ディズニープラスのMCUアニメ「What if…?」のトレーラー&ポスターが公開 ─ 8月11日米配信開始

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)初のアニメ作品「ホワット・イフ…?」のトレーラーが公開されました。また、米国8月11日より配信がスタートすることも併せて告知されています。

映画「アイアンマン」のオープニングを思わせるシーンから始まるトレーラーですが、トニーを救ったのはキルモンガー。MCUの映画で出会う事がなかった二人が並んで歩く姿が、なんとも不思議な感覚にさせてくれます。

事前に公開されていたキャラクターに加え、浮遊マントを羽織ったスパイダーマン、ゾンビ・ホークアイ、胸にインフィニティ・ストーンを揃えたウルトロンなどが新たに公式お披露目となります。

今作はドラマ「ロキ」でも少しずつ明らかになってきたいくつかのマルチバースを描いた作品ですが、MCU本編に何かしらの影響はあるのでしょうか。

アニメ「What if…?」はディズニープラスで 2021年8月11日 より米国配信開始です。

ドラマ「ロキ」よりクラシック・ロキ、自慢好きのロキの舞台裏写真が公開

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」のエピソード5に登場したクラシック・ロキと自慢好きのロキの舞台裏写真が公開されました。それぞれ俳優さんが自身のSNS上で公開しています。

クラシック・ロキを演じたのはリチャード・E・グラントさん。驚くべき反応でぶっ飛びましたとコメントを添えています。

自慢好きのロキを演じたのはデオビア・オパレイさん。

オパレイさんは「今夜のロキは、誰が見ているんだろう?素晴らしいディレクター(ケイト・ヘロン)との2回目の仕事です。そして、私にとって初めての共演となる優秀なリチャード・E・グラント、そして素晴らしいジャック・ヴィール」とコメントしました。

両者ともに長い出演ではありませんでしたが見事な変異体ロキを演じ、神聖時間軸のロキとの違いを見せてくれました。

ドラマ「ロキ」は 毎週水曜日 16時より ディズニープラスで新エピソードを追加配信中。次回、第6話(最終話)は 2021年7月14日 配信です。

ドラマ「ロキ」監督がワニロキの舞台裏写真を共有

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」のケイト・ヘロン監督が自身のTwitterで4話のラストから5話にかけて登場したワニ(アリゲーター・ロキ)の舞台裏写真を公開しました。

監督は「ハッピー・エピソード5”未知への旅” ロキ公式の日です。ここにいるのは、最大の歌姫であり、私がこれまで一緒に仕事をしてきた中で最も要求の多い俳優です」、とコメントを添えています。

脚本家のマイケル・ウォルドロンさんはこのアリゲーター・ロキがコミック由来のものではない事をMarvelとのインタビューにて明かしています。そしてアリゲーター・ロキが登場した理由については緑だからだと述べました。

この番組では、さまざまなバージョンのロキに出会いたいと会議で話していました。私は、”ワニのロキ “がいてもいいんじゃないかと思ったんです。なぜって、緑だからですよ。

魔法のワニのように喋るのかと思いきやそういう事もなくセリフは一切ありませんでしたが、しかしながらロキの変異体としてその存在感を示したアリゲーター・ロキ。今後の再登場はあるのでしょうか?

ドラマ「ロキ」は 毎週水曜日 16時より ディズニープラスで新エピソードを追加配信中。次回、第6話(最終話)は 2021年7月14日 配信です。

ドラマ「ロキ」の新たなTVスポットが公開

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」の新たなTVスポット「Style」が公開されました。15秒の短い動画の中にはいくつかの新しいシーンが含まれており、残された2つのエピソードで登場するものだと見られます。

5話で黒幕は登場するのか、それとも既に登場している誰かなのか。

ドラマ「ロキ」は 毎週水曜日 16時より ディズニープラスで新エピソードを追加配信中。次回、第5話は 2021年7月7日 配信です。

マーベルドラマ作品「アイアンハート」、「シルク」のワーキングタイトルが判明

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アイアンハート」と、ソニー・ピクチャーズが制作するスパイダーマンスピンオフドラマ「シルク」のワーキングタイトルが海外で報じられました。

アイアンハート

MCUの「アイアンハート」は「Wise guy」というタイトルで開発が始まっていると、The Cosmic Circus が報じています。

直訳すれば賢い男、ではありますが基本的には皮肉を込めてお利口さん、生意気な人、大口をたたく人などを意味する言葉のようです。どちらにも当てはまるキャラクターとしてトニー・スタークが思い浮かぶ所ですが、このワーキングタイトルはトニーを表したものなのでしょうか?

コミックのアイアンハートでは主人公リリ・ウィリアムズのサポートを、死亡後にAIとなったトニー・スタークがアイアンマンのJ.A.R.V.I.S.のように担当しています。

©MARVEL

「アベンジャーズ/エンドゲーム」のラストのようにホログラム技術も持っていたトニーですから、コミックを再現すること自体は可能ですが、トニーの帰還は歓迎するファンと、冷めてしまうファンに二分させてしまう可能性が高く、スタジオ側も気軽に出せるカードでないのは明らかです。

「Wise guy」はローディを指しているのではないかと推測している海外メディアもありますが、続報を待ちたい所です。

主演のドミニク・ソーンさんは「アイアンハート」のオーディションがなかった事を明かしており、スタジオから大抜擢された若手女優さんがどのような演技を見せてくれるかも注目が集まっています。

ドラマ「アイアンハート」はディズニープラスで配信予定です。

シルク

ソニー・ピクチャーズが制作する「シルク」のワーキングタイトルは「ホッケークイーンズ」である事が Production Weekly によって報じられています。

こちらはコミックの中で、シルク/シンディ・ムーンが学校でプレイしていたホッケーにかなりの親近感を持っていることにちなんでいると思われます。

シルクことシンディ・ムーンは2014年の「アメイジング・スパイダーマン」#4で初めて登場したキャラクターで、スパイダーマン/ピーター・パーカーとは同じ高校の同級生。ピーターにクモの能力を与えたのと同じ放射性クモに噛まれた事が原因で能力に目覚めますが、ピーターがアメイジング・スパイダーマンになるまでの間、シンディはかつての恩師であるエゼキエルによって地下壕に閉じ込められていました。

「シルク」に関するキャストは不明で、脚本は韓国系アメリカ人のローレン・ムーンさんが担当すると報じられています。また、エグゼクティブ・プロデューサーとしてフィル・ロードさん、クリス・ミラーさん、元ソニー・ピクチャーズのエイミー・パスカルさんが担当するとの事です。

配信プラットフォームに関して公式な発表はありませんが、多くの海外メディアはAmazonプライムビデオが有力だと報じています。

マーベル・スタジオが新たなLLCを設立 ─ ブラックパンサースピンオフシリーズが前進か

マーベル・スタジオが新たに「Maglev Train Productions」というLLC(日本で言う合同会社)を設立したと、海外メディア The Ronin が報じました。Maglevとは磁気浮上式鉄道、リニアの事で、2018年公開の映画「ブラックパンサー」の劇中で見たヴィブラニウムを運搬していた列車を指していると見られています。

「ブラックパンサー」は Kimoyo Productions 、現在制作中の「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」は Kimoyo Productions II が担当しているため、今回報告されたLLCは3作目の映画のためのものではなく、以前に報じられたブラックパンサーのスピンオフドラマシリーズのための会社ではないかと記事は伝えています。

このドラマはドーラミラージュに焦点を当てるのではないかと言われていますが、今の所公式からは何も明かされていません。「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」についてもほとんど何も分かっていませんので、続報があり次第またお報せする事になります。

映画「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」は 2022年7月8日 に米国公開予定です。

ソース:Marvel Studios Sets Up LLC For Upcoming Wakanda Project From Ryan Coogler

ファイギ社長が映画「ブラックウィドウ」にドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」のイースターエッグがある事を明かす

今週木曜日の公開が迫るのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックウィドウ」の中に、ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」に関するイースターエッグが有ることを、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長が明かしました。

海外メディア OnTheRedCarpet とのインタビューの中で、ファイギ社長は以下のように述べました。

もともと「ブラックウィドウ」に最初に登場し、その後「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」にも登場する予定だったイースター・エッグがあり、(パンデミックのために)我々のフェーズ4の中で唯一少し捻じ曲げられています。だから、「ファルコン&ウィンターソルジャー」を観たファンには、この映画の中にイースターエッグが待っていると言えます。

この事について多くの海外メディアは、ヴァレンティーナ・​アレグラ・デ・フォンテーヌの事を指しているのではないかと指摘しています。

本来のスケジュールでは2020年5月に「ブラックウィドウ」が公開され、ここでヴァルが登場するはずだったと海外メディア VanityFair は伝えています。その後「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」に登場予定でしたが、新型コロナウイルスのパンデミックの影響により両作品の公開順が入れ替わることになってしまいました。

ヴァルが登場するとすれば、その目的はやはりロシア版超人血清なのか?ここも映画の重要なポイントとなりそうです。

映画「ブラックウィドウ」は 2021年7月8日(木) より劇場公開、2021年7月9日(金)からディズニープラスでのプレミアアクセス予定です。

シャン・チー役シム・リウさんがメビウスの夢を代わりに体験する

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」で主演を務める俳優のシム・リウさんが、自身のSNSでバカンスを楽しむ様子を公開しました。それはドラマ「ロキ」に登場するTVAの分析官メビウスの憧れのジェットスキーであり、メビウスに対して挑発するようなメッセージを送っています。

リウさんは「僕たちはここでメビウスの夢の生活を過ごしているよ」と写真を添えて投稿しています。

メビウスがリウさんを剪定しに来る事はありませんが、メビウスとシャン・チーが共演する計画はあるのでしょうか?現在のところ、シャン・チーが「シャン・チー/テン・リングスの伝説」以降、どの作品に登場するかは明かされていません。

映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」は2021年9月3日 日米同時公開予定です。

ドラマ「ロキ」のサウンドトラックが公開

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」の1話から3話までの楽曲リスト「Loki: Volume 1 (Episodes 1-3),」がマーベル・ミュージック/ハリウッド・レコードより公開されました。Spotify や Youtube Music など各種音楽サービスでお楽しみいただけます。

インストゥルメンタル・スコアは、作曲家のナタリー・ホルトさんによるものです。

ケイト・ヘロン監督は「ナタリー・ホルトは素晴らしい作曲家です。彼女が影響を受けたものはとても刺激的です。スコアは非常に層が厚く、エレクトロニックで、ダークで奇妙なエネルギーがあり、いかにもLokiらしいものです。」とコメントしています。

ホルトさんは、「MCUで、しかもロキのようなキャラクターで仕事ができるのは、とても素晴らしいことです。この世界に身を置き、ストーリーを具体化し、音楽で感情や意味の層を加え、MCUの発展におけるこのエキサイティングな章の一部になることをとても楽しんでいます」と述べています。

収録されている楽曲は以下の通りです。各種サービスへのリンクリストはこちら

  • TVA
  • New York, 2012
  • Gobi, 2012
  • TVA First View
  • Loki Green Theme
  • Loki Processing
  • Aix-En-Provence, 1549
  • Miss Minutes
  • Mischievous Scamp
  • Dangerous Variant
  • Frigga
  • TVA Inner Workings
  • DB Cooper
  • Oshkosh, 1985
  • Catch Up
  • Jet Ski
  • Glorious Purpose
  • The Archives
  • Salina, 1858
  • Roxxcart, 2050
  • I Miss Randy
  • Reset Charges
  • TVA Title Card
  • Very Full
  • Lamentis-1, 2077

ドラマ「ロキ」は 毎週水曜日 16時より ディズニープラスで新エピソードを追加配信中。次回、第5話は 2021年7月7日 配信です。

ソース:公式ページ

マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長がMCUドラマの大型クロスオーバーの可能性について言及

マーベル・スタジオの社長のケヴィン・ファイギ氏が、海外メディア Entertainment Weeklyとのインタビューの中で、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の主要なディズニープラスキャラクターが最終的にアベンジャーズレベルのイベントとしてドラマ作品でチームを組む可能性について言及しました。

インタビューの中でファイギ社長は以下のようにコメントしました。

私たちはテレビチームや映画チームとして作品を分けているわけではなく、すべてはひとつのユニバース、大きなMCUなのです。ワンダヴィジョン、ファルコン&ウィンター・ソルジャー、ロキ、そしてもうすぐ登場するブラックウィドウなどから、MCUのあらゆるコーナーがいかにユニークで異なるものであるかを感じ取ってもらえればと思います。これこそが、ディズニープラスが私たちに与えてくれたものであり、長編やシリーズ全体に影響を与えるような、より深く、より多くのストーリーを語る能力なのです。

ファイギ社長はテレビと映画といった区別をして制作しているわけではない事をあらためて確認し、全てあわせてひとつのMCUというシリーズであることを説明しました。

「ワンダヴィジョン」のトミー&ビリーやホワイトヴィジョン、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」のUSエージェント、「ロキ」のTVAやシルヴィなどが映画に登場したり、「ブラックウィドウ」のアレクセイや「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のキャラクターがドラマに登場する可能性は充分にありえるようです。

今の所動きのない「アベンジャーズ」5作品目も、もしかするとドラマシリーズという可能性も?ここから2~3年で約20作品が予定、発表されているMCUですが、今後の情報にも要注目となりそうです。

ソース:Kevin Feige on How ‘Black Widow’ ‘Elevates’ the MCU and What’s Next for Marvel Movies and TV (Exclusive)