映画「アントマン4」の計画が進行中だとプロデューサーが明かす

来週公開のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」のワールドプレミアイベントに出席したマーベル・スタジオのプロデューサー、ステファン・ブルサードさんが、海外メディア Comicbook.com とのインタビューの中で、アントマンシリーズ4作目の映画の計画がグリーンになっている事を明かしました。

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インタビューの中でブルサードさんは次回作について「我々はすでに考えています。どの映画もそれ自体が戦いであり、それを作ることで傷跡を負い、素晴らしい作品にしたいと思うものです。でも、希望は永遠に湧き出るもので、映画制作の旅を経て、自分自身を取り戻し始めるんです。『ああ、もしXをやったらどうだろう、Yをやったらどうだろう』という具合にね。」と、次回作のアイデアが生まれていると述べました。

そして、「歯車が回り始めると、どうしようもなくなるんです。それが具体的に何なのかについては何も言いたくないのですが、そうですね、自分ではどうしようもないですね。そういう会話は、僕とペイトン(監督)やケヴィン(社長)の間ですでに始まっていますよ。」と話し合いも始まっている事を明らかにしました。

「クアントマニア」の結末について知っているのは関係者と一部のメディア関係者のみですが、アントマン/スコット・ラングを演じるポール・ラッドさんの契約からいくつかの出演作が分かっています。

しかし、「アントマン4」がアベンジャーズ映画の前に割り込んでくるのか、それともアベンジャーズ映画のあと、フェーズ7のひとつとして計画されているのか、このあたりはまだまだ明かされる事はなさそうです。

「ソー:ラブ&サンダー」や「キャプテン・アメリカ:ニューワールド・オーダー」のようにシリーズ4作目が制作される3番めのシリーズとなる「アントマン」ですが、キャプテン・アメリカの事を考えると、スコット・ラングが主人公安泰というわけでもなく、「クアントマニア」とアベンジャーズの展開によって様々な未来が考えられそうです。

映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」は 2023年2月17日 公開予定です。

ソース:Ant-Man 4 Conversations Already Happening at Marvel Studios (Exclusive)

映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」レビュー解禁、クレジットシーンの数も判明

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」のワールドプレミアが先日開催され、レッドカーペットでの様子がYoutubeなどでライブ配信もされました。このイベントではいち早く本作が上映され、参加した各種メディアからはやくもレビューが公開されています。

※これより先は「アントマン&ワスプ:クアントマニア」のネタバレを含んでいます。ご覧の際はご注意ください。

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Fandango の Erik Davis 氏は、この映画をスター・ウォーズ感があると評価しています。

フェーズ5が始まりました! 新しいアントマンの映画は、サイケデリックなジェットコースターのように、恐ろしく愉快な奇妙さがあり、非常に恐ろしいカーンが登場します。スター・ウォーズのようなビッグな雰囲気が、MCUと最も奇抜で独創的なものに出会います。M.O.D.O.K.が大暴れして、ジョナサン・メジャースが征服する。乗り心地が大好きな作品でした。

さらに続けて、クレジット後のシーンが重要とも明かしています。

重要なことがあるので、間違いなくクレジットにとどまるようにしてください。クアントマニアがフェーズ5の1作目であるだけでなく、自己完結型のアントマンストーリーでもあることを本当に掘り下げました。面白くて甘くて、カッコいいミシェル・ファイファーが登場する、いい作品です。

The DisInsider の Dempsey Pilot 氏は、この映画の脚本の素晴らしさを具体的に指摘しました。

クアントマニアで最高に盛り上がりました。ポール・ラッドはこれまでにないほど優れており、ジョナサン・メジャースはスクリーンタイムの毎秒を楽々と征服していますが、この映画の本当のスターはジェフ・ラヴネスの脚本です。MCUがいかに美しく奇妙で神秘的であるかを思い出させてくれます。

Geek Girls Universe の Jana Seitzer 氏は、この映画が「素晴らしいヴィジュアルの饗宴」であり、「最高のアントマン映画」であると説明しました。

クアントマニアは素晴らしいヴィジュアルの饗宴です。最高の『アントマン』映画で、ユーモア、ハート、そして私たちが待ち望んでいたカーン・ダイナスティとの結びつきを備えています。ジョナサンは燃えているし、キャスリン・ニュートンは彼女の驚異的なデビューでボーラーです。2月17日がまちきれません。

Illuminerdiの Joseph Deckelmeier 氏は、この映画が「フェーズ5を開始するとても楽しい方法」と評しています。

クアントマニアはフェーズ5を開始するのはとても楽しい方法です。アントマン映画は前作よりも優れています。これも例外ではありません。カーンとこの映画の影響がMCUでさらに見られるのが待ちきれません。

CNET のシニア ライターである Sean Keane 氏は、この映画は「やりすぎ」だと表現しています。

クアントマニアではあまりにも多くのことが起こっています。そのどれにも感情的に結びつけるのは難しいです。ジョナサン・メジャースのカーンはカリスマ性があり、強烈なバディであり、視覚的にも素晴らしいですが、彼が表現する脅威はあまりにも抽象的でした。

The Movie Podcast の Daniel Baptista 氏は、この映画は「野心的」としつつも「最後の戦いは驚くべきものだ」と述べています。

クアントマニアは、MCUの次のフェーズに向けて堅実でありながら野心的なスタートを切った作品です。ジョナサン・メジャースはカーンとして絶対的な力を発揮し、マルチバースの新しい王でもあります。最後の戦いは驚くべきものですが、全体を通して、コメディーの魅力が本当に恋しかったです。

LA Film Critics の Courtney Howard 氏は、 序盤がイライラすると評しています。

苛立たしいほどラフなアクト1の後、『クアントマニア』はついに動き出し、この物語が始まるべき場所で終わるだけでした。感情的な衝動はわずかに感じられました (そして軽快さはさらに軽くなりました)。とはいえ、ジョナサン・メジャースが作品を支配しています。

The Wrap のAndi Ortiz 氏は、スコットとキャシーの関係を評価しています。

クアントマニアで一番気に入ったのは、スコットとキャシーのダイナミズムだったと思います。彼が彼女を「ピーナッツ」と呼ぶたびに、ちょっと泣きたくなるのです。彼だけのワンショットをあと10 回作ってください。

続けて、カーンについてもコメントしています。

クアントマニアのその他の感情は、驚くことではありませんが、カーン役のジョナサン・メジャースは本当に力強い存在であり、正直なところ、彼は最高の時間を過ごしているようです。もっと多くのアベンジャーズと対決する姿が見られると思うと、本当に楽しみです。

Comicbook.com Brandon Davis 氏は「これまでのマーベルで最も奇妙でおかしな映画」と表現しています。

クアントマニアは、これまでのマーベル映画の中で群を抜いて奇妙でおどけた映画です。ジョナサン・メジャースは力強く際立っています。カーンは映画全体を高めています。メジャースとポール・ラッドは共に強烈です。大量の CGI、クレイジーな新しいキャラクター、そして、MCUサーガのエキサイティングな軌跡です。

The Direct の Richard Nebens 氏は、すべての決着がついていないとしながらも、「大きなスイングをしている」ことでプロジェクトを賞賛しました。

クアントマニアは大部分がヒットしますが、すべてではありません。楽しいストーリーを盛り上げる魅力的なビジュアルですが、いくつかのオッズが欠けていました。カーンはここにいます。ジョナサン・メジャースの素晴らしいパフォーマンスです。全体として、フェーズ5への堅実なスタート!

Big Screen Leaks ( BSL ) は、この映画を「MCU の最も魅力的な作品」の1つと呼びました。

クアントマニアは、MCUの最も魅力的なエントリの1つでフェーズ5を開始します。この映画はスター ・ウォーズとアントマンの出会いであり、私はその大部分を掘り下げました。ジョナサン・メジャースはカーンを演じていてとても印象的でした。未来への大きな影響も感じさせてくれます。

Steven Weintraub 氏は、「フェーズ5への強力なスタート」になっていると評価しています。

マーベルのクアントマニアは、フェーズ5への強力なスタートです。『クアントマニア』と呼ばれる理由がわかりました。ジョナサン・メジャースはカーンとして優れており、これがどこに行くのかを見るのが待ちきれません。クレジットの後に2つのシーンがあり、両方とても良いです。

全体的にポジティブな感想が多く、特にジョナサン・メジャースさん演じるメインヴィラン征服者カーンに対する評価が高くなっています。カーンは今後も「アベンジャーズ」映画での対決が控えているため、サノスに引けを取らないキャラクターとしてうまく観客に印象付ける事に成功しているようです。

映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」は 2023年2月17日 公開予定です。

映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」新クリップ公開─カーンは【ネタバレ】とも出会っている?

来週公開予定のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」の新たなクリップが公開されました。Rotten Tomatoes 経由で公開されたこの動画は、予告にも含まれているアントマン/スコット・ラングと征服者カーンの初対面となるシーンのようです。

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80秒ほどの動画の中で、スコットとカーンは次のようなやり取りを交わしています。

カーン:面白い男だな、スコット・ラング

スコット:えーと、君が誰なのか知らないけど、大きな間違いをしてるよ?僕はアベンジャーで、他のアベンジャーズの連絡先も持ってる。

カーン:お前がアベンジャーズ?前に殺した事があるな?

スコット:なんだって?

カーン:しばらくするとみんなぼやけてしまうんだ。ハンマーを持っているのはお前だろ?

スコット:あれはソーだ。似たような身体でよく間違われるけど。君は誰なんだ?

カーン:お前と同じ、多くの時間を失った男だ。だからお互い助け合える。

予告では市民からスパイダーマンと間違われるシーンがありましたが、カーンからはソーと間違って認識されているようです。体型が似ているとジョークを交えるスコットですが、場の空気は重く、本作がかなり深刻な内容になる事を予感させています。

カーンは既に(別のマルチバースの)アベンジャーズと出会い、そのうちの数人あるいはすべてを殺しているようですが、アントマンたちはこの局面をどのように乗り越えていく事になるのでしょうか。

映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」は 2023年2月17日 公開予定です。

アベンジャーズのスコット・ラングさんが自身の半生を綴った伝記本の発売を発表、予約も開始

地球最強のヒーローチーム「アベンジャーズ」のメンバーでサノスとの戦いから宇宙を救った英雄のひとりアントマンことスコット・ラングさんが、256ページにわたって自身の半生を綴った書籍「Look Out for the Little Guy」の発売を発表し、そのトレーラーを公開しました。また、ディズニーのサイトや各種オンラインショップでは9月5日のリリースに向けた予約も始まっています。

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書籍の公式概要は以下の通りです。

これは、前科者が世界を救うスーパーヒーローに転身した、驚くべき物語。

スコット・ラングは、『Look Out for the Little Guy』で、服役から離婚した父親、アントマンとなりアベンジャーズに加わるまでの苦悩と勝利を、冷徹なまでに正直に語っています。アベンジャーズとサノスの間に何が起こったのか、アリサイズに縮んだ本当の気持ち、ヒーローと父親の役割を両立させることの難しさなど、スーパーヒーローになったこの一般人がついにすべてを語り尽くした、壮大な戦いの勝敗の物語です。

大小さまざまな冒険を経て、スコットは数え切れないほどの素晴らしい経験から得た知恵を、実在のアベンジャーズによる初の回想録に集約しました。彼の壮大な旅の忘れられない詳細を知れば、小人に気を配ることを思い出す必要はないでしょう。

“ヒーローの背後にいる男、そして私が友人と呼ぶヒーローを紹介する。”
─アベンジャーズの仲間、ブルース・バナー


一部ではこの書籍が今月公開予定のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」のガラのシーンと関連しているのではないかと見られており、劇中にも登場するアイテムとして機能している可能性があるようです。

もしそうだとすれば残念なことに映画の公開と書籍の発売日が大きく離れており、売上にも大きく影響する事を予感させています。

マーベル・スタジオが現実とMCUをリンクさせるのは久々の事で、フェーズ2までは映画「インクレディブル・ハルク」の頃から劇中に登場していた架空のニュース番組「ニュースフロント」の公式SNSが開設され、活動していました。現在、SNSの活動は停止していますが、ニュースフロントは「エイジ・オブ・ウルトロン」以降も引き続きMCUに登場しています。

スコット・ラングはこの本の中で何を語っているのでしょうか。

映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」は 2023年2月17日 公開予定、書籍「Look Out for the Little Guy」は 2023年9月5日 発売予定、予約が各種サイトで受付中です。

映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」のワールドプレミアイベントが2月7日にライブ配信

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」のレッドカーペット・ワールドプレミアイベントが現地時間の2023年2月6日にロサンゼルスで開催される事が発表されました。また、YoutubeやTwitchなどでもライブ配信される事も発表されました。

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Youtubeの場合は以下で、日本時間で2月7日(木) 10:00頃の配信開始となります。

日本語字幕及び日本語副音声等はありません。Youtubeの自動字幕機能などでお楽しみください。

前作、「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」のライブの様子は以下の公式動画でご確認ください。

映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」は 2023年2月17日 公開予定です。

映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」新30秒予告公開、征服者カーンは既に【ネタバレ】を殺していた

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」の新たな30秒予告「Before」が公開されました。今回公開されたこの動画は、2022年のコミコンやD23 Expoで公開されていた限定トレーラーのシーンを含んでおり、見たことがない人には驚きのシーンが含まれています。

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動画はジョナサン・メジャースさん演じる征服者カーンがポール・ラッドさん演じるアントマン/スコット・ラングに語りかける所から始まり、やがて「Have I killed you before?」(前に殺した事があるな?)と既にアントマンを殺した経験がある事を明かしています。

カーンは本作までの間に無数のマルチバースを渡り歩いていると見られ、その中でアントマンやアベンジャーズと戦い、既に勝利を収めている経験があるようだとも過去に報じられていました。

この強大なヴィランを相手にアントマンは無事に本作を凌ぐ事が出来るのでしょうか。

映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」は 2023年2月17日 公開予定です。

映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」、アベンジャーズ5脚本家がカーンの脅威に言及

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」。劇場公開まで一ヶ月を切った本作のメインヴィランである征服者カーンについて、本作と「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」の脚本を担当するジェフ・ラヴネスさんがその脅威について、海外メディア SFX Magazine とのインタビューの中で言及しました。

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ラヴネスさんは征服者カーンについて、「ジュリアス・シーザー、征服王のウィリアム、チンギス・ハーン、新世界にやってきたスペインの征服者たち。彼らは歴史的には悪人ですが、聖戦や目的を持った人物たちでした。自分のものでない世界に来て、自分の意志を押し通そうとするならば、かなり強い信念が必要になります。」と歴史上の人物になぞらえてその信念が脅威になると説明しました。

「クアントマニア」から本格的に始まるカーンの物語について、「カーンは非常に孤独なキャラクターでもあります。しかし、私は、彼がアベンジャーズ規模の黙示録的な高みに到達する前に、このキャラクターの人間性と脆弱性さえも紹介したかったのです。」とアベンジャーズ新作映画の前に語っておくべき物語があると明かしました。

そして、「亡命中のナポレオン、シベリアに囚われたスターリン、あるいはガリア郊外のジュリアス・シーザーがルビコンを渡るかどうか決めるところをほとんど見せる、本当にいい機会だと思いました。すべてが動き出す前に超悪者を捕らえ、『冬のライオン』のような質感を持たせる。もちろん、彼は恐ろしいし、とても堂々としていますが、彼が全力疾走するはずの通常のアベンジャーズ映画よりも、もう少しだけ彼とのキャラクタータイムを長くすることができます。カーン対サノスの対決議論は大歓迎ですね!これからもっとカーンのことを知ることができると思います。」とサノスとは異なる魅力を紹介していく事を予告しました。

ドラマ「ロキ」シーズン1に登場した在り続ける者を始めとして、今回登場するカーンはその変異体となる二人目。しかしケヴィン・ファイギ社長は今後も複数のカーンが登場する事を予告し、「ロキ」シーズン2でも新たな変異体の登場が噂されています。

コミックでも無限のマルチバースの中に無数のカーンが存在していますが、その中にはカーンを超える脅威となるカーンや、カーンを止めるべく対抗するカーンも存在しています。MCUではどのようなカーンが描かれる事になるのでしょうか。

映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」は 2023年2月17日 公開予定です。

ソース:Ant-Man and the Wasp: Quantumania writer says Kang the Conqueror is a “top-tier, A-list Avengers villain”

映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」、脚本家が「ザ・カーン・ダイナスティ」からクビになるかもしれないと語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」の脚本を担当したジェフ・ラヴネスさんが、海外メディア SFX Magazine とのインタビューで本作で初登場となるMCU版のM.O.D.O.K.(モードック)について言及しました。

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「クアントマニア」のあと、「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」の制作に入るラヴネスさんは本作のモードックについて、「この映画で一番のお気に入りです。」と前置きしつつ、「デザインや見た目はコミックスに忠実ですが、彼には少しばかり追加した要素があるんです。多分、みんなが見たら『ザ・カーン・ダイナスティ』からクビにしろって言われるかもしれませんが、私の好きな瞬間のいくつかはそこでのダイナミクスから来ているんです。」と、ファンが気に入らないかもしれない要素を追加している事を明かしました。

そして、「本作のモードックは『A Fish Called Wanda』(邦題:ワンダとダイヤと優しい奴ら)のケヴィン・クラインとシンプソンズの古いエピソードに出てくるフランク・グライムズからインスピレーションを受けたと言っておきます。『この本当に上から目線で、わがままで、権利を主張し、同時に深く悲しくて不安な男は、自分が人生でひどい目にあったことを知っていて、それを最大限に利用しようとしてるよ 』とね。」とモデルになったキャラクターに言及しました。

さらに「モードックは『A Fish Called Wanda』のケヴィン・クラインのように、人を殺すのがかなりうまいんです」と追加しています。

ケヴィン・クラインさんが同作で演じているのはヒットマンのオットー。暗殺を生業とするオットーの要素もM.O.D.O.K.( Mental Organism Designed Only for Killing :直訳で「殺人のために設計された可動式有機体」)と重なる部分があるようです。オットーは最終的にダイヤを奪われてしまうという結末でしたが、モードックにはどのような結末が用意されているのでしょうか。

映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」は 2023年2月17日 公開予定です。

ソース:Ant-Man and the Wasp: Quantumania writer breaks down MODOK inspiration: “He’s a real loose cannon”

征服者カーン役ジョナサン・メジャースさん、MCUは「世界最高の演劇学校」と同じだと言う

来月公開予定のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」でヴィランの征服者カーンを演じるジョナサン・メジャースさんが、海外メディア Deadline とのインタビューの中で、MCUは世界最高の演劇学校と言われるイェール大学と同じであると語りました。

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ジョナサン・メジャースさんは俳優のキャリアを選択した時の事を次のように語りました。

私が21歳のとき、大人のための世界で最高の演劇学校はどこなのか調べました。卒業生と彼らの作品、その全体を調べた後、最終的にイェール大学に行きました。

そして、マーベル・スタジオからオファーがあった際も同様だったと述べました。

マーベル・シネマティック・ユニバースに参加する機会があったとき、私は同じように台帳を見ました。ケヴィン・ファイギは学長であり、イェール大学のジェームズ・バンディ学長のようです。監督は教職員、そして学生はロバート・ダウニー・Jr、マーク・ラファロ、ティルダ・スウィントン、トム・ヒドルストンなどです。他にもたくさんいました。ここに参加したくない人なんていませんよ。

そして最新作の「クアントマニア」については、「カーンがクアントマニアで何をするかは当初聞かされていませんでした。でも、素晴らしい俳優たちと仕事を出来るのは分かっていました。」とサインした理由について明かしました。

カーンは本作でMCU初登場となりますが、カーンの変異体にあたる「在り続ける者」として、ジョナサン・メジャースさんはドラマ「ロキ」にも出演しました。「ロキ」シーズン2にもカーンの変異体が複数登場すると言われており、映画「アベンジャーズ;ザ・カーン・ダイナスティ」や「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」に向けて、より多くのカーンとその変異体を演じていく事になるようです。

映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」は 2023年2月17日 公開予定です。

ソース:‘Magazine Dreams’ Jonathan Majors On Transforming To Play A Troubled Bodybuilder, Joining Marvel Universe & Getting Punched Really Hard By Michael B. Jordan In ‘Creed III’ – Sundance

映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」に登場するキャラクターと噂のキャラクター22選

2023年2月17日公開予定のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」。本作に登場することが判明しているキャラクターと、登場が噂されているキャラクターについて簡単なプロフィールや噂話の内容を交えつつご紹介。内容は記事執筆時点(2023年1月20日)での情報となります。

※これより先は「アントマン&ワスプ:クアントマニア」のネタバレを含んでいる可能性があります。ご覧の際はご注意ください。

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1.アントマン/スコット・ラング

トレーラー登場済

ポール・ラッドさん演じる元泥棒のアベンジャーズ、二代目アントマン/スコット・ラング。フェーズ4ではアントマンがポッドキャストをしていたり、ミュージカルに登場していたりと、かなりの人気を獲得している事が示唆されていました。

予告でも街の人々と親しげに声をかけあっていますが、スパイダーマンと間違われるなど、浸透しているのかどうかよくわからない部分もあります。

©MARVEL,Disney

2.ワスプ/ホープ・ヴァン・ダイン

トレーラー登場済

エヴァンジェリン・リリーさん演じる二代目ワスプことホープ・ヴァン・ダイン。2作目の時点でアントマンよりも高い戦闘能力を見せていましたが、今回のヴィラン相手にどの程度通用するのか見どころとなっています。

©MARVEL,Disney

3.キャシー・ラング

トレーラー登場済

キャスリン・ニュートンさん演じるスコット・ラングの娘キャシー・ラング。1作目、2作目のキャシーは幼少時代でアビー・ライダー・フォートソンちゃんが演じていました。

その後「アベンジャーズ/エンドゲーム」にて5年間の時が流れ、大人になったキャシーをエマ・ファーマンさんが演じましたが、本作への登場にあたって何故かリキャストされました。

リキャストの理由については不明で、エマ・ファーマンさんは「何の報告もなかった」とし、悲しみの声をあげていました。

キャシーはコミックでスタチュア、スティンガーという異なる複数のヒーローネームを使用していますが、本作でどう名乗るのかは分かっていません。

©MARVEL,Disney

4.ハンク・ピム博士

トレーラー登場済

アントマンにとってのキーアイテム、ピム粒子を開発した初代アントマンことハンク・ピム博士。これまで同様マイケル・ダグラスさんが演じています。今回もスコットたちをサポートすると見られています。

©MARVEL,Disney

5.ジャネット・ヴァン・ダイン

トレーラー登場済

ミシェル・ファイファーさん演じるジャネット・ヴァン・ダインはホープの母親で初代ワスプ。2作目では30年間閉じ込められていた量子世界からピム博士によって救われました。

本作ではその30年間にジャネットが経験した秘密が大きく関わってくるようです。

©MARVEL,Disney

6.征服者カーン

トレーラー登場済

コミックのスーパーヴィランの一人で、本作のメインヴィラン。ドラマ「ロキ」に登場した在り続ける者とは変異体の関係にあり、同じくジョナサン・メジャースさんが演じています。

在り続ける者の説明によると、あらゆるマルチバースを支配しようとする征服者カーンから神聖時間軸を守るためにTVAを設立し、変異体の剪定を行ってきました。しかし、シルヴィによって在り続ける者が殺されたことで、カーンを抑え込む事ができなくなりました。

カーンは「クアントマニア」のあとも「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」などの映画に登場する事がわかっており、フェーズ3までのインフィニティ・サーガのサノスにつづく、フェーズ6までのマルチバース・サーガのボスキャラとして「クアントマニア」で一歩を踏み出すことになります。

©MARVEL,Disney

7.M.O.D.O.K.

トレーラー登場済

コミックのスーパーヴィランの一人であるM.O.D.O.K.(モードック)。ここ数年ではゲームのボスキャラとして登場したり、Huluでのアニメ化などもされ知名度を大きく上げていますが、本作に登場するモードックはそれらや原作コミックとは少し異なる設定のようです。

モードック自体はトレーラーに登場していますが、その正体については公式には明かされていません。画像からは「アントマン」のヴィランのイエロージャケット/ダレン・クロスを演じたコリー・ストールさんのように見え、1作目で量子世界に閉じ込められたダレンが変異あるいは改造された存在である可能性が高いようです。

コリー・ストールさんの再登場について、台本が完成した2021年の時点でワスプ役のエヴァンジェリン・リリーさんがネタバレしていました。

©MARVEL,Disney

8.クライラー卿

トレーラー登場済

ビル・マーレイさん演じる謎のキャラクター。最近のプレスリリースによって、噂どおりコミックのクライラー卿を演じることが判明しました。

コミックの、と言ってもクライラーは長い歴史の中で数回登場しただけのキャラクターであり、ほとんど背景がありません。そのため、MCU版はほぼオリジナルのキャラクターといっても過言はないようです。なお、ビル・マーレイさんは自身の役を「悪者」と称していました。

©MARVEL,Disney

9.デイル

トレーラー登場済

アントマン1作目にも登場したアイスクリーム店バスキン・ロビンス(日本で言うサーティーワン)の店長。演じるのは引き続きグレッグ・ターキンソンさん。

1作目ではスコットが元泥棒である事を知りクビにしましたが、「クアントマニア」トレーラーではアベンジャーズの一員として世界を救ったアントマンがスコットであると知り、「Employee of the Century (世紀の従業員)」として表彰している様子が映されています。

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10.ヴェブ

トレーラー未登場?

デヴィッド・ダスマルチャンさんが演じると発表された謎のキャラクター。量子世界の住人の誰かである可能性が高く、トレーラーに既に登場している顔の見えないキャラクターのいずれかである可能性と、スコットとの泥棒仲間、カートの変異体である可能性が指摘されています。

11.ソニー・バーチ

噂、監督否定

ウォルトン・ゴギンズさんが演じた「アントマン&ワスプ」のヴィランの一人。ペイトン・リード監督はソニー・バーチにはまだ続きがあると明かしつつも、それを語る舞台は「クアントマニア」ではないと話しています。

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12.ジミー・ウー

イベント限定公開トレーラー登場済

前作「アントマン&ワスプ」からMCUに登場したランドール・パークさん演じるFBIのエージェント。ドラマ「ワンダヴィジョン」にも登場し、S.W.O.R.D.に強力して事件解決に尽力しました。

「クアントマニア」での役割は今のところ不明です。

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13.ケイト・ビショップ

噂レベル

ドラマ「ホークアイ」に登場した主人公の一人ケイト・ビショップ。ケイト・ビショップを演じるヘイリー・スタインフェルドさんが「クアントマニア」のロケ地近くで目撃され、この噂が報じられる事になりました。

MCUのケイト・ビショップはコミックと違ってニューヨークを拠点にしている事が「ホークアイ」で判明しているため、アントマンたちの拠点であるカリフォルニアとどう繋がるのかは不明です。

ヤングアベンジャーズであるケイトとキャシーがどこかの時点で出会うことは想像に難く有りませんが、それが「クアントマニア」になるのかは映画公開までの秘密となっています。

©MARVEL,Disney

14.15.ジム・パクストン、マギー

本人否定

1作目、2作目で登場したスコット・ラングの元妻マギー・ラングとその再婚相手ジム・パクストン。

マギーを演じるジュディ・グリアさんは「連絡がない」と明かしています。

サンフランシスコ警察の警官でもあるパクストンを演じるボビー・カナヴェイルさんは、警察でのロケがあったにも関わらず呼ばれていない事を明かしています。

この夫婦はキャシーの両親という位置づけでもありますが、今作でキャシーがフィーチャーされるにも関わらず出番はないようです。

©MARVEL,Disney

16.17.18.ルイス、カート、デイヴ

本人否定

マギー夫妻同様に、前作までのシリーズを彩ってきたスコットの泥棒仲間3人。

ルイスを演じるマイケル・ペーニャさんとカートを演じるデヴィッド・ダスマルチャンさんは再演したいと話しつつも連絡がないことを明かしていました。ダスマルチャンさんは前述のように別役でのキャスティングとなっています。

デイヴ役のラッパーT.I.さん(ティップ・“T.I”・ハリス)は妻を含む複数の女性から性的虐待容疑で告発されたと海外メディアで取り上げられており、これが原因かどうかは不明としながらも続投しないと報じられています。

©MARVEL,Disney

19.ミス・ミニッツ

噂レベル

スクーパーが報じたわけでもなく、完全な噂レベルのミス・ミニッツ。ロキとシルヴィが在り続ける者と戦う前に行方をくらました彼女が征服者カーンに鞍替えしていたとしてもおかしくはなさそうですが、どうなるのでしょうか。

ミス・ミニッツの声優タラ・ストロングさんは「ロキ」シーズン2への再登場を認めており、彼女の物語がまだ終わっていない事は確かなようです。

©MARVEL,Disney

20.ウィリアム・ジャクソン・ハーパーさん演じるキャラ

海外メディア確認済

「グッド・プレイス」や「ミッドサマー」への出演で知られるウィリアム・ジャクソン・ハーパーさんがキャスティングされたと複数の海外メディアが過去に報じました。

Empire の報告によると、彼が演じるのはクアズと呼ばれるキャラクター。量子世界の住人でテレパスだとの事です。

©MARVEL,Disney

21.ケイティ・オブライアンさん演じるキャラ

海外メディア確認済

ドラマ「エージェント・オブ・シールド」にキンボール役で出演したケイティ・オブライアンさんのキャスティングが海外メディアによって報じられています。

クアズと同じEmpireの記事によると、名前はジェントラ。量子世界での弾圧に抗う自由の戦士とのことですが、外見については不明です。

※外見がリークされたため追記

22.ニック・フューリー

本人談

フューリーを演じるサミュエル・L・ジャクソンさんが過去のインタビューで「シークレット・インベージョン」「キャプテン・マーベル2」「アントマン」の3本を同時に撮影したと明かしています。

「クアントマニア」本編に絡むのかは不明ですが、2023年春に配信予定の「シークレット・インベージョン」に向けてクレジットシーンなどで準備をするのかもしれません。

©MARVEL,Disney


以上、キャラクターと噂の紹介でした。その他、過去に9歳から12歳の少女が重役な役で募集されているとも報じられていました。

前2作とは違い予告にコメディ要素はほとんどなく、今後の大型クロスオーバー作品に向けたシリアスな展開が予想されています。

映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」は 2023年2月17日 公開予定です。