幻の20世紀FOX版「ガンビット」の新たなあらすじが明らかに

ドラマ「マスターズ・オブ・セックス」や映画「クローバーフィールド/HAKAISHA」、「グランド・イリュージョン 見破られたトリック」などに出演するリジー・キャプランさんが、海外メディア BI とのインタビューの中で、制作中止となった20世紀FOXの映画「ガンビット」について語りました。

キャプランさんはチャニング・テイタムさんが主演予定だったこの映画に出演するはずだったとし、その開発がかなり進んでいたにも関わらず、実現しなかった事に驚いたと振り返っています。

本当に素晴らしいアイデアでした。それがボツになったのはちょっと奇妙です。ああいう映画はほとんどボツになったことがないと思いますが、無くなりました。私たちは撮影に取り掛かる寸前でした。日程も決まっていたと思います。

監督は決まっていましたが、その後はいませんでしたが、チャニングや他のプロデューサーとは何度もミーティングをしました。

また、映画の内容について「彼らは、あの世界を舞台にした、1930年代風のスクリューボール・ロマンティック・コメディをやりたかったんです。すごく楽しんでもらえたでしょうね。」と述べています。

このコメントは、同映画の脚本家リード・キャロリンさんの当時の発言とかなり一致しているようで、ディズニーが制作を中止していなかったら「ガンビット」はコメディ主体の映画になっていたようです。

キャロリンさんの当時のコメントの詳細は以下のとおりです。(The Playlist とのインタビュー)

私たちはニューオーリンズに、世界を救うことなど気にも留めないミュータントの街という世界を作ったんです。彼らは、パーティーやセックスにパワーを使うためにそこに行き、マクドナルドのグリースを揚げたり、その他何でもできる。彼らにとって最も難しいのは恋に落ちることでした。なぜなら、彼らは互いの心を読むこともできるからです。喧嘩になると、テーブルを手榴弾に変えて相手を病院送りにしたり、何でもできる。だから、これはすべて、このような低レベルのミュータント喧嘩や意見の相違であり、私たちはこのマフィアの世界に座っているんです。まるでニューオーリンズのミュータント版グッドフェローズのようです。

キャプランさんは「それは、ずいぶん昔のことのようです。あの時代にやっていれば、『ガンビット』が一番よかったと思います。あの頃は、あらゆる意味で優位に立っていました。」と、当時の脚本内容を称賛しました。

X-MENのメンバーであるガンビットは、2009年公開の映画「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」でテイラー・キッチュさんが演じていましたが、その後単独スピンオフ映画として企画がスタートした際にはチャニング・テイタムさんが演じる予定で計画が進められていました。

テイタムさんは中止となった「ガンビット」で主演と共同監督を務める予定でしたが、FOXがディズニーに買収された事もあって計画は白紙に。その際、ショックでマーベル映画を見られなくなったとコメントしていました。

また、ヒロインを演じる予定だったレア・セドゥさんは本当に良い脚本だったと述べ、FOXがこの映画をコメディ寄りに制作するつもりだったと明かしています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/fox-x-men-spin-off-gambit-lea-seydoux-confirmed/”]

「デッドプール&ウルヴァリン」で念願のマーベル映画出演を果たしたチャニング・テイタムさんですが、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)での再登場の可能性も報じられています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-5-6-7-rumor/”]

ガンビットのソロ映画の噂などもあり、今後の展開には注目です。

映画「デッドプール&ウルヴァリン」はディズニープラスで配信中です。

ソース:Lizzy Caplan says the scrapped ‘Gambit’ movie with Channing Tatum was supposed to be a ‘screwball romantic comedy’: ‘It was a really cool idea’

映画「スパイダーマン4」にデアデビルとキングピンは登場しない、演者が明かす

ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオが共同開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン4」にデアデビルとキングピンが登場しない事を、チャーリー・コックスさんとヴィンセント・ドノフリオさんが明かしました。

海外メディア Meltdown Press とのインタビューの中で「スパイダーマン4」について質問されたヴィンセント・ドノフリオさんは「そうですね、出演していません。出演していないからそう聞くのも構いません。少なくとも、私達が出演しているとは誰も言っていません。」と回答。

その上で、「でも、チャーリー、アダム(インタビュアー)にそう言っているのは、私たちがたくさんのインタビューを受けたからで、そのほとんどは、そのことについてよく考えていませんでした。でも、私はあなたを褒めているだけです。だからこそ、私はあなたを素晴らしいと思っているのです。」と話をふり、チャーリー・コックスさんはスパイダーマンとのクロスオーバーについて「それは記念碑だと言うことです。」と明言を避けました。

ヴィンセント・ドノフリオさんチャーリー・コックスさんのどちらもスパイダーマンとのクロスオーバーを望んでいますが、まだその時期ではないようです。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-spider-man-4-vincent-donofrio-wants-fight/”] [nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-daredevil-born-again-charlie-cox-wants-avengers-and-spider-man-movies/”]

「スパイダーマン4」は人々がピーター・パーカーを忘れた世界で、スパイダーマンとしての活動を新たな視点で描くとされています。

映画「スパイダーマン4」は「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のデスティン・ダニエル・クレットン監督のもと、「ホームカミング」「ファー・フロム・ホーム」「ノー・ウェイ・ホーム」の脚本家クリス・マッケナさんとエリック・ソマーズさんコンビが引き続き執筆。2026年7月31日 に米国劇場にて公開予定です。

ソース:“It’s a Big, Huge Mindfuck” – Charlie Cox and Vincent D’Onofrio on Daredevil: Born Again

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」にスターロードはいない?クリス・プラットさんが意味深コメント

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズでスターロード/ピーター・クイルを演じたクリス・プラットさんが、ジミー・キンメル・ライブに出演し、今後のMCUについてコメントしました。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」のルッソ兄弟監督が制作したNetflixのSFアドベンチャー「エレクトリック・ステイト」の出演者としてプロモーションをしたあと、番組の最後に「次のアベンジャーズにスターロードは出るの?」と質問されたクリス・プラットさんは次のように回答しました。

「マーベルの世界を知っている人ならご存知でしょうが、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3』はスター・ロードが最後に登場した作品です。スターロードが戻ってくるという約束がありました。」

司会者のキンメル氏はすかさず「伝説のスターロードは帰って来る。」と口を挟み、クリス・プラットさんは続けています。

「だから僕に言えるのは、その約束は守るということだけです。」と述べ、キンメル氏は間を置かずに「でもこの作品(アベンジャーズ)じゃないって事?」と質問すると、「これ以上はもう言えない。どこかにマーベルのスナイパーがいるような気がする。」とジョークを交えて切り上げました。

スターロードは地球のおじいちゃんの家で見たのが最後であり、「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」の出来事の一部をテレビ中継で見ていた可能性がありますが、「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」でサムと顔を合わせる事はないのでしょうか?

以前には「ドゥームズデイ」と「スパイダーマン4」に関する話し合いが行われているとも報じられていますが、今回の発言が何を意味するのか、続報にも注目です。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-spider-man-4-return-peter-quill-rumor/”]

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年5月 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年5月 公開予定です。

マーベル・スタジオの責任者がドラマの開発中断の噂や、トム・ホランドさんのスパイダーマンを使えない理由に言及

マーベル・スタジオのストリーミング、テレビ、アニメーション部門責任者ブラッド・ウィンダーバウムさんが、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマの開発がいくつか中断されたという最近の報道について、ビデオインタビューの中で言及しました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-nova-strange-academy-terror-inc-paused/”]

ウィンダーバウムさんはインタビューの中で、「ご存知のとおり、私たちは制作するよりも開発する方が多いのです。これは伝統的なテレビのモデルですが、私たちはマーベルなのでより多くの注目を集めています。もちろん、ノヴァも私のお気に入りのキャラクターです。非常に多くの変数がありました。私たちが何かを開発するとき、素材は本当に素晴らしいかもしれませんが、タイミングが間違っている可能性があります。」と述べています。

また、「何を承認するかを決める過程で、時々いくつかの作品は休止しなければならないかもしれません。それは、それらが決して作られないという意味ではなく、我々の準備が出来て、複数シーズンにわたって続けられると感じたものだけを作るつもりです。」とし、現状の方針として1シーズンで終わるドラマの制作にはゴーサインが出ないことを明かしました。

また、このインタビューが「デアデビル:ボーン・アゲイン」のプロモーションだった事で、デアデビルとスパイダーマンが共演したアニメ「スパイダーマン:フレンドリー・ネイバーフッド」の話題に移ったあと、トム・ホランドさんが演じるスパイダーマンが実写ドラマに登場出来ない理由について「正確なルールは分かりませんが、彼ら(ソニー)は長編テレビの権利を持っていると思います。(マーベル・スタジオは)30分のアニメは作れると思います。」と述べました。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」にはトム・ホランドさんが出演するアイデアがあったが、ソニーに拒否されたと以前に報じられています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-daredevil-born-again-spider-man-cameo-rumor/”]

その後、ケヴィン・ファイギ社長がソニーと交渉を続けているともされていますが、ウィンダーバウムさんの発言を聞く限りではまだ何も実を結んではいないようです。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-spider-man-4-new-cast-and-avengers-movie-rumors/”]

あるいは今後のサプライズのために、登場できないテイを装っているのでしょうか?

「デアデビル:ボーン・アゲイン」では主人公デアデビル/マット・マードックを引き続きチャーリー・コックスさんが演じる他、Netflixのマーベルドラマからデボラ・アン・ウォールさん演じるカレン・ペイジとエルデン・ヘンソンさん演じるフォギー・ネルソン、ジョン・バーンサルさん演じるパニッシャー/フランク・キャッスルが、「ホークアイ」で一足先に戻ってきたヴィンセント・ドノフリオさんのキングピン/ウィルソン・フィスクに続いて戻って来る事になります。

また、本作はこの後に予定されている「スパイダーマン4」などにも影響を与える物語になるのではとも考えられています。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」は 2025年3月4日(日本時間で3月5日)よりディズニープラスで配信予定です。

「パニッシャー」のスペシャルプレゼンテーションが開発中である事が認められる

マーベル・スタジオがパニッシャー/フランク・キャッスルを主人公とするマーベル・スタジオ・スペシャルプレゼンテーションを開発中である事を、スタジオのストリーミング、テレビ、アニメーション部門責任者ブラッド・ウィンダーバウムさんが明かしました。

ウィンダーバウムさんは海外メディア Comicbook.com とのインタビューでこれを明かすも、その動画自体はどういうわけか削除されています。

この動画の中では「(演者のジョン・バーンサルは)私たちと一緒にそのキャラクターについてのスペシャルプレゼンテーションに取り組んでいます。」と述べていたと、CBM は報告しています。

Netflixでデビューしたジョン・バーンサルさんのパニッシャーが MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」で戻って来るまでもうわずかですが、その先にも登場の機会が早くも検討されているようです。

1月の段階でパニッシャーの続編ドラマの計画が報じられていましたが、現状ではスペシャルプレゼンテーションとしての制作に傾いているようです。

また、「スパイダーマン4」に登場するといった噂があった事なども考慮すると、パニッシャーは思った以上にMCUで活躍の場が設けられるのかもしれません。

今回はソースとなるインタビュー動画が削除されている事で、キャンセルの余地が残されている可能性がありますが、それでも検討が進められていることはパニッシャーのファンにとって注目に値します。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」では主人公デアデビル/マット・マードックを引き続きチャーリー・コックスさんが演じる他、Netflixのマーベルドラマからデボラ・アン・ウォールさん演じるカレン・ペイジとエルデン・ヘンソンさん演じるフォギー・ネルソン、ジョン・バーンサルさん演じるパニッシャー/フランク・キャッスルが、「ホークアイ」で一足先に戻ってきたヴィンセント・ドノフリオさんのキングピン/ウィルソン・フィスクに続いて戻って来る事になります。

また、本作はこの後に予定されている「スパイダーマン4」などにも影響を与える物語になるのではとも考えられています。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」は 2025年3月4日(日本時間で3月5日)よりディズニープラスで配信予定です。

【噂話】バッキーは映画「サンダーボルツ*」で死ぬ?

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ*」でウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズの出番が終わるかもしれない、そういった可能性を海外メディア Comicbook.com が報じています。

事の発端は 2014年 の Newssarama の記事(from THR)。

映画「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」が劇場公開されたこの年、「セバスチャン・スタンさんがマーベル・スタジオと9本の出演契約を結んでいる」事が報じられていました。

2011年の「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」から始まるスタンさんの出演作品は以下のようになっています。

  1. キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー
  2. キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー
  3. シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ
  4. アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー
  5. アベンジャーズ/エンドゲーム
  6. ファルコン&ウィンター・ソルジャー
  7. ホワット・イフ…?
  8. キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド

そしてこのリストの次の行に加わるのが「サンダーボルツ*」となり、これにて9作品に出演した事に。なお、出演がクレジットされていない「アントマン」と「ブラックパンサー」は除外されています。

もちろん、契約を変更、延長している事も考えられるため、これをもってセバスチャン・スタンさんの引退作が「サンダーボルツ*」だと決まったわけではありません。

さらに、2014年時点ではディズニープラスのドラマ構想などがなかったであろう事を考慮すると、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」と「ホワット・イフ…?」は除外出来る(別途契約を追加している)可能性が高く、「サンダーボルツ*」のあとにさらに2本の映画出演契約が残されている可能性もあります。

残り2本としてすぐに思いつく候補は「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」。

実際、セバスチャン・スタンさんは「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」で RDJさんと「一緒のシーンがあればいいな」と出演をほのめかしており、間もなく撮影が始まるロケ地近郊で目撃もされています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-thunderbolts-sebastian-stan-wants-to-work-with-rdj/”] [nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-cast-in-uk/”]

10年前の契約に基づいて「サンダーボルツ*」が最後になるのか、それともまだバッキーの物語は続くのか、5月の映画館で要チェックとなっています。

「サンダーボルツ*」はMCUのアンチ・ヒーローや元ヴィランを寄せ集めたチームを描く作品で、過去作よりセバスチャン・スタンさん演じるウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ、ワイアット・ラッセルさん演じるU.S.エージェント/ジョン・ウォーカー、フローレンス・ピューさん演じるブラックウィドウ/エレーナ・ベロワ、デヴィッド・ハーバーさん演じるレッドガーディアン/アレクセイ・ショスタコフ、オルガ・キュリレンコさん演じるタスクマスター/アントニア・ドレイコフ、ハナ・ジョン=カーメンさん演じるゴースト/エイヴァ・スターが再登場、ジュリア・ルイス=ドレイファスさんが演じるコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌがこのチームを率いることになります。

ジェラルディン・ヴィスワナサンさんがアヨ・エデビリさんに代わって(ソングバードと噂される)未知の役割を交代し、ルイス・プルマンさんがスティーヴン・ユアンさんに代わってセントリー/ボブ役を引き継ぎました。

制作はジェイク・シュライアー監督、脚本を「ザ・ベア」のジョアンナ・カロさん、「BEEF」のイ・サンジンさん、「ブラックウィドウ」のエリック・ピアソンさんらが担当しています。

映画「サンダーボルツ*」は 2025年5月2日 日米同時公開予定です。

ソース:Sebastian Stan’s 9-Picture Deal With Marvel May Reach Its End After Over a Decade

映画「キャプテン・アメリカ:BNW」、2週目は68%減で赤字回避目前か。海外で小島秀夫監督の投稿が話題に

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」の2週目の興行収入に関して、海外メディア Deadline が最新情報を提供しました。それによると、前週よりも68%のマイナスという結果になっています。

「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」の2週目の成績は 2810万ドル 予想となり、前週からの68%減の興行収入となっています。これは「アントマン&ワスプ:クアントマニア」の70%減や「マーベルズ」の78%減よりは優れていますが、MCU全体としては厳しい結果に。とは言え、北米では今週も1位をキープしています。

現時点での世界興行収入は 約2億8940万ドル で、損益分岐点とされていた 3億ドル は目前となっていますが、今回の Deadline の記事は 分岐点が 4億2500万ドル と報告しており、こちらが最新の数値であれば赤字回避はギリギリのペースとなりそうです。

初週は「キャプテン・アメリカ」シリーズ4作の中でで2番目のヒットとなっていた本作ですが、今週の下落によって全体的なランキングは3位か、4位になる可能性があります。

過去作の世界興行収入は「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」が 3億7060万ドル、「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」は 7億1440万ドル、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」は 11億5500万ドル でした。

無難な一般レビューに対して思うように成績がのびない原因のひとつとして中国市場の不振が大きく影響しているようです。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-captain-america-bnw-box-office-in-china/”]

また、別の理由として、予習に必要な作品が多いことも昨今のMCUの不振の原因としてしばしば指摘されていますが、この問題に直面した小島秀夫監督の投稿(の英語版の投稿)が話題に。多くのMCUファンとアンチのコメントがついています。

「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」に比べれば予習に必要な作品数は少ないはずですが、ディズニープラスの加入者でなければ分からない部分があるのは興行収入に少なからず影響していると見られます。

もともとは全てが壮大にリンクしていくのがMCUで、それが他の映画シリーズにない特徴として「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」や「アベンジャーズ/エンドゲーム」の歴史的大ヒットにも繋がっていましたが、今はそれが負の要素だと捉える観客が増えています。

これに対してスタジオがどのようなアンサーを用意するのか、その回答が示されるであろう「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」や「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」がどのようになるか注目です。

映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」は 2025年2月14日 より劇場公開中です。

ソース:Neon Sees 2nd Biggest Opening With ‘The Monkey’ At $14M+ In Midst Of ‘Anora’ Awards Season Tear – Box Office

「ディフェンダーズ再結成」と「アベンジャーズへの参加」、チャーリー・コックスさんが究極の選択

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」の主人公デアデビル/マット・マードックを演じるチャーリー・コックスさんが、海外メディア Comicbook.com とのインタビューで究極の選択を迫られました。

本作のプロモーションインタビューの最中に「親しい友人たち(ディフェンダーズ)とチームを組むか、それともアベンジャーズに入るか?」と質問されたチャーリー・コックスさんは、「これは難しい選択です。そして、私は友人たちを愛しています・・・」と前置きしつつ、次のように述べています。

ここ数年、私はこのキャラクターと彼の物語の大ファンになりました。そして、私が痛感していることの1つは、本当にクールなチームアップがいくつかあるということです。そして、デアデビルは、ご存知のように、アベンジャーズのコミックの中で非常に興味深い重要な役割を果たしています。このキャラクターのために、それは素晴らしい瞬間になると思います。歴史の多くに敬意を表す素晴らしいお祝いになるでしょう。

悩みながらもアベンジャーズへの参加を選択したチャーリー・コックスさんでしたが、インタビューの終わり際、同席していた敵役のヴィンセント・ドノフリオさんが「仲間のディフェンダーズたちをアベンジャーズに連れて行くべきだ。」と提案し、コックスさんはこのアイデアに深く同意しました。

2024年の大晦日にデアデビルが映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」に登場するとチャーリー・コックスさんのトレーナーがSNSに投稿し話題。しかし、先日のインタビューでこの件は彼のMCUへの理解不足から来る誤報だとし、噂を否定。現状で「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2以外の予定がない事を明かしました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-daredevil-born-again-charlie-cox-addresses-avengers-doomsday-leak/”]

「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2の撮影がこの1、2週間でスタートする予定で、「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」の撮影も4月にはスタートするとされています。つまり、この2作品の撮影の大部分は重なっており、デアデビルがアベンジャーズ映画に登場したとしても、大きな役割を期待することは難しそうです。

しかしながら「ドゥームズデイ」への登場がなくとも、さらにその翌年には「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」が控えています。

デアデビルは、そしてディフェンダーズはここに登場するのかどうか、続報にも注目です。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」では主人公デアデビル/マット・マードックを引き続きチャーリー・コックスさんが演じる他、Netflixのマーベルドラマからデボラ・アン・ウォールさん演じるカレン・ペイジとエルデン・ヘンソンさん演じるフォギー・ネルソン、ジョン・バーンサルさん演じるパニッシャー/フランク・キャッスルが、「ホークアイ」で一足先に戻ってきたヴィンセント・ドノフリオさんのキングピン/ウィルソン・フィスクに続いて戻って来る事になります。

また、本作はこの後に予定されている「スパイダーマン4」などにも影響を与える物語になるのではとも考えられています。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」は 2025年3月4日(日本時間で3月5日)よりディズニープラスで配信予定です。

ソース:Charlie Cox Wants to See The Defenders Appear in An Avengers Movie Too

「キャプテン・アメリカ:BNW」監督がレッドハルクが死ぬバージョンは一つも無かったと明かす─告発されたフォードさんを擁護も

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」のジュリアス・オナ監督が、海外メディア Variety とのインタビューで、本作のラストが制作中にどのように変化したかについて語りました。

制作中にロス大統領が死んでしまうパターンはあったのかとストレートに質問された監督は「レッドハルクが明確に死んだバージョンはありませんでしたが、映画の終盤で起こった出来事の後、観客が彼の運命を知らないバージョンは確かにありました。」と述べました。 「しかし、ファンに大人気のキャラクターですし、我々全員が知っているように、ハルクが死ぬのはそう簡単なことではありません。」と、そのバージョンでも実際に死んでいるわけではなかった事を明かしました。

「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」がまだ「キャプテン・アメリカ:ニュー・ワールド・オーダー」だった頃、撮影が始まって間もなく、葬儀シーンを撮影しているのが目撃されていました。

これはサディアス・ロスの葬儀ではないかと考えられていましたが、確証はないままかなりの時が経過。その後、映画の公開2ヶ月前に没になったポストクレジットシーンという内容がリークされ、「世界中がロス大統領が死んだと思っている中で、レッドハルクが(娘の)ベティの家を訪れるシーンになっていた。」と報告されていました。

これらをつなぎ合わせると、もとのバージョンでのレッドハルクは(例えば海中に沈むなど)生死不明の状態で幕を下ろし、サム達は不在となった大統領の葬儀を行い、戻ってきたレッドハルクがベティの家に向かう所で終わっていたようです。

大統領不在の場合に代理を務める副大統領について設定されていたのかと質問された監督は「そういった会話は時々起こります。しかし、このような物語を語るときには、観客に900文字も投げつけたくはありません。最終的に、私たちはそのことについては掘り下げないことに決めました。感情的、テーマ的な観点からこの物語を語る方法とはあまり関係がなかったのです。」と、特に設定しないようにしたと説明しました。

「アイアンマン3」の時はエリス大統領とロドリゲス副大統領が設定されており、ロドリゲス副大統領は裏でヴィランと取引している役回りがありましたが、「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」時点の副大統領は脚本上まったく重要ではなかったようです。

レッドハルクの運命が少し変更されただけでなく、娘のベティについてもいくつかの変更があったと監督は言います。

「もともとベティは映画の早い段階で登場していましたが変わりました。彼女が映画の最後に登場したことは私にとって非常に重要でした。なぜなら、ロスが何を奪われたのかを考えなければならないからです。彼は娘と再びつながりたいと切望しています。だから、彼女を物語から排除し、映画の端に漂う存在にすることで、ロスが抱いていたあの切望感をより強く感じさせるだろうと考えました」

ベティの登場シーンはかなり短いものでしたが本作においてとても重要な存在であり、出産、転職して俳優業を半ば引退していたリヴ・タイラーさんに出演してもらうよう、直談判したのが2023年の初め頃だったとも、Collider とのインタビューで語っています。

また、最近、レッドハルク/サディアス・ロスを演じたハリソン・フォードさんが「気難しいディーバ」と撮影現場の内部関係者から非難されたという記事についても言及。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-captain-america-bnw-report-details-frustrating-reshoots/”]

監督は「いいですか、私は誰かが推測したり、オフレコで話したりしていることについて話すことはできません」と前置きしつつ、「私が話せるのは、ハリソンとの経験だけです。」として次のようにコメントしました。

彼は完全なプロフェッショナルでした。彼は仕事に対して非常に真剣で情熱的な人です。クリエイティブなプロセスでは、本当に意味のある、時には情熱的な会話をしますが、常に最高の映画を作るという目標に向かって取り組んでいました。ハリソンはこの映画で驚異的な演技をしたと思います。彼と一緒に仕事ができてとても光栄でした。彼から多くのことを学びましたし、キャスト全員、そしてスタッフも彼に対して愛と尊敬の念しかありません。それがこの映画の制作で私が経験したことであり、それが現場での私たちの映画制作の真実です。

前述の記事の際にはアンソニー・マッキーさんの現場でのハリソン・フォードさんについてのコメントも掲載しましたが、監督と主演が見るフォードさんは告発記事の内容とはやはり食い違うようです。

ハリソン・フォードさんの人間性に関する真実は知るよしもありませんが、彼が本作で印象的な演技をしてきたのは事実ですし、過去の様々な映画で称賛されてきたのも事実です。

マーベル・スタジオは次の契約も交わしていると噂されており、そう遠くない未来にレッドハルクは再びスクリーンに登場すると考えられそうです。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-captain-america-bnw-harrison-fords-next-project-rumor/”]

映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」は 2025年2月14日 より劇場公開中です。

ソース:‘Captain America: Brave New World’ Director Julius Onah Explains Those Cameos, Reveals What the Reshoots Replaced and Defends Harrison Ford: ‘He Was an Utter Professional’

映画「スパイダーマン4」公開延期へ

ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン4」の劇場公開の延期が報じられました。本作には延期の噂がありましたが、撮影が予定通り行われる事がトム・ホランドさんが設立した団体によって明らかとなっていました。

海外メディア THR は「スパイダーマン4」の劇場公開の延期を報告。それによると当初公開予定だった翌週の 2026年7月31日 に新たなスケジュールが設定されていると言います。

これはクリストファー・ノーラン監督作でトム・ホランドさんが出演する映画「オデッセイ」が 7月17日公開に設定されている事が影響しているとの事で、一週間の間隔を余分に取ることで観客の分散を少しでも軽減する狙いがあるようです。

今回の延期の決定は一年先以上での一週間の延期のため、ファンはさほど心を痛める必要はないかもしれません。

「スパイダーマン4」には様々な噂が渦巻いており、ストーリーについてはマルチバースレベルの話からストリートレベルの話まで、過去に報じられていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-spiider-man-4-canceled-sinister-six-plan-rumor/”]

プロデューサーは以前に「ピーター・パーカーがスパイダーマンとしての活動に集中する事になる」とも予告していました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-spider-man-4-producer-story-detail/”]

また、アンドリュー・ガーフィールドさんは「スパイダーマン4」への登場を否定しています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-spider-man-4-andrew-garfield-denied-rumor-again/”]

本作は「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」の間に公開される映画でもあり、重要な作品になると見られています。

映画「スパイダーマン4」は「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のデスティン・ダニエル・クレットン監督のもと、「ホームカミング」「ファー・フロム・ホーム」「ノー・ウェイ・ホーム」の脚本家クリス・マッケナさんとエリック・ソマーズさんコンビが引き続き執筆。2026年7月31日 に米国劇場にて公開予定です。

ソース:‘Spider-Man 4’ Release Date Pushed to Late July 2026