ディズニープラスがNetflixドラマ「ジェシカ・ジョーンズ」のタイトルを変更

日本のディズニープラスでも配信が始まっているマーベルテレビジョン制作のドラマ「デアデビル」、「ジェシカ・ジョーンズ」、「ルーク・ケイジ」、「アイアン・フィスト」、「パニッシャー」、「ディフェンダーズ」のうち、「ジェシカ・ジョーンズ」の作品名が変更されている事が判明しました。

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日本のディズニープラスのサムネなどは以前のままですが、動画内では以下のように「A.K.A. JESSICA JONES」と変更されています。

©MARVEL,Disney

「A.K.A.」は「As Known As」の略で「通称」、「別名」、「またの名を」といった日本語に該当するもので、もともと「ジェシカ・ジョーンズ」のエピソードタイトルの頭にはすべてAKAが付けられていました。

この変更の理由についてディズニーからの公式発表はありません。マーベル・スタジオがあらためて「ジェシカ・ジョーンズ」を制作するにあたって、以前のバージョンを改題している可能性を指摘する海外メディアもあります。

記事執筆時点では今の所「ジェシカ・ジョーンズ」の動画内だけのロゴが変更されただけに留まっており、サムネ等や「デアデビル」などの他作品は変更されておりません。

ドラマ「A.K.A. ジェシカ・ジョーンズ」は全話ディズニープラスで配信中です。

ドラマ「ロキ」シーズン2のロケ地からマイナーなイースターエッグが発見される

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」シーズン2の撮影が行われているロンドンにて、いくつかのマイナーなイースターエッグが発見され、SNS上でシェアされています。

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Twitterユーザー @LOVE1SNOTENOUGH 氏の投稿した画像では映画館前に貼られたいくつかのポスターが確認出来、それらはマーベル・コミックのマイナーなキャラクターを参照しています。

©MARVEL,Disney

ザニアックはヴィランの一人で、1982年5月の「Thor #319」に恐怖と混乱を引き起こすために様々な宿主に憑依する存在として初めて登場しました。彼は、マーベルの切り裂きジャックの体を乗っ取っていたとされ、過去数世紀にわたって現実世界に存在する伝説の人物に生命を与えていました。

©MARVEL,Disney

フォーンレンジャーは現代で見かける事はほとんどなくなった電話の形のコスチュームを身にまとったキャラクターで、電話回線や電気信号を操るパワーを持つれっきとしたヒーロー。コミカルな見た目とは裏腹にこのコスチュームの耐久性は高く、何度も彼の生命を救いました。

キンゴのポスターについては別の記事にて取り上げています。

写真では1974年に公開された2つの映画「Herbie Rides Again」と「Earthquake」のポスターも確認出来、追加の投稿では通りに並ぶクラシックカーの写真などもシェアされており、70年代の地球で何らかのエピソードが描かれる事になるようです。

「ロキ」シーズン1では前半こそ地球を舞台としていましたが、途中からはラメンティスやヴォイドなど別の惑星、別の次元を旅していました。今回明らかになった70年代のロンドンは、別のユニバースのロンドンという事になるのでしょうか、それとも神聖時間軸に戻ってこれるのでしょうか?今後の情報には要注目です。

ドラマ「ロキ」シーズン2はディズニープラスで配信予定です。

ロンドンで新たなキンゴのポスターが発見される

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「エターナルズ」に登場するキンゴの新たなポスターがロンドンにて発見されたと、Redditユーザー u / brayshizzle が投稿しました。現在、ロンドンで撮影が行われているのが判明しているプロジェクトは「ロキ」シーズン2のみとなっています。

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「エターナルズ」で登場したキンゴはボリウッド俳優として地球人に紛れて過ごしており、その活躍はドラマ「ミズ・マーベル」でも取り上げられていました。

また、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:ホリデー・スペシャル」のロケ現場でも別のポスターが発見されている他、ドラマ「ムーンナイト」にカメオの計画があったことなど、登場間もないながら多くの作品に関連するキャラクターとなっています。

ロキはシーズン1のラストで別のユニバースにたどり着いてしまったことが示唆されていましたが、このポスターがそちらのユニバースのものか、もとの神聖時間軸でのものかは不明となっています。

映画「エターナルズ」ではキンゴはソーの電話番号を知っている(ソーは電話を持っていないはずですが)ほどの知り合いである事を語っていた為、ロキとも面識がある可能性は高く、ポスターだけでなく本人が登場する事に期待です。

映画「エターナルズ」、ドラマ「ロキ」シーズン1はディズニープラスで配信中です。

ジュリア・ルイス=ドレイファスさんは「ヴァルは3歩先を進んでいる」と語る

先日米国でリリースされた書籍「MARVEL STUDIOS’ THE FALCON & THE WINTER SOLDIER: THE ART OF THE SERIES」の中で、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」でコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌを演じたジュリア・ルイス=ドレイファスさんが自身のキャラクターの将来についてコメントしています。

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ルイス=ドレイファスさんは「ヴァルが善人か悪人かまだわからない」としつつ、すべての行動が計画だと予告しています。

彼女の背景には多くの謎があり、善人なのか悪人なのかはまだわかりません。彼女はグレーゾーンの中で生きているようなものなの。それに、女性の黒幕というのもいいわよね。これ以上はあまり言えませんが、でも、私は大賛成です。そして、私自身がそれを実現できることに喜びを感じています。もうひとつ、本当に楽しいのは、彼女が言い過ぎたかもしれないと思うことがある一方で、彼女が言ったことは意図的なもので、言い過ぎたと思わせたかったのだろうと思えることがあることです。すべて計画的なんです。彼女は誰よりも3歩くらい先を行っていて、演じていてとても楽しいです。

またヴァルの外見に関して、衣装デザイナーのマイケル・クロウさんは以下のように述べています。

脚本のオリジナルキャラクターは、風変わりで奇妙な外見で、服装もほとんど滑稽なものでした。でもジュリアと話すと、それが本当に意味をなさなかったのです。つまり、彼女はそのキャラクターそのものだったんですから。そこに衣装の助けは必要なかったんです。ですから、私たちの仕事は、彼女を威圧的でクラシックな印象に仕上げ、そのキャラクターをすべてスクリーンに映し出すことでした。難しいけど、うまくいきました。

公開されたコスチュームのコンセプトアートは以下のようになっています。

©MARVEL,Disney

ヴァルは「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」と映画「ブラックウィドウ」に登場し、U.S.エージェントのジョン・ウォーカーとブラックウィドウのエレーナ・ベロワと接触し、チーム結成に向けての動きを見せています。

そして、次の登場の舞台が映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」になる可能性が報じられていることから、ワカンダで誰かをスカウトするつもりなのかもしれません。新登場のネイモア、実は生きているとファンが期待しているキルモンガー、コミックの「サンダーボルツ」のリーダーを務めたこともあるウィンター・ソルジャーなどいくつかの候補が考えられています。また、ドーラ・ミラージュの離反者なども候補になるかもしれません。

3歩先を行くというヴァルは実際に「ワカンダフォーエバー」に登場するのでしょうか?

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」シーズン1はディズニープラスで配信中、映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」は 2022年11月11日 米国公開予定です。

ソース:Julia Louis-Dreyfus Teases Future Plans of Her Marvel Villain

ドラマ「ミズ・マーベル」、4話のチェックしておくべきポイントをピックアップ

2022年6月29日配信のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ミズ・マーベル」シーズン1エピソード4「Seeing Red(邦題:レッド・ダガーズ)」のイースターエッグを中心に原作設定や今後の予想、考察などをご紹介。

※この先はシリーズのネタバレ、および今後の物語のネタバレの可能性が含まれています。ネタバレが嫌な方はご遠慮ください。

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カラチ

前回のエピソードの最後に言われた通り、祖母サナの待つカラチの街へと飛ぶカマラと母のムニーバ。コミックの「Ms.Marvel #12」でもカラチ旅行をして、レッドダガーと出会うエピソードがありますが、その詳細はまったくの別物です。この号は記事執筆時点現在で無料で公開されています。

コミックでは、カマラは、彼女の憧れであるキャプテン・マーベルと対立したシビル・ウォーのストーリーの出来事の後、カラチに向かいます。スーパーヴィランとの戦いで負傷したブルーノがワカンダの学校で奨学金を取得することを決めたため、カマラもカラチに向かいました。

アメリカでは学期中に家族旅行に行くことは珍しくなく、それが教育目的であると認められればそもそも欠席扱いにもならないそう。

約30時間の飛行機旅のワンシーンでは、カマラが前回のエピソードで兄の結婚式を台無しにした事で喋ってはいけないお仕置きを課せられている事が判明します。しかし、祖母に会いに行くためのこの旅行の間、その措置も解禁されるようです。

ジンナー国際空港に到着して最初に出迎えてくれたのは「チャチャおじさん」の子供たち、つまりいとこにあたるザイナブとオワイス。ザイナブはカマラの事を「相変わらず小さい」といじってきます。

カマラを演じるイマン・ヴェラーニさんの身長はプロフィールによると5′ 6″ (1.68 m)、コミックのカマラは5′4″ (1.63 m)、日本人感覚でいうと十分背が高いように思えます。ちなみに国別男女別の平均身長を調べられるサイト AVG.HEIGHT によるとパキスタン人女性の平均は1.585メートルとなっています。ザイナブの好みの身長に比べて低いという意味かもしれません。

祖母に何があったのか

空港に到着した正確な時間は不明ですが、車に乗って祖母の家についた時にはすっかり明るくなっています。空港からは遠い場所なのでしょうか?出迎えてくれた犬のマグナムはMCUオリジナルの犬です。

サナはカマラに「ジンは単なる遺伝、あなたはどうでもいい事にこだわりすぎる」とカマラに語りかけ、これまでのエピソードで少し紹介されていた分離独立の日に「バングルによって生命が救われた事」、「突然星が現れて父の腕の中に戻してくれた」と明かします。

これまでは星に導かれてという説明がされていましたが、サナの説明では突然星が現れてという言い回しになっているのが気になる所。多くのMCUファンは最近星をよく目にしているわけですが、何か関係があるのでしょうか?

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ナキアとの関係

祖母との話を終え、ベッドに転がったカマラはスマホを確認。しかし、ナキアからのメッセージはありません。

カマラは機内でも謝罪と共に「お願いだから返事して」と送っていますが、3話のラスト以降まったく連絡が取れていないようです。

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ボートクラブでのランチ

アベンジャーコンで買ったと思われるTシャツに着替えたカマラはいとこのザイナブとオワイス、そして母のムニーバと共にランチにお出かけ。しかしジーンズを履いていった事でドレスコードに引っかかり、入店させて貰えませんでした。

劇中では笑い話のようになっていますが、お隣のインドではジーンズを履く女性を嫌う傾向があり、2021年にも17歳の少女がジーンズを履いたことで親族に撲殺される事件(事件の詳細はBBCにて)があったため、服装には気をつけなくてはいけません。

カマラが顔をしかめて食べているのはパニプリ。ヒンディー語で聞いても英語で聞いてもパーニープーリーと聞こえますが、日本語ではなぜかパニプリ。

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カマラの指先にあるボール状のものがプーリーで小麦粉を揚げたもの。ジャガイモ、玉ねぎ、ひよこ豆などの具材を入れる場合もありますが、この店のプーリーは生地だけのシンプルなものの様子。

そして奥の器に入っているであろう液体がパーニー。パーニーは水とタマリンドやチリパウダー、チャートマサラなどを混ぜ合わせた液体で、辛いものと甘酸っぱいものの2種類が主流との事。

プーリーにパーニーを注いで一口で食べるあちらでは一般的なスナックで、屋台などで売られています。

カマラが食べたのは辛いタイプのパニプリのようで、辛いものが苦手なのも判明します。

街の案内

食後にザイナブとオワイスが街案内をしてくれますが、歴史の説明もアプリを読み上げているだけのイマドキの若者と言った描写。いとこが「最も古いカラチの住民」が住んでいる建物を紹介した際には、「フロリダ的な?」と歴史ジョークでかえすカマラですが見事にスルーされてしまいます。

北アメリカの先住民族であるネイティブ・アメリカンの祖先が約14000年以上前にアジアからアメリカ大陸にわたったとされ、最初に住み着いたのが現在のフロリダ半島にあたっていると言われている所から来る、カマラの渾身のボケでした。

その後はショッピングを楽しむシーン。500ルピーで赤い服をすすめられ、300に値切ろうとするカマラ。500パキスタン・ルピーは執筆時点のレートで約300円とお求めやすい価格。それに比べると勝手に撮影されて売りつけてくる写真の1500ルピーはなかなかのぼったくり感となっています。

©MARVEL,Disney

なお、写真店の屋台にはおなじみになりつつある無料コミックのQRコードつき。読み取りが上手くいかない方や面倒な方はこちらをクリック。今回はカマラがカラチに旅行にいく「MS. MARVEL (2015) #12」です。

写真を買うことを条件に駅までの道を尋ねるカマラでした。

カラチ駅

有料の道案内にしてはかなりの雑さでしたが、問題なく到着出来たカマラ。ざっと見て回っても特にめぼしいものはなく、ブルーノにもらったマスクを着用して立入禁止区域に侵入。

進んだ先にはアントマンのウォールアートがあり、左下には「You can start small and still be larger than life.(小さくても偉大になれる)」と書かれており、いとこに「相変わらず小さい」をからかわれた事を思い出させます。また、「カラチ × アベンジャーズ シリーズ パート4」とも書かれており、パート3までのアートが気になる所です。

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この文章にクレジットされているエイドリアン・アルフォナさんは「ミズ・マーベル」のコミックアーティスト。SAIRA HUSSAINさんが何者かは分かりませんでした。

謎の人物との戦い

突然飛んできたダガーをきっかけに始まる戦闘。ヌールで応戦するカマラを見て、少年は「仮面のアメリカ人はみんな超人なのか?」と質問、しかしカマラは「カナダ人かも知れないでしょ」と返しています。カマラを演じるイマン・ヴェラーニさんはカナダ人であり、出会って数分で見極めることが難しいのは間違いありません。

「そのジャンプの仕方、どこで勉強したの?ニンジャ・タートルズ?」、「そっちはドンキーコング?」とお互いの師匠について挑発し合う中、アイシャのバングルのおかげで休戦に。

ニンジャ・タートルズは正式には「ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ」で、ミラージュ・スタジオから1984年に出版されたアメコミで今なおつづくシリーズです。

しかし、このコミックはティーンエイジャーのミュータントたちが登場するマーベルの「ニュー・ミュータンツ」と、忍者集団が登場する「デアデビル」のミックスパロディとして始まっており、敵の忍者がザ・フットと名付けられているのも、デアデビルに登場するザ・ハンドが元ネタになっています。

そのため、MCUにニンジャ・タートルズというコンテンツが存在しているとなるとその元ネタになっているニュー・ミュータンツやデアデビルが昔からあったと認めざるを得なく、ちょっとしたプロットホールと言えそうです。

騒ぎを聞きつけた警備員が迫ると、少年は「Come wuth me if you want to live.」と決めていますが、これはターミネーターの名台詞。1作目ではカイル・リースがサラ・コナーに、2作目ではT-800がサラ・コナーに対して使いました。

「ミズ・マーベル」の日本語吹替では「ターミネーター」と一字一句同じではないため名台詞感はありません。

この年齢でこの名台詞を「一度言ってみたかった」とは彼も相当な映画オタクと考えて良さそうです。

レッドダガーズ

A.B.C.中華料理店へと逃げ込んだ二人。中華料理の店名としては珍しい感じですが、何を意味しているかはちょっとわかりません。ドラマ「エージェント・オブ・シールド」などを制作したABCへのリスペクトなのでしょうか?

厨房の仕掛け扉をくぐると「レッドダガーズへようこそ」と秘密基地へと招待されました。少年の名前はカリーム。

酸辣麺の赤さが気になるカマラに「アメリカ人は中国料理まで漂白(whitewash)すんのか?」と映像作品におけるホワイトウォッシュ問題についてちくり。最近ではアメリカ・チャベスに関してソーチー・ゴメスさんの起用がホワイトウォッシュだと言われた事もありました。

ボスらしき人物ワリードによると、「何百年も前から活動している」との事で、任務は「見えざる者たちから仲間を守る」事。また、クランデスティンは「君が知っているような物語に出てくようなジンとは違う」事も明かされました。

そしてクランデスティンはヌールディメンションの存在であり、ヌールの世界は私たちの世界と繋がっていると説明します。二つの世界は共存しているものの、ヌールのヴェールによって隔てられており、バングルの力でヴェールが破られたらクランデスティンの世界が押し寄せると衝撃の発表。

イメージ的には「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のインカージョンと似ており、ミズ・マーベルが初戦で背負うリスクとは思えないぐらい大きい話になってきました。

気になるのはカリームやワリードが「ヌールを感じる」という点。ドラゴンボールの気のような概念で、修行などで感じる事ができるようになるのでしょうか?

カリーム

原作ではヴィジランテとして単身活躍するキャラクターでヒーローネームがレッドダガー。ですが、MCU版では組織名であり、組織の戦士の称号となっているようです。

コミックのカリームはカマラの祖母と一緒に暮らしており、カマラは以前から面識がありましたが彼がレッドダガーである事は知らされていませんでした。カリームはいわゆる特殊能力は持っておらず、ストリートレベルのヒーローです。とはいえ、ネットでパルクールをマスターするなど、アスリート超級の身体能力を持っている事は間違いありません。

キャラクターの外観はコミック版と近く、再現度の高いものとなっています。

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ダメージコントロールの最高レベル警備刑務所

一方その頃、クランデスティンは刑務所に。このタイミングでダメージコントロールに刑務所施設があることが初めて明らかになりました。コミックのダメージコントロールも映画「スパイダーマン:ホームカミング」で紹介されたように物的損害の修復を担当する機関でしたが、MCU版はなにやら業種を拡大している様子です。

今回紹介された刑務所の外観は、ドラマ「シーハルク」のトレーラーに出てきた建物を一致しており、同一の可能性があります。

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しかし、クランデスティンが捕まったのは東海岸のニュージャージーであり、「シーハルク」の舞台は西海岸のロサンゼルス。刑務所の所在地はどこに設定されているのか今の所謎な部分です。

また、「シーハルク」のトレーラーからこの建物にアボミネーションが収監されている事も予想出来ますが、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」で登場した海中刑務所ラフトでなく、ここに入れられているのも気になる所。

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」の5話ではドーラミラージュのアヨたちがヘルムート・ジモをラフトに連れて行ったため、あちらもまだ機能しているのは明らかです。新たな刑務所が必要なほどスーパーヴィランが増えているのでしょうか?

そして、最高レベル警備刑務所と紹介されたにも関わらず、その数分後にはクランデスティンが脱獄。彼らが脱獄できるならアボミネーションならもっと簡単に脱獄出来そうなものですが、彼が素直に反省しているのかどうかは「シーハルク」にてチェックです。

ビリヤニ

レッドダガーズの面々とキャンプファイヤーを囲み、ビリヤニをごちそうになるカマラ。

ビリヤニはイスラム教徒の結婚式でお祝いの食事とされているだけではなく、屋台などでも売られており国民食として幅広く愛されています。インドやその周辺国で食べられているスパイスとお肉の炊き込みご飯で、パエリア、松茸ご飯と並ぶ世界三大炊き込みご飯のひとつと称されています。

味付けにもバリエーションがあり、カマラは辛いかどうか警戒し、一口目を口にするまで勇気が必要でした。今回のエピソードは食事シーンが多く、飯テロ回となっています。

母と娘

一日掃除をしている様子のムニーバ。この豪邸なら致し方なしと言った所でしょうか。

大量のトフィーの箱に「なんで?」とサナに尋ねると、「あなたが帰ってきたときのために」と買い込んでいた事、そして帰ってこないせいでそのほとんどを食べてしまった事を明かしましす。

トフィーはバターと砂糖を高温で熱して作るお菓子で、冷めたあと、硬く仕上がるのが特徴です。発祥元であるイギリスやカナダをはじめとした、海外全般で愛されているお菓子です。

アメリカで一緒に暮らさないかと提案するムニーバですが、サナはムニーバが自分から離れていったと主張し、ムニーバはサナが変わり者だったせいで孤立したから変化を求めたと主張。サナは娘と話を分かち合いたかったとし、ムニーバは必要なのは物語ではなく普通の母親だったと、相容れません。残る2話で和解に至るのでしょうか。

ヌールのコントロール

別の日、レッドダガーズの秘密基地にてワリードがカマラにヌールのコントロール方法について説明をしています。これは3話でクランデスティンが説明したのと同じく、カマラの遺伝子とバングルの作用でこの世界でもヌールが操れる模様。

先日500ルピーで買った赤い服を着て練習するカマラに、ワリードは「自分のルーツを忘れるな。ひとりじゃない。」となにやら特別そうな青いベストをプレゼントします。ポスターに描かれたミズ・マーベルのコスチュームに近づいて来ましたがまだ及ばず、今回も最終話までお披露目がない可能性が高まっています。

襲撃

着替えの最中にクランデスティンが天井を破って襲撃してきました。なぜ場所がバレているのかは疑問な所で、ナジマがアイシャの行方を知らなかった事からバングルレーダーのようなものはないと推測出来ます。ヌールを使うだけである程度の位置がバレてしまうのでしょうか?

それと同じくらい気になるのが、脱獄犯が徒党を組んで飛行機で渡航出来てしまった事。彼らの中にテレポーターがいるとも思えませんし、謎が多い展開です。

とにかく謎の不幸が重なって追いかけられるカマラと巻き込まれた形のカリームとワリード。前輪だけで走る「ストッピー」を二人乗りでやるというカリームの凄腕バクテクニックを見せつつも、簡単には逃げられません。車両から放り出されてもヌールで着地の衝撃を抑えるのはキャプテン・アメリカの盾を彷彿とさせます。

路駐の車に乗り込んだ(無免許の)カマラは1話で兄アーミルから教わった「ビスマラー(ビスミッラー)」のおまじないを唱えながら発進。取り囲まれていたカリームを救いますが、窮地を脱するには至らず、クランデスティンの追手が迫ります。ナジマと対面していたワリードがカマラ達を追う敵にダガーを投げつけ二人を救いましたが、その隙を突かれ、命を落としてしまいました。

行き止まりに追い詰められ、ナジマの武器がバングルに当たった瞬間にまたもやヌールにつつまれ、目の前に列車を確認するカマラでしたが、それは単なるヴィジョンではありませんでした。屋根に登れる列車は実体のようであり、アイシャとサナがいたあの日にタイムトラベルしたと思わせて今回のエピソードが終了します。


カマラは駅でアイシャと直接話を出来るのか、大失態をおかしたダメージコントロールが残る2話で再び介入してくるのか、友人や家族との問題も手つかずのまま、次回へ持ち越しとなります。

ドラマ「ミズ・マーベル」シーズン1はディズニープラスで配信中、次回、第5話は 2022年7月6日16時 より配信予定です。

ドラマ「パニッシャー」や「ディフェンダーズ」シリーズのディズニープラス版ポスターが公開

マーベル・テレビジョン制作のドラマ「デアデビル」、「ジェシカ・ジョーンズ」、「ルーク・ケイジ」、「アイアン・フィスト」、「パニッシャー」、「ディフェンダーズ」のディズニープラス版ポスターが公開されました。Netflixで配信されていたこれらのドラマは2022年4月から米国のディズニープラスで配信が始まり、日本でも6月29日より配信が始まっています。

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元々MCUとして制作がスタートしたこれらのドラマはディズニーの事業編成などで作品の継続性がグレーな状態になっていました。現在もこれらがカノンかどうかは明言されていませんが、デアデビルは映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」に、キングピンがドラマ「ホークアイ」に戻ってきたことで、今後少しずつ明らかになっていくと見られています。

ドラマ「デアデビル」、「ジェシカ・ジョーンズ」、「ルーク・ケイジ」、「アイアン・フィスト」、「パニッシャー」、「ディフェンダーズ」はディズニープラスで配信中です。

ドラマ「ムーンナイト」、アーサー・ハロウは死んだと脚本家が答える

ディズニープラスで配信中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ムーンナイト」の脚本を担当したジェレミー・スレーターさんが、海外メディア The Playlist とのインタビューに応じ、その中で本作のヴィラン、アーサー・ハロウは死んでいると語りました。

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物語のラストで登場したジェイク・ロックリーがアーサー・ハロウに引き金を引いた事について、「これは私が書いたものです。繰り返しになりますが、実際に死体は描いていないので、死んだかどうかは分かりません。ジェイクを最後まで登場させなかったのは、マークとスティーヴンの二人の関係だけでは観客に関心を持ってもらうのが難しいと考えていたからです。しかし、3人目を入れるのが早すぎてもただごちゃごちゃになってしまう、観客が大変だと思ったんです。」とスレーターさんは語りました。

続けて、「だから最初から目標は、ジェイクはティザーのために取っておくことにしたんです。ハロー を殺すのはジェイクにするつもりで取り組みました。でも、死体を見せなかったのは、みんながイーサン・ホークをとても愛していて、このプロジェクトで彼と一緒に働くのがとても楽しかったので、万が一に備えて、いくつかのカードを隠し持っているのだと思います。撃ったあと、肉弾戦になったかもしれない。威嚇射撃かもしれない。真相はわかりませんが、私の中では、彼(ハロウ)は死んでいます。しかし、その答えを出すのは次のムーンナイトの物語を作る人なんです。」と、アーサー・ハロウは死んだものとして脚本を用意しつつも、次の脚本家がどちらでも選べるような結末になっている事を明かしました。

本作のモハメド・ディアブ監督は以前のインタビューでハロウの死が曖昧である事を強調し、彼に次の物語が残されている可能性を示唆しています。

現在の所シーズン2の開発が正式に発表されているわけではありませんが、シーズン2にしろ映画化にしろ、次のムーンナイトの物語を担当する脚本家にハロウの未来がかかっているようです。

ドラマ「ムーンナイト」シーズン1はディズニープラスで配信中です。

ソース:‘Moon Knight’: Jeremy Slater On Reality Vs. Hallucinations & Whether Ethan Hawke’s Arthur Harrow Is Dead [Interview]

ドラマ「アーマー・ウォーズ」は2022年秋から撮影開始

ディズニープラスで配信予定のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アーマー・ウォーズ」が2022年秋から撮影が始まることが判明しました。RedditユーザーのRAMcGonagall の投稿によると、この情報はペンシルベニア大学のホームページから判明したとの事です。

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ペンシルベニア大学で開催される IdeaToFilmカンファレンスの案内ページでは、このイベントに出席するマーベル・スタジオのプロデューサー、ジェナ・バーガーさんの略歴が以下のように記載されています。

ジェナ・バーガーは、マーベル・スタジオの制作・開発チームのエグゼクティブで、過去3年間在籍しています。彼女は最近、近日公開予定のDisney+シリーズ「Ms.Marvel」を制作し、現在はドン・チードル主演の新シリーズを開発中で、この秋にアトランタで撮影予定です。

「アーマー・ウォーズ」の撮影時期について、今年の初め頃には5月から始まるとの噂が報じられていましたが、海外メディア Cosmic Circus のリジー・ヒル編集長は10月から11月からだと聞いているとして、噂を否定していました。

「ワンダヴィジョン」からのドラマシリーズの平均的な制作スケジュールをあてはめると、「アーマーウォーズ」が10月から撮影開始と仮定した場合、2023年2月頃には撮影が終了し、2023年末頃の配信となる事が予想されます。

「アーマー・ウォーズ」について詳しいことは発表されていませんが、主人公ウォーマシン/ローディを演じるドン・チードルさんは「トニー亡き世界でローディの過去と、そして未来を探求する。」と語っています。

本作はトニー・スタークの遺産を巡る物語になる事から、トニーの制作物の流れでもあるホワイト・ヴィジョンや後継者とも言えるアイアンハート/リリ・ウィリアムズ、敵対勢力として「アイアンマン2」の武器商人ジャスティン・ハマーや、「アントマン&ワスプ」のブラックマーケットの売人ソニー・バーチなどの再登場が予想されています。

ドラマ「アーマー・ウォーズ」の配信時期は未定です。

ドラマ「シークレット・インベージョン」の再撮影には4ヶ月が見込まれていると報じられる

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シークレット・インベージョン」の再撮影が最長4ヶ月間に渡って行われる見通しであると、海外スクーパーのダニエル・リヒトマンさんが Patreon で報じました。また、映画「ザ・マーベルズ」の再撮影もあわせて行われるようです。

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報告によると、再撮影は2022年7月中旬にスタートする予定で、最短2週間、最長4ヶ月の期間が見込まれているとの事。

この期間について、別のスクーパーはサミュエル・L・ジャクソンさん、エミリア・クラークさん、オリビア・コールマンさんなど多忙なキャストのスケジュールが競合しており、その合間を縫って再撮影が行われるため時間がかかると報告しています。

また、プロットの一部が変更される可能性が指摘されています。

「シークレット・インベージョン」はそのロケ現場のリーク写真からロシアを舞台に物語が展開していくと見られていましたが、昨今の侵攻問題を受けて別の国を舞台にするのではないかとの見方もされています。

4ヶ月という期間はMCUのドラマシリーズの通常の撮影期間と同等である事から、単純にほぼ全てを撮りなおす可能性も否定できず、今後の情報には要注目です。

ドラマ「シークレット・インベージョン」の配信時期は未定、映画「ザ・マーベルズ」は 2023年7月28日 米国公開予定です。

ドラマ「ムーンナイト」、スティーブ・ロジャース登場の計画があった事が明かされる

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ムーンナイト」のエグゼクティブプロデューサー兼ヘッドライターのジェレミー・スレーターさんが、海外メディア Discussing Film とのインタビューで、クリス・エヴァンスさんのカメオ出演について話し合っていた事を明かしました。

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スレーターさんは「カメオ出演の計画は、ライタールームで話し合うのに最も楽しいことの一つです。もしクリス・エヴァンスをキャプテン・アメリカとして呼び戻そうとしたらどうなるか?脚本家同士で「もしも」の話をするんです。」と明かしました。

また、以前に明かされていたエターナルズブラックナイトのカメオ計画の話題も交えつつ、彼らが登場する論理的な理由を見いだせなかったと説明しました。

その後、検討していく中で次のようなターニングポイントがあったと説明します。

しかし予算の話を始めて、「ああ、たくさんの映画スターを登場させるために何百万ドルも使うのなら、それと同じ金額で古代エジプトを再現して、エピソード6の大決戦やエジプトの暗黒街のための予算に回した方がいいのでは」と理解するようになりました。そうすると、「そのお金で他のキャラクターを登場させてカッコよくするよりも、ムーンナイト(自身)をできるだけカッコよくしたほうがいい」ということになったんです。それが現実的だったということもあります。もうひとつは、クリエイティブな判断の多くをケヴィンに任せたという事実です。

そしてケヴィン・ファイギ社長の一言で、最終的にカメオ計画を白紙にする決断をしたと語りました。

ケヴィン・ファイギは私たちのところに来てこう言いました。「みんなカメオが好きなんだよね。誰もがそれに興奮してるんだ。しかし、私はあなたの物語が自立してるように思うよ。」、と。そうすると、ほとんど不必要なカメオを押し込んでいる感覚になりました。突然、ウォーマシンがカイロを訪れていたとか、そんな感じです。マークとスティーヴンが歩んできた人物像の旅から、ストーリーが外れてしまうような気がするんです。「ドクター・ストレンジ」と「スパイダーマン」のような、砂場のおもちゃで遊ぶのが好きな僕にとっては、ちょっと残念な話です。でも同時に、それが正しいクリエイティブな決断であることも認識しているんです。

キャプテン・アメリカとムーンナイトは共にシークレット・アベンジャーズというチームの一員でしたが、このドラマにはスティーブが登場するだけの確かな理由が準備出来なかったようです。

クリス・エヴァンスさん自身も「完璧な理由がなければキャプテン・アメリカの再演は出来ない」と話しており、予算があったとしても脚本として十分な理由がなければ引き受けては貰えなかった事でしょう。

今作でのカメオは見送られましたが、将来的にシークレット・アベンジャーズが描かれる可能性には期待したい所です。

ドラマ「ムーンナイト」シーズン1はディズニープラスで配信中です。

ソース:Moon Knight TV Writers Considered Chris Evans Cameo