ソニーの新しいマーベル映画が2021年秋公開に向けて進行中

ERCboxofficeによると、ソニー・ピクチャーズとマーベルの新しいタイトル未定の映画が、2021年10月8日にリリース予定であるとアナウンスされました。

これまでに発表されているSUoMC(ソニーズ・ユニバース・オブ・マーベル・キャラクター)の映画は以下の通りです。

  • 2020年7月31日 「モービウス」
  • 2020年10月2日 「ヴェノム2」
  • 2021年7月16日 「MCUスパイダーマン3作目」

7月に「スパイダーマン3」の公開がありますから、10月に「スパイダーマン4」が来ることは非常に考えにくく、「シニスター・シックス」に関わる誰かのスピンオフか、あるいは他の味方になりうるヒーロー作品ではないかと予想されます。

シニスター・シックスとは

シニスター・シックスとは 1964年にドクター・オクトパスがスパイダーマンを倒すために結成したヴィランの6人組チームです。残りのメンバーはミステリオ、エレクトロ、ヴァルチャー、サンドマン、クレイヴン・ザ・ハンターとなっています。

©MARVEL

ソニー・ピクチャーズは映画「アメイジングスパイダーマン」シリーズの製作時にもシニスター・シックスの映像化を企画していましたが、同シリーズの終了とともに見送られていました。

ですがトム・ホランドさん演じる新しいスパイダーマンの映画が大ヒットしたことを受け、再び企画が進行しているようです。

予想あれこれ

シニスター・シックスなら誰の映画?

シニスター・シックスが今回報道の映画なのでしょうか?
シニスター・シックスのメンバーのうち、既に登場しているのはヴァルチャーとミステリオ。この二人はともにMCUに登場しています。

以前のスパイダーマンシリーズの映画を含むと、ドクター・オクトパス、サンドマン、エレクトロも映像化されています。しかしこの3人は映画公開当時から年月も経っていますので、同じ俳優さんを起用出来るのかという問題も発生するでしょう。

クレイヴン・ザ・ハンターはまだ映像化されておらず、2年ほど前には映画化の噂も出ていました。この6人の中なら可能性は高いかもしれません。

しかしこの6人は初期メンバーというだけで、たびたびメンバーチェンジを繰り返しています。

例えばヴェノム(2018年に単独映画)、ショッカー(2017年「スパイダーマン:ホームカミング」にヴァルチャーの部下として登場)、カメレオン(本名 ドミトリ・スメルダコフ 2019年「スパイダーマン:ファーフロムホーム」にフューリー長官の部下として登場)は近年の映画で登場していますから、メンバーとして使いやすいのではないでしょうか。

また、今年7月31日 に公開される「モービウス」もスパイダーマンの宿敵。
シニスター・シックスの駒は出揃っているとも考えられます。

シニスター・シックスじゃないなら誰の映画?

マーベル映画に限らないですが、昨今では女性ヒーロー映画も増えています。

現状、SUoMCには女性ヒーロー及びヴィランが登場していません。
以前「ヴェノム」(2018年)に続くスピンオフ第2弾として報じられた「シルバー&ブラック」はシルバーセーブルブラックキャットの女性ヒーロー二人を描く予定でした。しかしこの計画は中断、ともに単独映画で再企画を進めている様子。彼女たちのどちらかという可能性もありえます。

ブラックキャット シルバーセーブル

その他にスパイダーマンに登場する人気ヒーローといえば、ピーター・パーカーと同一のクモに噛まれてパワーみ身につけたシルクや、別のバースの恋人グウェン・ステーシーがパワーを身に着けたスパイダーグウェンなどでしょうか。

シルク スパイダーグウェン

まずはSUoMCの次回作「モービウス」が楽しみですね。
エンドクレジット後に謎を解く鍵が出てくるかもしれません。

映画「モービウス」は 2020年7月31日 米国公開予定となっています。

タイカ・ワイティティ監督がアカデミー賞 脚色賞を受賞

第92回アカデミー賞にて、映画「ジョジョ・ラビット」のタイカ・ワイティティ監督が脚色賞を受賞されました。

クリスティン・ルーネンズによる小説「Caging Skies(原題)」 を映像化したもので、 ナチス政権下のドイツで暮らし、アドルフ・ヒトラーを空想上の親友とする少年ジョジョと、自宅に匿われたユダヤ人の少女の交流を描いた作品です。

ワイティティ監督はヒトラー役としても登場、そして主人公ジョジョの母親役にはMCUでもおなじみのスカーレット・ヨハンソンさん(ナターシャ・ロマノフ/ブラックウィドウ役)も出演されています。

ワイティティ監督といえばMCU17作品めの「マイティ・ソー バトルロイヤル」の監督。コーグを演じられたのも監督でした。
そしてMCUフェーズ4の最後を飾る予定の「マイティ・ソー ラブ&サンダー」の監督でもあります。期待が高まりますね。

映画「マイティ・ソー/ラブ&サンダー(原題:Thor: Love and Thunder)」は2021年11月5日に米国公開予定です。

【映画紹介】「マイティ・ソー ダーク・ワールド」【MCU Vol.8】

※この記事は本作の予告編程度の軽微なネタバレ、及び前作までのネタバレを含む可能性があります。あらかじめご了承いただける方のみ続きを御覧ください。

2014年公開の映画「マイティ・ソー ダーク・ワールド」
MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の8作目、
フェーズ2の6作品中2作品目

MCUシリーズ 前作はこちら

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ソーシリーズ 前作はこちら

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あらすじ

数千年前、9つの世界が一直線に並ぶ「惑星直列」が起こりました。
ダークエルフの長マレキスは、この機に絶大なパワーを持つインフィニティ・ストーン「エーテル」を解き放つことで宇宙を永遠の闇で包み込もうとしていました。

しかしアスガルドの王ボー(オーディンの父、ソーの祖父)によってその野望は阻まれ、「エーテル」はアスガルドの地中深くに封印されることとなりました。

現代、映画「アベンジャーズ」(2012年)のニューヨーク決戦から1年後、ロキはアスガルドで投獄され、ソーは再び起こる「惑星直列」によって混乱に陥った世界の戦争や略奪を止めていました。
その頃、地球ではジェーンとダーシーがロンドンで重力異常を探知。調査中にジェーンは世界の裂け目に吸い込まれ、アスガルドの地下へと転送されてしまいました。そこで「エーテル」と接触した彼女は、身体の中に「エーテル」を吸収してしまい気絶してしまいます。
時を同じくしてマレキスが眠りから覚醒。再び「エーテル」を狙って動き出します。

見どころ

ソーシリーズの第2弾。
結局まだ王位をついでいないソーですが、1作目の冒頭と比べると明確に成長が見られるソーに安心感があります。

ソーと同じくらいの人気を得たのが本作品でのロキ。今回のロキはとにかく感情豊か。ソーとロキの兄弟映画と言っても過言ではないので、そのへんもご堪能ください。

ダークエルフの世界、スヴァルトアールヴヘイムが描かれるのもソーの映画ならでは。アイアンマンやキャップの映画にはない魅力です。

「アベンジャーズ/エンドゲーム」(2019年)とも関連の深い作品なので、しっかりチェックしてみてください。

物語ラストで、中断されていた王位継承がどうなるのかも見どころです。

キーアイテム

エーテル

宇宙誕生以前から存在した6つの特異点が、大爆発によって宇宙が誕生した際に6つのエネルギーの結晶に姿を変えたもの 「インフィニティ・ストーン」のうちのひとつ、リアリティ・ストーンをもとにマレキスが作り出した兵器。

液状の不定形物質で、生物の体内に寄生し、宿主の生命力を吸収して強力且つ無限のパワーを発揮し、あらゆる物質を「暗黒物質(ダークマター)」に変えてしまう力を持っています。

リアリティ・ストーンの本来の能力は現実を操作することで、五感では見破れない幻を作り出したり、物質を別の物質に変換したり出来てしまいます。

キャラクター

ソー/演:クリス・ヘムズワース

アスガルドの王位継承者で、雷の神。
ロキに対して地球での行いを厳しく非難する一方で、愛情も垣間見る事が出来ます。自身をまだまだ未熟とし、王位継承には至っていません。

ロキ/演:トム・ヒドルストン

ソーの弟で悪戯の神。
映画「アベンジャーズ」(2012年)での罪を問われアスガルドにて投獄中。お母さんのフリッガのおかげで死刑は免れた様子。

マレキス/演: クリストファー・エクルストン

ダークエルフのリーダー。映画タイトルになっているダーク・ワールドとはダークエルフの国スヴァルトアールヴヘイムのこと。
世界を闇で覆いたい典型的ヴィラン。

ジェーン・フォスター /演: ナタリー・ポートマン

ソーの恋人である天文物理学者。ニューメキシコでソーと別れてから2年ぶりの再会。神にビンタをかませる地球人はジェーンだけ。

オーディン /演:アンソニー・ホプキンス

ソーのお父さん 。とある出来事の後にひどく取り乱し、以前のソーのような暴君状態に。北欧神話の軍神っぽくはありますが、これまでのオーディンとはかなり違う一面です。

フリッガ /演:レネ・ルッソ

ソーには勿論、養子のロキにも相変わらず優しい。息子の彼女であるジェーンのことも守ってくれる魔女育ちのお母さん。

ダーシー・ルイス /演:カット・デニングス

ジェーンの親友で助手。相変わらず脳天気な性格です。

エリック・セルヴィグ /演:ステラン・スカルスガルド

ジェーンの父親代わりの天文物理学者。ロキに洗脳された後遺症で大変な状態ですが、優秀さは変わりません。

©MARVEL

映画「ニュー・ミュータンツ」の劇中フォトが公開

ディズニーに買収され、20世紀FOXから20世紀スタジオと改名してから、初となるマーベル映画「ニュー・ミュータンツ」の新しい写真が公式ツイッター上で公開されました。
どのメンバーがお気に入りですか?

イリアナ・ラスプーチン(マジック)/演:アニャ・テイラー=ジョイ

コミックでは魔法を操り、ソウルソードや鎧を召喚して戦います。
テレポートを扱うことも出来、空間だけでなく時間移動もします。
X-MENのメンバーであるコロッサスの妹にあたります。

 ひとこと

M・ナイト・シャラマン監督の「スプリット」で影のある女子高生役を演じて一躍有名になりました。同じ映画でプロフェッサーX役のジェームズ・マカヴォイさんと共演。

ラーネ・シンクレア(ウルフスベーン)/演:メイジー・ウィリアムズ

コミックでは二足歩行の狼、いわゆるワーウルフのような姿と完全な狼の姿に変身できます。変身は自分の意志で可能で、父親からは悪魔の子と呼ばれ、近隣順民からも迫害されていました。
モイラ・マクタガード(コミックでは科学者、映画「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」ではCIAエージェントとして登場)に助けられプロフェッサーXの所へ連れて行かれメンバーの一員となりました。

 ひとこと

人気ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」にも出演されている女優さんです。

ロベルト・ダ・コスタ(サンスポット)/演:ヘンリー・ザーガ

コミックでの能力は太陽のエネルギーを吸収し、腕力を増幅させます。飛行能力もあり。
父親がブラジルの大企業のオーナーで大富豪。
アベンジャーズの一員になったことも。

サム・ガスリー(キャノンボール)/演:チャーリー・ヒートン

コミックでは身体から高熱のエネルギーを放射し、高速飛行も可能です。不死のミュータント「エクスターナル」のひとり。
彼もまたアベンジャーズに加入したこと有りです。

ダニエル・ムーンスター(ミラージュ)/演:ブルー・ハント

コミックではニューミュータンツのリーダー。
能力は周囲の人々の恐怖や欲望を具現化してしまう事で、コントロールすることが出来ず、人里離れて暮らしていました。そこをスカウトされてメンバーに。
サイクロップスがダニのリーダー性を見いだし、リーダーを任される事になりました。
アスガルドのヴァルキリーとして戦っていたことも。
おじいちゃんがプロフェッサーXと旧友です。


映画「ニュー・ミュータンツ」は2020年4月3日より米国公開予定、日本公開未定です。

【映画紹介】「アイアンマン3」心折れる社長【MCU Vol.7】

※この記事は本作の予告編程度の軽微なネタバレ、及び前作までのネタバレを含む可能性があります。あらかじめご了承いただける方のみ続きを御覧ください。

2013年公開の映画「アイアンマン3」
MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の7作目、
フェーズ2の最初の作品

MCUシリーズ 前作はこちら

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アイアンマンシリーズ 前作はこちら

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あらすじ

映画「アベンジャーズ」(2012年)のニューヨーク決戦から7ヶ月、トニー・スターク(アイアンマン)はスターク・インダストリーズの経営をペッパーに任せたまま、不眠不休でアーマーを作り続けていました。
異世界からの脅威に対してこれから先どう対抗していくのか、悩み苦しみ、不眠症やPTSDを併発していたのです。そしてその不安からアーマーを手放せなくなっていました。

そんな中、親友のハッピーがテロに巻き込まれてしまいました。
マンダリンと名乗るテロリストが手を引く爆破テロによって、命は助かったものの重篤でした。
精神不安定な状態に加えて怒りを覚えたトニーは、テレビのインタビューを通してマンダリンを挑発してしまうのでした。

見どころ

”さらばアイアンマン”のキャッチフレーズで公開された本作品。
2020年現在、アイアンマンシリーズの最後の作品でもあります。

「アイアンマン」(2008年)と同じくテロリストと戦う本作品。
トニーの技術が上がる反面、メンタル面でかなり落ちていく様子が描かれています。これまでのように軽々しい口をきくものの、不安定さを見て取れます。
これはロバート・ダウニーJrさんの演技力の賜物ですね。

アクションシーンはソーやハルクと違って、アイアンマンらしいテクニカルな戦い方。
ラストバトルの撮影中には、足首骨折により撮影中断もあったほど激しく仕上がっています。
また、シリーズで一番多くの種類のアーマーが登場し、そのシーンもかなり壮観で見応えがあります。

トニーの心を再起動する物語、ぜひご鑑賞ください。

アイアンマンの能力

マーク42

本作品のメインとなるアイアンマンのアーマー。

劇中では「自動キャッチ型スーツ」とも呼ばれている通り、トニーの身体にインプラントされたセンサーを元に、遠隔操作で自動装着されるようになりました。

パーツごとに分離制御可能で、時速1000kmで長距離飛行が可能です。
また、トニーの操作によって他人に装着することも可能なアーマーになっています。

キャラクター

トニー・スターク (アイアンマン)/演:ロバート・ダウニーJr

大富豪の天才発明家。ニューヨーク決戦で死にかけて以来、とにかく不安で胸いっぱい。

ジェームズ・ローズ(アイアンパトリオット)/演:ドン・チードル

トニーの親友で、本作では昇進して空軍大佐。
ウォーマシンを星条旗カラーに塗り替えられ、アイアンパトリオットという名称で国のために働かされます。本人はウォーマシンのほうが好みのようです。

マンダリン/演: ベン・キングズレー

テロ組織テンリングス(映画「アイアンマン」に登場)のボス。

ペッパー・ポッツ /演: グウィネス・パルトロウ

今までのようなアタフタは減りました。トニーの事を心配する反面、呆れてしまう場面も。

ハロルド・ホーガン /演:ジョン・ファヴロー

トニーの親友でスターク社の警備部長 。

アルドリッチ・キリアン /演:ガイ・ピアース

A.I.M.の創設者にして社長。その昔、トニーに約束を破られて自殺しかけたやわらかメンタル。

マヤ・ハンセン /演:レベッカ・ホール

エクストリミスを発明した植物学者。A.I.M.から研究資金を貰う代わりにエクストリミスを提供しました。
トニーがもっと自由奔放だったころに夜遊びした関係。

ハーレー・キーナー /演:タイ・シンプキンス

ローズヒルに住む小学生。両親は蒸発してしまったが、妹(劇中未登場)とふたりで強く生きているものの、学校ではいじめられっ子。
トニーをサポートします。

Youtubeムービーの無料プレビュー

ドクター・ストレンジ続編の新監督にサム・ライミ監督が交渉中

映画「ドクター・ストレンジ」(2016)の続編、「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス(原題:Doctor Strange in the Multiverse of Madness)」の新しい監督として、映画「スパイダーマン」3部作のサム・ライミ監督が契約交渉中であることが、deadlineなど複数のメディアで報告されました。

MCU初のホラー映画になると言われてきた「ドクター・ストレンジ」続編ですが、2020年1月、前作を手がけたスコット・デリクソン監督が「 creative difference(創造上の相違)」を理由に監督から降板されました。
デリクソンさんは、製作総指揮(エグゼクティブ・プロデューサー)として企画に残留すると報じられていますので、完全ノータッチというわけではなさそうです。

サム・ライミ監督と言えば、「死霊のはらわた」シリーズや「スペル」(2011)などホラー映画の鬼才として知られる人物で、トビー・マグワイアさん主演の「スパイダーマン」3部作(2002-2007)を手がけてもいます。
近年は長編映画の監督業からは離れていましたが、プロデューサーとして「ドント・ブリーズ」(2016)や「クロール -凶暴領域-」(2019)に携わり、好評価を得ました。

サム・ライミ監督

出典:Wikipedia

「ドクター・ストレンジ」続編には、主演のベネディクト・カンバーバッチさんをはじめ、ウォン役のベネディクト・ウォンさん、モルド役のキウェテル・イジョフォーさんが続投。ただし前作のヒロイン、ドクター・クリスティン・パーマー役のレイチェル・マクアダムスさんは復帰しないと報道されています。
降板理由の詳細は明かされておらず、単にヒロインの登場シーンがない可能性もあります。

映画「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス(原題:Doctor Strange in the Multiverse of Madness)」は2021年5月7に全米公開予定です。

映画「ニュー・ミュータンツ」の新ポスターが公開

ディズニーに買収され、20世紀FOXから20世紀スタジオと改名してから、初となるマーベル映画「ニュー・ミュータンツ」の新しいポスターが公式ツイッター上で公開されました。
前回公開のポスターに負けず劣らず不気味な仕上がりです。

原作コミック「ニュー・ミュータンツ」にはテレポートなどの魔法を操ることができるマジック、狼に変身するウルフスベーン、動物との会話や幻想を作り出せるダニエル・ムーンスター、太陽の光を様々なエネルギーに変換できるサンスポット、全身から高熱を発する不死身のキャノンボール、などのキャラクターが登場します。

ホラー映画ですが、主人公たちもスーパーパワーを持っているため、どのような展開になるのか期待が高まります。

映画「ニュー・ミュータンツ」は2020年4月3日より米国公開予定、日本公開未定です。

【映画紹介】「アベンジャーズ」チーム誕生の物語【MCU Vol.6】

※この記事は本作の予告編程度の軽微なネタバレ、及び前作までのネタバレを含む可能性があります。あらかじめご了承いただける方のみ続きを御覧ください。

2012年公開の映画「アベンジャーズ」
MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の6作目でフェーズ1の最後の作品

MCUシリーズ 前作はこちら

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あらすじ

映画「マイティー・ソー」でのソーとロキの戦いのあと、ロキは別の空間へと飛ばされてしまいました。その先でサノスとその配下であるチタウリたちと遭遇。
サノスはロキに「セプター」とチタウリの軍勢を与え、地球支配の手助けをするのでした。

その頃、S.H.I.E.L.D.の研究施設では四次元キューブのエネルギーが急上昇を始め、ワームホールが開いてしまいます。
そこからロキが現れ、セプターを使ってクリント(ホークアイ)やセルヴィグ博士たちをマインドコントロールし、四次元キューブを持ち去ってしまいます。

フューリー長官はレベルセブンを発令。
ヒーローたちを招集し、アベンジャーズを結成。
どんな脅威にも対抗できるはずでしたが・・・。

見どころ

2008年公開の映画「アイアンマン」から4年。
ついにアベンジャーズがスクリーンに結集しました。

端的に言えば、全員集合のお祭り映画。
フェーズ1からフェーズ3までのインフィニティ・サーガの中でも重要な作品であり、もちろんただのお祭り映画とはなっていません。

アクションシーンはお見事の一言。
それだけでなく、それぞれに立場や考え方が違うヒーローたちのキャラクターを描いているのがポイントです。

また、スーパーヴィランであるサノスも初登場。
ある意味MCUのオープニングがこの映画まで、とも言えます。

キーアイテム

四次元キューブ

空間をつなぐ力を秘めた、青白く輝く立方体。
別名はテッセラクト、コズミックキューブ。

以下にこれまでの変遷をまとめてみました。

965年

氷の巨人ラウフェイが巨人族の力を増幅するために製作(時期は不明)
地球でオーディンと戦った後、箱はアスガルドへ持ち帰るものの、キューブ自体は地球に置き去りに。

1942年から1945年にかけて

ノルウェーの教会で密かに保管してあったキューブをヒドラのヨハン・シュミット(レッドスカル)が強奪。
紆余曲折の末、キューブはレッドスカルをどこかへ転送し、飛行機から海底へと落下しました。その後ハワード・スタークが回収し、SSR(戦略科学予備軍、のちのS.H.I.E.L.D.)の元で保管されます。

セプター

地球侵攻のサポートとして、チタウリからロキに預けられた杖。
刃先がついているため槍のようにも使えるほか、宝石部分からエネルギーの放出も可能です。
マインドコントロールの力が秘められていて、杖に近寄るだけでも影響が出る場合も。

キャラクター

スティーブ・ロジャース(キャプテン・アメリカ)/演:クリス・エヴァンス

第二次世界大戦の「スーパーソルジャー計画」によってキャプテン・アメリカとなったヒーロー。
70年ほど冷凍睡眠状態だったので、現代社会に馴染むのに奮闘中。
最後には持ち前のリーダーシップでアベンジャーズを牽引します。

トニー・スターク (アイアンマン)/演:ロバート・ダウニーJr

大富豪の天才発明家。今作ではニューヨークにスタークタワーを作りました。
もちろん新しいアーマーも開発済み。

ソー/演:クリス・ヘムズワース

地球では雷神として知られるアスガルド人。
愛用のハンマー「ムジョルニア」と雷を自在に操って戦います。

ブルース・バナー(ハルク) /演: マーク・ラファロ

大量のガンマ線を浴びてしまい、怒りとともに緑の巨人となってしまうように。
筋肉さえあれば空も飛べるのです。

ナターシャ・ロマノフ(ブラックウィドウ)/演: スカーレット・ヨハンソン

S.H.I.E.L.D.のエージェント。諜報活動に長けています。
今作から吹替版の声が米倉涼子さんになりました。

クリント・バートン(ホークアイ) /演: ジェレミー・レナー

S.H.I.E.L.D.のエージェント。弓の名手で百発百中。
今作から吹替版の声が宮迫博之さんになりました。

ニック・フューリー /演:サミュエル・L・ジャクソン

S.H.I.E.L.D.の長官。 ついに「アベンジャーズ計画」を実行。
今作から吹替版の声が竹中直人さんになりました。

マリア・ヒル /演:コビー・スマルダーズ

S.H.I.E.L.D.の副長官。戦闘技術も高いクールビューティ。

フィル・コールソン /演:クラーク・グレッグ

S.H.I.E.L.D.のエージェント。キャプテン・アメリカの大ファン。

ロキ /演:トム・ヒドルストン

ソーへの復讐から地球支配を企む。

映画「ブラックウィドウ」のキャラクターポスターが公開 

MCU25作品目、フェーズ4第1弾の映画「ブラックウィドウ」のキャラクターポスターがマーベル・スタジオ公式ツイッターで公開されました。

並べることでブラックウィドウのバックルにあるマークになるようにデザインされています。

その他情報

映画「ブラックウィドウ」はスカーレット・ヨハンソン主演、「ベルリン・シンドローム」(2017)の ケイト・ショートランド 監督、 脚本は「キャプテン・マーベル」(2018)ジャック・スカエファー さんで、2020年5月1日、日米同時公開です。

「ブラックウィドウ」の新スポット映像が公開 

MCU25作品目、フェーズ4第1弾の「ブラックウィドウ」の新しいスポット映像が、マーベルの公式Youtubeチャンネルで公開されました。

※下記動画は日本語字幕つきのディズニースタジオ公式Youtubeチャンネルのものに差し替えました。

30秒という短い映像ではありますが、新たなカットが数点見受けられます。
タスクマスターはやはりキャプテン・アメリカをコピーし終えているのでしょうか。

その他情報

映画「ブラックウィドウ」はスカーレット・ヨハンソン主演、「ベルリン・シンドローム」(2017)の ケイト・ショートランド 監督、 脚本は「キャプテン・マーベル」(2018)ジャック・スカエファー さんで、2020年5月1日、日米同時公開です。