映画「マダム・ウェブ」は「独立した世界」、ダコタ・ジョンソンさんが再強調

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「マダム・ウェブ」の主演を務めるダコタ・ジョンソンさんが、The Tonight Show に出演し、本作が「独立した世界」の物語であることを再び強調しました。

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先週、監督がインタビューにて「独立した世界」を描いていると説明していた「マダム・ウェブ」ですが、主人公のカサンドラ・ウェブを演じるダコタ・ジョンソンさんも番組内で「この映画はスタンドアロンなユニバースでのお話です」とあらためて強調しました。

2022年の段階では「マダム・ウェブはソニー版のドクター・ストレンジになる」と報じられ、「ヴェノム」や「モービウス」などのユニバースと接続されると見られていた「マダム・ウェブ」ですが、ここにきてソニーは「マダム・ウェブ」がマルチバースに関する作品でないとのPRに力を入れているようです。

「モービウス」のポストクレジットシーンで導入されたマルチバース要素はMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」とはいまいち辻褄の合わない展開でした。それらが「マダム・ウェブ」で説明されるのではないかとも期待されていたものの、最近のプロモーションを見る限りではその可能性は低いようです。

映画「マダム・ウェブ」は 2024年2月14日 米国劇場にて公開、日本では 2024年2月23日 劇場公開予定です。

【噂話】SSU映画「シニスター・シックス」の開発再開が報じられるも、エレクトロ役は性的暴行容疑で告訴されてしまう

ソニー・ピクチャーズがスパイダーマンのヴィランをチームとする映画「シニスター・シックス」の開発を再開しているようだと、スクーパーのダニエル・リヒトマン氏が報じました。(CBM経由)このチームの片鱗はMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」でも登場しましたが、このタイミングでエレクトロ役のジェイミー・フォックスさんが告訴されています。

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「ノー・ウェイ・ホーム」ではドクター・オクトパス、グリーンゴブリン、リザード、サンドマン、エレクトロの5人が登場し、ポストクレジットシーンのみで本編では交わる事がなかったヴェノムを含めて一応6人のスパイダーマンのヴィランが登場しました。

リヒトマン氏はMCUではなくSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)のクレイヴン・ザ・ハンターや「マダム・ウェブ」のエゼキエルが「シニスター・シックス」に参加する可能性を指摘しつつ、プロジェクトが再開されていると報告しています。

もともとシニスター・シックスはアンドリュー・ガーフィールドさんの「アメイジング・スパイダーマン2」でほのめかされ、3作目での登場が計画されていましたが、そのプロジェクトはキャンセルされてしまいました。

コミックのシニスター・シックスはチームメンバーの入れ替わりが激しく、ドクター・オクトパスがリーダーを務めることが多いですがそれさえもいつもそうだとは言えません。そのため、「シニスター・シックス」が再開となればどのようなメンバーになるのかといった話題は、今後ファンが熱狂していくポイントのひとつになります。

ただし現状ではSSUにそもそもスパイダーマンがいないという大きな問題があり、「モービウス」ではヴァルチャーがモービウスにチーム結成を打診していたものの、どのような展開になっていくのかは今のところはっきりしていません。

一方、メンバー候補の一人であるエレクトロを演じたジェイミー・フォックスさんが、2023年11月22日付けで告訴された事を、海外メディア Variety が報じています。

訴訟は「ジェーン・ドゥ」(日本で言う名無しの権兵衛)とされる女性によってニューヨークで起こされています。2015年、彼女はフォックスさんとバー「キャッチNYC」のオーナー、マーク・バーンバウム氏の隣に友人と一緒に座っていたと主張。事件当日午前1時、ドゥさんの友人は起きてフォックスさんに写真を撮ってほしいと頼み、フォックスさんは同意したとみられています。 

フォックスさんはその後酔っ払った様子で、原告をガブリエル・ユニオンさんと比較しながら、「わあ、スーパーモデルのような体型をしているね」「とても良い匂いがする」などと発言。さらに彼女は、俳優が彼女の腕を掴んで屋上の人気のない場所に連れて行き、そこで彼女の胸をまさぐり、ズボンの中に手を押し込み、両方の秘部に指を入れたと主張しています。

バーの警備員が事件を目撃したが介入しなかったとも主張し、女性の友人がやって来て彼女を見つけたとき、フォックスさんは立ち去ったと言います。 

女性は「肉体的、精神的に傷つき、不安、苦痛、経済的な損害を受け続けている」として損害賠償を求め、フォックスさん側は「そのような事件は決して起きていない」と広報担当者が声明を発表、全否定しています。

ニューヨーク州では、2022年11月24日 から 2023年11月24日 の一年間に限り、「Adult Survivors Act」が施行。これは成人の性的暴行被害者が、「いつ被害を受けたかということに関わらず(時効が過ぎていても)加害者に対して民事訴訟を起こすことができる」という法律で、これが有効なギリギリのタイミングでの告訴となりました。

疑いが晴れるまでは「シニスター・シックス」の名簿候補にエレクトロが載る事はなさそうで、訴訟の行方とプロジェクトの今後については続報があり次第またお知らせとなります。

映画「スパイダーマン:NWH」の新たなアートが公開。彼らが来るのではなく、ストレンジたちが行く計画があった

ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」のコンセプトアートを担当したフィル・サンダースさんが自身の ArtStation で新たな未公開アートをシェアしました。それらによると、ピーター1やドクター・ストレンジが「スパイダーマン」や「アメイジング・スパイダーマン」の世界を訪れるプランがあったようです。

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よりたくさんの、より精細なアートはサンダースさんの ArtStation でご覧いただくとして、その一部をSNSから引用したのが以下のようなものです。

サンダースさんのコメントは次のとおり。

スパイディとドクター・ストレンジが多元宇宙を追いかける初期のアイデアのひとつは、呪文の源(この初期バージョンでは「ヴィシャンティの書」)をめぐって、旧作品のシーンを通して2人を戦わせるというものでした。私たちは数日間、このアイデアで遊ぶ時間を与えられ、映画のスクリーンショットを使い、スパイディとドクを描き込みました。見慣れたショットを使い、重心と視点をずらして、キャラクターがアクションとはまったく違う方向にいるようにするというアイデアが気に入っています。

公開バージョンの「ノー・ウェイ・ホーム」では魔法の箱マキナ・デ・カダヴスを巡ってストレンジとスパイダーマンが争う場面がありましたが、当初は「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」で紹介されたヴィシャンティの書を巡って争う中で、サム・ライミ版「スパイダーマン」や「アメイジング・スパイダーマン」の世界へ行く計画があったようです。

新型コロナウイルスのパンデミックの影響で「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」と「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の公開順が入れ替わる事になり、多くの変更を余儀なくされました。

以前には「ノー・ウェイ・ホーム」にアメリカ・チャベスが登場予定だった事も明かされています。

「ノー・ウェイ・ホーム」の公開からもうすぐ2年となりますが、我々の知らないバージョンがまだまだ日の目を見ずに眠っているのかもしれません。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」はメリー・ジェーンやグウェン・ステイシーの復帰をキャンセルしていた

ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオによるMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」について、最近発売された書籍「MCU:The Reign of Marvel Studios」がキャンセルされた脚本について言及しています。それによると、やはりキルスティン・ダンストさんのメリー・ジェーンらの復帰が計画されていたようです。

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それによると、「ノー・ウェイ・ホーム」の脚本を担当したクリス・マッケナさんとエリック・ソマーズさんのコンビはキルスティン・ダンストさん演じるメリー・ジェーン、エマ・ストーンさん演じるグウェン・ステイシー、サリー・フィールドさん演じるメイおばさんを復帰させるための脚本を用意していたと言います。

ソマーズとマッケナは、さまざまな時点で、エマ・ストーンのグウェン・ステイシー、キルスティン・ダンストのメリー・ジェーン・ワトソン、サリー・フィールドのメイおばさんを組み込んだバージョンの物語を書きましたが、最終的には物語がすでに詰め込みすぎていると判断し、これらの女性全員をカットしました。長時間出演している女性キャラクターは、マリサ・トメイのメイおばさんとゼンデイヤのMJくらいでしょう。

脚本は常に流動的だったため、俳優たちは誰も固定された脚本を読むことができず、彼らは(マーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギ)、(プロデューサーのエイミー・パスカル)、そして監督のジョン・ワッツを信頼してプロジェクトに参加したのです。

彼女らの登場は古くから噂されていたもので、キルスティン・ダンストさんについては当時キャスティングのニュースが報じられていました。結局これらはガセではなく、このバージョンの脚本の存在をキャッチしたスクーパーやメディアによる報道だったようですが、残念な事にこれが実現する事はありませんでした。

キルスティン・ダンストさんの2022年のインタビューでは「いつか再演する可能性がある」と信じていると語り、おばあちゃんになったメリー・ジェーンを演じてみたいとかなり先の段階まで準備出来ている事を明かしています。

クリス・マッケナさんとエリック・ソマーズさんの脚本家コンビは「スパイダーマン:ホームカミング」、「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」、「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」を担当。2023年2月、ケヴィン・ファイギ社長はMCUのスパイダーマン4作目の脚本が執筆中である事を明かし二人が脚本を続投しているとも報じられています。

6月には脚本家ストライキの影響で執筆が中断されている事をエイミー・パスカルプロデューサーがコメントしていますが、このストライキは現在終結しているため、まもなく作業は再開あるいは既にされていると考えられています。

4作目では本来のスパイダーマンらしいストリートレベルの事件に戻るとも言われていますが、メリー・ジェーンやグウェン・ステイシーが再登場するような機会はまた設けられることになるのか、注目となりそうです。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」で削除されたマイケル・キートンさんのバルチャーの役割が明らかに

ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」では、「スパイダーマン:ホームカミング」のヴィランだったバルチャー/エイドリアン・トゥームスが再登場する予定だった事が過去に明かされていますが、今回は彼の役割に関する情報が明らかになりました。

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アーティストのフィル・サンダースさんは自身の ArtStation で「ノー・ウェイ・ホーム」の新たな未公開アートを公開。ピーターはマルチバースからのヴィランたちを更生させるためにドクター・ストレンジではなく、エイドリアン・トゥームスを頼る流れになっていたようです。

©MARVEL,Sony Pictures

サンダースさんは未使用に終わったコンセプトアートについて「このような複雑なプロジェクトでは、ストーリーの方向性がMCUの大きな計画や俳優の都合などの課題に適応するにつれて、脚本は何度も変更されます。『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』の初期バージョンでは、ピーターは捕らえられたマルチバースの悪党たちを更生させるため、かつての敵の助けを借りることになっていました。ドク・オックのハッキングされた触手の助けを借りて、彼がカエル行進でマルチバースの悪党たちを街中に連れて行くのを見るのは、とても楽しかった事でしょう。これらの素晴らしい俳優たちの多様な態度を捉えて描く事は、大きな喜びでした。」とコメントしています。

「ノー・ウェイ・ホーム」の初期のプランではこの時点でエイドリアン・トゥームスは出所していたと言う事のようですが、このプランが削除された事で出所の話もリセットされてしまったようです。

この話が採用されたなかった理由は不明で、「モービウス」のためにトゥームスが刑務所に戻されたのか、それともこのプランがなくなったから「モービウス」でトゥームスが再利用されたのかは定かではありません。

しかし「モービウス」の展開ではバルチャーは再びスパイダーマンと戦う運命にあるようで、「ノー・ウェイ・ホーム」で削除された二人の協力関係のような展開は今後もないのかもしれません。

マイケル・キートンさん演じるバルチャー/エイドリアン・トゥームスの次の登場作品ついては今の所発表されておらず、早ければMCUの「スパイダーマン4」やSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の「ヴェノム3」などの映画になるのではと予想されています。

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映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」から削除されたストレンジとアメリカ・チャベスの理由が判明

ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオによるMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン・ノー・ウェイ・ホーム」では歴代の3人のスパイダーマンが揃うというサプライズが含まれていましたが、当初はここに「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のアメリカ・チャベスもカメオ出演する予定でした。このカメオが削除された理由について、関係者が口を開いています。

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MCUでコスチュームデザインを担当するグラハム・チャーチヤードさんはこの削除されたカメオについて次のように述べています。

ドクター・ストレンジと彼の新しいコスチューム、そしてアメリカ・チャベスはスパイダーマンに登場するはずでした。そしてスパイダーマンも、マルチバースにほんの少しだけカメオ出演するはずでした。しかし、COVIDがすべてを揺るがしたんだ。

MCUフェーズ4のリリーススケジュールが発表された当初、「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」は「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」よりも先に上映される予定でした。

そのため、「ノー・ウェイ・ホーム」のマルチバース問題に関与するキャラクターとして、アメリカ・チャベスの登場が計画されていた事が過去に公開されたアートより判明しています。

しかし新型コロナウイルスによって映画業界全体で制作およびリリーススケジュールが乱れた時、同じMCU作品でありながら制作、配給が異なる「ノー・ウェイ・ホーム」と「マルチバース・オブ・マッドネス」は当初の計画の順番を維持することが困難になり、それに合わせて脚本が書き換えられる事になりました。

このパンデミックが影響したのはこの2作品だけではなく、フェーズ4が全体的に被害を受けたと言っても過言では在りません。

「ワンダヴィジョン」にドクター・ストレンジがカメオ登場する計画もなくなり、「マルチバース・オブ・マッドネス」にダニエル・クレイグさんが出演する話もなくなってしまいました。そしてそもそものドクター・ストレンジ2作目は、新しく引き継いだ脚本家がパンデミックによる延期によって時間が出来たためにすべて書き直したとも発言していました。

オリジナル版のコンセプトアート多数公開され、その度にファンは「マルチバース・オブ・マッドネス」は劇場版よりも破棄されたオリジナル版が良かったと落胆。これらも新型コロナウイルスの影響によるものだと言えるでしょう。

フェーズ4の全体的なちぐはぐ感は突然のトラブルに急ハンドルを切るという事の繰り返しの結果でもありますが、フェーズ5、フェーズ6が進むに従って戻っていくことに期待したいところです。ただし、パンデミックが落ち着きを見せる中、今度は脚本家と俳優のストライキによる全体的なスケジュール変更が発生しており、まだしばらく不安が続くのではないかとも見られています。

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映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」より、削除されたMJ vs. グリーンゴブリンのシーンが明らかに

ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」のコンセプトアートを担当したフィル・サンダースさんが自身の ArtStation を更新し、本作のアートを追加。本編には含まれなかった新たなシーンが明らかとなりました。

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from ArtStation/Phil Saunders ©Sony,MARVEL

 

 

アートではグリーンゴブリンに解毒剤を打ち込もうとするMJの姿が描かれており、重要な役割として果敢に立ち向かっていくアイデアがあった事を示唆しています。

残念ながら公開バージョンには採用されませんでしたが、MJは要所要所でピーターをサポートし、映画は終わりを迎えることになりました。

ゼンデイヤさんが演じるMJことミシェル・ジョーンズは「ノー・ウェイ・ホーム」のラストでドクター・ストレンジの魔法によってピーター・パーカーに関する記憶を失うこととなりました。しかし、彼女の最後のシーンではピーターから貰ったブラック・ダリアのネックレスを大事にしている事が描かれており、無意識下にピーターの記憶が眠っている事をほのめかして映画は終わっています。

現在、最新作となる4作目の開発が始まっていますが、アメリカで行われている脚本家及び俳優のストライキの影響で制作は中断中。しかし先日はこの4作目に、「ホームカミング」から「ノー・ウェイ・ホーム」までを担当してきた脚本家がふたたび採用されているとも報じられています。

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映画「スパイダーマン:NWH」、ゼンデイヤさんはスーパーヴィランを演じたい

ソニー・ピクチャーズのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ホームカミング」から「ファー・フロム・ホーム」、「ノー・ウェイ・ホーム」でMJを演じたゼンデイヤさんが、海外メディア Elle とのインタビューの中でスーパーヴィランを演じてみたい願望がある事を明らかにしました。

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今後どのような役を演じてみたいかと質問されたゼンデイヤさんは「悪役のような役を演じてみたいです」と回答。「邪悪な、スーパーヴィランのような雰囲気のね。それは必ずしもスーパーヒーロー映画でなくても、感情的な意味での役です。普段は善人を演じているような気がするので、悪人を演じてみたいわ」と付け加えました。

また、俳優をしていなかったら何をしていたと思う?との質問に対しては「映画監督になっていたと思います」と述べ、それは「いつかやりたいことでもある」と補足しました。そして、「実際に自分で何かをする最初の一歩は、簡単な一歩ではないので、恐怖心を克服できればと思っています。」と語りました。

ゼンデイヤさんが演じるMJのMCUでの役割は一旦終了しましたが、「ノー・ウェイ・ホーム」のラストバトルの際にはピーター・パーカーの事を必ず思い出すと誓い、エンディング部分では「ファー・フロム・ホーム」でピーターからプレゼントされたブラック・ダリアのネックレスをつけており、ピーターの記憶が無意識下に残されているような事を示唆して終わっています。

「スパイダーマン4」はまだまだ開発がスタートしたばかりですが、MJの物語はどう動いていくのでしょうか。また、ゼンデイヤさんが今後、マーベル映画のスーパーヴィランや監督を担当する可能性もあるのか、そのあたりも注目となりそうです。

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映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」、アンドリュー・ガーフィールドさんは意図的にふざけて演じたと言う

ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオが制作したMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」に出演したアンドリュー・ガーフィールドさんは、本作で久々にスパイダーマン/ピーター・パーカーを再演するにあたって、意図的にふざけて演じたと明かしています。

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書籍「SPIDER-MAN: NO WAY HOME – THE ART OF THE MOVIE」に掲載されているインタビューによると、本作のオファーを受けた時を振り返って「私たち3人が一緒にいるという単純なイメージというコンセプトに、否定できない興奮がありました。」と語っています。

そして、「非常に多くのレベルでエキサイティングでした。スパイダーマンのファンとしての私もそうですが、俳優のレベルでも、トビー、そしてトムと素晴らしい仕事ができました。そして、さらに深いレベルでは、『えっと、これはどういう意味なんだろう?時間と空間を超えて離れ離れになっているこの 3 人の兄弟について何を探ることができるんだろうか?』とね」と、大興奮のプロジェクトであったとコメントしています。

また、ガーフィールドさんはスパイダーマンというキャラクターについて、「あのキャラクター(ピーター・パーカー)の本質は、特に物語の起源において、孤独とワンマン・アーミーであることに関するものです。トムが演じたスパイダーマンによって、アベンジャーズに参加することは非常に心強いものです—しかし私は本質的にピーターは孤独な子供であり、それが彼をとても魅力的で共感できるものにしているのだと思います、なぜならそれがどういうわけか私たち全員が知っているからです。」と語りました。

そして、その孤独な苦しみとまったく同じものを他の誰か(ピーター)も体験していると理解したとき、果たしてピーターはどのような感情になるのだろうかと模索したと言います。

「突然、気が遠くなるような思いがしたし、信じられないほど癒され、美しく感じました。『自分は実は一人ではなく、自分だけが経験していると感じていたのとまったく同じ苦しみを誰かが経験していることに気づいたらどうするだろう?』宇宙で自分は一人ではないという感覚は、とても強いものです。」

その後は「プレッシャーがなくなったような気がして、自分がずっと共感していたキャラクターの不遜なバージョンになって探求したり、乱雑で自由で、遊び心があってふざけたりする自由がたくさん与えられました。とても自由で癒しの体験です。そして、それはおそらくトムに大きく関係していました。トムはその映画を担わなければなりませんでした。私とトビーはただ現れて彼をサポートし、楽しむだけでした。」と自身の演じるピーター・パーカー像を確立していった事を語っています。

スパイダーマン/ピーター・パーカーを再開発して作り上げられた「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」ですが、アンドリュー・ガーフィールドさんが今後の作品に再登場するかどうかは現時点ではっきりとわかっていません。

マーベル・スタジオがガーフィールドさんに連絡を取ったとしてMCUに再登場する可能性や、ソニーが「アメイジング・スパイダーマン3」の開発に再び着手するのではないかとしてSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)に登場する可能性なども噂されていますが、現状ではどれも噂の域を出ていません。

ただし、ガーフィールドさん自身はずっと再演に前向きな姿勢を見せており、スタジオ側からのオファーさえあればアメイジング・スパイダーマンが再びスクリーンに登場することはさほど難しい事ではないようです。

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映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」より未使用に終わったスーツのアートが公開

ソニー・ピクチャーズのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の公式アートブック「SPIDER-MAN:NO WAY HOME – THE ART OF THE MOVIE」より、本編に登場しなかったスパイダーマンのスーツのコンセプトアートが判明しました。

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コミックのシンビオートスーツを基調とするデザインになっており、胸のクモの部分はコミックどおりに白いものから、赤やゴールドなどが考案されていたようです。

ただしシンビオートのブラックスーツは制作がスタートしている「スパイダーマン4」でも登場しないと言われており、「ノー・ウェイ・ホーム」でも単にアップデートスーツのひとつの原案として用意されていたものと考えられます。

ファンサービスのためだけにこのアイデアが消費されなかったのはファンにとっても良いことで、コミックや昔の映画、そして10月発売のPS5のゲームと同様のブラックスパイダーマンスーツがMCUに登場するチャンスが残されています。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は各種プラットフォームでデジタル配信中です。