アンドリュー・ガーフィールドさん、「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」出演の噂に再度コメントするも以前とは変化

年末の公開が予定されているソニー・ピクチャーズ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」。本作に登場するのではないかと予てより噂になっているアンドリュー・ガーフィールドさんが、海外メディア Variety のインタビューに応じ、再びこの話題に触れました。しかしそこでは以前とは少し違う姿勢が見られるようです。

インタビューの中でガーフィールドさんは次のように述べています。

僕もファンなので、そのコンセプトに人々が興奮するのはよく分かります。「ああ、神よ、彼ら(ソニーとマーベル)がそんなことをしたらどんなにクールだろう」というシーンや瞬間を想像せずにはいられません。でも、これは自分が関わっていると自覚していることではない、と記録に残しておくことは重要です。しかし、私が何も知らないことを誰かに納得させるようなことは言えない事もわかっています。何をどう言ってもお手上げです。人々にとって本当に残念なことになるか、本当にエキサイティングなことになるかのどちらかです。

2021年5月のインタビューでは「台無しにするような事は何もない」と噂を強く否定していたガーフィールドさんですが、今回のインタビューでは曖昧な表現でコメントを締めました。

同作にデアデビルとして出演の噂がたっているチャーリー・コックスさんも、以前は強く否定していた噂に対して、最近では「ファンの気持を台無しにしたくない」とノーコメントの立場へと変わりました。

両者の態度の変化について考えられるのは、噂についてはっきり「出ない」と応える事で一定数のファンががっかりしてしまうのを避けるためにグレーな回答に留めた可能性があります。あるいは、本当は出演が決まっていて「出ない」と嘘をつくのが心苦しいのかもしれません。

一方で、8月末にノー・ウェイ・ホームのセットでスパイダーマンスーツを着用したガーフィールドさんのリーク写真がSNS上に投稿されるも、超スピードで著作権侵害の申立により削除されています。(from The Direct)

リーク写真にも制作側の権利があるためこれは正当なものですが、ほとんどのリーク写真はそのまま拡散されているにも関わらず、これに関しては異例の早さでの対応となり、多くのファンは出演が真実味を帯びてきていると感じています。

ガーフィールドさん出演の噂は10月末に公開予定とされている次のトレーラーで何かが分かるかもしれませんし、実際に劇場に行くまで真実はわからないかもしれません。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は 2021年12月17日 米国公開予定です。

ソース:Andrew Garfield on Loss, Art, Televangelism and Those Pesky ‘Spider-Man’ Rumors

【ネタバレ注意】映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」には別の結末があった事を監督が明かす

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のデスティン・ダニエル・クレットン監督が、本作には劇場で公開されたものとは別の結末も用意していた事を明かしました。

※これより先は映画の結末に関するネタバレを含んでいます。ご注意ください。

海外メディア Entertainment Tonight とのインタビューで、トニー・レオンさん演じるウェンウーが生きているバージョンの結末があったか質問された監督は「ええ、ありました」と答えました。

うまくいくものもあれば、そうでないものもあります。私たちは常に、登場人物にとって最も真実味のあるバージョンのストーリーを探しています。つまり、これらのキャラクターが非常にオペラティックなレベルで活動しているにもかかわらず、チートとしか思えないようなことを試すことがあるのです。それがこの作品なのです。

作中でウェンウーはシャン・チーに腕輪を託し、息を引き取る事になりました。その行為が彼が歴史の中で行ってきた罪を清算するに値するかどうかは難しい所ですが、「ブラックウィドウ」のドレイコフや死の女神ヘラなどと比べると、ウェンウーがあの局面を乗り越えた場合はヒーローへと転じる可能性もあったように感じるものでした。

いくつもの物語を模索したという監督ですが、採用されたなかった物語のいくつかは今回のようにまた明かされる事もあるかもしれません。そして、もしかすると、アニメ「What if…?」のシーズン2で描かれる可能性もありそうです。

映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」は 2021年9月3日 より劇場公開中です。

ソース:‘Shang-Chi’ Director Destin Daniel Cretton Talks Alternate Endings and Those Post-Credit Scenes (Exclusive)

映画「エターナルズ」の時系列が判明、「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」と同時期に展開される物語

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「エターナルズ」の公開を11月に控え、マーベル・スタジオのプロデューサーを務めるネイト・ムーアさんが、海外メディア Empire Magazine とのインタビューの中で、本作のタイムラインについて説明しました。

ムーアさんはインタビューの中で、「エターナルズ」のメインとなる時系列について、「スパイダーマン:ファー・フロム・ホームと同時期で、サノスの攻撃から世界が回復し、世界人口の半分が戻ってきた頃」と説明しました。

「アベンジャーズ/エンドゲーム」以降の時系列は以下のようになっています。

  • エンドゲーム:2023年10月から12月に宇宙の半分の生命が戻ってくる
  • ワンダヴィジョン:2023年年末から2024年年始(エンドゲームから3週間後以降)
  • ファルコン&ウィンター・ソルジャー:2024年4月から6月(エンドゲームから半年後)
  • ファー・フロム・ホーム:2024年6月から8月(エンドゲームから8ヶ月後)

アメリカの高校の夏休みが6月から8月である事を起点として、ファー・フロム・ホームの時期を確定し、そこからファー・フロム・ホーム作中で8ヶ月前と説明されたエンドゲームの時期を逆算、あとはそれぞれの作中で語られたハルクの指パッチンからの期間を基に想定される時系列となっています。

また、シャン・チーの時系列についてデスティン・ダニエル・クレットン監督は「シャン・チーはMCUの現在に設定されています。」説明しています。そのため、「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」、「シャン・チー/テン・リングスの伝説」、「エターナルズ」はほぼ同時期に展開されている物語である事がわかります。

ただし、監督やプロデューサーの発言とはいえ、「現在」や「同時期」といった曖昧な表現になっているため、「シャン・チー」や「エターナルズ」が「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」よりも前である可能性は否定出来ないようです。

また、エターナルズたちがこれまで地球上の問題に干渉してこなかった事について「脚本はその問題を扱うために作られています。エターナルズがサノスとの争いに参加しなかった理由は、非常に具体的なものです。」と述べ、映画でその理由が明かされる事を示唆しました。

「エターナルズ」の公式概要は以下のとおりです。

アベンジャーズに続く、新たな最強ヒーローチームが遂に始動。それは太古から地球に存在する不死の種族“エターナルズ”の物語――。10年ぶりのアクション映画に出演するアンジェリーナ・ジョリーに加え、「ゲーム・オブ・スローンズ」のリチャード・マッデン、『新感染 ファイナル・エクスプレス』(16)などのマ・ドンソクら豪華キャストが集結。メガホンを取るのは、『ノマドランド』(20)でアジア系女性として初めて本年度ゴールデン・グローブ監督賞を受賞し、本年度のアカデミー賞®にもノミネートされるなど今注目の映画監督クロエ・ジャオ。
精鋭といえるキャスト・スタッフが手掛ける新たな最強ヒーローチーム“エターナルズ”から目が離せない!

映画「エターナルズ」は 2021年11月5日 公開予定です。

ソース:Marvel Reveals How Eternals’ Timeline Connects to Spider-Man: Far From Home

映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のバスファイトシーンのスタントビデオが公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」の主演を務めたシム・リウさんが、自身のInstagramにて本作の「バスの戦闘シーン」のスタントビデオを公開しました。

リウさんは投稿に以下のようにコメントを添えました。

映画の中の息を呑むようなスタントはすべて、撮影日を迎える前に何ヶ月もかけて、事前のビジュアライゼーション、振り付け、リハーサル、リギング、テストを行った結果です。スタントチームには、世界最高のメンバーが揃っていました。

バスの前面から野球ボールを滑らせるようなスタントは、リハーサルでは簡単に感じられましたが、油圧や風力発電機を考慮に入れると、まったく別物になりました。

実写にこだわると、人間が犠牲になります。私の場合は、この日を境に膝がテニスボール大に腫れ上がってしまいました。それでも、私はバスから引きずり降ろされなければなりませんでした。完璧になるまで、何度も何度も繰り返してみたかったのです。私はその一瞬一瞬が好きだった。

今すぐ映画館で「@ShangChi and the Legend of the Ten Rings」を見て、MCUで最も素晴らしいアクションシーンを目撃してください。

このバスのシーンで存在感を示したレーザーフィストを演じたフロリアン・ムンテアヌさんは、海外メディア Screenrant とのインタビューにて「彼には明かされていないバックストーリーがまだまだたくさんあります。なぜなら、これはシャン・チーのオリジンストーリーだからです。つまり、今後のMCUでレーザーフィストの未来を私たちは目の当たりにすることになるということです。」と今後の再登場を示唆しています。

「シャン・チー/テン・リングスの伝説」の公式あらすじは以下の通りです。

マーベル・スタジオの新時代の幕開けを担う、新たなヒーローが誕生! 悪に染まった父から授かった最強の力を封印し、二度と戦わないと誓ったシャン・チー。父が伝説の腕輪《テン・リングス》を操り世界を脅かす時、シャン・チーは自らの力を解放し、宿命の敵となった父に立ち向かえるのか? 自らの運命に葛藤しながらも過去と向き合い、運命を受け入れ、“本当の強さ”に目覚めていくシャン・チーを描いたドラマチック・アクション・エンターテイメントが始まる。

映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」は 2021年9月3日 より劇場公開中です。

シム・リウさん、映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」の兄妹スタントビデオを公開

マーベル・スタジオ制作の映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」の主人公シャン・チーを演じるシム・リウさんが自身のInstagramを更新し、妹シャーリンを演じるメンガー・チャンさんとの格闘シーンのスタントトレーニングビデオを公開しました。

リウさんは「地球上で最も骨のある肘を持つメンガー・チャンにエールを送る。」とコメントを添えて動画を共有。

下積み時代にスタントマンの経験もあるリウさんはその見事な体捌きを披露しました。

「シャン・チー/テン・リングスの伝説」の公式あらすじは以下の通りです。

マーベル・スタジオの新時代の幕開けを担う、新たなヒーローが誕生! 悪に染まった父から授かった最強の力を封印し、二度と戦わないと誓ったシャン・チー。父が伝説の腕輪《テン・リングス》を操り世界を脅かす時、シャン・チーは自らの力を解放し、宿命の敵となった父に立ち向かえるのか? 自らの運命に葛藤しながらも過去と向き合い、運命を受け入れ、“本当の強さ”に目覚めていくシャン・チーを描いたドラマチック・アクション・エンターテイメントが始まる。

映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」は 2021年9月3日 より劇場公開中です。

【噂話】映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」ミカエラ・コールさんは元ドーラ・ミラージュ隊長アネカを演じる?

2021年7月の報道でミカエラ・コールさんがMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」に出演すると伝えられていました。当時不明だったコールさんの役割について、海外スクーパーのマーフィーズマルチバースがドーラ・ミラージュの元隊長アネカである事を示唆しました。

当初、ストーム役やシュリのリキャストの可能性が指摘されてたコールさんですが、その後、シュリはロケ現場にてレティーシャ・ライトさんの姿が確認されておりその線は消えていました。ストームに関してはその可能性が残されていますが、今の所MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)におけるX-MENの扱いが不明であり、加えてコミックで婚姻関係にあったティ・チャラが不在となっているため、こちらに関しても疑問視される部分があります。

アネカとは

マーベルの公式キャラクター紹介によると、アネカは元ドーラ・ミラージュの隊長であり、ティ・チャラとネイモアが交友している様子を見てしまい、王への信頼を失ったあとワカンダを離反しました。

ワカンダは護衛隊を失った間にサノスの侵攻を受けシュリが死亡。ラモンダ女王の仲介によりティ・チャラとアネカ及びドーラ・ミラージュが和解しワカンダに復帰します。

その後、ティ・チャラからドクター・ドゥームとの戦争に備えるよう命じられドーラ・ミラージュの訓練にあたっていたアネカですが、ある時、女性を虐待していた村の首長を殺害してしまった事で死刑宣告を受けました。

恋人であるアヨ(MCUのファルコン&ウィンター・ソルジャーにも登場)の手引で対ドゥームに備えて開発されていたワカンダ製のヴィブラニウム・ウィングアーマーであるミッドナイトエンジェルアーマーのプロトタイプを手に入れ脱走。その後はドーラ・ミラージュの影の部隊ミッドナイトエンジェルズとしてワカンダの守護にあたります。

MCU版はどうなる?

MCUではティ・チャラを演じたチャドウィック・ボーズマンさんの死去に関連し、ティ・チャラがデジタルによる登場などはしないとスタジオ幹部が公言しています。

そのため、コミックの「サノスの侵攻によるシュリの死亡」の部分を「何者かの侵攻によるティ・チャラの死亡」に置き換えるとアネカのストーリーラインに適合するようにも見えます。

また、ネイモアやドクター・ドゥームといったマーベルユニバースで重要なヴィランとの中継を担えるキャラクターでもあり、アネカの登場は今後のMCUの展開をスムーズにさせると考えられます。

コミックでは一旦離反し、ワカンダの敵にもなっているため、ヒーローとヴィランどちらにもなり得るキャラクターです。本作にはヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌも登場すると報じられており、ヴァルがアネカを勧誘にくるケースも有り得るかもしれません。映画でドーラ・ミラージュとして登場し、ドラマでヴィラネスに立場を変える事も考えられそうです。

このキャスティングに関しては続報があり次第、またお伝えしていく事になります。

映画「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」は 2022年7月8日 に米国公開予定です。

ソース:Reddit

カマラの母親役女優がInstagram更新するも即削除、映画「ザ・マーベルズ」出演か

ミズ・マーベル/カマラ・カーンの母ムニーバ・カーンを演じる女優のゼノビア・シュロフさんがInstagramを更新するも即削除し、話題となっています。目撃された投稿内容によると、ムニーバを含めたカマラの家族はMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ザ・マーベルズ」にも登場する事を示唆しているようです。

海外メディア The Direct によると、削除された投稿の内容な以下のようなものになっています。

さようなら美しいロンドン、あなたは素晴らしい女のコ。本当に夢のような存在でした。まだまだ見たいもの、やりたいことはたくさんありますが、「コロナ」と「仕事」が私を支えてくれているので、また戻ってきます。私がこの写真を選んだのは、このホイールのそれぞれのポッドが、私がここにいる間に素晴らしいケアをしてくれた人々の一人を表しているからです。ありがとうございました。もうみんなに会いたいです。吉原若菜さん、ニコラ・アイレスさん、エミリー・ドッジさん、シュリア・パテルさん、ジョージア・ロルフさん、ダンカン・ライオットさん、サラ・スパロウさん、A・K・マッカラムさん、ブラドさん。

もちろん、ニア・ダコスタ(監督)とアディーラ・クラウン。あと、あの二人のおバカなモハン・カプールとサーガー・シェイクもね…でも、あなたは知っていたわよね。

Equus ExecutiveのJae Singhには、私の面倒をとてもとてもよく見てくれて、本当にそれ以上のことをしてくれて、とても大きな特別な感謝をしています。ブリー・ラーソンにも感謝しています。あなたに会い、一緒に仕事ができて嬉しかったです。あなたは優雅で美しいリーダーです。そしてもちろん、最も偉大なサム・ザ・マン・ジャクソンには、一生に一度の名誉であり、本当に嬉しかったです。素敵なテヨナ・パリス、あなたのスターはあなたと同じように輝いています……本当に光栄でした。

今回のシュロフさんの投稿ではドラマ「ミズ・マーベル」への出演が発表されていないブリー・ラーソンさん、テヨナ・パリスさんの名前と「ザ・マーベルズ」のニア・ダコスタ監督の名前が登場しているため、「ミズ・マーベル」の追加撮影ではなく「ザ・マーベルズ」の撮影に参加していたと考えられます。

また、ミズ・マーベル/カマラ・カーンの父ユスフ・カーンを演じるモハン・カプールさん、兄アミール・カーンを演じるサーガー・シェイクさんの名前も挙げられており、カマラの家族まるごと映画にも登場することになるようです。

7月の会見でマーベル・スタジオのEPであるヴィクトリア・アロンソ氏が「2021年内にホークアイとミズ・マーベルをお届けする」と約束していましたが、ドラマ「ホークアイ」の配信が2021年11月24日に決まった事が先ごろ発表されました。エピソード数は不明ですが全6話だとすると最終話は年内最後の水曜日である12月27日となりその次の週は2022年になるため、「ミズ・マーベル」も2022年にズレ込むものと見られています。

「ザ・マーベルズ」はもともと「キャプテン・マーベル2」として開発されていたため、物語の舞台は宇宙となると考えられていました。しかし、モニカ・ランボーとミズ・マーベルの参加が公式発表されて以降、ミズ・マーベルのキャラクター性を考えると地球でのシーンも相当数ある事が予想されていました。

ドラマ「ワンダヴィジョン」のラストで「上」に呼び出されたモニカ・ランボーがまた地球に戻るのかなど気になる部分も多い本作。先日はMCUの最新時系列では死亡しているはずのマリア・ランボーを演じていたラシャーナ・リンチさんも撮影現場であるロンドンで目撃されていますが、どのような物語になるのでしょうか。

映画「ザ・マーベルズ」は 2022年11月11日 米国公開予定です。

ソース:Captain Marvel 2 Actress Spoils Return of Ms. Marvel Characters In Brie Larson Sequel

映画「ヴェノム2」はラブストーリーであり、カーネイジは究極の敵だと監督、プロデューサーが語る

ソニー・ピクチャーズが制作するSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」のアンディ・サーキス監督が、今作のエディとヴェノムの関係を「ラブストーリーのようだ」と語りました。ソニー・ピクチャーズ・オーストラリアが公開した本作のプロダクションノートから明らかになった事で、宿主であるエディと寄生体であるヴェノムの関係がより深く描かれる事になります。

「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」のプロダクションノートの中で、サーキス監督が二人の関係を以下のように語りました。

この映画はラブストーリーですが、皆さんが思っているようなラブストーリーではありません。この映画は、寄生生物と宿主の間の並外れた関係について非常に重要です。どんな恋愛にも落とし穴があり、高いところと低いところがあります。ヴェノムとエディの関係は絶対に問題やストレスを引き起こし、お互いに憎しみに近い感情を抱いています。しかし、彼らはお互いに一緒にいなければならず、お互いがいなければ生きていけません。それが仲間であり、愛であり、人間関係の本質なのです。

前作でも二者の衝突関係は度々見られ、今作のトレーラーでも相変わらずな状況が垣間見えます。しかしより強大なヴィランであるカーネイジの登場により、エディとヴェノムは一層の協力関係を迫られる事になりそうです。

そしてそのカーネイジについて、プロデューサーのアヴィ・アラッド氏は以下のように説明しました。

カーネイジはファンが待ち望んでいたキャラクターであり、ついに大スクリーンでのデビューを果たします。連続殺人犯のクレタス・キャサディがカーネイジの宿主であることも手伝って、彼のマニアックな世界観を信じられないほど邪悪なものに高めています。コミックでは、カーネイジはヴェノムの子孫であり、いわば “息子 “であり、両者の対立はより大きなものになります。

また、本作の VFXスーパーバイザーを務めたシーナ・ドゥガル氏は、「カーネイジの身体は棘とカミソリで覆われているようなものです。彼は背骨から槍を作り、それを発射することも可能です。」とカーネイジの能力の一部を明かしました。

本作の公式概要は以下のとおりです。

数えきれないほどの犠牲者を生み出してきたシリアルキラー、クレタス・キャサディ(ウディ・ハレルソン)。世界秩序の崩壊を願い、大殺戮を愉しむために《カーネイジ》へと変貌していく。

2021年10月15日公開が予定されていた「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」ですが、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のヒットの影響を受けたのか2週間予定が早められ、現在の公開日は 2021年10月1日 (日本での公開日は未定)に設定されています。

ソース:Venom: Let There Be Carnage Director Calls Spider-Man Spinoff a ”Love Story”Venom 2 Villain Carnage Gets Killer New Powers Making Him More Dangerous Than the ComicsSony’s Spider-Man Universe Producers Tease Venom’s “Ultimate Adversary” in Carnage

MCU版「ブレイド」監督、旧シリーズの主演ウェズリー・スナイプスさんへのリスペクトを約束

先日、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)版の「ブレイド」でメガホンを取る事を正式に認めたバッサム・タリク監督が海外メディア IndieWire とのインタビューに応じ、本作が旧シリーズの主演ウェズリー・スナイプスさんへの敬意を表した作品になる事を約束しました。

インタビューの中でタリク監督は次のように述べています。

ウェズリー・スナイプスがやったことを否定することはできません。彼がブレイドの基本的かつ全体的な流れを作りました。黒人が今のスーパーヒーローの世界を作った、それが真実なのです。今回、マハーシャラ・アリのような才能にあふれた大物俳優や、脚本家のステイシー・オセイ・クフォーと一緒に仕事ができることになり、とても光栄に思っています。この部屋で彼らと一緒にいて、話を聞き、学びながら、この作品を作り上げていくことができて、本当に光栄です。

監督は以前に別のインタビューで「ブレイドのコミックにカノンはない」とも話しており、「ブレイド」の世界観の核となっているのはコミックではなくウェズリー・スナイプスさんの旧映画シリーズであると考えているようです。

1998年から2004年にかけてウェズリー・スナイプスさんが演じた「ブレイド」の映画シリーズは、吸血鬼ハンターvs吸血鬼というその物語性から血の描写が激しい映画でした。ブレイドの刀で切られた吸血鬼は灰と化すためホラー映画のような内臓が飛び散るようなゴア描写こそないものの、血飛沫に関してはそこらのホラー映画よりも激しいもので、異色のヒーロー映画となっていました。

マーベルがディズニーに買収された事で、その映像表現がどこまで認められるかは今の所不明です。他のマーベル映像作品の状況としては、20世紀FOXから続くことになったMCU版「デッドプール」3作目はR指定のヒーロー映画になるとアナウンスされています。しかし、ソニー・ピクチャーズ制作の「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」はコミックのカーネイジの残虐性にも関わらず、映画はPG-13に抑えられている事が判明しています。

本作はようやく動き始めたところであり、レーティングに関する情報が公開されるのはまだしばらく時間を要する事になりそうです。アカデミー賞俳優のマハーシャラ・アリさんを迎えて制作される新たな「ブレイド」、いったいどのような作品に仕上がるのでしょうか。

MCU版映画「ブレイド」の公開日は未定です。

ソース:‘Blade’ Director Bassam Tariq Teases MCU Vision: ‘We Can’t Deny What Wesley Snipes Did’

映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」の米公開日が2週間繰り上げて10月1日に

ソニー・ピクチャーズが制作するSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」は新型コロナウイルスの影響による映画業界全体の停滞の影響で、これまでに何度と延期されてきました。今月の初めにようやく10月15日公開である事が公式発表されたばかりですが、今度は公開日が予定よりはやく、10月1日になる事が発表されました。

本作の米公式Twitterの投稿によると新たな公開日として2021年10月1日がアナウンスされています。

先週公開されたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のヒットの状況が影響しているのかは不明ですが、予定より2週間はやく到着する事に海外ファンからは喜びの声があがっています。

映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」は 2021年10月1日米国公開予定、日本は2021年内公開予定です。