映画「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」がソニーアニメ映画の1位に

ソニー・ピクチャーズ制作の大人向けアニメ映画「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」が、ソニーのアニメ映画史上で歴代1位の興行収入を記録した事が、The Numbers の発表により判明しました。本作は記事執筆時点で世界中で6億700万ドルを売り上げていますが、劇場公開はまだ続けられているため、この記録はさらに伸びる可能性があります。

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今回発表されたソニーのアニメ映画ランキングは以下のようなもの。

  1. スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース:6億700万ドル
  2. スマーフ:5億6300万ドル
  3. モンスター・ホテル3:5億2700万ドル
  4. モンスター・ホテル2:4億6900万ドル
  5. モンスター・ホテル:3億7800万ドル
  6. スパイダーマン:スパイダーバース:3億7500万ドル
  7. スマーフ2:3億4800万ドル
  8. ピーターラビット:3億4600万ドル
  9. くもりときどきミートボール2:2億7400万ドル
  10. くもりときどきミートボール:2億3600万ドル

日本のアニメ映画市場とは異なり、「スパイダーバース」シリーズ以外は完全なファミリー向け作品がならんでいる今回のランキング。

「アクロス・ザ・スパイダーバース」の記録はSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「モービウス」の1.6億ドルを大きく上回り、「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」の5億ドルも超えるものですが、一時はシリーズ打ち切りになるほど不振と言われた「アメイジング・スパイダーマン2」の7億ドルにはまだ1億ドルも差があり、スパイダーマン史上もっとも稼いだMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の19億ドルには遠く及ばない結果となっています。

来年公開予定の続編「ビヨンド・ザ・スパイダーバース」はそのストーリーやキャラクターの結末が注目されていますが、「アクロス・ザ・スパイダーバース」の記録を打ち破れるかどうかにも注目となりそうです。

アニメ映画「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」は 2023年6月2日 より米国公開中、日本では 2023年6月16日 より公開中、続編「ビヨンド・ザ・スパイダーバース」は 2024年3月29日 に米国公開予定です。

ソース:The Numbers

映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」の新たな動画が緊迫のワシントンを明らかに

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」の新たなセット動画がSNSに登場しました。先日、本作の撮影監督が撮影の終了を報告したばかりで、この動画はそれ以前に目撃された現場のもののようです。

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動画では、ワシントンDCの政府庁舎が背景に映り、多数のパトカーが歩道に停車し、警官や政府関係者が銃を構えて飛び出す様子が映されています。

カメラの画角的にパトカーの向こうで何が行われているかは不明ですが、投稿主は「マジで大ネタバレ」とコメントを添えており、この動画では分からない核心に迫るシーンの撮影現場となっていたようです。他にも動画は公開されていますが、今のところこれらが意味する所が何なのかはわかっていません。

本作ではハリソン・フォードさん演じるサンダーボルト・ロスがアメリカの新大統領になるとも噂されている事から、この政府庁舎前での撮影は何らかの関係があると見られています。

MCUの現在のアメリカにはこの他、コンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌ、「シークレット・インベージョン」でのスクラル、パワーブローカー/シャロン・カーター(スクラルの疑いもある)といったキャラクター達の思惑が複雑に絡んでおり、まだ表面化していない重大な問題を抱えている可能性が高くなっています。

新たなキャプテン・アメリカとなったサム・ウィルソンはこれらにどのように対処していく事になるのでしょうか。

映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」は 2024年7月26日 米国公開予定です。

マーベルがSDCC2023のパネルスケジュールを発表

マーベル・エンターテイメントが公式ウェブサイトにて、現地時間の7月20日から7月23日にかけて開催されるサンディエゴ・コミコン2023におけるスケジュールについて発表しました。なお、マーベル・スタジオの参加は噂通り見送られており、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に関する発表があるかどうかは不明です。

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以下、公式発表の翻訳引用です。

7月20日(木)

X-MENのデザイン:今週のマーベル特別イベント

  • 午後 4:00 ~ 5:00 PT、ルーム:7AB

マーベルクリエイティブエグゼクティブ兼副社長のライアン・ペナゴスは、上級編集者のジョーダン・D・ホワイト、編集者のサラ・ブランスタッド、グラフィックデザイナーのトム・ミュラー、X-MENアーティストのジョシュア・カッサラ、そしてX-フォースとともに「今週のマーベルポッドキャスト:見逃せないライブ版」を主催する予定です。チームは「現代の X-MEN の背後にある創造的プロセス」について話します。

「ロゴからデータ ページ、新しいコスチュームからヘルファイア・ガラ・アンサンブル、クラコアンの地形からグリーン・ラグーンのレイアウトに至るまで、現代の X-MEN の背後にある創造的プロセスに関する内部スクープと、秋に何が起こるかについてのヒントを入手します。 X の最後にある限定特典をお見逃しなく!」

マーベル&プロコによる「ストーリーテリングの芸術」講習

  • 午後 5:00 ~ 6:00 PT、ルーム:11

マーベルは、業界のベテランによる、コミックブックのストーリーテリングの芸術についてのパネルディスカッションを開催します。 

「マーベルとプロコと一緒にコミックブックのストーリーテリングの芸術を学びましょう!業界のベテランからなるパネルに参加して、魅力的なストーリーの作成、記憶に残るキャラクターの育成、ビジュアル ストーリーテリングの習得に関する専門知識を共有してください。コースのインストラクターをフィーチャーした、マーベルでコミックを作成するためのプロコの最新コースからいくつかのトピックを取り上げます。あなたが意欲的なアーティストであろうと、熟練したプロであろうと、このパネルは、技術を磨き、競争の激しい漫画の世界に参入するのに役立つ貴重な洞察と実践的なアドバイスを提供します。」

7月21日(金)

MARVEL:ヒーロー、ハルク、スーパー・ソルジャー

  • 午後 3:00 ~ 4:00 PT、ルーム:6DE

マーベル編集長CBセブルスキーが「マーベル:ヒーロー、ハルク、スーパー・ソルジャー」パネルの先頭に立って、J・マイケル・ストラジンスキー、ダビデ・ペポーズ、フィリップ・ケネディ・ジョンソンをフィーチャーし、それぞれのマーベル・コミックに今後のエキサイティングな出来事を紹介します。

「マーベル編集長 CB セブルスキーが、マーベルの最高級ソロ スーパー ヒーロー シリーズを特集するパネルを率いています。J・マイケル・ストラジンスキーはキャプテン・アメリカをマンハッタンの街へ連れ出し、一方ムーンナイトはデヴィッド・ペポーズの『ムーンナイト:シティ・オブ・ザ・デッド』でエジプトの伝承の道をさまよう。一方、ハルクはブルース・バナーを制御し、フィリップ・ケネディ・ジョンソンが新たなハルクの物語を続け、アクション満載のマーベル・ユニバースの残りの部分にヒット作が登場します。パネルの最後まで残って、他のどのヒーローが独自の新しいタイトルで仲間入りするのかを確認してください!」

マーベル・ファンファーレ with CB Cebulski

  • 午後 4:15 ~ 5:15 PT、ルーム:6DE

編集長CBセブルスキーが、Marvel Legend のジョー・ケサダとともに別のパネルディスカッションを主催し、Marvel ブランドの下でのコミック制作の美しさと秘密について語ります。

「過去と現在のマーベル編集長が、他に類を見ないパネルディスカッションのために再集結!現在の本部長 CB セブルスキーとマーベル レジェンドのジョー・ケサダが加わり、アイデアについて知りたかったことやあらゆることについての会話に耳を傾けてください。これほど多くの漫画制作の技術が 1 つのコマに詰め込まれたことはかつてありませんでした。しかし、それだけではありません。最後まで残ったファンには限定の特典コミックがプレゼントされます!」

Marvel マルチバース ロールプレイング ゲーム グラス キャノン ネットワークによるライブ プレイ

  • 午後 5:30 ~ 8:30 PT、会場:オムニ ホテル、オムニ グランド ボール ルーム:ABC 4 階

グラス キャノン ネットワークのお気に入りのパーソナリティが、マーベル ブランドでのロールプレイングに全力を尽くします。ゲームマスターのトロイ・ラヴァル氏に、ジョー・オブライエン氏、スキッド・マーハー氏、マーベル編集長のニック・ロウ氏らが加わります。 

「グラス キャノン ネットワークのお気に入りのパーソナリティが、独自のブランドである、自由自在なロールプレイングの狂気をマルチバースにもたらす中、真新しいスーパー ヒーロー グループがサンディエゴ コミコン デビューを果たします。ゲームマスターのトロイ・ラヴァリーとジョー・オブライエン、スキッド・マーハー、マシュー・カポディカサ、ノーラ・イブラヒム、アリシア・マリー、そしてマーベル社のニック・ロウ(副社長、マーベル編集長)とともに、アベンジャーズを編み物のように見せるスーパーヒーローの物語を作り上げましょう。スパンデックスのスーツにはコメディのようなタイミングが組み込まれているのではないかと思わせるような、アクション満載で笑いを誘う大騒ぎをお見逃しなく!」

7月22日(土)

マーベル: 次のビッグシング

  • 午後 3:00 ~ 4:00 PT、ルーム:6A

特別パネルの展示により、マーベル・ユニバースの未来が明らかになります。マーベルは「衝撃的な発表」を特集する準備ができています。

「これはあなたが待ち望んでいたものです – マーベル・ユニバースの未来についての衝撃的な発表をフィーチャーした絶対に見逃せないイベントです! スパイダーマンにとって決して楽なことはありませんでしたが、次に彼に起こる出来事は、壁を這う者を根底から揺るがすことになるでしょう。さらに、壊滅的なグルートフォールの苦しみの中で、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの状況はさらにヒートアップしています。そして、ジョナサン・ヒックマンのまったく新しいアルティメット・ユニバースでは一体何が起こっているのでしょうか?CBセブルスキー、ニック・ロウ、ゼブ・ウェルズ (アメイジング スパイダーマン)、コリン・ケリー & ジャクソン・ランジング (ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー) などが、これらすべてについて話し合うために待機しています。さらに、参加者には限定特典もございます!」

7月23日(日)

マーベルの女性たち 

  • 午前 10:30 ~ 11:30 PT、ルーム:6A

出版、デジタル メディア、スタジオの才能を特集したウィメン オブ マーベルに特化した特別パネルが開催されます。 

「マーベルの女性たちがサンディエゴに帰ってきます!編集者のサラ・ブランスタッド、エグゼクティブ・プロデューサーのサナ・アマナット(マーベル・スタジオのミズ・マーベル)、デジタル・メディア・マーケティング担当副社長のジェシカなど、出版、デジタル・メディア、スタジオのさまざまな分野のマーベル・タレントとの活発なディスカッションにご参加ください」マロイ、チャーリー・ジェーン・アンダース (ニュー・ミュータント:リーサル レギオン)、ジョディ・ハウザー (スター ウォーズ:オビ=ワン ケノービ) など! 今日、この業界で働く女性はどのような感じですか?そして、マーベルの女性主導プロジェクトは今後どうなりますか?さらに、パネルが終わるまで残って限定のプレゼントを手に入れましょう!」


例年どおりであればこのサンディエゴ・コミコンにてMCUのスケジュールの更新や新作公開などが行われてきましたが、今年はWGAストライキの影響でマーベル・スタジオやHBO、ユニバーサルなどの映像業界が全体的に参加を見送っています。

今後のMCUに関する新情報の大きな発表の場として、毎秋開催されているディズニーのイベントか、あるいはマーベル・スタジオ独自のイベントが期待されています。

サンディエゴ・コミコンは2023年7月20日から7月23日までカリフォルニア州サンディエゴで開催です。

ソース:公式

映画「ザ・マーベルズ」、ハッピーセットのオマケからパク・ソジュンさん演じるキャラの名前が判明

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ザ・マーベルズ」とコラボレーションし、マクドナルド社が販売するハッピーセットに付属するフィギュアより、パク・ソジュンが演じるキャラクターの名前が判明しました。

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スペイン語圏のマクドナルドでの商品と思われる画像が投稿され、右上に表示されているパク・ソジュンさん演じるキャラクターがテキストでの補足により、「ヤン王子」を演じている事が判明しました。

これは以前からスクーパーが報じていた内容と一致するもので、コミックに登場する「音楽惑星アラドナ」の王子となっています。

また、画像右下には「プリンセス・キャロル」が紹介されており、ヤン王子とキャロル・ダンヴァースが結婚するという噂の報道が事実である事を裏付けているようです。

また、ヴィランのダー・ベンについて、以前の記事でも指摘したようなスペルミスではない事も今回の画像で明らかになり、彼女がクリーの最高司令官である事も判明しました。

「ザ・マーベルズ」でキャロルがどのような経緯で結婚に至るかは不明ですが、コミック版では政略結婚の犠牲になっていた新婦を逃がすための一時的な結婚であり、ヤン王子自身も王室の犠牲者でした。

[nlink url=”https://mavesoku.com/captain-marvel-war-machine-love-story/”]

映画「ザ・マーベルズ」は 2023年11月10日 に劇場公開予定です。

ドラマ「シークレット・インベージョン」、スクラル人の見分け方が報じられる

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シークレット・インベージョン」では擬態(シェイプシフト)能力を持つスクラル人による秘密の侵略の脅威が描かれていますが、そんな中、登場人物がスクラル人かどうかを見分ける方法について、海外メディア Collider が報じています。

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まず実際に判明している見分け方は二通り。

ひとつは会話によるもので、スクラル人は基本的に外見に関しては完璧にコピー出来ていますが、その内面、つまり記憶や性格といったものまでコピーするわけではありません。

映画「キャプテン・マーベル」の作中ではキャロル・ダンヴァースとフューリーの間でスクラルではないと証明するための会話が行われ、ヨン・ログがキャプテン・マーベルに化けたスクラルを見破った時も会話によって行われました。

ただし「シークレット・インベージョン」1話には「キャプテン・マーベル」に登場していた記憶探求装置の小型改良版が登場しており、詳細は不明なもののいくつかの条件下で記憶や思想といったものがコピーできるように進化している事もわかっています。

2つ目は「シークレット・インベージョン」2話の拷問シーンで発覚したもので、擬態中の身体の一部を切断した場合、切断された側がスクラルの組織に戻るというもの。

これはある種完璧に見破る方法ではありますが、身体へのダメージは計りしれず、今後積極的に採用される判別方法でないのは明らかです。

そして3つ目、Collider が提示した判別方法はスクラル人は緑を好むというもの。

記事によると、「シークレット・インベージョン」1話と2話を振り返れば、登場したスクラル人のほとんどが衣装やアクセサリといった外見の一部に緑を取り入れていると指摘しています。

ニュースクラロスに訪れた最初の難民は緑のコートを着用、ガイアも緑を基調とした服装であり、ポプリシュチンは緑のネクタイを着用し、夜のモスクワでフューリーを見張っていた女性は緑の帽子を着用していました。

そして、これに該当しないスクラル人が数人いるとして記事は指摘。まず、ほぼ100%敵味方がはっきりしているタロスとグラヴィクには緑の要素は見つからないと言います。また評議会のシーンではFXNのクリス・スターンズとレジスタンスに異を唱えたシャーリー・セーガーの二人は該当しないとしつつも、部屋全体が緑であり、SPを含めたシーン全体がスクラル人であった為である可能性があるとしています。

また、興味深い話として、MI6のソーニャ・ファルズワースも緑のシャツを着用しているとも指摘しています。

この理論がスクラル人を見分ける方法として有力なものになるのかどうか、残る4話では注意深く観察し、スクラルの侵略に備えましょう。

ドラマ「シークレット・インベージョン」シーズン1はディズニープラスで配信中、次回、第3話は 2023年7月5日16時 より配信予定です。

ソース:This Theory Could Explain How to Spot ‘Secret Invasion’s Skrulls in Plain Sight

映画「デッドプール3」、撮影現場付近で噂の俳優が目撃される

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール3」の撮影が行われているロンドン近郊で、オーウェン・ウィルソンさんの目撃報告が相次いでいます。ウィルソンさんはドラマ「ロキ」シリーズにてTVAのエージェント・メビウスを演じ、「デッドプール」最新作登場の噂がかねてより報じられています。

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先日、海外メディア Deadline は本作が撮影開始からわずか一ヶ月で撮影を終了したと報告していましたが、これがストライキによる中断を指しているのか、実際に終わっているのかははっきりしていません。しかし現場付近では引き続きライアン・レイノルズさんやヒュー・ジャックマンさんの姿が目撃されている事から、なんらかの理由で一時停止されていると多くのファンは考えています。もしくは本作の大半に秘密のキャストが存在しており、シーンの大半を密室で作り上げる可能性も指摘されています。

先日はマシュー・マクファディンさんが「デッドプール3」でTVAのエージェント・パラドックスを演じるとも報じられており、本作に「ロキ」のキャラクターが関与している噂を後押ししています。

オーウェン・ウィルソンさんがロンドンでマーベルとは関係のない他作品に関与している可能性も十分に残されていますが、メビウスは本作に登場する事になるのでしょうか?今後の情報にも注目です。

映画「デッドプール3」は 2024年5月3日 米国で劇場公開予定です。

ドラマ「シークレット・インベージョン」、監督が噂のカメオの一つをシャットダウン

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シークレット・インベージョン」のアリ・セリム監督が、海外メディア SFX Magazine とのインタビューの中で、本作にカメオ出演するという噂のキャラクターの一人について、明確に否定しました。

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The Direct によると、雑誌のインタビューの中でアリ・セリム監督は「インターネット上の噂はとても面白いものです。ジュリア・ルイス=ドレイファスは出演しません。どうしてそんなことになったのかわかりません!」と噂の一つについて言及、否定しました。

そして本作について「すべてはサプライズ、意図、暴露、そしてその繰り返しです。そこにたくさんのものが含まれていることを願っています。カメオ出演に関して、私にとってはそれよりも物語の核心に興味があり、それを本当に見て欲しいと思います、そしてその物語の核心は、『誰を信頼できるか?』ということです。」と語りました。

MCUの古株、サミュエル・L・ジャクソンさんやドン・チードルさんに加えて、エミリア・クラークさんやオリヴィア・コールマンさんといった豪華キャストが集結している事について監督は「彼らは現存する最高の俳優たちであり、全員が同時に一つの部屋にいます。そして彼らは皆、非常に献身的で、自分の旅、自分のパートに全力を注いでいます。」とそれぞれのキャストを高く評価しました。

本作のカメオの噂が全て否定されたわけではありませんが、監督はカメオよりも物語そのものに十分サプライズがあると考えており、そちらに注目してほしいとファンに呼びかけています。

1話、2話共に衝撃的な内容が描かれた本作ですが、残る4話でどのような物語が展開していくのでしょうか。

ドラマ「シークレット・インベージョン」シーズン1はディズニープラスで配信中、次回、第3話は 2023年7月5日16時 より配信予定です。

ソース:Secret Invasion Director Shuts Down 1 Major MCU Cameo Rumor

映画「ファンタスティック・フォー」に新たな動き、スー・ストーム役にオファーが出されたと言う

マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ファンタスティック・フォー」のキャスティングに関して、ここ数日新たな動きが報告されています。かねてより噂されていたアダム・ドライバーさんとマーゴット・ロビーさんはもうキャスティングのテーブル上には乗せられていないと言います。

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インサイダーのジェフ・スナイダー氏は今週の Hot Mic でミスター・ファンタスティック/リード・リチャーズ役に噂されていたアダム・ドライバーさんと、インビジブル・ウーマン/スー・ストーム役に噂されていたマーゴット・ロビーさんの名前はまもなく消えるだろうと述べています。

アダム・ドライバーさんが候補から外れた理由について、スナイダー氏はドライバーさんが多額のギャラを請求した事が問題だと言います。

一方でスー・ストーム役について、スクーパーのダニエル・リヒトマン氏は自身の Patreon を通じて、かつて噂されていた4人のうちの一人、ヴァネッサ・カービーさんに正式にオファーが出されていると報告しています。オファーの結果については記事執筆時点で明かされていません。

先日、この噂についてインタビューされたカービーさんは「光栄です」と短いコメントをするに留まっていましたが、その際同席していた(マンティス役の)ポム・クレメンティエフさんはMCUでの将来の共演を楽しみにしている素振りを見せていました。

映画の公開時期から逆算してももうそろそろキャスティングが決まっておかしくない頃合いであり、チームメンバー4人に関する正式な発表が待たれています。

映画「ファンタスティック・フォー」は 2025年5月2日 米国にて劇場公開予定です。

Netflix「デアデビル」のクルーはMCU「ボーン・アゲイン」が大きな間違いを犯していると語る

Netflixのマーベルドラマ「デアデビル」でチャーリー・コックスさんのスタントダブルを務めたクリス・ブリュースターさんが先日、ポッドキャスト「Ikuzo Unscripted」に出演し、ディズニープラスで配信予定のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)版「デアデビル:ボーン・アゲイン」は大きな間違いを犯していると指摘しました。

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ブリュースターさんは、「彼ら(マーベル・スタジオ)は本当に、Netflixの『デアデビル』のような作品にはしたくないんだと思います。だから、オリジナル・シリーズに携わったキャストは、今回呼び戻されるキャスト以外、誰も戻って来ません。Netflix版では活躍した本当に本当に素晴らしい人たちがいて、彼らがあの番組の魅力をさらに高めてくれたと思うんだ。マーベルは大きな間違いを犯していると思います。」と番組の中でコメント。

決断を覆すことは出来ないの?と質問されたブリュースターさんは「マーベル・スタジオは、『ボーン・アゲイン』を別の作品にする意向をオリジナル・シリーズに携わっていた人たちに通達したと言われています。『ボーン・アゲイン』をNetflixの『デアデビル』シリーズのようにしたくないと、あの番組で働いていた人全員に伝えているんですよ。信じてください、僕はあの番組で働いていただけでなく、あの番組の大ファンのひとりだったんです。」と「ボーン・アゲイン」の制作スタンスは変わらないだろうと語りました。

そして「Netflixの『デアデビル』は傑作だったと思います。キャスティングは完璧だったと思うし、ショーランナー、番組に携わったすべての人が天才だったと思います。チャーリーとヴィンセントは、彼らのキャラクターを見事に演じきっていたと思うし、他の全てのスタッフも完璧でした。」とNetflix版を大絶賛しました。

「ボーン・アゲイン」はNetflix版から継続しない一部のキャストも発表されており、そのタイトルの通り「生まれ変わり」の作品であり、新しいものです。「デッドプール3」がFOX版の過去作を引き継いでいるのとは違って、「ボーン・アゲイン」は「デアデビル」シーズン4というわけではありません。

ブリュースターさんが両作品がまったく異なるとした今回の発言は、特にNetflix版のファンには落胆を与えたかもしれません。ただしブリュースターさんは「ボーン・アゲイン」の制作には呼ばれていないため、今回の暴露には含まれていない部分も相当数あると考えられます。なお、「ボーン・アゲイン」ではブリュースターさんの代わりにジャスティン・イートンさんがチャーリー・コックスさんのスタントダブルとして起用されています。

ブリュースターさんのスタントアクションが称賛に値することはNetflix版を見れば確かな事ですが、マーベル・スタジオが目指す方向性とは違うようで、「ボーン・アゲイン」がどのような作品となるかはトレーラーの公開までまだしばらく謎のままかもしれません。

「ボーン・アゲイン」はWGAストライキの為に撮影を中断し、その後再開されましたが、現在また一時中断という状況に陥っています。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」は2024年春にディズニープラスで配信予定です。

映画「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」、ラストのプラウラーはヴィランではない?監督が制作時の裏話も明かす

ソニー・ピクチャーズ制作の大人向けアニメ映画「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」のラストシーンに登場したプラウラーについて、ヴィランではない可能性がある事が判明しました。また、監督はこのキャラクターのテスト動画をSNSで共有し、開発エピソードを明かしています。

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本作のラストでは、アース42でプラウラーとなってしまったマイルス・モラレスが描かれましたが、次回作「ビヨンド・ザ・スパイダーバース」のヴィランではないかと囁かれているこのマイルス変異体について、公式本はそうではない可能性を示しているようです。

Twitterユーザーは公式のアートブックの1頁で、「マイルス・G・モラレス」と名付けられたこのプラウラーは「ヴィジランテ」と表記されていると、驚きの報告をしています。ヴィジランテとは日本語で自警団の意味で、誰かに指示されるわけでもなく自発的に自己および市民を守る人の事。マーベルで言えばスパイダーマン自身がそうであったし、デアデビルやパニッシャーなどがこれに該当します。

しかしそのコントロールの全権が本人自身に委ねられている事もあり、時と場合によってヴィジランテはヒーローとヴィランの紙一重の境界に位置する時もあります。

時にヒーローと衝突する事になるヴィジランテですが、プラウラーは私利私欲のために動くヴィランではないと判明した事は、彼の印象を少し変える事になるでしょう。

そして、本作のケンプ・パワーズ監督はこのプラウラー/マイルス・G・モラレスには開発中に愛称があったというエピソードを共有。

制作中のテスト映像を添えながら、「私達はこのキャラクターを『ワイルズ』と呼んでいました。」と明かし、ファンは「マリオ」に対する「ワリオ」のようだとして興奮しています。

「アクロス・ザ・スパイダーバース」ではワイルズが属しているEarth-42ではシニスター・カルテルという犯罪組織が街を牛耳っていると表現されており、今回明らかになった資料からワイルズはこの街でヴィジランテとして抵抗しているとも考えられます。

詳細は次回作の「ビヨンド・ザ・スパイダーバース」までお預けですが、どのようなキャラクターなのか、そしてマイルスとの共闘は実現するのか、注目となっています。

アニメ映画「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」は 2023年6月2日 より米国公開中、日本では 2023年6月16日 より公開中、続編「ビヨンド・ザ・スパイダーバース」は 2024年3月29日 に米国公開予定です。