ドラマ「ロキ」、第4話に登場した変異体のロキ達は?

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」のエピソード4「分岐イベント」には本作初のポストクレジットシーンが挿入されていました。今回はそこに登場したキャラクターとそのキャストについてご紹介。

※本記事にはドラマ「ロキ」エピソード4のネタバレが含まれています。ご注意ください。

ヤング・シルヴィ/ケイリー・フレミング

4話冒頭に登場した幼少期のシルヴィを演じたのはケイリー・フレミングちゃん。1年以上前から報じられていたキャスティング情報どおりでした。

ケイリー・フレミングちゃんは2007年生まれの女優さんで、映画「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」でレイの幼少期役を演じたり、人気ドラマ「ウォーキング・デッド」では長らく主役およびリーダーだったリックのなき後をついで、幼くしてコミュニティを率いるジュディス・グライムズを演じるなど、可愛らしさと演技力で日本人でもご存知の方が多い女優さんです。

クラシック・ロキ/リチャード・E・グラント

クレジットによるとクラシック・ロキを演じたのはリチャード・E・グラントさん。数年前からトム・ヒドルストンさんと共演したかったが「ロキ」でやっと叶ったと、自ら公言しちゃっていたおちゃめな俳優さんです。征服者カーンを演じるのではないかと言われていましたが、こちらは報道とは違ってロキの変異体という事になりました。カーンがなりすましている、という事がなければですが。

FOXのマーベル映画「LOGAN/ローガン」(2017年) ではザンダー・ライス博士を演じ、「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」(2019年) ではプライド将軍を演じられています。

なお、コミックにクラシック・ロキというキャラクターがいるわけではありません。1949年の「Venus Vol 1 #6」に登場して以降長い歴史のあるキャラクターであり、コミック初期の頃にいた、現在のロキとは少し性格等の違う昔のロキの事を指す場合の呼称としてクラシック・ロキやオールド・ロキと呼称されていました。ドラマでは他の変異体と区別しやすいようにクラシック・ロキの名が正式に与えられたようです。

キッド・ロキ/ジャック・ヴィール

キッド・ロキを演じたのはジャック・ヴィールさん。ドラマ「このサイテーな世界の終わり」(2017年)や映画「Come Away」(2020年) などに出演されています。

キッド・ロキはヤング・アベンジャーズのメンバーでもありますが、今の所MCU版がどうなるかは不明です。

ボーストフル(Boastful:得意げな、自慢げな)・ロキ/デオビア・オパレイ

ボーストフル・ロキを演じたのはデオビア・オパレイさん。

「エイリアン3」(1992年) でアーサー役、「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」(2011年) でガンナー役、「ジュマンジ/ネクスト・レベル」(2019年) でグロム役などを演じられています。

ボーストフル・ロキはコミックに起源がないオリジナルキャラクターのようですが、1984年のコミック「What if… #47」にて、ロキがムジョルニアを手にした事はありました。ボーストフル・ロキの持つハンマーがムジョルニアの変異体であるかは不明です。

なお、彼は予告動画で何者か(角があるように見えるので更に別のロキ?)と戦うようなシーンが存在しています。

©2021 MARVEL,Disney

アリゲーター・ロキ

キッド・ロキが抱えているワニですが、本物かCGIかも不明で、コミックに起源がありません。

コミックにはThrogというソーがカエルになったバージョンがあるので、そこからインスパイアされているのかもしれません。


以上、今回登場したロキの変異体です。ヤング・シルヴィはわかりませんが、他の変異体は5話にも登場する事でしょう。

ドラマ「ロキ」は 毎週水曜日 16時より ディズニープラスで新エピソードを追加配信中。次回、第5話は 2021年7月4日 配信です。

ドラマ「ロキ」から、タイムキーパーのキャラクターポスターが公開

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」から、タイムキーパーのポスターが公開されました。本作における重要な組織TVAの創設者として紹介された3人のタイムキーパーたちですが、3話ではそのTVAに関するとある疑惑が浮上しています。

ロキの変異体としてTVAが追っていたシルヴィは、TVAの職員はタイムキーパーが作ったのではなく、連れてきた変異体の記憶を消して働かせていると告白。

シルヴィとミス・ミニッツの説明はいったいどちらが真実なのでしょうか。

ドラマ「ロキ」は 毎週水曜日 16時より ディズニープラスで新エピソードを追加配信中。次回、第4話は 2021年6月30日 配信です。

ドラマ「ロキ」、5月に公開されていた予告に謎の変異体?

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」の予告動画の中で、現在まだ登場していないとあるシーンが話題になっています。Disney+UKのTwitterで公開された予告で、US版では見覚えのない映像が挿入されている事が発見され、話題になっています。

2021年5月27日のツイートで公開されていた、「ワンダヴィジョン」「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」「ロキ」の3作複合の動画の中には、動画の56秒頃からTVAのメビウスとエジプトらしき背景の世界を走る車のシーンが一瞬ずつ挿入されています。

特にこのメビウスが奇妙で、1~3話で見てきたような外観とは違い、口ひげがなくなっています。このほほえみ方はロキにそっくりなのでロキの変身魔法であるという見方もありますが、ひげだけ魔法を失敗する事があったとして、物語上重要なのでしょうか?

一方で、3話で明かされた事実により、これは変身したロキではなく変異体のメビウスが何かをしているシーンだとの指摘も出ています。

意外な所から新たにわいた謎。残る3話で物語はどう展開するのでしょうか。

ドラマ「ロキ」は 毎週水曜日 16時より ディズニープラスで新エピソードを追加配信中。次回、第4話は 2021年6月30日 配信です。

ソース:Loki Footage Hints at What’s Next For Owen Wilson’s Mobius

ドラマ「ワンダヴィジョン」のパイロット版脚本が公開

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダヴィジョン」のパイロット版の脚本(pdfファイル)が海外メディア Deadline から公開されています。昨今では制作形態や放送形態の多様化により、パイロット版が減りつつ有るとされているハリウッド界隈ですが、今回公開された脚本は今年のエミー賞のために提出されたものだとの事です。

ファンにとっては残念なことに、「ワンダヴィジョン」は1シーズン限りのシリーズであり、シーズン2の可能性がない事が監督らの口から明かされています。ただし、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長はワンダとヴィジョンの物語はまだ続くとも話しており、映画「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」の後にもワンダとヴィジョンの何かしらの計画が有ることを示唆していました。

ドラマ「ワンダヴィジョン」シーズン1はディズニープラスにて全話配信中です。

ソース:It Starts On The Page: Read Jac Schaeffer’s Pilot Script For ‘WandaVision’

ドラマ「ロキ」、新たな動画”Mid-Season Sneak Peak”が公開

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」の新たな動画「Mid-Season Sneak Peak」が公開されました。1分間の映像ですが、海外版の予告動画をくまなくチェックしている方にとっては新規映像はわずかしかありませんが、日本向け予告しか見ていない方にはかなりの新規映像が含まれています。

6話中3話の配信を終え、シルヴィとTVA、そして主人公ロキのうち誰がどんな嘘をついているのか。シルヴィの幼少期や新たな変異体ロキなど、残りの3話でも注目ポイントは盛りだくさんとなっています。

ドラマ「ロキ」は 毎週水曜日 16時より ディズニープラスで新エピソードを追加配信中。次回、第4話は 2021年6月30日 配信です。

ドラマ「ロキ」、ラヴォーナ・レンスレイヤーの原作コミック設定とは

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」に登場するラヴォーナ・レンスレイヤーのコミックバージョンをご紹介。TVAの裁判官として登場したラヴォーナ。メビウスの上司のようでもあり、TVAのトップのようでもあり、元TVAハンターの面影も見せた彼女の原作の顔やいかに。

以下は公式サイト marvel.com にて特集された記事の引用、邦訳です。


AVENGERS: THE TERMINATRIX OBJECTIVE (1993) #2 ©MARVEL

ラヴォーナ・レンスレイヤーとは?

Ravonna’s first appearance in AVENGERS (1963) #23 ©MARVEL

ラヴォーナの初登場は、『AVENGERS』(1963年)#23です。
父であるカレリウス王に育てられたラヴォーナ・レクサス・レンスレイヤー王女は、エクシミタティウス王国(kingdom of Eximietatius)の大使として成長していきます。この国は40世紀の “もうひとつの地球”(Earth-6311)にありました。

彼女の目的は?

ラヴォーナは、征服者カーンから人々を守るために登場しました。

AVENGERS (1963) #24 ©MARVEL


当初、ラヴォーナは王国民を大切に思っていました。時を越えた脅威、征服者カーンとその軍勢に命を狙われても、民衆を見捨てようとはしませんでした。その後、彼女はカーンに復讐を企てたのです。

カーンと出会ったのはいつ?

AVENGERS (1963) #23 ©MARVEL

カーンはAVENGERS (1963) #23でラヴォーナにプロポーズしました。
時空間を征服する途中で、カーンはラヴォーナ姫に(王国の支配者になった後)女王としての手を求めるために近づきました。しかし、ラヴォーナ姫は彼を平民だと思い、結婚の申し出を激しく拒否しました。その後、カーンは力を示すため、Earth-616のアベンジャーズを連れてきて戦いましたが、ラヴォーナは納得しませんでした。

ラヴォーナはカーンに惹かれるのか?

The death of Ravonna in AVENGERS (1963) #24 ©MARVEL

カーンが彼女の父親の王国を征服した後、ラヴォーナはカーンが自分の父親(今は征服された君主)を殺さずに済ませたことを見て、カーンに対する気持ちが変わったという奇妙な出来事がありました。カーンの護衛隊長バルタグは、この動きを弱点と見なし、カーンの軍隊を率い、敵対しました。ラヴォーナとアベンジャーズはカーンと手を組み、バルタグに対抗しましたが、カーンは攻撃を受けました。ラヴォーナはバルタグの爆発に飛び込み、カーンの命を救いましたが、その結果自分の命を失いました。彼女のカーンに対する軽蔑、憎しみが愛へと変わったのです。

ラヴォーナの生死

THOR ANNUAL (1966) #17 ©MARVEL

ラヴォーナがカーンの命を救って死んだ時、カーンはラヴォーナを救うためにタイムトラベルしましたが、結果的に自分が死ぬという分岐した現実を作ってしまいました。ソーとの戦いの後、カーンは2つの人格に分かれ、一方のカーンはラヴォーナの死の直前の命を救い、もう一方のカーンはラヴォーナを時間凍結保存しました。このカーンはラヴォーナを蘇らせようと、宇宙の長老グランドマスターと、死を超える生の力を得るために賭けをしました。カーンは勝ちましたが、ラヴォーナのために得た力を敵であるアベンジャーズを倒すために使う事になり、ラヴォーナを当分の間、保存しておくことにしました。

どうやってターミナトリックスになったの?

Read the birth of Terminatrix in AVENGERS ANNUAL (1967) #21 ©MARVEL

カーンがラヴォーナを救えなかった後、グランドマスターがラヴォーナを蘇らせ、カーンの裏切りを明らかにしました。ラヴォーナは復讐を誓い、やがてターミナトリックスとなったが、その前に宇宙海賊ネビュラを装い、クロスタイム・カーンに潜入しました。そして、ドクター・ドルイドとアベンジャーズ(AVENGERS (1963) #291-297)を操り、宇宙最強の武器であるアルティメット・ナリファイアを手に入れようとしましたが、そのためにタイムストームに巻き込まれてしまいました。ファンタスティック・フォーが到着すると、彼女は彼らに脱出を手伝ってもらおうとしましたが(FANTASTIC FOUR (1961) #337-339)、ファンタスティック・フォーは操られるつもりはありませんでした。その後、ラヴォーナはお姫様のような生活を捨て、時間旅行者のような生活をしながら、自分自身で脱出しました。

ラヴォーナのパワー

AVENGERS: THE TERMINATRIX OBJECTIVE (1993) #1 ©MARVEL

ラヴォーナは強化された身体能力と超人的な耐久性を持つ一方で、運動能力、優れた知性、そして高度なアーマーを持っています。彼女のアーマーはもちろん未来のもので、呼べばすぐにやってくる代物。キャノン砲、格納式ダガー付きガントレット、バイブロナイフ、ブラスター、ホログラム回路を備え、髪の色を変えたり、別人になりきったりと、さまざまな姿を映し出します。また、彼女はタイムトラベル装置を持っており、戦闘時のバックアップとして自分の時間的複製を作ることができます。

ラヴォーナのその後

Revisit Ravonna’s origin in AVENGERS FOREVER (1998) #9. ©MARVEL

ラヴォーナは、カーンを世界から排除しようと決意した時、アベンジャーズやファンタスティック・フォーと戦うことになりました。ソーのハンマーがラヴォーナに向かって飛んできたとき、カーンがラヴォーナの前に身を投げ出しました。ラヴォーナは、死にかけた彼を自分がされたのと同様に時間凍結保存し、ホログラム回路を使ってカーンになりすまし、彼の王国クロノポリスを統治したのです。

引用元:marvel.com Who Is Ravonna Renslayer?


コミックでのラヴォーナはこのような経緯を辿っています。MCUでは「アントマン&ワスプ:クアントゥマニア」で登場することが発表されている征服者カーンと縁の深いキャラクターで、支配され、愛し合い、殺し合い、そして最後にはカーンそのものとなった複雑なキャラクターです。ラヴォーナはタイムトラベルの能力がありますが、TVAの裁判官というのはコミックにはない設定です。

今後カーンがMCUに登場することを考えると、ドラマ終了後にもラヴォーナの登場機会はありそうに思えます。が、MCUでウルトロンが一発退場した事を考えると、ラヴォーナが確実に残るとも言えない気もします。

いずれにしても「ロキ」3話終了時点で大きな鍵を握っているのは、タイムキーパーとコンタクトが取れるというラヴォーナであり、4話以降の動向には要注目です。

ドラマ「ロキ」は 毎週水曜日 16時より ディズニープラスで新エピソードを追加配信中。次回、第4話は 2021年6月30日 配信です。

ソース:Who Is Ravonna Renslayer?

ドラマ「ロキ」、3話をイメージしたアートポスターが公開

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」の第3話「ラメンティス」をイメージしたアートポスターが公開されました。ラメンティスの色である紫をキーカラーに、ロキとシルヴィのシルエットが描かれています。

また、エピソード中に語られたロキの持論「愛は短剣」についても記載されています。

ドラマ「ロキ」は 毎週水曜日 16時より ディズニープラスで新エピソードを追加配信中。次回、第4話は 2021年6月30日 配信です。

ドラマ「ワンダヴィジョン」のポストクレジットシーンが更新されている事が報じられる【比較動画有】

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダヴィジョン」の最終話に挿入されていたポストクレジットシーンが、配信当初のものより更新されていることが判明しました。海外掲示板 Reddit のユーザー ANotCoolGuy 氏が指摘したもので、更新後のものだけを見てもわかりにくいですが、比較するとその違いは明らかなようです。

具体的にはワンダの家の周辺にCGIによる植樹がなされており、配信が始まった当初では殺風景だったものが改善されているようです。

この変更について公式なアナウンスはありませんが、海外ファンの間ではこの場所が今後のMCUで再登場する可能性が指摘されています。可能性が高いとされているのは映画「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」で、映画での再登場にあわせてアップデートしたのではないかと噂になっています。

また、クレジットにも少し変更があり、当初は表記されていなかったマイケル・ジアッチーノさんの名前が記載されるようになりました。ジアッチーノさんは「ドクター・ストレンジ」の作曲家で、このポストクレジットシーンに挿入されていたドクター・ストレンジのメインテーマ曲(のアレンジバージョン)に対するクレジットだと考えられます。

ドラマ「ワンダヴィジョン」シーズン1はディズニープラスで全話配信中です。

ソース:Disney Has Changed WandaVision’s Post-Credits Scene on Disney+

「ブラックウィドウ」スカーレット・ヨハンソンさんが「ワンダヴィジョン」のエリザベス・オルセンさんを絶賛

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックウィドウ」で主演を務めるスカーレット・ヨハンソンさんが、海外メディア SiriusXM との対談中に、MCUでスカーレット・ウィッチ/ワンダ・マキシモフを演じるエリザベス・オルセンさんを絶賛し、今後のMCUに与える影響について語りました。

MCUが始まった頃を振り返り、女性が少なかった事についてヨハンソンさんは以下のようにコメントしました。

コビー(マリア・ヒル役)がいたので、基本的には私たち2人が砦を守っていたんです。リジー(エリザベス・オルセン)が入ったことで、かなりバランスが良くなりました。今では、さらに女性が増えて、ようやく追いついたという感じです。

そして、そのエリザベス・オルセンさんへの賛辞も述べています。

リジーは素晴らしいわ。彼女はとても面白くて、一風変わったユーモアのセンスを持っています。彼女は完全なプロです。彼女は完璧に溶け込んでいて、ただ一緒にいて、話して、そして仕事に持ち込むことができるんです。
彼女がやっていたことは、肉体的にもとてもハードでした。私は彼女と仕事をしたことがありますが、彼女が何もないところから作り出していることに驚きました。彼女は全体的な身体性を作り出していて、彼女のキャラクターにはとても官能的なものがあります。彼女はとても情熱的です。これには驚きましたし、自分が恥ずかしくなりました。この神秘的で美しいものは、女性らしい強いエネルギーを持っていたのです。それはとても必要なことでした。

スカーレット・ヨハンソンさんは2010年公開の「アイアンマン2」からブラックウィドウ/ナターシャ・ロマノフ役を演じており、2012年公開の「アベンジャーズ」では初期メンバー6人のうち、唯一の女性ヒーローでした。

2013年の「アイアンマン3」でペッパー・ポッツがエクストリミスの力で活躍もしましたが、本格的なヒーローデビューは見送られました。また、2014年には「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」でガモーラやネビュラが登場しましたが、ガーディアンズがクロスオーバー作品になるのはもう少し後の事であり、他のMCU俳優さんたちと一緒に仕事をする機会がありませんでした。

そして、2015年の「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」でワンダがデビューし、続けて2016年の「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」でも活躍し、存在感をアピールするようになりました。

MCUのフェーズ4が始まる予定だった2020年は新型コロナウィルスの感染拡大の影響でスケジュールが大幅に調整され、本来は映画「ブラックウィドウ」で始まる予定でしたが、2021年のドラマ「ワンダヴィジョン」がフェーズ4の先陣を切る事に。MCU初のドラマシリーズということで不安視される部分もありましたが大成功を収めました。

MCUのワンダはナターシャに続くベテランの位置にあり、ヒーローとしての能力的にも強力で、次世代のアベンジャーズの中核を担うはずの人物の一人でもあります。

当初に比べてキャラクターの男女比のバランスも良くなり、見た目や出自、性格なども多様化してきていますが、そのほとんどは元々マーベル・コミックスで描かれていたもので、80年を超える歴史の賜物と言えるかもしれません。

映画「ブラックウィドウ」は 2021年7月8日 劇場先行公開、2021年7月9日 より ディズニープラスでのプレミアアクセス公開です。

ソース:Scarlett Johansson Offers High Praise For WandaVision’s Elizabeth Olsen

ドラマ「ロキ」監督が、ミス・ミニッツはクレイジーと評し、もともとは1話でTVから飛び出す予定だった事を明かす

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」のケイト・ヘロン監督が、海外メディア Entertainment Tonight とのインタビューの中で、1話で登場して以来注目を集めているキャラクター、ミス・ミニッツについて言及しました。

監督は謎多きTVAのマスコット、ミス・ミニッツについて以下のように述べています。

彼女は信じられないほど素晴らしいです。彼女は最初のエピソードに登場していますが、以前はロキが見ているプレゼンテーションの中に出てきていました — それからスクリーン外に出てきたのですが、あまりにもクレイジーでした。しかし、それはあまりにもクレイジーなことでした。そこで私たちは、「第1話ではできない。第2話でやろう!」ということになりました。でも、私が彼女のことを気に入っているのは、ロキの目を通してTVAを見ているからで、それは現状維持のようなものですよね。もし、ロジャー・ラビットのような南方系の言葉を話す時計であれば、この番組はおそらくかなり奇妙なものになるでしょう。それが彼女の魅力だと思います。それに、明らかにタラ(ストロング)は素晴らしい。ええ、Miss Minutesはとても楽しいですよ。

監督もイチオシのキャラクターの一人であるミス・ミニッツですが、彼女の声を担当している声優のタラ・ストロングさんは今後さらに多くのことが明かされると示唆しています。

物語は早くも前半が終了。TVAの主張とシルヴィの主張がまったく異なるため、視聴者も混乱しています。4話以降で明かされる真実、そしてミス・ミニッツは敵なのか味方なのか。

ドラマ「ロキ」は 毎週水曜日 16時より ディズニープラスで新エピソードを追加配信中。次回、第4話は 2021年6月30日 配信です。

ソース:‘Loki’ Director Talks Loki Being Bisexual, Sylvie’s Comic Origins and That Cliffhanger (Exclusive)