映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」、撮影セットから時系列が判明か

ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」の撮影セットが目撃されました。そのセットから、本作の時系列を推測するヒントが発見されたかもしれません。

スコットランドのグラスゴーにニューヨークに見立てたセットが建築されており、その中に建築予定のビルを模したセットが確認されました。その看板には「2027年12月までに建築完了予定」となっており、「スパイダーマン:ブランニューデイ」がそれよりも前の話になる事を示しているようです。

直近の作品の時系列に注目すると、まず「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1はディズニープラスの作品紹介ではNetflix版シーズン3から5年後となっているものの、これはドラマ冒頭でフォギーが殺された部分の話。メインの物語の時系列はそこから数年後となっており、実際、ディズニープラスの時系列順のページを見ると「アガサ・オール・アロング」(時系列2026年秋冬頃)よりも後に配置されています。「ボーン・アゲイン」の作中では年越しイベント、セントパトリックデーが描かれている事から、最終話時点で時系列は 2027年春頃 だと推測する事が出来ます。

「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」には大統領からサムに当てた招待状に日付が明記されており、2027年4月16日 を含む時系列で物語が展開。従って「ボーン・アゲイン」とほぼ同時期、ほんのわずかに遅れて展開しています。

「サンダーボルツ*」では「ブレイブ・ニュー・ワールド」で議員を目指すとしていたバッキーが議員になった事、そして「在任期間が半分に満たない」と言及、議員になってから1年以下である事がわかるようになっており、ニューヨーク市民の服装から 2027年の夏か秋頃だと推測出来ます。

ついでにポストクレジットシーンでは14ヶ月後になり「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」の時系列が2028年秋冬頃に始まる事を予告しています。

これらをまとめると以下のように。

  • 「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1:最終話は2027年春
  • 「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」:2027年春
  • 「サンダーボルツ*」:2027年夏秋
  • 「スパイダーマン:ブランニューデイ」:2027年12月頃?
  • 「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」:2028年秋冬

今年の5月末に、「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」の劇場公開の延期が発表。それまでは「ドゥームズデイ」、「ブランニューデイ」、「シークレット・ウォーズ」の公開順だった事を考えると、「ブランニューデイ」のこの時系列がいつ決定されたのかすこし疑問が残る所となっています。

しかし「ブランニューデイ」でピーター・パーカーの記憶問題が解消されるのであれば、スパイダーマンが「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」に登場しやすくなるとも言えそうです。

マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長は本作にジョン・バーンサルさんが演じるパニッシャー/フランク・キャッスルが登場する事を認め、MCUにおける「真のスパイダーマン」時代の幕開けとなると予告しました。

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映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」は「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のデスティン・ダニエル・クレットン監督のもと、「ホームカミング」「ファー・フロム・ホーム」「ノー・ウェイ・ホーム」の脚本家クリス・マッケナさんとエリック・ソマーズさんコンビが引き続き執筆。2026年7月31日 に米国劇場にて公開予定です。

【噂話】「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」のドクター・ドゥームは「F4:ファーストステップ」の世界の住人か

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」でロバート・ダウニー・Jrさんが演じるドクター・ドゥームが、現在公開中の映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」の Earth-828 の住人であると報じられました。

これは「ファーストステップ」の劇中でもほのめかされており、国連会議中にラトベリアと書かれた空席が表示。ラトベリアはコミックのドクター・ドゥームが治めている国で、このEarth-828にドゥームの存在がある事を示していました。

海外メディア TCC のアレックス・ペレス氏は、「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」でRDJさんが演じるドクター・ドゥームがEarth-828の住人だと報告。

従って、「ファーストステップ」のクライマックスの出来事をドゥームは近く、あるいはドローンなどで見ていた可能性が高く、赤子のフランクリンを狙う動機が十分に確立されている事に。

「ドゥームズデイ」でリード・リチャーズがアベンジャーズに対してドゥームが(コミックと同じであれば)元同級生である事や、その他の情報を伝えやすくなり、目的の推測なども立てやすくなるという脚本的なメリットが生まれると考えられます。

もしもドゥームがマルチバースからの来訪者で、ドゥームについて誰も知らないという状況からスタートする事になれば、アベンジャーズはその対策会議にかなりの時間を費やす事になってしまうでしょう。

ただしこれはキャスト発表時から長期にわたって噂されていた「ドクター・ドゥームはトニー・スタークの変異体ではないか」という説を否定する事にも。どちらが正しいのかは来年の劇場公開を待つ必要があります。

また、ペレス氏は「ベビー・フランクリンがその力でスーザンを蘇らせることができたなら、ドゥームに対して何ができるか想像してみてください。それが、PCS中にドゥームがマスクを外していた理由だと私は思います。」と投稿。

MCU版のドクター・ドゥームの顔の火傷痕はコミックのような実験の失敗ではなく、フランクリンのパワーによるものである事をほのめかしました。

そうは言っても今のところ火傷メイクのRDJさんの姿は目撃されていませんし、コミックでは火傷を隠すためにマスクを着用しているという事もあって、MCU版で火傷よりも先にマスクが存在しているのならその理由が分からないと考えるファンもいます。

こちらに関しても現状で真偽は何とも言えず、実際の映画本編に注目です。

ケヴィン・ファイギ社長はマーベルの公式インタビューにてファンタスティック・フォーとアベンジャーズの関係について言及。

「『ファンタスティック・フォー:ファーストステップ』のバクスタービルのセットは、せいぜい4、5人しかいませんでした。『ドゥームズ・デイ』では、それよりずっと多くの人がそこにいます。そのやり取りを見るのは興奮しますよ。25年間この仕事をしてきた私にとっては、まるで夢のような体験でした。」

「ドゥームズデイ」でバクスタービルにアベンジャーズやニューアベンジャーズが訪問してくる事を示唆。今月はじめに流出したセット写真が本物である事をほのめかしました。

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「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」はこれまでにMCUで「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」を手掛けてきたルッソ兄弟監督が再びメガホンを取る事に。

公式発表されたキャストリストは過去の記事をご参照ください。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-officilal-cast-announcement/”]

また、ドクター・ストレンジ役のベネディクト・カンバーバッチさんが出演を認めています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-benedict-cumberbatch-retracts-his-statement/”]

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年12月18日 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年12月17日 公開予定です。

「ファンタスティック4:ファースト・ステップ」監督が削除されたオープニングについて語る、ディレクターズ・カット版は無し

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」が先週世界各国で上映開始され、当初の予想よりも多い観客を動員しヒットしています。しかし、公式の予告映像から一部のシーンが劇場公開の直前に削除され、これに関して監督がコメントしました。

ポッドキャストに出演したマット・シャックマン監督は、ジョン・マルコヴィッチさんが演じたレッドゴーストのシーンが丸々削除されたことに関して言及。

「オープニングではレッドゴーストをめぐるアクションが満載でした。ジョン・マルコヴィッチの演技は素晴らしいものでした。ファンタスティック・フォーの世界が変わり、フランクリンの登場が差し迫るという、まさに現代に迫ろうとしていた矢先に、あまりにも多くの素材が詰め込まれていたんです。」

「レッドゴーストが仲間の猿たちとロケット船を盗もうとするシーン、リードが彼を倒そうとするシーン、そして彼を出し抜こうとするシーンなど、本当に面白いシーンがたくさんありました。リードがスーパーエイプの1匹を水中に蹴り飛ばすモンタージュには、そのシーンの断片を盛り込みました。」

リードがエイプを蹴り落とすシーンは映画本編にもわずかに含まれていましたが、それ以外は全て映画のテンポを優先して断腸の思いでカットしたと話しました。

レッドゴーストはファンタスティック・フォーの宇宙船エクセルシオール号を盗もうとしていたようで、それを守るための戦闘シーンが撮影されていたようです。

EliteDaily とのインタビューでディレクターズ・カット版などでこれらのシーンが見られる可能性があるかと質問されると、「あまりにも多くの視覚効果が関わっていて、あのシーンは未完成のままです。だから不可能なんです。」と否定しました。

しかし今後の作品でレッドゴーストが(再)登場する可能性については、「彼は私の大好きな俳優の一人であり、大好きな人の一人です。そして、彼は本当に素晴らしい演技をしてくれました。だから、そうなることを願っています。」と語りました。

映画本編から削除されたレッドゴーストことイワン・クラゴフは、コミックではファンタスティック・フォーがスーパーパワーを獲得した条件を再現しようとしたロシアの科学者です。宇宙船を建造した後、彼は訓練された3匹の類人猿、オランウータンのピョートル、ゴリラのミーロ、ヒヒのイゴールを連れて月へ飛びました。

宇宙線はクラゴフと類人猿の仲間に信じられないほどの力を与え、ピョートルは磁力を制御できるようになり、ミーロは怪力を獲得、イゴールはシェイプシフター(変身能力者)となりました。イワン自身は相手が触れることが出来なくなる幽体化能力を手に入れ自在に制御できるようになり、レッドゴーストとスーパーエイプスと名乗るようになりました。

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は、「ワンダヴィジョン」のマット・シャックマン監督がメガホンを取り、脚本として「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」のジョシュ・フリードマンさん、「マイティ・ソー/バトルロイヤル」「ブラックウィドウ」「サンダーボルツ*」のエリック・ピアソンさんらが参加しています。

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は 2025年7月25日 より劇場公開中です。

「F4:ファーストステップ」、OP興行収入が2億1800万ドルを記録、「スーパーマン」との対決はわずかに敗退

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」のオープニング興行収入が、アメリカで1億1800万ドル、海外で1億ドル、世界合計で 2億1800万ドルになった事が報じられました。

海外メディア THR によると、同時期に公開されたワーナー・ブラザースのDC映画「スーパーマン」のOP興行収入は 2億2000万ドル でわずかに届かなかったとの事。

しかしながら「サンダーボルツ*」の初週は米国で 7600万ドル、海外で 8610万ドル、世界興行収入が 1億6210万ドル だった事と比較すると、MCUとしてかなり躍進したと言えそうです。

公開初日の国内成績は 5700万ドル と当初の予想を大きく超え、国内OP週末は 1億2000万ドルから2500万ドル予想とされていましたが、土日に入って失速したとも伝えられています。

今回の「ファーストステップ」の成績は「デッドプール&ウルヴァリン」のオープニング週末と比べると半分ほどですが、レガシーキャストを多数起用した「デッドプール&ウルヴァリン」に比べて「F4」がオールニューキャストで挑んだ事を考慮すると善戦したと言えそうです。

米国観客の評価は上々で、シネマスコアはA-、PostTrakでは星4.5、Rotten Tomatoesでは93%のスコアを獲得しています。

次のMCU映画である「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」にうまく観客を導入出来るか、約3ヶ月の残りの成績にも注目です。

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は、「ワンダヴィジョン」のマット・シャックマン監督がメガホンを取り、脚本として「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」のジョシュ・フリードマンさん、「マイティ・ソー/バトルロイヤル」「ブラックウィドウ」「サンダーボルツ*」のエリック・ピアソンさんらが参加しています。

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は 2025年7月25日 より劇場公開中です。

ソース:‘Fantastic Four: First Steps’ Rockets to Solid $118M U.S. Box Office Launch, $218M Globally

映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」にメフィストは登場するのか

ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオが共同開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」にメフィストが登場するのかどうか、海外ファンは議論を重ねています。本作にはパニッシャー/フランク・キャッスルが登場する事が正式に認められましたが、それ以外は多くの噂が渦巻いている状態です。

コミックの「スパイダーマン:ブランニューデイ」の前編にあたる「ワンモアデイ」でピーター・パーカーはメフィストと「メイおばさんを蘇らせる」取引をしており、メフィストはその代償として魂ではなく夫婦の愛を要求。メリー・ジェーンとの結婚をなかった事にする現実へと書き換えられ、メリー・ジェーンや世界中の人々はスパイダーマンの正体について記憶を削除されました。

おおまかな流れは映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」に取り込まれているものであり、メイおばさんもそこで死亡しました。

なお、メイを演じるマリサ・トメイさんはコミックの事は関係なく、マルチバースを利用して4作目に戻る気まんまんである事を「ノー・ウェイ・ホーム」公開直後に語っていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-spider-man-nwh-marisa-tomei-wants-may-return/”]

リリ・ウィリアムズにナタリーの蘇生を持ちかけたように、メフィストが「ブランニューデイ」でピーター・パーカーにメイの生命を餌に何かの契約を迫る事は十分にありえそうです。

一方、MCUの「ブランニューデイ」で登場するもう一人のヒーロー、フランク・キャッスルもまたメフィストと契約し、サノスへの復讐のためにゴーストライダーとなった事がありました。(既に地球は滅んでいて復讐は果たせませんでしたが)

MCUのパニッシャーは「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1に少し登場しただけですが、彼がNetflix版の設定を引き継いでいる事を考慮すると、コミック同様に妻や息子を亡くしており、ゴーストライダーになるかどうかは別として、メフィストが何らかの取引を持ちかける余地はありそうです。

なお、コズミックゴーストライダーとは別に、ニコラス・ケイジさんのゴーストライダーが「スパイダーマン4」に登場するという噂も以前にはありました。

現在「ブランニューデイ」に登場が確定しているスパイダーマンとパニッシャーは共にコミックでメフィストと契約した事があるキャラクターであり、海外ファンはメフィストが映画に登場する可能性が十分あると考えています。

しかし現状でヴィランとして噂されているのはメフィストとはおおよそ関係のないもので、今週からグラスゴーで始まる撮影現場からの新しいヒントにも注目されています。

映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」は「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のデスティン・ダニエル・クレットン監督のもと、「ホームカミング」「ファー・フロム・ホーム」「ノー・ウェイ・ホーム」の脚本家クリス・マッケナさんとエリック・ソマーズさんコンビが引き続き執筆。2026年7月31日 に米国劇場にて公開予定です。

ドラマ「シーハルク」、パティ・グッゲンハイムさんがスピンオフについて語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」でマディスン・キングを演じたパティ・グッゲンハイムさんが、海外メディア EW とのインタビューの中でシーズン2やスピンオフ作品について語りました。

「Nが2つ、Yが1つ」のマディスンはMCUのどこで再登場するのかと質問されたグッゲンハイムさんは「彼らがいつその決断を下すのか、私にはわかりません。おそらく私が最後に知る人になるでしょう。そういうものです。」とシーズン2の可能性について何も分からないと話しました。

その一方で、ウォンとのスピンオフ作品についてかなり興味があるとしつつ、「一番の見どころはウォンとの関係性です。二人がマルチバースの次元を渡り歩き、トラブルに巻き込まれ、冒険を通して彼をもっと楽しませ、そしてカマー・タージの拠点に戻って一日の終りにテレビドラマを見る。そして、そこに少し悪いトラブルも起きるかもしれません。」とアイデアを語りました。

そして、マディスンの新しい飲み友を作っていきたいとし、「ワンダが大好きです。彼女は本当に面白い人だと思います。ソーは悪友になれそう。そして、キャプテン・アメリカ、ファルコンの世界観を持ち込むのは本当に楽しそう。ぜひ実現したいです。」とスピンオフに意欲を示しました。

また、グッゲンハイムさんはクリス・ヘムズワースさんが昔住んでいたアパートに住んでいるという裏話も明かしました。

マディスンはコミックには存在しないMCUのオリジナルキャラクターとしてドラマに登場しましたが、「シーハルク」の不人気さとは裏腹にマディスンはファンに愛され、2024年にはコミックに逆デビューする形となりました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-she-hulk-madisynn-comic-debut/”]

「シーハルク」シーズン2の実現の可能性は今のところかなり低そうですが、スピンオフの制作はありえるのでしょうか?

ドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」はディズニープラスで配信中です。

ソース:She-Hulk star Patty Guggenheim weighs in on potential season 2 and pitches Madisynn and Wong spinoff

映画「ファンタスティック4:ファースト・ステップ」、フランクリンが劇中で披露しなかったコミックの9つの能力

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」では新しいヒーローであるフランクリン・リチャーズを文字通り誕生させました。映画ではとある能力を観客に紹介しましたが、コミックのフランクリンは他にもいくつかの能力を持っています。

1、現実改変

フランクリンの最も特徴的な能力のひとつとして現実改変能力があります。コミックのスカーレットウィッチと同等かそれ以上の規模でフランクリンは意のままに現実を操作する事が可能で、その範囲は地球全体だけでなく宇宙や別のマルチバースにさえも干渉する事が可能です。

セレスティアルズたちはフランクリンの事を「宇宙を形成する者」と呼ぶほどにこの能力は驚異的で、フランクリンの意思によってこれが行われる場合はまだしも、映画のギャラクタスのようにフランクリンを利用しようと考える輩は跡を絶たず、だからこそファンタスティック・フォーや他のヒーローたちも命がけでフランクリンを守ろうとします。

2、テレパシーとテレキネシス

フランクリンはテレパシーによって遠く離れた人物との意思疎通が可能で、物体を意のままに操作する事が可能です。X-MENのプロフェッサーXがセレブロによって地球全体にアクセスする事を考慮すると、フランクリンのほうがより強力なテレパスと言えそうです。

映画のフランクリンがこれを試みていた可能性はありますが、両親のほうがまだ理解出来るような状況ではなかったかもしれません。

3、物質とエネルギーの操作

フランクリンは母親スー・ストームと同等かそれ以上にフォースフィールドを操る事が可能です。また、キャプテン・マーベルのようなエネルギーブラストを発射する事も可能で、ヴィジョンのように物質を分子レベルで操作する事も可能です。

それだけでなく、対象の生物を別のものに変えてしまう危険な能力も持ち合わせています。

4、時間操作

フランクリンは時間を操作する事が可能で、過去にも未来にも行くことが出来、時間を停止させる事も可能です。

その範囲は世界全体から任意の対象物まで自在であり、自分自身を大人に成長させたり子どもに戻したりと言った事も可能にしています。

5、テレポート

フランクリンは瞬間移動する事が可能で、別の惑星に行くことだけでなく、別のマルチバースに飛ぶ事も可能です。

さらに自分自身だけでなく、仲間を同時にテレポートさせたり、対象人物を自分の元にテレポートさせる事も可能です。

6、飛行

空を飛ぶことが出来るヒーローやヴィランは多数存在していますが、リード・リチャーズとスー・ストームのどちらも飛べないことを考えると、特筆しておくべき能力です。

7、デュプリケーション

フランクリンは自分自身をデュプリケーション(複製)する事が可能です。コミックでもあまり見かけない能力ですが、ただでさえ驚異的な能力者が更に増える事になります。

8、予知

フランクリンはいわゆる予知能力を備えており、直接未来へ行く能力があったとしても、未来に行かずとも未来を知る事が可能だと言うことはわりと便利です。

9、転生と妊娠

これは物質操作と時間操作を組み合わせた物とも言えそうですが、フランクリンは死産に終わった妹のヴァレリアをもう一度スー・ストームに受胎させた事があります。

ドクター・ドゥームの助力によってこの世に誕生した妹はドゥームのかつての恋人の名を取ってヴァレリアと名付けられました。

ヴァレリアはフランクリンの妹ではありますが、複雑な時間のもとで生きる二人はしばしば年齢が逆転するケースも。なお、妹のヴァレリアにはこういった能力は一切ない代わりに、リード・リチャーズを超える頭脳の持ち主、マーベル界の天才少女としてトップランクに位置づけられています。


MCUのフランクリンはスーを蘇らせましたが、ドクター・ドゥームはフランクリンを利用して何を狙っているのか、「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」に注目です。

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は、「ワンダヴィジョン」のマット・シャックマン監督がメガホンを取り、脚本として「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」のジョシュ・フリードマンさん、「マイティ・ソー/バトルロイヤル」「ブラックウィドウ」「サンダーボルツ*」のエリック・ピアソンさんらが参加しています。

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は 2025年7月25日 より劇場公開中です。

【噂話】映画「ブレイド」が来年から撮影、公開時期は2027年から2028年

マーベル・スタジオが開発を中断しているとされていたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブレイド」の現在の状況が新たに報道されました。それによると、2026年に撮影開始予定で、2027年から2028年のどこかで劇場公開される予定だと言います。

ポッドキャストに出演したジェフ・スナイダー氏は「ブレイド」の状況について質問された際、「ええ、来年後半か2027年初頭には撮影が始まると思います。ようやくこれで実現すると思いますし、スタジオの優先事項だと思います。」と回答しました。

海外メディア The Direct はこの撮影時期から、公開時期は 2027年の終わりから 2028年 になるだろうと指摘。

「ブレイド」がマルチバース・サーガにはあまり関係のない内容だという事を考慮すれば、2027年12月の「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」が終了してから、2028年に入って次のサーガ、フェーズ7の一部として公開される事が妥当だと考えられそうです。

ディズニーは 2027年7月 にタイトル未定のマーベル映画を公開するスケジュールを確保していますが、ここには「ブレイド」よりも「ドクター・ストレンジ3」のような映画のほうが「シークレット・ウォーズ」に向けて適切なストーリーテリングを行えるでしょう。

マーベル・スタジオは「ブレイド」のリブート版制作を 2019年に発表。今回の噂どおりに行かずに再び遅れるような事態になれば、制作発表から10年越しの公開もありえるような状況に陥りそうです。

「ブレイド」の紆余曲折については1年ほど前の記事にある程度まとめてありますので、気になる方はご参照ください。

「F4:ファーストステップ」、ヴァネッサ・カービーさんが「マリスを演じたい。」スーのダークサイドの探求に意欲を示す

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」でインビジブル・ウーマン/スー・ストームを演じたヴァネッサ・カービーさんがポッドキャストに出演し、今後のMCUでスーの闇の側面について探求したいと語りました。

コミックでは基本的に献身的、利他的、そして英雄的に描かれるスーは良妻良母としてのアイデンティティを確立していますが、時折、愛を憎しみに転換し、破壊的な存在となる事がありました。

ヴァネッサ・カービーさんはスーのダークサイドの顕現であるマリスについて、機会があれば飛びつきたいと語っています。

私はいつもマリスが大好きです。なぜなら、まるで彼女の一部が表に出て表現される必要があるように感じるからです。彼女は利他的でリーダーであり、世界に良いことをしようと尽力していますが、私たち皆と同じように、影の部分も持っています。コミックの中で、彼女はインビジブル・ウーマンになるために、その影の部分が現れなければなりませんでした。彼女はインビジブル・ガールから改名しますが、暗い時期を乗り越えて少女から女性へと成長するのです。私はその道のりがずっと好きでした。とても真実味があると思いました。

また、「ファーストステップ」では弟のジョニーに対してシルバーサーファーを殺すよう、ヒーローらしからぬ発言をする部分がありましたが、そういったシーンはもっと撮影していたとも明かしました。

映画の最終版にはなかったと思いますが、モールマンに『気をつけないと、一瞬で脳動脈瘤を起こさせてやるわ』って言うセリフがありました。あれは私にとってすごく役に立ちました。まさに試金石でした。だって、それが彼女の真実だから。彼女はフォースフィールドを張ることができて、コミックではドゥームにフォースフィールドを張ったり、他の敵にフォースフィールドを張って脅したりするシーンがたくさんあります。だって、彼女にはできるのに、そうしないことを選んでいるから。そうしないことを選んでいるけど、それでもできるって思うのは、彼女自身なんです。

スーの能力は悪用すれば人間の体内の血流を遮断し、死に至らしめる事が可能です。

また、ドラマ「ロキ」シーズン2ではレンスレイヤーがTVAの職員を見えない壁に閉じ込めて押しつぶす拷問のようなシーンが存在していましたが、フォースフィールドを自在に操るスーは同様のことが可能だという事をカービーさんは示しています。

共演者で夫役のペドロ・パスカルさんはスーが不倫する可能性もほのめかしていましたが、スーの悪女の部分が実写でも登場する事になるのでしょうか。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-fantastic-four-fs-pedro-pascal-says-vanessa-kirby-talks-about-namor-all-the-time/”]

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は、「ワンダヴィジョン」のマット・シャックマン監督がメガホンを取り、脚本として「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」のジョシュ・フリードマンさん、「マイティ・ソー/バトルロイヤル」「ブラックウィドウ」「サンダーボルツ*」のエリック・ピアソンさんらが参加しています。

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は 2025年7月25日 より劇場公開中です。

「ファンタスティック4:ファースト・ステップ」、フランクリンは元々映画冒頭から登場していたと監督が明かす、PCSの疑問にも言及

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」のマット・シャックマン監督が、リード・リチャーズとスー・ストームの間に生まれた息子フランクリンが、もともとは映画の冒頭で誕生する予定だった事を明かしました。

※これより先は「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」のネタバレを含んでいます。ご覧の際はご注意ください。

海外メディア EW とのインタビューで監督は「長い間、赤ちゃんの誕生は映画の冒頭で描かれていました。」と説明。

「その後、赤ちゃんを安全に守る準備や、赤ちゃんを迎えるための準備の様子を見ることができたら素晴らしいだろうと気づきました。そこで、フランクリンの誕生を映画の中盤に移動することに決めました。そうすることで、他のシーンと組み合わせることも可能になったのです。」と変更した経緯について明かしました。

監督はフランクリンの変更点について「映画では宇宙船で生まれたキャラクターでしたが、初期では宇宙ステーションの救出現場で生まれました。ですから、中性子星の周りをスリングショットで飛び回りながらシルバーサーファーに追われている間に宇宙で生まれるという設定は、ただでさえストレスフルな出産という設定を、さらに千倍も増幅させたような感じで、まさに『ファンタスティック・フォー』らしいですね。」と語りました。

今回の映画ではフランクリンのパワーがコズミックパワーであるとギャラクタスによって説明されましたが、コミックの場合、彼はX-MENらと同じミュータントとしてそのパワーを発揮しています。

「ファーストステップ」の舞台であるEarth-828にはミュータントという種族がいないためにコズミックパワーと代替して呼ばれているのかは不明であり、MCUのフランクリンがミュータントであるかどうかは今後の作品でファンタスティック・フォーとX-MENたちが出会う日まで見守る必要がありそうです。

ギャラクタスの飢えを満たすほどのコズミックパワーがあるとされたフランクリンは、劇中で母親のスー・ストームを死から蘇生させるパワーも披露しました。ドクター・ドゥームがフランクリンの能力をどのように利用しようと企んでいるのか、多くの海外ファンが議論を始めています。

そしてフランクリンは自身の特別なパワーで急成長する可能性も当初は予想されていましたが、もうしばらくは赤ちゃんの姿で過ごす事になりそうです。

また、ポスト(ミッド)クレジットシーンに登場したドクター・ドゥームを演じていたのはRDJさんかという多くのファンの疑問に対して監督は「それは他の人が話すべき事です。」と、明確な回答を避けました。

監督は以前に「ルッソ兄弟は結局、『サンダーボルツ*」のポストクレジットシーンを監督し、この映画のポストクレジットシーンも手掛けました。『アベンジャーズ:ドゥームズデイ』の制作中に撮影されたものですから。あの俳優陣もセットも、すべてが理にかなっているんです。」と語っており、「ファーストステップ」で見た顔が見えないドクター・ドゥームは代役などではなく、RDJさん本人だった可能性が高いのかもしれません。

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は、「ワンダヴィジョン」のマット・シャックマン監督がメガホンを取り、脚本として「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」のジョシュ・フリードマンさん、「マイティ・ソー/バトルロイヤル」「ブラックウィドウ」「サンダーボルツ*」のエリック・ピアソンさんらが参加しています。

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は 2025年7月25日 より劇場公開中です。

ソース:The Fantastic Four: First Steps director explains ending and reveals alternate version of the movie