【噂話】ドラマ「ミズ・マーベル」シーズン2が計画中か

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ミズ・マーベル」の第2シーズンに青信号が灯ったと、Twitterアカウント The Marvels Updates が報じました。ディズニープラスでデビューしたミズ・マーベル/カマラ・カーンは2023年公開の映画「ザ・マーベルズ」に登場する事が公式発表されています。

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情報は有名スクーパーのDanielRPK氏からのものという事で、ディズニープラスの「ミズ・マーベル」シーズン2にゴーサインが出ていると言うもの。

リリース時期などは不明で、2024年夏までのフェーズ5に割り込んで来るのか、それ以降のフェーズ6や7までお預けとなるのか、現状では一切わかっていません。

ミズ・マーベル/カマラ・カーンを演じるイマン・ヴェラーニさんとアディル・エル・アルビ&ビラル・ファラー監督は、シーズン2があればロックジョーを登場させたいと以前のインタビューで語っていました。

うまくいけばシーズン2への布石が映画「ザ・マーベルズ」の中で発見出来るかもしれません。

ドラマ「ミズ・マーベル」シーズン1はディズニープラスで配信中、映画「ザ・マーベルズ」は 2023年7月28日 米国公開予定です。

ドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」、5話のチェックポイント

2022年9月15日配信のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」シーズン1エピソード5「Mean, Green, and Straight Poured into These Jeans(邦題:ノリノリ、緑、デニムの着こなしバッチリ)」のイースターエッグを中心に原作設定や今後の予想、考察などをご紹介。

※この先はシリーズのネタバレ、および今後の物語のネタバレの可能性が含まれています。ネタバレが嫌な方はご遠慮ください。

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シーハルクの商標の裏話

今回のエピソードはシーハルクの商標がテーマになっていますが、もともとシーハルクは商標がきっかけで誕生したキャラクターでした。

1977年にドラマ「ザ・インクレディブル・ハルク」がテレビで放映され大ヒットし、1979年には3シーズン目が放映されていました。当時のスタン・リー氏はこのヒットの裏で、ひとつの心配事を抱えていました。

ドラマのプロデューサーだったケネス・ジョンソン氏が当時ABCで「The Six Million Dollar Man(邦題:600万ドルの男)」を制作した後、スピンオフ「The Bionic Woman(邦題:地上最強の美女バイオニック・ジェミー)」をユニバーサルで制作し、権利で揉めていました。

スタン・リー氏及びマーベル側は同様の事が起こるのではないかとの懸念の元、1979年に「サベージ・シーハルク」のコミックを出版し、先に女性版ハルクを公式にデビューさせたという経緯があります。この事は「シーハルク」英語wikiの出版歴の最初の一節に掲載されています。

ちょっとした大人の事情で誕生したシーハルクでしたが、誕生から約40年を経て、現在このエピソードが逆にドラマ内でいじられています。

ポッドキャスト

ジェニファーが車の中で聞いているポッドキャストは「Law360」。これは実在する米国の法律系ニュースサービスで、これを利用する弁護士が多いのは当然のこと。

タイアニアはジェニファーもこれを利用しているとの思惑から、ポッドキャストのスポンサーになり、ジェニファーへのマウントを取り始めていました。

本作の配信前のインタビューで、タイアニアを演じるジャミーラ・ジャミルさんは、ソーシャルメディアを武器とするタイアニアはMCU史上最も迷惑な存在になると話しており、今回のエピソードでその意味がわかり始めます。

シーハルクbyタイタニア

タイアニアがプロデュースしたヘルスケアシリーズ「シーハルク」のCMが挿入され、タイトルロゴも乗っ取られています。

ジェニファーとニッキはタイタニアの交流イベント会場に。そこで見たのは「ヘビ毒入り リップグロス」。「ヘビ油みたいなインチキ商品」と批判していますが、米国では「snake oil」は「インチキ」の意味で使用されています。

この背景には中国の伝統薬であるスネークオイルが「中国生息の水蛇」から取ったオイルだったものに対して、アメリカ人が「アメリカ生息のガラガラヘビ」から取ったオイルを販売し、何の効果もなかったという歴史的事実があります。これが発端となり、スネークオイル=インチキという図式がアメリカで定着してしまったそうです。

日本のガマの油みたいに原料の品種がわかる命名であれば、このような誤解は生まれなかったかもしれません。

アイアンマンスリーズ

2話に小さな広告として、3話には動画サイトのレビュー動画のサムネとして登場していたアイアンマンスリーズという靴が、物語に絡んできました。パグはこの靴を履く用と見る用の2種類欲しがっており、ニッキに一緒に並んでくれるように頼みます。

アロンゾという名のブローカーからこの情報を聞きつけたというパグに、ニッキはシーハルクのコスチュームを作れる人物の紹介を条件に取引しています。

マーベルコミックには元編集長のアクセル・アロンゾさんがいる他、マーベル・スタジオの元副社長で現在はフィジカル、ポストプロダクション、VFX、およびアニメーションのトップを務めるヴィクトリア・アロンゾさんと二名の重要なアロンゾさんが存在し、この姿のないブローカーの名前に使用されているようです。

まがい物

アロンゾから紹介された店に行ったニッキとパグ。しかしそこにあるのはタピオカドリンクの店でした。今週の無料コミックはこの画面のQRコードで公式サイトへジャンプし、2005年のコミック「シーハルク #10」が読めます。

アロンゾからの紹介と告げる事で裏口へと案内された二人、そこには「アビンジャーズ」や「アボンジャーズ」などのコピー商品が大量に陳列されていました。同じイラストでアビンジャーズとアボンジャーズのロゴがつくなど、コピーのコピーというカオスな状態にもなっていましたが、このまがい物を買う事を条件に真のクリエイターの情報を聞き出します。

パグはこれらの商品を意外と気に入った様子。なお、これらの一部はエンディング中のアートにも描かれており、裁判の証拠として使われているようなシーンになっています。

©MARVEL,Disney

そして、今回のエピソード配信後からAvengers公式ツイッターがAvongersに変更されています。もとに戻される時期は不明です。

ヒーロー向けのスーツを制作しているというルーク・ジェイコブソンのもとへ向かった二人。追い返されそうになったところを「クライアントはアベンジャーズ」とハッタリをかましつつ、なんとか約束を取り付けました。

マロリー・ブック

シーハルクの商標権を巡る裁判で被告ジェニファー・ウォルターズの弁護をするのは3話に登場したマロリー・ブック。

マロリーは3話の記事でも紹介したように、コミックにおける常勝弁護士。ジェンとは仕事のライバルであり、頼れる仲間でもあります。最新コミックシリーズではマロリーはGLK&Hをやめて独立しており、アベンジャーズを廃業したジェニファー・ウォルターズを雇ってくれています。

コミックと同様にMCU版も有能弁護士なようで、最初の審理から隙を見せずに攻める姿勢が印象的でした。

ルーク・ジェイコブソン

デザイナーのルーク・ジェイコブソンはコミックにも登場する人物。コミックのルークもファッション関係のキャラクターですが、MCU版は「いかにも」なヴィジュアルと仕草になっていました。コミック公式キャラクターページはこちら(英語)。

©MARVEL,Disney

コミックではフロッグマンにスーツを提供した事があり、本ドラマの予告にフロッグマンらしきキャラクターが登場している事から、彼らの間に何らかの交流シーンが後のエピソードで描かれるかもしれません。

ヒーローコスチュームの仕立て問題

ヒーローがコスチュームをどうやって用意するかは、意外と大事な問題。

自作していたトニー・スタークやS.H.I.E.L.D.やワカンダといった所属組織から支給されるヒーローもいれば、魔法や超自然的パワーで召喚のように呼び出すソーやワンダ、ムーンナイトのようなキャラクターも。

そんな中、フェーズ4でスーパーパワーのない一般人からの衣装提供を受けたのは、ラーパーズに作ってもらったホークアイとケイト・ビショップ、母に作ってもらったミズ・マーベルに続いての今回のシーハルクでしょうか。

もっともシーハルクの場合はルークが天才デザイナーでヒーロー相手にビジネスをしているという事もあり、ホークアイやケイト・ビショップの衣装より性能が優れている可能性はかなり高そうです。ミズ・マーベルの衣装は母ムニーバが制作しましたが、素材としてレッドダガーから提供された特別なものが使われているため、その性能は未知数です。

シーハルクの能力に対応したスーツを用意しようとするルークは耐火性について触れていますが、ルークがファンタスティック・フォーのヒューマントーチのスーツを作っていたりするのでしょうか?もっともコミックの場合はファンタスティック・フォーのリーダーであるミスター・ファンタスティックがメンバーのスーツを制作している他、自身のスーツに伸縮自在を可能とする「Unstable Molecules(不安定分子)」を使い、同様の素材のスーツをシーハルクにも提供しています。

MCU版では「伸縮自在のウール」を使って、最初のシーハルクのコスチュームが作られることになりました。

裁判の終わり

事務所に戻ったジェニファー達はデート相手のトッドと再会したことで、彼らが強力な証拠となる事を思いつきます。裁判が再開し、マロリーはシーハルクの「Matcher」のプロフィールを一読、エピソードタイトル回収をしつつ、証拠となるデート相手の男たちからの証言を聞き始めます。

自身を傷つけながらの証言はかつて3話でブコウスキーの裁判でも同様の事が行われていました。被告の名誉を傷つけながらも勝ちを取りに行くやり方は、ブコウスキーに対する個人的感情ではなく、ジェンのポリシーに基づいたものだった事がここで描かれています。

デート相手たちの証言が決め手になり、裁判は勝利。ヒーローの名前を勝手に商品化してはいけないという前例が生まれることになりました。

ところで過去作品にはヒーローたちが商品化されたものが作中でいくつか紹介されています。

「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」ではベン&ジェリーズのコラボアイスが出ていると、ドクター・ストレンジとウォンによるトニーとブルースへのインフィニティ・ストーン説明シーンで判明しています。

©MARVEL,Disney

また、「ミズ・マーベル」で開催されていたアベンジャーコンではアベンジャーズ公式(?)グッズが大量に陳列されていました。

そもそもアベンジャーズの権利をニック・フューリーあるいはS.H.I.E.L.D.が所有していたのかは不明で、しかもどちらもMCUの表舞台から退場しています。現在これらの権利を保有しているのはスターク・インダストリーズあたりが妥当な所なのでしょうか?

新コスチューム

マロリーとの祝杯をあげ、二人の関係は一歩前進。コミック同様良きライバルになっていきそうな気配です。

その後スーツを受け取りに行くと、ビジネス兼用スーツに加えておまけのスーツも一着くれたルーク。今回は試着室の外からの映像でスーツ姿はお預けとなりました。

コミックでも様々なコスチュームをまとってきたシーハルク。ゲームやフィギュアによく採用される人気のものは、昔の女子プロレスラーのようなハイレグ衣装。

©MARVEL,Disney

と、コミックバージョンを紹介したものの、MCU版はファーストトレーラーでしっかりと映っているため、ネタバレも何もありません。忘れてしまっている方はファーストトレーラーを確認するもよし、来週以降を楽しみにするもよしです。

そしてデアデビルのマスクをちら見せして、今回のエピソードは終了。

ご満悦のパグと興味津々のホリウェイ

今回はミッドクレジットシーンがありませんでした。

クレジット中のアートではアイアンマンスリーズをゲットしてご満悦のパグの姿が。なお、背景に並ぶ靴はMCUに登場していないキャラクターを含むマーベルキャラをもとにしたデザインになっています。

©MARVEL,Disney

sideshow.comによる全シューズのリストは以下のとおりです。

  • アイアンマン
  • サイクロップス
  • リープ・フロッグ
  • デッドプール
  • ケーブル
  • ムーンナイト
  • キャプテン・マーベル
  • ブラックパンサー
  • スパイダーマン
  • ホークアイ
  • キャプテン・アメリカ
  • シング
  • ゴーストライダー
  • ファルコン
  • ハルク
  • エレクトロ
  • ネイモア
  • ジャガーノート
  • ドクター・ストレンジ
  • ノヴァ
  • グリーンゴブリン
  • ミズ・マーベル
  • クズリ
  • シルバーサーファー
  • ソー
  • ヴィジョン
  • スピードボール

そして、物語中盤でホリウェイがビルボードで見たというヒップアップスムージーをこっそり試している姿もアートで描かれています。ジェニファーに苦言を呈していた割に、ちゃっかりと大量購入して試しているようです。

©MARVEL,Disney


ドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」シーズン1はディズニープラスで配信中、次回、第6話は 2022年9月22日 配信予定です。

コミック「ミッドナイト・サンズ#2」に登場の若きアガサ・ハークネスが公開

マーベルコミックは先日新たにスタートしたコミックシリーズ「ミッドナイト・サンズ」の次号となる#2でデビューするヤング・アガサ・ハークネスのデザインを公開しました。マーベルの魔法世界を再定義するこのサーガは全5回の限定シリーズとなっています。

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ライターのイーサン・サックスさんは「アガサ・ハークネスは、ワンダビジョンでMCUに登場するずっと前から、マーベルファンを魅了するミステリアスなキャラクターでした。彼女の若く、情熱的で、冷笑的でない時代からのコミックのバックストーリーのいくつかを明らかにすることは、まあ、魔法のようなものです。」と語っています。

1961年のコミック「ファンタスティック・フォー #94」でデビューして以来、アガサはミスター・ファンタスティック/リード・リチャーズの息子フランクリンの子守から始まり、ワンダ・マキシモフの師匠としても活躍してきました。

元々コミックのアガサは白髪の老婆として描かれており、今回公開された若きアガサ・ハークネスはMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダヴィジョン」でキャスリン・ハーンさんが演じたアガサにインスパイアされている印象です。

©MARVEL

コミック「ミッドナイト・サンズ #2」は 2022年10月19日 米国発売予定です。

ソニーが映画「クレイヴン・ザ・ハンター」などSSU映画3本の公開延期を発表

ソニー・ピクチャーズがSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「クレイヴン・ザ・ハンター」とタイトル未定の無題のマーベル映画の公開日を延期する事を発表したと、複数の海外メディアが報じました。また、延期の悲報だけではなく、IMAX上映される事も発表されました。

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海外メディア Comicbook.com によると、延期に関する情報は以下の通りです。

  • 「クレイヴン・ザ・ハンター」:2023年1月13日 から 2023年10月6日へ
  • タイトル未定:2024年6月7日 から 2024年7月12日へ

海外メディア Variety はこれらの情報に加えて、クレイヴンと同じ日付になってしまった「マダム・ウェブ」が2024年2月16日になると報じています。

SSUの映画「モービウス」は7度の延期の中で、「映画がいじくり回されて台無しになった」と出演俳優さんが残念に思うとコメントしていましたが、「クレイヴン・ザ・ハンター」や「マダム・ウェブ」も既に数回の延期を繰り返しており、心配な部分となっています。

「クレイヴン・ザ・ハンター」は撮影を終えており、主演のアーロン・テイラー・ジョンソンさんは「全ての撮影がロケで行われた」と他のマーベル映画との違いをアピール。

「マダム・ウェブ」は現在撮影中で、謎の多い登場キャラクターたちについて先日一報されました

映画「クレイヴン・ザ・ハンター」は2023年10月6日 米国公開予定、映画「マダム・ウェブ」は 2024年2月16日 米国公開予定です。

ソース:Sony Delays Three Marvel Movies, Including Kraven the Hunter and Madame Web , Sony Announces New ‘Karate Kid’ Movie, Pushes ‘Madame Web’ and ‘Kraven the Hunter’

【噂話】映画「シャン・チー2」の公開日が報じられる

マーベル・スタジオが制作を予定しているMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「シャン・チー2」の公開日が 2025年2月14日 になると、Reddit で報告されています。これはSDCC2022で発表されていたフェーズ6のスケジュールの空き部分の一つでもあります。

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この公開日に関して有名スクーパーのCharles Murphy氏もTwitter上で「私も以前から言ってきた事であり、この情報源に同意する」とコメントしています。

シャン・チーは2021年にスクリーンデビューしており、2025年のアベンジャーズ映画に登場する前に、もう一度スクリーンに登場しチームへの参加を円滑に進める準備を進めているのでしょうか。

「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のヒット後、続編映画とディズニープラス向けドラマシリーズの制作が報じられており、少なくとも映画は1作目同様にデスティン・ダニエル・クレットン監督が指揮をとると見られています。

監督はマーベル・スタジオと複数の契約をしていることが報じられているものの、「シャン・チー2」とスピンオフドラマの他に、ドラマ「ワンダーマン」映画「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」の監督もすると報じられましたが、どう考えてもいずれかは実現出来ないスケジュールになっています。

「シャン・チー2」の公開が今回の噂どおり2025年2月14日であるとすれば、2025年5月2日予定の「アベンジャーズ5」はスケジュールが完全に被っており、アベンジャーズ新作映画はやはり別の監督になる可能性が高いかもしれません。

ソース:Shang-Chi 2 Release Date Reportedly Revealed (Rumor)

映画「キャプテン・アメリカ:ニューワールド・オーダー」のキャラクター批判に対してマーベル・スタジオが声明を発表

D23 Expo 2022で発表された、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「キャプテン・アメリカ:ニューワールド・オーダー」に新登場する事になったイスラエルの新たなヒーロー「サブラ」。シラ・ハースさんが演じるこのキャラクターに対する批判が高まっている事に対し、マーベル・スタジオは海外メディア ニューヨーク・タイムズの取材を通して声明を発表しました。

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スタジオは「私たちのキャラクターやストーリーはコミックからインスピレーションを受けています。それらは常にスクリーンや今日の観客のために再構築され、映画製作者は40年以上前にコミックで初めて登場したキャラクターSabraに新しいアプローチをとっています。」とコメントを発表。コミック通りのキャラクターにはならないことを明確にしました。

コミックのサブラはイスラエルのミュータントであり、政府に仕えるエージェント。政府の指示で紛争に介入してきた彼女はイスラエルにとってはヒーローでしたが、敵対国からすればそうではありませんでした。

こういった背景をもつ彼女が果たしてヒーローと呼べるのか、という議論が勃発しており、D23で発表された直後から一種の騒動になっていました。

H.Y.D.R.A.に洗脳されていたバッキーやレッドルームに洗脳されていたナターシャやエレーナなど、シーンとして描かれていないだけで、ヒーローとは呼べないような残酷な任務をこなしてきたのは想像に難くありません。にも関わらず彼らは現在ヒーローとして受け入れられている中、サブラに関してはデビュー前から攻撃される異例の事態となっています。

MCUはコミックを元にしていますが、キャラクターは実写向け、そして現代向けに常にアレンジされています。1939年にタイムリーコミックスとして始まったマーベルには約80年の歴史があり、当時は問題なかった表現でも現代にそぐわないものも多く、それらの要素が排除、変更される事は多々あります。

通常これを事前に告知する事はほとんどありませんが、今回は騒ぎの大きさを鑑みて、事前にキャラクターがコミックの設定から変更される事が発表されました。

映画キャプテン・アメリカ:ニューワールド・オーダー」は 2024年5月3日 米国にて劇場公開予定です。

ソース:With an Israeli Superhero, Marvel Wades Into an Intractable Conflict

【噂話】映画「デッドプール3」にコロッサスが帰ってくる?

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール3」にコロッサスが帰ってくるかもしれません。本作は20世紀FOXで制作された映画「デッドプール」、「デッドプール2」の続編となる珍しいケースの映画ですが、主人公のライアン・レイノルズさんが続投する事が発表されている以外のキャスティングが不明で、ファンが気になっているポイントのひとつになっています。

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先日Twitterに投稿された以下のツイートがもとになり、シリーズ最新作にコロッサスが戻ってくるかもしれないと噂になっています。

ツイートによると「ステファン・カピチッチ(コロッサスの俳優さん)は数か月前にウェールズで開催されたコミコンに参加し、来年撮影が始まると言いました! これはまた、彼がコロッサスの役割に戻ったことを確認しているようです!」との事で、撮影が来年から始まり、コロッサスが戻ることを俳優さん本人が話したとの事。

しかし現状では他のメディアの報道もなく、音声ファイル等のソースもないため、真偽不明の状態となっています。

ケーブル、ドミノ、ユキオなどのリターンについても気になる所ですが、今後の情報には要注目です。

映画「デッドプール3」の公開日は未定です。

セバスチャン・スタンさんがサムとバッキーの別れについてコメント ─ やっと自由に

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)でウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズを演じるセバスチャン・スタンさんが、D23 Expo 2022 の会場で行われたインタビューにて、映画「サンダーボルツ」出演とアンソニー・マッキーさん演じるサム・ウィルソンと離れ離れになった事について言及しました。

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バッキーとサムが離れてしまった事について「私が言えることは、自由は明るい味がするという事。やっと、自由になれました。いいえ、私は彼を愛していますよ、もちろん、奇妙なことです。それは、その、ちょっと・・・ストックホルム症候群か何かなのかな?でもとにかく、少なくともいつも近くにいるのはいいことだよ。」と語りました。

アンソニー・マッキーさんは別のインタビューでドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」での共演者たちから自分一人だけ切り離された事について「こっちはスティーブ・ロジャースを再登場させたい」とコメントしています。

セバスチャン・スタンさんは以前には「キャプテン・アメリカ」最新作に出たいと話していましたが、アンソニー・マッキーさんに既読スルーされているとも明かしていました。

とはいえ、「キャプテン・アメリカ:ニューワールド・オーダー」にバッキーが登場しないとも、「サンダーボルツ」にサムが登場しないとも決まっているわけではありません。そして遅くともアベンジャーズ最新作では再会が描かれることになるでしょう。更にその先では、二人の友情が好きなファンには辛いかもしれませんが、ニュー・アベンジャーズとサンダーボルツの衝突もあるかもしれません。

映画「キャプテン・アメリカ:ニューワールド・オーダー」は 2024年5月3日、映画「サンダーボルツ」は 2024年7月26日 米国公開予定です。

MCU映画のひとつの公開延期が報じられる ─ ライアン・レイノルズさんも反応

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画のひとつの公開日が延期になっていると、海外メディア The Hollywood Reporter のボリス・キット記者が報じました。2024年2月16日公開予定だった無題のマーベル映画が、2024年9月6日に変更になったと伝えています。

※一部記事を追加しました。

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2021年9月にディズニーが発表したMCUのリリース・スケジュールでは、2024年2月16日、5月3日、7月26日、11月8日にそれぞれ無題のマーベル映画の公開日として日程が確保されていました。

そしてSDCC2022で発表された最新のスケジュールと照らし合わせると、5月3日が「キャプテン・アメリカ:ニューワールド・オーダー」、7月26日が「サンダーボルツ」、11月8日が「ファンタスティック・フォー」と正式発表に至っています。

なお、最新スケジュールではそもそも2024年2月に映画公開は設定されていませんでした。

2021年当時から制作が分かっていた映画は「デッドプール3」であり、これが最新スケジュールの2024年秋のひとつになっている可能性が高いと見られています。「デッドプール3」が実際にいつ公開されるのか、今後の情報には注目です。

※以下追加

この報道にライアン・レイノルズさんはTwitterで反応、「これがデッドプール 3 なら、少なくとも 2024 年に残っていることを嬉しく思います。2025 年まで待ちたくありません。」とコメントしています。

ドキュメンタリ「Marvel Studios Assembled」の「ワーウルフ・バイ・ナイト」編の準備が進行中

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワーウルフ・バイ・ナイト」の舞台裏を描くドキュメンタリ番組「マーベル・スタジオ・アッセンブル」が制作中である事が判明しました。海外メディア MovieWeb が報じています。

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現地時間の9月11日、D23 Expo 2022の会場で、Marvel Studios Unscripted Content チームによるプレゼンが行われ、ジェフ・レドモンドさんとローレン・ゴラルスキーさんがアッセンブルプロジェクトに取り組んでいる事を明らかにしました。

この中にはマイケル・ジアッキーノ監督が幼い頃に撮影した8mmフィルム映画もほんの少し含まれていると言います。

マイケル・ジアッキーノさんはマーベル作品で監督を務めるのは今作が始めてですが、「ドクター・ストレンジ」や「スパイダーマン:ホームカミング」シリーズなどの作曲を手掛け、マーベル以外でも「リメンバー・ミー」、「ジュラシック・ワールド」、「スター・トレック」、「ジョジョラビット」、「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」などの作曲も担当し、受賞されています。

監督業も未経験というわけではなく、2018年のショートフィルム「モンスターチャレンジ」では監督、脚本、音楽を担当しました。日本の架空のバラエティ番組を風刺したこの作品にはベネディクト・ウォンさんやパットン・オズワルトさんなど、マーベル実写作品ではお馴染みの顔も登場しています。

なお、「モンスターチャレンジ」は監督の厚意によりYoutubeで無料配信されています。

ドキュメンタリ「マーベル・スタジオ・アッセンブル:ワーウルフ・バイ・ナイトの裏側」の配信日は未定です。

ソース:Werewolf by Night BTS Documentary Will Show Michael Giacchino’s Passion for Directing