになっています

  • 1番目 A.Rostov:ロストフ、別名レッドバーバリアン。ソ連の元将軍で、バッキーが投獄された場所で一時的に殴り合いをした関係。その後暗殺されました。
  • 5番目 H.Zemo:ヘルムート・ジモは本ドラマの重要人物。シビル・ウォーの黒幕でした。
  • 9番目 L.Kamisinski:マーベルのエディター兼ライター。サム・ウィルソンとジョン・ウォーカーをフィーチャーしたストーリーを制作しています。

この画像ではわかりにくいですが、右側には キャプテン・アメリカの物語をいくつも描いたマーベルの重要人物 S.Whitaker の記載もありました。

とはいえジモとヨリ以外はドラマ的な重要度は高く無さそうです。

ヨリの登場

ヨリ・ナカジマとランチに行くバッキー。ヨリは店で大福を見かけ、殺された息子の事を思い出します。かなり重要なシーンですが、字幕で見ていると日本語のセリフがかなりカタコトで気を取られがちな部分です。ヨリを演じるケン・タケモトさんは日系アメリカ人ですが、日本語はあまり堪能ではない様子。

そしてバッキーは夢で見た人物がヨリの息子ではないかと考え始めます。

ルイジアナ州デラクロワ

コミックのサムはニューヨークのハーレム出身ですが、MCU版はルイジアナ出身という事のようです。ルイジアナはサムを演じるアンソニー・マッキーさんの出身地でもあります。家族構成はおおむねコミックを踏襲しており、姉のサラが登場。両親の名前がつけられた船「ポール&ダーリーン」も登場しました。しかし父親は牧師ではなく、漁師に変更されているようです。

寿司屋のリー

言われた時間に寿司屋に向かい、バッキーとリーはデートを始めます。「消えた女の子たちが戻ってきてからデートした?」と尋ねるリーですが、実は英語では「have you dated much since half the fish in the sea came back?」(魚が戻ってきてから~)と聞いています。これは寿司ジョークとも言えますし、サノスの「生命を半分に」というのは人型だけでなく、動物にまで及んでいた事を示すわりと大事な発言でした。植物の生命も半分になっていたのでしょうか?

また、会話の中で、バッキーはかつてのスティーブ・ロジャース同様に現代社会に適応しきれない様子が伺えました。マッチングアプリで虎との自撮り写真を見て、何が言いたいのか分からないと非難しましました。実際にアメリカの出会い系では虎との自撮りが一昔前からよく使われているようで、力強さを誇示したいなどの深層心理があるようです。単に流行っているからという理由も多いようです。

そんなバッキーにリーは「うちのパパに似てる。あなたいくつ?」とたずね、正直に「106歳」と答えるバッキーでしたが笑って流されてしまいました。

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招き猫

招き猫の手が気になってバッキーは掴んで止めてしまいます。が、手を離すと再び動き始めてしまいます。かつて映画「アイアンマン2」でトニー・スタークもペッパー・ポッツとのやり取りの最中に似たような事をしていました。

©2021 MARVEL,Disney

バッキーの妹

コミックにはレベッカという名の妹が存在しています。両親は死んだ事が明かされましたがレベッカは不明です。生きていても非常に高齢だと考えられます。別世界のレベッカ・”リッキー”・バーンズはヒーローですが妹ではなく孫娘なのでここでは触れずにおきます。

ヨリの息子

デートを中断してヨリの家に向かい、仏壇の写真を見てバッキーは真相を確信しました。バッキーの償いの物語として今後重要なポイントになりそうな部分です。

アベンジャーズの金銭事情

サムは実家の売却を防ごうと銀行へ融資の依頼に向かいます。そこでアベンジャーズが無償で活動している事が分かりました。トニー・スタークが健在だった間はおそらくトニーの資金でチームが動いていたと考えられます。現状ではスターク・インダストリーズやワカンダがスポンサーになっている可能性が考えられますが、劇中で今の所明言されていません。

ヒーローがお金をもらわずに活動している事が判明したわけですが、そうなると以前から気になっていたドラマ「ワンダヴィジョン」の土地権利書の問題が出てきます。いつ買えたのか、シンセゾイドに購入権利があるのかに加えて、当初は目を瞑っていた金銭問題が浮上します。ワンダやヴィジョンが不動産屋をマインド・コントロールして手に入れたとか、ヴィジョンが自分の一部(ヴィブラニウム)を売ってお金を獲得した、というのは考えたくありません。あの権利書がヴィランの手による偽物でワンダをウェストビューにおびきよせる餌であれば良かったのですが、以降「ワンダヴィジョン」では特に触れられていません。

サムは姉サラへの償いとしてアベンジャーズの肩書を利用して融資を得ようとしますが、失敗に終わりました。

WHIH Newsfront

©2021 MARVEL,Disney

MCU内に存在するニュース番組 WHIH Newsfront が新たなキャプテン・アメリカの誕生を伝えました。WHIH Newsfront は「アイアンマン」から「ワンダヴィジョン」までMCU内で活動しており、「アントマン」のプロモーションとしてYoutubeやTwitterのアカウントを取得し、報道していたこともありました。Youtubeチャンネルは現在参照出来ないようですが、バックアップしていたユーザーが転載しているものもあります。Twitterアカウントは現在も確認できますが、特に活動はしていないようです。

MCU内で行ってきた報道のリストはwikiを御覧ください。

新キャプテン・アメリカ

ワイアット・ラッセルさん演じるジョン・ウォーカーが新たなキャプテン・アメリカに任命されました。

©2021 MARVEL,Disney

ジョンは後述の人体実験を受けており、戦闘能力はスティーブ・ロジャースと同等ですが性格はまるで違います。このドラマの問題のひとつとなりえると考えられています。

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サディアス・”サンダーボルト”・ロス

クレジット映像の中にはロス長官(インフィニティ・ウォー時の役職であり、現在は不明)の名前が隠されています。

©2021 MARVEL,Disney

テキストには「According to Thaddeus Ross… All information regarding the Enhanced Humans Act has been… reported to be classified by Major Donavan of Special Unit…」と書かれており、「サディアス・ロスによると強化人間法に関する全ての情報は特殊部隊のドナバン少佐によって機密扱いにされていると報告されています」とのこと。

強化人間法というのがコミックのシビル・ウォーの争点でもあった超人登録法のことなのか、はたまたMCUで新たな法を制定しようと画策しているのかは不明です。新型コロナウイルス以前のスケジュールでは本ドラマよりも先に映画「ブラックウィドウ」が公開されておりそこにロスが登場しているため、ドラマではなく映画と関係のある文章という可能性もありそうです。

パワーブローカー

クレジットではパワーブローカーの名前が確認出来ます。

©2021 MARVEL,Disney

コミックのパワーブローカーは企業名であり、社長がヴィラン化したときの名前にもなりました。パワーブローカー社はカーティス・ジャクソンによって設立された会社で、マッドサイエンティストのカール・マルス博士のもと人体実験と薬物投与により一時的な超人を作る会社です。

この会社はこの人造超人で世界征服しようとか国家転覆しようとか企んだりはしておらず、この超人たちを使った超人プロレスによる利益が目的です。ヴィランの目的としては可愛らしいものですが、この処置自体は残酷で成功率も40%ほどと低く、失敗すると肉体の意図しない変異や最悪死亡を招くもので、社長みずからが受けた際も失敗し、自力で動けないほど筋肉が肥大してしまいました。

コミックではU.S.エージェント/ジョン・ウォーカーもこの処置を受けていますが、ドラマのジョンは出てきたばかりでまったく判りません。また、フラッグ・スマッシャーズが怪力を要している描写があったのはこことの関与が考えられます。

マドリプール

クレジットではさらにマドリプールについても言及されています。マドリプールについてはそこそこ長くなるため、別の記事にしました。漢字がところどころ見られるのもマドリプールとの関連性を伺わせています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/falcon-and-winter-soldier-madripoor-info/”]

forces from neighboring Madripoor have… committing human rights violations.」と書かれているようです。

©2021 MARVEL,Disney

研究調査書

調査書のページの破れた部分からは俳優のカール・ランブリーさんの顔が見えます。

©2021 MARVEL,Disney

カールさんの役どころは公式発表されていませんが、一部報道ではイザヤ・ブラッドレイと伝えられています。コミックのイザヤはスティーブ・ロジャースの超人血清の再生プロジェクトの一環でテスト対象として使用された300人のアフリカ系アメリカ人兵士の中で唯一生き残った1人でした。

カールさんが演じるのがイザヤでなかったり、あるいはイザヤがコミックとは違うキャラクターだったとしても、何らかの研究の被験者にされているのは間違い無さそうで、彼もまたこのドラマの鍵を握る一人となりそうです。


ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」第2話は 2021年3月26日(金)16時より ディズニープラスで配信です。

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」の新トレーラー”Power”が公開

先日から配信がスタートしたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」の新トレーラー、”Power”編が公開されました。30秒の映像の中には1話で見せてくれた激しいバトルも含まれており、2話以降のシーンも詰め込まれたトレーラーになっています。

本作の公式あらすじは以下の通り。

舞台は『アベンジャーズ/エンドゲーム』後の世界。キャプテン・アメリカから盾を受け継いだファルコンだが、その称号を自身が担うには重すぎるものだと考え始める…。絶対的ヒーロー、キャプテン・アメリカを失った今、世界中の人々の希望の星となるのは一体誰なのか…?

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」第2話は 2021年3月26日(金)16時より ディズニープラスで配信です。

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」の新たなポスターが公開

昨日から配信開始となったMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」の新たなポスターが公開されました。ポスターは映画「ニュー・ミュータンツ」などのポスターを手掛けたアーティストAttila Szarka 氏によって制作されたと紹介されています。

©2021 MARVEL,Disney

本作の公式あらすじは以下の通り。

舞台は『アベンジャーズ/エンドゲーム』後の世界。キャプテン・アメリカから盾を受け継いだファルコンだが、その称号を自身が担うには重すぎるものだと考え始める…。絶対的ヒーロー、キャプテン・アメリカを失った今、世界中の人々の希望の星となるのは一体誰なのか…?

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」は 2021年3月19日(金)より ディズニープラスで配信中です。

ドラマ「ロキ」のポスターが公開

6月の配信を控えるMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」のポスターが公開されました。これは日本時間の本日深夜1時頃に開催されたドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」のバーチャル・ローンチ・イベント内にゲスト登場したロキ役トム・ヒドルストンさんと、オーウェン・ウィルソンさんが紹介したものです。

©2021 MARVEL,Disney

「ロキ」の公式あらすじは以下の通りです。

『アベンジャーズ/エンドゲーム』で、アイアンマンたちが訪れた過去の世界で四次元キューブを手に消え去ったロキ。見知らぬ地で目を覚ましたロキは、”時間の流れが違う“という謎の組織TVAの男に拘束され、新たな戦いに巻き込まれることに。作業服を着て戦う姿やシックなスーツでお洒落にキメて飛行機に乗り込む姿など、ロキが様々なビジュアルに変貌。四次元キューブを手にした後、ロキに起こったこととは…?『エンドゲーム』後を舞台にした、ロキの新たな冒険が始まる!

ドラマ「ロキ」は 2021年6月11日(金)よりディズニープラスにて配信開始予定です。