映画「マダム・ウェブ」よりスパイダーウーマンらのコンセプトアートが公開、スーツの詳細が明らかに

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「マダム・ウェブ」より、マダム・ウェブ、スパイダーウーマン、スパイダーガールのコンセプトアートが公開されました。アーティストのイモジーン・チェイズさんが自身のInstagramにて公開しています。

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チェイズさんは「マダムウェブコンセプトアート!私はこのプロジェクトに取り組んで本当に楽しかった。 ホットな女性のギャングのためにスーパースーツをデザインするのが楽しくないなんて事があるでしょうか?私は今まで大好きなコスチュームデザイナーの一人、Ngila Dicksonと仕事をすることができました。このスーツのスタイルラインの全てを本当に遊ぶ余裕を与えてくれました。」コメントを添えて、ダコタ・ジョンソンさん演じるカサンドラ・ウェブの衣装を紹介。

シドニー・スウィーニーさん演じるジュリア・コーンウォールについて「彼女の大胆でグラフィックなスタイルをコミックからこだわることにしました。」と解説。

セレステ・オコナーさん演じるマティ・フランクリンの衣装については「彼女は取り組むのがとても楽しいキャラクターでした。 私はNgilaとこのスーツのスタイルラインを具現化、同時に彼女にちょっとずる賢いような態度を取らせる事も特に楽しい時間でした。」とコメント。

そして、イザベラ・メルセードさん演じるアーニャ・コラソンについて「これが私たちの最後の女の子!イザベラ・メルセードのアーニャ・コラソンのためのアートです。(ちなみに、私は彼女の現在のプロジェクトで一緒に仕事をしています)Ngila はまた大胆でグラフィックなものにしたかった。 多くの人が正しく指摘しているように、彼女たちは画面に少ししか映らないので、これらのスーツはインパクトを重視しています!」と投稿しています。

緻密なコンセプトアートが用意されていたにも関わらず、(アーティスト自身が指摘しているように)これらのスーツは映画本編でほとんど表示されませんでした。

海外メディア CBM では「スパイダーウーマンたちが独自のアクションフィギュアを手に入れる予定はないようで、近年女性向け玩具の人気が高まっていることを考えると驚くべきことだ。 」ともコメントしています。

映画「マダム・ウェブ」は 2024年2月14日 より米国劇場にて公開中、日本では 2024年2月23日 より劇場公開中です。

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映画「ヴェノム3」にクラーク・バッコさんがキャスティング

ソニー・ピクチャーズが制作中のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム3」にクラーク・バッコさんがキャスティングされたと、海外メディア Variety が報じました。「チェンジリング」や「レターケニー」、「恋人を取り戻すには」のバッコさんがトム・ハーディさんらと共演する事になるようです。

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記事によると、ジュノー・テンプルさんやキウェテル・イジョフォーさんらと同様に彼女の役割は秘密にされているとの事。

[nlink url=”https://mavesoku.com/ssu-venom-3-juno-temple-role-hints/”]

3人共、コミックに登場する重要なキャラクターを演じるのではないかと見られています。

「ヴェノム3」は撮影現場の様子から「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の直後からそのまま続くと見られており、少なからずマルチバースに関する言及があると見られています。その一方で予想されているヴィランはコミック上では特にマルチバースも関係なさそうであり、「モービウス」等とどのように繋がるのか、それとも「マダム・ウェブ」のような独自の世界なのか、展開に注目されています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/ssu-venom-3-tom-hardy-set-video/”]

映画「ヴェノム3」は 2024年11月8日 、米国にて劇場公開予定です。

ソース:‘Venom 3’ Adds ‘The Changeling,’ ‘Letterkenny’ Star Clark Backo (EXCLUSIVE)

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映画「モービウス」が 3月1日 に米ディズニープラスで配信へ

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「モービウス」が 2024年3月1日(現地時間)から、米国のディズニープラスで配信される事が明らかとなりました。劇場公開から約2年を経て、ディズニープラスユーザーがようやく利用可能になるようです。

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海外メディア Comicbook.com が報告した 3月の配信作品リストによると、マーベル関連作品として1日にSSUの「モービウス」、そして20日からMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の「X-MEN’97」の配信がスタート。

その他話題作としては、既に日本でもアナウンスされているテイラー・スウィフトさんのコンサート映画「テイラー・スウィフト:THE ERAS TOUR (Taylor’s Version)」が日米同時配信となるようです。

SSUの3作目である「モービウス」が追加される事は喜ばしい事ですが、「モービウス」よりも先に劇場公開された2作目である「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」がまだ日米ともに実装されていない事や、大多数のファンが一番見たい「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は、まだディズニープラスでの配信が行われていません。

それでもソニー制作のマーベル映画がディズニープラスに少しずつ追加されていく事は喜ばしい事であり、残りが出揃うまで気長に待つ他ないようです。

ソース:Disney+: Every Movie & TV Show Arriving in March 2024

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映画「マダム・ウェブ」、ポストクレジットシーンが無い理由を監督が解説

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「マダム・ウェブ」のS.J.クラークソン監督が、海外メディア Comicbook.com とのインタビューの中で、本作にポストクレジットシーンが無い理由について質問され、説明しています。

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監督によると、ポストクレジットシーンについていくつか検討されたものの、監督自身と制作チームは映画本編で物語が完結していると判断したと言います。

「色々なアイデアを試してみましたが、結局全て伝えきったという感覚がありました。もちろんネタバレになるので詳細は話せませんが、物語の終わりがあって、エンディングがあって、後日談を描く事もできました。」

「でも最終的には、ある意味で贈り物をもらったような気がしました。つまり、マダム・ウェブは予知能力を持っています。彼女はポストクレジットシーンを予知しているので、最後ではなく映画の本編に入れてもいいだろうと思ったんです。」

監督は主人公キャシーの予知能力を利用して、本来ポストクレジットシーンとして想定していたものを映画本編に含める形でまとめあげたようです。この事はクレジットシーン、いわゆるスタッフロールに興味がない人にとってはいい配慮になっているかもしれません。

「マダム・ウェブ」は劇場公開後、かなりの苦戦を強いられている事が報じられていますが、主演を務めたダコタ・ジョンソンさんは TotalFilm とのインタビューで「続編制作にGOサインが出たら必ず戻りたい」と再演の意欲を見せています。

また、主要キャストの一人であるシドニー・スウィーニーさんは「マダム・ウェブ」の舞台裏やスパイダーウーマンの着替えの様子などを自身の Instagram にて公開しています。

映画「マダム・ウェブ」は 2024年2月14日 より米国劇場にて公開中、日本では 2024年2月23日 劇場公開予定です。

ソース:Madame Web Director Explains Why There Is No Post-Credits Scene (Exclusive)

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SSU映画「モービウス」が 2月28日 で米Netflix配信終了へ

Netflixの公式ガイドサイト Tudum が現地時間の 2024年2月28日 をもって、ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「モービウス」の米国での配信を終了する事を明らかにしました。

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ソニーは 2021年4月 にNetflixとの取引に合意し、自社の映画をホームリリースおよび劇場リリース後にサービスに提供することになりました。その取引の一環として、「モービウス」は 2022年 初頭に映画館で公開されたのち、同年 9月 に米Netflixに追加されました。

今後、「モービウス」が別の場所で配信されるか、それともこのまま配信を打ち切ってしまうのかはソニー次第であり、詳細は明らかにされていません。

両社の契約どおりペイ1期間の終了と共に配信も終わるようで、この後、ディズニープラスに登場する可能性もあると海外メディア The Direct は指摘しています。

ソニーはNetflixとの契約のあと、ディズニーとも契約を結んでいたことが報道されていました。この契約内容に従って、「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」は 2025年2月 にディズニープラスに登場する事が予想されており、「マダム・ウェブ」や「クレイヴン・ザ・ハンター」等も 2026年 から 2027年 にかけてディズニープラスで配信されると考えられています。

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SSUドラマ「スパイダーマン・ノワール」にニコラス・ケイジさんが交渉中だと報じられる

ソニー・ピクチャーズとアマゾン・スタジオによるドラマ「スパイダーマン・ノワール」の主演として、ニコラス・ケイジさんが交渉の席についていると、海外メディア The Ankler が報じました。ケイジさんはソニーのアニメ「スパイダーバース」シリーズのスパイダーマン・ノワールの声を担当しており、同役の実写バージョンが実現するか注目されています。

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本作は以前にも報道されたとおり、Netflixドラマ「パニッシャー」のショーランナーを務めたスティーブ・ライトフットさんがエグゼクティブプロデューサー兼共同ショーランナーとして、脚本家オーレン・ウジエルさんとタッグを組むことになっています。

記事は本作が「スパイダーバース」のスピンオフになるという噂について言及しつつも、現時点では未確定だと指摘。同じキャラクターに同じ俳優を起用しても、オリジナルストーリーの新規作品となる可能性も残されているようです。

実写版「スパイダーマン・ノワール」の制作発表のあと、ComicBook.com がニコラス・ケイジさんにこの話題についてインタビューを行った際、ケイジさんは次のように語っています。

スパイダーマン・ノワールは素晴らしいキャラクターですよ。大好きなノワール映画スターたちを彷彿させるキャラクターなんですよね。若い世代がハンフリー・ボガードやジェームズ・キャグニー、エドワード・G・ロビンソンのことを知らなくても問題ありません。
重要なのは、彼らの話し方やリズムにはカメラ映え、オーディオ映えする魅力があった事です。
私にとって、スパイダーマンは最もクールなスーパーヒーローです。それをノワールと組み合わせることで、1930年代の黄金時代映画スターを再現する最高のキャラクターの一つになります。

「スパイダーマン・ノワール」への愛を語る一方で、ケイジさんは2007年にソニーから公開されたマーベル映画「ゴーストライダー」で主演を努めていました。

そのゴーストライダーがMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に再登場する可能性が囁かれており、これが事実であればスパイダーマン・ノワールはゴーストライダーとの兼ね合いも考慮する必要があるようです。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-ghost-rider-return-sooner-rumor/”]

注目のキャスティングの続報について分かり次第、またお知らせする事になります。

ソース:‘Silk: Spider Society’ Writers Room Scrapped by Amazon

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SSUドラマ「シルク:スパイダーソサエティ」の開発が仕切り直しへ

ソニー・ピクチャーズとアマゾン・スタジオによるドラマ「シルク:スパイダーソサエティ」の脚本家室が解散されたと、海外メディア The Ankler が報じました。SSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の実写ドラマ第1弾として期待されていた本作は、一旦仕切り直しの形になるようです。

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記事によると、「シルク:スパイダー・ソサエティ」は開発方針の大幅な見直しを実施し、ライター陣の大半を解雇したとのことです。ただし、ショーランナーのアンジェラ・カーンさんと共同エグゼクティブプロデューサーは引き続き同作に関わっているようです。

当初から本作に携わっていた「スパイダーバース」シリーズのプロデューサーであるフィル・ロードさんとクリス・ミラーさん、共同エグゼクティブプロデューサーのカイル・ウーさん、ジム・バーンズさんも継続して参加しているとの事。

「シルク:スパイダー・ソサエティ」はコミックのスパイダーマン/ピーター・パーカーの同級生シンディ・ムーンを主人公とするもので、男性寄りの観客層に向けてシフトさせることを目指していると記事は言及。

コミックのシルクはピーターと同じ日に同じ蜘蛛に噛まれたせいか、特殊なフェロモンによって二人は性的に惹かれている関係。紙面でピーターとシンディが一緒にいるシーンでは、ピーターが股間を押さえている描写がされています。また当初はコスチュームもなく、自身の身体に直接ウェブを巻いて大事な部分だけを隠したスタイルで活動するなど、コミック自体にそういう方向性が含まれていました。

2023年12月の段階では、2024年1月中に脚本制作が再開されるとされていましたが、それ以前には雇用上のトラブルがあるとして訴訟に発展する可能性についても報じられていました。これが今回の大規模な解雇とどのような関連があるのかはわかっていません。

ソース:‘Silk: Spider Society’ Writers Room Scrapped by Amazon

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映画「マダム・ウェブ」が2004年の「スパイダーマン2」の映像を再利用していると海外で話題に

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「マダム・ウェブ」のとあるシーンが、2004年に公開されたサム・ライミ監督とトビー・マグワイアさん主演の映画「スパイダーマン2」の映像を再利用したものだと、海外のファンが発見し、指摘しています。

※これより先は「マダム・ウェブ」のネタバレを含んでいます。ご覧の際はご注意ください。

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話題になっているのは「スパイダーマン2」の以下のようなシーンで、「マダム・ウェブ」には同じ外観の建物が登場している事になります。

海外メディア CBM は、ソニーが資金を節約するためにアーカイブ映像を再利用した可能性が少なからずある事を指摘しつつも、実際にライミ版の「スパイダーマン」の世界と「マダム・ウェブ」を何らかの形でつなげようとするイースターエッグである可能を指摘しています。

その理由についてはさらにネタバレが強くなります。

※これより先はさらに「マダム・ウェブ」のネタバレを含んでいます。ご覧の際はご注意ください。















 

CBM は「マダム・ウェブ」の実際のエンディングシーンを引用して、次のように説明しています。

この話題になっている建物の中でキャシーが見た未来の映像ではスパイダーウーマンが強盗と戦うシーンになっていますが、これが「スパイダーマン」でマイケル・パパジョンさんが演じた強盗のデニス・キャラディンにかなり似ていると指摘。

「マダム・ウェブ」は作中の時代である2003年まで「スパイダーマン」と共有しつつ、2004年にベンおじさんのトラブルをスパイダーウーマンが救い、死ななかった未来に分岐するのではないかと言います。

なかなか興味深い理論ですが、しかし両作品ではベン・パーカーの年齢が違いすぎますし、ベンおじさんが死んだのは2004年の「スパイダーマン2」ではなく2002年の「スパイダーマン」ですから、マダム・ウェブから見て未来ではなく過去の話であり、残念ながら成立しなさそうです。

「マダム・ウェブ」は撮影現場でサム・ライミ監督の「スパイダーマン」シリーズに繋がるようなイースターエッグが見つかっていおり、当初からふたつの世界を結びつけるのではと考えられていましたが結局のところそれは起きませんでした。

この話題が盛り上がれば監督から同じ建物の映像が利用された事について何らかのコメントがあるかもしれませんが、現状では公式のリアクションはなく、ファン達はこれについて議論を続けています。

映画「マダム・ウェブ」は 2024年2月14日 より米国劇場にて公開中、日本では 2024年2月23日 劇場公開予定です。

ソース:MADAME WEB Recycles Footage From SPIDER-MAN 2 But What, If Anything, Does It Mean? – SPOILERS

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【ネタバレ注意】映画「マダム・ウェブ」のスコアが深刻な速度で低下、「モービウス」を下回ってしまう

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「マダム・ウェブ」が海外で公開され、初日に 600万 ドルを稼ぎ、「モービウス」をわずかに上回る結果を出していました。昨日の記事の段階では視聴者スコアも「モービウス」と同程度でしたが、24時間経過して状況が大きく変化しています。

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Rotten Tomatoes で視聴者のレビューも見ても内容的には昨日と大差はなく、単純に少ない星をつけるユーザーが増えているようです。そのほとんどは「悪い」「酷い」といったシンプルで中身のないコメントで、参考になるようなものではありません。

しかしながら本作でもスパイダーマンへの言及がほとんどない事はシリーズファンの期待を今回も裏切ってしまったようで、それに対する不満はかなり大きいようです。

ソニーが2018年に公開した「ヴェノム」からのシリーズを当初はSPUoMC(Sony Pictures Universe of Marvel Characters) と名付け、後にSSU(Sony’s Spider-Man Universe)とあらためていました。

このタイミングで「ヴェノム」からのシリーズにスパイダーマンの登場が約束されたと多くのファンが感じていましたが、残念な事に未だに登場していません。

ニューヨークタイムスは本作について「物語は荒唐無稽で、会話は鼻を鳴らしながら荒々しく、戦闘は刺激に欠ける。それでも、機知と能力のきらめきが見えます。」と評しつつ、「ダコタ・ジョンソンでもこの映画を救えなかった」としています。

ソニーは実写シリーズであるSSUの不評とは逆に、アニメの「スパイダーバース」シリーズではヒットを続けており、アニメと実写両方のプロデューサーを務めるエイミー・パスカル氏が今後のSSUをどのようにしていくのか注目されていますが、8月公開予定のSSU新作映画「クレイヴン・ザ・ハンター」でのテコ入れが間に合うのかどうかは少々疑問が残る所となっています。

映画「マダム・ウェブ」は 2024年2月14日 より米国劇場にて公開中、日本では 2024年2月23日 劇場公開予定です。

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【ネタバレ注意】映画「マダム・ウェブ」、各国での上映開始で賛否両論のスタートへ

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「マダム・ウェブ」がアメリカで2月14日から公開され、続々と映画に対するリアクションがオンライン上に投稿されています。ユニバース作品として期待されながらも「スタンドアロン」な世界として説明されてきた「マダム・ウェブ」がどのように観客に受け止められたのか、かいつまんでご紹介。

※これより先は「マダム・ウェブ」のネタバレを含んでいます。ご覧の際はご注意ください。

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大手レビューサイト Rotten Tomatoes では本記事執筆時点で批評家レビューが 17% とかなり低くなっています。

良いレビューとしては「良い映画とは言えないが楽しい映画」、「序盤は酷いが中盤以降は大惨事という程ではない」、「魅力的で最高のキャスト陣が素晴らしい」といったような内容。

悪いレビューとしては「混乱したプロットと貧弱な会話、ご都合主義な展開が多すぎる」、「オリジナリティがない」、「共感できるキャラがいない」、「このシリーズが失敗する事は未来予知能力がなくてもわかる」と言ったようなコメントが寄せられています。

一方で視聴者レビューは 71% とそれほど低くはありません。批評家と一般視聴者でスコアが大きく異なる現象は同じSSUの「ヴェノム」一作目でも同じ兆候が見られていました。

こちらに投稿された良い点としては「完璧とは言えないが楽しい映画」、「最初から最後まで楽しい」、「とにかくキャストが最高すぎる」、「パート2が楽しみ」と続編を望む声も見られます。

悪い点としては「スパイダーマンのようなアクションはない」、「スパイダーマンは出てこない」、「スパイダーウーマンとしての活躍は3分もない」と、やはりスパイダーマン関連の不満が目立つようです。

本作にはスパイダーマン/ピーター・パーカーのベンおじさんの若かりし頃、ベン・パーカーと、生みの親であるメアリー・パーカーが登場しており、作中では出産についてのシーンもあるようですが、生まれた男の子にピーターと名付けることもないと指摘されています。

また、0歳のピーター・パーカーがいる時点で20代から30代のスパイダーウーマンが存在しているという事で、ダコタ・ジョンソンさんたちがキャストそのままでトビー・マグワイアさんやアンドリュー・ガーフィールドさん、トム・ホランドさんらとクロスオーバーするためにはマルチバースを経由しなくてはならないのは確実。公開前から監督やキャストがしきりに「独自の世界」と言っていたように「マダム・ウェブ」はこれまでに公開されたどの映画とも直接的にはつながっていないようです。

「マダム・ウェブ」はひとつの映画作品として十分な内容になっていると指摘がそれなりにある一方で、「ヴェノム」「モービウス」と同様にスパイダーマンに期待して映画館に足を運んだ観客は再び大きく裏切られたようで、ソニーがSSUを通じて何をしていきたいのか、さらに霧が濃くなってしまったようです。

映画「マダム・ウェブ」は 2024年2月14日 より米国劇場にて公開中、日本では 2024年2月23日 劇場公開予定です。

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