キルスティン・ダンストさん「おばあちゃんになったメリー・ジェーンを演じてみたい」と語る

サム・ライミ監督の映画「スパイダーマン」シリーズ(2002年~2007年)のヒロイン、メリー・ジェーン・ワトソンを演じたキルスティン・ダンストさんが、海外メディア Entertainment Weekly とのインタビューに応じ、おばあちゃんになったメリー・ジェーンを再演する事や、他のヒーロー映画にも出てみたいという現在の心境を明かしました。

キルスティン・ダンストさんは「スパイダーマン」に出演が決まった当時、ベルリンで「The Cat’s Meow」を撮影中だったと言います。「監督は私をオーディションするためにドイツに飛んできたんです。これって、すごくないですか?」と今尚信じられない様子を語りました。

さらに「私が出演する映画の多くはリメイクされているように思えます。それは私にとって永遠のテーマのようなものです」とした上で、「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」について「私を別の作品に出演させて欲しいわ。おばあちゃんのメリー・ジェーンとかね」と語りました。そして「私はやるわ。他の皆もね!」と付け加えました。

「スパイダーマン」シリーズのヒロイン、メリー・ジェーンを演じたキルスティン・ダンストさんと、「アメイジング・スパイダーマン」シリーズのヒロイン、グウェン・ステイシーを演じたエマ・ストーンさんが映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」に登場する計画があったと以前から報じられていました。

しかし、新型コロナウィルスの感染拡大の影響によるMCUの大きな遅延などが原因で、実現しなかったとも報じられています。(外部記事)しかし、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長は両名の再出演をまだ諦めていないと伝えられており、今後のMCUで登場する可能性はまだ残されているようです。

最新作の公式あらすじは以下の通りです。

『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』でピーター<スパイダーマン>はミステリオを倒したが、彼が遺した偽映像をデイリー・ビューグルが公開したことで、ミステリオ殺害の嫌疑をかけられる。ピーターがスパイダーマンの正体であることも暴かれてしまい、彼の生活は一変してしまう──

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は 2022年1月7日 に日本公開予定です。

ソース:Kirsten Dunst looks back on Bring It OnMarie Antoinette, and more of her most memorable roles

ソニー・ピクチャーズが映画「ヴェノム2」の公式イースターエッグ動画でスパイダーマンとモービウスを示唆する

ソニー・ピクチャーズが映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」の公式イースターエッグ動画を公開しました。動画ではカーネイジ/クレタス・キャサディが収監されていた独房の壁画が紹介され、その中にスパイダーマンとモービウスがいる事を明かしています。

動画自体は約30秒と短く、壁画についても全体が確認できるのは一瞬であり、この動画は完全にスパイダーマンとモービウスにフォーカスがあてられています。

通常、イースターエッグは小ネタ、隠し要素として仕込んでいるものが多いですが、わざわざ公式動画として公開するのは何か意味があるのでしょうか。

「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」の公式あらすじは以下の通りです。

「悪人以外を食べない」という条件でエディの体に寄生し、彼と共同生活を送る地球外生命体(シンビオート)のヴェノムは、食欲の制限を強いられストレスの毎日を過ごしていた。そんな中、未解決事件の真相を追うジャーナリストのエディは、サン・クエンティン刑務所である死刑囚と再会する。その男の名はクレタス・キャサディ。これまで幾度となく猟奇殺人を繰り返し、収監されたシリアルキラーで、彼には死刑執行の時が迫っていた。「私の秘密を教えよう」と不気味にほほ笑み、エディに対し異様な興味を示すクレタス。突如その時、クレタスはエディの腕へと噛みつき、エディの血液が普通の人間とは異なることに気づく…… 死刑執行の時、ついにクレタスはカーネイジへと覚醒――。世界を闇へと変えていく。

映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」は公開済み、日本では 2021年12月3日 公開予定です。

ドラマ「ホークアイ」にスパイダーマン登場はあるのか?ケヴィン・ファイギ社長がコメント

来週24日からディズニープラスで配信予定のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ホークアイ」にスパイダーマンが登場するのかどうかについて、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長が言及しました。「ホークアイ」と映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」はともにクリスマスのニューヨークを舞台に描かれます。

「ホークアイ」の記者会見で「スパイダーマンや他のニューヨーク・ヒーローを見ることが出来ますか?」と質問されたファイギ社長は次のように述べました。

マーベルコミックでは、スパイディがいつ来てもおかしくないし、ファンタスティック・フォーが飛んできてもおかしくありません。しかし、コミックの中でも大事なのは「あなたが語る物語とは何か」ということです。それが常に第一の焦点でなければならないのです。今回の場合は、クリントとケイトに焦点を当てています。クリントのことをもっと知りたい、ケイトに会って知りたい、このドラマシリーズのすべてがそのために集中しています。

ファイギ社長は今回のドラマでのスパイダーマンとのクロスオーバーの可能性を暗に否定しました。確かにコミックを考えても、ニューヨークが舞台だからといって常にスパイダーマンが登場するわけではありません。

そもそも「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の予告を見る限りは、クリントのいるニューヨークとピーターのニューヨークが同じとは言い切れない状態であり、映画を見るまでは何とも言えないようです。

「ホークアイ」のスパイダーマン・クロスオーバーの可能性はなさそうですが、アラクア・コックスさん演じるエコーを通じた「デアデビル」シリーズとのクロスオーバーの可能性についても注目ポイントとなっています。彼らもまたニューヨークを拠点とするキャラクターたちであり、コミックファンの期待を集めています。

「ホークアイ」の公式概要は以下の通りです。

アベンジャーズ創設メンバーのオリジナル・ドラマシリーズがディズニープラスで独占配信! 『アベンジャーズ/エンドゲーム』後のニューヨークが舞台。 アベンジャーズを辞めたい男・ホークアイのただ一つの願いは、家族と平穏なクリスマスを過ごすこと。 けれども、彼の過去に関わる事件が起こり、トラブルに巻き込まれていくことに…。 アベンジャーズになりたい若き弓の使い手、ケイト・ビショップがホークアイの戦いに加わるが、果たして彼はニューヨークを舞台にした壮大な戦いを切り抜け、クリスマスを無事迎えることができるのか。

ドラマ「ホークアイ」は 2021年11月24日 ディズニープラスで配信開始です。

トム・ホランドさん、「30過ぎてスパイダーマンを演じていたら何か間違えたと思う」と語る

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の新たな予告が公開され、新たな3部作制作の噂や、SSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の今後も期待されている実写版スパイダーマンの世界。その中心にいるスパイダーマン/ピーター・パーカーを演じるトム・ホランドさんが、海外メディア GQ とのインタビューの中で今後の展開について少し言及しました。

ソニー・ピクチャーズの会長であるエイミー・パスカル氏は「私はトム・ホランドに100以上の物語を作る事について話しました。彼なしでスパイダーマン映画を作るつもりはありません。」とも話していましたが、トム・ホランドさん自身は会長とは考えが少し異なるようで、次のように述べています。

たぶん、僕が先に進む時が来たのかもしれません。スパイダーマンにとって一番いいのは、マイルズ・モラレスの映画を撮ることでしょう。ピーター・パーカーは私の人生の重要な一部であるため、私も考慮に入れる必要があります。30歳を過ぎてスパイダーマンを演じているとしたら、何か間違ったことをしたんだと思います。

現在トム・ホランドさんは25歳。MCUのピーター・パーカーは現在大学進学前の年齢であり、30歳をすぎてこの年齢のキャラクターを演じることの不自然さを感じている事を明かしました。

ロバート・ダウニーJr.さん、サミュエル・L・ジャクソンさん、マイケル・ダグラスさんなど、先輩俳優たちの何人かはデジタルアンチエイジング技術によって数10歳若返ってのMCU出演も果たしていますが、今の所トム・ホランドさん自身はそういうプランは考えていないようです。

また、ピーターの代わりにマイルズ・モラレスをMCUにデビューさせる代案を提示。マイルズはここ数年、アニメやゲームのヒットにより知名度をあげている新たなスパイダーマンです。

ソニーはシルクやスパイダーウーマンなど、女性ヒーローの開発に取り組んでいる事が多く報じられていますが、マイルズ・モラレスの実写化に関する報道はほとんどありません。結局のところ、それはパスカル会長の言う通りトム・ホランドさん以外のスパイダーマンを考えていない事の証ですが、ホランドさんが30歳になるまでに口説き落とすのか、新たなスパイダーマンを考えるか、ソニーは決断を迫られる事になりそうです。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は 2022年1月7日 に日本公開予定です。

ソース:Tom Holland Is In the Center of the Web

【真偽不明】ディズニープラスのグリッチでスパイダーマンのランディングページが見つかったと話題に

海外でディズニープラスのグリッチ(バグ)により、ソニー・ピクチャーズ制作の「スパイダーマン」関連の映画のランディングページが見つかった事が Reddit にて報告され、話題となっています。現在のところ公開された画像が本物か偽物かは不明との事です。

Reddit にて公開された画像は以下のようなもの。「スパイダーマン」シリーズ、「アメイジング・スパイダーマン」シリーズ、「ホームカミング」シリーズの合計7本です。

今回投稿された画像の真偽は不明ですが、スパイダーマンがディズニープラスに登場する事は、以前に Variety によって報告されていました。そのため、スパイダーマンがディズニープラスで鑑賞出来るようになるのはそう遠くないと考えられていました。

ただし、配信に関する権利は各国ごとに細かく決められているため、北米での配信が始まったとしても日本で見られるかどうかはまた別の問題となっています。

スパイダーマン最新映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は 2022年1月7日 に日本公開予定です。

スパイダーマンの新たな敵「クイーン・ゴブリン」が誕生

マーベルはスパイダーマンの新たなヴィラン「クイーン・ゴブリン」を発表しました。ピーター・パーカーのクローンであるベン・ライリーが瀕死の重傷を負ったピーターの後を継ぎ、スパイダーマンとして活動を開始、新たにビヨンド社で働くことになりました。そこでライリーは新たなヴィランであるクイーン・ゴブリンと対峙していくことになるといいます。

スパイダーマンの歴史に長いルーツを持つこの凶悪な新しいゴブリン「クイーン・ゴブリン」は、ライターのゼブ・ウェルズさんとアーティストのマイケル・ダウリングさんによる2022年2月の「アメイジング・スパイダーマン」#88に初登場する予定です。

マーベルのストームブレイカーであるパトリック・グリーソンさんによってデザインされたクイーン・ゴブリンは、今後数ヶ月の間にスパイディの大きな悩みの種となるとの事。

©2021 MARVEL

エグゼクティブ・エディターのニック・ロウさんは、新たなゴブリンの誕生について、「クイーン・ゴブリンは、ビヨンド・ストーリー・サミットでの最もクールなアイデアの一つでした。ライター全員がコンセプトやキャラクターについて意見を出し合いましたが、パット・グリーソンがデザインを掘り下げたとき、全員が夢中になったんです。スパイディのローグズ・ギャラリーに新たに加わったこのキャラクターを、皆さんは信じられないと思います。」とコメント。

グリーソンさんは「ニックとゼブから『ビヨンド』に登場するクイーン・ゴブリンのキャラクターデザインを手伝ってほしいと言われたとき、私は興奮しました。私たちは、古いゴブリンのおもちゃに少し手を加えて中世風にしました。アーサー・アダムスのような他のアートチームが彼女を使いこなすのを見るのは、さらに楽しいものです。ライティングチームは、彼女のデビューをクイーンにふさわしいものにしようと必死に取り組んでいます。私は今、いくつかの脳を溶かすようなシーンを書いているところなんです。」と述べています。

※X-MENに登場するゴブリンクイーン/マデリーン・プライアーとは異なります。

コミック「アメイジング・スパイダーマン」#88は 2022年2月2日 発売予定です。

ソース:公式

ゲーム「Marvel’s Avengers」より、スパイダーマンのトレーラーが公開

スクウェア・エニックスより販売中のゲーム「Marvel’s Avengers」に登場するスパイダーマンの公式トレーラーが公開されました。2020年、ゲームの発売前にからプレイステーション限定のキャラクターとして発表されていたスパイダーマンですが、日本時間12月1日より配信される新しいストーリーコンテンツ「スパイダーマン:ウィズ・グレート・パワー」にていよいよ登場する事になります。

新たなストーリーミッションでは、ピーター・パーカーがブラックウィドウやミズ・マーベルとチームを組み、A.I.M.の新たな計画を解明していく事になるといいます。なお、この新しいストーリーミッションは、スパイダーマン同様PlayStation®4およびPS5版専用となっています。

また、2022年以降もコンテンツの追加などアップデートが継続されることが発表されています。

ゲーム「Marvel’s Avengers」 は PS4/Xbox One/PC向け に 2020年9月4日より発売中、PS5/Xbox Series X|S 向けに 2021年3月19日より発売中です。

映画「エターナルズ」、ソーやスパイダーマンに言及した新たなトレーラー”Fun”が公開

来週公開予定のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「エターナルズ」の新たなトレーラーが公開されました。今回公開された動画は「Fun」とタイトルが付けられ、キンゴたちが機内でアベンジャーズについての話題で盛り上がっている様子が含まれています。

キンゴがインタビューに応えるようなシーンの中で、「アベンジャーズにはソーやスパイダーマンがいるが・・・・我々にはセナがいる」と話し、彼らのシーンが挿入されています。

どちらも「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」の一幕のようですが、特にソーは映画では見られなかったシーンであり、未使用だったバンク映像なのか新たに撮影されたものかは少し気になる所です。

「エターナルズ」の公式あらすじは以下のとおりです。

数千年にもわたり、宇宙的規模の“脅威”から人類を守り続けてきた者たちがいた。
彼らの名は、エターナルズ──。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』のその後、地球に再び想像を絶する“脅威”が迫っていた。
その時、数千年の時を経て、エターナルズが人類の前に姿を現す。
地球滅亡まで彼らに残された時間は、あと7日……。
タイムリミットが迫る中、彼らは世界中に散らばった仲間たちと結集し、人類を守ることができるのか。
そして彼らを待ち受ける<衝撃の事実>とは……。

映画「エターナルズ」は 2021年11月5日 公開予定です。

スパイダーマンがMCUに登場した経緯が明らかに ─ ソニーP「泣いてケヴィン・ファイギを追い出した」

マーベル・スタジオの歴史を記した公式本「The Story of Marvel Studios: The Making of the Marvel Cinematic Universe」にてソニー・ピクチャーズが権利を所有するスパイダーマンがどのようにしてMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に登場する事になったのかが明かされました。その中でソニーのプロデューサー、エイミー・パスカルさんが泣いていた事が記されていました。

書籍ではスパイダーマンの新たな映画を制作するにあたって、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長とソニー・ピクチャーズのプロデューサーであり映画グループの会長であるエイミー・パスカルさんとの間で行われた会議の様子が紹介されています。

スパイダーマンをどのように扱いたいかを十分に理解した上で、ファイギはパスカルとのランチに臨みました。しかし、自分の提案に対するパスカルの反応は予想外だったようです。打ち合わせは、ソニーの彼女のオフィスで行われました。予想通り、パスカルは、ソニー・ピクチャーズの「アメイジング・スパイダーマン3」の制作に、ファイギがクリエイティブな面でもっと直接関わってほしいという強い要望を、時間をおかずに述べました。パスカルは、自分のチームが現在持っているアイデアに興奮し、ファイギに最新のドラフトを送ると伝えました。彼女が持ち込んだおいしいサンドイッチの半分くらい食べたところで、「エイミー、公平に見て、これはうまくいかないよ」と言ってしまったんだ」とファイギは語ります。

ファイギ社長が今後のキャラクターについてまるで異なる展望を持っている事に対して、パスカルさんは「どうして私たちにやらせてくれないの?」と主張したと言います。

「私達は以前に一緒にスパイダーマンの映画を作った。しかし私はそこで特に役に立ったようには思いません」。しかし、ファイギはそれだけではなく、次のような対案を持っていました。「私が知っている唯一の方法は、何でも完全にやってしまうことです。だから、私たちに任せてみませんか?スタジオが2つあるとは思わないでください。また、他のスタジオに権利を返すことも考えないでください。権利の持ち主が変わるわけではありません。お金の流れも変わりません。ただ、私たちに制作を依頼してください。DCがクリストファー・ノーランとやったようなふりをすればいいのです。私たちがノーランだとは言いませんが、これをうまくやっている制作会社があることは確かです。その制作会社と契約して映画を作ればいいんだ」と。 パスカルは驚きました。

パスカルさんは最初、これの提案にかなり動揺したものの、すぐにファイギ社長のアイデアの良さを理解するようになったと言います。

「最初は超憤慨しました」と彼女は認めます。「泣き出して彼をオフィスから放り出したのか、サンドイッチを投げつけたのか、どちらだったかはわかりません」。その後、彼女はよく考えるようになりました。「『スパイダーマン』の5作目までは、私たちは何も新しいものを提供していませんでした。正直に言うと、私たちは人と違うことをしようと必死になっていたし、人と違うことをするべきではない場所にまで行っていたのです。私たちはもう新鮮ではありませんでした」

最終的には、お互いのスパイダーマンへの愛情とパスカルさんの譲歩が船を正すことになりました。

パスカルは次のように続けています。「幸運なことに、ケヴィンと私はピーターへの愛情という点で同じ場所から来ました。ケヴィンとは、サム・ライミ監督の頃からスパイダーマンの映画で一緒に仕事をしてきました。彼はミーティングに来て、みんなにコーヒーを飲ませ、何年も一言もしゃべらないんです。だからこそ、誰かを愛することができるのです。なぜなら、その人が口を開いたときに、これまで大きなことを考えていて、本当に頭がいいのに、話すのを聞いたことがないのだと気づくからです。」

パスカルさんは、翌日のランチの後、ファイギ社長を呼び戻しました。彼女の頭の中には、ソニーとマーベル・スタジオとのコラボレーションというコンセプトが残っていました。MCUでスパイダーマンをどうするかという彼の具体的な考えを聞いた後、彼女は次のように述べています。「他のヒーローが何でも持っていて、ピーターは何も持っていないという世界にスパイダーマンを立たせるというアイデアは、ピーターのストーリーを語る上でまったく新しい方法でした。私は『悔しいけど彼は賢い』と思いました」と語っています。

こういった経緯で「アメイジング・スパイダーマン3」はキャンセルされ、MCUの「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」にてMCUデビューしたスパイダーマン/ピーター・パーカーの新たな物語が描かれる事になったとのことです。

その後、また両者の間に喧嘩があった事も報じられましたが、今はまた強固なパートーナーシップを築き上げ、新たな物語に向かって前進しているようです。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は 2021年12月17日 米国公開予定です。

ソース:Spider-Man Producer Cried During First MCU Conflict With Kevin Feige

ソニーが2023年公開予定の映画に2本のスパイダーマンスピンオフを追加

ソニー・ピクチャーズが2023年に公開予定の映画として新たに2本のスパイダーマンスピンオフ映画を追加したと報じられました。SSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)のシリーズ作品と見られています。この情報は The Hollywood Reporter のアーロン・カウチ氏によってツイートされました。

氏によると、2023年6月23日と10月6日に新たなスピンオフが劇場でデビューする予定との事。

2023年1月13日にはアーロン・テイラー・ジョンソンさんの「クレイヴン・ザ・ハンター」が公開予定となっており、そこにさらに2本のSSU映画が加わることになるようです。

この2本のスピンオフが、以前より制作が進んでいるとされているスパイダーウーマン関連のものになるのか、あるいは既存の映画の続編、つまり「スパイダーマン4」、「ヴェノム3」、「モービウス2」などになるのかは不明となっています。

新型コロナウイルスの影響による遅延で、発表以降ヴェノムしか動きのなかったSSUですが、2023年には3本の映画で大きく動き出すのかもしれません。