「D&W」、途中まで「マイティ・ソー/ダークワールド」のリメイクをベースにするプランがあった

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」には制作の初期段階で40ほどのアイデアがあったと過去のインタビューで明らかになっていますが、その中で「マイティ・ソー/ダークワールド」のリメイクとして制作されるプランがあった事がプロデューサーによって明かされました。

海外メディア CBR とのインタビューで、「本当に色々なアイデアがありました」とウェンディ・ジェイコブソンさんは語ります。

「ある時点では、ドーピンダーとの低予算インディーのようなロードトリップ映画を考えていました。他には、『ソー2』を第1幕の休憩までデッドプール入りでフレームごとにリメイクする案や、デッドプールの削除シーン特集もありました。それはデッドプールがずっとMCUにいたけど、全てが編集室でカットされていたという設定でした。これらはほんの一部のクレイジーなアイデアです。」

映画本編には「マイティ・ソー/ダークワールド」のワンシーンを模した映像がありましたが、これは元のアイデアの一部を挿入したという事のようです。

結局はライアン・レイノルズさんが他のアイデアを選択した事でこのプランは見送られる事となりましたが、「はっきり言って、ライアンがやりたいことなら何でもやります。素晴らしいものになると分かっているからです。」とジェイコブソンさんは述べました。

ライアン・レイノルズさんは20世紀FOXがディズニーに買収される以前に3作目映画を「羅生門」のようにしたいと考えていた事などを過去に明かしています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/ryan-reynolds-deadpool-3-wolverine-disney-plot/#google_vignette”]

また、最近は「アルファコップ」という偽の映画として制作するというアイデアがあった事も明かされました。

映画「デッドプール&ウルヴァリン」は 2024年7月26日 に米国で、日本は 2024年7月24日 より劇場公開中です。

ソース:Deadpool & Wolverine EP Reveals Rejected Sequel Ideas Before Hugh Jackman Signed On

「デッドプール&ウルヴァリン」、カットされたカメオの舞台裏写真が公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」より、残念ながら映画本編には含まれなかった人物の舞台裏写真が公開されました。このカメオは5月にライアン・レイノルズさんが明かしていたものですが、どういうわけか実際に公開された映画からはカットされていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-deadpool-3-ryan-reynolds-confirmed-cameo/”]

ロブ・マケルヘニーさんは「カメオ出演を撮影するために 6,000 マイルも旅しました。私が観た映画館では誤ってカットされていたので、皆さんが楽しんでくれたらいいなと思います。」と、映画館の不備で自分が出てこなかったと投稿。

「ライアンがそんなことをするはずがないことはわかっているので、今日また映画とカメオ出演を観るのが楽しみです!」と別の映画館でもう一度見直すと報告しました。

本人が見つからなかったと主張している以上、TVAのエージェントとして顔が隠れていたというわけでもなさそうで、このカメオがカットされた経緯については現状不明です。

ライアン・レイノルズさん自身が事前に予告をしていた事が輪をかけて奇妙ですが、今後のインタビューなどでこの経緯が明らかになるのでしょうか。

運が良ければこのカットされた映像は削除シーンとしてBlu-rayやディズニープラスで公開されるかもしれません。

映画「デッドプール&ウルヴァリン」は 2024年7月26日 に米国で、日本は 2024年7月24日 より劇場公開中です。

マーベル・スタジオがドローンショーで「ファンタスティック・フォー」ギャラクタスの初見をお披露目

マーベル・スタジオがMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」の公開を記念して、コミコンが開催されているサンディエゴの夜空をドローンで彩りました。このドローンショーの中で、映画「ファンタスティック・フォー」のギャラクタスを紹介しています。

スタジオの公式Xは「彼は飢えている・・・土曜日にホールHでお会いしましょう。」と週末に「ファンタスティック・フォー」に関する何らかの発表がある事を予告しました。

なお、ドローンショーの大半は「デッドプール&ウルヴァリン」ために時間が割かれていました。

土曜日のプレゼンではキャストのスーツ姿が公開されるという噂や短いPR動画も公開されるという噂もありますが、撮影は来週からスタート予定。

本作でギャラクタスを演じるラルフ・アイネソンさんは「とてもクールな脚本だ」と述べており、ファンの期待と注目を集めています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-fantastic-four-ralph-ineson-praises-scripts/”]

映画「ファンタスティック・フォー」は、「ワンダヴィジョン」のマット・シャックマン監督がメガホンを取り、脚本として「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」のジョシュ・フリードマンさん、「マイティ・ソー/バトルロイヤル」「ブラックウィドウ」「サンダーボルツ*」のエリック・ピアソンさんらが参加しています。

映画「ファンタスティック・フォー」は 2025年7月25日 に米国劇場にて公開予定です。

「デッドプール&ウルヴァリン」、ナイスプール役のゴードン・レイノルズって誰なの?他、秘密のカメオキャストが判明

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」でデッドプールの変異体ナイスプールを演じているのは、ライアン・レイノルズさんではなくゴードン・レイノルズさんであることが、映画のエンドクレジットで明らかになりました。

ゴードン・レイノルズさんはライアンさんの双子の弟で、ライアン・レイノルズさんの公式Youtubeでは二人による対談動画なども投稿されています。

また、ライアン・レイノルズさんの妻であるブレイク・ライブリーさんも二人の違いに気づかないというようなエピソードもありました。

極めてそっくりなライアン&ゴードンの双子ですが、それもそのはず。ゴードンは架空の双子の弟で、実際にはライアン・レイノルズさんが演じている人物です。

今回、イケメンなだけで不死身でもなければ戦力にもならないナイスプールを演じたのはあくまでもゴードン・レイノルズという事で公式にクレジット表記されていました。

また、レディプールをブレイク・ライブリーさんが演じている他、9歳の娘ジェームズ・レイノルズちゃんが「叫ぶミュータント」としてクレジット、7歳の娘イネス・レイノルズちゃんがキッドプール役でクレジット、生まれたばかりのオリン・レイノルズちゃんがベイビープール役でクレジット、4歳のベティちゃんは確認されていませんが、ほぼ一家総出という形でデッドプールを演じる事となりました。

夫婦は子どもたちのプライバシーを大切にしているため、SNS等にも顔が分かるような写真は投稿しないように心がけていますが、今回はそれぞれ顔が出ない出演であるために映画の出演者として名前が記載されたようです。

コミックのデッドプールにはエリー・カマチョなど何人かの娘が存在していますが、彼女たちがもう少し大きくなって俳優の道を選んだ際にはMCUで再度共演がかなうかもしれません。

映画「デッドプール&ウルヴァリン」は 2024年7月26日 に米国で、日本は 2024年7月24日 より劇場公開中です。

ブレイク・ライブリーさんが「デッドプール」の映画は2010年からの夢だったと、不思議な経緯について明かす

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」でレディプール(レディ・デッドプール)を演じたブレイク・ライブリーさんが、デッドプールというキャラクターに興味を持った経緯について明かしました。

日本での劇場公開から3日遅れでアメリカで映画が公開されたこの日、ブレイク・ライブリーさんは Instagram を更新。公式にレディプールを演じていた事を認めました。

レディプールは劇中でマスクを外す事がなく、ライブリーさんの顔が露出する事は有りませんでしたが、映画のエンドクレジットにはしっかりと表記されているために日本で劇場公開された時点でこの事は確認されていました。

ライブリーさんは「2010年、私は『ゴシップガール』に出演しており、初めてのスーパーヒーロー映画『グリーン・ランタン』を、親切なカナダ人の共演者ライアン・レイノルズと撮影しようとしていました。彼は私ともう一人の共演者タイカ・ワイティティと、そして私たち全員に、初めてデッドプール映画の計画のことを話してくれました。それは「メタ」なスーパーヒーローだった。当時はほとんどの人がメタの意味を知らなかった。でもタイカだけは別でした。理論的には理解できましたが、それが観客にどのように伝わるかは、彼以外にとっては不透明でした。結局、当時映画は実現しませんでした。」と明かしました。

そしてコミックのレディ・デッドプールが元々ブレイク・ライブリーさんをモデルにしている事について、当時の原作者のコメントを掲載し、次のように語っています。

「その直前の2010年、ロブ・ライフェルド(コミックの原作者)は初めて素顔のレディ・デッドプールを描きました。彼の言葉は次のスライドへ。そしてロブは、私がレイノルズと仕事をしているなんて知らなかったのです。」

ライブリーさんは今回の出演が夫であるライアン・レイノルズさんのための単なるカメオ出演ではなく、自身をモデルにしているキャラクターを自身で演じるという極めて稀な機会であった事を明かしました。

「12年後、私はロブの投稿を読みました。その1年後、『デッドプール3』が撮影されました。そして今日、公開されます。宇宙にはときどき不思議なユーモアのセンスがあると思います。ショーン・レヴィは唯一の人です。スクリーンの中でも外でも。他の追随を許しません。彼の非常識な作品群がそれを物語っています。大なり小なり、私を連れてきてくれてありがとう。今すぐ劇場で、『デッドプール』を」

そして最後にレディプールの頭文字をとって LP と署名しました。

劇中に登場したレディプールと彼女が率いるデッドプール軍団はデッドプール・プライムと同様の不死身っぷりを見せていましたが、将来的な再登場や、ソロ映画の可能性などもあるのでしょうか?今後の展開にも注目です。

映画「デッドプール&ウルヴァリン」は 2024年7月26日 に米国で、日本は 2024年7月24日 より劇場公開中です。

「アベンジャーズ5」と「ソー5」はどちらが先?クリス・ヘムズワースさんがコメント

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ソー:ラブ&サンダー」で主人公ソーを演じたクリス・ヘムズワースさんが、海外メディア Comicbook.com とのインタビューで、次回作は「アベンジャーズ5」と「ソー5」のどちらになるのか質問され、コメントしました。

「トランスフォーマー ONE」のプレゼンでホールHを沸かせた後、インタビューに応じたクリス・ヘムズワースさんはマーベルでの次回作について次のように語っています。

マーベル・ユニバースでの仕事は毎秒楽しかったし、もし今後も何かあるならワクワクしてますよ。まだ正式な発表はないけど、電話を待って、ニュースを待って、何が起こるか見てみようと思っている所です。でもご存知の通り、僕はソーが大好きなんです。

「ラブ&サンダー」のタイカ・ワイティティ監督は「ソー5」のためにスタジオとヘムズワースさんが実際に話し合いを始めていると明かしつつ、自身は関与していないと語っています。

クリス・ヘムズワースさんは何もないと主張しましたが、スクーパーは以前に「ソー5」が 2025年 秋から撮影を開始し、「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」の後に公開される予定と報告していました。

監督、脚本は不明ですが、噂されていたギャレス・エドワーズ監督はこれを否定。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-thor-5-gareth-edwards-addresses-rumor/”]

また、「フュリオサ」のジョージ・ミラー監督が立候補する形となっていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-thor-5-mad-max-director-comments/”]

電話を待っているとはぐらかしたクリス・ヘムズワースさんですが、実際には既に決まっていて、あるいはこれから数時間内に電話があって、明日のコミコンで発表となるのでしょうか?それともまだ本当に話し合いの初期段階なのでしょうか。

ソース:SDCC 2024: Chris Hemsworth on His Uncertain MCU Future: “Waiting for the Phone Call…”

テイラー・スウィフトさんが「デッドプール&ウルヴァリン」公開前夜を祝う

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」のアメリカでの公開を祝って、出演が噂されていたテイラー・スウィフトさんが自身の Instagram を通じて祝福のコメントを送りました。

ストーリーを利用して、テイラー・スウィフトさんは「デッドプール&ウルヴァリン」公開前夜を記念して次のようなメッセージを投稿。

from Instagram/taylorswift

この数年間、親友の一人が、この映画に心、魂、汗、時間、エネルギー、ジョーク、痛み、喜び、反抗、暗闇、そして魔法のすべてを注ぎ込んでいるのを見てきました。彼は人生最高の作品を作り上げ、この映画は実際に喜びのポータル、現実からのワイルドな逃避、そして魅力の詰まったサンドイッチのように感じます。どうやってやったのかは分かりませんが、それがヒューの魅力です!

他の見知らぬ人たちが写真に乱入してきましたが、礼儀正しすぎて出て行ってくれと言えませんでした。『デッドプール&ウルヴァリン』は明日公開です!もし信じられないほど素晴らしいものが好きなら、チケットの購入はこちらです。ウェイド・ウィルソン、すなわち神の子の精子提供者に感謝の意を表します。

長い間、テイラー・スウィフトさんは「デッドプール&ウルヴァリン」にレディプール役や本人役で出演しているのではないかと噂されていましたが、公開までいよいよあと数日という段階で、主演のライアン・レイノルズさんが彼女が出演していない事を明確にしていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-deadpool-wolverine-ryan-reynolds-shut-down-taylor-swift-cameo-rumor/”]

日本では先行上映されているため既に答えを知っている方も多く、インフルエンサーによって拡散もされていますが、世界中の多くの人々はまだ半信半疑であり、新たな憶測を呼んでいます。

「デッドプール&ウルヴァリン」の米公式あらすじは以下の通りです。

中年の危機を経験しながら職業上の挫折に直面した後、ウェイド・ウィルソンはデッドプールを正式に引退し、中古車のセールスマンになることを決意しました。しかし、友人、家族、そして全世界が危険にさらされているとき、デッドプールは引退生活から刀を持ち出すことを決意する。彼は、自分たちの生存だけでなく、最終的には彼らの遺産のために戦うために、消極的で警戒心のあるウルヴァリンをスカウトします。

「デッドプール&ウルヴァリン」はショーン・レヴィ監督のもと、脚本をライアン・レイノルズさん、レット・リースさん、ポール・ワーニックさん、ゼブ・ウェルズさんらが手掛けました。

主演のライアン・レイノルズさん(デッドプール)とヒュー・ジャックマンさん(ウルヴァリン)に加え、 「デッドプール」シリーズからカラン・ソーニさん(ドーピンダー)、レスリー・アガムズさん(ブラインド・アル)、モリーナ・バッカリンさん(ヴァネッサ)、ステファン・カピッチッチさん(コロッサス)、ブリアナ・ヒルデブランドさん(ネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッド)、忽那汐里さん(ユキオ)、ロブ・ディレイニーさん(ピーター)らが再登場。公開されている公式予告では他にも多数の再登場キャラクターが確認されています。

そしてエマ・コリンさんがヴィランのカサンドラ・ノヴァを演じています。

映画「デッドプール&ウルヴァリン」は 2024年7月26日 に米劇場公開予定、日本は 2024年7月24日 より劇場公開中です。

ケヴィン・ファイギ社長のウォーク・オブ・フェイム受賞式にキャプテン・マーベル、デッドプールらがアッセンブル

マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長が現地時間25日の午後、ハリウッド・ウォーク・オブ・フェイムを受賞し、式典に出席しました。授賞式にはアメリカで明日公開予定のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」の主演を務めるライアン・レイノルズさん、ヒュー・ジャックマンさんらをはじめとして、ブリー・ラーソンさんやデヴィッド・ハーバーさんらが駆けつけ、受賞を祝いました。

長年のクリエイティブ・パートナーであるルイス・デスポジートさんの紹介でマイクの前に立ったケヴィン・ファイギ社長は「これまで、最も緊張するのは人前で話すことだと思っていました。でも今では、他の人が自分についてスピーチしている間に立っていることの方が最も緊張することだと分かりました。」とジョークを交えつつ、「皆さん、ありがとうございます。ハリウッド市、商工会議所に感謝します。今日は夢が叶った瞬間です。両親に感謝しており、今日はここに来てくれて本当にうれしいです。子供の頃、ニュージャージーから私と妹をここに連れて来てくれました。何度かロサンゼルスに来て、ディズニーランドやユニバーサル・スタジオに行きました。ハリウッドスターを見にここにも来ました。そのとき、使い捨てカメラで知っているスターの写真を撮り、知らない名前の多くも心に刻みました。」と語りました。

そして、「家に帰って学校の図書館で百科事典を取り出した時のことです。それくらい昔のことです。そして、このウォーク・オブ・フェイムで知らなかった名前を調べて、今では私のお気に入りの脚本家や監督、プロデューサーについて知ったのです。だから、舞台裏で魔法を生み出すのを手伝ってくれた人たちの遺産を引き継ぐことができて、とても誇りに思っています。」と述べました。

この受賞を祝って、キャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャース及びヒューマントーチ/ジョニー・ストーム役のクリス・エヴァンスさん、ウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ役のセバスチャン・スタンさん、アガサ・ハークネス役のキャスリン・ハーンさん、O.B/ウロボロス役のキー・ホイ・クァンさん、レッド・ガーディアン/アレクセイ役のデヴィッド・ハーバーさん、ウルヴァリン役のヒュー・ジャックマンさん、カサンドラ・ノヴァ役のエマ・コリンさん、デッドプール/ウェイド・ウィルソン役のライアン・レイノルズさん、シャン・チー役のシム・リウさん、スターロード/ピーター・クイル役のクリス・プラットさん、キャプテン・マーベル/キャロル・ダンヴァース役のブリー・ラーソンさんが集結しました。

         

2785番目の星として殿堂入りを果たしたファイギ社長は、若い頃にTCLチャイニーズシアターの近くでオリジナルの「スタートレック」の俳優たちの手形が置かれるのを見た瞬間から、「アベンジャーズ」を自らの手でプロデュースし、同様のイベントを開催したいと決意したと明かしました。

「それは、スタートレックチームがやっているのを見て思いついたアイデアでした。もしアベンジャーズを集められたら、みんなで手形を残し、こっそり親指も入れようと思っていました。でも、両手で手形を残させてくれて、とてもありがたかったです。私にとって、そして私たちのシネマティック・ユニバースにとって、ここは神聖な場所です。プロデュースは、できると知ったときからずっとやりたかったことです。そして、業界で最も才能のある俳優やストーリーテラーと一緒にそれを実現できるのは、私が望んだ以上のことです。」

2008年の「アイアンマン」でMCUがスタートしてから15年以上、数々の記録を塗り替え、話題を生んできましたが、今週末のコミコンでは今後数年の新たな計画が発表されると見られています。

「デッドプール&ウルヴァリン」を「アルファコップ」という偽映画として公開するプランがあったと主演が語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」の主演を務めるライアン・レイノルズさんとヒュー・ジャックマンさんが、Hot Ones に出演し、本作で究極のサプライズを行う計画があった事を明かしました。

番組の中でライアン・レイノルズさんは「もともとのアイデアとして『アルファコップ』というわざとクソみたいな偽映画を撮る計画がありました。」と言います。

「2人の男が1つの脳を共有し、一緒に完璧な警官になるという内容でした。ポスターにも『アルファ・コップ』とあります。警官2人、1つの脳、すべてが素晴らく、そして、ひどい映画になるはずでした。公開週末にアメリカで10人くらいがこの映画を見に行くと思いますが、映画が始まって5分後にマーベルのロゴが舞い上がり、実は『デッドプール&ウルヴァリン』になるというものでした。」

しかしこの究極のサプライズは当然の事ながら採用されませんでした。

「アルファコップ」がプレミアされれば、その10人の誰かがSNSで秘密を漏らし、一晩限りのギャグに終わってしまうことになったでしょう。それに加えてディズニーは初日の売上数億ドルを犠牲にしてこのアイデアを実行するような懐の大きい財政状況でもありませんでした。

また、番組の中では2009年の「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」が公開一週間前に全編流出したことにも言及。

映画の公開前に約1000万人に視聴されてしまったともされる過去最大の事件に対して、同作の主演を務めたヒュー・ジャックマンさんは「あれは最悪のリークでした。」と述べました。

VFXが完成していない未完成のバージョンが瞬く間に拡散されてしまった「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」でしたが、ウェイド・ウィルソン役で共演していたライアン・レイノルズさんは「でも映画本編よりも(未完成のリーク版のほうが)ロッテントマトで高得点を獲得したよ。」とジョークを飛ばし、悪名高いシリーズイチの迷作を皮肉りました。

「デッドプール&ウルヴァリン」の米公式あらすじは以下の通りです。

中年の危機を経験しながら職業上の挫折に直面した後、ウェイド・ウィルソンはデッドプールを正式に引退し、中古車のセールスマンになることを決意しました。しかし、友人、家族、そして全世界が危険にさらされているとき、デッドプールは引退生活から刀を持ち出すことを決意する。彼は、自分たちの生存だけでなく、最終的には彼らの遺産のために戦うために、消極的で警戒心のあるウルヴァリンをスカウトします。

「デッドプール&ウルヴァリン」はショーン・レヴィ監督のもと、脚本をライアン・レイノルズさん、レット・リースさん、ポール・ワーニックさん、ゼブ・ウェルズさんらが手掛けました。

主演のライアン・レイノルズさん(デッドプール)とヒュー・ジャックマンさん(ウルヴァリン)に加え、 「デッドプール」シリーズからカラン・ソーニさん(ドーピンダー)、レスリー・アガムズさん(ブラインド・アル)、モリーナ・バッカリンさん(ヴァネッサ)、ステファン・カピッチッチさん(コロッサス)、ブリアナ・ヒルデブランドさん(ネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッド)、忽那汐里さん(ユキオ)、ロブ・ディレイニーさん(ピーター)らが再登場。公開されている公式予告では他にも多数の再登場キャラクターが確認されています。

そしてエマ・コリンさんがヴィランのカサンドラ・ノヴァを演じています。

映画「デッドプール&ウルヴァリン」は 2024年7月26日 に米劇場公開予定、日本は 2024年7月24日 より劇場公開中です。

「ファンタスティック・フォー」、来週からの撮影を目前に「最初のミッション」をファンに共有

マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ファンタスティック・フォー」の来週からの撮影開始が予定されている中、主演を務めるペドロ・パスカルさんが Instagram を更新し、最初のミッションと題した写真を共有しました。

写真はチーム4人の初の集合写真となるもので、ミスター・ファンタスティック/リード・リチャーズ役ペドロ・パスカルさん、インビジブル・ウーマン/スー・ストーム役ヴァネッサ・カービーさん、ザ・シング/ベン・グリム役エボン・モス=バクラックさん、ヒューマン・トーチ/ジョニー・ストーム役ジョセフ・クインさんが早くも勢揃いする形となりました。

スーがリードを強く抱きしめるなど夫婦感もにじみ出ており、撮影に向けた役作りをしっかり終えて準備万端のように感じさせています。

本作は神聖時間軸ではなく、マルチバースの1960年代を舞台に物語がスタートするとファイギ社長が明かしている他、宣伝用のアートからコミックに登場するとあるチームがMCU版にも導入されるのではと考えられています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-fantastic-four-sdcc-2024-banner/”]

来週からの撮影が始まることで、今後数ヶ月にわたって様々な新情報が飛び出してくると見られています。

「ファンタスティック・フォー」は、「ワンダヴィジョン」のマット・シャックマン監督がメガホンを取り、脚本として「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」のジョシュ・フリードマンさん、「マイティ・ソー/バトルロイヤル」「ブラックウィドウ」「サンダーボルツ*」のエリック・ピアソンさんらが参加しています。

映画「ファンタスティック・フォー」は 2025年7月25日 に米国劇場にて公開予定です。