映画「エターナルズ」は2つの時代について描かれるという

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「エターナルズ」は2つの時代について描かれる事が公式のプレスリリースより判明したと報じられました。海外メディア The Direct によると、1つはエターナルズが過去に強力なチーム及び親密な家族として活動していた頃、そしてもうひとつはバラバラになってしまった現代の物語になるとの事です。

物語は2つの時代に渡って行われます。1つのストーリーは、彼らが強大なチームとして、また親密な家族として活動していた過去を舞台にしています。2つ目のストーリーは、グループが分裂し、人間に紛れ込んで生活している現在の状況です。人類の存在を再び脅かすディヴィアンツの脅威が蔓延しているため、エターナルズは互いの違いを捨てて再編成する必要があるのです。

マーベルのエグゼクティブ・プロデューサーであるネイト・ムーアさんは本作について以下のようにコメントしています。

私たちは、観客の皆さんに、これまで見たことのないマーベルユニバースの一角を発見してもらいたいと思っています。挑戦的なSF映画でありながら、人間の心を持った神話を発見してもらいたい。そして、観客が共感できる10人のヒーローに出会ってもらいたいのです。

今回のリリースの内容とトレーラーを合わせて判明したストーリーラインは、過去にチームとして活動していたエターナルズは何らかの理由でバラバラになり、人間の中で生活する中で「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」のイベントを経て新たな脅威が迫り、チームの再結成を余儀なくされるというものです。

MCUの中でもエンドゲームに次ぐ上映時間を設定している本作で、エターナルズの過去と現在がじっくりと描かれることになるようです。

「エターナルズ」の公式概要は以下のとおりです。

アベンジャーズに続く、新たな最強ヒーローチームが遂に始動。それは太古から地球に存在する不死の種族“エターナルズ”の物語――。10年ぶりのアクション映画に出演するアンジェリーナ・ジョリーに加え、「ゲーム・オブ・スローンズ」のリチャード・マッデン、『新感染 ファイナル・エクスプレス』(16)などのマ・ドンソクら豪華キャストが集結。メガホンを取るのは、『ノマドランド』(20)でアジア系女性として初めて本年度ゴールデン・グローブ監督賞を受賞し、本年度のアカデミー賞®にもノミネートされるなど今注目の映画監督クロエ・ジャオ。
精鋭といえるキャスト・スタッフが手掛ける新たな最強ヒーローチーム“エターナルズ”から目が離せない!

映画「エターナルズ」は 2021年11月5日 公開予定です。

ソース:Disney Confirms Eternals Movie to Be Split Into 2 Storylines

トム・ホランドさんが映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」の公開を祝福

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」が2021年10月1日に米国で公開された事を受け、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)でスパイダーマンを演じるトム・ホランドさんが祝福のメッセージを投稿しました。

ホランドさんは自身のInstagramストーリーに以下のような投稿をしました。

今夜がその日だ。早く見たくてたまりません。おめでとう、アンディ・サーキス、トム・ハーディ、そしてソニー・ピクチャーズ。噂は本当ですか?😏

from Instagram@tomhollando

先日はヴェノム/エディ・ブロック役のトム・ハーディさんが「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」のキャップを被っていた事でMCUに登場するのではないかと考えられていますが、今回のトム・ホランドさんの投稿はそれが実現する事を示唆しているのでしょうか?

「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」の公式あらすじは以下の通りです。

「悪人以外を食べない」という条件でエディの体に寄生し、彼と共同生活を送る地球外生命体(シンビオート)のヴェノムは、食欲の制限を強いられストレスの毎日を過ごしていた。そんな中、未解決事件の真相を追うジャーナリストのエディは、サン・クエンティン刑務所である死刑囚と再会する。その男の名はクレタス・キャサディ。これまで幾度となく猟奇殺人を繰り返し、収監されたシリアルキラーで、彼には死刑執行の時が迫っていた。「私の秘密を教えよう」と不気味にほほ笑み、エディに対し異様な興味を示すクレタス。突如その時、クレタスはエディの腕へと噛みつき、エディの血液が普通の人間とは異なることに気づく…… 死刑執行の時、ついにクレタスはカーネイジへと覚醒――。世界を闇へと変えていく。

映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」は 2021年10月1日米国公開予定、日本は2021年12月3日公開予定です。

ジェームズ・ガン監督が「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:ホリデー・スペシャル」で新キャラデビューを示唆

2022年ディズニープラスで配信予定の「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:ホリデー・スペシャル」に新キャラクターが登場する事をジェームズ・ガン監督が自身のTwitterで示唆しました。ガン監督は2023年公開予定の「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3」と並行して本作の開発を進めています。

投稿によると「完全に私の主観であり、時におかしな意見なのは確かだけど、MCU史上もっとも偉大なキャラクターの一人を紹介します。」との事。

このキャラクター候補について、多くのファンはふたりのキャラクターに期待しています。

一人目は映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス」(2017年)のラストに登場した黄金の繭。ソヴリンの女王がアダムと名付けたこの繭はコミックのアダム・ウォーロックの繭だと考えられています。

コミックのアダムは悪の組織エンクレイヴに作られましたが、施設を逃亡。シフやソーといった数々のヒーローとの出会いを経て、ヒーローとして悪と戦う事を決意しました。コミック「ザ・インフィニティ・ウォー」ではヒーロー軍の中心人物であり、打倒サノスの先頭に立っていました。そしてその後、インフィニティ・ストーンを監視するチーム、インフィニティ・ウォッチを結成しました。

アダムについて知っているファンは映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」に登場するのではないかと考えていましたが、残念ながら登場せず、現在宙に浮いたままになっているガーディアンズ2のアダムが「ホリデー・スペシャル」で回収されるのではないかと期待を寄せています。

二人目の候補はサンタクロース。ホリデー・スペシャルに相応しいキャラクターでもあり、最近のコミックで判明したことですが、サンタクロースはジーン・グレイやマグニートーに並ぶオメガレベルのミュータントです。

以前はトナカイを失ったサンタが悲観にくれていた時、なんとかしてあげようとアイアンマン達がインフィニティ・ガントレットを与えてしまった結果、全能の力を手に入れたサンタが暴走し、ヒーロー総出で止める事態にも発展しました。

下の画像は「ガントレットを返してほしいのか?返してほしくばかかって来い、お嬢ちゃんたち!」と荒ぶっているサンタのシーンです。

©MARVEL

以上の二人はあくまでファンの推測であり、ガン監督は「不思議に思われるかもしれない」と同意を得られない可能性を指摘している事から予想外のキャラクターが登場する事は大いにありえそうです。

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:ホリデー・スペシャル」についてガン監督はこれまでに、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3」の前に見て欲しい事、外伝ではなく正史である事、そして40分未満の作品になることを明かしています。

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:ホリデー・スペシャル」は2022年ディズニープラスで配信予定、映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3」は2023年5月5日 米国公開予定。日本公開は4月予定です。

映画「エターナルズ」、不発弾で撮影が中断していた事が明かされる

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「エターナルズ」の監督とキャストが海外メディア Empire Magazine とのインタビューの中で撮影時に苦労した点について明かしました。その中でキンゴを演じるクメイル・ナンジアニさんは、撮影中に不発弾が見つかり、撮影が中断していた事を明かしました。

当時のことを振り返って、ナンジアニさんは以下のように述べました。

俳優の何人かがこの金属製のものを見つけて、「おい、それは何だ?」。私は、「みんな、なんでスケジュールが変わるんだ?爆弾があるってどういうこと!?」と言っていたのを覚えています。

エターナルズは2019年秋、カナリア諸島のひとつフエルテベントゥラ島で撮影を行っていましたが、その際に不発弾が発見されたのだといいます。この島は第二次世界大戦中にドイツ軍が占領していた軍事基地あったとされている地で、爆弾は戦争中のものであると考えられていたとの事。セナ役アンジェリーナ・ジョリーさん、イカリス役リチャード・マッデンさんをはじめとするキャストやスタッフが当日のロケに参加していたことが報じられていますが、爆弾処理班が安全に爆発物を取り除いてくれたとの事です。

不発弾とは何とも恐ろしく、苦労話というよりは恐怖体験に近いものがありますが、イカリスを演じるリチャード・マッデンさんは安心出来る苦労話を明かしてくれました。

撮影に際して巨大な宇宙船のセットを作った本作でしたが、マッデンさんは何度も迷子になったと語っています。

あれで何度も迷子になったよ。言い訳だけど、僕のアパートの10倍の広さがあったんです。

また、フエルテベントゥラ島でのロケは不発弾以外にもトラブルがあった事をクロエ・ジャオ監督が明かしました。

過酷な経験でした。ある時は砂嵐に見舞われ、全員がテントの中で目を開けられずに身を寄せ合ったこともありました。

昨今の技術進化は飛躍的なものがあり、巨大なブルースクリーンを使って背景をすべてCGで描く事は珍しくも有りませんが、「エターナルズ」は火山島でのロケをするという方法を選択し、制作にあたったとの事です。

「エターナルズ」の公式概要は以下のとおりです。

アベンジャーズに続く、新たな最強ヒーローチームが遂に始動。それは太古から地球に存在する不死の種族“エターナルズ”の物語――。10年ぶりのアクション映画に出演するアンジェリーナ・ジョリーに加え、「ゲーム・オブ・スローンズ」のリチャード・マッデン、『新感染 ファイナル・エクスプレス』(16)などのマ・ドンソクら豪華キャストが集結。メガホンを取るのは、『ノマドランド』(20)でアジア系女性として初めて本年度ゴールデン・グローブ監督賞を受賞し、本年度のアカデミー賞®にもノミネートされるなど今注目の映画監督クロエ・ジャオ。
精鋭といえるキャスト・スタッフが手掛ける新たな最強ヒーローチーム“エターナルズ”から目が離せない!

映画「エターナルズ」は 2021年11月5日 公開予定です。

ソース:Marvel’s Eternals Actor Confirms Unexploded Bomb Delayed MCU Production

映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」、米国プレビュー上映で1,160万ドルに達し、2021年2番目の興行成績を記録

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」の米国公開が 2021年10月1日 となり、その前夜に行われたプレビュー上映にて1160万ドルの興行収入を記録した事を海外メディア Deadline が報じました。これはMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックウィドウ」の1320万ドルに次ぐ2021年、そしてパンデミック以降の公開作品で2位の記録となります。

2021年10月2日現在、2021年のトータル興行収入1位である映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のプレビューは880万ドルであり、ヴェノム新作はそれを上回る好調なスタートを切っています。

ただしレビューサイト RottenTomatoes では「シャン・チー/テン・リングスの伝説」の公開一ヶ月を経過しても批評家レビューが92%、ユーザーレビューが98%を維持しているのに対して、「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」は批評家レビューが60%、ユーザーレビューが86%とやや低いスタートなっています。

低レビューの主な内容は90分という上映時間と、そこから来るストーリーテリングの不足が指摘されています。アクションシーンは高レビューのポイントとしてよく取り上げられています。

レビューは「シャン・チー/テン・リングスの伝説」を下回っている「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」ですが、シャン・チーが米国の次に大きな市場である中国での上映の見通しが立っていない事を考えると、最終的な世界興行収入がどうなるかはまだまだ未知数となっています。

「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」の公式あらすじは以下の通りです。

「悪人以外を食べない」という条件でエディの体に寄生し、彼と共同生活を送る地球外生命体(シンビオート)のヴェノムは、食欲の制限を強いられストレスの毎日を過ごしていた。そんな中、未解決事件の真相を追うジャーナリストのエディは、サン・クエンティン刑務所である死刑囚と再会する。その男の名はクレタス・キャサディ。これまで幾度となく猟奇殺人を繰り返し、収監されたシリアルキラーで、彼には死刑執行の時が迫っていた。「私の秘密を教えよう」と不気味にほほ笑み、エディに対し異様な興味を示すクレタス。突如その時、クレタスはエディの腕へと噛みつき、エディの血液が普通の人間とは異なることに気づく…… 死刑執行の時、ついにクレタスはカーネイジへと覚醒――。世界を闇へと変えていく。

映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」は 2021年10月1日米国公開予定、日本は2021年12月3日公開予定です。

ソース:‘Venom: Let There Be Carnage’ Looking At Extremely Robust October Opening Day & Weekend Start – Friday Afternoon Update

映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」、「ブラックウィドウ」を越え2021年米国興行収入1位を記録

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」が4週連続で米国興行収入1位を記録し、5週目に入った現在、映画「ブラックウィドウ」の1億8300万ドルを越え、2021年初の2億ドルを記録しました。

新型コロナウイルスのパンデミック以降に公開された映画では初の2億ドル越えとなり、新たな記録を樹立した「シャン・チー/テン・リングスの伝説」。現在、本作の世界興行収入は3億7000万ドルに近づいていますが、中国での公開の可能性が低いためこの後どこまで伸びるかは未知数だと記事は伝えています。

ちなみに4週連続1位を記録したMCU作品は他に「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」(2014年)と「ブラックパンサー」(2018年)のみとなっています。

「シャン・チー/テン・リングスの伝説」の公式あらすじは以下の通りです。

マーベル・スタジオの新時代の幕開けを担う、新たなヒーローが誕生! 悪に染まった父から授かった最強の力を封印し、二度と戦わないと誓ったシャン・チー。父が伝説の腕輪《テン・リングス》を操り世界を脅かす時、シャン・チーは自らの力を解放し、宿命の敵となった父に立ち向かえるのか? 自らの運命に葛藤しながらも過去と向き合い、運命を受け入れ、“本当の強さ”に目覚めていくシャン・チーを描いたドラマチック・アクション・エンターテイメントが始まる。

映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」は 2021年9月3日 より劇場公開中、2021年11月12日より米ディズニープラスで会員向け見放題配信開始、ホームメディア版は2021年11月12日発売です。

ソース:Marvel’s Shang-Chi Just Set a Major Pandemic Box Office Record

【ネタバレ注意】映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」のミッドクレジットシーンについて監督がコメント

米国にて公開され大ヒットしているSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」のミッドクレジットシーンについて、アンディ・サーキス監督が The Hollywood Reporter とのインタビューの中で言及しました。さらに制作初期の段階では本編にスパイダーマンが登場する計画があった事も明かしました。

※これより先は本シリーズの大きなネタバレを含んでいます。ご覧の際はご注意ください。

インタビューの中で監督は「ミッドクレジット・シーンは、100%流動的だったよ。これ以上ないくらいに流動的だったよ」と述べました。「もちろん、僕がこの映画に参加する前から話し合っていたことだよ。彼(スパイダーマン)がストーリーに登場する可能性があったのに、そうではなくなったこともありました。しかし、私たちはまずヴェノムバースを検証したいと考えました。だから、撮影を進めていく中で、必然的に話し合いが必要になりましたが、そこに置くべきティーザーの正確な概念にたどり着いたのは、非常に遅かったのです」と語っています。

そして、その流動的だったミッドクレジットシーンは以下のように落ち着きました。


クレジットが流れた後、エディとヴェノムがテレビのソープオペラを見ている映像が流れます。狂気の秘密を持っているという話題になった時、二人は話し合いを始めます。ヴェノムは「みんな過去があるんだ、エディ」と付け加え、エディは「何かを隠しているのか」と冷静に答えます。

ヴェノムは「宇宙を越えた800億年のハイブの知識は、お前の小さな小さな脳を爆発させてしまうだろう。」と唐突な新概念を明かし、「味見させてやろう。我々シンビオートが経験したことのほんの一部を」と話します。

エディは同意し、ヴェノムが 「準備はいいか、エディ?」とヴェノムが言った瞬間、鮮やかな黄色の光が外から射し込み、何かが現れたり消えたりして、すべてが変化していきます。数秒後、2人はまったく別のホテルの部屋にいます。

ヴェノムが「あれは(自分ではない)」と言いかけた瞬間、カメラはテレビを写します。そこではJ.ジョナ・ジェイムソンが「デイリー・ビューグル」の番組に出演し、トム・ホランドさん演じるピーター・パーカーがマスクをつけたスパイダーマンであることを報告しているのです。

これが静かに、そしてかなり早く、ヴェノムの注意を引きました。彼はスクリーンに近づき、スパイダーマンを「こいつは…」と認めると、パーカーの顔が映っているスクリーンを舐めます。

すると隣のバスルームから半裸の見知らぬおじさんが登場し、エディに向かって「私の部屋で何をしているんだ!」と言いました。


「宇宙を越えた800億年のハイブ」というのは「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」の本編にも登場しないとの事で、このミッドクレジットシーンで初めて明らかになった設定となっています。

コミックでハイブといえばヒドラ関連のキャラクターですが、ここでいうハイブは単なる英単語としてのハイブである可能性が高そうです。Hive とはミツバチの巣などを意味する単語ですから、シンビオートの故郷などを指しているのかもしれません。

また、コミックにはシンビオートの生みの親であり、シンビオートの神ヌル(Knull)という旧神(エルダー・ゴッド)が存在するため、彼のことを指している事も考えられます。

TVに映ったピーターはMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」でミステリオ殺害容疑のニュースの際の映像と思われるため、このミッドクレジットシーンは映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の冒頭と時系列が繋がるようにも思えます。

9月の中頃にはトム・ハーディさんが「ノー・ウェイ・ホーム」に出演するのではないかとも話題になりましたが、このミッドクレジットシーンはそれを裏付けするようにも思える内容となっていました。

一方で「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」のアンディ・サーキス監督は「スパイダーマンとのクロスオーバーを急ぐことで、他のシンビオートの出番がなくなってしまう」との懸念も示していたのが気になる所。監督の意思に反してソニーがクロスオーバーを進めているのか、あるいは監督がクロスオーバーをサプライズとするためにあえて否定的な回答をしていたのかは分かりませんが、「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」でどう言及されるのか注目です。

映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」は 2021年10月1日より米国公開中、日本は2021年内公開予定です。

ソース:Andy Serkis on ‘Venom: Let There Be Carnage’ and That Mid-Credits Scene

映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」デジタル版は11月12日に米リリース ─ 11の削除シーンも明らかに

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のデジタル配信が 2021年11月12日に、DVD、Blu-ray、4k Blu-ray(UHD)などのホームメディアディスク版が 2021年11月30日に米国リリースされる事が発表されました。デジタル版と同じ12日にはディズニープラス会員向けの見放題配信も開始されます。

ディスク版には、NG集、デスティン・ダニエル・クレットン監督と脚本家のデビッド・キャラハム氏によるオーディオコメンタリー、舞台裏映像、削除された11のシーンなどのボーナス映像が含まれています。削除シーンの概要は以下のとおりです。

  1. “They’re Waiting”:シャン・チーとケイティがシャーリンと電話で連絡を取る。
  2. “Take a Shot”:ケイティは戦いの中で決意の瞬間を迎える。
  3. “Apology”:突然の不在から数年後、シャンチーはシャーリンに謝罪しようとする。
  4. “I’m Here”:シャン・チーとケイティは路地で会話をする。ケイティはシャン・チーに自分がいつも彼の支えであることを再確認する。
  5. “Pep Talk”:流れを変えるために、戦いの最中にレイザーフィストがケイティを励ます。
  6. “Greatness”:トレバーとケイティは、逃走用の車の中で情熱的な絆を深める。
  7. “Escape Tunnel”:逃走用の車を確保するために、ギャングはトレバーの逃走用トンネルを抜けて脱出する。
  8. “Two Sons”:ウェンウーは、緊張したディナーの中で、シャンチーとレイザーフィストを比較する。
  9. “Postcard”:シャン・チーとウェンウーは父と子として再会する。シャン・チーはウェンウーの哲学に同意しないことを明らかにする。
  10. “Just Friends”:ケイティとシャーリンはお互いを知るようになる。シャーリンはケイティに個人的な質問をする。
  11. “Do It Yourself”:ウェンウーは、アイアンギャングのボスが捕まった後、自分の帝国に戻る。

「シャン・チー/テン・リングスの伝説」の公式あらすじは以下の通りです。

マーベル・スタジオの新時代の幕開けを担う、新たなヒーローが誕生! 悪に染まった父から授かった最強の力を封印し、二度と戦わないと誓ったシャン・チー。父が伝説の腕輪《テン・リングス》を操り世界を脅かす時、シャン・チーは自らの力を解放し、宿命の敵となった父に立ち向かえるのか? 自らの運命に葛藤しながらも過去と向き合い、運命を受け入れ、“本当の強さ”に目覚めていくシャン・チーを描いたドラマチック・アクション・エンターテイメントが始まる。

映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」は 2021年9月3日 より劇場公開中、2021年11月12日より米ディズニープラスで会員向け見放題配信開始&各種デジタル配信、ディスク版は2021年11月30日発売です。

映画「ブラックウィドウ」訴訟が終了、スカーレット・ヨハンソンさんとディズニーが和解したと報じられる

海外メディア The Hollywood Reporter は、ウォルト・ディズニー・スタジオとスカーレット・ヨハンソンさんが、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラック・ウィドウ」の リリースに関して提起された契約違反訴訟で和解したことを明らかにしました。取引の具体的な詳細は公表されていません。

記事ではヨハンソンさんの声明として、以下の内容を伝えています。

ディズニーとの意見の違いを解決できたことを嬉しく思います。長年にわたって一緒にやってきた作品を非常に誇りに思っていますし、チームとのクリエイティブな関係を大いに楽しんできました。今後も協力関係を続けていきたいと思います。

また、ディズニー・スタジオ・コンテンツの会長であるアラン・バーグマン氏は、Variety を通じて独自の声明を発表し、この状況が解決に向かっていることに感謝の意を表しました。また、ヨハンソンさんの「マーベル・シネマティック・ユニバースへの貢献」を称賛するとともに、今後のプロジェクトでの協力関係の継続を期待しています。

スカーレット・ヨハンソンと「ブラックウィドウ」に関して合意できたことを大変嬉しく思います。彼女のマーベル・シネマティック・ユニバースへの貢献に感謝するとともに、ディズニーの「タワー・オブ・テラー」をはじめとする今後の数々のプロジェクトで一緒に働けることを楽しみにしています。

この訴訟問題が報じられて約2ヶ月、互いに非難する時期が続いていましたが、喜ばしいことに問題は解決したようです。具体的な支払い等については報じられていません。

MCUファンが危惧していた最悪の事態は免れ、ヨハンソンさんは再びMCUに戻ってくる可能性が出てきました。ヨハンソンさんは以前から監督業にも興味を示しており、このブラックウィドウ訴訟が報じられる以前にはMCU作品を監督するのではないかとも噂されていました。

映画「ブラックウィドウ」の公式あらすじは以下のとおりです。

ブラック・ウィドウの前に突如現れた“妹”エレーナ。
姉妹は、自分たちを暗殺者に育てたスパイ組織レッドルームの秘密を知ったことで命を狙われる。
唯一の味方は、かつて組織が生み出した“偽りの家族”だけ。
だが、この家族の再会によって、レッドルームの恐るべき陰謀が動きだす!
ブラック・ウィドウの作られた過去との戦いが、世界の命運を握る。

映画「ブラックウィドウ」の未公開映像やNGシーンなども収録したBlu-rayなどホームメディア版は 2021年9月15日 より発売中。ディズニープラスでの見放題配信は 2021年10月6日 予定です。

ソース:Scarlett Johansson, Disney Settle Explosive ‘Black Widow’ Lawsuit

映画「エターナルズ」の新たなスチル写真が公開

来月公開予定のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「エターナルズ」から新たなスチル写真が公開されました。チームメンバーの何人かを取り上げたもので、予告動画では見られなかったカットやオフショットも含まれています。

Images from Empire Magazine

「エターナルズ」の上映時間は2時間36分とMCU作品の中で「アベンジャーズ/エンドゲーム」に次いで2番めに長いと報じられています。その中で新たに登場することになるチーム、エターナルズについて深く描かれるものと見られています。

「エターナルズ」の公式概要は以下のとおりです。

アベンジャーズに続く、新たな最強ヒーローチームが遂に始動。それは太古から地球に存在する不死の種族“エターナルズ”の物語――。10年ぶりのアクション映画に出演するアンジェリーナ・ジョリーに加え、「ゲーム・オブ・スローンズ」のリチャード・マッデン、『新感染 ファイナル・エクスプレス』(16)などのマ・ドンソクら豪華キャストが集結。メガホンを取るのは、『ノマドランド』(20)でアジア系女性として初めて本年度ゴールデン・グローブ監督賞を受賞し、本年度のアカデミー賞®にもノミネートされるなど今注目の映画監督クロエ・ジャオ。
精鋭といえるキャスト・スタッフが手掛ける新たな最強ヒーローチーム“エターナルズ”から目が離せない!

映画「エターナルズ」は 2021年11月5日 公開予定です。

ソース:Marvel’s Eternals: 8 Photos Reveal New Scenes Featuring Salma Hayek, Richard Madden & More