ドラマ「ロキ」、トレーラーにあったのに本編になかった幻のシーンをピックアップ

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」シーズン1が終了し、はやくもシーズン2への期待が高まっていますが、今回の記事では配信前、あるいは配信中に公開された公式トレーラーに注目し、トレーラーには存在したのにドラマ本編で見ることが出来なかったシーンをピックアップしました。

アスガルドの王座

2021年4月に公開されたトレーラー「Marvel Studios’ Loki | Official Trailer | Disney+」(1分40秒あたりから)など複数のトレーラーでアスガルドの王座とその前に立つロキの姿が確認されていましたが、本編には登場しませんでした。

©2021 MARVEL,Disney

トレーラーの公開当時はこのシーンはキング・ロキの登場を示唆していると思われましたが、残念ながらキング・ロキが登場することもありませんでした。

本編ではシルヴィの回想シーンや、ロキが受けたタイムループの刑のシーンでアスガルドが登場しましたが、この幻のシーンとは関係がありませんでした。

アベンジャーズタワー

2020年12月に公開された「Exclusive Clip | Loki | Disney+」(1分30秒あたりから)など複数のトレーラーに登場したアベンジャーズタワーのシーンも本編には登場しませんでした。

©2021 MARVEL,Disney

下の画像はロキ1話に登場したアベンジャーズタワーのもので、穴のあいた丸いオブジェや壁のデザインなどが一致しているものの、ロキの衣装は異なっています。

ロキが使命を果たしたあと、神聖時間軸に戻ってくるのかと思われましたが、そういったことはありませんでした。


また、シーン自体はあったものの、本編とは異なる編集をされているものもありました。いくつか紹介したいと思います。

こちらはラメンティスの崩壊直前にメビウスが逮捕しにくる場面に似ていますが、ロキひとりぶんのタイムドアしかありませんし、周囲も本編と違って危機感はありません。

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6話のシタデルを歩くロキです。実際は単独ではなくシルヴィと歩いています。トレーラーでは扉を開ける前もロキひとりしかいません。

©2021 MARVEL,Disney

6話のロキとシルヴィの戦いの瞬間ですが、トレーラーでは誰が誰と戦っているのか分からないようになっています。

©2021 MARVEL,Disney

以上、「ロキ」の本編とトレーラーの(気づいた範囲での)違いでした。今回の比較のトレーラーはUS版とJP版に限っています。ちなみにUK版では見たことのないメビウスが映っているというものがありました。

ドラマ「ロキ」シーズン1はディズニープラスで全話配信中です。

映画「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」にロキが登場すると報じられる

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」にロキが登場すると、海外メディア The Hollywood Reporter が報じました。大手映画メディアのこの報道は、すぐさま海外ファンの間で話題になっています。

記事によるとこのニュースに対してマーベルはコメントしていないとの事ですが、THRが報じているからにはそれなりの確証があるようです。

ロキとひとくちに言っても、ドラマ「ロキ」を見た後ではロキの変異体を指している可能性もありそうです。ドラマの主人公だったロキが登場したとしても、「マイティ・ソー/バトルロイヤル」で落とされ続けたロキとは異なるため、ストレンジとの再会は奇妙なものになりそうです。そして、そもそもトム・ヒドルストンさんのロキではない可能性、シルヴィやまだ見ぬヴァリアント・ロキという事もありそうです。

「ドクター・ストレンジ」の最新作には「ワンダヴィジョン」後のワンダ・マキシモフも登場しますが、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長は以前に「ワンダヴィジョンを見ていなくても楽しめる」と発言していました。ロキが登場するとしても同様の配慮はなされていると思いますが、見ておいたほうがより楽しめるのは明らかでもあります。ディズニープラス未加入の方は映画公開前に一ヶ月だけ加入して一気観するなどもいいかもしれません。

今作はすでに撮影を終え、現在はポストプロダクションの段階。今後の情報には要注目です。

映画「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」は 2022年3月25日 に米国公開予定となっています。

ソース:‘Loki’ Renewed for Season 2 at Disney+

ドラマ「ロキ」、脚本家、女優がレンスレイヤーの真実について語る

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」シーズンの最終話の配信を終え、レンスレイヤーを演じたググ・バサ=ローさんと脚本家のマイケル・ウォルドロンさんが Marvel.com とのインタビューの中で、レンスレイヤーの真実について語りました。

脚本家のマイケル・ウォルドロンさんは、「彼女は非常に複雑な悪役であり、自分を突き動かす一連の原理と信念を持っています。彼女は、自分のやっていることが悪だとは思っていません。彼女は、その任務がより大きな利益をもたらすものだと信じています。そして、レンスレイヤーはおそらく、タイムキーパーが偽物であることを知ることなく、永遠にこれを続けることができればよかったと思っているでしょう。」と述べました。

さらに、「そして、それが彼女にとって嘘であることが明らかになる。メビウスの時のように、それが彼女を奮い立たせ、自分の人生の目的に疑問を抱かせるのではなく、レンスレイヤーは権力の座に留まりたいのです。彼女はより怒りに満ちた反応をします。」と続けました。

「誰が自分の目を欺いたのか、それを知りたいのです。それを探しに行くのです」とウォルドロンさんは付け加えました。

また、レンスレイヤーを演じるググ・バサ=ローさんは、次のように語っています。

「レンスレイヤーにとって、すべてが非常に整然としていて、白黒はっきりしている状態からスタートするのは楽しかったわ。そして、彼女の現実が崩壊し始めると、私たちは彼女と一緒にそれを発見していました・・・彼女が引き受けることは多く、彼女はより必死になり、彼女にとっての賭けはどんどん難しくなっていきました。」

レンスレイヤーは、組織のハンターとしてスタートし、裁判官にまで上り詰めました。そんな彼女でさえ、タイムキーパーが誰かの操り人形に過ぎないことを知りませんでした。彼女はTVAでの人生を、神聖時間軸を守るために盲目的に過ごしてきたので、これらの事実は彼女にとって飲み込めないものでした。

「TVAのほとんどの人が変異体であり、異なる時代に別の変異体のレンスレイヤーが存在するという考えは、私にとってある種の衝撃でした」とバサ=ローさんは続けます。「私たちは、番組の最後にこの世界に足を踏み入れただけです。でも、多元宇宙はとても壮大だということがわかりました。可能性は無限です。タイムドアの向こう側に何があるのか、その可能性はとても大きいのです。そして最終的に彼女は、このファサード全体を作り上げた人物に復讐したいと思っています。」

しかしながら最終話を見てわかるように、レンスレイヤーの怒りと復讐の対象となる人物はシルヴィによって殺害されました。コミックのように全ての彼を殺すまでレンスレイヤーの旅は続くのでしょうか?

ドラマ「ロキ」シーズン1はディズニープラスで配信中です。

ソース:‘Loki’: The Truth About Judge Renslayer and Miss Minutes

ドラマ「ロキ」、監督がミス・ミニッツの戦闘シーンがあった事を明かす ─ 彼女は悪魔のような存在

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」に登場した謎のマスコット、ミス・ミニッツについて声を担当したタラ・ストロングさん、そしてケイト・ヘロン監督と脚本家のマイケル・ウォルドロンさんが Marvel.com とのインタビューの中で今作で登場したミス・ミニッツについて語りました。

シリーズの初期で、楽しいキャラクターとして登場し、大量の説明をするだけだったミス・ミニッツ。しかし、物語が進むにつれて、彼女が単純なマスコットではない事が描かれて行きました。

ケイト・ヘロン監督は「脚本の初期段階で、私たちは皆、”ミス・ミニッツを何とかしてストーリーに登場させなければならない “という点で一致していました。」と述べました。

脚本家のマイケル・ウォルドロンさんは、「彼女は、非常に重要な説明をするのに、とても楽しい方法でした。彼女の話し方には、何か歌のような響きがあって、脅しではないのです。でも、それが転じて、彼女が悪人になると、急に本当に怖くなるんです。」と語っています。

最終的に、ミス・ミニッツは「肩に乗った悪魔のような存在で、ロキとシルヴィの両方を誘惑しようとしているのです。」とヘロン監督は付け加えました。「彼女には何かもっと不吉なことが起こっているように感じられるのが楽しかったですね。ロキとシルヴィがシタデルで彼女に会い続けるというバージョンが常にありました。ある時は、シタデルでミス・ミニッツとの戦闘シーンもありましたし、(彼女のために)いろいろなものを用意していました。」と気になる事も明かしました。

そして監督はミス・ミニッツと「在り続けるもの」の関係について「彼が一人で生活しているというアイデアが気に入ったんです。私も新型コロナウイルスの影響で灯台守のように4ヵ月間ひとりで生活していたので、変な言い方ですが、閉鎖中の私と少しだけつながりがありました。番組を編集していて、少し変になっていたかもしれませんが、私はずっと犬に話しかけていました。そして、ミス・ミニッツもそんな感じなのかもしれません。在り続けるものはミス・ミニッツに話しかけるだけなのかもしれません。」と語りました。

また、ミス・ミニッツの声を担当した声優のタラ・ストロングさんは、変わった方法でセリフを録音した事を明かしました。ストロングさんは、プリプロダクションではなく、また後から入れるのでもなく、実際にビデオチャットでエピソードを見て、リアルタイムで反応しながらセリフを録音していましたが、1つのセリフに対して何十種類ものセリフ読みをすることもありました。そのおかげで、ミス・ミニッツがどれだけ “悪い “状態になるのかを皆が把握することができたと言います。

「それはとても楽しいことでした。なぜなら、そこまで行くとは知らなかったからです。」とストロングさんは説明します。「最初は、(キャラクターは)説明役なんです。非常に悲惨なことが起きているにもかかわらず、自分に何が起きているのかを、ちょっとした態度やかわいらしさをもって説明するんです。そして、彼女が実際にこのレースに参加していることを知り、彼女には感覚があり、起こっていることを気にかけている可能性があることを知るのです。彼女は怒ったり、人間らしい感情を感じたりして、”ああ、彼女は何者なんだろう?どうやってアクセスしたのだろう?なぜ彼女は最後にそこにいるのか?タイムキーパーとどう関係するのか?”と考え始めます。」と続けました。

ロキとシルヴィが “時の終わり “のシタデルに現れたことで、陽気で幸せそうな表情から徐々に激怒していくミス・ミニッツの声を、ストロングさんはとても楽しんで演じたといいます。「この時間時計の玉ねぎが剥がれるにつれて、彼女の本当の姿がより興味深くなってきます。最初はとてもキュートで、彼女のことをどれだけ知っているか慎重になっていたのに、最終的には彼女の感情が表に出てきて、ロキがタイムラインをめちゃくちゃにしたことに激怒し、それに怒るというのは、とても楽しいことでした。」と説明しました。

それにしてもミス・ミニッツの戦闘シーンとは一体どのようなものだったのでしょうか。攻撃方法は?倒し方は?それらはシーズン2で明かされるのかもしれません。

ドラマ「ロキ」シーズン1はディズニープラスで全話配信中です。

ソース:‘Loki’: The Truth About Judge Renslayer and Miss Minutes

ドラマ「ロキ」のアスガルドソング「Very Full」が米ビルボード10位にチャートイン

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」の第3話「ラメンティス」でロキを演じるトム・ヒドルストンさんが歌ったアスガルド(ノルウェー語)の歌「Very Full」が米ビルボードのワールド・デジタル・ソング・セールスで10位にランクインしたと報じられました。

ロキが歌うこの曲は発売初日にiTunesサウンドトラックランキングで1位を獲得。ドラマ「ワンダヴィジョン」の「Agatha All Along」には及んでいませんが、ディズニープラスのMCUシリーズからの2つ目のヒット曲となりました。

ヒドルストンさんは、2016年の「アイ・ソー・ザ・ライト」でハンク・ウィリアムズを演じ、ディズニーの「ティンカー・ベルとネバーランドの海賊船」(2014年)ではジェームズの声を担当するなど、これまでにも音楽活動の経験があります。

「Very Full」は Erlend Nødtvedt 氏と Benedicte Maurseth 氏によって作られ、3話のクレジットでは「JegSalerMin Ganger」と名付けられていましたが、リリースにあたり「Very Full」へと変更されました。

英翻訳された歌詞は以下の通りです。

When she sings, she sings come home
But the trees dance and the waterfalls stop
When she sings, she sings come home
When she sings, she sings come home

But the trees dance and the waterfalls stop
When she sings, she sings come home
But the trees dance and the waterfalls stop
When she sings, she sings come home
When she sings, she sings come home
When she sings, she sings come home
When she sings, she sings come home

In storm-black mountains, I wander alone
Over the glacier I make my way
In the apple orchard stands the maiden fair
and sings, “When will you come home?”

But the trees dance and the waterfalls stop
When she sings, she sings come home
But the trees dance and the waterfalls stop
When she sings, she sings come home
When she sings, she sings come home

日本語にすると以下のようになります。

彼女が歌えば、彼女が歌えば、家に帰ろう
でも木は踊り、滝は止まる
彼女は歌う、帰れと歌う
彼女は歌う、帰れと歌う

木は踊り、滝は止まる
彼女は歌う、帰れと歌う
木は踊り、滝は止まる
彼女は歌う、帰れと歌う
彼女は歌う、帰れと歌う
彼女は歌う、帰れと歌う
彼女は歌う、帰れと歌う

嵐のような黒い山の中を一人でさまよい
氷河の上を進みます
りんご園には妖精がいて
“いつ帰ってくるの?”と歌っている

でも、木は踊り、滝は止まる
彼女は歌う、帰れと歌う.
でも、木は踊り、滝は止まる
彼女は歌う、帰れと歌う.
彼女は歌う、帰れと歌う.

ドラマ「ロキ」シーズン1はディズニープラスで配信中です。

ソース:Tom Hiddleston’s Loki Song Is So Popular It’s Cracking Top Song Charts

ドラマ「ロキ」から変異体ロキたちのポスターが公開

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」から第5話「未知への旅」に登場した変異体ロキたちのポスターが公開されました。意外な活躍を見せたクラシック・ロキ、圧倒的な存在感を放ったワニ・ロキなど4人と1匹が一挙公開されています。

©2021 MARVEL,Disney

コミックではキッド・ロキはヤングアベンジャーズのメンバーでもありますが、今後ジャック・ヴィールさんが戻ってきて再演するかどうかは不明です。

ドラマ「ロキ」は 毎週水曜日 16時より ディズニープラスで新エピソードを追加配信中。次回、第6話(最終話)は 2021年7月14日 配信です。

ドラマ「ロキ」、監督が5話の秘密のカメオを紹介

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」の第5話「未知への旅」に登場したスロッグは、5秒にも満たない登場ながらコミックファンの心をがっちりと掴みました。ケイト・ヘロン監督はスロッグに関して、秘密のエピソードを明かしました。

For All Nerds の番組の中で、監督は以下のような秘密を明かしました。

スロッグを登場させた事は素晴らしいことでした。ところで、クリス・ヘムズワースは、このショーのために録音しました。全く新しい録音で、リサイクルされたものではなく、彼が録音したものなんです!

クレジットにクリス・ヘムズワースさんの名前はなく、秘密のカメオ出演だった事を明かしました。こうなると削除された1話のスロッグのシーンが余計に気になる所で、多くのファンはこの削除シーンが公開される事を願っています。

ドラマ「ロキ」は 毎週水曜日 16時より ディズニープラスで新エピソードを追加配信中。次回、第6話(最終話)は 2021年7月14日 配信です。

ドラマ「ロキ」、5話のイースターエッグをピックアップ

2021年7月7日配信のドラマ「ロキ」エピソード5「未知への旅」のイースターエッグを中心に原作設定や今後の予想などをご紹介。

※この先はシリーズのネタバレ、および今後の物語のネタバレの可能性が含まれています。ネタバレが嫌な方はご遠慮ください。

Journey Into Mystery(未知への旅)

エピソードタイトルになっている「Journey Into Mystery」は同名のコミックシリーズがあり、1952年からスタートしたこのコミックでソーやロキがデビューしました。二人のデビューはシリーズが開始してから10年後の1962年からになります。

©MARVEL

サンクタム

冒頭に廃墟となったサンクタムが表示されています。※画像左下

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ストレンジがいてさえ守れなかった時間軸があるようです。あるいはもうストレンジがいない時間軸だったのでしょうか。

アベンジャーズタワー

予告動画ではアベンジャーズタワー、あるいはスタークタワーと思われていた建物ですが、実際の放送では Qeng とタワーにかかれていました。

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Qeng Enterprises はコミックにも登場する企業で、2015年にコミックに登場し、アベンジャーズタワーを買い取った企業でした。この会社のCEOであるMr.グリフォンは、実際は征服者カーンでした。

アライオス

ガス状の怪物アライオスが登場しました。

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アライオスはコミックにも登場する怪物で、1993年のコミック「Avengers:The Terminatrix Objective#1」でデビューしています。このシリーズではラヴォーナ・レクサス・レンスレイヤーもデビューしています。

コミックのアライオスは人間が誕生する数十億年以前を支配し、征服者カーンの天敵として描かれています。そしてレンスレイヤーが誤って解放してしまい、アベンジャーズが戦うことになる物語でした。

ヴォイド

日本語版では「虚無」と表現されていたヴォイドは、コミックではロキを殺したキャラクターの名前でもあります。2010年のシリーズ「シージ」でロキはヴォイドに殺され、キッド・ロキへと転生しました。

ドラマではこの場所の名前がヴォイドで、キッド・ロキの説明によると「TVAは剪定したものを全部ここに捨てる」との事。

確かにこのヴォイド世界には冒頭のサンクタムやタワーを始めとして、見たことが有るものがいくつか登場します。

イエロージャケット?

ヴォイドの地面にイエロージャケットの頭のようなものが転がっています。

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映画「アントマン」で登場したヴィランのイエロージャケットと比べると、装甲が剥がれ落ちたのか目のサイズが大きくなっています。また、近くの木と比べると、この頭が巨大であることが分かります。アントマンに登場したイエロージャケットは巨大化の能力はありませんでしたが、TVAに剪定されてしまった変異体イエロージャケットは巨大化出来たのかもしれません。

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サノスコプター

THANOSと書かれたヘリコプターが登場します。コミックでは1979年の「Spidey Super Stories #39」で登場しました。

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あのスーパーヴィランがヘリに乗って爆撃するという、どことなく可愛らしく思えるのは、このコミックが子供向けだった事を考えると納得です。

ムジョルニアとスロッグ

変異体たちが案内してくれた隠れ家へとカメラが降りていく際にはムジョルニアとスロッグの姿を確認する事が出来ます。

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スロッグはソーのカエルバージョンで、ソー(Thor)とカエル(Flog)を足してThrogと命名されています。コミックのスロッグはソーの変異体ではなく、ロキの魔法で姿を変えられたソーですが、ちょっとしたファンサービスだと言えるでしょう。

スロッグが閉じ込められている瓶にはT365のラベルがありますが、これはスロッグが1986年の「Thor #365」で登場したことを意味しています。

大いなる目的

隠れ家に入れてもらったロキは「どうしてTVAに戻りたいのか」と問われ、「大いなる目的でも果たすのか?」と自慢好きのロキに横槍を入れられます。

日本語字幕版では「glorious purpose」を名誉ある目的と表記していますが、意味としては問題ありません。が、このワードは1話のタイトルにも使用されているものですし、フェーズ1の頃からロキが口にしている言葉なので、そういう意味では統一されておらず、誤表記とも言えそうです。

ロキシワイン

クラシック・ロキ達はロキシワインを飲んでいました。

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ドラマでは2話でもロクソンのスーパーマーケット「ロックスカート」が登場していましたが、今作でもアイアンマンシリーズと同様に名前だけの登場に終わりそうです。

コミックのロクソンはジェーン・フォスター(ソー)の主要なヴィランでしたが、5話の流れを考えるとロクソンが今作の黒幕ということは無さそう?

ポリビアス

クラシック・ロキの背後に見えるアーケードゲーム筐体「ポリビアス」。

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こちらはマーベル・コミックとは関係ありませんが、都市伝説とされている幻のゲームです。

ポリビアスは1981年初頭に姿を表したとされており、これを遊ぶと、遊んだ人に激しい精神活性と中毒性を与える効果をもたらしたとの事。政府の心理学実験とも言われています。

詳しく解説すると相当な文量になるため、気になる方はwiki等御覧ください。

のけ者の神

クラシック・ロキはロキのことを「のけ者の神」と称します。英語では「God of outcasts」であり、これはコミックでもロキ自身が言ったことでした。

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2019年のコミック「Loki #5」で描かれたシーンでは、「彼らは私の中に自分を見て、私は彼らの中に自分を見ている。我々全員が1人であり一緒だ。」とつぶやいており、ドラマでは文字通り全員がロキであり、同じ「のけ者の神」となっていました。

エクトクーラー

アスガルド人でもあるキッド・ロキが20歳未満かはわかりませんが、映像作品で子役にワインを飲ませるわけには行かないようです、たとえ本物ではないとしても。キッド・ロキが手にしているのはハイシー・エクトクーラーというなかなかレアなジュースです。

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このドリンクは映画「ゴーストバスターズ」とのコラボ商品として1989年のわずかな期間だけ販売されたものでした。その後、2016年の「ゴーストバスターズ:アンサー・ザ・コール」(リブート版)が公開した際にも復刻発売されましたがこちらも期間限定で終了しました。

今年公開予定の「ゴーストバスターズ:アフターライフ」の公開時にも販売されるそうです。

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メビウスとシルヴィの合流

二人の合流シーンでちらっと映る看板はディズニーのイースターエッグが隠されています。

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看板には「Oswald and the Martians」と書かれており、1930年のオズワルド・ザ・ラッキー・ラビットを参照しています。

ちなみにアライオスから逃げるこのシーンは予告動画にも存在しましたが、実際に配信されたものとは異なり、予告動画ではシルヴィは乗車していませんし、アライオスも登場していませんでした。メビウスの表情などもかなり異なっています。

ヴォート・ロキ

ドラマ版の正式名称は不明ですが、コミックで言われるところのヴォート・ロキが登場しました。

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姿はコミックを踏襲していますが、コミックの話はまったく関係がありません。

コミックは2016年の米国大統領選挙を風刺した内容で、嘘をつく政治家たちに混じって嘘の神であるロキが選挙に出馬する物語でした。

フラガール

車にフラガールの人形があるのはアメリカではありがちな光景のようです。ドラマ「エージェント・オブ・シールド」では物語に絡むキーアイテムでしたが、ドラマ「ワンダヴィジョン」や本作では本当に単なる小道具のようです。

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エルドリッジ

エルドリッジもマーベル・コミックのイースターエッグではなく都市伝説の類です。

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1930年代に計画されたアメリカ海軍の「レインボー・プロジェクト」は、軍艦を強力な磁場で透明化させるというもので、無人船による数々の透明化実験を経て、1943年に行われたのが「フィラデルフィア実験」でした。実験に使われた軍艦エルドリッジ号は470キロの距離を瞬間移動し、乗員には異常な状況による悲劇がもたらされたと伝えられています。

GRN-W1D

メビウスたちが乗っていた車のナンバープレートには「GRN-W1D」と書かれています。これは2話のイースターエッグでも紹介しましたが、メビウスの基になったマーベルコミックスの元編集長、マーク・グリュンワルド氏(故人)を表しているようです。

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レンスレイヤーの目的

レンスレイヤーは監禁したB-15を尋問しますが、思うように行きません。B-15はレンスレイヤーの目的が「TVAの保護じゃない」と指摘しますが、レンスレイヤーは答えを返しません。

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レンスレイヤーは前半では黒幕の正体を知りたがっていましたが、ミス・ミニッツへの指示内容からするとTVA創設者に反逆や復讐するわけではなく、守ろうとしているようです。

リビングトリビューナル

ヴォイドにはリビングトリビューナルの頭まで転がっています。

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一言でいうと「神」に等しいキャラクターであり、変異体であったとしてもTVAハンター剪定されるとは想像しにくい存在です。銅像的な何かかもしれません。

映画「ドクター・ストレンジ」で先輩魔術師のモルドがストレンジに「リビングトリビューナルの杖」というレリックを紹介した事もありました。

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ダークアスター

映画「ガーディアン・オブ・ギャラクシー」で登場したロナンの戦艦「ダークアスター」もボロボロになって転がっています。

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ヘリキャリア

S.H.I.E.L.D.のヘリキャリアも同様に転がっています。

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レーヴァテイン

キッド・ロキがロキにレーヴァテインを託します。

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ドラマで名前が登場したわけではありませんが、コミックでキッド・ロキが使っていた剣であり、北欧神話ではユグドラシルのヴィゾーヴニルを殺す武器としてロキが鍛え上げた炎の剣あるいは杖を指しています。

クラシック・ロキの魔法

魔法に特化したというだけあって、クラシック・ロキの魔法はこれまでのロキでは見られなかった幻覚魔法でした。

©2021 MARVEL,Disney

雷も幻覚なのか、あるいはスロッグや別のソーの変異体が呼んでいるのかは不明です。

黒幕の居場所

黒幕がいると思われる建物が少しみえて5話は終了します。時の終わりの先に潜んでいる黒幕はやはりロキなのでしょうか?それとも・・・?


ドラマ「ロキ」は 毎週水曜日 16時より ディズニープラスで新エピソードを追加配信中。次回、第6話(最終話)は 2021年7月14日 配信です。

ドラマ「ロキ」、5話のカエルはもっとシーンがあったと脚本家が明かす

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」の第5話「未知への旅」に登場したスロッグことカエルのソーには削除されたシーンがある事を、本作のプロデューサー兼脚本のエリック・マーティンさんが明らかにしました。

マーティンさんは自身のTwitterで「コミックファンなら、その瓶の中に雷のカエルが入っていることに気づくでしょう。実は第1話のタイムシアターで、ロキがフロッグ・ソーに殴られるシーンを撮影したのですが、話を進めるためにカットせざるを得ませんでした。トムは最高に面白かったので残念です。」と投稿しました。

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「ワンダヴィジョン」、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」、「ロキ」などMCUフェーズ4から始まったディズニープラスのドラマシリーズは現在デジタルディスクのリリース予定がありません。映画の場合はDVDやBlu-rayの特典として削除シーンが収録されているケースが多かったのですが、ディズニープラスやYoutube等を利用して、いつか日の目を浴びるのでしょうか。

ドラマ「ロキ」は 毎週水曜日 16時より ディズニープラスで新エピソードを追加配信中。次回、第6話(最終話)は 2021年7月14日 配信です。

ドラマ「ロキ」ソフィア・ディ・マルティーノさん、ロキとシルヴィの関係を初恋中のティーンに例えて説明

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」でシルヴィを演じるソフィア・ディ・マルティーノさんがマーベルとのインタビューの中で、ロキとシルヴィの絆について語りました。マルティーノさんは二人を「初恋をするティーン・エイジャー」に例えています。

マルティーノさんはインタビューで以下のように述べています。

トムが演じるロキはとても魅力的で、恋に落ちやすい男なんです。これは、シルヴィにとって非常に傷つきやすい立場です。私は、彼女が簡単にそのような状況に陥らないようにしたかったのです。それはとても気まずい瞬間なのです。彼らはそれをどうやって言葉にすればいいのかわからない、お互いにどう振る舞えばいいのかわからないのです。すべてがあまりにも強烈で、ちょっとやりすぎなんです。

第5話ではヴォイドの中でロキとシルヴィは2人の間に何が起こっているのかを話し合おうとしましたが、シルヴィがロキに自分の弱さを見せることについて、いまだに「非常に気が進まない」と感じていることを明かしました。

シルヴィはいまだにその弱さを見せることや、そのような形で誰かに思いを寄せたりすることを認めることを非常に嫌がっています。それは、彼女が一度もできなかったことなのです。機会がなく、好きな人はもちろん、気になる人にも会ったことがありません。彼女は壁を作っています。誰かのためにそれを崩すことはできないし、たとえそうしたいと思っても、それを取り除くのは難しいのです。

また、ロキとシルヴィを「最もハグを必要としているが、どうすればいいのかわからない」タイプの人々だと指摘しました。

ハグが本当に苦手な人っていますよね?ロキとシルヴィもそんな感じなんじゃないかな。ハグが一番必要なのに、どうすればいいのかわからない人たちです。そんな感じがします。私はただ二人を抱きしめて、「大丈夫だよ、みんな。大丈夫だよ。グループハグをしよう」と言いたいですね。

マルティーノさんが説明したように、5話でもまだすこし壁があるような態度のシルヴィでしたが、ロキとメビウスがしたように最終話でハグをすることが出来るのでしょうか。自分同士というシンプルかつ複雑なロマンスの終着地点がどうなるか、来週への期待が高まります。

ドラマ「ロキ」は 毎週水曜日 16時より ディズニープラスで新エピソードを追加配信中。次回、第6話(最終話)は 2021年7月14日 配信です。

ソース:‘Loki’: Sophia Di Martino on Fighting and Falling in Love