ソニーが映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の新バージョンを9月に公開

ソニー・ピクチャーズがMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」のより面白いバージョンを2022年9月2日から上映すると発表しました。現在、米国でカナダでの劇場公開が決まっており、近々より多くの国でのアナウンスが行われると言います。

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インサイダーの報告によると15分以上の追加シーンがあるとの事。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」The More Fun Stuff Version は2022年9月2日 米国にて劇場公開予定です。

ドラマ「ミズ・マーベル」、1話のアベンジャーコン小ネタ特集

2022年6月8日配信のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ミズ・マーベル」シーズン1エピソード1「Generation Why(邦題:ジェネレーション・ホワイ)」で描かれたアベンジャーコンのシーンのイースターエッグを中心に原作設定や今後の予想、考察などをご紹介。

※この先はシリーズのネタバレ、および今後の物語のネタバレの可能性が含まれています。ネタバレが嫌な方はご遠慮ください。

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アベンジャーコン

キャンプ・リーハイ

「ミズ・マーベル」の1話で描かれたアベンジャーコンはアベンジャーズを特集したイベント。キャプテン・アメリカ生誕の地、ニュージャージにあるキャンプ・リーハイにて開催されています。

©MARVEL,Disney

Star Spangled Man With A Plan

イベント会場で流れていた曲は映画「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」で使用されていた楽曲「Star Spangled Man With A Plan」。ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」でもマーチングアレンジバージョンがジョン・ウォーカーの紹介シーンで流されました。

スカーレット・ウィッチもアベンジャーズ

会場に入って奥には後にコスプレコンテストで使用される舞台が見えていますが、その脇にはドクター・ストレンジとワンダのパネルが置いてあります。

©MARVEL,Disney

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の冒頭でのドクター・ストレンジとワンダのやり取りではアメリカ・チャベスの保護を手伝ってもらうかわりにチームに戻れるようサポートするといったやりとりがありましたが、一般市民はワンダがアベンジャーズでは無くなったとは認識していないようです。

「ワンダヴィジョン」のウェストビューでの件は情報規制されていて一般には知られていないのか、単なるプロットホールなのか、現時点では判断できません。

様々なコスプレ

会場でのコスプレはコンテスト対象になっているキャプテン・アメリカとキャプテン・マーベルだけでなく、様々なコスプレイヤーが登場しています。

その中で気になるのはガモーラのコスプレイヤー。

©MARVEL,Disney

スコット・ラングは過去から来たガモーラと戦地で出会った可能性はありますが、映像としては描かれていません。強いて言うならガモーラはワスプ/ホープ・ヴァンダインと並んで戦うシーンがあったので、ホープから外見の詳細を聞いていた可能性はありそうです。

それをポッドキャストで聞いたという伝言ゲームの果てに出来上がったコスプレとしては、かなり完成度が高いと言わざるを得ません。

その他、アベンジャーズの初期メンバーはもちろんの事、ドクター・ストレンジやヴィジョン、エムバクや、もはやヒーローではないキャプテン・アメリカのチアリーダーやアイアンマンのコンパニオンガールまでものコスプレイヤーがいる中、見当たらない気になるメンバーもいます。

一人目はスパイダーマン。お隣のニューヨークを守っているはずですが、コスプレイヤーもグッズも見当たらないようです。「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」ではスパイダーマン=ピーター・パーカーという記憶が消えただけで、スパイダーマン自体はみんな記憶している事が「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」でも判明していますが、残念ながらアベンジャーコン会場では発見できませんでした。マーベルとソニーの大人の事情が絡んでいるのかもしれません。

二人目はニュー・キャプテン・アメリカとしてデビューしたはずのサム・ウィルソン。新しいキャプテン・アメリカは「エンドゲーム」以降のキャラクターですが、ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」のクライマックスでは堂々とメディアの前で語っているため、しっかりとニュース映像としてお茶の間で流されたはずです。しかし、キャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャース姿のコスプレイヤーは結構見かけますが、ウィングスーツ姿のキャプテン・アメリカは会場にはいないようです。コスプレの難易度が高いという事でしょうか。

アメリカのケツ

キャプテン・アメリカのお尻を強調したグッズも販売中。

©MARVEL,Disney

「アベンジャーズ/エンドゲーム」でスペース・ストーンの回収に向かったトニー・スタークとスコット・ラングは2012年のスタークタワーの最上階にて当時のアベンジャーズたちとロキの様子をうかがっていました。

その際にトニーが2012年のキャップのスーツを見て「ケツがダサい」と評し、スコットは「かっこいいよ!アメリカのケツって感じ!」と謎のフォローを入れています。

スコットはこのエピソードも紹介したのでしょうか、しっかりとグッズ化されてしまったようです。

充実のアントマングッズ

会場の様子が紹介される中で、どう見ても充実しているのはアントマンのグッズ。スコットの策略なのか、一般人から人気であるのは間違いないようです。

©MARVEL,Disney

「アントマン&ワスプ:クアントゥマニア」のロケでも住民と親しげに接するスコットの様子が目撃されており、次の映画でこのへんの詳細が描かれるかもしれません。

その他気になるグッズとしてTシャツ類もチェック。

グルートはスコットがどう伝えたのか、ミスター・ツリーの名前で愛されているようです。ガーディアンズについてはプロデューサーのサナ・アマナトさんが The Direct とのインタビューの中で「ある種の記録媒体があったと思います。人々はおそらくそれを見て映像から情報を得たのです。しかしガーディアンズのような誰なのかわからないヒーローがいる場合、人々はどうするでしょうか?人々は自分たちが考えた名前を作り出します。グルートのことをミスター・ツリーと言ったり、ロケットは”アライグマのようなもの”とひどい名前をつけられていました。スターロードはスターボーイです。」とコメントしています。

どうやらスコットのポッドキャスト以外にも映像情報がどこからか流出していると、プロデューサーのアマナトさんは考えているようです。

また、アスガルドプライドと書かれたTシャツは虹が描かれており、虹の橋ビフレストと統治者であるキング・ヴァルキリーがLGBTQである事を二重に意味しているようでもあります。

追悼

トニー・スタークとナターシャ・ロマノフの追悼も行われています。トニーに関しては「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」でも描かれていましたが、ナターシャについて一般人がどう捉えているかは今回が初の描写になります。

しかし戦う前に犠牲になったガモーラやヴィジョンたちについてはここでは触れられていません。

I can do this all day

キャップの名台詞「I can do this all day」もパネル化されています。1作目の「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」から常々口にしており、キャプテン・カーターもこのセリフを口にする癖があります。しかし、日本語字幕や吹替版は翻訳が作品によってまちまちであるため、日本語の場合は名台詞感はあまり感じないかもしれません。

アントマン&ワスプ

アントマンのアトラクションは「アントマン&ワスプ」の1シーンを再現しています。

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なんちゃってコスプレ

インフルエンサーのゾーイもキャプテン・マーベルのコスプレで登場。ブルーノは「なんちゃってコスプレ」だと低評価をつけています。

©MARVEL,Disney

しかし実際にはコミックバージョンのクラシックなキャプテン・マーベルのコスチュームのデザインに現代のキャプテン・マーベルの配色をあしらったものになっており、ある意味原作に忠実とも言えるようになっています。

コスプレコンテスト

コンテストの司会者を演じているのはライアン・ペナゴスさん。マーベルの副社長です。役者さんではありませんが、ナチュラルな演技でした。

©MARVEL,Disney

おばあちゃんのバングル

おばあちゃんの腕輪(バングル)を装着したカマラはなぞのエネルギーに包まれ、一瞬別の世界へとシフトしてしまいます。

©MARVEL,Disney

この世界については今後のエピソードや別の作品などで徐々に明かされていくと考えられます。

カマラはこのバングルをきっかけにパワーが覚醒しましたが、コミックでは彼女はインヒューマンという種族であり、テリジェン・ミストによって能力を獲得しました。

インヒューマンは成人するとテリジェン・クリスタルから発せられるテリジェン・ミストを浴びる儀式を行い、このミストと遺伝子が適合すると特殊能力が開花します。月面都市アティランで生活するインヒューマンは適合しなかった場合市民権を奪われ、強制労働作業に送られてしまいます。このアティランをおさめているのが映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」に登場したインヒューマンの王ブラックボルトです。

地球で暮らすインヒューマンはカマラ・カーンを始めとしてドラマ「エージェント・オブ・シールド」に登場しているデイジー・ジョンソンなどがいます。

テリジェンがミュータントに死をもたらす伝染病「M-Pox」を生み出してしまったことでX-MENとインヒューマンズは戦争になった事もあります。

MCUとコミックで能力覚醒のきっかけが違うという点で、ケヴィン・ファイギ社長は以前にコミックを正確に適応させているわけではない事と、本作はカマラ自身の過去と血統の物語であると話しています。

そのため、バングルを装備すれば誰でもパワーを得られるわけではなく、コミックが遺伝子とテリジェンが必要だったように、MCU版もカマラのDNAとバングルが組み合わさって能力になっている可能性が高そうです。

パワーの暴走

カメラのフラッシュをきっかけにパワーが発動してしまったカマラですが、初めての事にうまく対応できません。次第にパワーが暴走し、会場は大惨事に。ゾーイが危険な状態になりましたが、すんでの所で助けることに成功しました。

カマラの能力はコミックから変更されていますが、結果的にはコミックと同様の使い方になっています。また、コミックでのカマラも初めての人助けもゾーイだった事を重ねています。

会場から逃げるように去ったカマラとブルーノ。部屋に戻る際はエネルギーを足場にして登るという、コミックのカマラにはない能力のパターンも見せました。


アベンジャーコンが現実になる可能性もあるようで、リアルイベントの開催にも期待です。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-ms-marvel-avengers-con-2/”]

ドラマ「ミズ・マーベル」シーズン1はディズニープラスで配信中、次回、第2話は 2022年6月15日16時 より配信予定です。

ヘイリー・アトウェルさんがドラマ「エージェント・カーター」シーズン3について語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)作品でペギー・カーターやキャプテン・カーターを演じたヘイリー・アトウェルさんが Awesome Con 2022 に出席し、ドラマ「エージェント・カーター」のシーズン3のアイデアについて質問されました。

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アトウェルさんは「エンドゲームが正典であると仮定して、私の考えでは、スティーブは疲れていて、座りたがっていて、彼は素晴らしい料理人なので、素晴らしいレシピ本を集めるのにかなりの時間がかかっているんです。」と、「アベンジャーズ/エンドゲーム」の最後のダンスシーンの先のスティーブ・ロジャースについての持論を明かしました。

続けて、「でもペギーは忙しくて、彼を待っている暇はないんです。忙しいし、やるべきことがあるんです。そして素晴らしいことに、キャップはフェミニストだから、それを冷静に受け止めてくれるんです。スティーブはそのことに不安を感じません。彼女が最高の人生を送り、本当の可能性を発揮できるようにする。それは彼女が世界に貢献できることを知っているからで、それが彼にとってより魅力的な存在になる。それが私の前提です。」と語りました。

アトウェルさんはスティーブと再会できたユニバースがあったとしてもペギーの本質は変わらず、エージェントとして駆け回る姿を想像しているようです。

ヘイリー・アトウェルさんはアニメ「ホワット・イフ」のシーズン2に戻ってくる事が予想されていますが、今後もペギー・カーターの話題が続くなら、あらためて自身のタイトルを獲得する可能性も十分に考えられます。

あるいは「エンドゲーム」で見たスティーブとペギーが再会したユニバースでの「キャプテン・アメリカ&エージェント・カーター」のバディ・ムービーなども実現するかもしれません。

MCUにおいて古いキャラクターであったペギー・カーターはマルチバースの影響で様々な展開を迎えています。「エージェント・カーター」シーズン3が再開されるか、新たな作品が開発されるかはわかりませんが、今後のペギーの物語の行方には注目となりそうです。

ドラマ「エージェント・カーター」はディズニープラスで配信中です。

クリス・エヴァンスさんがキャプテン・アメリカとライトイヤーの違い、MCU復帰の可能性について語る

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」(2011年)から映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」(2019年)までキャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャースを演じたクリス・エヴァンスさんが、今後のMCUへの復帰の可能性についてあらためて語りました。

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ピクサー最新作「Lightyear(邦題:バズ・ライトイヤー)」の主人公ライトイヤーの声を担当するクリス・エヴァンスさんが海外メディア Comicbook.com とのインタビューに応じ、今後のスティーブ・ロジャースについて質問され、次のように回答しました。

それは、みんなが見たいもののようです。誰も失望させたくないから、難しいですね。こんなにいい走りができて、本当に幸せです。スティーブは僕にとってとても貴重なものなんです。次をやるなら完璧でなければなりません。僕にとってとても大切なものにガタがくるのが怖いんです。あの役は、私にとってとても大切なものなのです。だから、もう一度やるのは大変なことなんです。

また、The Hollywood Reporter とのインタビューではキャプテン・アメリカとライトイヤーの類似性についても語りました。

エヴァンスさんは「キャラクター自体は、責任感やリーダーシップという点で、似ている部分がたくさんあります。でも、まったく違う男たちだから、役に立つものは使い、キャップをキャップたらしめているものは残すんです。」と述べています。

キャプテン・アメリカもライトイヤーも危険なミッションに乗り出すヒーローであり、チームのリーダーという共通のポジションにいるキャラクター。共通するファクターを取り出し、それぞれの個性を残すように意識した事を明かしました。

さらに Variety とのインタビューでは、ライトイヤーと「トイ・ストーリー」でティム・アレンさんが演じたバズ・ライトイヤーは違う人物であり、演技するのは簡単ではなかったことを次のように語っています。

「あの象徴的なセリフ “to infinity and beyond “(吹替:無限の彼方へさあ行くぞ)を最初にやらなければならないのは大変なことで、プレッシャーがあるから、恥ずかしげもなくティム・アレンの真似をしてしまうんです。でも、アンガス(・マクレーン)をはじめピクサーのみんなはとても協力的で、彼らに導いてもらいながら、最終的にはティム・アレンを青写真にしながらも、雪の中で自分なりの足跡をつけて、自分なりの解釈を見つけてみるくらいの心地よさがありました。」

前シリーズのライトイヤーとの違いを演じる難しさに共感できるのは、ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」で新たなキャプテン・アメリカを演じたアンソニー・マッキーさんかもしれません。スティーブ・ロジャースとサム・ウィルソンの違いを出しながらも、キャプテン・アメリカという共通項を演じるのは、今回のクリス・エヴァンスさんにも似た状況となっています。

「エンドゲーム」の老人姿を最後に行方が分かっていないスティーブ・ロジャース。MCU内の都市伝説では月にいるとも言われていますが、「キャプテン・アメリカ4」や「アベンジャーズ5」などで「完璧」な脚本が用意されれば、戻ってくる可能性はあるようです。

ちなみにクリス・エヴァンスさん演じるライトイヤーの吹替は鈴木亮平さんであり、MCUでスティーブ・ロジャースの声を担当した中村悠一さんではありません。鈴木亮平さんも「以前のおもちゃのライトイヤーと人間のライトイヤーとの違いを意識して演じた」事をインタビューで明かしていますが、キャプテン・アメリカとの違いを楽しみたい方は英語版で御覧ください。

映画「バズ・ライトイヤー」は 2022年7月1日 劇場公開です。

ソース:THR , Variety

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」、Blu-rayの米国発売日と特典概要が報じられる

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のBlu-rayや4k UHDが、2022年7月26日に米国にて発売される事を、海外メディア ScreenRant が報じました。この日付は以前に報じられていたものと一致しており、劇場公開からディスク発売までかなりの短期間で展開される事となりました。

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記事によると特典映像として以下のようなものが含まれていると言います。

・狂気のメソッド:さまざまなスタッフ、マーベル社員のインタビューに参加し、サム・ライミ監督への愛、そして「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」をライミらしさ全開の作品にしている細部について語ります。

・アメリカ・チャベスの紹介:この短くて楽しいプロフィール記事では、コミックスにおけるアメリカの地味な始まりについて学びます。ソーチー・ゴメスに出会い、彼女のキャラクターのユニークなパワーがMCUの未来にもたらす複雑さについて話し合います。

・マルチバースを構築する:マーベルの長編映画を書くのは簡単なことではありません。この遊び心と情報満載の特集では、脚本家のマイケル・ウォルドロンが、「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の物語を紆余曲折させるために直面した難題に迫ります。

ギャグ・リール:「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のキャストとスタッフによる撮影現場での楽しいNG集をご覧ください。


・削除されたシーン

A Great Team – ジャーナリストがドクター・ストレンジの誠実さに疑問を投げかける。
Pizza Poppa – ドクター・ストレンジの呪縛が終わり、ブルースは安堵する。
It’s Not Permanent – ブルースはドクター・ストレンジが偽者であると非難しようとする。

・オーディオコメンタリー:サム・ライミ、リッチー・パーマー、マイケル・ウォルドロンによるオーディオコメンタリーで映画を鑑賞できます。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」は劇場公開中、2022年6月22日より米ディズニープラスにて配信、Blu-rayなどのディスクは 2022年7月26日 米国発売予定です。

ソース:Doctor Strange 2 Blu-ray Release Date & Best Buy Steelbook Artwork Revealed [EXCLUSIVE]

ヴィランチームを描く映画「サンダーボルツ」の監督の名前が報じられる

マーベル・スタジオが計画中とされている噂のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ」の監督が決まったと、海外メディア Deadline が報じました。本作は公式の制作発表のないタイトルですが、MCUにはメンバーとなり得るキャラクターが揃い始めており、少しずつ現実味を帯び始めているようです。

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記事によると、ジェイク・シュライアー監督がこの数週間の間に行ったプレゼンがスタジオ幹部に衝撃を与え、起用が決まったと伝えています。また、脚本として映画「ブラックウィドウ」(2021年)のエリック・ピアソンさんの名前も挙げています。

サンダーボルツはコミックにおいてメンバー入れ替えの激しいチームでありながら、さらに同名チームがあるという非常にややこしいチーム。

ひとつはバロン・ジモ率いるサンダーボルツで、ヴィランチームのマスター・オブ・イービルを母体として、ジモが市民を信用させるために偽りのヒーロー活動を行っていました。しかしながら活動中にメンバーの数名が実際にヒーローを目指すようになり、ジモは追い出されました。

もうひとつはサディアス・”サンダーボルト”・ロス将軍が率いるサンダーボルツ。更生余地のないターゲットを無慈悲に排除するチームで、エージェント・ヴェノム、デッドプール、エレクトラ、パニッシャーなどが処刑人として参加していました。

その後もウィンター・ソルジャー率いる新たなサンダーボルツや、現行コミックではホークアイがリーダーとなり、モニカ・ランボーやアメリカ・チャベスを率いたニューヨーク公認のヒーローチームとなったサンダーボルツが描かれています。

DeadlineはMCU版のサンダーボルツとして、バロン・ジモ、エレーナ・ベロワ、ゴースト、タスクマスター、アボミネーション、U.S.エージェント、ウィンター・ソルジャーがメンバーとなる可能性を指摘しています。

MCUでは長年ロス将軍(後に長官)を演じていたウィリアム・ハートさんが2022年3月に逝去されたため、ロス将軍のサンダーボルツを描くという選択肢はほぼ残されていないようです。

コンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌがメンバーを集めていたのはやはりサンダーボルツという事になるのでしょうか?

今後の情報には要注目です。

ソース:Marvel’s ‘Thunderbolts’ Movie Taps Jake Schreier As Director

ドラマ「ミズ・マーベル」、クレジットシーンは制作ミス?ネタバレ?

今週から配信が始まったMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ミズ・マーベル」のクレジットシーンに気になる人物の名前が掲載されている事が話題になっています。ファンの間ではこれが単なる制作ミスなのか、はたまた公式によるネタバレなのかも議論されています。

※これより先は「ミズ・マーベル」のネタバレを含んでいる可能性があります。ご覧の際はご注意ください。

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「ミズ・マーベル」の第1話「ジェネレーション・ホワイ」の45分30秒ごろ、クレジットシーンではメイクアップアーティストの名前が表示されているのですが、その中には「Makeup Artist to Ms. Steinfeld」という項目があり、これがドラマ「ホークアイ」でケイト・ビショップを演じたヘイリー・スタインフェルドさんの登場を示唆している可能性が指摘されています。

一方で、メイクチームのヘッド以外の6人が「ホークアイ」と「ミズ・マーベル」で全く同じになっており、これはコピペによって制作され、最後に名前を置き換えるのを忘れてしまったという制作ミスの可能性も指摘されています。

©MARVEL,Disney

どちらも可能性としては十分考えられるもので、ニュージャージーで活動するミズ・マーベルと、隣のニューヨークで活動するケイト・ビショップが出会ったとしてもなんら不思議はありません。また、メイクチームのメンバー全員が同じである事も、コピペで作られたという推論に説得力を持たせています。

果たして今後のエピソードでケイト・ビショップの登場はあるのでしょうか?

本作の公式概要は以下の通りです。

アベンジャーズが大好きで、中でもキャプテン・マーベルに憧れを抱くカマラ・カーン。 彼女は勉強、趣味、そして恋に没頭するごく普通の女子高生だが、家でも学校でも周りと上手く馴染めず自分の居場所を見つけるのに苦労していた…。

「スーパーパワーさえあれば、人生はもっと楽になるはず―…。」

切実な思いを胸に、ヒーローになった自身の姿を妄想するカマラだったが、ある日突然、強大な力を手に入れ、妄想していたことが現実に! 夢にまで見ていたヒーローの力を手に入れたカマラ。これで人生はすべて理想通り上手くいくはず…と思いきや、次々と彼女の前に壁が立ちはだかる。

妄想の世界とは違い、家庭や学校、社会生活での様々な問題に加え、強大な力を持ったが故に、ヒーローとして立ち向かわなければならない最大の脅威…。身近な人々を守れるヒーローになりたいという強い思いと、力を持った者の責任に葛藤する等身大のマーベルヒーローの姿を描く。

ドラマ「ミズ・マーベル」は 2022年6月8日 よりディズニープラスで配信中です。

ゲーム「マーベル ミッドナイト・サンズ」10月7日発売決定 ─ スパイダーマン&ヴェノムも参戦決定

2K Gamesが開発中のコンソール向け新作ゲーム「マーベルズ・ミッドナイト・サンズ」の発売が2022年10月7日に決定したことを発表しました。これは本日6月10日に配信された Summer Game Fest 2022 で明かされたもので、PC / PlayStation 5 / Xbox Series X / Nintendo Switch / PlayStation 4 / Xbox One にてプレイできるタクティカルRPGとなっています。あわせて新トレーラー「Darkness Falls」も公開されました。

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本作はマーベル・ユニバースのダークな世界で繰り広げられる新しい戦略RPGで、マーベル・ユニバース初のカスタマイズ可能な主人公であるオリジナルヒーロー「ハンター」とウルヴァリン、ブレイド、アイアンマンなどのヒーローを操作し、リリスの討伐を目指すことになります。

新トレーラーではリリスの子どもたちとして悪魔化されたハルクやヴェノムが登場する事も示唆しています。

これまでにアベンジャーズからキャプテン・マーベル、キャプテン・アメリカ、アイアンマン、X-MENからウルヴァリン、マジック、ミッドナイト・サンズからドクター・ストレンジ、ゴーストライダー、ブレイド、ランナウェイズのニコ・ミノル、そしてスパイダーマンなどのキャラクターが確認されています。

ゲーム「マーベル ミッドナイトサンズ」は PC / PlayStation 5 / Xbox Series X / Nintendo Switch / PlayStation 4 / Xbox One 向けに2022年10月7日(金)発売予定です。

ソニープロデューサーがドラマ「シルク」のニュースを近々報告できるとコメント ─ スパイダーバース延期理由も説明

ソニー・ピクチャーズ制作の映画「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」のプロデューサーを務めるフィル・ロードさんとクリストファー・ミラーさんが、海外メディア Deadline のポッドキャストに出演し、今後の制作が予定されているSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の実写ドラマ「シルク」について言及しました。

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番組の中でミラーさんは「我々は細心の注意を払ってすべてのものを開発しており、シルクについては本当にエキサイティングなスタートがあります。これからが本番です。いつか近いうちにニュースもあるでしょう。」と開発の現状を明かしました。

また、番組内では「シルク」はアニメではなく実写である事を認め、キャスティングに関してはコメントを否定しました。

また、ニヶ月前に延期が報じられたスパイダーバース最新作については「この映画への期待は、1作目と同じくらい画期的で、特別で、素晴らしいものでなければならないんです。『いいものを作ろう。素晴らしい作品にしよう。』と思ったんです。『すべてのシーンを最高のものにしよう、ただ時間内に完成させるためにやっているのではないんだ』ってね」とコメントしました。

そして、ミラーさんは「無限のマルチバースについての映画であっても、この次元の物理的な現実に従わなければならないんです。」と述べました。

「シルク」はショーランナーとして「ウォッチメン」のトム・スペツィアリーさんの名前が報じられている他、Netflixドラマ「サブリナ:ダーク・アドベンチャー」に出演したアデライン・ルドルフさんがシルク/シンディ・ムーン役として面会があったとの報告もありました。しかしどちらも1年近く前の報道で以降音沙汰がなかったものであり、今後の正式発表が待たれています。

ドラマ「シルク」の配信日は未定です。

ソース:‘The Afterparty’ Planners Lord & Miller On Throwing The Ultimate Whodunit Riot; Tease Season 2, ‘Silk’ & ‘Spider-Verse’ Sequels – Crew Call Podcast

映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」のトレーラーの噂が報じられるもディズニーが即否定

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」のファーストトレーラーが、今週開催されるNBAのファイナルゲーム中に公開されると報じられた直後、ディズニーのマーケティングを統括するアサド・アヤズさんがこれを否定しました。

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アヤズさんは短く「不正確」な情報としてこの噂を否定、噂の投稿からわずか4分の事でした。

キャスティングやストーリー展開の噂について俳優さんや監督が介入する事はこれまでにも多く見られましたが、トレーラー公開日の噂についてディズニーが介入してくるのはなかなか珍しいケースです。

これにどういう意図が含まれているかは不明ですが、映画の米公開まで160日を切っており、これまでのMCUのファーストトレーラーの平均公開時期が160日前である事を考えると、多くのファンがそわそわする時期に入っているのは間違いありません。

しかし2022年はMCU作品が映画、ディズニープラスともに増加したせいか「ソー:ラブ&サンダー」のトレーラー公開はこれまでで最も遅い、映画公開約80日前というタイミングでした。

「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」のトレーラーが「ソー:ラブ&サンダー」のポストクレジットシーンとして紹介されたとしても、約120日前の予告となり、可能性としては十分考えられるようです。ファンはもうしばらくのんびりと待つ必要があるという事でしょうか。

映画「ソー:ラブ&サンダー」は 2022年7月8日 公開予定、映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」は 2022年11月11日 米国公開予定です。