映画「ブラックウィドウ」の主演スカーレット・ヨハンソンさんがディズニー社を提訴

長年マーベル・スタジオ作品に出演してきたスカーレット・ヨハンソンさんが29日の木曜日、ウォルト・ディズニー社を相手取り、劇場とディズニープラスでの同時公開が契約違反であると主張し、ロサンゼルス高等裁判所に訴状を提出したことをウォール・ストリート・ジャーナルが報じました。

当初、2020年3月に予定されていた「ブラックウィドウ」の公開は、パンデミックの間、何度か変更され、最終的には2021年7月初めに劇場で公開され、Disney+の有料プレミア・アクセス・サービスでは30ドル(日本では3000円)の追加料金が必要となりました。ディズニー社によると、「ブラックウィドウ」のオープニング週末の収益は約2億1800万ドルで、そのうち6000万ドルはディズニープラスによるものです。

訴訟では、ヨハンソンさんは、「ブラックウィドウ」が「劇場公開」され、彼女の出演料は「主に『興行収入』に基づいて支払われる」という契約上の約束があったと主張しています。それどころか、訴訟では、ディズニーはブラックウィドウを、ヨハンソンさんの収入を犠牲にして、加入者数を増やす手段として使おうとしたと主張しています。

ヨハンソンさんの弁護士であるジョン・ベルリンスキー氏は、Entertainment Weekly に寄せた声明の中で、ディズニーのリリース計画を「近視眼的」と呼び、既存のアーティストとの契約を尊重せず、ディズニープラスの加入者を優先していることを示唆しています。

「ディズニーが『ブラックウィドウ』のような作品をディズニープラスに直接リリースすることで加入者を増やし、それによって会社の株価を上げようとしていること、そしてその口実としてCOVID-19を隠していることは周知の事実です」とベルリンスキーは述べています。「しかし、この近視眼的な戦略のために、自社映画の成功に貢献したアーティストの契約を無視することは、彼らの権利を侵害するものであり、我々は法廷でそれを証明することを楽しみにしています。ハリウッドの才能あるアーティストたちがディズニーに立ち向かい、同社がどのようなふりをしようとも、契約を守る法的義務があることを明確にする最後のケースにはならないでしょう」と述べています。

これに対し、ディズニーは即日声明を発表し、ヨハンソンさんの訴えには「何のメリットもない」と述べました。

ウォルト・ディズニー社の広報担当者は、「この訴訟は、COVID-19パンデミックの世界的な影響の恐ろしさと長期化を無視している点で、特に悲しく、心苦しいものです。ディズニーはヨハンソンさんの契約を完全に遵守しており、さらに、ブラックウィドウのディズニープラスでのプレミア・アクセスでの公開により、彼女がこれまでに受け取った2,000万ドルに加えて追加報酬を得る能力が大幅に向上しました。」とコメントしました。

The Direct ではウォール・ストリート・ジャーナルに近い情報筋によると、今回のディズニーの公開方法によってヨハンソンさんは推定5000万ドルの出演料を失ったと報じています。

映画館とオンラインでの同時公開という手法は新型コロナウイルスのパンデミックによる新たな時代の公開方法であり、ディズニーとヨハンソンさんの間だけでなく、多くのパブリッシャーとクリエイターの間で問題を引き起こしています。

ソース:Scarlett Johansson is suing Disney over Black Widow streaming release

ドラマ「ホークアイ」11月24日配信開始 ─ 海外メディアは「ミズ・マーベル」延期の可能性を指摘

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ホークアイ」が 2021年11月24日 から米ディズニープラスで配信される事が発表されました。あわせてホークアイ/クリント・バートンとケイト・ビショップの新たなスチル写真が公開されています。

ホークアイを演じるジェレミー・レナーさんは Entertainment Weekly とのインタビューで、「(ケイトは)22歳の子供で、ホークアイの大ファンなんです。彼女はホークアイのファンであるがゆえに、素晴らしく、悩ましく、また同様に魅力的な態度を取ってしまう。そこから関係が深まっていくんだけど、クリントにとっての最大の問題はケイト・ビショップと、彼女が彼の人生にもたらす問題の数々なんです。」とコメントしています。

一方で海外メディアはドラマ「ミズ・マーベル」の配信開始が遅れるのではないかと指摘しています。今の所、MCUのディズニープラスシリーズは並行して配信された事がなく、ホークアイの最終話は2022年1月になると見られており、ミズ・マーベルはその後になるだろうとの見解を示しています。

しかし先週にはマーベル・スタジオのEPであるヴィクトリア・アロンソ氏が「2021年にホークアイとミズ・マーベルをお届けする」と約束しているため、ミズ・マーベルが秋頃配信される可能性も少なからずあるようです。しかし、スケジュールの決定はマーベル・スタジオではなく最終的にはディズニーが下すと見られ、アロンソ氏の約束が履行されるかどうかは不明となっています。

ドラマ「ホークアイ」は 2021年11月24日 ディズニープラスで配信開始です。

マット・デイモンさん、公然の秘密となってしまった「ソー:ラブ&サンダー」への出演を認める

マット・デイモンさんが海外メディア SiriusXM に出演し、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ソー:ラブ&サンダー」に出演する事を認めました。前作「マイティ・ソー/バトルロイヤル」でカメオ出演した時と同様に、アスガルド人の舞台役者としてロキを演じる事になります。

インタビューの中でデイモンさんは以下のように語りました。

秘密かどうかは知らないが、みんな知っていることだ。私はそこに行って撮影しました。パパラッチが私たちの写真を撮っていたので、彼らは私たちが何をしているのかを理解していたと思います。私たちは、前作でルーク・ヘムズワースと私が演じたカメオの再演をしていました。タイカ(ワイティティ)は、そのジョークを再現して少しアップグレードするために、私たちを再び起用したのです。

「マイティ・ソー/バトルロイヤル」の冒頭でスルトを倒したソーがアスガルドに帰還すると、そこではオーディンに変身したロキが観劇していました。ここで行われていた演劇はルーク・ヘムズワーズさんがソーを、マット・デイモンさんがロキを、サム・ニールさんがオーディンを演じ、「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」の「悲劇的なロキの死」を描いていました。

「ラブ&サンダー」では「バトルロイヤル」のワンシーンを舞台で再現すると見られており、ヘラ役にメリッサ・マッカーシーさんがキャスティングされているとも報じられています。

今作ではヴィランの”神殺しのゴア”としてクリスチャン・ベールさんが出演し、ナタリー・ポートマンさん演じるジェーン・フォスターがソーになることが明かされています。また、ヴァルキリー、コーグ、ミーク、レディ・シフがシリーズから再登場する他、ガーディアンズのメンバーが登場する事が公式に明かされています。

その他、ラッセル・クロウさんがゼウスを演じる事を明かしました。シリーズでロキを演じているトム・ヒドルストンさんは再登場を否定しています。

映画「ソー:ラブ&サンダー」は 2022年5月6日 米国公開予定です。

ソース:Matt Damon Confirms His “Secret” Role in Thor: Love and Thunder

映画「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」のロケ地で巨大なプールが目撃される

現在撮影中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」のロケ地に巨大なプールがあったとInstagram上で報告されています。インスタグラムユーザーのesp-marvelはリークされたブラックパンサー最新作の撮影風景の写真を共有しました。

ユーザーはこれを水中シーンのために使われるものだとし、かねてより噂となっているネイモア・ザ・サブマリナーの登場の可能性を指摘しています。

残念な事にこの角度からの写真では実際に水が張ってあるかどうかは確認出来ませんが、ネイモアがMCUに登場する可能性として少し前進したと考えられそうです。

映画「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」は 2022年7月8日 に米国公開予定です。

ドラマ「ワンダヴィジョン」の脚本家がマーベルの新たなプロジェクトに参加 ─ 未発表ディズニー+作品は9つとも

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダヴィジョン」のハロウィンエピソードなどを担当した脚本家のピーター・キャメロンさんがマーベル・スタジオの未発表の作品に参加している事が判明しました。

海外スクーパーの Murphy’s Multiverse は、「ワンダヴィジョン」やファンタジードラマ「カーニバル・ロウ」の脚本家ピーター・キャメロンさんが今後配信予定のディズニープラスシリーズに参加していると伝えています。

記事によると、マーベル・スタジオはディズニープラスシリーズとして9つの未発表作品を開発中で、その中には「ゴーストライダー」、「ノヴァ」、「シークレットウォリアーズ」などが含まれている可能性が高いとし、キャメロンさんのこれまでの作品がファンタジーやホラーテイストが強い事から「ゴーストライダー」に関与している可能性が高いとしています。

つい先日にはノーマン・リーダスさんがゴーストライダー/ジョニー・ブレイズを演じたいと語ったほか、ドラマ「エージェント・オブ・シールド」でゴーストライダー/ロビー・レイエスを演じたガブリエル・ルナさんも再演を強く望んでいます。

また、「シークレットウォリアーズ」には「エージェント・オブ・シールド」のクエイクことS.H.I.E.L.D.のエージェント、デイジー・ジョンソンが含まれているはずで、このあたりのキャスティングはディープなファンにとって非常に気になる所となっています。

もちろん未発表作品という事は極めて初期の開発段階であり、検討の結果先送りやキャンセルになる事も十分ありえるため、今後の情報には要注目です。

ソース:‘WANDAVISION’ AND ‘CARNIVAL ROW’ WRITER HEADING NEW MARVEL STUDIOS PROJECT

映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」の新たなトレーラー”Need”が公開

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」の新たな予告編が公開されました。新予告ではシャン・チーのヒーロー着地を含む新たな映像がいくつか確認出来るようになっています。「シャン・チー」の公開まで約1ヶ月と迫り、メディア露出が増えてくるタイミングと見られています。

公式概要は以下の通りです。

「これまで、アイアンマンやキャプテン・アメリカ等、世界中の人々が魅了されるような魅力的なキャラクターを数多く生み出してきたマーベル・スタジオから、アベンジャーズの系譜を受け継ぐ新たなヒーロー、シャン・チーの物語が幕を開けます。タイトルにも入っている “テン・リングス” とは、「アイアンマン」(08)シリーズの劇中にも登場していた犯罪組織の名前。本作では、これまで深く描かれることのなかった “テン・リングス” の謎も遂に明かされることとなる――。
主演シャン・チー役にはシム・リウ。さらに、アジアが誇る名優トニー・レオンの出演も決定している。監督には、「キャプテン・マーベル」のブリー・ラーソンが主演を務めた『ショート・タイム』や、「ブラック・パンサー」のマイケル・B・ジョーダン主演の『黒い司法 0%からの奇跡』を手掛けるなどマーベル作品の俳優陣ともつながりが深く、作品も高い評価を得ているデスティン・ダニエル・クレットンが務め、マーベル・スタジオの新たな時代を築くヒーロー誕生の物語となります。

映画「シャン・チー/テンリングスの伝説」は 2021年9月3日 日米同時公開予定です。

【ネタバレ注意】ドラマ「ホークアイ」に新たなローニンの登場が確定か?

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ホークアイ」のコンセプトアートや玩具の新商品リストが流出し、それらがクリント・バートンではない新たなローニンの存在と、その正体を示唆していると海外ファンの間で話題になっています。

※この記事にはドラマ「ホークアイ」、他MCU作品のネタバレを含んでいる可能性があります。

まず玩具のリーク情報をチェックすると、Funkoから発売されている人気シリーズPop!の新商品としてマスク姿のエレーナという商品がある事が分かります。

そして数ヶ月前に海外の掲示板に投稿されたコンセプトアートがこちら。

出どころが不明で記事にはしていませんでしたが、どうやらエレーナがローニンである事はFunkoの新商品ラインナップと一致するようです。

エレーナがローニンになるようだという話は昨年末から報じられていました

映画「ブラックウィドウ」のラストでヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌとビジネス契約を交わしている様子のエレーナでしたが、ローニンとしての新たなターゲットがクリント・バートンである可能性は極めて高いようです。

ちなみに「アベンジャーズ/エンドゲーム」でローニンを演じたジェレミー・レナーさんは、「ホークアイ」の撮影中にローニン姿をインスタグラムに投稿し、ファンを楽しませていました。ローニン同士の対決があったりするのでしょうか?

コミックのローニンはドラマ「ホークアイ」で新登場となるエコーが初代であり、エレーナがローニンになった事はありません。(レッドガーディアン/アレクセイは3代目ローニン)

今回、Funkoの新商品リストによって、流出されたコンセプトアートの信憑性があがりましたが、だからと言って全てのコンセプトアートのキャラクターが登場するかどうかは分かりません。当ブログでもたびたび未使用シーンのコンセプトアート等が公開された時に紹介していますが、この流出した画像が最終決定案かどうかは判断出来ません。

とはいえ画像右上のクレアのようなキャラクターは特に気になる所で、コミック版ではドクター・ストレンジの元恋人であり、ドルマムゥの姪にあたる女性。果たして映画「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」への登場はあるのでしょうか?今後の情報にも注目です。

ドラマ「ホークアイ」はディズニープラスで2021年内に配信予定です。

映画「ブラックウィドウ」のVFXの裏側が公開

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックウィドウ」のいくつかの象徴的な戦闘シーンにおいて、今作のVFX技術の裏側が befores&afters で紹介されました。また、これまでの他のMCU作品と同様に、映画のキャストとスタッフは最初のテスト上映での意見を反映するために追加の撮影を行った事が明かされました。

※この記事には映画「ブラックウィドウ」のネタバレが含まれています。

「ブラックウィドウ」の視覚効果を担当したデジタルドメイン社のハンチ・タンさんは作中のいくつかの要素について説明しました。

スカーレット・ヨハンソンがブラックウィドウのフル・コスチュームを着て、青い坂を滑り降りるところを撮影しました。それがこのプレートです。しかし、彼女は通常、このショットで必要とされるような完全な動きをしないかもしれません。彼女のボディアクションが太陽電池パネルやポーズと正確に一致しなかったため、首から下はデジダブル版のブラックウィドウに置き換えられています。また、髪の毛が顔の前に出てしまうため、これもCGで置き換える必要がありました。”

©2021 MARVEL,Disney

レッドルームの崩壊は、最終シークエンスの大きなハイライトの一つです。このシーンで難しいのは、すべてのショットですべての要素を追跡して、「認識できるヒーローのピース」がショット間で一貫していることを確認することだと、タンさんは述べています。

落ちてくる瓦礫については、「レッドルーム」の破片を集めたライブラリを別途作成しました。FXに協力してもらい、粉々にしたり、破壊したりして、一部のピースを提供してもらいました。また、メインモデルから手作業で切り出したピースも多数あり、それらは個別のアセットとして公開しました。難しいのは、すべてのショットでそれらを追跡し、認識できる大きなヒーローのピースがショットごとに一貫しているかどうかを確認することです。そのためには、誰かが腰を据えて考え、一貫性を持たせる必要があります。本当に知られざるヒーローがレイアウトにはいるのです。

©2021 MARVEL,Disney

ナターシャとタスクマスターの、激しくも感情的な地上戦についても、タンさんは説明しました。このシークエンスはオープンフィールドで撮影され、「大きなトラスピースといくつかの大きな瓦礫の塊があるセットの小さなセクション」で構成されている一方で、ガス管から出る炎や地面にあるいくつかのパラシュートも含まれています。

地上での撮影では、オープンフィールドで撮影しました。小さなセットを作り、その中に大きなトラスを入れ、前景には大きな瓦礫の塊をいくつか入れました。ガス管から炎が出ていたり、パラシュートが揺れていたりしました。それ以外はただの草むらで、焦げた部分をペイントするか、炎の要素を追加する必要がありましたが、それを前景の草むらの後ろに移動させなければならないので、ロートワークが多かったですね。

©2021 MARVEL,Disney

また、地上戦では追加の撮影が行われたことも明かされました。

撮影終了から数ヶ月後には、地上での戦闘のために追加の撮影も行いました。ナターシャが地面に倒れている状態でのタスクマスターの戦いは、当初の構想とはかなり異なっています。その新しい戦いは、後からロサンゼルスのディズニー・ランチで撮影されました。イギリスの野原のように土を盛ったのですが、20×20フィートのパッチにブルースクリーンをかけたようなものでした。そのため、セットの延長が必要になりました。最後に、タスクマスターとナターシャが戦っている様子をトップダウンで撮影したものがありますが、それは剣が来るまでのスローモーションです。このショットでは、二人ともCGです。

©2021 MARVEL,Disney

予告動画でも印象的だったナターシャの落下シーンは顔以外CG、印象的だった地上戦でのトップビューは二人ともCGだった事が明かされました。本作でもダイナミックかつリアリティのあるVFXによって、様々なシーンが演出されていました。

映画「ブラックウィドウ」は劇場公開中 & ディズニープラス・プレミアアクセス配信中です。

ソース:BEHIND ‘BLACK WIDOW’: HOW THEY DESTROYED THE RED ROOM (AND ORCHESTRATED THE SKYDIVING THAT FOLLOWS)

シルヴェスター・スタローンさんが映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3」に帰ってくる

現在制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3」にシルヴェスター・スタローンさん演じるスタカー・オゴルドが帰ってくると、海外スクーパーの Murphy’s Multiverse が報じました。スタカーは宇宙海賊ラヴェジャーズのリーダーで、前作「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス」で初登場しました。

記事によると、スタローンさんの親友であるランドール・エメット監督の新作「ミッドナイト・イン・ザ・スイッチグラス」の上映後に行われたZoom Q&Aで、エメット監督は、スタローンさんが「次のエクスペンダブルズとガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の制作に取り組んでいることを明かしたとの事。

リミックスのラストではラヴェジャーズの活動再開を示唆していたスタカーですが、Vol.3ではどういう役どころとなるのでしょうか。

スタローンさんの再登場となると、以前に噂になっていたクリス・プラットさんの義理の父親であるアーノルド・シュワルツェネッガーさんの出演が気になる所。残念ながら現在新たな情報はなく、白黒はっきりしていません。

[nlink url=”https://mavesoku.com/rumor-arnold-schwarzenegger-join-guardians-of-the-galaxy-vol-3/”]

Vol.3は今年の11月にアトランタで作業を開始することが決定しており、ジェームズ・ガン監督にとってフランチャイズでの最後の作品になると予想されています。そのため、前作のラストで揃ったチームを本格的に復活させて、事態を収拾することになっても不思議ではありません。

映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3」は 2023年5月5日 米国公開予定。日本は4月予定とアナウンスされています。

ソース:SYLVESTER STALLONE RETURNING FOR ‘GUARDIANS OF THE GALAXY VOL. 3’

ドラマ「ロキ」、監督が削除された2012年のスタークタワーのシーンについて言及

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」のケイト・ヘロン監督が、予告動画に含まれていたにも関わらず、本編で見ることが出来なかった2012年のスタークタワーのシーンについて、海外メディア The Direct とのインタビューの中で解説しました。

監督はこのシーンについて、「アベンジャーズが到着する前」の出来事だったと明かしています。

©2021 MARVEL,Disney

もともとは、アベンジャーズが到着する前に、鏡の中の彼だけが映っているという設定で撮影していたのですが、それが実現しました。それがオープニングになっていたと思います。

さらに監督はこの幻のオープニングシーンについて詳しく語りました。

トム・ヒドルストンのシーンは、2012年に公開された『アベンジャーズ』の「ニューヨークの戦い」で、「何かが始まる前」に登場する予定でした。もともとは、ショーのオープニングとして書かれていたのですが、それを外して、映画の内容を追加したんです。でも本来は、アベンジャーズの前なので、実際には前からあったはずなんですが・・・思い出せません。その日の早い時間帯を想定していました。基本的には、何かが始まる前です。だからこそ、私たちは構造的に「クールだけど、もっと大きなモンタージュの一部にしたいようだね」と言っていたのだと思います。

私たちは、このシーンを編集していたとき、番組のオープニングとして最もダイナミックで手に汗握るものではないと感じていました。私たちは、映画では使われていない映像、例えば、手を振るシーンやアップの映像に興奮しました。それを撮影しました。しかし、私にとっては、彼が逃げるシーンのPOVをひねって、そこから始めることが重要だったと思います。そういう意味では、靴の革のような感じでした。このシーンは実際には必要ありませんでした。テンポ的にも、番組のオープニングとしてはダイナミックさに欠けると思ったのです。

最終的に、このオープニングの可能性を排除する決定を下したのは、”本題に入る “必要があるとチームが判断したからと説明しました。

私たちは、本題に入るべきだと考えました。これで伝わるのかしら?ただ、それに没頭するだけです。今、ちゃんと思い出そうとしています。基本的には、あなたがおっしゃったように、構造的な理由で、どこに行くのか、「実際の映像との整合性はどうか、ロキはどこにいるのか」ということだったと思います。私たちにとっては、正直なところ、ペースの問題だったと思います。とにかく夢中になってやってみよう、という感じでした。砂漠にたどり着くために、早く進めよう、と。

5話の時点でこのシーンが登場しなかった事で、予告をじっくり観察していた一部のファンは6話でロキが2012年に戻るのではないかと推測していましたが、実際には上記のような理由でカットされたオープニングシーンの一部であった事が判明しました。

ドラマ「ロキ」シーズン1はディズニープラスで全話配信中です。

ソース:Loki Director Reveals Tom Hiddleston’s Deleted Opening Scene In Stark Tower (Exclusive)