スパイダーマンスピンオフドラマ「シルク」のショーランナーに「ウォッチメン」のトム・スペツィアリーさんの名が報じられる

ソニー・ピクチャーズが開発していると伝えられているスパイダーマンのスピンオフドラマ「シルク」のショーランナーとして、トム・スペツィアリーさんが参加すると、海外メディア Deadline が報じました。

記事によると、エミー賞を受賞したHBOのドラマ「ウォッチメン」でエグゼクティブ・プロデューサーを務めていたトム・スペツィアリーさんが、アマゾン・スタジオと包括的な契約を結んだことが明らかになったとの事。

この契約により、ソニー・ピクチャーズが制作するマーベルの実写ドラマ「シルク」にも参加することになり、このシリーズは Amazon Prime Videoで配信されることになっていると伝えています。

本シリーズの脚本は主人公シルク/シンディ・ムーンと同じく韓国系アメリカ人のローレン・ムーンさんが担当。「ウォーキング・デッド」、「ジュピターズ・レガシー」のサン・キュ・キムさんの他、フィル・ロードさん、クリス・ミラーさん、元ソニー・ピクチャーズのエイミー・パスカルさんがエグゼクティブ・プロデューサーを務める予定である事が報じられています。

キャスティングはまだ発表されていませんが、3月の報道では、プロデューサーのフィル・ロード氏とクリス・ミラー氏が、「Chilling Adventures of Sabrina」に出演したことがあり、現在はCWの「Riverdale」にミネルバ・マーブル役で出演しているアデライン・ルドルフさんと会ったことが伝えられています。

コミックのシルク/シンディ・ムーンはピーター・パーカーの同級生で韓国系アメリカ人のスパイダーヒーロー。ピーターと同じクモに噛まれた事によりスパイダーマンと同様の能力を持っていますが全てのスペックにおいてシルクのほうがスパイダーマンを上回っており、例えばシルクのウェブは10本の指先それぞれから放出されるため、スパイダーマンよりも強靭となっています。

今後、「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」や「モービウス」の公開を控えているスパイダーマンのユニバースもさらなる拡張計画がある事があかされており、「シルク」はそのうちの一つ。女性スパイダーヒーローのソロ作品という事もあり、今後の情報には要注目です。

ドラマ「シルク」は先日のニュースでは、8月下旬から撮影を開始し、2022年初頭に制作を終える予定との事です。

ソース:Tom Spezialy Inks Overall Deal With Amazon Studios, Joins Marvel Series ‘Silk’ As Showrunner

映画「スパイダーマン」のグリーン・ゴブリン役ウィレム・デフォーさん、「準備が出来るまでは」と意味深発言

2002年公開のサム・ライミ監督の映画「スパイダーマン」に、メインヴィランのグリーン・ゴブリン/ノーマン・オズボーンとして出演していた俳優のウィレム・デフォーさんが、海外メディア Collider とのインタビューの中で、最近撮影した映画について尋ねられました。デフォーさんはMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」に登場すると噂されている人物の一人です。

質問に対してデフォーさんは「最近やっていた映画ですか?それは彼らが出す準備ができるまで待ちたいと思います。」とコメントしました。

このインタビューに対して海外メディア The Direct では以下のように指摘しています。

デフォーが撮影した他の未公開映画は、ヨルゴス・ランティモス監督の「プア・シングス」と、ジアダ・コラグランデ監督の「トロピコ」だけです。これらのプロジェクトへの参加を隠す理由がほとんどないことを考えると、噂されているノーマン・オズボーン役や「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」のメインヴィランについて言及している可能性は非常に高いと思われます。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の主演を務めるトム・ホランドさんは今月の頭に近々トレーラーが来る事を示唆するも、残念ながら未だ公開されていません。

本作では過去のスパイダーマンシリーズからドクター・オクトパスとエレクトロと言ったヴィランが再登場する事が担当俳優の口からネタバレしていますが、現在有力視されている本作のメインヴィランはウィレム・デフォーさん演じるグリーン・ゴブリンとなっています。

予告編が公開されたとしても、どこまで明かされるのか予測がつかないほど、噂と謎に包まれた本作。今後の情報にはより一層の注目となりそうです。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は 2021年12月17日 米国公開予定です。

ソース:Spider-Man 3: No Way Home: Green Goblin Actor Willem Dafoe Plays Coy on Mystery Role

モバイルゲーム「MARVEL Future Revolution」からスパイダーマンのトレーラーが公開

NetMarbleが制作中のモバイル用ゲーム「マーベルフューチャーレボリューション」(原題:MARVEL Future Revolution)の新たなトレーラーを公開しました。今回はスパイダーマンにスポットを当てたトレーラーとなっています。

スパイダーマンお馴染みのウェブアクションが満載で、リリースと同時に操作可能なプレイアブルキャラクターとの事。

昨年発表されていた内容では、ゲームはオープンワールドのマルチプレイヤーRPGで、最初のプレイアブルキャラクターとしてキャプテン・アメリカ、キャプテン・マーベル、スパイダーマン、ドクター・ストレンジが登場する予定です。また、登場するヴィランについてもレッドスカル、M.O.D.O.K.(モードック)、グリーンゴブリン、レッドゴブリン、イエロージャケット、バロン・モルドが発表されていました。

ゲーム「MARVEL Future Revolution」は基本プレイ無料で、対応モバイルOSとリリース日については不明です。

ソニーのスパイダーマンスピンオフ映画「ブラックキャット」の開発再開が報じられる

ソニー・ピクチャーズが2014年公開の「アメイジング・スパイダーマン2」の開発段階から映画化を計画していた「ブラックキャット」の開発を再開していると、海外メディア That Hashtag Show が報じました。「ブラックキャット」は何年にも渡って計画、中止を繰り返しているタイトルで、これまでに多くの脚本を見送ってきたとされています。

記事によると、ソニーが再びこのキャラクターにアプローチし、最新の脚本は、2017年に堅実なデビューを果たし、2019年にもヒットを飛ばした小規模なインディーズの脚本家・監督から提供されていると伝えています。この新しい脚本は、リライトを経ており、これまでに検討されていたいくつかの要素は変わるかもしれませんが、ここに挙げた基本的な内容はほぼ変わらないはずだとしています。

本作ではキャラクターのオリジンストーリーを描き、ブラックキャット/フェリシア・ハーディーが父親であるウォルター・ハーディと過ごした時間を追います。父親の失踪により、フェリシアは自活を始めることになりますが、やがて、より広範な陰謀が展開されていきます。本作の主なヴィランはカメレオンで、ブレイズがエンフォーサーとして登場するとの事。

フェリシアの出自は多少調整しているようで、具体的な内容は言えないが、長年のファンを怒らせるような変更になるかもしれないと伝えています。

また、キャスティングは始まっていないが、ソニーは「アメイジング・スパイダーマン2」でもフェリシア役をつとめたフェリシティ・ジョーンズさんに興味を持っているとの事。また、父親のウォルター役にはサム・エリオットさんのような俳優を探していると伝えています。

©Sony Pictures

ソニー・ピクチャーズはMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のトム・ホランドさん演じるスパイダーマンを中心としたユニバースの拡張を計画しており、最近では「ヴェノム2」や「モービウス」などとの接続についても社長が示唆しました。また、ドラマ「シルク」など、女性のスパイダー系ヒーローを取り上げた作品の開発なども報じられています。

過去最大級の波を見せているマーベル映画ですが、このタイミングで今度こそ映画化が実現するのでしょうか?

ソース:EXCLUSIVE: BLACK CAT MOVIE BACK IN DEVELOPMENT AT SONY

DRESSKINからマーベルデザインポマードの第2弾が登場

メンズコスメ・グルーミング専門の通販サイト「DRESSKIN(ドレスキン)」から4月に発売されたキャプテン・アメリカデザインに続くMARVELデザインポマード第2弾「スパイダーマン」デザインが 2021年6月1日(火)より販売中です。スパイダーマンのウェブをイメージした糸を引くようなつくりが特徴となっています。

以下プレスリリースより。


メンズコスメ・グルーミング専門の通販サイト「DRESSKIN(ドレスキン)」(運営:株式会社ラフ 本社:東京都港区)が展開するMARVELデザインポマード第2弾を、東京都内で5店舗のバーバーショップを運営する「THE BARBA TOKYO(ザ バルバ トウキョウ)」別注ポマードとして、マーベルのスーパーヒーロー「スパイダーマン」をデザインしたスペシャルパッケージで2021年6月1日(火)より販売いたします。

現在、東京都内に5店舗のバーバーショップを運営する「THE BARBA TOKYO」が開発を手掛けたポマードに、全世界で絶大な人気を誇るマーベルのスーパーヒーロー「スパイダーマン」のコミックアートを配した、レトロな限定デザインのポマードが登場します。

日本スポーツ界のトップ選手たちが集まるバーバーショップ「THE BARBA TOKYO」が開発したオリジナルポマードは、糸を引くように伸びるファイバー入りで、バーバースタイルなどのクラシックなヘアスタイルから、パーマなど動きのあるヘアスタイルまで自在に髪を操りスタイリングすることが可能です。水性ポマードのパイオニアでもある、クールグリースを手掛ける阪本高生堂が製造を担った国産の水性ポマードで、簡単に洗い流すことができるのも特徴です。また香りは、チューインガムを連想する甘くすっきりとした香りに仕上げています。クラシックなガラス瓶の容器に、マーベルのスーパーヒーロー「スパイダーマン」のコミックアートを配したレトロな限定デザインとなっています。

【THE BARBA TOKYO】
日本を代表するトップスポーツ選手等が通うバーバーショップです。神田に本店を構え、銀座にある dunhill BARBERの運営にも携わるなど、確かな技術とアーリーアメリカンな世界観で現在東京都内に5店舗を展開しています。
http://thebarbatokyo.com/

【DRESSKIN】
DRESSKIN(ドレスキン)はインポートを中心とする高感度のメンズコスメ・グルーミング商材を取り扱い、約65ブランド、1,200アイテムを展開する日本最大級の男性向けコスメ通販サイトです。ボディーソープやボディークリーム、ポマードなどの整髪料、リップバームなど、自然由来の原材料にこだわったものだけでなく、最先端の皮膚科学を研究し、男性の肌質を整える為に作られたスキンケア用品を揃えています。男の象徴でもある髭専用のケア用品や一流のバーバーショップで使われているプロダクトまで幅広く取り扱っています。
https://dresskin.com/

【マーベル・エンターテインメント】
マーベル・エンターテイメントは世界有数のキャラクターをベースにしたエンターテイメント企業です。スパイダーマンやアイアンマンなど8,000を超えるキャラクターを保有し、80年以上にわたり様々なメディアを通じてコンテンツを提供してきました。マーベルは映画やテレビなどのエンターテイメント、ライセンシング、出版事業、デジタルメディアで大きな成功を収めています。より詳しい情報はMarvel.comをご覧ください。© 2021 MARVEL
https://www.marvel.com/

■商品情報
商品名  :DRESSKIN別注 THE BARBA TOKYO POMADE「MARVEL」スパイダーマンモデル
価格   :2,200円 (税込)
容量   :145g
発売日  :6月1日(火)
商品ページ:https://dresskin.com/shopdetail/000000001949/
販売先  :DRESSKIN公式サイト https://dresskin.com/ 、THE BARBA TOKYO各店舗 他

 ■MARVELデザインポマードシリーズ情報
第1弾:「キャプテン・アメリカ」デザイン / BROSH POMADE(4月27日発売)
第2弾:「スパイダーマン」デザイン / THE BARBA TOKYO POMADE(6月1日発売)

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」脚本家がフィナーレにスパイダーマンを登場させたかった事を明かす

2021年4月23日に最終話をむかえたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」のフィナーレにスパイダーマンを登場させたかったと、脚本家のマルコム・スペルマンさんが海外メディア Inverse とのインタビューの中で明かしました。さらにスティーブ・ロジャースについても少し触れました。

記事によると、「この番組のフィナーレは、ほとんどがニューヨークで展開されます。ニューヨークは、MCUに登場する多くのキャラクターの拠点となっています。ピーター・パーカーのようなキャラクターがエピソード中にカメオ出演するという話はありましたか?」と聞かれたスペルマンさんは次のように述べました。

もちろんです。すると、ケビン・ファイギ(社長)が「それはやめてくれ」と言うのです。いいですか?このようなプロジェクトに初めて参加するとき、心の中ではMCUの全員を使うことができると思っているでしょう?しかし、マーベル・スタジオは常に「この人はこの物語にふさわしいか?」と問いかけます。「あなたが好きだからといって、オタク的にキャラクターをすべてプロジェクトに入れることはできません。それらは有機的に発生しなければならないのです。」ってね。というわけで、スパイダーマンは実現しませんでした。

また、スティーブ・ロジャースの行方について聞かれたスペルマンさんは「スティーブは月にいるのではないかと考えています。マーベル・スタジオは私に教えてくれなかったので、それは推測にしか過ぎません。」とコメントしました。作中ではサムが「スティーブはもういない」と語りましたが、死亡したとはっきり伝えられたわけではありませんでした。

脚本家でもキャラクターの状況がわからないというのはマーベル・スタジオ作品の特徴ですが、生死がわからない状況を維持したいという事は今後の登場の可能性がゼロではない事を示しているようでもあります。作中の都市伝説のように、月にいて若返りの処置を受けているなんてことも?

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」シーズン1はディズニープラスで全話配信中です。

ソース:THE FALCON AND THE WINTER SOLDIER WRITER HAS BAD NEWS FOR STEVE ROGERS FANS

コミック「シャン・チー」、新たな敵はアベンジャーズ、X-MEN、スパイダーマン

5月から発売される新たなコミックシリーズ「シャン・チー」#1のカバーが公開されました。シャン・チーにはこれまでに知られていなかった姉妹が存在し、彼女を巡ってアベンジャーズ、X-MEN、スパイダーマンたちヒーローと対峙することになるようです。

ライターのジーン・ルエン・ヤンさんとアーティストのダイク・ルアンさんによって描かれるこのシリーズでは、シャン・チーの知られざる姉妹が登場。しかも彼女はミュータントのヴィランであり、その彼女を追うヒーローたちとシャン・チーが戦うことになるとの事。

公式の概要は以下のとおりです。

シャン・チーの最後のシリーズのイベントの後、シャン・チーはついにファイブ・ウェポン・ソサエティのリーダーとしての地位を獲得しましたが、善のための力として邪悪な秘密結社を使用することは容易ではありません。そして、マーベルの最大のヒーローが彼の動機に疑問を呈し始めるとき、それはもっと難しくなりそうです!アクション満載の最初のアークの各号は、スパイダーマン、キャプテンアメリカ、ウルヴァリンなどのさまざまなマーベルヒーローとシャンチーを戦わせます。さらに、このシリーズでは、シャンチーと彼の新たに発見された戦士の家族のために不吉な目標を持つ新しいヴィランを紹介します。新しいシリーズは、キャラクターの長年のファンやマーベルの最大の格闘家についてもっと知りたいと思っている新参者に最適です! 

©2021 MARVEL

コミック「シャン・チー」#1は 2021年5月19日 発売予定です。

ソース:公式

米ディズニープラスにスパイダーマン等ソニー作品が加わることが報じられる

海外メディア Variety が、ディズニーが米ソニー・ピクチャーズと「大規模な映画ライセンス契約」を結び、ソニーの2022年の劇場公開作品から「スパイダーマン」をはじめとするマーベル作品をDisney+(ディズニープラス)に提供することを約束したと報じました。

記事によるとこの契約は、「ソニーの作品を、ディズニーの一連のストリーミングおよびリニア・プラットフォームで展開することを求めている」とも伝えています。

この契約は、ソニーがNetflixとの間で、劇場公開や家庭用映画のリリース後に、ソニー・ピクチャーズの作品の権利をNetflixが保有することを認める契約を結んだことを受けたものです。Netflixでの配信後、ソニーの作品はディズニーのプラットフォームに独占的に配信されることになるとの事。今のところこの協定は米国市場をターゲットとしています。

ABC、Freeform、FX Networks、Acquisitions for Disney’s Media and Entertainment Distributionのビジネスオペレーション責任者であるChuck Saftlerは、公式声明の中で、この画期的な複数年契約は 「ファンにとっての勝利 」であると指摘しています。

プラットフォームを問わないこの画期的な複数年契約により、ディズニー・メディア・アンド・エンターテイメント・ディストリビューションのチームは、ソニーの受賞歴のあるアクション映画やファミリー映画の豊富な作品群を、当社の消費者向け直接販売サービスやリニアチャンネルで活用するための、非常に大きな柔軟性と幅広い番組編成の可能性を保証することになります。ファンの皆様にとっても、ハリウッドで最も多くの作品を生み出している2つのスタジオの最高のコンテンツを、様々なプラットフォームで視聴することができるというメリットがあります。

ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントのワールドワイドディストリビューション&ネットワーク担当プレジデントのキース・ル・ゴイは、今回の契約について、「映画配給戦略の重要な部分を固めた」と述べています。

この画期的な契約は、映画を愛する人々や、彼らにサービスを提供するプラットフォームやネットワークにとって、当社の映画が持つユニークで永続的な価値を再確認するものです。この画期的な契約は、映画ファンや彼らにサービスを提供するプラットフォームやネットワークにとって、当社の映画のユニークで永続的な価値を再確認するものです。今回の合意は、当社の映画配給戦略の重要な部分を成すものです。それは、当社の各映画の価値を最大化するために、幅広い主要なパートナーとともに、あらゆるウィンドウで消費者に提供することです」と述べています。

今回の報道どおり上手く物事が進めば、ディズニープラスではMCUのスパイダーマンだけでなく、SPUoMC(ソニー・ピクチャーズ・ユニバース・オブ・マーベル・キャラクター)として開発された「ヴェノム」や「モービウス」などの映画も視聴できる日が来るという事のようです。

こうなると残るはユニバーサルが権利を保有している映画「インクレディブル・ハルク」のみディズニープラスで視聴できず(日本ではアイアンマン1作目も未配信です)、今後はハルクの権利の解消に向けて動いていくものと考えられます。

ソース:Disney and Sony Set Massive Movie Deal, Bringing ‘Spider-Man’ Films to Disney Plus

ソニー・ピクチャーズがNetflixと新たな契約 ─ ’22年以降作品を独占配信へ

ソニー・ピクチャーズとストリーミングサービス最大手のひとつNetflixが新たな契約を締結したと、海外メディア Hollywood Reporter が報じました。2022年以降の複数年にわたって公開されるソニー・ピクチャーズの映画の初回有料配信を独占的に行えるという内容の契約との事です。

記事によると、ソニー・ピクチャーズは、2022年以降、複数年にわたるアメリカ国内での独占的なファースト・ペイ・ウィンドウ・ライセンス契約を締結しました。これによりNetflixはソニー・ピクチャーズの作品について、劇場および家庭用エンタテインメントの公開後の、初回有料配信をNetflixが独占的に行うことになります。

劇場公開作品については、ソニーの2022年の作品から5年間の契約を開始します。この作品には、「モービウス」、「アンチャーテッド」、「バレット・トレイン」、そしてアカデミー賞を受賞した「スパイダーマン」の続編「イントゥー・ザ・スパイダーバース」が含まれます。将来的には、「ジュマンジ」や「バッドボーイズ」といったソニーの主要フランチャイズ作品も対象となる予定です。関係者が語ったところによると、この契約はソニーにとっておよそ10億ドルの価値があるとのことです。

2022年以降の作品ということで、今のところ2021年公開予定となっているトム・ホランドさん主演のMCU作品「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」や、トム・ハーディさん主演の「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」は今回の契約には含まれていないようです。

しかしNetflixはすでに「スパイダーマン:ホームカミング」などのソニー・ピクチャーズ作品の配信を行っており、おそらくは2022年以前の作品についても同サービス内での配信が見込まれていると考えられます。

ソニーのワールドワイドディストリビューション担当プレジデントのキース・ル・ゴイ氏は次のように述べています。

ソニー・ピクチャーズでは、業界最大級の大ヒット作品や、最もクリエイティブなオリジナル作品を制作しています。ソニー・ピクチャーズでは、業界最大級のブロックバスターや最もクリエイティブなオリジナル作品を制作しています。今回のエキサイティングな契約は、視聴者を増やし、最高のエンタテインメントを提供している配給パートナーにとって、これらのコンテンツがいかに重要であるかを示すものです。

この発表によりスパイダーマンシリーズのディズニープラスでの配信の可能性はさらに低くなったと多くの海外メディアは見ています。以前はディズニープラスの公告内にスパイダーマンが含まれていたことがありましたが、これらも公告の制作ミスだったようで現在は修正されています。

新型コロナウイルスの感染拡大の影響でストリーミングサービス市場は大きく動き、今後ディズニーがスパイダーマンをどう扱って行くのかについては要注目となります。

ソニー・ピクチャーズのスパイダーマン最新映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は 2021年12月17日 米国公開予定 です。

ソース:Netflix Nabs Post-PVOD Streaming Rights to Sony’s Feature Films in Multiyear Deal

MCU版スパイダーマン3、トム・ホランドさん達に続いてゼンデイヤさんもタイトル公開 ─ 3つのタイトルが意味するものは?

ソニー・ピクチャーズが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のスパイダーマン最新作のタイトルが主演のトム・ホランドさんと共演者のジェイコブ・バタロンさんによって明かされた事に続いて、ミシェル役ゼンデイヤさんも新たなタイトルを公開しています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/leak-mcu-spiderman-3-title/”]

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ゼンデイヤさんが明かした今作のタイトルは「ホーム・スライス」。結局3人とも異なるタイトルを発表し、「え?なんで違うの?」、「もういいよ、ジョン(監督)に電話するから」などと言ったいかにも台本通りのようなやり取りでファンを楽しませています。

フォーン・ホーム by トム・ホランド

ホランドさんが明かしたタイトルは「フォーン・ホーム」。これは「家に電話する」の意味で映画「E.T.」(1982年)では、宇宙人のE.T.が初めて英語を発するシーンで「phone home(オウチ デンワ)」というセリフが登場しました。MCU版ピーター・パーカーの映画オタク度合いを表したタイトルであり、メイおばさんと暮らす家に電話しなくてはならない事や、第2の家とも言えるアベンジャーズに連絡を入れる必要に迫られる事を表しているのかもしれません。

緑のフォントはエレクトロを表現しているのでしょうか?

ホーム・レッカー by ジェイコブ・バタロン

バタロンさんが公開したタイトルは「ホーム・レッカー」。「家庭を壊すもの」で、主に不倫関係にある愛人の事を意味するのだそう。これはコミックのネッドがヴィランのホブゴブリンになってしまう事を表しているのかもしれません。とは言えそれは洗脳によるもので、厳密には裏切り行為ではありませんでした。もしも原作通りに進むのであれば、なかなか心が痛む展開が待ち受けていそうです。

シルバーor白のフォントは登場すると噂のドクター・オクトパスでしょうか?

ホーム・スライス by ゼンデイヤ

ゼンデイヤさんが公開したタイトルは「ホーム・スライス」。これはスラングで「地元のダチ」と言ったようなニュアンスで、平たく言えば「親友」とも言いかえられるようです。これはピーターとミシェルの関係がなかなか発展しない事を表しているのかもしれません。しかし、ミシェルの胸元には「ファー・フロム・ホーム」でピーターからプレゼントされたブラック・ダリアのネックレスが見えるため、今後の発展に期待もかかります。

紫のフォントは前作でピーターを犯罪者に仕立て上げたミステリオのマントの色でしょうか?


3人の公開した異なるタイトルのうち、正解があるのか、全てフェイクなのかは今の所不明です。もしかすると全て正解という可能性もゼロではないかもしれません。すなわち、ポケモンの映画のように基本的に同じ内容でありながら少しずつ違うパターンです。

ホランドさんは現地時間2月23日にトーク番組「The Tonight Show」に出演する予定で、そこで何かしらのコメントが出るのではないかという予想も出ています。果たして正式タイトルはどうなるのでしょうか?

MCU版の映画「スパイダーマン」三作目は 2021年12月17日 米国公開予定です。