ドラマ「ロキ」シーズン2、3話のチェックしておくべきポイントをピックアップ

2023年10月20日配信のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」シーズン2エピソード3「1893(邦題:1893)」のイースターエッグを中心に原作設定や今後の予想、考察などをご紹介。

※この先はシリーズのネタバレ、および今後の物語のネタバレの可能性が含まれています。ネタバレが嫌な方はご遠慮ください。

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ウロボロスのTVAハンドブック

1話からたびたび登場するこのハンドブックはやはり今作におけるキーアイテムだったようで、今回のエピソードでは少年だったヴィクター・タイムリーに与えられて後の在り続ける者になるという物語が描かれました。

これはつまりウロボロスが在り続ける者の誕生に大きく関わっているのと同義であり、ウロボロスが在り続ける者、征服者カーンの変異体である可能性は少なからずあるようです。ウロボロスはTVAの唯一のメカニックとしてTVAのテクノロジーのすべてを担っており、彼には在り続ける者と同等の技術力があって然るべきだと考えるのが自然です。

この場合、1話から問題になっている時間織り機への防爆シャッターの生体認証をクリアできる可能性がありますが、自身をTVA創設者の変異体だと認識していない現段階のウロボロスは試していないだけかもしれません。

また、メタな見解からですが、カーンを演じるジョナサン・メジャースさんの裁判の結果によっては、別の俳優を今後の新たな変異体として起用する事が考えられます。ロキとロキの変異体であるシルヴィがトム・ヒドルストンさんとソフィア・ディ・マルティーノさんら別々の俳優によって演じられているように、カーンの変異体に別の俳優が起用されても問題はないはずで、そのバックアッププランの一つとしてウロボロスが奇妙なぐらい機能しています。

とはいえ訴えられたのはシーズン2撮影後の事ですから、当初からの計画ではないことも明らかです。

バルドル・ザ・ブレイブ

神話やコミックでのソーの兄弟にあたるバルドル(バルダー)の像が画面上で紹介され、MCUへのささやかなデビューを迎えました。プロデューサーは過去ずっと保留されてきたこの兄弟のデビューについてインタビューで語っています。

ロキは「なぜバルドルがいるんだ、誰も知らんだろ」と話している事から、バルドルの事は知っていると考えられます。コミックのバルドルはロキによって何度か殺されたり、ムスペルヘイムの侵略に備えて守りを強固にするべく、ヘルの女王であり姉であるヘラと政略結婚する事をロキに勧められました(そしてサノスによって妨害されました)。彼はオーディンから与えられた Svraden  という剣を武器にしています。

アントマンとの繋がり?

ロキとメビウスがシカゴ万博のステージスケジュールを見ている際に映る看板にはアントマンとのつながりを感じさせるイースターエッグがあります。

ヴィクター・タイムリーの上の段にはフェルディナント・ラングという名前があり、「アントマン&ワスプ:クアントマニア」でカーンと対決したスコット・ラングと関係がありそうな名前となっています。

©MARVEL,Disney

この時代に実在した発明家というわけでもなさそうであり、制作側はあえてラングという名前を使用しています。コミック上にフェルディナント・ラングは登場しませんが、これが単なる小さなイースターエッグであるのか、それとも壮大な因縁に繋がっていくのかは今後の展開次第。

Green Theme

ロキとメビウスがタイムリーのデモンストレーションが始まるのを待っているところ、バンドがステージで演奏しているのが見えます。バンドによって演奏されている音楽は、ナタリー・ホルトさんによる「グリーン テーマ」のクラシカルアレンジバージョンです。

原曲は以下から。

エジプトとアジア

男に追われるタイムリーはエジプトのパビリオン前で対処していますが、エジプトは征服者カーンの縁の地。コミックのナサニエル・リチャーズが征服者カーンを名乗るよりも以前、古代エジプトに飛んだ彼は未来の技術でエジプトを征服し、新たなファラオ、ラマ・タトを名乗りました。そこで最初のミュータントと呼ばれるアポカリプスを創造し、アポカリプスは後にX-MENの強大なヴィランの一人となります。(注:後のコミックではさらに古いミュータントも登場しています。)しかし、過去に来たファンタスティック・フォーと戦って破れたラマ・タトは時間の渦の中に敗走、その後はアベンジャーズと共に未来の自分であるカーンと戦いカーンの野望を阻止しています。このラマ・タトらしきキャラクターは「アントマン&ワスプ:クアントマニア」のラストに登場しています。

※画像の真ん中の人

その後、シルヴィの襲撃から逃れたタイムリーとレンスレイヤー、ミス・ミニッツが逃げ込んだピエ・ダ・テール(仮住まい)はアジアを基調とした内装で、「クアントマニア」でカーンが見せたテクノロジーと「シャン・チー」のテンリングスが似ている事を後押しするかのようなシーンになっています。

ウィスコンシン州

ウィスコンシンはコミックのヴィクター・タイムリーと縁が深い土地。

タイムリーはここに自身の名を冠したタイムリーという町を作り、タイムリー・インダストリーズを創設。この会社のサイバネティクス技術は後にミスティナイトやデスロックといったサイボーグ系キャラクターのベーステクノロジーとして活用されている他、タイムリー自身はこの町全体を時空を移動するクロノポリスという名の要塞に作り変え、様々な時代を征服していくための拠点としました。

MCUのタイムリーの運命はまだまだわかりませんが、発明家であるというスタート地点はコミックと同じ用に設定されていると言えます。

SSヘロン号

タイムリーらがウィスコンシンへ向かう際の船は、船体に「SSヘロン号」と書かれています。これはシーズン1の監督であるケイト・ヘロン氏へのリスペクトとして導入されていると考えられます。

©MARVEL,Disney

ラヴォーナ・レンスレイヤーの秘密

レンスレイヤーのオリジナルについて視聴者はあまり多くを知らされていませんが、シーズン1の6話では彼女のオリジナルと思しき人物がオハイオ州フリーモントのルーズヴェルト高校で教師をしている「Rebecca Tourminet」という女性だった事が分かっています。このレベッカ・トーミネットという名前は、コミックのレンスレイヤーがカーンから身を隠すための偽名として使っていたものでした。

コミックのレンスレイヤーはEarth-616ではなくEarth-6311の40世紀の地球人として登場し、カレリウスという名の王の娘、ラヴォーナ・レクサス・レンスレイヤー王女として、王国を征服しに来たカーンと戦いました。そしてその後、二人の間には愛憎が繰り返されています。さらに詳しい事は以前の記事をご参照ください。

レンスレイヤーがカーンの変異体である在り続ける者との間にコミックのような感情を展開している事は予想されるひとつの展開であり、さらにその記憶が消されているという事実はミス・ミニッツが指摘するように「はらわたが煮えくり返る」可能性が高いです。

また、マーベル・スタジオがあまりコミック通りの展開をよしとしない事を考慮すると、レンスレイヤーとカーンがコミックにおいて対をなすような関係になっている事から、MCUのレンスレイヤーがカーンの変異体のひとつである可能性もありそうです。

いずれにしてもミス・ミニッツが知っているという秘密の少なくとも一部は、残り3話の何処かで明かされる事に期待です。


ドラマ「ロキ」シーズン2はディズニープラスで配信中、次回、第4話は 2023年10月27日10時 より配信予定です。

【噂話】10月末のShowEast2023で映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」の映像公開か

2023年10月23日 から 26日 にかけてフロリダ州マイアミで開催される映画祭 ShowEast 2023 の中で、マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」の最初の映像が公開されると、海外スクーパーが報じています。

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本作の公開日は現状で 2024年7月26日 が予定されており、最近のディズニーのメディアキットでもこの表記が維持されていると昨日報告されていますが、一方で撮影が中断中の「デッドプール3」と公開日が変更される可能性など、十分にありえると考えられる事も報じられています。

7月公開の映画がこのタイミングで予告公開となると、MCUのこれまでの傾向からするとかなり早いですが、これが5月公開の映画であれば平均的なタイミングと言えます。

実際にこのイベントで発表されるかどうかはまだ不明ですが、オンラインでも同時公開になるのかがイベントに参加出来ない多くのファンにとって更に重要であり、情報があり次第また報告していく事になります。

なお、このイベントではSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「マダム・ウェブ」のトレーラーも公開されると噂されています。

映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」は 2024年7月26日 米国公開予定です。

【噂話】ブリー・ラーソンさんがキャプテン・マーベル役を降板したがっていると報じられる

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「マーベルズ」の主人公キャプテン・マーベル/キャロル・ダンヴァースを演じているブリー・ラーソンさんが、同役を降板したがっていると報じられています。「MCU:The Reign of Marvel Studios」の著者ジョアンナ・ロビンソン氏はこれについてポッドキャストにて語っています。

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「マーベル・スタジオはブリー・ラーソンを(MCUの目立つ場所に)置きました。」と前置きし、「しかし、有害な反発は、ブリー・ラーソンがもうキャロル・ダンヴァースを演じたくないことを意味しています。」と続けました。

氏の説明によると、ブリー・ラーソンさんはキャプテン・マーベルとしての人気を獲得した一方で、ネット上の有毒なファンから誹謗中傷を浴びせ続けられており、それに対してうんざりしてきていると言います。

ラーソンさんは以前のインタビューでネット上の反発について質問された際に「そんなものを見ている時間はありません」とコメント、2020年に「マーベルズ」の後の再演計画について質問された際は「わかりません。もう一度やって欲しい人はいるのかな?」と後ろ向きな発言をしていました。

一方でラーソンさんは自身のYoutubeチャンネルにてヴァルキリー役のテッサ・トンプソンさんとコラボしたり、ディズニーランドのアベンジャーズキャンパスに足を運ぶ様子を配信したりと、マーベルのゲームにβテストから参加したりと、俳優としてだけではない動きも見せていました。

ラーソンさんが現時点でどう考えているのかは明かされておらず、今後のプロジェクトについても発表されていませんが、もし本当に降板を考えているとすればそれを引き止められるのはミズ・マーベルを演じているイマン・ヴェラーニさんかもしれません。

ヴェラーニさんもラーソンさん同様にマーベルが大好きでマーベルオタクを自称し、最近ではコミックのライターまで務めるようになっています。ラーソンさんはかつて、「ミズ・マーベルとの関係がキャプテン・マーベルを演じたいと思った理由の大きな部分を占めていた」とも発言しており、ヴェラーニさんがそのカギを握っていると考えられます。

映画「マーベルズ」は 2023年11月10日 に劇場公開予定です。

「アントマン3」のキャシーと「ドクター・ストレンジ2」のアメリカ・チャベスのコンビがSNSで動画を共有

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」でアメリカ・チャベスを演じたソーチー・ゴメスさんが、映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」でキャシー・ラングを演じたキャスリン・ニュートンさんとコラボする短い動画を投稿し、今後のチームアップをほのめかしました。

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@_xochitl.gomez Hmmmm…idk? #kevinfeige ♬ original sound – Elsie Silver

動画内のキャプションでは「みんなが私たちが一緒にプロジェクトに出演するのはいつかと質問したら」と書き込まれており、その上で音声は「この質問が大好きです。私が思うに・・・」というとても短い内容で、ヤングアベンジャーズ関連のプロジェクトへの関心を高めています。

ゴメスさんは以前に「ホークアイ」でケイト・ビショップを演じたヘイリー・スタインフェルドさんとの動画も公開しており、ヤングアベンジャーズの女性メンバーたちはプロジェクトの公式発表を待たずに画面外での交流を進めているようです。

コミックのヤングアベンジャーズのメンバーのうち、以下の9名が既にMCUで実写デビューを果たしています。

  1. ウィッカン(ワンダの息子ビリーとして)
  2. スピード(ワンダの息子トミーとして)
  3. アメリカ・チャベス
  4. ケイト・ビショップ
  5. キッド・ロキ
  6. ミズ・マーベル
  7. スカー
  8. アイアンハート
  9. キャシー・ラング

今の所はアメリカ・チャベスとワンダの息子たちがかろうじて同じ作品に登場しているのみで、MCU内での接点はほとんど描かれておらず、多くのファンがクロスオーバーを待望している状態です。

11月公開の映画「マーベルズ」ではこのリストからミズ・マーベル/カマラ・カーンが登場しており、ヤングアベンジャーズに関する何らかの動きがあると噂されていますが、そろそろ彼女らの物語が動き始めていくのでしょうか。

「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」「アントマン&ワスプ:クアントマニア」はディズニープラスで配信中です。

ドラマ「ロキ」S2EP3でのソーの兄弟の待望のデビューをプロデューサーが語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」シーズン2の第3話で意外なデビューを果たしたソーとロキの兄弟について、エグゼクティブ・プロデューサーのケヴィン・ライトさんが、海外メディア Comicbook.com とのインタビューの中でコメントしました。

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劇中、ロキとメビウスが向かった1893年で開催されていた万博ではオーディンやソーと並んでバルドル(古ノルド語:Baldr、Baldur、英語:Balder、コミックではボールダーやバルダー)・ザ・ブレイブの像が展示されていました。

神話上でもコミック上でもオーディンとフリッガ(フレイヤ)の息子であるバルドル・オーディソンはソーとは兄弟にあたる神であり、当然ロキとも関係が深いキャラクターです。

「バルドルはいつも面白い人物です。なぜなら彼はこれまでMCUプロジェクトに参入する道を見つけていなかったので、それが私たちにとってジョークの一部であるように感じました」とライトさんは語ります。「それは『なぜデビューしないのか?なぜ彼は歴史から抹消されているように見えるのか?』ということです。私たちはそれをこの万博のシーンで少し変えたいと考えていました。私たちは常に、無理強いすることなく、有機的に取り入れる方法を探しています。」と説明しました。

2011年の「マイティ・ソー」の段階から実写デビューが検討されていたバルドルですが、2作目、3作目を経てもデビュー出来ていません。「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」ではEarth-838のバルドルがイルミナティのメンバーとして登場する予定で、ダニエル・クレイグさんがキャスティングされていた事をワンダ役のエリザベス・オルセンさんも認めています。このシーンは代役でのテスト撮影まで行われていたものの、新型コロナウイルスのパンデミックによってスケジュールに折り合いがつかなくなり、またもやデビューがキャンセルされてしまいました。

この時、衣装デザイナーのグラハム・チャーチャードさんは「プロトタイプの段階で生地とアイデアを集めて俳優を待っているようなデザインの作業をしていました。かわいそうなバルドル・ザ・ブレイブ、彼はもう少しでマイティ・ソー1、マイティ・ソー2、そしてマイティ・ソー3 でそれぞれ衣装を作るところでし。ようやく『やったー!彼が登場するよ!』という感じです。でも本当にかわいそうな奴です。彼は長い間待っていたが、すぐに登場するとは思えません」とコメントしていました。

結局のところバルドルは像でのデビューとなり、真の実写化デビューには至りませんでしたが、今回のこのシーンでロキが「なぜバルドルがいるんだ、誰も知らんだろ」と話している事から、設定上は存在が認められているようです。

コミックにはアンジェラやラウッサといったソーの妹たちも存在しており、バルドル共々今後のデビューに期待されています。

ドラマ「ロキ」シーズン2はディズニープラスで配信中です。

ソース:Loki Producer Explains Major Thor Confirmation (Exclusive)

【噂話】「デッドプール3」延期と「キャプテン・アメリカ4」前倒しの可能性について報じられる

マーベル・スタジオが制作中の映画「デッドプール3」と「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」の公開日について、海外メディア Deadline が変更の可能性が高いと報じています。フェーズ5の発表当初は「キャプテン・アメリカ」、「デッドプール」の順での公開となっていましたが、2023年6月にはディズニーがスケジュールの交換を発表していました。

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6月時点で「デッドプール3」が 2024年11月8日 から 2024年5月3日 へ、「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」が 2024年5月3日 から 2024年7月26日 と移動すると発表されていましたが、その直後に俳優組合のストライキが発生し、「デッドプール3」の撮影は半ばで完全に停止しました。

そして「デッドプール3」のショーン・レヴィ監督は先日のインタビューにて公開日が「5月3日になるはずだった」と内々に延期が決まっている事を示唆しています。

一方で「キャプテン・アメリカ」は6月の段階で主要な撮影を終えており、現在はVFX制作などのポストプロダクションの段階に移行中。追加の撮影等が発生しないかぎり編集室での作業のみであり、ストライキの状況に縛られることなく完成する見込みです。

Deadline は「デッドプール3」が制作中断していられるボーダーラインは過ぎてしまったとし、今後数週間でストライキが終わったとしても満足の行く撮影は出来ずに、無理にリリースすればクオリティの低下は免れないと指摘。

そして情報筋からのアップデートとして、「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」を元の 2024年5月3日 へと引き戻し、「デッドプール3」を11月頃までスライドさせる可能性が高いと報告しています。

もしも「キャプテン・アメリカ」が元の日付に戻ってくるのであれば、MCU作品のファーストトレーラーが映画公開の平均160日ほど前にオンラインリリースされているという事実から、11月末ごろに「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」を垣間見ることが出来るかもしれません。

いずれにしても公開日の変更はまだ正式な発表ではないため、今後の情報には注目です。

ソース:‘Deadpool 3’: Merc With A Mouth Moving Off May Release Date As Actors Strike Shakes Up 2024 Theatrical Schedule – The Dish

ドラマ「アイアンハート」、グッズから新アーマーのデザインが明らかに

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アイアンハート」の新たなアーマーのデザインが明らかになりました。映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」でリリが開発したアーマーはワカンダに返還しましたが、アメリカに戻ったリリは再びアーマーを組み立てる事になります。

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グッズといっても一般販売されるものではなく、制作クルーに送られるスタジオからのギフトの一部で、制作に参加した本人かあるいはその関係者と見られる人物が eBay に出品しているものから明らかになりました。

靴下にプリントされた新デザインは、「ワカンダフォーエバー」のアーマーとコミックのものをミックスさせたようなデザインで、コミック版を踏襲しつつもオリジナルのデザインになっています。

「アイアンハート」は主要な撮影を終了していると報告されていますが、映画「アーマー・ウォーズ」のリリースと足並みを揃えたいとディズニー及びマーベル・スタジオは考えているようで、「アーマー・ウォーズ」の遅延に引っ張られる形での延期だと考えられています。

正式なリリース日は発表されていませんが、2023年10月に米国著作権局に登録されていた情報によると、2025年9月3日にディズニープラスでの配信が予定されているようです。

映画「マーベルズ」、最終的なランタイムが判明、業界筋は興収の苦戦を指摘

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「マーベルズ」のランタイムについて、スクーパーが最終的な報告をしています。そして、Box Office Pro は前作「キャプテン・マーベル」が様々な記録を樹立した事に対して、本作は厳しい戦いになるだろうと報告しています。

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「マーベルズ」のランタイムは 1時間44分36秒 になるとのことで、チケットサイト AMC が掲載してすぐに削除した 1時間45分 が実質的な正解だったようです。これに関してこれまでに多くのサイトが様々な時間を報告し、ファンは混乱していました。

当初報じられていた 1時間38分 よりは少し延長されたものの、第一報どおりMCU史上最短映画である事に変わりはないようです。

そんな「マーベルズ」に対して、Box Office Pro は米国でのオープニングウィーケンドを 5000万ドル から 7500万ドル を予想。前作「キャプテン・マーベル」の 1億5340万ドル を大きく下回るだろうと言います。

この原因として、ストライキによって主演のブリー・ラーソンさんらによるプロモーションが一切行われていない事が一つの大きな原因だと強調。ディズニーは女子力をテーマに彼女らのチームアップにフォーカスしたプロモーションを行う予定だったが、それらの一切がキャンセルされたと報告していま。

また、タイトルの「ザ・マーベルズ」もコミックにはないオリジナルのチーム名である事を指摘して、コミックファンを惹きつけるには至らないとし、素直に「キャプテン・マーベル2」のままで良かったのではないだろうかと述べています。

一方でディズニーはチケットの売上だけでなく、ディスクやストリーミング、グッズなど総合的な売上を見ているため、予想通りの興行収入であってもフランチャイズに与える影響は少ないだろうと言います。

業界筋が興行収入の苦戦を予想する一方で、Fandango が先日報じた「この秋(アメリカの)観客が期待する映画」の1位に「マーベルズ」がランクインしています。

映画「マーベルズ」は 2023年11月10日 に劇場公開予定です。

ソース:Long Range Box Office Forecast: Marvel Studios’ THE MARVELS

映画「デッドプール3」、噂の真相を暴くためにダニエル・ラドクリフさんが嘘発見器にかけられる

映画「ハリーポッター」シリーズでお馴染みのダニエル・ラドクリフさんが海外メディア Vanity Fair の嘘発見器を用いたインタビューに挑戦し、その中でMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール3」出演の噂についても言及しました。

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動画の6分20秒過ぎ頃から「デッドプール3」の噂に関して質問されたラドクリフさんは「いいえ」と回答。

「理由もなくそんなに肉体強化しているの?」と質問が続くと、「そうだよ!僕の両親を見たことがあるだろうけど、彼らは狂ったようにフィットネスをする人たちなんだ。その遺伝子を受け継いでいるだけ。でもウルヴァリンじゃありません、お世辞抜きで」と笑いを交えながら説明しましたが、嘘発見器は反応を示しませんでした。

ダニエル・ラドクリフさんは「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」にウルヴァリンとして出演するという噂があった時から、キャスティングを否定してきました。しかし2023年9月になっても「デッドプール3」への噂は続けて報じられています。

「デッドプール3」はマルチバースを旅する作品という事もあって、コミックのデッドプールのヴァリアントバージョン(変異体)が複数登場するとも言われています。それに伴って、ウルヴァリンも複数のバージョンが登場するのではないかと考えられており、その一つをダニエル・ラドクリフさんが演じるのではとファンは考えています。

今回のインタビューでの回答は真実なのか、それとも機械を超える演技力で嘘をついているのか、続報にも注目です。

映画「デッドプール3」は 2024年5月3日 米国で劇場公開予定ですが、最新の報告ではスケジュールから削除されているとも言います。

映画「デッドプール3」、監督から公開日に関する残念なお知らせ、噂についても言及

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール3」のショーン・レヴィ監督が海外メディア The Wrap とのインタビューに応じ、テイラー・スウィフトさん出演に関する噂や、公開日について言及しました。

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WGA(脚本家組合)ストライキが終りを迎えたものの、2023年7月14日に始まった SAG-AFTRA(俳優組合)ストライキが現在も続いていることを考慮すると、「デッドプール3」が予定通り 2024年5月3日 の公開日になるかどうかは分かっていません。

レヴィ監督は「デッドプール3」の現状について次のように語っています。

公開日を知っていれば良かったんですけどね。正式に決まっているのかどうかさえわかりません。きっと5月3日になるはずでした。

確かに、俳優のストライキと制作の長期休止により、公開日が本当に危険にさらされています。映画の半分を撮影、編集しました。私たちは早く仕事に戻って、来年この映画を公開したいと思っています。

という事で、公開日が変更されている可能性を示唆し、2024年中には公開したいとの考えを明らかにしました。

また、テイラー・スウィフトさんがダズラー役で出演するのではないかという噂についてもインタビュー内で触れました。

噂はよく耳にしますね。私は全面的に賛成ですよ。でもノーコメントです。テイラー関連だし。MCU関連だしね。私は間抜けじゃないので。これに関しては皆さん、しばらく様子を見ましょう。

主演を務めるライアン・レイノルズさんの妻、ブレイク・ライブリーさんと仲が良いテイラー・スウィフトさんは10月3日、レヴィ監督やウルヴァリン役のヒュー・ジャックマンさん、「X-MEN:アポカリプス」や「X-MEN:ダークフェニックス」でジーン・グレイを演じたソフィー・ターナーさんらと共にNFLの試合観戦する様子が目撃されていました。

監督が肯定も否定もしなかったこの噂についてはまだしばらくの間、ファンが想像を楽しむ余地が残されているようで、今後の続報にも期待です。

映画「デッドプール3」は 2024年5月3日 米国で劇場公開予定ですが、最新の報告ではスケジュールから削除されているとも言います。

ソース:Will ‘Deadpool 3’ Make Its May 2024 Release Date? ‘I Wish I Knew,’ Director Shawn Levy Says (Video)