マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アガサ:オール・アロング」で「ワンダヴィジョン」のハート夫人ことシャロン・デイヴィスを再演しているデブラ・チョ・ルップ(デブラ・ジョー・ラップ)さんが、海外メディア TVLine とのインタビューで、役について振り返りました。
※これより先は「アガサ・オール・アロング」のネタバレを含んでいる可能性があります。ご覧の際はご注意ください。
3話におけるシャロンの衝撃的な死について質問されたルップさんは、「この作品をどれくらい観ましたか?」と逆に質問。
インタビュアーが(全9話のうち)最初の4話しか観ていないと伝えると、彼女は笑いながら「だったら、もっと観る必要があるわね。でも、ええ、シャロンのストーリー展開にはとても満足しています。」と答えたと記事は伝えています。
ルップさんは4話以降にどのような事が待ち受けているのかについては語りませんでしたが、本作で予想外の大きな役割として戻ってこれた事に対して感謝の意を表し、「また5歳の頃に戻れたようで、とても驚き、とても嬉しく、幸せでした。この作品の想像力と自由さは素晴らしく、私にとってとてもいいタイミングでした。素晴らしい仕事でした。」と語りました。
一方でショーランナーのジャック・シェーファーさんは Total Film とのインタビューでキャラクターの死について次のように述べています。
「それは大きな疑問でした。ドラマの中で登場人物は死ぬのか?と。私たちは何度も考え直し、かなり遅い段階で決断しました。脚本はすべて書かれ、キャストも決まり、まだ撮影もしていませんでしたが、私は通常、こうした疑問の答えをもっと早く知りたいのです。しかし、それは難しい問題でした。観客にどんな影響を与えるのか?これをやるべきか?」
「答えはイエスでした。なぜなら、私たちはこの番組に迫力を持たせたかったからです。これは悪役に分類されるキャラクターについての番組です。また、魔術には死など、より大きな賭けを除けば、柔らかく、迫力がなく、本物らしくないものになってしまうという側面があります。だから、私たちは誰かを殺す事を決断したのです。」
シェーファーさんは確かに誰かを殺したような発言をしていますが、ルップさんの「もっと観る必要がある」との言葉にはどういう意味が込められているのでしょうか。シャロンが何事もなかったように戻ってくるのか、あるいはゾンビのようになって戻ってくるのかは不明ですが、今後の展開にも目が離せないようです。
ドラマ「アガサ:オール・アロング」は ディズニープラスで3話まで配信中です。
ソース:Agatha All Along’s Episode 3 Victim Hints at Possible Return: ‘You Need to Watch More’