ソニーの「ヴェノム」や「モービウス」などの映画ユニバースの総称が SSU(Sony’s Spider-Man Universe)に変更

これまでソニー・ピクチャーズ制作のスパイダーマン関連の映画の総称が Sony Pictures Universe of Marvel Characters (SPUoMC)とされていましたが、先日、映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」のトレーラーが公開された CinemaCon にて、あらためて Sony’s Spider-Man Universe とする事が発表されました。

マーベル・スタジオのマーベル・シネマティック・ユニバース、通称MCUと区別するために、ソニーの映画世界は当初メディアからソニー・ユニバース・オブ・マーベル・キャラクター、通称SUoMCと仮称されていましたが、海外メディア IGN が問い合わせ、回答を得たことから ソニー・ピクチャーズ・ユニバース・オブ・マーベル・キャラクター(SPUoMC)とこの1年ほど呼ばれていました。

今回あらためて、ソニーズ・スパイダーマン・ユニバースとなった事で、略称は SSU へと変わることになります。

SSUは2018年の映画「ヴェノム」から始まっており、それ以前のスパイダーマン映画を含む場合は「Spider-Man Universe of Characters」の総称が使われています。

今のところSSU作品に肝心のスパイダーマンが登場していません。公開済みのSSU作品は今の所「ヴェノム」だけですが、新型コロナウイルスのパンデミックで延期が続いているもののすでに完成済みの「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」と「モービウス」の公開が控えており、映画「クレイヴン・ザ・ハンター」の制作が報じられています。他にもドラマシリーズとなる「シルク」やシルバーセーブル、ブラックキャットに関する作品やスパイダーウーマンなども開発中とされています。

スパイダーマンはどのタイミングでSSUに合流する事になるのでしょうか。

映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」は 2021年内に日本公開予定です。

ソース:Sony’s Spider-Man Universe Is Official Title For Non-MCU Marvel Movies

映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」より新たなポスターが公開

来月末に米国で公開予定の映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」から新たなポスターが公開されました。ソニー・ピクチャーズが制作するこの映画では、前作のラストに登場したクレタス・キャサディに寄生したシンビオート、カーネイジをヴィランに迎え、ヴェノムの新たな物語が描かれる事になります。

©2021 Sony

コミックのカーネイジの戦闘力は恐ろしく高く、カーネイジ誕生の責任を感じたヴェノムはスパイダーマンと力を合わせてカーネイジの制圧に臨みますが、この映画にスパイダーマンが登場するかどうかは明かされていません。

トレーラーではヴェノムとカーネイジの他に、シュリークやトキシンといったシンビオートの存在も示唆されており、本作ではヴェノムバースがぐっと拡張される事になりそうです。

映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」は 2021年内に日本公開予定です。

映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」の米公開延期が報じられる ─ 10月15日あるいは来年1月とも

ソニー・ピクチャーズの映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」のアメリカでの公開日が 2021年9月24日 からまたもや延期されると複数の海外メディアが報じています。先日公開されたトレーラーから公開日が削除されていた事で延期の可能性は指摘されていましたが、今回より具体的に報じられました。

ただしこれらは公式発表ではないようで、延期の原因が新型コロナウイルスのデルタ株の蔓延によるものであることは一致しつつも、そのスケジュールは各種メディアによって少し異なっています。

Variety では 2021年10月15日へと3週間の延期を伝えていますが、Deadline は、10月15日、あるいは2022年の1月を検討していると報じています。

もし1月まで延期されるとすれば、2022年1月28日公開予定の「モービウス」とかなり近づくため、「モービウス」も延期される可能性があるかもしれません。

はたして「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」はこの秋に無事公開されるのでしょうか?

トム・ハーディさん、「ヴェノム3」について考え始めている事を明かす

ソニー・ピクチャーズの映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」の主演であり脚本も担当しているトム・ハーディさんが、「2作目が成功しないと青信号にならない」と一言添えつつも、「ヴェノム3」について考えている事を、海外メディア Esquire とのインタビューで明かしました。

ハーディさんはインタビューの中で、「3作目についても考えています。それも同時に書く必要があると思うからです。3作目は2作目が成功しないと許可が下りませんが、スタジオは2作目にとても満足していました。」と述べています。

また、スパイダーマンとの共演に関しては「もし私が目を覚まし、あらゆる機会や可能性にオープンでなければ、この仕事をしていないでしょう。そのような舞台に挑むには、座って話をするなど、より高度な外交力と知性が必要になると思います。私は、その可能性に向かって、両手を使って、強く、熱心に、プッシュしています。そして、ビジネスとして正しい範囲内で、それを実現するために何でもします。でも、100メートルを走るなら、オリンピックに向かわないのは馬鹿げているから、もちろん!そのフィールドでプレーしたいのです。」と前向きに考えている事を明かしました。

公開されているトレーラーや監督インタビューではシュリークやトキシンの存在が示唆されており、3作目の前にまずはカーネイジや彼らと対峙する必要がありそうです。

「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」に関してはニュージーランドなど一部国において約3週間の公開延期の報道がされており、先日公開された米国版トレーラーでも具体的な日付から「This Fall(今秋)」と曖昧な表現に変更されています。日本公開はもともと2021年内との告知にとどまっていましたが、日本国内のパンデミックの状況も芳しくないため、もうしばらく待つ必要があるかもしれません。

映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」は 2021年9月24日 より米国公開予定です。

ソース:Tom Hardy in Pieces: An Encounter With a Singular Movie Star in One Winnebago and Five Parts

映画「モービウス」にヴェノム登場?監督が意味深発言

ソニー・ピクチャーズの映画「モービウス」のダニエル・エスピノーサ監督がスウェーデンのメディアとのインタビューの中で、主演のジャレッド・レトさんやベテラン俳優マイケル・キートンさんとの仕事の仕方について語りました。その中で、「ヴェノム」の主演であるトム・ハーディさんの名前も上がり、波紋を呼んでいます。

スウェーデン出身の監督は、MOVIEZINE とのインタビューで「モービウスで彼らとの仕事はどのようなものでしたか?」と聞かれ以下のように述べました。

彼らは俳優としてはお互いに正反対の存在です。マイケル・キートンは、作品への取り組み方やコミュニケーションの取り方など、極めて古典的な訓練を受けた俳優です。一方、ジャレッド・レトは自分のキャラクターに全身全霊をかけています。彼はほとんど彼らに誘惑され、連れ去られ、彼が演じるキャラクターの犠牲者となっている。ですから、彼と話すときは、彼が演じているキャラクターを通して話すことになります。とても面白い仕事の仕方ですね。どちらも素晴らしいですね。

そして、「数年前の監督と比べて、大スターを演出する監督としてどうですか?違和感はありませんか?」と尋ねられた監督は以下のように回答しました。

始まる前にスケジュールを見て、一人でセットに立っていると、たいてい変な気分になります。現地を歩いてみると、セットはスウェーデンのプロダクションと同じように見えますが、スケジュールを見て、マイケル・キートン、ジャレッド・レト、トム・ハーディなどの名前を読むと、クールでとてもエキサイティングな気分になります。しかし、仕事を始めてしまえば、まったくいつもどおりです。

エスピノーサ監督とトム・ハーディさんは2015年公開の映画「Child44」(邦題:チャイルド44 森に消えた子どもたち)で一緒に仕事をしているためその時の話も交えた可能性は否定できませんが、2017年に公開された「ライフ」ではジェイク・ギレンホールさんやライアン・レイノルズさん、真田広之さんなどのマーベル俳優とも仕事をしているため、ここでトム・ハーディさんの名前が出てきた事はやはり少し気になる所です。

最後に好きなマーベル映画を聞かれた監督は次のようにコメントしました。

最初の「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」は絶対に素晴らしかったと思います。とても美しく、感動的でした。監督のジェームズ・ガンは、コミックの世界をよく理解していると思います。彼はコメディーとエモーショナルをうまく組み合わせています。だから、マーベル映画の中では一番好きかもしれません。でも、「ローガン」には大きな愛着があります。それは、私自身が映画を作るときの方法に近いからです。

コロナ禍による延期を繰り返している「モービウス」ですが、パンデミックがなければ昨年公開済みであり、ヴェノムの新作映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」よりも前に公開されているはずでした。果たして「モービウス」にヴェノムは登場するのでしょうか?

映画「モービウス」は 2022年1月28日 米国公開予定です。

ソース:Daniel Espinosa om “Morbius”, “Snabba Cash” och nya filmprojektet

本日の土曜プレミアムで映画「ヴェノム」地上波初放送

ソニー・ピクチャーズ制作の2018年公開の映画「ヴェノム」が本日のフジテレビ系土曜プレミアムで地上波初放送となります。秋公開の「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」を前に見ていない人はもちろん、見た人ももう一度チェックしておくのも良いでしょう。

公式あらすじは以下の通りです。

敏腕記者エディ・ブロック(トム・ハーディ)は、人体実験で死者をだしているという<ライフ財団>の真相を追う中、ある“最悪な”ものを発見し、接触してしまう。それは<シンビオート>と呼ばれる地球外生命体だった。

この意思を持った生命体との接触により、エディの体は寄生され、その声が聞こえるようになる。「一つになれば、俺たちはなんだってできる」とシンビオートはエディの体を蝕み、一体化し、ヴェノムとして名乗りを上げる。ヴェノムはそのグロテスクな体で容赦なく人を襲い、そして喰らう。相手を恐怖に陥れ、目玉、肺、そしてすい臓…体のどの部位も喰い尽くす。

エディは自分自身をコントロールできなくなる危機感を覚える一方、少しずつその力に魅了されていく――。

主演トム・ハーディさん(吹替:諏訪部順一さん)、元婚約者アン・ウェイング役にミシェル・ウィリアムズさん(吹替:中川翔子さん)。

映画「ヴェノム」は本日 2021年8月7日 土曜プレミアムで地上波初放送です。

映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」にスパイダーマンは登場するのか?舞台裏映像から発見されたものが話題に

米AppleTVで配信されているソニー・ピクチャーズの映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」の舞台裏映像から見つかったスパイダーマンの痕跡が海外ファンの間で話題になっています。

動画の1:03あたりで、あるアーティストがカーネイジを制作している様子が映っています。しかし、彼のワークステーション内のタブをよく見ると、そこにはスパイダーマンの名前が表示されている事がわかります。

©MARVEL,Sony


「george-evangelista-venom-spiderman.jpg」というファイルを検索してみると、これはジョージ・エヴァンジェリスタというプロのデジタルアーティストのもので、彼はさまざまな質の高いポップカルチャーの “ファンアート “で知られている事がわかります。

エヴァンジェリスタ氏が5年前に描いた同じファイル名の作品は、次のようなものでした。

©georgeevangelista

映画制作に使用されているアートワークステーションで、この特定の画像が開かれている理由は定かではありません。ヴェノム対カーネイジとなるはずの作品で、ヴェノム対スパイダーマンの画像が参照されていることはどういった意味があるのでしょうか。

「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」の主演であるトム・ハーディさんが2020年にインスタに公開し、即削除した画像もスパイダーマンとヴェノムのものでしたが、本作にスパイダーマンが登場するのかどうか、注目となっています。

映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」は 2021年9月24日 より米国公開予定です。

ソース:Venom 2: New Promo Hints at Spider-Man Battle Concept

映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」の第2弾予告が公開

ソニー・ピクチャーズから映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」の新たなトレーラーが公開されました。前回の予告と比べて、よりカーネイジの外観が分かる動画となっています。

気になるのは公開日で、現状では米国公開日が2021年9月24日とされていますが、米国版予告でも日付は明記されず「This Fall」という記載に留められています。

アメリカ、日本ともに新型コロナウイルスの感染が再び拡大傾向にあり、ヴェノム2のさらなる延期の可能性があるかもしれません。

映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」は 2021年9月24日 より米国公開予定です。

映画「クレイヴン・ザ・ハンター」カリプソ役にジョディ・ターナー=スミスさんが抜擢と報じられる

ソニー・ピクチャーズが制作するアーロン・テイラー・ジョンソンさん主演のスパイダーマン・スピンオフ映画「クレイヴン・ザ・ハンター」に、ジョディ・ターナー=スミスさんが抜擢されたと、海外メディア the illuminerdi が報じました。ターナーさんはクレイヴンの恋人でもあるブードゥーの巫女、カリプソを演じると伝えています。

記事によるとソニーはジョディ・ターナー=スミスさんにカリプソ役を依頼中との事。ターナーさんはホラー、サイコスリラー、アクション、クライムドラマなど様々なジャンルで経験を積んでおり、その才能の幅は非常に広く、「クレイヴン・ザ・ハンター」に最適であると記されています。

コミックのカリプソは、妹を犠牲にすることで力を増したサイコパスのブードゥー教の巫女というキャラクター。マインドコントロールと復活の力を持ち、その力は彼女のブードゥー教の実践と結びついています。カリプソは何度も死を回避し、他人に憑依し、自分の魂をブードゥー教のお守りに移すことで、手ごわく狡猾な敵となっています。

本作ではクレイヴンの異母兄弟であるカメレオン/ドミトリ・スメルダコフがヴィランとして登場すると噂されていますが、「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」で登場したフューリーの部下でバスの運転手をしていたディミトリとの関係はわかっていません。また、スパイダーマンが登場するかどうかについても不明です。

「クレイヴン・ザ・ハンター」の脚本は、リチャード・ウェンクさん、アート・マーカムさん、マット・ホロウェイさんが担当し、JC・チャンドール監督のもと、アーロン・テイラー=ジョンソンさんが主演する予定である事が報じられています。

映画「クレイヴン・ザ・ハンター」は、2023年1月13日に劇場公開予定です。

ソース:KRAVEN THE HUNTER: SONY INTERESTED IN JODIE TURNER-SMITH TO PLAY THE VILLAINOUS CALYPSO: EXCLUSIVE

ドラマ「ワンダヴィジョン」のアガサが帰ってくる?ケヴィン・ファイギ社長が示唆

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダヴィジョン」に登場したアガサ・ハークネスのリターンについて、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長が海外メディア Rotten Tomatoes とのインタビューの中で明かしました。

ファイギ社長はインタビューの中「ファンがアガサを再び見るのはいつか」という質問を受け、「 いつの日か。キャスリン・ハーンは、次に『ナイブズアウト2』に出演するでしょうし、その後、いろいろな作品に出演するかもしれません。でも、MCUの中では、すぐには来ないでしょうね。そのように言っておきましょう」と述べました。

「ワンダヴィジョン」以降、MCUでアガサについて言及されていないため、彼女は現在もウェストビューでアグネスとして暮らしていると考えられています。社長のいう「すぐ」というのは映画「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」を指している可能性が高く、ワンダが登場する事が明かされている同作ですが、ここでアガサが登場することはないのかもしれません。

アニメ「ホワット・イフ…?」のトレーラーにそれらしき姿が確認されているシュマ・ゴラスが今後映画にも登場するような事があるかもしれませんし、その際にはドクター・ストレンジやワンダの隣にアガサが並べばより頼もしくなる事でしょう。

ドラマ「ワンダヴィジョン」シーズン1はディズニープラスで全話配信中です。

ソース:KEVIN FEIGE PREVIEWS THE MCU’S UPCOMING PHASE 4: SHANG-CHIETERNALSNO WAY HOMEWAKANDA FOREVER, AND MORE