【噂話】映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」、カーン不在でも設定の一部は継承されると言う

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」はもともと「ザ・カーン・ダイナスティ」として開発され、「ロキ」や「アントマン&ワスプ:クアントマニア」などと密接に繋がる予定でした。征服者カーン役のジョナサン・メジャースさんの解雇に伴ってアベンジャーズ5作目はドクター・ドゥームを中心とする映画に変更されましたが、以前の設定の一部は残されると報じられました。

TCC のアレックス・ペレス氏はドクター・ストレンジの「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」や「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」での行動がマルチバースに与える影響について、次のように説明しています。

マルチバース・サーガ全体の主要なプロットポイントの一つは、MCU(そしてマルチバース全般)が現在、無限のサイクル/ループに陥っているというものです。 これは「ロキ」(2021年)以来、マーベルの議会で一貫して維持されています。

ドラマ「ロキ」で在り続ける者が語った事は「ドゥームズデイ」でも維持されているようで、氏はさらに詳細に説明しました。

「ロキ」シーズン1の終盤のスピーチで在り続ける者が言ったことと、シーズン2の一部は真実です。登場人物がどんな行動をとろうと、結末は常に同じです。カーンの変異体とのマルチバース戦争の後、在り続ける者はアライオスを使って勝利し、TVAを構築し、それがMCUとして知られる物語につながり、何度も繰り返されます。これは「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」での大きな暴露の1つになるはずでした。つまり、私たちが住んでいるこの宇宙の反復、映画、ドラマ、スペシャルプレゼンテーション、マーベル・スタジオに関連するものはすべて、在り続ける者がマルチバース戦争が起こらない宇宙/タイムラインを創造し、彼が永遠に存在を支配するための試みのトライ#14,000,605かそれくらいに過ぎないということです。

そして、当初はカーンがインカージョンを引き起こす予定だったものが、現在はヒーローたちの責任になっているようです。

カーンとその変異体が公式に姿を消した今、マーベルはこのプロットポイントを当初の構想とは全く異なる形で展開していくことができます。当初は、カーンの変異体が時空を超えて大混乱を引き起こし、マルチバースに次々とインカージョンを起こしていく様子が描かれる予定でした。しかし、現在では、その主な理由は時空構造に干渉してきた様々なヒーローたちにあります。「ドゥームズデイ」で最初に描かれる主なインカージョンは、Earth-616とモニカの舞台となる宇宙、そして作中でX-MENが現在活動している宇宙を巡るものです。「ノー・ウェイ・ホーム」でスパイダーマンとドクター・ストレンジが引き起こしたような他のインカージョンについても触れられる予定です。

MCUで初めてインカージョンについて言及された「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」では、イルミナティのリード・リチャーズが「マルチバースに長く干渉するとインカージョンが起こる」と説明し、ドクター・ストレンジにすぐに元の世界に帰るように求めていました。

特異点であるアメリカ・チャベスや在り続ける者によって作られたTVA、特殊な存在であるウォッチャーはインカージョンを引き起こさずにマルチバースを移動出来るのかもしれませんが、基本的にはマルチバース間の移動によってインカージョンのリスクが増えるようです。

すなわち「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」や「マーベルズ」でもその後インカージョンが起こり始めていると言えそうです。「ホワット・イフ…?」では盛大にマルチバースを移動していましたがどうなるのでしょうか。

ドクター・ストレンジ自身は映画を観た視聴者と同じ認識であると思われますが、インカージョンは実際には自然現象のようなものではなく、人為的に引き起こされているものとして征服者カーンを設定する予定だったようです。

というのも、コミックでもインカージョンについてヒーロー達はマルチバースに首を突っ込むことが原因と認識していましたが、実際にはビヨンダーが引き起こしているものとして描かれています。MCU版ではビヨンダーが征服者カーンの変異体の一人として描かれる計画だと数年前には報じられていました。

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カーンの駒を盤上から取り除いたことで、ビヨンダーを登場させる計画は変更された可能性がありそうです。

「ドゥームズデイ」ではいくつかのインカージョンを目の当たりにする事になるようですが、これに対して、コミックのリード・リチャーズが用意した救命いかだのようなものがMCUでも検討されており、宇宙が破壊されても一部のキャラクターを逃す計画があるとの事。亡命先には量子世界やヴォイドが候補になっているようです。

ペレス氏は補足として、現状の「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」においてキャプテン・アメリカとドクター・ストレンジが主役級、ブラックパンサーは脇役、シャン・チーは大脇役になっているとも報告しました。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」はこれまでにMCUで「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」を手掛けてきたルッソ兄弟監督が再びメガホンを取る事に。

公式発表されたキャストリストは過去の記事をご参照ください。

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また、ドクター・ストレンジ役のベネディクト・カンバーバッチさんが出演を認めています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-benedict-cumberbatch-retracts-his-statement/”]

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年12月18日 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年12月17日 公開予定です。

ソース:Alex Perez June Q&A Part 1: ‘Armor Wars’, ‘Avengers: Doomsday’ & ‘Secret Wars’

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」、マイケル・ダグラスさんは再演はないと考えている

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」ではアントマン/スコット・ラングの登場が発表されていますが、初代アントマンであるハンク・ピム博士を演じてきたマイケル・ダグラスさんは、次の映画への再登場の可能性がないと考えている事を明らかにしました。

海外メディア Deadline とのインタビューで、今後のMCUでハンク・ピムを再演する可能性について質問されたマイケル・ダグラスさんは、「そうは思いません。」と否定的な考えでいる事を明らかにしました。

そしてマーベル映画に出演出来た事を振り返って「出演出来て興奮しました。グリーンスクリーンの映画は初めてだったから」と語っています。

ダグラスさんは1997年にFurther Films という映像制作会社を設立し、俳優と経営を両立するのが大変だったとも振り返りました。

「チャック・ロリーと共演してコメディに挑戦したかったから、コミンスキー・メソッドを受講したんです。でも今は休暇を楽しんで、自分の人生を楽しんでいます。制作会社を経営しながら俳優業もするのは、本当に大変でした。」

「アベンジャーズ/エンドゲーム」を境に俳優業を縮小していることについても言及。

「ええ、本当に気に入った作品があれば、また俳優業を再開するつもりです。でも、燃えるような情熱は感じていません。今もプロデュースを続けていますし、人々を結びつけることに今も情熱を注いでいます。」と述べました。

マイケル・ダグラスさんは以前のインタビューで、「アントマン&ワスプ:クアントマニア」でハンク・ピムの壮大な死を描いて欲しいとスタジオにリクエストしていた事を明かしつつ、「クアントマニア」でタイミングを失った事でアントマン4作目にも登場する事はないだろうと話していました。

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「クアントマニア」は評価が振るわなかった事に加えて、ワスプ/ホープ・ヴァン・ダイン役のエヴァンジェリン・リリーさんが俳優業の引退を発表。

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設定上、ホープはピムテックのCEOになっているはずですが、今後はスクリーンに表示される事はなく、時折スコット・ラングたちの口から名前が言及される程度に終わるでしょう。

そしてスコット・ラングを演じるポール・ラッドさんも56歳になっている事を考えると、娘のキャシー・ラングを演じるキャスリン・ニュートンさんに正式にバトンタッチされる日も遠くなさそうですが、「ドゥームズデイ」で世代交代のきっかけが描かれるのか注目です。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」はこれまでにMCUで「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」を手掛けてきたルッソ兄弟監督が再びメガホンを取る事に。

公式発表されたキャストリストは過去の記事をご参照ください。

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また、ドクター・ストレンジ役のベネディクト・カンバーバッチさんが出演を認めています。

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映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年5月 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年5月 公開予定です。

ソース:50 Years On, Michael Douglas Reflects On His Epic Journey Making ‘One Flew Over The Cuckoo’s Nest’: “The Movie Reflects What’s Happening In America”

征服者カーンはアイアンマンとホークアイに続いてMCUに登場出来る?ジョナサン・メジャースさんが言及

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」や映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」で征服者カーンとその変異体を演じたジョナサン・メジャースさんが、カーン再演の可能性について踏み込んで語っています。

インタビューでは薬物乱用による逮捕歴のあるロバート・ダウニー・Jrさんと、元妻から(彼から)殺害予告を受けたと裁判で訴えられていたジェレミー・レナーさんに続いて、征服者カーンを再演するチャンスはあるかと質問され、次のように回答しています。

与えられた役をこなすだけです。終わるまで、終わりはありません。マーベルってそういう所だと思います。分かるまで、分からないんです。

メジャースさんは自分が決められる事ではないとしつつも、カーンというキャラクターの魅力について説明しています。

しかし、これだけは言っておきます。私が演じた役の中で、カーンは俳優にとってある種の斬新さと挑戦性を持っており、もう一度演じたいと思う役なんです。人々がそのことについて話しているのを聞くと…街で話が続く限り、ファンが話している限り、希望はあると思います。

マーベル・ユニバースに招かれ、とりわけカーン役を演じたとき、とても嬉しかった。あの頃が懐かしい。またやりたいですね。カーン役は素晴らしいし、キャラクターのバリエーションの多さから、これまで演じたどの役とも違います。絶対にまたやりたいし、もしできるなら、断る理由はありません。それはディズニー社にかかっています。

最近の別のインタビューで「ケヴィン・ファイギに手紙を書いた」とも発言していた事について返事があったかと質問されると「どう受け取られたかはわかりません。私は彼を尊敬し、愛しています。マーベルには愛しかありません。返事は今のところありません。」と回答しました。

ちょうどMCU最新作である「デアデビル:ボーン・アゲイン」は「赦しこそが愛」だとも説明されていましたが、ディズニーとマーベルは罪を償ったジョナサン・メジャースさんを赦して、再び起用するのでしょうか?

ドラマ「ロキ」、映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」はディズニープラスで配信中です。

ジョナサン・メジャースさんが征服者カーン復帰の可能性について語る

俳優のジョナサン・メジャースさんが映画「マガジン・ドリームス」のプロモーションをする中で、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)での征服者カーンの再演の可能性について質問され、現在の心境を述べています。

海外メディア USA Today とのインタビューでは「ええ、もちろんイエスです。ディズニー、マーベル・スタジオ、大好きです」とし、「トム・ヒドルストン、あの人と仕事ができてよかった。ポール・ラッドとも仕事ができてよかった。ググ・バサ=ローと仕事も素晴らしいものでした。この業界が大好きで、今は彼らからの愛を感じ、彼らへの愛を実際に表現できる場所にいるんです。」とドラマ「ロキ」や映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」での共演者について称賛と感謝を述べました。

また、海外メディア Variety とのインタビューでは最近ケヴィン・ファイギと会話があったかと質問され、「彼に手紙を書きました。最近ではありませんが、それほど遠い過去でもありません。」と回答。

返事があったかどうかについては口にしなかったものの、「ただ彼に感謝しています。彼が大好きなんです。マーベルで過ごした時間は楽しかったし、今でもカーンが大好き。彼らのことを見守っています。彼らが何をしているのか分かっているし、応援しています。彼らが私を必要とするなら、私がどこにいるか知っているはずです。」と呼びかけに応じる構えを見せました。

また、解雇された事を振り返り、処分に対して「彼らが株式公開企業であることは理解しています。」とした上で「私が彼らを責める事はありません。そのことをはっきりさせておきたいと思います。私はそのことで誰に対しても腹を立てていません。まったく腹を立てていません。」と受け入れている事を認めました。

ケヴィン・ファイギ社長はジョナサン・メジャースさんの征服者カーンの再登場を検討しているとも報じられています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-kang-the-conqueror-return-rumor/”]

これについては、「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」や「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」でカーンの物語を数分程であっさり終わらせる可能性が囁かれていますが、計画を大幅に変更してアベンジャーズ7作目や8作目のメインヴィランとして戻って来る可能性もあるのか、注目されています。

ドラマ「ロキ」、映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」はディズニープラスで配信中です。

「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」、征服者カーン役のジョナサン・メジャースさんが裁判と解雇を振り返る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」でメインヴィランの征服者カーンを演じるはずだったジョナサン・メジャースさんが、元恋人からの訴訟と判決結果、そして何よりディズニーとマーベルから解雇された時の事について振り返って語りました。

海外メディア THR とのインタビューで、ジョナサン・メジャースさんは解雇の瞬間を鮮明に覚えているとし、その瞬間は、陪審員が軽罪第3級暴行罪1件と第2級ハラスメント罪1件で有罪判決を下したことを知った裁判の直後のことだったと言います。

裁判後の車の中で弁護団の一人が彼の方を向いて、「今なら君は驚かないし、処理し始めることができる。彼らはあなたを解雇した。マーベルが君をクビにしたんだ。」と言ったとメジャースさんは振り返りました。

また、マーベルだけでなく、マネージメント会社や宣伝会社からの解雇やCM降板なども相次いだことで、「『これは現実なのか?』と思う日々でした。今まで経験したことのないほどの悲痛な思いで、どんどんひどくなっていきました。」と当時の心境を語りました。

訴訟のいくつかは既に取り下げられており、メジャースさんは残った裁判で一部有罪(大半は無罪)となり、一年間の更生プログラムを受けていましたがそれも終わりつつあります。映画「マーシレス」での主演も獲得し、キャリア復帰への準備を進めています。

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一方でマーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長はジョナサン・メジャースさんの再起用を検討しているとも報じられていますが、これが当初の予定だったアベンジャーズ5作目、6作目となるのかは分かっていませんし、ディズニーが認めるかどうかも不明です。

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映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」、ドラマ「ロキ」はディズニープラスで配信中です。

ソース:Jonathan Majors’ Moment of Truth

ポール・ラッドさんが「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」出演について分からないと回答するも、もうすぐロンドンへ行くと参加をほのめかす

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」でアントマン/スコット・ラングを演じたポール・ラッドさんが、映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」に出演するかどうかについて質問され、回答しました。

海外メディア Collider から「ドゥームズデイ」と「シークレット・ウォーズ」のルッソ兄弟監督と連絡を取っているかと質問されたポール・ラッドさんは「ルッソ兄弟に関しては、彼らは私のことをよく知っています。どこにいるかもね。私が言えるのはそれだけです。私はこういう事をどうやったらいいのか、よく分かりません。」と回答し、「ドゥームズデイ」への参加について曖昧な表現に留めました。

一方で、「数週間以内にロンドンに行きますか?」という質問に対しては「この界隈では、もうすぐみんなロンドンに旅行するんじゃないの?」と、現在、「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」の撮影準備が進められているロンドンに向かう事を半ば認めました。

もちろん大半のメディアやファンが「ドゥームズデイ」にアントマンがいると信じていますが、当初はアベンジャーズ映画で重要になると思われていたアントマンが現在どのような状況にあるのかは未知数となっています。

「アントマン&ワスプ:クアントマニア」ではスコット・ラングが征服者カーンの警告を無視した事が間違いだったかもしれないと再考する所で終わり、「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」への伏線を準備して終わりました。

しかし、征服者カーン役のジョナサン・メジャースさんの訴訟と裁判、そして判決結果を受けて「ザ・カーン・ダイナスティ」は廃案となり、新たに「ドゥームズデイ」へと生まれ変わる事に。

征服者カーンが中心となるはずだった「ザ・カーン・ダイナスティ」は当然、既に顔見知りであるアントマンが大きな役割を果たす事が期待されていましたが、カーンの代わりにドクター・ドゥームが登場する事になり、アントマンとの関連性は薄くなったと見られています。

あわせてワスプ/ホープ・ヴァン・ダイン役を演じてきたエヴァンジェリン・リリーさんが俳優引退した事もあり、「アントマン4」があるとすれば「アントマン&スタチュア」として娘キャシー・ラングとのコンビ映画になる事が予想されています。

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「アベンジャーズ」の最新映画2本で、アントマンがどのような役を担うのか、注目です。

映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」はディズニープラスで配信中。映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年5月 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年5月 公開予定です。

ソース:“They Know Where I’m At”: Paul Rudd Addresses His Return in ‘Avengers: Doomsday’ and ‘Secret Wars’

【噂話】マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長がジョナサン・メジャースさんの征服者カーンの再登場を検討中

マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長がMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に征服者カーンを連れ戻す事を検討中だと報じられました。征服者カーンを演じていたジョナサン・メジャースさんは元恋人から訴訟された事で、ディズニーから解雇されていました。

海外メディア ScreenGeek「マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ代表はジョナサン・メジャースをMCUに復帰させることを検討しているという。その構想は、メジャースが将来のマーベル作品に登場し、征服者カーンの未解決の問題を解決してキャラクターの物語を終わらせるというもの。」 と報告。

映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」のポストクレジットシーンの後について、いずれ解決していく計画があると伝えています。

もともと来年公開のアベンジャーズ映画5作目は「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」と名付けられており、「クアントマニア」の続きが描かれる予定だったと考えられています。しかし、メジャースさんが解雇された事を受けてプロジェクトは大幅に変更。「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」とタイトルを変更し、征服者カーンではなくドクター・ドゥームをメインヴィランにすえた映画になることが発表されていました。

メジャースさんは当該裁判で第3級暴行1件と第2級ハラスメント1件の罪で有罪となり、最大1年の禁固刑の可能性もありましたが免れ、更生プログラムへの参加が命じられていました。

また、元恋人のグレース・ジャバリさんは暴行と名誉毀損に関する訴訟を取り下げてもいました。

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訴訟の原因となった家庭内暴力よりももっと重罪だった俳優が復帰したケースはままあるため、メジャースさんの復帰もある程度予測出来るものでもありました。

ジョナサン・メジャースさんは2023年に告訴された後、俳優としての仕事を全て失っていましたが、判決が出た後に職に復帰し、いくつかの役を獲得。前述の法的問題により延期されていた映画「マガジン・ドリームス」の公開が控えている他、マルタン・ヴィルヌーヴ監督の新作映画「マーシレス」にも出演予定となっています。

メジャースさんのMCUへの復帰はまだ定かではありませんが、いくつかの映画で彼を見かけるようになる日はそう遠くないようです。

映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」はディズニープラスで配信中です。

ソース:Exclusive: Marvel’s Kevin Feige Considering Bringing Jonathan Majors Back To The MCU

映画「アントマン」のジュディ・グリアさんは再演とスーパーパワーを望んでいる

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アントマン」でアントマン/スコット・ラングの元妻マギー・ラングを演じたジュディ・グリアさんが、海外メディア The Direct とのインタビューで再演を強く望んでいる事を明らかにしました。

映画「The Best Christmas Pageant Ever」のプロモーション中、アントマン三作目の映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」にマギーが不在だった理由について質問されたジュディ・グリアさんは、自身でも分からないと回答しました。

この間の『ガーディアンズ』にはウォー・ホッグ役として出演していたんだ。確かウォー・ピッグという名前だったと思います。前2作の『アントマン』では……。映画はたくさんあります。でも、なぜ『クォンタマニア』に出演しなかったのかはわかりませんが、映画館に行って観ました。なぜ私が出なかったのかわからないけど、どうしても出たかったんです。とても楽しかったです。

そして、三作品を手掛けたペイトン・リード監督には以前から別のお願いをしていた事も明かしました。

私はペイトン・リードにスーパーパワーを与えてほしいと懇願していたんです。「お願い、お願い、道で誰かに出会ったらスーパーパワーをもらえませんか? お願い、お願い、お願い」って感じでした。でも彼とポール(ラッド)は私を笑っただけで、結局私にスーパーパワーを与えてくれませんでした。

スコットとマギーは離婚したとはいえ、過去作でも良好な関係を描いていた事を考えると、「クアントマニア」ラストの娘キャシーのバースデーパーティーに少し顔を出すぐらいは出来たようにも思いますが、それは実現しませんでした。

マーベル・スタジオは「クアントマニア」後の「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」でジュディ・グリアさんを声優として起用している事で、両者の友好関係には問題なさそうです。

「アントマン&ワスプ:クアントマニア」はMCUの中では低評価な作品となり、征服者カーン役のジョナサン・メジャース氏が有罪判決や、ワスプ役エヴァンジェリン・リリーさんの俳優業引退など、シリーズの今後に多くの不透明な問題を残しました。

もしも4作目が制作されるのであれば「アントマン&スタチュア」として娘のキャシーがさらに大きく取り上げられると予想されますが、現時点で「アントマン4」に関する噂は報じられていません。

映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」はディズニープラスで配信中です。

ソース:Judy Greer ‘Begged’ for 1 Major Upgrade to Her Ant-Man Character (Exclusive)

ポール・ラッドさんがアントマンについて衝撃のコメント

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アントマン」シリーズで主演を務めるポール・ラッドさんが、アントマンに関する自虐ネタを披露したと話題になっています。先日、ポール・ラッドさんが出演した「サタデーナイト・ライブ」での出来事でした。

サタデーナイト・ライブでホストを少なくとも5回以上経験したセレブの集まりである「Five-Timers Club」に新たにマーティン・ショートさんを迎える回で、クリステン・ウィグさんが二人でホットヨガに行った後に愛し合い、トランプに投票したとジョークを飛ばしたあと、「ここでは正直でいられるのよ、他にやってみたい人は?」と話題を振った際にポール・ラッドさんが、「僕が行くよ」と名乗りを挙げ、「アントマンの力は良くない」とコメントしました。

この発言がアントマン最新作である「アントマン&ワスプ:クアントマニア」の評価の低さ、ジョナサン・メジャースさんに対する有罪判決、ワスプ役エヴァンジェリン・リリーさんの俳優業引退など、シリーズの未来が暗礁に乗り上げた事と相まって話題となっています。

今回の発言が番組の脚本なのか本気の発言かは不明ですが、ラッドさんが指摘するようにアントマンの力であるピム粒子は、MCUの設定として一貫していません。

ピム粒子はあくまでサイエンスフィクションですが、1作目では「粒子は原子間の距離を縮める事によって物体を縮小させる」と説明。これはつまり、ピム粒子によって縮小される対象物の質量が変化しない事を意味しています。これはアントマンを強くするという意味では十分ですが、敵の銃の上を50キロ以上のミニサイズアントマンが走るシーンや、敵に気づかれずに肩に乗るシーンなどは成立しない事になります。

2作目の「アントマン&ワスプ」になって量子世界が登場すると、ピム粒子の設定はさらに不可解になります。

この映画でハンク・ピムは「量子世界に入るためには原子よりも小さくなる必要がある」と説明しますが、原子間の距離を拡大縮小するピム粒子ではこれを実現する事が出来ないはずです。しかし彼らは実際に量子世界に到達し、3作目ではさらに小さな世界へと冒険を進めていきました。

比較的リアルな世界観を追求しているMCUの中において、アントマンの力の根源であるピム粒子はきちんと説明されておらず、良くない状態であるのは確かなようです。

一作目の制作当初はコミックのハンク・ピムがアントマンでない事に失望の声が多く叫ばれていましたが、それでもポール・ラッドさんが演じるスコット・ラングはファンの人気を獲得し、現在は誰もが認めるアントマンとなりました。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」が「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」だった頃はアントマンが中心人物の一人になると予想されていましたが、ディズニーとマーベルの計画変更によりアントマンの未来にどのような影響が出てくるのか、今後の展開に注目です。

映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」はディズニープラスで配信中です。

征服者カーン役ジョナサン・メジャース氏への訴訟が取り下げられる

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」などで征服者カーンおよびその変異体を演じたジョナサン・メジャース氏が元恋人と裁判になっていた件で、現地時間の11月21日、訴訟が取り下げられたと Variety など複数の海外メディアが報じました。

元恋人のグレース・ジャバリ氏は暴行と名誉毀損で訴えた訴訟を取り下げ。

この度取り下げられたのは、ジャバリ氏が 2024年3月 に起こした訴えで、2021年から2023年にかけてメジャース氏から暴行、傷害、名誉毀損を受けていたとするもの。両者の弁護士は21日、すべての連邦訴訟を棄却するとの通知を裁判所に共同で提出したと記事は伝えています。

メジャース氏はこの裁判で第3級暴行1件と第2級ハラスメント1件の罪で有罪となり、最大1年の禁固刑の可能性もありましたが免れ、更生プログラムへの参加が命じられていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-ant-man-3-jonathan-majors-sentenced-1-year-counseling/”]

メジャース氏は判決後も「女性に手を上げたことなど一度もない」と主張し続けていました。

様々な記録を更新した大ヒット映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」のラスボスだったサノスに続く次のラスボスとして設定されていた征服者カーンでしたが、この訴訟の後にディズニーがメジャース氏を解雇。

マーベルは一旦征服者カーンの役割を縮小し、ロバート・ダウニー・Jrさんをドクター・ドゥームとして新たに起用して物語を大きく変更する決断を余儀なくされました。

メジャース氏はディズニー以外からも解雇され、一旦はほとんどの仕事を失いましたが、現在はいくつかの俳優としての仕事が決まり、再起への道を歩み始めています。

メジャース氏は判決後に行われたとある授賞式のスピーチで涙ながらに「私は不完全です。欠点もあります。それを認めます」と語りました。

ソース:Jonathan Majors’ Ex-Girlfriend Settles Assault and Defamation Lawsuit