トム・ホランドさんの「スパイダーバース」出演の噂についてプロデューサーがコメント

ソニー・ピクチャーズの元会長でMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のスパイダーマン実写シリーズやソニーのSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)、アニメ映画「スパイダーバース」のプロデューサーを務めるエイミー・パスカルさんが、トム・ホランドさんが「「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」に出演するという噂について、海外メディア Empire とのインタビューの中で言及しました。

sponsored link
 

噂について質問されたパスカルさんは、「それについて何も触れるつもりはなかったわ。」と前置きしつつも、「トム・ホランドはこれらのスパイダーバースの映画を愛しています。」とコメントし、肯定も否定もせずに曖昧な状態を維持しました。

トム・ホランドさんは2021年のインタビューで「スパイダーバースを愛しているし、電話を待っているところです。みんな、僕たちに電話して。僕たちを入れてください、僕たちはその中にいたいのです。」とスパイダーバースの制作チームに呼びかけていました。

スパイダーバース最新作では過去のスパイダーマン映画のイベントが絡んでくるとも報じられており、実際にそうであった場合はトム・ホランドさんが関与する可能性は一見ありそうに見えます。噂が実際にはどうなるのか、劇場公開までもうしばらく待つ必要があるようです。

アニメ映画「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」は 2023年6月2日 米国公開予定、日本は2023年予定です。

ソース:Will Shameik Moore Ever Play Spider-Man In Live Action? ‘Everyone Knows I Would Be A Great Miles Morales’, He Says – Exclusive

【ネタバレ注意】映画「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」では過去作のイベントが大きく影響すると言う

ソニー・ピクチャーズが制作中の大人向けアニメ映画「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」は、過去のスパイダーマン映画でのイベントが大きく影響してくると、海外スクーパーのダニエル・リヒトマン氏が報じました。

※これより先は「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」のネタバレを含んでいる可能性があります。ご覧の際はご注意ください。

sponsored link
 

氏は自身のPatreonにて有料会員向けに以下のような情報を提供しています。

「登場人物たちは、『ある出来事』と『ドクター・ストレンジとオタク小僧が引き起こした混乱』のせいで、マルチバースに何か悪いことが起こったと言及するでしょう。」との事で、作中ではMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」のイベントを参照する可能性を指摘しました。

マーベル・スタジオがMCUをヒットさせていく中で、スパイダーマンの実写化の権利を持つソニー・ピクチャーズはトム・ホランドさん主演の「スパイダーマン」シリーズを3本共同制作し、さらに新3部作の計画が実行中であることも明かされています

一方でソニー・ピクチャーズが独自に展開を進めているSSUでは奇妙な展開が多く、特に映画「モービウス」ではラストでマルチバースを絡めようとして、MCUの映画「スパイダーマン:ホームカミング」のヴィランだったバルチャーを導入しました。

「ノー・ウェイ・ホーム」ではドクター・ストレンジの呪文によって世界中からピーター・パーカーの記憶を消す事で「やってきたヴィランが元の世界に帰る」というものでしたが、もともとMCUの世界にいたバルチャーがなぜモービウスの世界に転送されたのかは説明がないまま終わっています。

これが原因になっているかは不明でありつつも、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長はソニーに「先走りすぎないよう」警告したとも報じられているわけですが、今回のレポートによると「アクロス・ザ・スパイダーバース」もドクター・ストレンジの呪文が影響しているようです。

「アクロス・ザ・スパイダーバース」にはトム・ホランドさん演じるピーター・パーカーが登場するとの噂も報じられており、それが実現するのであれば「ノー・ウェイ・ホーム」のイベントに言及する機会は十分にありそうです。

もちろん今回の報道は公式のものではなく、あくまでスクーパーが入手した情報。映画化に失敗したソニーのユニバースはインカージョンによって破壊され消えてしまう説もありますが、「アクロス・ザ・スパイダーバース」が実際にドクター・ストレンジの影響を受けているのかどうか、注目となりそうです。

アニメ映画「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」は 2023年6月2日 米国公開予定、日本は2023年予定です。

映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」には他にもスパイダーマンのシーンが用意されていたと監督が明かす

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」のアンディ・サーキス監督が、海外メディア GQ Magazine とのインタビューに応じ、トム・ホランドさんのカメオ出演について語りました。

sponsored link
 

サーキス監督はまず、ソニーが展開するマーベルユニバースとマーベル・スタジオのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)との関連性について「その世界(MCU)が我々の世界(SSU)とどの程度の関わりを満たすかについては、確信が持てませんでした。」と述べました。

さらに監督は、ポストクレジットシーンで登場したトム・ホランドさんのスパイダーマンについて、「もっと、もう少しだけ、他のシーンを描いた草稿がありました。語られることのない部分。それはとても慎重に選ばれました。」と、採用されなかった別のシーンがあった事も明かしました。

そして「多くの調整がありました。まだすべての調整がはっきりしないので、これ以上話せることはありませんが、しかし、そうです、ソニーとマーベル、そして『ヴェノム』チームと『ノー・ウェイ・ホーム』チームの間で、私たちは協力して取り組みました。」と語りました。

「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」公開後、ようやくヴェノムとスパイダーマンの出会いが実現すると多くのファンが期待しましたが、「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の中でそれが実現する事はありませんでした。

ヴェノムとエディ・ブロックは元のユニバースに戻ってしまいましたが、シンビオートの一部はEarth-616に残されています。MCUにも別のエディ・ブロックが登場して別のヴェノムが誕生するのか、もしくは再びマルチバースを介してトム・ハーディさんのヴェノムが戻ってくるのか注目となっています。

SSUのヴェノムが再び登場するチャンスとして、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」等の映画がありますが、一方でMCU版「スパイダーマン4」は宇宙のトラブルやマルチバースなどは描かず、コミック本来のストリートレベルのヒーローに戻る可能性が高いとの報道もされており、SSUヴェノムが登場する余地はほとんどない(あるとすればポストクレジットシーンなどごく僅かなシーン)と見られています。

ヴェノム三作目は2022年6月に執筆に入ったことをトム・ハーディさんが報告しており、つい先日もソニーとの話し合いが続いていると進捗を明かしていました。「ヴェノム3」は1作目、2作目の脚本を担当していたケリー・マーセルさんが新たに監督となり、2023年6月ごろから撮影に入ると見られています。

ソース:Andy Serkis in the flesh

トビー・マグワイアさん、スパイダーマンのオファーがあればイエスしかないと言う

ソニー・ピクチャーズのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」でスパイダーマン/ピーター・パーカーを再演したトビー・マグワイアさんが、2023年2月28日に Titan Books 社からリリースされる公式本「Spider-Man No Way Home: The Official Movie Special 」の中で、スパイダーマン再演について語っています。

sponsored link
 

マーベルの公式ページに掲載されたこの書籍内のインタビューの一部によると、「ノー・ウェイ・ホーム」出演依頼があった際の気持ちについて以下のように回答しています。

最初に電話がかかってきたときは、「やっと来たか!」という感じでした(笑)。どんな風に見えるんだろう、どんな体験になるんだろう、という緊張感はありました。でも、美しく、才能豊かで、クリエイティブな人たちと一緒に演奏できるなんて。もう、「やった!」という感じです。楽しいし、ワクワクします。

私はこのような映画やシリーズが大好きです。もし、この人たちが電話してきて、「今夜、遊びに来ないか」とか「この映画をやったり、シーンを読んだり、スパイダーマンをやったりしないか」と言われたら、「イエス!」と言うでしょうね。だって、やりたくないなんて事あります?

一部噂ではトビー・マグワイアさんのスパイダーマンが「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」で再登場すると言った話題もあり、今回のインタビューから見えるマグワイアさんのスタンスでは、オファーさえあれば確実に引き受けてくれそうです。

また、ソニー・ピクチャーズが展開するSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)にも登場の機会があるかもしれません。2002年からの「スパイダーマン」3部作を手掛けたサム・ライミ監督は「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の制作を経て、「スパイダーマン4」の制作に対して前向きになっていると語っています。

3人のピーター・パーカーすべての今後が気になる所であり、それぞれの今後に注目が集まりそうです。

ドラマ「ミズ・マーベル」、時系列の矛盾に対応してサイレント修正

ディズニープラスで配信中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ミズ・マーベル」の映像の一部が時系列上で矛盾を起こしていた事について、密かに修正されていたと、海外メディア The Direct が報じました。

sponsored link
 

修正されたのは「ミズ・マーベル」のクレジットシーンとシーズン1最終話の一部。この作品の背景に登場している自由の女神がカメラで映されたままの色で登場しており、この事が映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」で女神像が改修作業されていた事と矛盾していました。

from the Direct ©MARVEL,Disney

MCU的に正しいカラーは「ノー・ウェイ・ホーム」のアートデザイナー、オコンさんのTwitterで公開されているアートがわかりやすくなっています。

「ノー・ウェイ・ホーム」における自由の女神は戦いの舞台として機能していましたが、「ミズ・マーベル」での自由の女神は単なる背景の一部でした。配信から半年ほどが経過して修正対応されている事が判明しましたが、本来装着される予定だったキャプテン・アメリカの盾がなくなっている事については詳細不明です。

「ノー・ウェイ・ホーム」での最終決戦の最中に盾は落下しており、そのまま再装着を諦めて修復された設定があるのか、それとも単に制作側が忘れているだけなのかは、今後のMCUで自由の女神が再登場する際に判明するかもしれません。

ドラマ「ミズ・マーベル」シーズン1はディズニープラスで配信中です。

ソース:Disney+ Just Edited Ms. Marvel’s Finale for Spider-Man: No Way Home Continuity

映画「スパイダーマン:NWH」の採用されなかった絵コンテが公開、物語は大きく変更されていた事が判明

ソニー・ピクチャーズのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の絵コンテを担当するフィル・ランゴーンさんが、本作の未使用に終わった絵コンテを自身のInstagramにて公開しました。

sponsored link
 

絵コンテはスパイダーマンとミステリオの戦いを描いたもので、破棄された脚本ではメイおばさんを殺害するのはグリーンゴブリンではなくミステリオの役割だったようです。スパイダーマンは基本的に優しいヒーローですが、怒りで制御できなくなった時にどうなるのかというコンセプトのもと、このバーサーカーモードの脚本と絵コンテが制作された時期があったと明かしました。

「ノー・ウェイ・ホーム」にはミステリオが再登場するプランがあったことが以前より明かされており、その未使用コンセプトアートも2022年に公開されました。また「ホームカミング」のヴィランだった「バルチャー」も登場予定だったことが明かされています。

変更の経緯については明かされていませんが、当初は「ファー・フロム・ホーム」の続編としてミステリオ再来を描く予定だったものが、グリーンゴブリン役のウィレム・デフォーさんが再演についてサインしたためにゴブリンをメインにしたのではないかと考えられています。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は各種ストリーミングサービスで配信中です。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」にはマイケル・キートンさんのバルチャーが再登場するはずだった

ソニー・ピクチャーズのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」に「スパイダーマン:ホームカミング」でマイケル・キートンさんが演じたバルチャー/エイドリアン・トゥームスが再登場する予定だった事が明らかになりました。

sponsored link
 

本作のコンセプトアートを担当したフィル・ランゴーンさんは自身のInstagramにて当時制作した絵コンテを紹介、その中にはガレージのような場所に並ぶドクター・オクトパスたちと共に、本編には登場しなかった人物の姿も確認できるようになっています。

ランゴーンさんは「”ノーマンの裏切り “のこの場所は、何度か変更されました。何度か描き変えても、最終的にあの場所になるのは意外でした。また、登場人物も何人か変わりました。最初の数回のパスでは、ここにあるように、もっとたくさんの警察が登場しました。」とコメント。

また、右側の謎の人物がバルチャーであるかを尋ねられたランゴーンさんはそれを認め、「初期の頃の一枚です。」と注意を促しました。

なぜバルチャーが合流していたかは不明ですが、コミックのシニスター・シックスのひとりである彼が「ノー・ウェイ・ホーム」で合流する計画があった時期が存在していたようです。

バルチャーの現状については不明な点が多く、「ノー・ウェイ・ホーム」のラストでは全世界からピーター・パーカーの記憶が消された事で、スパイダーマンの正体を知るマルチバースの訪問者がもとの世界に送り返されました。ところがネッドやMJと同じEarth-616のエイドリアン・トゥームスは、SSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「モービウス」のラストで呼び出され、マルチバース間を移動したような表現で終わっています。

「モービウス」のダニエル・エスピノーサ監督は、バルチャーはもともと別の方法でSSUの世界に来るはずだったと明かしています。そもそも「モービウス」、「ノー・ウェイ・ホーム」の順で公開される予定でしたが新型コロナウイルスのパンデミックによる影響もあり、ソニーは公開順を変更。それにともなってソニーが時系列の変更を求め、「ノー・ウェイ・ホーム」のドクター・ストレンジの魔法によって移動する事をソニーが思いついたと監督は話しています。

ピーター・パーカーやストレンジの説明ではバルチャーが移動してしまった事に対して説明がつきませんが、「クレイヴン・ザ・ハンター」など今後のSSUで納得いく理由が明かされていくのでしょうか。

映画「スパイダーマン:ホームカミング」、「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は各種ストリーミングサービスで配信中です。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」、フラッシュ役トニー・レヴォロリさんが次作に言及

ソニー・ピクチャーズのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」で主人公ピーター・パーカーの同級生フラッシュ・トンプソンを演じたトニー・レヴォロリさんが、海外メディア Comicbook.com とのインタビューの中で、4作目以降の可能性についてコメントしました。

sponsored link
 

レヴォロリさんはフラッシュ・トンプソンの未来について、「まったく確信がありません。それは決定権を持つ人達への質問です・・・。でも私はその一部になる事を望んでいます。どんな形であれ、この役の再演はしたいです。続ける気は十分にありますよ。」と何も分からないとしつつも再演への意欲を示しました。

フラッシュことユージーン・トンプソンはコミックでもピーターをいじめる同級生で、しかしながら根はいいヤツで結局は親友にもなるキャラクター。コミック、サム・ライミ版、アメイジング・スパイダーマンでは体育会系のいじめっこ、いわゆるジャイアンのようなキャラクターでしたが、MCU3部作では金持ちの息子で口でいじめてくるスネ夫タイプに変わりました。

ピーターをいじめる一方で正体不明のスパイダーマンの大ファンでもあるフラッシュは後に政府から政府管理下にあったヴェノム・シンビオートの適合者に選ばれ、エージェント・ヴェノムとして活動もしました。

サム・ライミ版やアメイジング・スパイダーマンでエージェント・ヴェノムになれなかったフラッシュが、MCU版で今度こそヒーローデビュー出来るのかという点にも注目される4作目ですが、現状ではほとんど何も分かっていません。

トム・ホランドさんがマーベル・スタジオ及びソニー・ピクチャーズと新たな契約を進めていると11月に報じられていますが、ピーターの親友ネッドを演じたジェイコブ・バタロンさんは4作目のオファーが来ることにはあまり期待していないとコメントしていました。

また、MCU3部作を手掛けたジョン・ワッツ監督がリブート版「ファンタスティック・フォー」を降板して休養に入っており、戻ってくる時期については明確になっていません。映画は2024年7月公開の噂もありますが、今後の情報を注意深く見守る必要がありそうです。

ソース:Spider-Man: No Way Home Star Breaks Silence on MCU Future (Exclusive)

映画「スパイダーマン」プロデューサーがソニーのMCU参加の選択は「金のため、最悪だった」と語る

実写映画「スパイダーマン」シリーズ、「アメイジング・スパイダーマン」シリーズのプロデューサー、もしくはエグゼクティブ・プロデューサーを務めたアヴィ・アラッドさんが、ソニーがスパイダーマンをMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に登場させるためにマーベル・スタジオと契約した事を「最悪だ」と考えていた事が明らかになりました。

sponsored link
 

これは米国で販売が始まった書籍「Great Power: How Spider-Man Conquered Hollywood During The Golden Age of Blockbusters」に記載されている内容で、アラッドさんは「彼らは金のためにやりました。ひどい話です・・・どうしたらいいかわからないという理由だけで、子供を養子縁組に渡すようなものです。」 と語っています。

海外掲示板 Reddit では今回の該当箇所の写真が載せられ、アラッドさんの考えに対して「いや、成功したでしょ」、「SSUは全然進まないくせに」などの批判の声もあがっています。

アヴィ・アラッドさんは1996年にX-MENをあつかった「ジェネレーションX」というテレビ映画の製作総指揮に携わり、1998年の映画「ブレイド」以降、「X-MEN」シリーズや「スパイダーマン」シリーズの制作に関与してきました。

若かりし頃のケヴィン・ファイギ氏の才能を見出したアヴィ・アラッドさんは2006年にマーベル・スタジオを設立、CEOとして活動していましたが、MCUの1作目「アイアンマン」が公開される前には退社。その後はアラッド・プロダクションズを立ち上げ、主にソニーと連携して「アメイジング・スパイダーマン」以降、SSU映画の「ヴェノム」や「モービウス」など制作しました。

2021年公開の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」ではクレジットにてアラッド氏の功績への謝辞が表示されていましたが、本人はMCU3部作について快く思っていなかったことが今回明らかになりました。

海外メディア The Direct はアラッド氏がMCUのスパイダーマン3部作を自由にコントロールする立場から外され、苦い思いをしたのだろうと伝えています。

アヴィ・アラッドさんが関与した作品は「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」や「クレイヴン・ザ・ハンター」などの公開が今後控えています。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」拡張版がインド他でオンラインリリース

ソニー・ピクチャーズのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の「More Fun Stuff Version」(もっと楽しいバージョン)がインドを含むその他数カ国でオンラインリリースされている事が判明しました。

sponsored link
 

映画インサイダーのアミット・チャウダリ氏の報告により、インドでオンラインリリースが始まっている事が確認されたのち、海外メディア The Direct の調査によるとインド、フランス、オランダ、イタリア、スペイン、インドネシア、オーストラリアでオンラインでのレンタルが始まっているとの事。

米国や日本では今のところ配信されていないようです。

もっと楽しいバージョンは週間興行収入で1位を獲得しましたが、その内容はオリジナル版の評価とは異なって賛否両論となりました。

追加のシーン、というか元々カットされていたシーンは映画のテンポを損ない、監督がカットしていた理由がわかるといった感想や、この拡張版は「More Fun」ではない、つまり楽しくないとし、理由として追加シーンの大半はピーターを苦しめ、憂鬱にするだけであり「More Mid」や「More Depressing」と名付けるほうがふさわしいとも言われていました

今のところオンラインリリースが確認されたましたが、Blu-rayなど物理メディアについては報じられていません。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」オリジナル版はBlu-rayなど発売中、各種オンライン動画サービスでも利用可能です。