映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」よりミッドナイト・エンジェルズの衣装が公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」のコスチュームが D23 Expo 2022 の会場で展示されています。海外メディア The Direct の報告によると、その中には予告でも登場しているミッドナイト・エンジェルズの衣装もフルで公開されていると言います。

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記事で紹介されている衣装の写真は以下のようなもので、コミックのミッドナイト・エンジェルズの外見にかなり忠実に作られているようです。

from the Direct /©MARVEL,Disney

予告には登場していないマスクも用意されているようです。

©MARVEL,Disney

ミカエラ・コールさん演じるアネカはコミックでは元ドーラミラージュの隊長で、ミッドナイトエンジェルズとして影からワカンダを守る人物。MCU版の詳細は公開されていませんが、予告でドーラミラージュと睨み合っている事を考えると、コミック同様に王室とは敵対しながらもワカンダを守護していると考えられます。

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映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」は 2022年11月11日 公開予定です。

アベンジャーズキャンパスにキング・サノス登場 ─ 「アベンジャーズ/エンドゲーム」を勝ち抜いた未来のサノス

アナハイム・コンベンション・センターにて開催されているディズニーのイベント「D23 Expo 2022」の「A Boundless Future: Disney Parks, Experiences and Products」プレゼンテーションで、ディズニーランド・リゾートのアベンジャーズ キャンパスの新しいアトラクションの一部として、 キング・サノスがデビューする事が発表されました。

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新たに登場するアトラクションのメインヴィランとなるキング・サノスについて、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長は「このキング・サノスは『アベンジャーズ/エンドゲーム』で地球最強のヒーローを打ち負かしたサノスの未来の姿」と説明しました。

公開されたコンセプトアートではお馴染みの俳優さんたちが扮するマーベルヒーローたちが描かれている中、先日紹介されたばかりのワーウルフ・バイ・ナイトやマンシングなども登場しています。

©MARVEL,Disney

アトラクションの正式名称やオープン時期に関しては不明です。

バッキーとジョン・ウォーカーの共演にサムが拗ねる、「こっちはスティーブ・ロジャースを再登場させたい」

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「キャプテン・アメリカ:ニューワールド・オーダー」の主演を務めるアンソニー・マッキーさんが、海外メディア Variety とのインタビューの中で、クリス・エヴァンスさんの再登場について言及しました。

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「キャプテン・アメリカ」最新作にスティーブ・ロジャースが再登場する可能性について質問されたアンソニー・マッキーさんは「そう願っています。クリス(・エヴァンス)は僕の相棒なんです。みんなクリスを愛しているし、楽しんでますよね。セバスチャンがワイアットと一緒に映画(サンダーボルツ)に出て、僕が外されたことにすごく腹が立っているんです!セバスチャンがワイアットと共演するのなら、僕はクリスと共演すべきだよ」と述べました。

なお、クリス・エヴァンスさんは過去のインタビューでスティーブ・ロジャースの再演について「完璧でなければ難しい」と、「アベンジャーズ/エンドゲーム」のラストシーンを大切にしている事を明かしています。

本人が消極的なため、実際に再登場する可能性はかなり低いと考えられますが、アンソニー・マッキーさんの情熱と「完璧な脚本」が用意されれば老スティーブが本作に顔を出す事も有り得るかもしれません。

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」でサムの相棒だったウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズを演じるセバスチャン・スタンさんと、ヴィランのひとりだったU.S.エージェント/ジョン・ウォーカーを演じたワイアット・ラッセルさんの二人は共に映画「サンダーボルツ」に出演する事が発表され、彼らが「キャプテン・アメリカ:ニューワールド・オーダー」に登場するかどうかは不明な状態が維持されています。

自分を置き去りにして二人が新たな映画に行ってしまった事について少し拗ねているアンソニー・マッキーさんですが、補足しておくと「キャプテン・アメリカ」最新作にサムの相棒がいないわけではありません。トレス中尉が新たなファルコンとして再登場する事が発表されており、コミック通りサムのキャプテン・アメリカとトレスのファルコンのコンビが描かれると見られています。

映画キャプテン・アメリカ:ニューワールド・オーダー」は 2024年5月3日 米国にて劇場公開予定です。

映画「ファンタスティック・フォー」は噂通りマット・シャックマン監督が就任へ

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ファンタスティック・フォー」について、先月末にドラマ「ワンダヴィジョン」のマット・シャックマン監督の名前が報じられていました。そして本日、アナハイム・コンベンション・センターにて開催されているディズニーのイベント「D23 Expo 2022」のパネル内で、シャックマン監督の正式就任が発表されました。

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「ファンタスティック・フォー」に関して、2022年4月に映画「スパイダーマン:ホームカミング」3部作のジョン・ワッツ監督が降板を発表していました。

今回キャスト発表までは至りませんでしたが、海外メディア Deadline のジャスティン・クロール氏によると、キャスティングに関してケヴィン・ファイギ社長は監督の意見を求めているところだといいます。

現在はミスター・ファンタスティック/リード・リチャーズ役にベン・バッジリーさんインビジブル・ウーマン/スー・ストーム役にジョディ・カマーさんの名前が報じられていますが、正式なキャスティング発表はもう少し先となるようです。

映画「ファンタスティック・フォー」は 2024年11月8日 米国公開予定です。

映画「キャプテン・アメリカ:ニューワールド・オーダー」、新たなファルコンやヴィランなど新情報が公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画キャプテン・アメリカ:ニューワールド・オーダー」の新情報が D23 Expo 2022 の会場にて発表されました。アンソニー・マッキーさん演じるサム・ウィルソンが新たなキャプテン・アメリカとなったことで、空席になったファルコンの後継者や、ヴィランの名前も明かされています。

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新たなファルコンとなるのはドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」に登場したダニー・ラミレスさん演じるホアキン・トレス中尉。トレスがあらたなファルコンとなるのはコミックのストーリーラインにもあるもので、ドラマでもファルコンのウィングスーツを託されていた事から彼が引き継ぐと考えられていました。

©MARVEL,Disney

本作のヴィランはリーダー/サミュエル・スターンズ。映画「インクレディブル・ハルク」でミスター・ブルーとしてブルース・バナーの治療に手を貸しましたが、エミル・ブロンスキーがハルクの血液を奪った際に頭からハルクの血が入り、ガンマの影響を受けるところで映像は終わりました。

ハルクの血液で変貌してしまったサミュエル・スターンズですが、コミックではハルクやシーハルクと違って彼には怪力能力は備わりませんでした。しかし力への影響がなかった分なのか脳への影響が顕著で頭部は大きく膨れ上がり、超天才的頭脳を持つヴィランと化しました。

©MARVEL,Disney

さらに、カール・ランブリーさん演じるブラック・キャプテン・アメリカ/イザイア・ブラッドリーも再登場するとのこと。

©MARVEL,Disney

そして、ロゴが更新されました。

©MARVEL,Disney

映画キャプテン・アメリカ:ニューワールド・オーダー」は 2024年5月3日 米国にて劇場公開予定です。

ソース:The Direct

映画「サンダーボルツ」より、チームメンバーを描いたコンセプトアートが公開

現在、アナハイム・コンベンション・センターにて開催されているディズニーのイベント「D23 Expo 2022」のパネル内で、マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ」のチームメンバーを示すコンセプトアートが公開されました。

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公開されたアートは左からコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌ、ゴースト/エイヴァ、レッドガーディアン/アレクセイ、ブラックウィドウ/エレーナ・ベロワ、ウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ、U.S.エージェント/ジョン・ウォーカー、タスクマスター/アントニアの7人となっています。

以前にはエレーナがリーダーになるという噂が報じられていましたが、アートでは中央に描かれているため、噂は真実だったと言えそうです。

バッキーがチームに含まれている事である程度信頼してもいいチームに見えますが、ヴァルが映画「ブラックウィドウ」でホークアイの抹殺をエレーナに指示していた事を考慮すると、サンダーボルツとアベンジャーズの関係も気になる所です。ヴァルはこのチームで何を計画しているのでしょうか。

映画「サンダーボルツ」は 2024年7月26日 米国公開予定です。

映画「ソー:ラブ&サンダー」よりゼウスの新たな削除シーンが公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ソー:ラブ&サンダー」より新たな削除シーンがオンラインで公開されました。今回明らかになったシーンは先日公開されたソーとゼウスのジェーンの病室でのシーンのその後になっており、前回の記事でも指摘したように物語の方向性が大きく異なっていたようです。

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前回の削除シーンで「お前に必要なものがあるかもしれない」と場所を変えるように告げたゼウス。そして今回の動画では「教えたいことがある、息子たちにも教えていないことだが・・・。私にはたくさんの息子がいる。サンダーボルトは何にでもなれるんだ。サンダーボルトはただの電気だ、呼べばいつでも手に入れることができる。パワーはどこにでもある、ただそれを利用するか、指差すか・・・。パワーは心から生まれるんだ」とサンダーボルトの秘密についてレクチャーしています。

映画本編ではソーがゼウスの胸を貫き、ラストではゼウスの怒りを買い、息子ハーキュリーズ(ヘラクレス)を刺客に送り込む様子が描かれていましたが、削除されたバージョンではオムニポテンスシティでどのような展開があったのでしょうか。

映画「ソー:ラブ&サンダー」はディズニープラスで配信中、Blu-ray、4k UHD は 2022年9月27日 米国発売予定、日本は10月26日発売予定です。

映画「ソー:ラブ&サンダー」、エターニティのコンセプトアート公開で、もっと大きくなる計画だった事が判明

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ソー:ラブ&サンダー」のディズニープラスでの配信がスタートした事を記念して、コンセプトアーティストのジェレミー・ラブさんが、自身のInstagramにてエターニティのアートを数点公開しました。

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「エターニティのゲートのために試作した多くのテイクの中からいくつかをご紹介」として公開されたアートではかなり小さく描かれたソーとは対称的な巨大な祭壇と、さらに巨大なエターニティの姿が描かれています。

エターニティは映画の日本語版で永久(とこしえ)と翻訳されていましたが、コミックに登場するキャラクターの名前です。アイアンマンやスパイダーマンを鉄男、蜘蛛男と呼称するぐらい奇妙な翻訳でしたが、コミックのエターニティは以前に「ラブ&サンダー」のエンディング解説記事でも紹介したように、その身体に宇宙を内包しているキャラクター。

実際の劇場公開版に登場したエターニティは近くにいたゴアと対比してもせいぜい15メートルから20メートルと言ったところですが、初期段階ではコミックと同様のもっと大きな姿が計画されていたようです。

コミックのエターニティには「願いを叶える」といったドラゴンボール的要素はありませんが、宇宙そのものを内包しているエターニティの全知全能感を表現するのに役立っていました。

ゴアは最終的に神々の全滅ではなくラブとの再会を選び、その時のラブの水面に映った姿はコミックのシンギュラリティのような姿をしていました。

©MARVEL

姿こそ似ているものの、シンギュラリティはコミックの「シークレット・ウォーズ」(2015年)で誕生した比較的新しいキャラクターで、シーハルク、キャプテン・マーベル、ニコ・ミノルたちのチームA-Forceの妹分的メンバー。その設定には未解明の部分も多く、シンギュラリティとラブを同一となるようにコミックの物語の舵を切る事も可能なように思えますが、まだまだ何とも言えません。

なお、「ラブ&サンダー」でラブを演じたのはクリス・ヘムズワースさんの娘の10歳になる娘インディア・ローズ・ヘムズワースちゃん。クリス・ヘムズワースさんは今回の娘のカメオを「一回限りの特別な体験」とインタビューで話しており、次回作以降でラブが再登場しないか、あるいはラブの成長した姿を別の女優さんに任せる事を示唆しています。

映画「ソー:ラブ&サンダー」はディズニープラスで配信中、Blu-ray、4k UHD は 2022年9月27日 米国発売予定、日本は10月26日発売予定です。

映画「ソー:ラブ&サンダー」はどこまで真実なのか?コーグのキャラクター性について考察

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ソー:ラブ&サンダー」のディズニープラスでの配信が始まり、サブスク会員は何度でも見直す事が可能になりました。本作はディズニーの公式時系列ではドラマ「ミズ・マーベル」の後に配置されている事が判明しましたが、他のMCU作品にはない独特な描写は「ラブ&サンダー」が実話かどうか曖昧な場所へと誘っています。

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本作の特徴として、マーベル・スタジオのロゴの後、タイカ・ワイティティ監督演じるコーグが子どもたちにソーの英雄譚を聞かせる所から始まります。そして、映画の所々にもナレーションが挿入され、エンディングもコーグの語りで締められており、物語全体がコーグの語っている雷神ソーの英雄譚として機能しています。

そこで疑問になるのが、「コーグは語り部としてどの程度の信頼性があるのか」という事。

コーグは「マイティ・ソー/バトルロイヤル」で初登場し、ソーとはサカールの闘技場にて出会いました。出会い頭に「あんたがハサミならオレっちの勝ちかな」と謎のじゃんけんジョークをかまし、革命を起こそうとしている事を明かします。

そして、その革命の際に集まったのはママとそのゲスな恋人だけだったと話していました。

©MARVEL,Disney

しかし、「ラブ&サンダー」ではそもそもクロナン人に女性がいない事が明かされ、実際にコーグも男同士から生まれたと話し、エンディングでも恋人らしき人物ドウェインが紹介されています。クロナンが男性のみの種族である事はコミックからの引用ですが、クリーやスクラルに比べるとクロナンは登場も少ないため「バトルロイヤル」当時は軽微な変更だと考えられていました。

この矛盾は単なる脚本ミスとも言えますが、MCUのコーグのキャラクター性を考えると彼なりのジョークであったとも考えられそうです。今後の別作品やソー5作目などの監督が「ラブ&サンダー」の一部がどうしても気に食わない場合、その箇所を「あれはコーグの誇張表現だった」として「ラブ&サンダー」の構成を利用して変更可能にするうまい作りになっているのかもしれません。

また、コーグ不在のシーンに関してはソーからの伝聞が入っているはずですが、ソーもまた話を盛りがちなキャラクター。ジェーンやゴアの結末が覆る事は「ラブ&サンダー」を台無しにしてしまうため流石にないでしょうが、それでも物語の全体にわたってコーグの「作り話」である可能性が漂っています。

コーグの語る英雄譚をどこまで信用するのか、今のところは視聴者に委ねられているようです。

映画「ソー:ラブ&サンダー」はディズニープラスで配信中、Blu-ray、4k UHD は 2022年9月27日 米国発売予定、日本は10月26日発売予定です。

【噂話】映画「ファンタスティック・フォー」スー・ストーム役にジョディ・カマーさんの名前があると報じられる

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ファンタスティック・フォー」のスー・ストーム役に、映画「フリーガイ」やドラマ「キリングイヴ」のジョディ・カマーさんの名前が上がっていると、インサイダーのジョン・カンペアさんが報じました。

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カンペアさんは自身のYoutube番組の中で「2ヶ月ほど前から聞こえ始めた小さな噂の一つです。そして、自分の中ではあまり信用していなかったのです。それはファンタスティック・フォーに関するもので、フリーガイのジョディ・カマーが、彼女は我々のスー・ストームになるんだと言います。そして彼女はD23でスー・ストームとして発表される予定だそう。」と述べました。

from Instagram/@jodiemcomer

スー・ストーム役には過去にエミリー・ブラントさんやブライス・ダラス・ハワードさんの名前も報じられましたが、いずれも本人が否定しました。しかしマーベル作品では否定しながらも結局出演していたアンドリューガーフィールドさんやヘイリー・スタインフェルドさんなどの存在もあるため、本人が否定したからと言って100%ないと言い切れない事には注意が必要です。

「D23」は2022年9月9日から9月11日にかけてアナハイム・コンベンション・センターにて開催されるディズニーのイベント「D23 Expo 2022」の事で、いくつかのステージはライブ配信が予定されています。

映画「ファンタスティック・フォー」は 2024年11月8日 米国公開予定です。