マーベル・スタジオが新たに「リブート版デアデビル」や宇宙モノ作品を計画中

ディズニープラス向けドラマ「ムーンナイト」や映画ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の公開を控えるマーベル・スタジオの新たな計画が動き出していると話題になっています。2022年3月16日に投稿された最新の Production Weekly の記事によると、マーベル・スタジオが「リブート版デアデビル」と「無題の宇宙モノ」を新たに計画していることが判明しました。

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記事では「デッドプール3」や「アイアンハート」、「エコー」、タイトル名の変更の可能性が報じられていた「ワーウルフ・バイ・ナイト」に加えて、映画とドラマどちらに分類されるかは不明ですが「リブート版デアデビル」と「宇宙モノ作品」(UNTITLED MARVEL SPACE PROJECT)がリストに追加されています。

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)において宇宙はさほど珍しくはありませんが、そうは言っても主な舞台が地球であるのは疑いようがありません。既知のキャラクターで宇宙を舞台にしている、あるいはそれが可能なのは「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」、「キャプテン・マーベル」、「ソー」、「エターナルズ」あたりが主なものになっています。

無題という事で新たなキャタクターのデビューの可能性を考えると、S.W.O.R.D.やノヴァを主人公にした作品が考えられ、これは海外メディア Comicbook.com でも指摘しています。

他には噂として報じられているマイティ・ソー/ジェーン・フォスターのソロプロジェクトワールド・ウォー・ハルクも宇宙モノとして考えられるかもしれません。

「リブート版デアデビル」については主演のチャーリー・コックスさんのインタビューなどから想定の範囲内ですが、早速動き出したという印象。他のディフェンダーズキャラクターもこれに続いていくのでしょうか?

参考:Comicbook.com

トム・ヒドルストンさんとゾウイ・アシュトンさんが婚約しているようだと報じられる

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)でロキを演じるトム・ヒドルストンさんと、2023年公開の映画「ザ・マーベルズ」のヴィランを演じると報じられているゾウイ・アシュトンさんが婚約しているようだと、各種海外メディアが報じました。

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Comicbook.com によると、英国アカデミーの司会を務めたAJオドゥドゥさんのInstagramストーリーで公開された写真から、アシュトンさんの指に婚約指輪があるのが確認されたとの事。

from Instagram

トム・ヒドルストンさんとゾウイ・アシュトンさんは2019年のブロードウェイ「背信」で共演し、意気投合。その後2人の交際の噂が報じられるようになりました。その後はしばらく憶測が続き、2021年9月にカップルのキスが撮影され、報道されていました。

このマーベル・ヴィラン・カップルがスクリーンで共演する事はあるのでしょうか?

ドラマ「ロキ」シーズン2は制作中、映画「ザ・マーベルズ」は 2023年2月17日 米国公開予定となっています。

ソース:Marvel Stars Tom Hiddleston and Zawe Ashton Are Reportedly Engaged

ドラマ「ザ・ボーイズ」公式が「ソー/ラブ&サンダー」のトレーラー公開を迫る

Amazonプライムで配信中のドラマ「ザ・ボーイズ」の米公式Twitterが突如として、タイカ・ワイティティ監督を名指してMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ソー/ラブ&サンダー」のトレーラーの公開を要求しました。カール・アーバンさん演じるザ・ボーイズのリーダー、ブッチャーの画像を添えて投稿しています。

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最新シーズンとなるシーズン3のブッチャーの画像を貼った上で、「タイカ・ワイティティ、ラブ&サンダーはどこだ」とコメントが添えられています。

記事執筆時点でタイカ・ワイティティ監督のリアクションはありませんが、マーベル・スタジオのファーストトレーラーの公開は映画公開の約5ヶ月前が平均であり、「ラブ&サンダー」は既に公開4ヶ月前に迫っている状況で、いつトレーラーが投下されてもおかしくない状況になっています。

監督はこの呼びかけに応じるのでしょうか?

映画「ソー/ラブ&サンダー」は 2022年7月8日 米国公開予定です。

サミュエル・L・ジャクソンさんがドラマ「シークレット・インベージョン」にローディがいることを認める

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)でニック・フューリーを演じるサミュエル・L・ジャクソンさんがポッドキャスト Happy Sad Confused に出演し、現在撮影中のドラマ「シークレット・インベージョン」でローディを演じるドン・チードルさんとやっと初共演できたと明かしました。

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サミュエル・L・ジャクソンさんは放送の中で「シークレット・インベージョン」の話題になると、「撮影現場に入るとエミリアがすごい、ベン・メンデルゾーンがすごい!ドン、ドン・チードル・・・ドンは俺のゴルフ友達なんだ。一緒に仕事をしたことがなかったんだけど、今回初めて会ったんだ。ただなんとなく知っていて、一緒に遊んだり笑ったりしていただけなんだけど、一緒に仕事をしたことがなくて、やっと一緒に仕事ができるようになったんだ。」と撮影のエピソードを語りました。

「シークレット・インベージョン」にドン・チードルさんが出演している可能性が以前にリークされた撮影現場写真から指摘されていましたが、今回のサミュエル・L・ジャクソンさんの発言で実際に出演している事が確認されました。なお、ローディの役割の大きさや、ウォーマシンのアーマーを着用するのかと言ったことについては言及されませんでした。

先日はマーティン・フリーマンさんの出演もネタバレしてしまったサミュエル・L・ジャクソンさんですが、このネタバレの連続にマーベル秘密警察は動くのでしょうか?それともこれらの話題はジャクソンさんによる巧妙なフェイクニュースなのでしょうか?

ドラマ「シークレット・インベージョン」はディズニープラスで配信予定です。

ドラマ「デアデビル」、「ジェシカ・ジョーンズ」などのディズニープラス向け予告動画が公開

2022年2月いっぱいで米Netflixでの配信を終えたマーベルドラマ「デアデビル」、「ジェシカ・ジョーンズ」、「ルーク・ケイジ」、「アイアン・フィスト」、「ディフェンダーズ」、「パニッシャー」と「エージェント・オブ・シールド」が昨日16日から米ディズニープラスでの配信開始となり、あわせてトレーラーが公開されました。

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以前に公開されたプロモ動画ではアイアンフィストのシーンがまったくないとファンを不安にさせましたが、今回はそのアイアンフィストがサムネになっており、問題なく視聴できるようになっているようです。

米ディズニープラスによると、「Disney+にご加入の皆様に、この待望のコンテンツを早急にお届けするため、まずはHD/SDRでのリリースを選択しましたが、UHD版も近日リリース予定です。ご期待ください!」との事です。

なお、日本での配信について日本のディズニープラスからの公式アナウンスはありません。

ドラマ「ミズ・マーベル」ファーストトレーラーのチェックポイント

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ミズ・マーベル」の最初のトレーラーが公開されました。今回の記事ではその動画の中から、チェックしておくべきポイントをいくつかご紹介。

※これより先は「ミズ・マーベル」の予想や噂、リーク情報などネタバレ要素を含んでいます。ご覧の際はご注意ください。

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ヒーローオタクのカマラ・カーン

トレーラーの最初のシーンは今どきの女子高生である主人公カマラ・カーンのノートの落書きから始まりました。BGMには The Weeknd の「Blinding Lights」(2020年) が採用されています。

©MARVEL,Disney

コミックのカマラは生粋のヒーローオタクであり、同人活動もしているキャラクター。その設定を継承しているかのように、アントマンとマンアントと名付けられた怪物との戦いのイラストがノート右下に描かれています。

ノート右上の羽のはえたナマケモノは、コミックでカマラ・カーンが大事にしているぬいぐるみをさらに可愛くデフォルメしたように見えます。

©MARVEL

世界史の授業

マーベル・スタジオのロゴに行く前に、落書きをするカマラが世界史の授業中である事が机に置かれた教科書から伺えます。

©MARVEL,Disney

表紙には古代エジプトの象徴でもあるファラオが描かれていますが、カマラがエジプトの月神コンシューについて学び、ムーンナイトを理解することが出来るかどうかは不明です。

キャプテン・マーベルとその仲間たち

コミックのカマラ・カーンはキャプテン・マーベル推しであり、それは着ているシャツにも反映されています。

©MARVEL,Disney

中央のキャプテン・マーベルはわかりやすいものですが、右の女性は顔の白化粧からヴァルキリーである可能性が高く、左の女性は軽鎧の形状からワスプである可能性が高そうです。

パワーソース

カマラのパワーの覚醒のきっかけとして腕輪のようなアイテムを装着する様子が描かれています。

©MARVEL,Disney

コミックではクアンタムバンドやネガバンドなどの腕輪状の強力なアーティファクトがいくつか存在しますが、そもそもコミックのカマラのパワーはアイテムに依存していません。インヒューマンのDNAを持つカマラはテリジェンミストを浴びたことで能力を獲得しますが、このシーンはMCU版ではそれが変更される事を示唆しているように思えます。

ロケット・ラクーン

カマラの能力覚醒を描く大事なシーンですが、その背後ではガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのロケットの人形の姿が強く主張しています。

©MARVEL,Disney

アントマン、キャプテン・マーベル、ヴァルキリー、ワスプに続いてロケットも小道具として登場する事で、カマラのギークな一面を表現しているのかもしれません。本編ではさらに多くのヒーローを象徴したプロップが登場するのでしょうか?

カマラの部屋

カマラの部屋は推しであるキャプテン・マーベルのポスターがあちこちに貼られており、いくつかは実際のコミックのカバーアートになっています。

©MARVEL,Disney

画面右下のぬいぐるみらしきものは、前述のナマケモノなのでしょうか?

謎の4人組

スモークの中に謎の4人組が姿を表します。

©MARVEL,Disney

右端の男は一瞬だけ顔が映るもののはっきりと視認するのは難しいですが、ルーク・ケイジやS.H.I.E.L.D.のアルフォンソ・”マック”・マッケンジーのようにスキンヘッド&ヒゲスタイルの男のようにも見えます。

クラン・デスティンと呼ばれる一族がヴィランではないかと報道された事がありますが、そのクランに所属するキャラクターの一部かもしれませんし、全く違う可能性もありそうです。

政府管轄のN.I.C.E.という組織が関わってくるとの話もありましたが、政府組織というには4人は共通性のない個性的な衣装のようです。トレーラー後半で、カマラ・カーンが盾で銃弾を防ぐシーンでは複数の武装兵が確認出来ますが、彼らがそのN.I.C.E.なのでしょうか?

レッドダガー

カマラのパンチを避ける人物は赤い布で口元を隠しており、コミックのレッドダガーのような外見になっています。

©MARVEL,Disney

コミックのレッドダガー/カリームは名前の通りダガーを主体に戦うヒーローですが、スーパーパワーは持ち合わせていません。カリーム役にはアラミス・ナイトさんがキャスティングされています。

ミズ・マーベルの能力

エネルギーを盾にしたり足場にしたり、巨大な拳状にして攻撃する様子が描かれているミズ・マーベルですが、コミックの能力とは少し異なっています。

©MARVEL,Disney

コミックのミズ・マーベルはアントマンのような巨大化および縮小化能力とファンタスティック・フォーのリード・リチャーズのような伸縮能力を混ぜたものになっています。日本の漫画で例えるなら、ドラゴンボールのピッコロが近いでしょうか。能力が自身の肉体操作からエネルギー操作に変わったことで、コミックにおける縮小化は出来なくなったと考えられそうです。

©MARVEL

この変更について海外ファンの間では「画面に映えるようになった」という意見や、「リード・リチャーズと被らないようにしようとして、結果的に(リードと同じファンタスティック・フォーの)インビジブル・ウーマンと被ってしまっている」という意見など賛否両論となっています。

中には「作中で腕輪が壊れてこのパワーを失い、あらためてインヒューマンとして覚醒するのではないか?」と考えるファンもいるようです。

否定派意見で多く見られるのは、原作に込められた思いが無視されているように見えるというもの。

ミズ・マーベルの原作者G・ウィロー・ウィルソンさんは過去のインタビューにて以下のように述べています。

カマラがどんな超能力をもつべきかについては、だいぶ議論しました。わたしは「少女的な」能力、輝いたり空に浮かんだりする能力については反対しましたが、なにかページ上で映える能力がいいとは思っていました。結局カマラは変身能力をもつことになりました。

ポリモーフ(変身)はコミックでとても興味深い歴史がありますが、たいていは悪役の能力です。ネガティヴに描かれますが、それは、強くなったり空を飛んだり稲妻を撃ったりするような古典的な能力に比べて、どこか卑怯な能力だと考えられているからです。

そのため、カマラを変身キャラにしようと決めたとき、彼女が自分の家族や信条と、米国に生きる十代の少女であることの間に生じる葛藤から、自分の能力を使って逃げられるという点が懸念されました。

カマラは(状況から)隠れることが可能で、その誘惑が常にそこにあります。彼女は、自分の能力を使えば八方美人になることができます。これもまた健全ではありません。

カマラの物語では、ある意味、ふたつのステレオタイプを分析することになります。ひとつはイスラム教徒に関するもの、もうひとつは姿を変えられることに関するもの。これがプロットとうまくかみあっているとわたしは考えました。

能力が変更されていても原作の思いが込められているのか、このドラマの注目点となっています。

謎の女性

ニムラ・ブチャさん演じる謎の女性ナジマが「自分の事わかってるの?」と尋ねるシーンがありますが、この予告では誰に向けられた言葉なのかは分かりません。トレーラー上ではすぐにカマラのセリフが続きますが、実際に一連のシーンであるかは判断出来ません。

©MARVEL,Disney

仮にそうであれば、ナジマはカマラのパワーについて何か知っていると言うことになりそうです。ナジマはドラマオリジナルのキャラクターであるようで、現状では謎に包まれています。

未来は彼女の手の中に

トレーラーのラストショットはハドソン川を隔てたニューヨークを、街灯の上に座り込んで見つめるミズ・マーベルの姿。これはコミックの「ミズ・マーベル Vol.3」#5と同様のショットになっています。

©MARVEL,Disney

ニューヨークはカマラが憧れたスーパーパワーの象徴でもあり、かつてのアイアンマンやスパイダーマンを始めとしたスーパーヒーローが多数登場する街です。

目線の先はスタークタワー、アベンジャーズタワーがあった場所になりますが、「スパイダーマン:ホームカミング」でタワー売却のエピソードが出て以降、次の所有者は明かされていません。

トム・ホランドさんが「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」のプロモーションの最中に「タワーを購入した人物を知っている」と言った話がありましたが、結局「ノー・ウェイ・ホーム」にそういうエピソードは登場せず、今後どこかで語られる事を願うばかりです。


ムスリム、女性、オタク、未成年など、これまでのアメリカで差別の要素として大きかったものを取り込んだカマラ・カーンがコミックデビューしたのは2013年と、マーベル・コミック史上では比較的最近の事で、MCUがスタートした後のことでした。

設定的にも歴史的にも若いカマラ・カーンはトレーラーの中でも、夢を見るのを止めるよう、現実を見るように周囲から注意され、その度にブレーキを踏んで自分を抑制してしまう今どきのティーンとして描かれています。

これはケイト・ビショップとは対照的になっており、母エレノアに何を言われようと突き進む姿を見せた彼女との違いについても注目の作品となっています。カマラはその手にどんな未来を掴む事になるのでしょうか。

以上、「ミズ・マーベル」ファーストトレーラーの気になるチェックポイントでした。

公式概要は以下の通りです。

アベンジャーズが大好きで、中でもキャプテン・マーベルに憧れを抱くカマラ・カーン。 彼女は勉強、趣味、そして恋に没頭するごく普通の女子高生だが、家でも学校でも周りと上手く馴染めず自分の居場所を見つけるのに苦労していた…。

「スーパーパワーさえあれば、人生はもっと楽になるはず―…。」

切実な思いを胸に、ヒーローになった自身の姿を妄想するカマラだったが、ある日突然、強大な力を手に入れ、妄想していたことが現実に! 夢にまで見ていたヒーローの力を手に入れたカマラ。これで人生はすべて理想通り上手くいくはず…と思いきや、次々と彼女の前に壁が立ちはだかる。

妄想の世界とは違い、家庭や学校、社会生活での様々な問題に加え、強大な力を持ったが故に、ヒーローとして立ち向かわなければならない最大の脅威…。身近な人々を守れるヒーローになりたいという強い思いと、力を持った者の責任に葛藤する等身大のマーベルヒーローの姿を描く。

ドラマ「ミズ・マーベル」は 2022年6月8日 よりディズニープラスで配信開始です。

アニメ「ホワット・イフ…?」シーズン2が2022年後半に来る事を脚本家が認める

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメシリーズ「ホワット・イフ…?」のシーズン2が2022年後半に配信される事を、本作の脚本を担当するA.C.ブラッドリーさんが自身のTwitterで認めました。

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海外メディア The Direct がシーズン2リリースの可能性について書いた記事を引用して、ブラッドリーさんは「今年の後半に会いましょう、みんな!」と投稿し、配信時期を認める形となりました。

「ホワット・イフ…?」は、「もしも、あの時にヒーローたちが別の選択をしていたら?」をテーマに、MCUの様々な「もしもの物語」をアニメ化したシリーズ。シーズン1ではウアトゥ・ザ・ウォッチャーをガイド役として、様々なイフストーリーが展開されました。

シーズン2にどのようなキャラクターが登場するかは不明ですが、ケヴィン・ファイギ社長は「シーズン2は間違いなくフェーズ4の映画も取り入れることになる」と発言しています。

アニメ「ホワット・イフ…?」シーズン1はディズニープラスで配信中、シーズン2は 2022年後半に配信予定です。

米フロリダ州の「性的指向の議論を禁止する法案」に対してマーベル・スタジオが反対を表明

2022年3月9日にアメリカ、フロリダ州の議会で可決された「性的指向の議論を禁止する法案」、通称「ゲイと言ってはいけない」法案に対して、マーベル・スタジオが反対の姿勢を表明しました。マーベルの親会社であるディズニーは3月9日に反対支持を表明していましたが、マーベル・スタジオとしてもあらためそれに続く姿勢を表しました。

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マーベル・スタジオは公式ツイッター上で以下のような投稿をしました。

投稿にはテキスト画像で「私たちは、LGBTQIA+コミュニティの基本的人権を侵害するいかなる法案も強く非難します。マーベル・スタジオは、希望、包括性、強さの象徴であり、私たちは誇りを持ってコミュニティと共に立ち向かいます。今日、私たちは平等、受容、尊重という価値観を推進する同盟者として、強いコミットメントを続けることを誓います。」と宣言しています。

問題の法案は、小学校で教師が性的指向や性自認について話すことや、それを議論することを事実上禁止する内容で、反対派は「“Don’t Say Gay” bill(ゲイと言ってはいけない)」と呼称。ディズニーのCEOボブ・チャペック氏は、この法案が成立すれば、LGBTQの若者やその家族が「不当に標的にされる」という懸念をフロリダ州のロン・デサンティス知事に伝え、知事と面談する予定だと述べました。また、 ディズニーは、「ヒューマン・ライツ・キャンペーン」などのLGTBQの権利保護を目的とする団体に500万ドルを寄付することを約束しています。

この法案に対しては各所から反対の声が上がっている他、ホワイトハウスからも「性的マイノリティーの生徒を攻撃するために作られた法案」だと非難されましたが、残念なことにフロリダ州で可決される結果となってしまいました。

マーベル・スタジオの映画&ドラマのシリーズであるMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)でのLGBTQ表現はまだまだと言ったところですが、ロキやエターナルズのファストス、ヴァルキリーなどが性的マイノリティーとして描かれています。

MCUの原作とも言えるコミックのほうでは、1992年に同性愛を公言するキャラクターであるノーススターが登場し、以降数多くのLGBTQキャラクターが登場しています。有名キャラではX-MENのアイスマンがゲイであり、ヤングアベンジャーズのウィッカンとハルクリングはゲイ同士での結婚式も描かれた他、新しい所ではキャプテン・アメリカ80周年コミックの「ザ・ユナイテッド・ステイツ・オブ・キャプテン・アメリカ」でキャプテン・アメリカ・オブ・ザ・レイルウェイとしてデビューしたアーロン・フィッシャーもゲイとして描かれています。

ドラマ「ミズ・マーベル」のトレーラーとポスターが公開

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ミズ・マーベル」のファーストトレーラーとポスターが公開されました。日本語字幕版もあわせて公開されており、6月8日からディズニープラスで配信スタートとなる事が発表となりました。

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公式概要は以下の通りです。

アベンジャーズが大好きで、中でもキャプテン・マーベルに憧れを抱くカマラ・カーン。 彼女は勉強、趣味、そして恋に没頭するごく普通の女子高生だが、家でも学校でも周りと上手く馴染めず自分の居場所を見つけるのに苦労していた…。

「スーパーパワーさえあれば、人生はもっと楽になるはず―…。」

切実な思いを胸に、ヒーローになった自身の姿を妄想するカマラだったが、ある日突然、強大な力を手に入れ、妄想していたことが現実に! 夢にまで見ていたヒーローの力を手に入れたカマラ。これで人生はすべて理想通り上手くいくはず…と思いきや、次々と彼女の前に壁が立ちはだかる。

妄想の世界とは違い、家庭や学校、社会生活での様々な問題に加え、強大な力を持ったが故に、ヒーローとして立ち向かわなければならない最大の脅威…。身近な人々を守れるヒーローになりたいという強い思いと、力を持った者の責任に葛藤する等身大のマーベルヒーローの姿を描く。

ドラマ「ミズ・マーベル」は 2022年6月8日 よりディズニープラスで配信開始です。

アイアンハート役ドミニク・ソーンさんが映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」の撮影終了を報告

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アイアンハート」の主演を務めるドミニク・ソーンさんが、ディズニープラスシリーズに先立ってのデビュー作品となる映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」の撮影を終えた事を自身のInstagramにて報告しました。

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ドミニク・ソーンさんはInstagramのストーリーに写真を投稿し、「リリ・ウィリアムズの撮影完了。神様はとてもいい人。11月に会いましょう。」とコメントを添えました。

Photo by Instagram

「ワカンダフォーエバー」は11月のリリースまでまだ8ヶ月残しており、現在はプエルトリコでの追加の撮影に向かっていると報じられています。

また、The Cosmic Circus のリジー・ヒル編集長によると、アイアンハート/リリ・ウィリアムズは「ブラックパンサー」最新作にてスーツアップするとの事です。

映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」は 2022年11月11日 米国公開予定です。