映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」のグッズ写真からシュリとオコエの姿を確認

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」のグッズ写真がリークされ、本作に登場するシュリとオコエの外観が明らかになりました。これらの外観は以前にロケ現場で目撃されていた姿とかなり似ているようです。

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今回リークされた写真と過去の映画作品を比べると、オコエは大きく変わっていませんが、シュリはワカンダの王族が使う紫をベースにした衣装へと変更されました。1作目の映画では王族らしからぬ立ち振舞をするキャラクターとして描かれており、衣装も紫ではなく白やオレンジを着用していました。

「ワカンダフォーエバー」ではこれまでブラックパンサー/ティ・チャラを演じていたチャドウィック・ボーズマンさんが亡くなっている事から、国王ティ・チャラも亡くなっている脚本になっている事が予想され、兄王を亡くした事がシュリの心境を変化させたのかもしれません。

本作は今のところ主人公、ヴィランともに公式発表がありません。

誰が新たなブラックパンサーになるかはファンの議論の的のひとつであり、シュリやエムバクが引き継ぐとの考えが多数を占める中、キルモンガーのリターンやティ・チャラの息子の登場なども候補として話題になっています。

ヴィランについてはコミックに登場する海底王国アトランティスの王ネイモア・ザ・サブマリナーをテノッチ・ウエルタさんが演じると報じられていますが、公式の確認はありません。

先日は本作のトレーラー公開日の噂についてディズニーが否定のコメントを出すという珍しい事態もありました。現状、トレーラーは映画「ソー:ラブ&サンダー」とともに劇場で公開されるのではないかと見られています。

映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」は 2022年11月11日 米国公開予定です。

映画「ソー:ラブ&サンダー」、TikTok向け広告がジェーンの衰弱姿を明らかに

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ソー:ラブ&サンダー」で新たな雷神マイティ・ソーとなるジェーン・フォスターの衰弱した姿が明らかになりました。これはTikTok向けに配信されている広告として流れている本作の予告動画で、コミックのジェーンが乳がんを患っている事を表現していると考えられます。

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今回の広告で明らかになったジェーンは特に目元に病気の兆候が見られ、以前にジェーンを演じるナタリー・ポートマンさんが明かしていたように、原作同様に癌を患っている事を示唆しているようです。

コミックの場合、ムジョルニアを手にすることによって病に対する抵抗を獲得するため、マイティ・ソーになっている間は癌が進行しませんが、ジェーンに戻る際には化学療法もリセットされてしまっている事で結果的に癌が進行してしまう問題を抱えながら戦っていました。

これらを実写化するにあたって、ブルース・バナーやシュリなど生物学分野の超天才が多いMCUの中で説得力を持たせるためには、癌の原因を宇宙由来のものにする必要があるかもしれません。

ひとつには「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」でのエーテルの影響が残っているという線は考えられそうです。

もうひとつはサノスに消されていた事による影響です。「アベンジャーズ/エンドゲーム」の公式に公開されている脚本からもジェーンがサノスに消されていた設定が以前から用意されており、「ラブ&サンダー」の2ndトレーラー内でのやり取りからもその設定が維持されていることが分かっています。

ただし、サノスの指パッチンからのリターンはこれまでに何度が描かれましたが、戻ってきた人が病気を患っていたという描写は特にない為、新たな理由付けでもない限りはエーテルによる影響と考えるほうがスムーズかもしれません。

海外メディア The Direct によるとディズニーのD23マガジン最新号でナタリー・ポートマンさんは「ジェーンはひそかにひどい苦難に苦しんでいる」と述べ、「ムジョルニアを振るう限り、彼女は隠すことができる」と述べており、2年前のインタビューどおり原作の癌設定の脚本は維持されていると考えられます。

1stトレーラーではピーター・クイルがソーに「愛する人の目を見つめろ」と語っていますが、クイルも愛する母親を(父親が埋め込んだ)癌でなくしており、そんなクイルからのアドバイスなのかもしれません。

「ソー:ラブ&サンダー」の公式概要は以下の通りです。

アベンジャーズの破天荒なヒーロー、雷神ソーの集大成!
『アベンジャーズ/エンドゲーム』の激闘後、ソーは多くの仲間を失い、戦いを避けるようにガーディアンズ・オブ・ギャラクシーと地球を後にしていた。 自分探し中の彼に、全宇宙の神々滅亡を誓う“神殺し”のゴアが襲いかかる。 絶体絶命のその時、ソー以上の力を持つ新たな“マイティ・ソー”に姿を変えた、元恋人のジェーンが現れた!
2人のソーがシリーズ最大の脅威ゴアに立ち向かう、破壊力2倍のロック・バトル・アドベンチャーがこの夏開幕!

映画「ソー:ラブ&サンダー」は 2022年7月8日 公開予定です。

ソニーが映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の新バージョンを9月に公開

ソニー・ピクチャーズがMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」のより面白いバージョンを2022年9月2日から上映すると発表しました。現在、米国でカナダでの劇場公開が決まっており、近々より多くの国でのアナウンスが行われると言います。

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インサイダーの報告によると15分以上の追加シーンがあるとの事。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」The More Fun Stuff Version は2022年9月2日 米国にて劇場公開予定です。

ヘイリー・アトウェルさんがドラマ「エージェント・カーター」シーズン3について語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)作品でペギー・カーターやキャプテン・カーターを演じたヘイリー・アトウェルさんが Awesome Con 2022 に出席し、ドラマ「エージェント・カーター」のシーズン3のアイデアについて質問されました。

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アトウェルさんは「エンドゲームが正典であると仮定して、私の考えでは、スティーブは疲れていて、座りたがっていて、彼は素晴らしい料理人なので、素晴らしいレシピ本を集めるのにかなりの時間がかかっているんです。」と、「アベンジャーズ/エンドゲーム」の最後のダンスシーンの先のスティーブ・ロジャースについての持論を明かしました。

続けて、「でもペギーは忙しくて、彼を待っている暇はないんです。忙しいし、やるべきことがあるんです。そして素晴らしいことに、キャップはフェミニストだから、それを冷静に受け止めてくれるんです。スティーブはそのことに不安を感じません。彼女が最高の人生を送り、本当の可能性を発揮できるようにする。それは彼女が世界に貢献できることを知っているからで、それが彼にとってより魅力的な存在になる。それが私の前提です。」と語りました。

アトウェルさんはスティーブと再会できたユニバースがあったとしてもペギーの本質は変わらず、エージェントとして駆け回る姿を想像しているようです。

ヘイリー・アトウェルさんはアニメ「ホワット・イフ」のシーズン2に戻ってくる事が予想されていますが、今後もペギー・カーターの話題が続くなら、あらためて自身のタイトルを獲得する可能性も十分に考えられます。

あるいは「エンドゲーム」で見たスティーブとペギーが再会したユニバースでの「キャプテン・アメリカ&エージェント・カーター」のバディ・ムービーなども実現するかもしれません。

MCUにおいて古いキャラクターであったペギー・カーターはマルチバースの影響で様々な展開を迎えています。「エージェント・カーター」シーズン3が再開されるか、新たな作品が開発されるかはわかりませんが、今後のペギーの物語の行方には注目となりそうです。

ドラマ「エージェント・カーター」はディズニープラスで配信中です。

クリス・エヴァンスさんがキャプテン・アメリカとライトイヤーの違い、MCU復帰の可能性について語る

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」(2011年)から映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」(2019年)までキャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャースを演じたクリス・エヴァンスさんが、今後のMCUへの復帰の可能性についてあらためて語りました。

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ピクサー最新作「Lightyear(邦題:バズ・ライトイヤー)」の主人公ライトイヤーの声を担当するクリス・エヴァンスさんが海外メディア Comicbook.com とのインタビューに応じ、今後のスティーブ・ロジャースについて質問され、次のように回答しました。

それは、みんなが見たいもののようです。誰も失望させたくないから、難しいですね。こんなにいい走りができて、本当に幸せです。スティーブは僕にとってとても貴重なものなんです。次をやるなら完璧でなければなりません。僕にとってとても大切なものにガタがくるのが怖いんです。あの役は、私にとってとても大切なものなのです。だから、もう一度やるのは大変なことなんです。

また、The Hollywood Reporter とのインタビューではキャプテン・アメリカとライトイヤーの類似性についても語りました。

エヴァンスさんは「キャラクター自体は、責任感やリーダーシップという点で、似ている部分がたくさんあります。でも、まったく違う男たちだから、役に立つものは使い、キャップをキャップたらしめているものは残すんです。」と述べています。

キャプテン・アメリカもライトイヤーも危険なミッションに乗り出すヒーローであり、チームのリーダーという共通のポジションにいるキャラクター。共通するファクターを取り出し、それぞれの個性を残すように意識した事を明かしました。

さらに Variety とのインタビューでは、ライトイヤーと「トイ・ストーリー」でティム・アレンさんが演じたバズ・ライトイヤーは違う人物であり、演技するのは簡単ではなかったことを次のように語っています。

「あの象徴的なセリフ “to infinity and beyond “(吹替:無限の彼方へさあ行くぞ)を最初にやらなければならないのは大変なことで、プレッシャーがあるから、恥ずかしげもなくティム・アレンの真似をしてしまうんです。でも、アンガス(・マクレーン)をはじめピクサーのみんなはとても協力的で、彼らに導いてもらいながら、最終的にはティム・アレンを青写真にしながらも、雪の中で自分なりの足跡をつけて、自分なりの解釈を見つけてみるくらいの心地よさがありました。」

前シリーズのライトイヤーとの違いを演じる難しさに共感できるのは、ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」で新たなキャプテン・アメリカを演じたアンソニー・マッキーさんかもしれません。スティーブ・ロジャースとサム・ウィルソンの違いを出しながらも、キャプテン・アメリカという共通項を演じるのは、今回のクリス・エヴァンスさんにも似た状況となっています。

「エンドゲーム」の老人姿を最後に行方が分かっていないスティーブ・ロジャース。MCU内の都市伝説では月にいるとも言われていますが、「キャプテン・アメリカ4」や「アベンジャーズ5」などで「完璧」な脚本が用意されれば、戻ってくる可能性はあるようです。

ちなみにクリス・エヴァンスさん演じるライトイヤーの吹替は鈴木亮平さんであり、MCUでスティーブ・ロジャースの声を担当した中村悠一さんではありません。鈴木亮平さんも「以前のおもちゃのライトイヤーと人間のライトイヤーとの違いを意識して演じた」事をインタビューで明かしていますが、キャプテン・アメリカとの違いを楽しみたい方は英語版で御覧ください。

映画「バズ・ライトイヤー」は 2022年7月1日 劇場公開です。

ソース:THR , Variety

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」、Blu-rayの米国発売日と特典概要が報じられる

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のBlu-rayや4k UHDが、2022年7月26日に米国にて発売される事を、海外メディア ScreenRant が報じました。この日付は以前に報じられていたものと一致しており、劇場公開からディスク発売までかなりの短期間で展開される事となりました。

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記事によると特典映像として以下のようなものが含まれていると言います。

・狂気のメソッド:さまざまなスタッフ、マーベル社員のインタビューに参加し、サム・ライミ監督への愛、そして「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」をライミらしさ全開の作品にしている細部について語ります。

・アメリカ・チャベスの紹介:この短くて楽しいプロフィール記事では、コミックスにおけるアメリカの地味な始まりについて学びます。ソーチー・ゴメスに出会い、彼女のキャラクターのユニークなパワーがMCUの未来にもたらす複雑さについて話し合います。

・マルチバースを構築する:マーベルの長編映画を書くのは簡単なことではありません。この遊び心と情報満載の特集では、脚本家のマイケル・ウォルドロンが、「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の物語を紆余曲折させるために直面した難題に迫ります。

ギャグ・リール:「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のキャストとスタッフによる撮影現場での楽しいNG集をご覧ください。


・削除されたシーン

A Great Team – ジャーナリストがドクター・ストレンジの誠実さに疑問を投げかける。
Pizza Poppa – ドクター・ストレンジの呪縛が終わり、ブルースは安堵する。
It’s Not Permanent – ブルースはドクター・ストレンジが偽者であると非難しようとする。

・オーディオコメンタリー:サム・ライミ、リッチー・パーマー、マイケル・ウォルドロンによるオーディオコメンタリーで映画を鑑賞できます。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」は劇場公開中、2022年6月22日より米ディズニープラスにて配信、Blu-rayなどのディスクは 2022年7月26日 米国発売予定です。

ソース:Doctor Strange 2 Blu-ray Release Date & Best Buy Steelbook Artwork Revealed [EXCLUSIVE]

ヴィランチームを描く映画「サンダーボルツ」の監督の名前が報じられる

マーベル・スタジオが計画中とされている噂のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ」の監督が決まったと、海外メディア Deadline が報じました。本作は公式の制作発表のないタイトルですが、MCUにはメンバーとなり得るキャラクターが揃い始めており、少しずつ現実味を帯び始めているようです。

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記事によると、ジェイク・シュライアー監督がこの数週間の間に行ったプレゼンがスタジオ幹部に衝撃を与え、起用が決まったと伝えています。また、脚本として映画「ブラックウィドウ」(2021年)のエリック・ピアソンさんの名前も挙げています。

サンダーボルツはコミックにおいてメンバー入れ替えの激しいチームでありながら、さらに同名チームがあるという非常にややこしいチーム。

ひとつはバロン・ジモ率いるサンダーボルツで、ヴィランチームのマスター・オブ・イービルを母体として、ジモが市民を信用させるために偽りのヒーロー活動を行っていました。しかしながら活動中にメンバーの数名が実際にヒーローを目指すようになり、ジモは追い出されました。

もうひとつはサディアス・”サンダーボルト”・ロス将軍が率いるサンダーボルツ。更生余地のないターゲットを無慈悲に排除するチームで、エージェント・ヴェノム、デッドプール、エレクトラ、パニッシャーなどが処刑人として参加していました。

その後もウィンター・ソルジャー率いる新たなサンダーボルツや、現行コミックではホークアイがリーダーとなり、モニカ・ランボーやアメリカ・チャベスを率いたニューヨーク公認のヒーローチームとなったサンダーボルツが描かれています。

DeadlineはMCU版のサンダーボルツとして、バロン・ジモ、エレーナ・ベロワ、ゴースト、タスクマスター、アボミネーション、U.S.エージェント、ウィンター・ソルジャーがメンバーとなる可能性を指摘しています。

MCUでは長年ロス将軍(後に長官)を演じていたウィリアム・ハートさんが2022年3月に逝去されたため、ロス将軍のサンダーボルツを描くという選択肢はほぼ残されていないようです。

コンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌがメンバーを集めていたのはやはりサンダーボルツという事になるのでしょうか?

今後の情報には要注目です。

ソース:Marvel’s ‘Thunderbolts’ Movie Taps Jake Schreier As Director

映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」のトレーラーの噂が報じられるもディズニーが即否定

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」のファーストトレーラーが、今週開催されるNBAのファイナルゲーム中に公開されると報じられた直後、ディズニーのマーケティングを統括するアサド・アヤズさんがこれを否定しました。

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アヤズさんは短く「不正確」な情報としてこの噂を否定、噂の投稿からわずか4分の事でした。

キャスティングやストーリー展開の噂について俳優さんや監督が介入する事はこれまでにも多く見られましたが、トレーラー公開日の噂についてディズニーが介入してくるのはなかなか珍しいケースです。

これにどういう意図が含まれているかは不明ですが、映画の米公開まで160日を切っており、これまでのMCUのファーストトレーラーの平均公開時期が160日前である事を考えると、多くのファンがそわそわする時期に入っているのは間違いありません。

しかし2022年はMCU作品が映画、ディズニープラスともに増加したせいか「ソー:ラブ&サンダー」のトレーラー公開はこれまでで最も遅い、映画公開約80日前というタイミングでした。

「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」のトレーラーが「ソー:ラブ&サンダー」のポストクレジットシーンとして紹介されたとしても、約120日前の予告となり、可能性としては十分考えられるようです。ファンはもうしばらくのんびりと待つ必要があるという事でしょうか。

映画「ソー:ラブ&サンダー」は 2022年7月8日 公開予定、映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」は 2022年11月11日 米国公開予定です。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のウォンは異なる役割が用意されていた?コンセプトアートが公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のウォンの物語は当初は違うものだったかもしれないと思わせるEarth-838のコンセプトアートが公開されました。

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コンセプトアーティストのディーン・シェリフさんが自身のWEBサイトで公開した本作のアートによると、Earth-838ではドクター・ストレンジ、アメリカ・チャベスだけではなくウォンの姿も描かれています。

©MARVEL,Disney

本作にはフィギュア化されたにも関わらず削除されてしまったディフェンダー・ウォンというキャラクターがいましたが、服装を見る限りこのアートに登場しているのはEarth-616のウォンのようです。

もしもウォンが二人と一緒にEarth-838を訪れていれば、616でワンダの足止めを誰がしたかが気になるところですが、これもフィギュア化されたのに特に活躍がなかったサラやコミックではストレンジの弟子であるミノタウロスのリントラなどがその役割を担っていたのかもしれません。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」は劇場公開中、2022年6月22日より米ディズニープラスで配信開始です。

ヘイリー・アトウェルさんが映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」後のカーターについて語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」でキャプテン・カーターを演じたヘイリー・アトウェルさんが 2022 Awesome Con に出席し、今後のカーターの復帰について語ったと、海外メディア The Cosmic Circus が報じました。

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カーターの今後について質問されたアトウェルさんは、「ええと・・・私は皆さんのためのニュースを持っていません。でも、皆さんの熱意には共感します。そして、もしマーベルが彼女のために居場所を見つけたとしたら、それは彼女のキャラクターとしての進化やキャラクターとしての発展という点で、彼女にふさわしいと感じられる家であることを望みます。」と再演の意欲を示しました。

また、映画「キャプテン・アメリカ」シリーズでは現役時代と老婆時代を、さらにドラマ「エージェント・カーター」シリーズ、アニメ「ホワット・イフ」シリーズ、そして今回の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」など、同じであり異なるという特殊なキャラクターを演じた事について次のように語りました。

「彼女を演じることで得た経験は、このフランチャイズで自分の技術を磨くという最も素晴らしい機会を与えてくれました。そして、まだまだやりたいことがあるし、ファンにはその資格があると思うからです。ある意味、多くの人にとって彼女は脇役で、もし私がその脇役を続けることに意味がないと思うのなら、今は違う時代なのだと思います。また、特に女性として、ここ数年起こったことすべてを考えます。彼女がタイムラインで『自分の価値もみんなの意見も知っている、そんなの関係ない』と言っているのは、本当に良いことだと思います。」

続けて、「しかし、私はみんなに彼女の価値に気づいてほしいのです。同じように、本質的に彼女自身の自尊心や尊厳の感覚は、自分の価値を知っていて、仕事に取り掛かり、ただ尊厳を持って仕事のために働き、それを知っているという感覚から来るものです。彼女は検証を必要としないのです。」と述べています。

最後にアトウェルさんは「しかし、彼女にふさわしいものが1つあります。それは、世界におけるエージェンシーで、それは、ある種の権力者、つまり男性が彼女の権力を譲り、彼女にそのプラットフォームを提供するまでは得られないものです。そして、私は彼女にその機会を与えて欲しいと思います。そうすれば、もっと面白いものを皆さんに提供できると思うからです。」と今後に対する展望を語りました。

2021年のアニメ「ホワット・イフ」でデビューしたキャプテン・カーターと「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のキャプテン・カーターが同一人物かどうかは説明されていませんが、おそらくは別人で、今後「ホワット・イフ」シーズン2などで再登場する可能性は高そうです。

なお、「ホワット・イフ」シーズン2は2022年後半に来ると脚本家が報告していました。そろそろ何かしらの新しい報道が出てくる頃かもしれません。

実写版のカーターの未来については気になるところで、「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のEarth-838のカーターの過去を描くというパターン、ドラマ「エージェント・カーター」の新シーズンをやるというパターン、これまでに登場したカーターとはさらに別のカーターとして新作を描くパターンなどが考えられるようです。

マルチバース化によって、それぞれのファンが望むカーターの姿も多様化してしまった中、マーベル・スタジオが期待にどう応えていくのか注目です。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」は劇場公開中、2022年6月22日より米ディズニープラスで配信開始です。

ソース:Hayley Atwell Talks About Returning As Peggy Carter Again