ブリー・ラーソンさん、「ザ・マーベルズ」の撮影が「自分だけのディズニーランドのようだ」と明かす

現在撮影中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ザ・マーベルズ」の主演を務めるブリー・ラーソンさんが Sirius XM に出演し、本作の撮影について制作陣が「ヤバい世界を構築している」とし、「自分だけのディズニーランドみたい」である事を明かしました。

番組の中でラーソンさんは、「この映画は、他のものとは違います。巨大なセット。膨大な人数がセットにいます。たくさんのスペシャリストがいるんです。本当にユニークな体験です。私はディズニーランドの大ファンだから、毎日自分だけのディズニーランドに行っているような気分になるんです。」と述べました。

さらに「彼らは、誰も知らない、誰も見ることができない、ヤバい世界を構築している」と付け加えました。「映画が公開されれば分かると思いますが、今は私だけの世界です。私は今、皆さんが想像する以上に大きなセットに参加しています。本当に特別な映画なんです。」

ストーリーの詳細はまだ伏せられていますが、ラーソンさんはSiriusXMに対し、「本当にジューシーなことがたくさん起こっていて、それについては一言も言えませんが、とても、とても、良いことなのです。皆さんもきっと興奮することでしょう」と語っています。

また、前作「キャプテン・マーベル」の監督コンビであるアナ・ボーデンさんとライアン・フレックさんの後任としてニア・ダコスタ監督と一緒に仕事をすることについて、「とても素晴らしい人です。クールで、そしてクリアな人です」と評しました。「彼女が入ってきて、準備ができていて、このストーリーや映画に対して素晴らしい意見を持っていたことが、私が好きな点です。そして、彼女がこの作品を導いてくれたことをとても嬉しく思っています。ワクワクしています。」

ブリー・ラーソンさんの他、ドラマ「ワンダヴィジョン」からモニカ・ランボーを演じたテヨナ・パリスさんと、配信を控えているドラマ「ミズ・マーベル」からカマラ・カーンを演じるイマン・ヴェラーニさんが出演する本作。

ラーソンさんのインタビューは本作の内容に興奮している様子ですが、ニア・ダコスタ監督は本作に「悲しい要素がある」とも明かしており、感情を揺さぶられる作品になるかもしれません。

映画「ザ・マーベルズ」は 2022年11月11日 米国公開予定です。

アニメ「What if…?」、1話のイースターエッグをピックアップ

2021年8月11日配信のアニメ「ホワット・イフ…?」シーズン1エピソード1「もしも…キャプテン・カーターがファースト・アベンジャーだったら?」のイースターエッグを中心に原作設定や今後の予想などをご紹介。

※この先はシリーズのネタバレ、および今後の物語のネタバレの可能性が含まれています。ネタバレが嫌な方はご遠慮ください。

ウアトゥ・ザ・ウォッチャー

番組の解説、進行をしてくれるのはウアトゥ・ザ・ウォッチャー。1963年のコミック「ファンタスティックフォー#13」で初登場しました

名前が示すとおり彼は観測者であり、番組でも紹介されるように不干渉のポジションを取っています。しかしコミックスでは物理的な干渉はしないものの、ヒーローにしばしば助言をくれる存在で、危機の回避に繋がる事もままあります。

なお、MCUでも一度登場しており、映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス」にてスタン・リーの話を聞いていました。

©MARVEL,Disney

What if…?

番組タイトルでもある「What if…?」は1977年に同名のコミックが出版されています。コミックの内容とアニメの内容は一致していませんが、「ヒーローやヴィランがもし〇〇だったら」という仮定のコンセプトは同じで、このアニメでも見たことのない一面が見られる事を期待せずにはいられません。

分岐イベント

ドラマ「ロキ」風にいう分岐イベント、ネクサスイベントが冒頭ではやくも紹介されます。

1943年6月、映画「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」で描かれたスティーブ・ロジャースの超人血清の実験の日。映画の33分40秒あたりの出来事。ペギー・カーターはアースキン博士に「ブースで見ていたほうが快適ですよ」と勧められます。

映画ではペギーや他の人達はブースで見学する事になりましたが、今作ではペギーが断った事で人の配置などが変わってしまうことになりました。

ヒドラのスパイ

本作では多くは語られませんでしたが、「ザ・ファースト・アベンジャー」によると彼は国務省のクレムソンを名乗っているヒドラのスパイ。本名はハインツ・クルーガー。

映画では超人血清を奪い逃走しましたが、最終的にはスーパーソルジャーとなったスティーブに追い詰められ、潜水艦による脱出に失敗し自害する事になりました。

「What if…?」ではスティーブの実験を阻止し、SSRの研究者やエージェントを何人か殺害。その中には実写版でトミー・リー・ジョーンズさんが演じたSSRの指揮官であるチェスター・フィリップス大佐のようなキャラクターもいましたが、やられてしまいます。

©2021 MARVEL,Disney

トミー・リー・ジョーンズさんは今回キャスティングされていないため、大人の事情でキャラクターは早々に退場させられたのかもしれません。

さらに立ち向かっていったスティーブも撃たれますが、最終的にはこのラボ内でペギーに射殺されてしまいました。

キャプテン・カーター

神聖時間軸とは違い、スパイとの決着がついてからスーパーソルジャーが誕生することになります。

ペギー・カーターがキャプテン・アメリカになるというアイデアは2016年にモバイルゲーム「マーベル・パズルクエスト」で導入され、当時キャプテン・アメリカ生誕75周年記念のキャラクターとして実装されました。その後、2018年のコミック「Exiles #3」に登場しました。

©MARVEL

本作ではキャプテン・アメリカと呼ばれるわけではなく、キャプテン・カーターと呼称されていますが発想として同じものとなっています。ただしゲームやコミックのペギーがキャプテン・アメリカのコスチュームを着用しているのに対して、アニメのキャプテン・カーターはペギーの出身地イギリスにちなんだデザインになっています。

なお、映画「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」のパンフレットによると、血清を打つ前のスティーブ・ロジャースは身長162.2cmであり、キャプテン・アメリカの身長は187.96cmと25cm以上の伸びを見せますが、ペギーの身長はそこまで伸びたようには感じません。ちなみにキャプテン・アメリカを演じたクリス・エヴァンスさんは183cmとのこと。

身長の変化はあまり感じられませんが、体格はかなりがっしりと変化し、血清の効果を見て取れます。

フリン大佐

ジョン・フリン大佐は「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」には登場していませんが、映画の1年後を描いた「マーベル・ワンショット エージェント・カーター」にSSRでのペギーの上司としてジョン・フリン捜査官が登場。ブラッドリー・ウィットフォードさんが演じられており、今回の英語版でも声を担当されています。

©MARVEL,Disney

ワンショットの頃から女性差別主義者で、本作でもそのあたりは同じなようです。

ペギーはずっと採血ばかりされている様子で、フリンは「いずれ君の血から”本物の”スーパーソルジャーが生まれるかもしれない」とペギーが超人兵士である事を認めない発言をします。また、彼の発言からはいずれこの世界でも「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」に登場したイザイアのような犠牲者が生まれるであろう事が推測出来てしまいます。

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サンドバッグ

フリン大佐の女性蔑視を受け、認めてもらえないペギーはサンドバッグにイライラをぶつけます。

©2021 MARVEL,Disney

このシーンは映画「アベンジャーズ」のオマージュです。映画でもスティーブ・ロジャースがサンドバッグを無心で叩くシーンがありましたが、動機は少し異なるようです。サンドバッグを潰してなおイライラが収まらないペギーはダンベルプレートを踏み上げて空中でつかみ取り、投擲するという神聖時間軸でのスティーブのシールドアクションを見せてくれます。

また、このシークエンスではバッキーが神聖時間軸どおり第107連隊に所属している事も判明します。

四次元キューブ

トンスベルグでは神聖時間軸どおりヨハン・シュミットが四次元キューブを奪っていました。まだこの時点ではほとんどの人物が神聖時間軸と同じように動いているようです。

キャプテン・カーターの初陣

四次元キューブの脅威をペギーとハワードが進言してもフリンは聞く耳を持ちません。シュミットを食い止めたいハワードは、慰問ツアー用の衣装を改造し、ペギーにイギリス国旗をデザインしたコスチュームと盾をプレゼントし、ここで正式にヒーローデビューとなります。

残念ながら本作ではペギーが慰問ツアーに行くことはなく、スティーブのように歌う姿は見られませんでした。また、盾を受け取る経緯もかなり異なっています。

©2021 MARVEL,Disney

キャプテン・カーターの初陣は四次元キューブの奪還というかなり重要な戦いになりましたが、あっさりと達成してしまいます。スティーブと違ってもともと軍人として訓練を受けていたペギーだからこそ、キャプテン・アメリカより戦闘力が高い可能性もありそうです。

車から出てきたヒドラの将校はペギーの事を「かよわいフロイライン」と揶揄しますが、ペギーは盾を捨て、拳のみであっさりと倒してしまいます。1940年代、ペギーは味方からも敵からも女性であるというだけで差別を受けてしまいます。

エージェントからキャプテンへ

四次元キューブをフリンに叩きつけたペギーは「戦いに勝ちたいなら私をデスクにしばりつけないで」と言います。マーベル・ワンショットでもフリンからはずっと女性差別を受け、内勤を指示されていたことがありました。

自ら「キャプテンなんてどうかしら」という部分は、超人血清によってペギーの自信家な部分が増幅されているのかもしれません。

107連隊の救出へ

バッキーたちの救出に向かうペギーに、スティーブは「借りができた」と話します。律儀なところは神聖時間軸のスティーブとなんら変わらないようです。

敵からバイクを奪い、ヒドラの基地へと侵入したキャプテン・カーターは第107連隊を発見。しかしここでもダム・ダム・デューガンやバッキーに女性であることをからかわれてしまいました。しかしそのパワーで納得させるとあらためて脱出します。

脱出シーンは「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」をオマージュしています。

©MARVEL,Disney

ヒドラ・ストンパー

脱出に苦戦したキャプテン・カーターは航空支援を依頼。ハワード・スタークが制作したメタルアーマーを着用したスティーブが駆けつけます。

©2021 MARVEL,Disney

トニー・スタークが洞窟で制作したアイアンマン マーク1に似たデザインで、アーク・リアクターの代わりに四次元キューブを動力源としているのが特徴です。

デューガンがこれを「ヒドラ潰し」(Hydra Stomper)と呼称し、ここからがヒドラ・ストンパーのデビュー戦となります。

キャプテン・カーターとヒドラ・ストンパーのダンスのような戦いで戦場を支配し、連隊を脱出へと導きます。

その後、二人のさらなる活躍の様子が Benny Goodman の「 Bugle Call Rag 」(Youtube)の軽快なリズムに合わせて紹介されます。神聖時間軸では見られなかったコンビネーションを見られるのは本作の魅力のひとつです。

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ヒドラの英雄

その頃、ヨハン・シュミットの裏切りが行われ、レッドスカルとヒドラが第三帝国から独立していました。この時、レッドスカルは「別の星からヒドラの英雄を呼ぶ」と発言しますが、これは神聖時間軸にはなかったことであり、「エージェント・オブ・シールド」シーズン3の流れに似ています。

酔えないペギー

ペギーとスティーブは乾杯していましたが、ペギーは血清のせいで酔えないと明かします。この事は神聖時間軸でも語られている事で、同様の作用があるようです。

ペギーは女性である事で、スティーブは障害を負ってしまったことで周りからなかなか認めてもらえない事を告白し、互いが互いのヒーローであることを認め合います。

荒鷲の要塞作戦

神聖時間軸でも行われた列車強襲のシーンです。ただし乗っているのはアーニム・ゾラ博士ではなく、レッドスカルとの事。ここはバッキーが死亡した(と思われた)シーンでもあり、「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」でも印象深いところです。

バッキーはまさかの着地失敗で落ちかけましたが、キャプテン・カーターが咄嗟にバッキーの左腕を掴み引き上げました。バッキーは「腕がもげるかと思った」と神聖時間軸ギャグを飛ばします。

また、神聖時間軸では情報通りゾラが乗っていましたが、こちらではレッドスカルはおらず、この列車は大量に爆弾が積み込まれた罠でした。列車が爆破され雪崩が起き、バッキーではなくヒドラ・ストンパーに乗ったスティーブが谷底へと落ち、ヒドラに捕らえられてしまいました。

ヒドラの世界征服

カーターがゾラを吐かせた所によると、レッドスカルは次元の間を行き来する武力をつかって世界征服すると説明されます。神聖時間軸のレッドスカルは四次元キューブをただのエネルギー源として使っていたのみなので、こちらのレッドスカルのほうがより力の本質を見抜いていると言えそうです。

クラーケン城へ

キャプテン・カーターたちはヒドラの殲滅を掲げ、クラーケン城へと向かいます。警備兵たちを難なく蹴散らした頃、レッドスカルはヒドラ・ストンパーから回収した四次元キューブを使ってヒドラの英雄を召喚していました。

背後から壁を破って敵の顔を掴む様子は映画「アイアンマン」をオマージュしています。

©MARVEL,Disney

トレーラーでシュマゴラスかと思われていたタコ足は、このヒドラの英雄と呼ばれるモンスターのものでした。

キャプテン・カーターが登場すると、レッドスカルが意気揚々と語り始めますがその最中にヒドラの英雄にあっけなくやられてしまいます。レッドスカルがヴォーミアへ飛ばされないとなると、ソウル・ストーンは誰が守っているのでしょうか?「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」でも気になっていたことですが、前任者はいたのでしょうか。

ヘディ・ラマー

ヒドラの英雄をなんとかするため、制御装置にたどり着いたハワードですが、ドイツ語表記になっており愚痴をこぼします。

©2021 MARVEL,Disney

ここで登場するヘディ・ラマーとは実在の人物で、映画史上初めて全裸になった最も美しい女優と言われながら優れた発明家でもあり、GPS、Bluetooth、Wi-Fi、CDMAの基になった技術を開発しています。

2009年にはヘディ・ラマーの伝記映画の主演に映画「ブラックウィドウ」でメリーナを演じたレイチェル・ワイズさんがキャスティングされたと報じられていましたが、制作には至らなかったようです。2020年にはDC映画でワンダーウーマンを演じたガル・ガドットさんを起用してAppleTV+でドラマ化されると報じられました。

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キャプテン・カーターの決意

拉致があかない状況にキャプテン・カーターは単独でヒドラの英雄を地獄へ送り返すと決意し突撃します。スティーブの援護も有効打にはならず、それどころかエネルギーが切れて動作不能に陥ってしまいました。

ここで展開されるのは神聖時間軸でも行われた「ダンスの約束」。お互いの立場を入れ替えて、今度の土曜日にと約束を交わし、キャプテン・カーターは四次元キューブが開けた穴に自分ごとヒドラの英雄を押し込んで幕を閉じました。

70年後

次元の扉に入ったキャプテン・カーターでしたが、どこかへと転送されました。飛び出した先は映画「アベンジャーズ」でロキが登場したS.H.I.E.L.D.のラボに似ています。

そこではフューリーとホークアイ/クリント・バートンが出迎え、神聖時間軸でロキに「槍をおいてくれないか」と言ったように、キャプテン・カーターに「剣をおいてくれ」とフューリーが語りかけます。

©2021 MARVEL,Disney

スティーブの心配をしつつも戦争が終わったことを聞かされ安堵する様子のペギー。神聖時間軸のスティーブはダンスの約束を心配していましたが、ペギーは約束を気にする様子はなく、1話での彼女の物語はここで終了となりました。


以上、今回のイースターエッグ、その他チェックポイントでした。

キャプテン・カーターはペギーの軍人気質と身体能力を超人血清によって引き出され、キャプテン・アメリカよりも勇猛でパワフルなキャラクターになっている印象の第1話でした。

アニメ「ホワット・イフ…?」シーズン1、次回エピソード2は 2021年8月18日(水)16時より配信開始です。

アラクア・コックスさんがキャスティングコールを共有 ─ ドラマ「エコー」のキャスティングか

ディズニープラスで配信予定のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ホークアイ」でエコー/マヤ・ロペスを演じる女優のアラクア・コックスさんが自身のInstagramにて、ディズニープラス向けショーのキャスティングコールの画像を投稿しました。エコーはデビュー前から単独ドラマの制作が報じられており、今回公開されたものはそれに関連するものだと見られています。

アラクア・コックスさんがInstagramのストーリーに投稿した画像は以下のようなものでした。

Image from Instagram@alaquacox

今回のキャスティングコールでは、「ジェシカ」と「アイリス」という2人の女性キャラクターを演じる女優を募集していることが明らかになりました。

ジェシカは、「強くて、激しく独立していて、揺るぎない」キャラクターで、「時に不機嫌になる」傾向があるとされています。

ジェシカ:女性、15~18歳、ネイティブアメリカンまたはラテン系、ろう者。強く、激しく独立していて、揺るがない。時に不機嫌になる傾向がある。アメリカ手話に精通していること。

一方、アイリスは「温かく育つ」キャラクターとされています。

アイリス:女性、20代後半~30代前半、ネイティブアメリカンまたはラテン系、ろう者。温かく育つ。アメリカ手話に精通していること。

どちらの役も、耳の聞こえない役であり、手話の技術が必要なようです。

エコー自身が耳の聞こえないキャラクターであり、父親はネイティブ・アメリカンのシャイアン族の戦士で、母親はラテンアメリカ人です。ジェシカとアイリスは過去のシーンに登場するエコーとその母親の可能性がありそうです。

また、2022年の2月から米国で撮影が始まることも判明しました。

このショーのタイトルは伏せられていますが、アラクア・コックスさんが投稿したからには非常に高い確率で彼女が主演のドラマ「エコー」である事は疑いようがありません。この撮影日程からすれば配信は2023年の前半あたりになるのでしょうか。

エコーはデアデビルやキングピンと関係の深いキャラクターで、まずは配信を控えているドラマ「ホークアイ」でデビューする事になります。

「ホークアイ」はこれまでMCUに登場してきたクリント・バートンが二代目ホークアイとなるケイト・ビショップへとその名を継承する物語。ケイト、エコーに加えて「ブラックウィドウ」のナターシャ・ロマノフの妹エレーナ・ベロワも登場し、新世代の女性キャラクターが数多く登場する作品となります。

真偽不明の噂話ではS.H.I.E.L.D.のエージェントであるジェマ・シモンズモッキンバード/バーバラ・”ボビー”・モースの登場なども囁かれていました。

ドラマの中でエコーはどのような役割になるのでしょうか。

ドラマ「ホークアイ」は 2021年11月24日 ディズニープラスで配信開始です。

映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」の新たなトレーラー”Rise Up”が公開

マーベル・スタジオ制作の映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」から新たなトレーラー「Rise Up」が公開されました。MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)初のアジア人主人公となる今作では映画「インクレディブル・ハルク」のヴィランだったアボミネーションが再登場し、以前のトレーラーよりも詳細に確認できるようになっています。

公式あらすじは以下の通りです。

アメリカ・サンフランシスコで
平凡なホテルマンとして暮らすシャン・チー。
彼には、かつて父が率いる犯罪組織で最強の武術を身に付け、
組織の後継者になる運命から逃げ出した秘密の過去があった。
しかし、悪に染まった父が伝説の腕輪《テン・リングス》を操り世界を脅かす時、
彼は宿命の敵となった父に立ち向かうことができるのか?

映画「シャン・チー/テンリングスの伝説」は 2021年9月3日 日米同時公開予定です。

映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」の米公開延期が報じられる ─ 10月15日あるいは来年1月とも

ソニー・ピクチャーズの映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」のアメリカでの公開日が 2021年9月24日 からまたもや延期されると複数の海外メディアが報じています。先日公開されたトレーラーから公開日が削除されていた事で延期の可能性は指摘されていましたが、今回より具体的に報じられました。

ただしこれらは公式発表ではないようで、延期の原因が新型コロナウイルスのデルタ株の蔓延によるものであることは一致しつつも、そのスケジュールは各種メディアによって少し異なっています。

Variety では 2021年10月15日へと3週間の延期を伝えていますが、Deadline は、10月15日、あるいは2022年の1月を検討していると報じています。

もし1月まで延期されるとすれば、2022年1月28日公開予定の「モービウス」とかなり近づくため、「モービウス」も延期される可能性があるかもしれません。

はたして「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」はこの秋に無事公開されるのでしょうか?

サミュエル・L・ジャクソンさん、映画「ザ・マーベルズ」に参加する事を認める

先日、ニック・フューリーとして何らかの撮影が始まることを示唆した俳優のサミュエル・L・ジャクソンさんが、自身のInstagramに新たな投稿をしたことで、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ザ・マーベルズ」に参加することが判明しました。

投稿には「おなじみの顔で空間を共有」とコメントし、ハッシュタグ#TheMarvelsが添えられていました。

フューリーの再登場が予想されていた映画「ザ・マーベルズ」と、フューリーの再登場が発表されていたディズニープラス配信のドラマ「シークレット・インベージョン」、どちらの撮影かについて前回の投稿では曖昧でしたが、今回の投稿によりこれが「ザ・マーベルズ」の撮影であることは間違いないようです。

「シークレット・インベージョン」もこの夏から初秋にかけて撮影が始まると報じられており、ジャクソンさんは連続、あるいは並行してこれらの撮影に臨むと見られます。

ニック・フューリーはフェーズ4ではまだ姿を見せておらず、ドラマ「ワンダヴィジョン」のラストでその存在を匂わせましたが、最後に姿を確認したのは映画「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」のラストで宇宙基地にいるシーンでした。当時はこれがコミックのS.W.O.R.D.の基地ではないかと考えられていましたが、「ワンダヴィジョン」に登場したS.W.O.R.D.はコミックとはかなり異なる様相を見せていました。

コミックのS.W.O.R.D.長官のアビゲイル・ブランドが登場するのか、それともフューリーがS.W.O.R.D.を仕切っているのか、気になる所となっています。「ザ・マーベルズ」では逮捕されてしまったS.W.O.R.D.の元臨時長官のヘイワードとフューリーのやり取りなどもあるのでしょうか?あるいはヘイワードが実はスクラルであり、ここから「シークレット・インベージョン」に繋がっていくのかもしれません。

「ザ・マーベルズ」ではキャプテン・マーベル/キャロル・ダンバースを中心に、「ワンダヴィジョン」からモニカ・ランボーと、「ミズ・マーベル」からカマラ・カーンが登場すると発表されています。ヴィランについては公表されていませんが、先日はヨン・ログの再登場について報じられました。

その他キャスティングに関してはゾウイ・アシュトンさんやパク・ソジュンさんなどの名前が報じられており、ニア・ダコスタ監督は本作に「悲しい要素がある」と明かしています。

映画「ザ・マーベルズ」は 2022年11月11日 米国公開予定です。

ドラマ「ミズ・マーベル」主演のイマン・ヴェラーニさん、本作が「刺激的」だと明かす

マーベル・スタジオのドラマ「ミズ・マーベル」の主役に大抜擢された新人女優のイマン・ヴェラーニさんが、海外メディア Variety とのインタビューの中で、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)にミズ・マーベル/カマラ・カーンが登場することの重要性について語りました。

ヴェラーニさんは、彼女の民族的・宗教的背景がMCUに含まれることの意義について、「番組が作られ、このキャラクターをMCUに入れているという事実が重要です。わざわざ自分がイスラム教徒であることやパキスタン人であることを話す必要はなく、番組の中ですべてが明らかになります。私のような人間がこのような大きなプロジェクトに参加していることを人々が目にすることは、十分な刺激になると思います。」と述べました。

MCUではフェーズ3に入って以降はコミック同様にキャラクターの多様化に務め、女性ヒーローや黒人ヒーローに焦点をあて描いてきました。フェーズ4に入るとその流れはさらに顕著になり、9月にはアジア人ヒーローの「シャン・チー」がデビューし、その後にパキスタン人ヒーローである「ミズ・マーベル」のデビューが控えています。

残念な事に、これまでMCUに日本人ヒーローは登場していません。浅野忠信さんや真田広之さんら日本人俳優が出演されましたが、残念ながら日本人ヒーローとしての出演ではありませんでした。今後は銀幕映えしそうなX-MENのアーマーちゃんこと市来久子や、心はイギリス人(エリザベス・ブラドック)身体は日本人(観音、Kwannon)のサイロック、ベイマックスが所属しているビッグ・ヒーロー・シックスの実写化などに期待がかかります。また、デッドプールがMCUに参入する事で、「デッドプール2」でX-MENのユキオを演じた忽那汐里さんが戻ってくる可能性もあるかもしれません。

「ミズ・マーベル」は2021年内の配信が公式アナウンスされており、7月にもマーベル・スタジオのEPであるヴィクトリアアロンソ氏が「2021年にホークアイとミズマーベルをお届けする」と約束しましたが、その後「ホークアイ」の配信日が11月24日に決まったことで、多くの海外メディアは「ミズ・マーベル」の配信が2022年になると見ています。

ドラマ「ミズ・マーベル」はディズニープラスで配信予定です。

ソース:Variety’s 2021 Power of Young Hollywood Impact List

【噂話】MCUにデイジー・ジョンソンが帰ってくる?クロエ・ベネットさんの「パワーパフガールズ」降板で飛び交う憶測

カートゥーン・ネットワーク製作のアニメシリーズを基にした実写シリーズ「Powerpuff」(原題)からクロエ・ベネットさんが降板することを海外メディア Entertainment Weekly が報じました。一度パイロット版の製作が進められていましたが、やや過激すぎるということで今年5月にパイロット版を撮り直し仕切り直すことが発表されており、キャストの契約延長が進められていました。

記事によるとクロエ・ベネットさんはスケジュールの競合により契約延長に合意できず、「パワーパフガールズ」を降板することになったと伝えています。

しかしこの「競合」について、ベネットさんは公開されていない秘密のプロジェクトに参加している可能性CINEMA BLEND は指摘しています。

ベネットさんのIMDbに2021年以降のプロジェクトは記載されておらず、「パワーパフガールズ」と競合する非公開のプロジェクトとは一体なんなのか、ファンの間で憶測を呼んでいます。

クロエ・ベネットさんと言えばドラマ「エージェント・オブ・シールド」でS.H.I.E.L.D.のエージェント、デイジー・ジョンソンとして長きに渡り、コールソンと共に活躍しました。

原作コミックから考えるとデイジーが戻る作品の第一候補となるのがドラマ「シークレット・インベージョン」で、奇しくもサミュエル・L・ジャクソンさんが撮影開始を示唆したばかり。

果たしてクエイク/デイジー・ジョンソンはMCUに戻ってくるのでしょうか?

ドラマ「エージェント・オブ・シールド」はディズニープラスで全シーズン配信中です。

ソース:Agents Of S.H.I.E.L.D. Vet Chloe Bennet Drops Out Of The Powerpuff Girls Reboot, So Does That Mean Anything For Quake?

映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」の新たなトレーラー”Power”が公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」の新たなトレーラー「Power」が公開されました。30秒の短い動画ですが、初公開シーンも含まれています。

公式あらすじは以下の通りです。

アメリカ・サンフランシスコで
平凡なホテルマンとして暮らすシャン・チー。
彼には、かつて父が率いる犯罪組織で最強の武術を身に付け、
組織の後継者になる運命から逃げ出した秘密の過去があった。
しかし、悪に染まった父が伝説の腕輪《テン・リングス》を操り世界を脅かす時、
彼は宿命の敵となった父に立ち向かうことができるのか?

なお、cinemarkによると本作の上映時間は2時間12分とのことです。

映画「シャン・チー/テンリングスの伝説」は 2021年9月3日 日米同時公開予定です。

トム・ハーディさん、「ヴェノム3」について考え始めている事を明かす

ソニー・ピクチャーズの映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」の主演であり脚本も担当しているトム・ハーディさんが、「2作目が成功しないと青信号にならない」と一言添えつつも、「ヴェノム3」について考えている事を、海外メディア Esquire とのインタビューで明かしました。

ハーディさんはインタビューの中で、「3作目についても考えています。それも同時に書く必要があると思うからです。3作目は2作目が成功しないと許可が下りませんが、スタジオは2作目にとても満足していました。」と述べています。

また、スパイダーマンとの共演に関しては「もし私が目を覚まし、あらゆる機会や可能性にオープンでなければ、この仕事をしていないでしょう。そのような舞台に挑むには、座って話をするなど、より高度な外交力と知性が必要になると思います。私は、その可能性に向かって、両手を使って、強く、熱心に、プッシュしています。そして、ビジネスとして正しい範囲内で、それを実現するために何でもします。でも、100メートルを走るなら、オリンピックに向かわないのは馬鹿げているから、もちろん!そのフィールドでプレーしたいのです。」と前向きに考えている事を明かしました。

公開されているトレーラーや監督インタビューではシュリークやトキシンの存在が示唆されており、3作目の前にまずはカーネイジや彼らと対峙する必要がありそうです。

「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」に関してはニュージーランドなど一部国において約3週間の公開延期の報道がされており、先日公開された米国版トレーラーでも具体的な日付から「This Fall(今秋)」と曖昧な表現に変更されています。日本公開はもともと2021年内との告知にとどまっていましたが、日本国内のパンデミックの状況も芳しくないため、もうしばらく待つ必要があるかもしれません。

映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」は 2021年9月24日 より米国公開予定です。

ソース:Tom Hardy in Pieces: An Encounter With a Singular Movie Star in One Winnebago and Five Parts