最低映画の祭典ラジー賞に「モービウス」が5部門ノミネート

最低映画の祭典ラジー賞こと第43回ゴールデンラズベリー賞のノミネートが発表され、ソニー・ピクチャーズが制作したSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「モービウス」が5部門でノミネートされている事が明らかになりました。

sponsored link
 

ノミネートされた各部門は以下の通り。

  • ワースト映画賞
  • ワースト脚本賞
  • ワースト主演男優賞:ジャレッド・レトさん
  • ワースト助演女優賞:アドリア・アルホナさん
  • ワースト監督賞:ダニエル・エスピノーサ監督

「スパイダーマン」のスピンオフとなるSSUシリーズ第3弾として公開された本作は、映画の興行収入としては1.6億ドルと一定の成果をおさめたものの、昨今勢いのあるマーベル実写作品では断トツの最下位で、同じSSUの「ヴェノム」の8億ドル、「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」の5億ドルと比べると興行収入は半分以下、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)と比べてもまだ注目度が低かった2008年の「インクレディブル・ハルク」の2.6億ドルを下回りました。加えて、観客からのレビューもふるいませんでした。

「モービウス」は 2020年1月13日 に最初の予告編が公開され、同年7月31日に全米公開が発表されたものの、新型コロナウイルスのパンデミックの影響を受け、数回の公開延期が発表されました。

予告編でファンが興奮したシーンのほとんどが映画本編には含まれていないことも評価の悪さにつながっていましたが、この予告に関してダニエル・エスピノーサ監督は制作に関与していないとも明かしていました。

本作にロドリゲス捜査官役で出演したアル・マドリガルさんはこの失敗の原因について「コロナのパンデミックによる公開延期が続く中で、映画をいじくり回し(編集し)すぎた」と考えている事を過去のインタビューにて明かしています。

第43回ゴールデンラズベリー賞授賞式は、2023年3月11日 に開催予定です。

映画「モービウス」はDVD、Blu-rayなどが発売中、各種ストリーミングサービスでも配信中です。

映画「マダム・ウェブ」、主演のダコタ・ジョンソンさんが撮影完了を報告

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「マダム・ウェブ」の主演を務めるダコタ・ジョンソンさんが、海外メディア Variety とのインタビューの中で、本作の初期撮影が終わったことを明かしました。

sponsored link
 

ダコタ・ジョンソンさんは本作について「予習して見る事は出来ないと思います、とても勉強になりました。」とコメントし、ファンの予想どおりには展開しない事をほのめかしました。

先週は本作の撮影監督も撮影が終わったことを報告しており、これから映画公開に向けて編集作業に入ると見られています。

「マダム・ウェブ」では主演のダコタ・ジョンソンさんをはじめとしてシドニー・スウィーニーさん、セレスティ・オコナーさん、イザベラ・メルセードさんと言った女優陣が起用されていますが、彼女たちがどういったキャラクターが登場するかは公式に発表されていません。キャスティングに関しては様々な噂が飛び交っている状態ですが、2022年夏時点での情報はこちらのまとめ記事をご参照ください。

スパイダーマンと世界観を共有するSSUシリーズとして開発されている本作ですが、現状では他のSSU映画である「ヴェノム」や「モービウス」と同様にスパイダーマンの登場が確認されていません。デイリービューグルの存在は確認されていますが、SSUにスパイダーマンが登場するのは「マダム・ウェブ」になるのか、それとももっと先の作品になるのか、注目となっています。

映画「マダム・ウェブ」は 2024年2月16日 米国公開予定です。

映画「マダム・ウェブ」撮影終了、新たなロゴがパワーの起源をほのめかす

ソニー・ピクチャーズが制作するSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「マダム・ウェブ」の撮影監督を務めるデュアン・チャールズ・マンウィラーさんが、自身のInstagramにて本作のカチンコの画像を提供しました。そこに描かれた「マダム・ウェブ」のロゴからは、コミックとは異なるマダム・ウェブの起源を示唆しているようです。

sponsored link
 

画像では象徴的な赤い蜘蛛の足から、ダコタ・ジョンソンさんが演じる主人公のシルエットが描かれており、マダム・ウェブのパワーがこの赤い蜘蛛を起源としている事を示唆しているようです。

コミックのマダム・ウェブは実際には蜘蛛とはなんの関係もなく、彼女はX-MENたちと同じミュータント種族です。能力はテレパシーや予知、透視、幽体離脱などマインドやメンタルに関する能力であり、他のスパイダーヒーローのようなフィジカルな能力はありません。

加えてコミックのマダム・ウェブは生まれた時から重症筋無力症を患い動けず、かつ盲目でもあり、現在は老婦人。SSUではダコタ・ジョンソンさんのような若い俳優が主人公に選ばれている事で、設定が大幅に変更されている可能性も指摘されていました。

また、もともとミュータントに関する実写化権利は20世紀FOXが持っており、「X-MEN」シリーズを代表として「デッドプール」や「ニューミュータンツ」といった映画や、「ザ・ギフテッド」といったドラマが制作されてきました。マーベルの親会社にもなっているディズニーがそれを買収した事で、現在はマーベル・スタジオがミュータントを管理するようになっています。マダム・ウェブがミュータントではなくなった(ように見える)原因として、そういった大人の事情が絡んでいる事も考えられます。

「マダム・ウェブ」でどういったキャラクターが登場するかは公式に発表されておらず、様々な噂が飛び交っている状態ですが、2022年夏時点での情報はこちらのまとめ記事をご参照ください。

そして、コメント欄でのファンからの「マダム・ウェブの撮影は終わったの?」という質問に対して、デュアン監督は「ええ、実は」とスマイルの顔文字を添えて返答しました。

映画「マダム・ウェブ」は 2024年2月16日 米国公開予定です。

「スパイダーマン:ホームカミング」のドナルド・グローバーさん主演のスパイダーマンスピンオフ映画が制作されていると報じられる

ソニー・ピクチャーズがドナルド・グローバーさんを主演にSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の新たな作品に着手していると、海外メディア The Hollywood Reporter が報じました。ドナルド・グローバーさんはMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ホームカミング」でアーロン・デイビス役を演じていました。

sponsored link
 

記事によると、ドナルド・グローバーさんはコミックのスパイダーマンのヴィランであるヒプノハスラーを演じると伝えています。「ヴェノム」から始まったSSUの流れをくんだスパイダーマンヴィランを主人公とする作品となるようです。

一方で冒頭でもお伝えしたようにドナルド・グローバーさんはMCU「スパイダーマン:ホームカミング」でアーロン・デイビスという映画上では端役でしたがコミック上では重要なキャラクターを演じていました。アーロンはスパイダーマン/マイルズ・モラレスの叔父にあたるキャラクターで、且つプロウラーという名前のヴィランでもありました。

アーロン・デイビスは今後の大きな伏線になるとコミックファンの多くが考えていましたが、ソニーは一転して別のヴィランを演じさせようと計画しているようです。

今回の焦点になっているヒプノハスラーはスパイダーマンのヴィランの中でもトップ層には入らないヴィランとなっています。

ロケット・ラクーンの作者であるビル・マントロさんとアーティストのフランク・スプリンガーさんによって生み出されたヒプノハスラーは、1978年の「スペクタキュラー スパイダーマン No. 24」 に初登場。当時の流行であったディスコ・ミュージック シーンの産物でした。彼の本名はアントワーヌ・デルソインで、マーシー・キラーズと呼ばれるバンドのリーダーであり、楽器に催眠技術を使用していました。

©MARVEL

ヒプノハスラーがどちらかというと無名なキャラクターである事を逆利用して大きなアレンジを加える計画をしているのではないかと記事は指摘しています。

また、本作のタイトルやリリース時期は今のところ未定としながらも、俳優でコメディアンのエディ・マーフィーさんの息子であるマイルズ・マーフィーさんがこのプロジェクトの脚本に参加しているとの具体的な情報も。

ヒプノハスラーに関する今後の情報に加えて、MCUで紹介間近かと思われていたマイルズ・モラレスの今後についても注目となりそうです。

映画「スパイダーマン:ホームカミング」はディズニープラスで配信中です。

ソース:Donald Glover to Star in, Produce Spider-Man Movie Based on Villain Hypno-Hustler (Exclusive)

SSU映画「エル・ムエルト」主演のバッド・バニーさんが休養宣言

ソニー・ピクチャーズが制作するSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「エル・ムエルト」の主演に抜擢されている歌手でラッパーのバッド・バニーさんが、海外メディア The Hollywood Reporter とのインタビューの中で、2023年はじっくりとこれまでの自身の功績を楽しむ年になると語りました。

sponsored link
 

ビルボードインタビューでバッド・バニーさんは「2023年は僕自身のために、僕の身体の健康、そして感情の健康のために、休息しようと思っています。お祝いです。ここに行こう、あそこに行こう、ボートに乗ろうってね。散発的な仕事もあるし、スタジオにも行くけど、プレッシャーはありません。」と休息宣言をしました。

「エル・ムエルト」は「マダム・ウェブ」と公開順が入れ替わり、SSUの5作品目にあたる予定の映画で、2022年10月にホナス・キュアロン監督が起用が報じられています。しかし、撮影はまだ始まっていないと見られており、公開が2024年1月予定になっている事と、今回の主演の2023年休養宣言を合わせると、制作がキャンセルされたか延期が既に決定している可能性が疑われています。

ソニーのトニー・ヴィンシクエラ会長は今年夏のインタビュー「バッド・バニー(エル・ムエルト役)はマーベルの大スターになるでしょう。アーロン・テイラー・ジョンソンはクレイヴンです。映画『ブレット・トレイン』の二人のスターをスパイダーマン・ユニバースに迎える事に興奮しています。」と語っていました。

本作の計画がどうなっているのか、今後の情報には要注目です。

映画「エル・ムエルト」は 2024年1月12日 全米公開予定です。

ソース:Bad Bunny Says He’s “Taking a Break” in 2023

オリヴィア・ワイルド監督の「スパイダーウーマン」は今なお開発中だと報じられる

ソニー・ピクチャーズが開発しているという噂のプロジェクト「スパイダーウーマン」が今なお開発が続いている事を、海外メディア The Hollywood Reporter が報じました。2020年にソニー・ピクチャーズが監督としてオリヴィア・ワイルドさんを起用したと報じられた映画ですが、まだキャンセルになったわけではないようです。

sponsored link
 

記事によると「オリヴィア・ワイルドさんはソニーのマーベル映画の監督に今も関わっている」との事で、プロジェクトが存続している事を示唆しています。

本件は2020年に噂として報じられましたが、SSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)作品の「マダム・ウェブ」などが正式に発表されて以降あまり話題にも上がりませんでした。

2022年の夏に「Don’t Worry Darling」のプロモーション中に噂について直撃されたオリヴィア・ワイルドさんは「何も言えない」としつつも「マーベルの大ファンだ」と話していました。

この「Don’t Worry Darling」にはMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)映画「ブラックウィドウ」でエレーナを演じたフローレンス・ピューさんと映画「エターナルズ」でエロスを演じたハリー・スタイルズさんも出演していますが、海外メディア Vulture によるとワイルドさんとピューさんの舞台裏での意見の衝突が激化し、関係が非常に悪化したとしています。今のところMCUとSSUという違いはありますが、この事件のマーベル映画への影響は不明です。

「スパイダーウーマン」はコミックのスパイダーウーマン/ジェシカ・ドリューを主人公とした映画になるだろうと報じられており、「マダム・ウェブ」に複数のスパイダーウーマンが登場する事を考えるとスパイダーウーマンたちの中でも特別扱いになっている様子。以前には「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」などで主人公レイを演じたデイジー・リドリーさんがジェシカ・ドリュー役に抜擢されていると報じられましたが、本人はこれを否定しつつもオファーがあればやりたいと語りました。

映画「スパイダーウーマン」の公開日は未定です。

ソース:The Hollywood Reporter’s 2022 Women in Entertainment Power 100

映画「クレイヴン・ザ・ハンター」の試写会が行われたと言う

ソニー・ピクチャーズが制作中のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「クレイヴン・ザ・ハンター」の試写会が行われたようだと、海外スクーパーの ViewerAnon 氏が報告しました。劇場公開まで約1年ほどありますが、ソニーは視聴者の反応を伺っているのかもしれません。

sponsored link
 

氏の投稿によると、「クレイヴンが上映されました。たくさんの情報源はありませんが、モービウス(笑) やヴェノムよりも優れていると聞きました。」との事。試写の反応が上々だった事を伝えています。

「クレイヴン・ザ・ハンター」は2023年1月13日にアメリカで劇場公開される予定でしたが、9月に急遽 2023年10月6日へ延期される事が発表されました。あわせて、元々10月6日公開予定だった「マダム・ウェブ」が2024年2月16日になる事も発表されています。

ソニーは2016年にMCUとは違う独自のユニバースを展開していく事を発表し、第1弾として「ヴェノム」が2018年に公開されました。その後2021年の「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」、2022年の「モービウス」と続き、2023年の「クレイヴン・ザ・ハンター」で4作目となります。

MCUとは異なりここまで全てがヴィランにスポットを当てた映画になっており、スパイダーマンを中心としたユニバースでありながら1作目公開以降5年間、スパイダーマン不在のまま物語が進んでいます。その上、SSUの中で「スパイダーマン」のワードを使ったのはMCUから移動したと見られているバルチャー/エイドリアン・トゥームスという奇妙な展開にもなっています。

SSUは「クレイヴン・ザ・ハンター」の後に「エル・ムエルト」を経て、ようやくヒーロー映画「マダム・ウェブ」を2024年にリリース予定。「マダム・ウェブ」は女性のヒーローチームを描くと見られており、シリーズ6作目にチーム映画を持ってくるのは偶然なのか真似たのか、MCUの「アベンジャーズ」と同じタイミングになっています。

「クレイヴン・ザ・ハンター」の主演を務めるのは「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」でクイックシルバー/ピエトロ・マキシモフを演じたアーロン・テイラー・ジョンソンさん。インタビューによるとCGによる背景合成をしないオールロケで撮影された作品になるようで、「他のマーベル作品の舞台とは一線を画しています」とコメントしています。

その他、クレイヴンの父親役にラッセル・クロウさん、異母兄弟のカメレオン役にフレッド・ヘッキンジャーさん、恋人カリプソ役にアリアナ・デボーズさんヴィラン役にアレッサンドロ・ニヴォラさんクリストファー・アボットさんの名前が報じられています。

撮影は既に終了していますが、今回行われたという試写の反応に合わせてさらなる編集が加えられるものと見られています。場合によってはMCU作品のように追加の撮影が行われるのかもしれません。

映画「クレイヴン・ザ・ハンター」は、2023年10月6日に劇場公開予定です。

ドラマ「シルク:スパイダーソサエティ」の制作が公式に認められる

ソニー・ピクチャーズがスパイダーマンシリーズのスピンオフドラマ「シルク」の開発計画を正式に進めていると、海外メディア Variety The Hollow Reporter が報じました。エイミー・パスカルさんをプロデューサーに、アニメ「スパイダーバース」のフィル・ロードさんとクリストファー・ミラーさんが担当し、「ウォーキング・デッド」のショーランナーのアンジェラ・カーンさんを加え、「シルク:スパイダーソサエティ」として進められていると言います。

sponsored link
 

Valiety の記事によると「シルク:スパイダーソサエティ」は、米国のMGM+ (旧称 Epix) のリニアチャンネルで放送され、続いて Prime Video で世界的に公開されるとの事。

このドラマは、マーベルコミックとしてダン・スロット氏とウンベルト・ラモス氏によって作成されたキャラクターに基づいており、「韓国系アメリカ人の女性がピーター・パーカーを噛んだのと同じクモに噛まれた、シルクとして知られるスーパーヒーローになる途中で行方不明の家族を探している」と説明されています。

ソニー・ピクチャーズ・テレビジョン社長のキャサリン・ポープ氏は「エイミー・パスカル、フィル・ロード、クリス・ミラー、そしてソニーによる実写版とアニメーション版のスパイダーマンフランチャイズは、映画界で最もダイナミックなスーパーヒーローストーリーテリングを表現しています。アンジェラ・カーンのクリエイティブなビジョンとともに、『Silk: Spider Society』を MGM+ および Prime Video のお客様にお届けできることを、これ以上ないほど嬉しく思います。」とのコメントしています。

このドラマ制作の一報があったのは2020年9月の事で、2022年6月にはミラーさんが「近々何か報告出来るかも」と話していました。

今回、ロードさんとミラーさんは「アンジェラはプロ中のプロであり、その視点と創造性は私たちが大いに尊敬し、称賛しています。彼女はとても楽しい人でもあります。彼女はこれらのキャラクターが大好きで、彼女と協力してシンディ・ムーンの物語を世界に届けることができて本当に幸運です。」と述べています。

新たに制作に加えられたアンジェラ・カーンさんは2011年に「ウォーキング・デッド」のライターになり、2013年に共同エグゼクティブ・プロデューサーに昇進、2018年のシーズン9からエグゼクティブ・プロデューサーとショーランナーに昇進しました。また、ノーマン・リーダスさん演じるダリル・ディクソンのスピンオフドラマの共同制作にも就いています。

カーンさんは「私のキャリアの次の章で Amazon Studios ファミリーに加わることができて、非常に興奮しています。私は経営陣と協力して、世界中の視聴者に向けた多様でキャラクターを先取りした冷静なショーに取り組むことを楽しみにしています。韓国系アメリカ人のスーパーヒーローであるシルクを画面上で生き生きとさせるという私の最初の挑戦に飛び込むことにとても興奮しています。」と語りました。

THRによると、カーンさんはAmazonと複数の契約をしているとの事ですが、ファンタジー小説「ブラック サン」のシリーズ化や、ドリュー・マガリー氏による近未来小説「ポストモータル」などが含まれているとの事で、マーベル関連のプロジェクトが「シルク」以外に存在するかどうかは言及されていません。

ドラマ「シルク:スパイダーソサエティ」の配信時期は未定です。

ソース:Variety The Hollow Reporter

映画「マダム・ウェブ」よりデイリービューグルの新たなプロップがリークされる

ソニー・ピクチャーズが制作するSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「マダム・ウェブ」より、デイリービューグルが発行する新聞紙の一部が撮影現場よりリークされました。今年の夏にもリークによってデイリービューグルの存在は確認されていましたが、前回とはまた違う内容の紙面になっているようです。

sponsored link
 

今回発見された新聞は以下のようなもの。

記事のタイトルや内容は見切れていて詳細は不明ですが、紙面には過去のリークで目撃されたシドニー・スウィーニーさん、イザベラ・メルセードさん、セレスティ・オコナーさんの顔写真が掲載されており、デイリービューグルは彼女たちを追いかけている様子が分かります。

デイリービューグルはコミックにも登場する有名な新聞社であり、サム・ライミ監督の実写映画「スパイダーマン」で映画デビューしてからも度々映画作品に登場していました。しかし、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」では時代の進化に合わせてネットニュースメディアとして登場しました。

「マダム・ウェブ」の物語の舞台は西暦2000年代であるとも報じられており、単に異なるユニバースであるという可能性のほかに、時代の違いによる業務形態の差の可能性も少なからずあるようです。

過去のデイリービューグルがスパイダーマンを悪役として追い詰めようとしていたように、「マダム・ウェブ」ではスパイダーウーマンたちを追い回すことになるのでしょうか?

本作に出演するシドニー・スウィーニーさんは先月のインタビューにて撮影が終了している事を報告。チームとしてはまだいくつかの撮影が残っているようですが、ほどなくそれも完了し、公開に向けてポストプロダクションに移行するものと見られています。

映画「マダム・ウェブ」は 2024年2月16日 米国公開予定です。

映画「ヴェノム3」に進展、ケリー・マーセル監督が就任へ

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム3」の監督にケリー・マーセルさんが就任すると、海外メディア Deadline が報じました。「ヴェノム」、「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」の脚本としてシリーズの制作に貢献してきたマーセルさんが、最新作では監督を務めることになるようです。

sponsored link
 

記事はまた、脚本もこれまで同様マーセルさんが主導するとし、前作と同様にトム・ハーディさん、アヴィ・アラッドさん、マット・トルマックさん、エイミー・パスカルさん、ハッチ・パーカーさんがプロデューサーとして参加していると伝えています。

ケリー・マーセルさんは脚本家、プロデューサー、そして女優業もこなす人物で、「ヴェノム」シリーズ以外に著名なところでは、「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」や「クルエラ」などの脚本を担当しています。

最新作の内容についてはまだまだ不明ですが、「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」ではパトリック・マリガンが寄生された様子が描かれており、3作目でのトキシン登場を示唆していました。また、「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」での出来事が最新作にどのような影響を与えるのか、「モービウス」や「マダム・ウェブ」など他作品とのクロスオーバーについても気になる所となっています。

映画「ヴェノム3」の公開日は未定です。

ソース:‘Venom 3’: Kelly Marcel Set to Direct Next Installment Starring Tom Hardy