映画「アーマー・ウォーズ」中止の噂の中、ドン・チードルさんが知らんぷりを決め込む

マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アーマー・ウォーズ」の主人公ジェームズ・ローズを演じるドン・チードルさんが、TODAY に出演した中でこの映画の現状について質問された時、「アーマー・ウォーズ?何ですかそれ」と知らないフリをする様子が話題となっています。

MCから「アーマー・ウォーズについて何か話せる事はある?」と質問されたドン・チードルさんは「アーマー・ウォーズ?何ですかそれ」と返答しつつニヤリと笑い、「教えてもいいけど、そうするとあなた達を殺さないといけなくなりますよ。」と、これまで多くの俳優がそうしてきたようにマーベルの機密保持警察が見張っている事をほのめかしました。

最近、「ここ数ヶ月以内にアーマー・ウォーズとブレイドの未来が決まる」と中止されるかどうかの瀬戸際にいる事が噂されており、多くの海外メディアが今回のインタビューから「何それ」の部分をヘッドラインにしている事で「中止が決まった」と話題を呼んでしまっています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-armor-wars-disney-considering-canceling-rumor/”]

しかしニュースの元になった動画を見るにそうとは断言出来ず、秘密が多いマーベル俳優のいつも通りの返答という印象が強くなっています。

とは言え昨年までは「アーマー・ウォーズ」に関して様々なコメントをしてきたドン・チードルさんがここに来て沈黙するというのも不思議な話。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-secret-invasion-trriger-armor-wars/”]

かつて「アーマー・ウォーズ」はトニー・スターク再登場ウルトロン再登場が報じられていましたが、RDJさんが「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」への出演が公式発表された事で「アーマー・ウォーズ」でも何らかの役割を実際に担う可能性はあがっています。また、「ヴィジョンクエスト」出演の噂が最近報じられているウルトロンについても同様の可能性がありそうです。

こういったビッグカメオが影響して最新映画についてあまり話せない状況になってしまったのか、それとも噂どおり映画が中止になってしまうのか、もうしばらく注意深く見守る必要がありそうです。

【噂話】スパイダーマンがガーディアンズ・オブ・マルチバースとして帰ってくると言う ─ 他エージェント・オブ・アトラス等の話題

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメ「ホワット・イフ…?」シーズン3において、スパイダーマンがガーディアンズ・オブ・マルチバースの一員として帰ってくると報じられました。

ガーディアンズ・オブ・マルチバースは「ホワット・イフ…?」シーズン1にて、インフィニティ・ウルトロンの脅威に対抗すべく、ウォッチャーのウアトゥが集めたキャプテン・カーターを中心としたマルチバースのヒーローたち。

海外メディア TCC はここにスパイダーマンを加えて、シーズン3で彼女たちが再びチームを組むだろうと報告しています。

また、2024年の夏から冬にかけてマーベル・スタジオ及びディズニーからのMCUに関する次のスケジュール発表が予想されている事にあわせて、いくつかの新しい噂を提供。

デアデビル:ボーン・アゲインとディフェンダーズ

まず「デアデビル:ボーン・アゲイン」に関して、マーベル・スタジオは「まったく手加減していない」との事で、本作は Netflix版のファンを納得させる品質になるだろうと指摘しています。

これに関連して、「ボーン・アゲイン」には「ディフェンダーズ」関連の大物カメオが予定されているとし、ルーク・ケイジとアイアン・フィストが「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」前に確保できれば Netflix版のキャストが起用されるだろうと言います。そして、脇役になると予想されるアイアン・フィストとは対照的に、ルーク・ケイジはより目立つキャラクターになるとも報告しています。

ミッドナイト・サンズなどのホラー系作品

「ムーンナイト」シーズン2がミッドナイト・サンズの前に計画されているとの事で、舞台がロンドンからニューヨークに移ると言います。また、これに関連しているのか「ドクター・ストレンジ」のヴィランだったドルマムゥの再登場が近いとも報告。

また、こちらも関連性は不明ですが、ディズニープラスの「ワンダーマン」はコメディとホラーの組み合わせになると言います。

アーマーウォーズ

開発中止の噂もある「アーマーウォーズ」ですが、TCCはまだ開発中であると主張。

ドラマとして発表されていた「アーマーウォーズ」でしたが数年が経過した後に映画に変更する事が発表。しかし、開発は難航しているようで、なかなか進捗が発表されていません。

ジミー・ウーを中心とする作品

TCCは「アントマン&ワスプ」、「ワンダヴィジョン」に登場したジミー・ウーが将来のプロジェクトで「非常に興味深いキャラクターアークを持っている」と報告しました。

以前からウーに関してはコミックの「エージェント・オブ・アトラス」実写化の噂がありますが、今回の報道がこれについての言及であるのかはハッキリとしていません。

エージェント・オブ・アトラスはジミー・ウーが中心となって組織されたアジアを中心に活動するヒーローチームで、シャン・チー、シルク、エアロ、ルナ・スノーなど、アジア人およびアジア系アメリカ人のキャラクターで構成されるチームとなりました。

2023年にはK-POPアイドルヒーローであるルナ・スノー役にK-POPグループ「BLACKPINK」のメンバー、キム・ジェニーさんが起用されたとも報じられましたが、当時、所属事務所は否定の声明を発表していました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-agent-of-atlas-casting-rumor-denied/”]

また、以前に実写化の噂があった「ビッグ・ヒーロー・シックス」も日本人で構成されているため、ここに参加させやすいかもしれません。

[nlink url=”https://mavesoku.com/rumor-big-hero-6-hiro-baymax-join-mcu/”]

他、実写を心待ちにしている熱狂的なファンも多いエアロなども、ジミー・ウーに連れてこられる事が期待されています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/marvel-adds-aero-and-sword-master-to-their-schedule/”]


TCC以外では、ジェフ・スナイダー氏やMTTSH氏が「ルッソ兄弟がアベンジャーズ5の監督の希望を申し出た」と報告。しかし、スナイダー氏は「スタジオ側が何らかの理由でこれを断った」と言います。

スナイダー氏は作品と直接関係のない噂として、マーベル・スタジオのサンディエゴ・コミコンでの発表は「映画中心」となり、ドラマやアニメに関しては D23 に回る可能性が高いと述べています。

ソース:Bonus June Discord Q&A With Alex Perez Talking Marvel Studios, From Avengers to X-Men!

【噂話】ディズニーCEOのMCU削減戦略を受けて「アーマーウォーズ」の開発中止が検討されていると言う

ウォルト・ディズニー社のボブ・アイガーCEO(最高経営責任者)が提唱していたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の削減計画の影響を受けて、「アーマーウォーズ」の開発中止が検討されているようだと、海外スクーパーが報じています。

sponsored link
 

MTTSH 氏は「マーベル・スタジオは、年間の公開本数減少のため『アーマーウォーズ』の打ち切りを検討している」と報告。

先日、ディズニーのCEOは今後数年のプランとして「徐々に量を減らし、年間4本だったドラマシリーズをおそらく2本程度にし、映画の製作本数も年間4本から2本、最大で3本に減らすつもりです。」と会見で語りました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/disney-ceo-comments-mcu-plan/”]

2020年に「アーマーウォーズ」がディズニープラスのMCUドラマとして制作が発表されましたが、長い沈黙を経て、2022年に映画に変更する事が発表されました。

この変更については「アーマーウォーズ」にロバート・ダウニー・Jrさんを出演させるためではないかとも報じられていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-armor-wars-tony-stark-return-rumor/”]

「アーマーウォーズ」の出演を務めるドン・チードルさんは「シークレット・インベージョン」との関係性を強調していましたが、その「シークレット・インベージョン」の評価の低さがディズニーの計画を変えた可能性はありそうです。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-secret-invasion-trriger-armor-wars/”]

ウルトロンの復活なども噂されていた「アーマーウォーズ」ですが、報道どおりこのままフェードアウトしていってしまうのか、続報にも注目です。

【噂話】アベンジャーズ最新映画、「X-MEN」などの撮影時期が明らかに

マーベル・スタジオが開発中の映画「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」や「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」、「X-MEN」など、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の最新映画等の進捗状況について、各種スクーパーたちが情報のアップデートを行っています。

sponsored link
 

まず、アベンジャーズ映画と「X-MEN」について、ダニエル・リヒトマン氏が報告。

アベンジャーズ映画2本は2025年第4四半期までに撮影が開始される予定で、「X-MEN」はアベンジャーズ映画の後に公開される予定だと言います。

また、Production Weekly では、「X-MEN」は2025年後半に、「シャンチー2」は2025年3月、「アーマー・ウォーズ」は2025年、「ヴィジョンクエスト」は2024年後半にそれぞれ撮影が始まると報告。

@ScarletWitchUpd は「ヴィジョンクエスト」に関して2024年後半か2025年とし、イギリスで撮影予定だと補足しています。

MCUは2025年公開予定の「サンダーボルツ」または「ブレイド」でフェーズ5が終わる予定で、新たなフェーズに入る時期が近づいてきています。2026年以降のフェーズ6に関する詳細な公式アップデートが期待されていますが、今年のコミコンやD23で大きな発表が行われるのでしょうか。

アニメ「X-MEN’97」の配信数週間前にクリエイターが突然解雇

今月初め、マーベル・スタジオがMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメ「X-MEN’97」の製作総指揮、脚本、ショーランナーを務めるボー・デ・マヨさんを解雇していた事が分かったと、海外メディア The Hollywood Reporter が報じました。

sponsored link
 

記事によると、「ムーンナイト」や「X-MEN’97」に携わったボー・デ・マヨさんは、現地時間の13日にハリウッドで開催される「X-MEN’97」のプレミアイベントに参加する予定でしたが、出席がキャンセルされたとの事。

THR はデ・マヨさんが同作品のシーズン2までの脚本を完成させているとし、シーズン3のアイデアについて話し合いの最中の出来事だと指摘。また、「ブレイド」や「アーマー・ウォーズ」からも離脱する事となりました。

解雇の理由については分からないとの事ですが、デ・マヨさんは約3万人のフォロワーを抱えていた Instagram のアカウントを閉鎖。先日はここでファンとのQ&Aが行われていましたが、この事がどう関連しているのかは不明です。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-x-men-97-not-sacred-timeline/”]

2022年、デ・マヨさんは「X-MEN’97」の制作にあたって「敬意」について語り、「制作陣全体が作品のファンである」とも述べていました。

突然の解雇劇の裏に何があったのか、続報が入り次第またお伝えする事になります。

アニメ「X-MEN’97」シーズン1は 2024年3月20日 よりディズニープラスで配信です。

ソース:Marvel Shocker: ‘X-Men ’97’ Creator Beau DeMayo Fired Weeks Before Premiere (Exclusive)

サム・ロックウェルさんが映画「アーマー・ウォーズ」出演の噂に反応を示す

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アイアンマン2」で、トニー・スタークのスターク・インダストリーズ社のライバル会社となるハマー・インダストリーズのCEOジャスティン・ハマーを演じたサム・ロックウェルさんが、新作映画「アーマー・ウォーズ」に出演するという噂についてトーク番組の中で言及しました。

sponsored link
 

Tonight Show に出演したサム・ロックウェルさんは司会のジミー・ファロン氏から「アーマー・ウォーズ」について質問されると、「そうですね、電話を待っています…でもかかってきません。それでひげも何もかも伸ばしているところです。」とオファーがないため、役の準備をしていないと明かしました。

「今晩電話が鳴るかもしれないですよ」と言われたロックウェルさんは「そう思う?」と反応をうかがい、「みんなジャスティン・ハマーに戻ってきてほしいと思ってますよ」と司会者が返すと、「よしわかった、やろう!」と再演の意志を強く示し、会場は拍手と歓声に包まれました。

2024年の正月のニュースとして「アーマー・ウォーズ」の進捗が報じられ、その際にはサム・ロックウェルさんが再演の交渉の席についているとも言われていました。

ロックウェルさんは2023年末に配信されたアニメ「ホワット・イフ・・・?」シーズン2でも同役を再演しており、今回の番組内での発言もあわせて「アーマー・ウォーズ」での再登場はかなり高い確率で有り得そうです。

ただし撮影は2025年から始まるとされている事もあり、今後のスケジュール調整などいくつかの課題はあるとも見られています。

映画「アーマー・ウォーズ」の公開日は未定です。

【噂話】映画「アーマー・ウォーズ」は2025年撮影開始予定、ジャスティン・ハマーも再登場か

マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アーマー・ウォーズ」について、海外スクーパーのダニエル・リヒトマン氏が情報のアップデートを提供しました。2020年に制作が発表された本作はドラマシリーズとしての開発が行われていましたが、2022年に映画として開発をやり直す事が発表されていました。

sponsored link
 

リヒトマン氏の新たな報告によると、「アーマー・ウォーズ」の現在の予定は第1四半期中に監督を決定し、2025年に撮影に入る予定との事。

そして、俳優のサム・ロックウェルさんが「アイアンマン2」のジャスティン・ハマー役の再演について現在交渉中とも報告しています。

「アーマー・ウォーズ」はアイアンマン/トニー・スタークの親友であるウォーマシン/ジェームズ・ローディを主人公とし、トニーの遺産を巡る物語を描く作品。トニー・スタークのテクノロジーが盗まれ、悪用されたコミック「アーマー・ウォーズ」にちなんで、MCU版では主人公を置き換えて描かれていくと見られています。

その中でトニーのスターク・インダストリーズのライバル企業であるハマー・インダストリーズの社長ジャスティン・ハマーが再登場する事は、多くのファンが考えていたこと。ヴィランの一人として再登場するのか、それとも更生してローディを助けてくれる人物の一人となるのかは現状では分かっていません。

ジャスティン・ハマーは「アイアンマン2」のあと、ワンショット「王は俺だ」(ディズニープラスで視聴)にも登場。その後約10年の時を経て、先日配信された「ホワット・イフ・・・?」シーズン2にも再登場しました。

「ホワット・イフ」のハマーも当時と同じくサム・ロックウェルさんが声を担当している事から再演の意思は認められており、スケジュールに問題がなければ「アーマー・ウォーズ」への出演もかなり可能性が高いようです。

着々と準備が進められる一方で、「アーマー・ウォーズ」にはローディの「シークレット・インベージョン」問題が含まれています。「シークレット・インベージョン」ではローディが「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」の最中からスクラル人に取って代わられていた事が判明しており、空白の期間を埋めるエピソードが「アーマー・ウォーズ」で語られると多くのファンが期待しています。

しかし、「シークレット・インベージョン」と密接な関係にあると考えられていた「マーベルズ」では何も触れられることがなかったため、「アーマー・ウォーズ」でもこの件に触れずに展開されるのかといった不安も見られています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-the-marvels-secret-invasion-unconnected-points/”]

今回報道された予定通りに進めば映画の公開は2026年ごろになる事が推測され、「アーマー・ウォーズ」と時期を揃えたいとされるドラマ「アイアンハート」のさらなる延期も考えられそうです。

ディズニーがマーベル・スタジオにMCU新作の発表をするように圧力をかけたと言う

最近リリースされたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)関連の書籍「MCU: The Reign of Marvel Studios」の中で、マーベル・スタジオの準備が出来ていない新作映画の発表をするよう、ディズニーが圧力をかけていたと報告されています。

sponsored link
 

海外メディア The Direct の報告によると、同書籍の中で ディズニー・インベスター・デイ 2020 とその後に続いたイベントに言及。

この時点でマーベル・スタジオの開発準備が整っていなかった「ファンタスティック・フォー」や「アーマー・ウォーズ」などについて、ディズニーはファンと投資家に向けた目玉として発表させたと言います。また、ルーカスフィルムの「スターウォーズ」シリーズについても同様の事があったと報告しています。

2019年の「アベンジャーズ/エンドゲーム」の大ヒットを受けて、親会社が特に投資家に向けて次の目玉商品を欲したのは当然の所ですが、これによってマーベル・スタジオのストーリーテリングのペースにどのような影響を与えたのかは不明です。

現在、「ファンタスティック・フォー」は映画の公開日が設定されていますが、先日は「デッドプール3」や「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」などフェーズ5作品のスケジュールが更新されており、フェーズ6として予定されている「ファンタスティック・フォー」は「アベンジャーズ」最新作と共になんらかの影響を受けると見られています。

「アーマー・ウォーズ」は当初ドラマとして開発されていましたが、劇場公開向けの映画としての制作に変更。こちらはリリース日が設定されていません。

これとは別に 2019年に発表された「ブレイド」も公開延期が続いていますが、これに関して圧力があったかどうかは不明です。

長らく音沙汰がなく、監督降板などもあった「ファンタスティック・フォー」ですが、現在は「ワンダヴィジョン」のマット・シャックマン監督が担当しており、2024年春から撮影に入る予定だと明かしています。

映画「ファンタスティック・フォー」は 2025年5月2日 米国にて劇場公開予定です。

ソース:Disney Pressured Marvel to Announce These TWO Phase 6 Movies (Report)

ドラマ「アイアンハート」延期の理由は制作上の遅延が理由ではないと言う

昨日、海外メディア The Hollywood Reporter によって報じられた、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のディズニープラス作品のいくつかが延期になるという報道に対して、海外スクーパーが「アイアンハート」の延期は制作が遅れているわけではない事を指摘しています。

sponsored link
 

CWGST 氏の投稿によると、「アイアンハート」は「アーマー・ウォーズ」の公開日と近づけるために延期されているとの事で、すでに撮影が終了している「アイアンハート」は順調に制作が続けられているようです。

「アイアンハート」の主人公リリ・ウィリアムズはコミックではトニー・スタークを師とする二代目アイアンマンでもあり、「アーマー・ウォーズ」はトニーの親友ジェームズ・ローズを主人公とした映画として制作される事から、どちらも「アイアンマン」シリーズの派生作品として何らかの関係があるのではないかと見られていました。

スクーパーが指摘しているように、「アーマー・ウォーズ」の劇場公開日と「アイアンハート」のディズニープラス配信日を近づけたいとディズニーが考えているのであれば、やはり二つの物語は密接に関係しているのではないかと考えられそうです。

「アーマー・ウォーズ」は2023年8月に監督の名前が報じられていますが、脚本家と俳優のダブルストライキによって制作は完全に停止中、劇場公開日も分かっていません。ドラマ「シークレット・インベージョン」にてローディが長らくスクラル人に取って代わられていた事にも言及しつつ、「アイアンハート」とのクロスオーバーが実現していくのでしょうか。

ドラマ「シークレット・インベージョン」の監督は殺害予告や脅迫に怯えていると明かす

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シークレット・インベージョン」のメガホンを取ったアリ・セリム監督が、ドラマを見た「アイアンマン」のファンから殺害予告や脅迫があるのではないかと怯えながら過ごしていると、海外メディア The Hollywood Reporter に語りました。

sponsored link
 

「シークレット・インベージョン」では物語の序盤からローディがスクラルである疑惑があり、回が進むに連れてその真実が明かされました。そして最終話では映画「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」の終盤頃からローディは本人ではなくなっていた可能性が示唆されています。ただし、監督自身は解釈の余地が残っているとし、正確な答えは今後次第とも語っています

この事は以降のローディの登場作品である「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」「キャプテン・マーベル」(ポストクレジットシーン)、「アベンジャーズ/エンドゲーム」、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」に影響を与えると考えられます。

そしてとりわけ「エンドゲーム」での二人の再会、看取、葬儀などのエモーショナルなシーンへの影響が大きく、これらがスクラル人のラーヴァだったと考えることに抵抗感を示すファンも少なくありません。

©MARVEL,Disney

監督は今回のインタビューでこの衝撃的なアイデアに触れられると、「そのせいでアイアンマンのファンから殺害予告を受けるんじゃないかと心配しています。私は(第1話で)マリア・ヒルを始末した男でもありますからね。だから実は今、身を隠して過ごすつもりでいます」とドライに述べました。

これらに関して、ローディを演じたドン・チードルさんから質問はなかったかと聞かれると、「いいえ、彼は一度もそんな質問はしませんでした。彼は素晴らしい協力者です。彼は緻密で論理的な俳優で、『僕はどのくらいの期間・・・?』などとは言いませんでした。」とした上で、「しかし彼は『なぜ私がそうなることができたのか、そしてなぜそうなることができなかったのかを教えてください。』と言いました」と明かしました。

ケヴィン・ファイギ社長も別のインタビューで今作のローディに触れ、二人のローディを演じたドン・チードルさんについて「彼はとても乗り気で、彼は私たちがこれまで見たことのないローディのさまざまな面を演じることに夢中でした。」とコメントしていました。

コミックのシークレット・インベージョンではアベンジャーズやX-MENの大半がスクラル人に擬態されており、それらと比較してドラマ版に登場するビッグネームがローディしかいない事から、ローディがスクラルであることは有力視されていたものでした。

コミックと比べるとどうしても規模は小さいものの、実写で見る衝撃は大きく、その上でスクラルと交代したと考えられる時期がその衝撃をより大きくもしました。

ローディの次回作となる映画「アーマー・ウォーズ」では、視聴者はローディと共に失われた時間を振り返りつつ、共にトニー・スタークの死を再び悼む形になっていくのでしょうか?

映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」、ドラマ「シークレット・インベージョン」シーズン1はディズニープラスで配信中、映画「アーマー・ウォーズ」の公開日は未定です。

ソース:‘Secret Invasion’ Director Ali Selim on G’iah’s Power-Up and How the Series Impacts Tony Stark’s Death