ケヴィン・ファイギ社長がMCUと「ヴェノム」の関係性についてコメント ─ 全ての噂は起こりうる

マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長が、海外メディア Rotten Tomatoes とのインタビューの中で、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)にソニーの「ヴェノム」が将来的に加わるか質問され、コメントしました。その中でファイギ社長は「何も否定しない」と語りました。

ファイギ社長はインタビューで次のように述べました。

マーベル・スタジオがまだスクリーンに登場させていないキャラクターに関連して、何が起こりえて、何が起こりえないのかという噂や憶測については、明らかに話したくありません。しかし、私がいつも言っているように、マーベルに20年間在籍しているからには、何かを否定することはありませんし、何かを完全に排除することもありません。いつ、どのように、どこで、ということはまだわかりません。ネット上のどんな噂も、明日から絶対に起こらないとは言い切れません。

ヴェノムが「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」に登場するかどうかは明言されませんでしたが、ファイギ社長はヴェノムに限らないあらゆるキャラクターが今後登場する可能性がある事をあらためて示しました。

ヴェノム/エディ・ブロックを演じるトム・ハーディさんは、以前に「スパイダーマンを噛み砕くヴェノム」の画像をSNS上にアップロードしすぐに削除した事があり、ファンの期待を煽っています。

今年公開予定の「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」や「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」でヴェノムとスパイダーマンの対決が実現するかは不明ですが、将来的に起こる可能性は期待していいのかもしれません。

映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」は 2021年9月24日 より米国公開予定です。

ソース:KEVIN FEIGE PREVIEWS THE MCU’S UPCOMING PHASE 4: SHANG-CHIETERNALSNO WAY HOMEWAKANDA FOREVER, AND MORE

マーベルドラマ作品「アイアンハート」、「シルク」のワーキングタイトルが判明

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アイアンハート」と、ソニー・ピクチャーズが制作するスパイダーマンスピンオフドラマ「シルク」のワーキングタイトルが海外で報じられました。

アイアンハート

MCUの「アイアンハート」は「Wise guy」というタイトルで開発が始まっていると、The Cosmic Circus が報じています。

直訳すれば賢い男、ではありますが基本的には皮肉を込めてお利口さん、生意気な人、大口をたたく人などを意味する言葉のようです。どちらにも当てはまるキャラクターとしてトニー・スタークが思い浮かぶ所ですが、このワーキングタイトルはトニーを表したものなのでしょうか?

コミックのアイアンハートでは主人公リリ・ウィリアムズのサポートを、死亡後にAIとなったトニー・スタークがアイアンマンのJ.A.R.V.I.S.のように担当しています。

©MARVEL

「アベンジャーズ/エンドゲーム」のラストのようにホログラム技術も持っていたトニーですから、コミックを再現すること自体は可能ですが、トニーの帰還は歓迎するファンと、冷めてしまうファンに二分させてしまう可能性が高く、スタジオ側も気軽に出せるカードでないのは明らかです。

「Wise guy」はローディを指しているのではないかと推測している海外メディアもありますが、続報を待ちたい所です。

主演のドミニク・ソーンさんは「アイアンハート」のオーディションがなかった事を明かしており、スタジオから大抜擢された若手女優さんがどのような演技を見せてくれるかも注目が集まっています。

ドラマ「アイアンハート」はディズニープラスで配信予定です。

シルク

ソニー・ピクチャーズが制作する「シルク」のワーキングタイトルは「ホッケークイーンズ」である事が Production Weekly によって報じられています。

こちらはコミックの中で、シルク/シンディ・ムーンが学校でプレイしていたホッケーにかなりの親近感を持っていることにちなんでいると思われます。

シルクことシンディ・ムーンは2014年の「アメイジング・スパイダーマン」#4で初めて登場したキャラクターで、スパイダーマン/ピーター・パーカーとは同じ高校の同級生。ピーターにクモの能力を与えたのと同じ放射性クモに噛まれた事が原因で能力に目覚めますが、ピーターがアメイジング・スパイダーマンになるまでの間、シンディはかつての恩師であるエゼキエルによって地下壕に閉じ込められていました。

「シルク」に関するキャストは不明で、脚本は韓国系アメリカ人のローレン・ムーンさんが担当すると報じられています。また、エグゼクティブ・プロデューサーとしてフィル・ロードさん、クリス・ミラーさん、元ソニー・ピクチャーズのエイミー・パスカルさんが担当するとの事です。

配信プラットフォームに関して公式な発表はありませんが、多くの海外メディアはAmazonプライムビデオが有力だと報じています。

スパイダーマンスピンオフドラマ「シルク」のショーランナーに「ウォッチメン」のトム・スペツィアリーさんの名が報じられる

ソニー・ピクチャーズが開発していると伝えられているスパイダーマンのスピンオフドラマ「シルク」のショーランナーとして、トム・スペツィアリーさんが参加すると、海外メディア Deadline が報じました。

記事によると、エミー賞を受賞したHBOのドラマ「ウォッチメン」でエグゼクティブ・プロデューサーを務めていたトム・スペツィアリーさんが、アマゾン・スタジオと包括的な契約を結んだことが明らかになったとの事。

この契約により、ソニー・ピクチャーズが制作するマーベルの実写ドラマ「シルク」にも参加することになり、このシリーズは Amazon Prime Videoで配信されることになっていると伝えています。

本シリーズの脚本は主人公シルク/シンディ・ムーンと同じく韓国系アメリカ人のローレン・ムーンさんが担当。「ウォーキング・デッド」、「ジュピターズ・レガシー」のサン・キュ・キムさんの他、フィル・ロードさん、クリス・ミラーさん、元ソニー・ピクチャーズのエイミー・パスカルさんがエグゼクティブ・プロデューサーを務める予定である事が報じられています。

キャスティングはまだ発表されていませんが、3月の報道では、プロデューサーのフィル・ロード氏とクリス・ミラー氏が、「Chilling Adventures of Sabrina」に出演したことがあり、現在はCWの「Riverdale」にミネルバ・マーブル役で出演しているアデライン・ルドルフさんと会ったことが伝えられています。

コミックのシルク/シンディ・ムーンはピーター・パーカーの同級生で韓国系アメリカ人のスパイダーヒーロー。ピーターと同じクモに噛まれた事によりスパイダーマンと同様の能力を持っていますが全てのスペックにおいてシルクのほうがスパイダーマンを上回っており、例えばシルクのウェブは10本の指先それぞれから放出されるため、スパイダーマンよりも強靭となっています。

今後、「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」や「モービウス」の公開を控えているスパイダーマンのユニバースもさらなる拡張計画がある事があかされており、「シルク」はそのうちの一つ。女性スパイダーヒーローのソロ作品という事もあり、今後の情報には要注目です。

ドラマ「シルク」は先日のニュースでは、8月下旬から撮影を開始し、2022年初頭に制作を終える予定との事です。

ソース:Tom Spezialy Inks Overall Deal With Amazon Studios, Joins Marvel Series ‘Silk’ As Showrunner

ソニー映画「モービウス」出演のタイリース・ギブソンさん、映画はMCUの一部とコメントするもソニーは否定

ソニー・ピクチャーズ制作のマーベル映画「モービウス」に出演しているタイリース・ギブソンさんが、海外メディア Comicbook.com とのインタビューの中で、本作がMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の一部である事を認めた事が話題となっています。

インタビュー内で本作が「MCUの一部であり、アベンジャーズの世界にある」かどうかを直接聞かれたギブソンさんは、シンプルに “Yes “と答えています。

このやり取りについて GmaeSpot はソニー・ピクチャーズに確認したところ、「MCUの一部ではない」と回答されたとの事。

海外メディア The Direct ではこの一連の流れを、ギブソンさんがMCUの意味について誤解している可能性も指摘しています。

「モービウス」がMCUなのかどうかという議論の発端は「モービウス」のトレーラーに登場しているマイケル・キートンさんの存在が大きく、キートンさんはMCUの映画「スパイダーマン:ホームカミング」でヴィランのヴァルチャーを演じていました。

「ホームカミング」のラストで刑務所に収監されていたヴァルチャーですが、その囚人服と同じ格好で「モービウス」のトレーラーに登場している事が、そもそもの原因になっています。

今回のソニーの回答を真に受けるのであれば、「モービウス」はMCUとは別の世界線の物語という事であり、関係はないように思われます。

ただしコミック同様のマルチバースという視点で見ることで、異なる世界でありながら常に交わる可能性を持っている世界とも考えられます。ワンダやドクター・ストレンジ、アメリカ・チャベスなどの魔法や特殊能力的なものや、トニー・スタークやDr.ドゥームなどが成し得るテクノロジー的なものが原因で複数の世界が交差することは原作ではよくあることです。

先日はドラマ「ロキ」の脚本家が「エージェント・オブ・シールド」はマルチバースのひとつと発言した事もあり、今後のMCUでのマルチバースの描かれ方に注目です。

映画「モービウス」は 2022年1月28日 米国公開予定です。

ソース:F9 Star Tyrese Gibson Confirms Morbius is in The MCU

モーション・ピクチャー社長が今後のスパイダーマン映画シリーズについて言及 ─ 「合流計画はある」

ソニー・ピクチャーズグループのモーション・ピクチャーの社長サンフォード・パニッチ氏は、海外メディア Variety 誌のインタビューに応じ、スパイダーマン映画におけるマーベルキャラクターの使用について、今後の計画を含めて語りました。

パニッチ社長はインタビューでつぎのように述べています。

私たちは、900のキャラクターをスパイディバースとは考えていません。私たちが持っているキャラクターの数は、次の「ヴェノム」を見るまで待っていてくださいね。スパイダーマンを見逃すことはありません。

もし、彼らが出会うことになれば、エキサイティングなことになりますよね。実際に計画があります。今、私たちがどこに向かっているのか、人々にとって少しずつ明らかになってきていると思います。「ノー・ウェイ・ホーム」が公開されれば、さらに多くのことが明らかになると思います。

これまでトム・ホランドさん演じるMCUのスパイダーマンと、ヴェノムやモービウスの関係について明言された事はありませんでしたが、パニッチ社長の回答によれば、どうやら合流の計画があるようです。

さらに、ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオとの関係について以下のようにコメントしました。

素晴らしいことに、ケヴィン(マーベル・スタジオ社長)とは非常に素晴らしい関係にあります。驚くべき砂場で遊ぶことができます。私たちは、MCUの映画を絶対に大ヒットさせたいと思っています。それは、私たちやマーベルのキャラクターにとって素晴らしいことですし、それは彼らも同じだと思います。これからもたくさんのチャンスがあると思いますよ。

MCUのスパイダーマン最新作「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は今年の末に公開予定です。そろそろマーケティングが始まるタイミングで、トレーラーやポスターなどの公開が期待される時期でもあります。

社長のいう合流計画は、はやければ今冬にも動き始めるのかもしれません。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は 2021年12月17日 米国公開予定です。

ソース:Will Spider-Man Ever Connect With Sony’s Other Marvel Movies? ‘There Actually Is a Plan,’ Says Exec

アーロン・テイラー・ジョンソンさんがソニー映画「クレイヴン・ザ・ハンター」でクレイヴンを演じると報じられる

ソニー・ピクチャーズが計画していると伝えられていた映画「クレイヴン・ザ・ハンター」で主人公のクレイヴンをアーロン・テイラー・ジョンソンさんが演じると、Variety Deadline など複数の大手メディアが報じました。スパイダーマンのヴィランであるクレイヴンを主人公としたこの映画は「ヴェノム」や「モービウス」などと共にソニーのスパイダーマン・ユニバースを拡張することになります。

Varietyの記事によると、本作はアヴィ・アラッド氏とマット・トルマック氏がプロデュースし、脚本はアート・マーカムさん、マット・ホロウェイさん、リチャード・ウェンクさんが担当するとの事。さらに2023年1月13日にリリースされる予定だと伝えています。

アーロン・テイラー・ジョンソンさんはMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」でクイックシルバー/ピエトロ・マキシモフを演じていましたが作中で死亡。マルチバース経由での再登場を期待するファンも多いですが、今回の報道があったことでその可能性はかなり低くなったようです。

マーベル・スタジオとソニー・ピクチャーズの世界は今の所は別世界扱いですが、この先同一化されたとしても、アーロン・テイラー・ジョンソンさんがヒーローとヴィランの両方を演じる事は特に問題にはならなさそうです。

映画「エターナルズ」の主人公とも言われているセルシ役を務めるジェンマ・チャンさんは、映画「キャプテン・マーベル」にてヴィランのミン・エルヴァを演じており、ヒーローとヴィランのダブルキャスティングとなっています。

「クレイヴン・ザ・ハンター」の実写化が叶う事で、ヴィランチーム「シニスター・シックス」の結成に一歩近づく感じがしますが、まだまだ不明な事も多い作品で、今後の情報には要注目です。

映画「クレイヴン・ザ・ハンター」は 2023年1月13日 米国公開予定です。

ソース:Aaron Taylor-Johnson to Play Marvel’s ‘Kraven the Hunter’ for Sony Pictures

映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」監督がヴェノムとカーネイジの能力の違いを説明

ソニー・ピクチャーズの映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」のアンディ・サーキス監督が主人公ヴェノムと、敵対するシンビオート「カーネイジ」の能力の違いについて海外メディア IGN とのインタビューの中で明かしています。

インタビューの中で監督はカーネイジについて以下のように説明しました。

カーネイジは霧状に変わることができます。あらゆる種類の蔓に変わることも可能です。彼は自分自身を様々な形態にする事が出来、身体の一部を武器にすることもできるし、いろいろなことができます。すべてのシンビオートは、そのホストである人間を反映しています。ですから、カーネイジの暗さや、遊び心、ウィット、奇妙さは(宿主である)クレタスの影響です。クレタスは本物の知性と・・・本物のユーモアのセンスを持っているので、彼と結びついているシンビオートにそれを反映させたかったんです。

身体の形状を変化させるのはコミックでもおなじみの能力ですが、霧状になるというのは映画のオリジナルな能力です。考えただけでも強力な能力で、ヴェノムにとってはコミック版より一段と厄介な相手となりそうです。

一方のヴェノムについては以下のように述べました。

ヴェノムはある意味、とてもストレートです。彼はクォーターバックのようなものです。彼は地に足がついていて、肉体的にも重く、力技が得意なクォーターバックのような存在と言えるでしょう。

二人の対決について監督は「カーネイジは、宿主であるクレタスと同じく精神的にも肉体的にも周囲の人々を手玉に取り、相手のエネルギーを相手自身に向けてしまえるようなキャラクターです。ですから、彼の動作はすべて極めて独特で歪でトリッキーなものにしたかったのです。カーネイジの動きを封じる、なんてことは不可能です。なにしろ、巨大なタコと戦っているようなものなんですから。」とコメントしました。

映画ではコミックにおけるカーネイジの自称「妻」であるシュリークの登場も明かされており、ヴェノム一人で立ち向かうことは出来るのでしょうか。本作ではヒーロー系シンビオートのトキシンの宿主である人物が登場することも判明しており、ヴェノム&トキシンとカーネイジ&シュリークの対決となるのでしょうか。はたまたスパイダーマンの加勢があるのでしょうか。

映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」は 2021年9月24日 より米国公開予定です。

ソース:Venom 2 Will Give Carnage a Powerful New Ability

映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」のトレーラー6つの注目ポイント

ソニー・ピクチャーズが制作する映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」の初となる公式トレーラーが日本時間の昨夜公開されました。本記事ではそのトレーラーの中の注目ポイントをピックアップしてまとめています。

まずは公式トレーラーをまだ見ていない方は以下をご確認ください。

スタン・リーとの共演

トム・ハーディさん演じるエディ・ブロックが向かったコンビニでは、レジ近くにマガジンスタンドが置かれています。

©2021 Sony Pictures

画像の右側に位置するそのマガジンスタンドには、マーベル映画ではおなじみの故スタン・リー氏が表紙を飾った雑誌が置かれています。

**ENGERS が存在する?

警官が新聞を感情的に折りたたむシーンでは、記事に「ENGERS」の文字が確認出来ます。

©2021 Sony Pictures

マーベル作品で「-ENGERS」と言えばやはりアベンジャーズを想起させてしまいます。

今の所「ヴェノム」シリーズはソニー独自のユニバースであり、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)とは違う世界とされていますが、ヴェノムの新作では何かが起こるのでしょうか。

レイヴンクロフト

レイヴンクロフト・インスティチュートはコミックにも登場するニューヨークのウェストチェスターに位置する施設。邦訳本では収容所、研究所、刑務所などの訳があてがわれています。

©2021 Sony Pictures

今回のトレーラーの流れから察するに、ここに収容されている殺人鬼クレタス・キャサディがシンビオートの実験をされてカーネイジになるものと思われます。

なお、レイヴンクロフトは映画「アメイジング・スパイダーマン2」にも登場しており、グリーンゴブリン/ハリー・オズボーンが収容されていました。

もうひとりの実験体

ナオミ・ハリスさん演じるキャラクターがベッドに横たわっています。

©2021 Sony Pictures

役どころは明らかにされていませんが、噂ではフランシス・ルイーズ・バーリソンを演じると報じられており、彼女はコミックシリーズ「マキシマム・カーネイジ」に初登場しました。

幼い頃に母親から虐待を受けて育ったフランシスはドラッグに手を染め、やがて売人となり、警察官に頭部を撃たれたことがきっかけで能力に目覚めシュリークとなります。それを悪用し、さらに犯罪を重ねたフランシスはレイヴンクロフトに送られ、そこでサイコキラーのカーネイジことクレタス・キャサディと出会います。意気投合した二人はレイヴンクロフトを脱走し、ニューヨークで大虐殺を繰り広げました。

シュリークは他のシンビオートの弱点である音波による攻撃を得意としており、もちろんヴェノムにとっても厄介な相手。シュリークの左目が輝くと人々の怒り、破壊衝動、殺人衝動などを増幅させてしまいます。シュリークの能力はミュータントとして描かれることが多いですが、そのオリジンははっきりとしていません。

※追記:本記事と入れ違いでシュリークが「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」に登場することが明かされました。

イメチェンしたクレタス

トレーラーで見るクレタス・キャサディは短めのヘアスタイルとなっています。

©2021 Sony Pictures

前作のラストシーンに登場したクレタスはカーリーヘアでした。

Image from 映画「ヴェノム」©Sony Pictures

このイメチェンについて、アンディ・サーキス監督は「彼が長い間そこにいて、様々な変化を遂げてきたことを感じさせたかったのです。闇の中で何が起こっているのかを見極めるために、そういったものをすべて取り払いたかったのです。」とIGNとのインタビューで説明しています。

もうひとりの宿主

少し上でも登場した新聞を読んでいた警官を演じているスティーヴン・グレアムさん。上記のインタビュー動画内の話によると、彼が演じているのはパトリック・マリガンとの事。

©2021 Sony Pictures

パトリック・マリガンもコミックではシンビオートの宿主となり、トキシンへと姿を変えることになりました。パトリックはシンビオートが持つ残虐な衝動と戦いながらも、その正義感からヒーローとして活動しました。トキシンはカーネイジのシンビオートが寄生したもので、カーネイジと同じ赤色を基調としています。


以上、「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」のトレーラーの注目ポイントでした。

映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」は 2021年内に日本公開予定です。

映画「モービウス」がさらに1週間延期に ─ 新たな米公開日は 2022年1月28日

ソニー・ピクチャーズが制作するスパイダーマンのスピンオフ映画「モービウス」の米公開日がまたもや延期されることが報じられました。今回は 2022年1月21日 から 1月28日 へと一週間の延期となっていますが、この理由については明らかにされていいません。

「モービウス」は当初2020年7月に公開予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で 2021年3月に延期、更に10月8日へ延期され、今年に入ってからは更に延期を発表し 2022年1月21日 に公開予定となっていました。

日本での公開日はまだ発表されていません。

映画「モービウス」は 2022年1月28日 米国公開予定です。

ソース:Morbius: Sony Delays Spider-Man Spin-Off

ソニーのスパイダーマンドラマ「シルク」が8月から撮影開始と報じられる

かねてより噂となっているソニー・ピクチャーズが制作するスパイダーマンのスピンオフドラマ「シルク」が8月下旬から撮影を開始し、2022年初頭に制作を終える予定を立てていると海外メディア Discussing Film が報じました。

このドラマシリーズは、ファンに人気のマーベル・コミックのキャラクターであるシンディ・ムーンを主人公にしたもので、これまでの報道では、19歳から29歳の韓国系アメリカ人で、初めて一人立ちするクイーンズ出身の子供という設定になることが伝えられていました。法の執行や犯罪との戦いは全くの初心者ですが、犯罪者を殴って不満を解消する感覚が好きで、80年代や90年代のポップカルチャーにも親しみを持っていると言われています。また、自分のアイデンティティや遺産について悩んでいるが、家族や友人、人間関係を重視するようにしているキャラクターになるとの事。

©MARVEL

本シリーズでは、「ウォーキング・デッド」、「ジュピターズ・レガシー」のサンキュ・キム氏がショーランナー兼エグゼクティブ・プロデューサーを務める予定です。キャスティングはまだ発表されていませんが、先月の報道では、プロデューサーのフィル・ロード氏とクリス・ミラー氏が、「Chilling Adventures of Sabrina」に出演したことがあり、現在はCWの「Riverdale」にミネルバ・マーブル役で出演しているアデライン・ルドルフさんと会ったことが伝えられています。

「シルク」は、アカデミー賞を受賞した大ヒット作「スパイダーマン:スパイダーバース」とその続編を手がけたロード氏とミラー氏が、スパイダーマンをテーマにしたテレビ番組を開発する契約の一環として制作されます。

両氏は、契約が発表された際の声明で、「ソニー・ピクチャーズ・テレビジョンの皆様には、私たちのパートナーになっていただき、スタジオとの永続的な関係を拡大していただいたことに、とても感謝しています。私たちは共に、最高の品質と完全性を備えた画期的な作品を作り、その作品をどこにいても皆さんの目玉や耳の穴のすぐ近くに置くことを目指しています。」と述べています。

「ヴェノム」や「モービウス」などと世界を共有すると伝えられている「シルク」は、Amazonプライムで実写テレビシリーズが放送される可能性があると報じられました。それ以来、このシリーズに関する詳細は比較的少ないものとなっていましたが、どうやら大きな前進がありそうです。

ソース:‘Silk’ Series Eyeing To Begin Filming in Late-August (EXCLUSIVE)