映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のイルミナティ、初期案に意外なキャラがいた事が判明

マーベル・スタジオが制作したMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」に登場したヒーローチームのイルミナティ。このイルミナティのメンバーについて最終案までには様々な変遷があった事が明かされていますが、今回あらたに公開された絵コンテから意外なキャラクターの存在が明らかになりました。

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ストーリーアーティストのソーレン・ベントさんのウェブサイトで公開された本作の絵コンテには最終バージョンにも登場していたキャプテン・カーター、キャプテン・マーベル、削除されたバルダー・ザ・ブレイブに加えて巨大なアーマー姿のキャラクターが描かれています。

これは「ホワット・イフ」でキャプテン・カーターのバディを務めたヒドラストンパーのアーマーではなく、アンテナやジェットパックの有無やアークリアクターの形状から映画「アイアンマン」のヴィランだったアイアンモンガーであると判断出来ます。

中身がオバディア・ステインであるのか、それとも別のキャラクターなのかは今回の情報だけでは不明ですが、このアーマーキャラは削除され、代わりにブラックボルトやプロフェッサーX、ミスター・ファンタスティックなどが加えられる事になったようです。

イルミナティのメンバーについてはワスプ登場プランがあったことや、トム・クルーズさん演じるアイアンマンのアイデアがあったことなどが明かされています。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」はディズニープラスで配信中です。

ディズニープラスHS公式は年内にもうひとつMCU作品を配信すると言う

ディズニープラスホットスターの公式ツイッターが2022年に残された最新の配信作品リストを投稿しました。その投稿から、マーベル・スタジオ・アッセンブルの最新エピソードが12月28日に配信される事が判明しました。

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ディズニープラスホットスターはインドでサービス展開されているディズニープラスの名称で、投稿によると12月28日に「MARVEL STUDIOS’ ASSEMBLED S1 E14」がラインナップされています。

過去の傾向から見て本編配信前にアッセンブルが配信されるとは考えにくいため、これは「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」ではなく、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデースペシャル」のアッセンブルになる可能性のほうが高いと見られています。

もちろん「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」の本編が同日サプライズ配信される可能性もゼロではありませんが、同作は米国にて今なお劇場記録を更新中のため、オンラインリリースまでもう少し時間がかかると考えられます。

映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3」、ベネター号はどうなった?監督の回答に混乱する時系列

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」のジェームズ・ガン監督が、「ホリデースペシャル」や3作目の予告を見たファンからのベネター号の現状についてオンライン質問を受け、回答しました。

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「ホリデースペシャル」や「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」の予告に登場した宇宙船が映画「ソー:ラブ&サンダー」までに使われていたベネター号ではなかったことについて質問されると、ガン監督は次のように回答しました。

ファンから「ベネター号に何が起きたのでしょうか、ガーディアンズとソーが離れてからどのくらいの時間が経過したの?」と質問された監督は「ガレージにあるんです。ボウイ号はもっと大きいです。(ガーディアンズとソーが別れてから)かなり長い間が経過、彼らは数週間以上ソーと一緒にいませんでした。」と説明しました。

この回答で多くのファンが気になったのは後半部分、時系列に関するものです。

ガーディアンズとソーは「アベンジャーズ/エンドゲーム」でサノスを倒したあと、時系列2023年の後半に共に宇宙に旅立ちましたが、ガン監督の考えではそれは数週間程度の冒険だったようです。

そうなると「ソー:ラブ&サンダー」が2023年内、数週間の冒険の間に年越しをまたいでいる事を考慮しても遅くとも2024年内に起こっている事になるわけですが、ディズニープラスでの時系列順からは「ラブ&サンダー」が2025年のイベントであると設定されています。

実際問題として「ラブ&サンダー」がいつの物語なのか、タイカ・ワイティティ監督は細く設定せずに作っていたようで、時系列について「おそらく、エンドゲームから何年も経っていると思います。たぶん4年です。それぐらいかな?」と公開時のインタビューでコメントしていました。ワイティティ監督の発言を重視する場合は「ラブ&サンダー」が2027年のイベントという事になりますが、一方劇中ではソーとジェーンが「シビル・ウォー」(時系列2016年)の前に別れた事、そしてソーが「8年7ヶ月と6日」ぶりの再会である事を発言しており、「ラブ&サンダー」が2024年に起きている事を示唆しています。

「ラブ&サンダー」の時系列について、今回のガン監督の発言と「ラブ&サンダー」自体は2024年である事を示していますが、ディズニープラスはこれを2025年に設定、「ラブ&サンダー」と撮ったワイティティ監督自体は2027年だと思っていたという状態で、どれが正しいのかは判断不能な状態になっています。

とはいえ現状では致命的な矛盾が出ているわけでもありませんし、今後こっそりと修正されたり、ケヴィン・ファイギ社長によって明確になる可能性もありそうです。そもそも「ラブ&サンダー」はコーグの作り話が多分に含まれていると考えられ、コーグが間違っていたと考えることも可能です。

「エンドゲーム」で時間をまたいだ事で混乱気味のMCUの時系列ですが、ディズニーが正しいかどうかさえわからない以上、ファンはただ議論を交わし合う事を楽しむのみとなっています。

映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」、シュリは元々ウィングスーツを着る構想だった事が判明

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」のコンセプトアートを手掛けたフィル・サンダースさんが、自身のInstagramにて未使用のシュリとアイアンハートのアートを公開しました。

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サンダースさんは「大変なものを投稿します。」と前置きし、「これはブラックパンサー:ワカンダフォーエバーのための最も初期のイメージです。チャドウィック・ボーズマンの悲劇的な死の数ヶ月前に描かれたものです。当時、BP2のストーリーはほとんどわかっておらず(いずれにせよ変更される運命でした)、作品のトーンと流れでアイアンハートのコミックのワカンダ編を基にしていました。」と、シュリがブラックパンサーではなくシュリ自身として戦うプランだった時のアートを投稿しました。

また、リリのアイアンハートのアーマーについても「ご覧のように、銅のカラーリング、全体的なハートのテーマ、マスクの横顔、ヘルメットのモールのような羽根の導入など、最終的なMk2スーツの種はすでにそこにありました。しかし、ここではよりクリーンでタイトなスーツを目指し、交差するカーブをテーマに、リリが数学的にパネルの区切りを最適化し、フレキシビリティを最大化したものと想像していました。」と採用バージョンとの違いを説明しています。

そして最後に「この時期、リリとシュリを組み合わせた別のイメージも制作したのですが、当時は皆に好評だったものの、今となってはトーンが落ちているように感じます。これは、ワカンダのバルコニーに立つ二人が、リリ(プロトタイプのMk1アーマー着用)が目を見開いた観光客のように王女と自撮りしているのに気づかず、シュリが彼女に不機嫌な横目を向けているというもので、コミックでの彼らの不安定なスタートを反映したものとなっています。アートブックが出る頃には、喪失感はなくなり、もっと純粋な時代のビジョンとして振り返ることができるかもしれませんね。」とコメントを付け加えています。

公開された映画でシュリが空をとぶことはありませんでしたが、コミックのシュリはブラックパンサーのスーツに翼を取り付けており、今後の作品でこのスーツが実写化される事はあるかもしれません。

©MARVEL

その時は今回公開されたコンセプトアートのように、MCUでも親友となったアイアンハートとの空中戦での共闘が実現するのではないでしょうか。

映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」は劇場公開中です。

ヤング・アベンジャーズのアメリカ・チャベスがケイト・ビショップとのダンス動画を公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」でアメリカ・チャベスを演じたソーチー・ゴメスさんがドラマ「ホークアイ」でケイト・ビショップを演じたヘイリー・スタインフェルドさんの26歳の誕生日を祝して一緒に踊っている動画を公開しました。

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ソーチー・ゴメスさんはヘイリー・スタインフェルドさんの12月11日の誕生日を祝って「素敵な日を、ヘイリー!」とのコメントと共に短いダンス動画をTikTokにて公開。

@_xochitl.gomez

Happy b day Hailee!!!! <3

♬ Coast – Hailee Steinfeld

公開、配信済みの作品でアメリカ・チャベスとケイト・ビショップが共演した事はまだありませんが、二人の年齢が10歳ほど離れているにも関わらず、二人のヤング・アベンジャーズメンバーたちは既に交流を深めているようです。

ケイト・ビショップの今後について2021年12月、イギリス政府の新型コロナ対策が内外に対して厳しかった頃に行われていた「アントマン&ワスプ:クアントマニア」のロケ現場近くでヘイリー・スタインフェルドさんの目撃情報を海外メディアが報じており、出演が噂されていましたが以降スクーパーなどから現場写真が抑えられた等の話は出ていません。

ソーチー・ゴメスさんの今後は不明ですが、「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」が3作目があるような終わり方をしているため、そこに登場する可能性が高くなっています。

画面上で二人が出会うのは現在発表されているプロジェクトで言えば「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」や「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」になる可能性が高そうで、実際に二人が共闘するまでにはもうしばらくの時間が必要なようです。

ドラマ「ホークアイ」シーズン1、映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」はディズニープラスで配信中です。

トム・ヒドルストンさんがクリス・ヘムズワースさんのACCTA受賞に祝辞

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ソー:ラブ&サンダー」などで主演を務めたクリス・ヘムズワースさんが ACCTA Trailblazer Award を受賞したことを記念して、ソーの弟ロキを演じるトム・ヒドルストンさんが祝辞の動画を送りました。

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「クリス、トレイルブレイザー賞おめでとう。本当に素晴らしい。あなたはそれにとてもふさわしい人です。私たちが2009年に会って以来、あなたは多くのことを成し遂げてきました。そして、それ以来、あなたがやっていないことを考えるのに苦労しています。あなたがこの賞を受賞することを考えると、とても嬉しくなります。それじゃあ、あなたに愛を。そして、”アスガルドのために “と言わざるを得ません。」とムジョルニアを片手に動画内でコメントしています。

ACCTA Trailblazer Awardは、ヘムズワースさんの功績、能力、成功によって業界の人々にインスピレーションを与えたとして、オーストラリア映画テレビ芸術アカデミーから授与されたものです。ヘムズワースさんが選ばれたのは2022年の最優秀男性映画スター賞で、「トップガン マーヴェリック」のトム・クルーズさんや、「ジュラシック・ワールド:ドミニオン」のクリス・プラットさんなどを抑えての受賞となりました。

ソーとロキの兄弟共演を見るのは2018年公開の映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」が最後でそれ以降なく、ドラマ「ロキ」シーズン2でのカメオなどが期待されています。しかし、クリス・ヘムズワースさんは一時的な休養を宣言しており、それが実現しているのかは分かっていません。

トム・ヒドルストンさんは生涯ロキを演じたいと発言しており、クリス・ヘムズワースさんもまた同様の発言をしているため、「ロキ」で共演が叶わなくとも、「アベンジャーズ」最新作やもっと先の作品で再び共演シーンを見る可能性は十分にあるようです。

映画「ソー:ラブ&サンダー」はディズニープラスで配信中、ドラマ「ロキ」シーズン2は 2023年夏 ディズニープラスで配信予定です。

映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」予告されていた決戦から削除されたシーンのコンセプトアートが公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」より、最終決戦のシークエンスから削除されたシーンのコンセプトアートが公開されました。先日、アーティストのフィル・サンダースさんが公開を予告していたもので、劇中ではカットされていたアイアンハートの真の姿でのバトルシーンとなっていました。

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ブラックパンサー:ワカンダフォーエバーのキーフレームをもうひとつ。脚本上のオリジナルの舞台は石油掘削施設で、そのため背景に柱があります。ヘルメットの見せ方は、面板がクリアで、リリの顔が見えるように意図されているのがわかると思います。joshnizzi.artのネイモラのデザインは、質感が豊かでダイナミックで、とても気に入っています。

もうひとつのアイアンハートvs.ネイモラのバトルキーフレーム。これは、mk2スーツが明らかになった瞬間で、リリは損傷したmk2.5バトルアーマーのアップグレードを取り外し、素早く逃走するところです。ここでも、ヘルメットがクリアになり、リリの顔が見えるようにデザインされていることがわかります。joshnizzi.artの素晴らしいネイモラのデザインに再び敬意を表します!

ブラックパンサー:ワカンダフォーエバーのアイアンハート vs.ネイモラのキーフレームをもう一枚! この作品は、その場のエネルギーと距離感を考慮して、ゆるく描くのが楽しかったです。火と水の表現にはポラリスミサイルの発射を参考にしました(なんてクールな組み合わせなんでしょう?)とにかく、私たちの目標は、このような画像で映画製作者を刺激することなので、彼らがこの画像からインスピレーションを得てくれることを願っています。

もともとは水中でのダイナミックな戦闘が予定されていたようですが、尺の都合もあり、最終的には大部分を空中戦で終えることになった本作のアイアンハート。この変更により、ネイモラのホームグラウンドである水中で戦いに挑むという無謀さよりも、地の利をなるべく与えないというリリの戦略性が暗に描かれる事になりました。

タロカン人が海底種族であるにも関わらず、シュリが他国海上(ワカンダには海がないというのもありますが)での決戦を選択した事に色々と疑問が残る所ではありますが、それはそれでシュリの未完成なリーダーとしての表現だったかもしれません。

映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」は劇場公開中です。

映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」で観客が見たアイアンハートは本体ではなかった事が判明

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」で新登場したアイアンハート/リリ・ウィリアムズの未使用に終わったコンセプトアートが公開されました。それによると劇中でみたアーマーは追加装甲であり、中にはアイアンハートの本体が入っていたようです。

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コンセプトアートを手掛けるフィル・サンダースさんが自身のInstagramにて未使用デザインを公開。そのコメントには「爆弾発言」と前置きしつつ、解説しています。

サンダースさんは「さて、ここで爆弾発言です。これはブラックパンサー:ワカンダフォーエバーに出てくるアイアンハートMK2のスーツです。映画ではMk2.5と呼ばれる追加装甲の下に着ているのがこれです。スワイプで着こなしを確認できます。このデザインは、スーツ製作のモンタージュで、リリがワカンダで作業している設計図として、実際に見ることができます。」と解説。

さらに「残念ながら、私たちはその栄光のすべてを見ることはできませんでした。当初は、ネイモラが戦闘用アップグレードを無効にし、リリがリパルサー付きのベーススーツだけで脱出するために、水中でアーマーアドオンを放出しなければならないシーンがありましたが、残念ながらカットされてしまいました。そのシーンのキーフレームを近日公開予定です。次の投稿でターンテーブルを公開します」と、削除シーンのアートを近日公開すると予告しました。

劇中のクライマックスでみた赤くて大きなブースターがついたアーマーは、アイアンマンでいうところのハルクバスターのような追加外装甲であり、中にはこの黄色いアイアンハートが入っていたとの事。そしてネイモアの従妹ネイモラとの戦いの中でこの外装甲を捨てて本来の姿になる予定だったことを明かしました。

「ワカンダフォーエバー」のリリのラストではアイアンハートのアーマーをワカンダに返しているため、次に控えている「アイアンハート」のドラマでもこのMk.2のアーマーを見ることなく新型アーマーが登場する事になるかもしれません。ワカンダに残されたこのアーマーは改良されてアイアンパンサーにでもなったりするのでしょうか。

映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」は劇場公開中です。

ジェームズ・ガン監督がアベンジャーズやソーの映画で日の目を浴びなかった二人のガーディアンズについて語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」のジェームズ・ガン監督が、Youtube番組Phase Zeroに出演し、過去のアベンジャーズシリーズや「ソー:ラブ&サンダー」で活用されなかった二人のガーディアンズメンバーについて語りました。

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ガン監督は「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデースペシャル」でドラックスとマンティスを中心にしたことについて次のように語っています。

(Volume3は)ガーディアンズ全員にとって、3部作の最後を飾る作品だと思うんです。ドラックスだけではありません。でも、特にマンティスとドラックスの関係は大好きなんです。アボットとコステロ(お笑いコンビ)みたいなもので、どちらもコステロなんだけど、マンティスとドラックスの関係はとてもユニークだと思います。でも、ドラックスは彼女のコステロぶりを凌駕するほど巨大なコステロなんだ。でも僕はこの2人が大好きですね。ホリデースペシャルでは彼らを傍観者ではなく、物語の中心に据えたかったんです。

その理由について監督は「ガーディアンズ映画でない過去数作では、二人とも信じられないほど脇役で、あまり活用されてこなかったと思います。だから、彼らの物語を本当に伝えることができ、彼らの旅をこの作品の真ん中に置くことは、私にとって重要なことでした。」と明かしました。

そして二人の俳優に対して「あの二人の俳優がコメディアンとして、またドラマティックにどれだけの才能を持っているかを見ることができること。特に、ポム(・クレメンティエフ)がこのショーでどれだけ優れているかが分かるでしょう」とコメントしました。

2020年にジェームズ・ガン監督はドラックとマンティスの映画計画があった事を明かしていますが、これがホリデースペシャルの原案なのか、まったく関係がないのかは明らかになっていません。しかしながらドラックスとマンティスについてもっと描きたいと思っていたのは事実であり、MCUとしてのメインストリームでは軽視されていたのが不満だったようです。

なお、マンティスを演じるポム・クレメンティエフさんはD23インサイドディズニーポッドキャストの最近のインタビューにて、マンティスのスピンオフコメディの可能性について質問されると「それは楽しそう!もちろんやってみたい」と回答しています。

ジェームズ・ガン監督の「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」は3部作の終わりを迎えますが、Vol.4がないと言うわけではありません。Vol.3では誰かが死ぬとも監督が明かしていますが、生き残ったメンバーはアベンジャーズシリーズや他作品へのカメオ、そしてVol.4の可能性が常に残されています。

ガン監督が大好きだというドラックスとマンティスが3作目でどのような結末をむかえるのか、劇場公開までもうしばらく待つ必要があります。

映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」は 2023年5月5日 米国公開予定、日本公開は5月3日予定です。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」、ヘイリー・アトウェルさんがペギーの現状と今後に言及

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」でキャプテン・カーターを演じたヘイリー・アトウェルさんが、海外メディア Digital Spy とのインタビューの中で、本作における不満とカーターの将来について語りました。

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アトウェルさんは「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のペギー・カーターについて「それは間違いなく、私が見たペギーの軌跡ではありませんでした。もっと活躍してもらいたいなと思っています。」と述べました。

そして、ペギー・カーターというキャラクターについて「とても面白いわ、だって10年前にやったんだもの。私が彼女を愛しているのは、ファンを愛しているからよ。」とコメントしました。

続けて、カーターが今後のMCU映画で復活する可能性について、「それは、マーベル、そして観客が何を望むかによります。私は彼女のカストディアンなんです。私のキャリアの残りの部分や、私がしてきたこと、舞台の仕事、今のミッション・インポッシブルの仕事、私が演じてきた役の多様性、そして私が探求できる多様性、より複雑な役や悪役、たくさんの異なるものを演じることができることと比較すると、彼女はもう私のものではないのです。」とマーベルとファン次第であると語りました。

Earth-838でイルミナティのメンバーだったキャプテン・カーターは殺されてしまいましたが、他のユニバースのカーターを見る機会は今後もあるかもしれません。特にアニメ「ホワット・イフ」で見たカーターはシーズン1の最後でも映画「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」を彷彿とさせるストーリーを示唆していましたし、シーズン2でその続きが見られる可能性はあるかもしれません。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」はディズニープラスで配信中です。

ソース:Marvel star Hayley Atwell opens up about Peggy Carter’s MCU future