ドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」、6話のチェックポイント

2022年9月22日配信のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」シーズン1エピソード6「Just Jen(邦題:ただのジェン)」のイースターエッグを中心に原作設定や今後の予想、考察などをご紹介。

※この先はシリーズのネタバレ、および今後の物語のネタバレの可能性が含まれています。ネタバレが嫌な方はご遠慮ください。

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プロローグ

前回ルーク・ジェイコブソンから貰った衣装はビジネススーツ、スーパースーツにワンピースと2着というわけではなかったようです。高校時代の友人ルルからブライズメイドを依頼され、結婚式に出ることになったジェニファーは貰ったワンピースを持って出かける準備。

そしてジェニファーが第4の壁を破り、今回のエピソードが1話完結の話であると言い、前回期待させたデアデビルが登場しない事を暗に説明しています。

ミスター・イモータル

マロリーとニッキが離婚調停の件で対応するのはミスター・イモータル/クレイグ・ホレス。

ミスター・イモータル/クレイグ・ホレスはコミックに起源を持つキャラクターで、名前が示す通り不死の能力を持っています。が、コミックと共通しているのはそれだけで、年齢設定や背景、キャラクター性などはほとんど継承されていません。

コミックのミスター・イモータル/クレイグ・ホレスはホモ・スプリームと呼ばれるミュータントの一種で、詳細な年齢は不明ですが20代ぐらいの青年として描かれています。

©MARVEL,Disney

死なないと言うだけで特別な武器も戦闘力もないクレイグですが、妻が家出したあと自殺しようとして能力に気づいた時、彼はヒーローとして生きることを決めます。新聞広告で仲間を集めグレイト・レイクス・アベンジャーズ(非公認)を結成し、五大湖周辺を守るチームとして活動。五大湖のほとりのウィスコンシン州ミルウォーキーで起きた銀行強盗の現場で、ウェスト・コースト・アベンジャーズ設立のために西海岸に向かっていたホークアイとモッキンバードと出会いました。なお、コミックでは「アベンジャーズ」の名称を巡って、トニー・スタークが利用料を取り立てるというドラマ「シーハルク」でお馴染みになった商標トラブルに関するエピソードも描かれています。

また、MCU版のミスター・イモータルは複数の離婚トラブルを抱えていますが、コミック版は愛にまっすぐなキャラクターで、家出してしまった元妻の他に、グレイト・レイクス・アベンジャーズ結成後に出会ったダイナ・ソーというチームメンバーとの女性(種族不明、宇宙人と翼竜のミックスしたような種)とのロマンスしか描かれていません。

ここまで変更されると、マーベル・スタジオはグレイト・レイクス・アベンジャーズを実写化する計画を除外していそうですが、念のため頭の片隅に置いておくのがいいかもしれません。

ミスター・イモータルが飛び降りて警備車両に激突するシーンは予告動画(下の画像)にも含まれていたシーンですが、予告の時と違ってQRコード追加されており、今週の無料コミックが読めるようになっています。

©MARVEL,Disney

なお、ミスター・イモータルは制作がキャンセルされた幻のマーベルドラマ「ニュー・ウォーリアーズ」にもメインキャラクターとして登場予定でデレック・テラーさんがキャスティングされ、同じくグレイト・レイクス・アベンジャーズのメンバーでもあるスクイレル・ガールと共に撮影も進んでいました。

トワイライト・サーガ

ジェニファーに対して軽くマウントを取ったルルが友人たちと「エドワード派?ジェイコブ派?」と話しているのは映画の「トワイライト」シリーズの話題。

ステファニー・メイヤー氏による世界的ベストセラー小説を映画化した「トワイライト」シリーズは、2008年公開の「トワイライト~初恋~」で、人間の女子高生と美しいヴァンパイアの青年との禁断の恋物語を描き、多くのティーンエイジャーたちの心を掴みました。

ジェニファー・ウォルターズの正式な年齢は公開されていませんが30代とは説明されているため、時系列的に彼女たちが概ね高校時代に公開された映画シリーズである事がわかります。

なお、エドワード(演:ロバート・パティンソン)が吸血鬼であり、ジェイコブ(演:テイラー・ロートナー)がその宿敵である狼男。彼らの魅力で「エドワード派」と「ジェイコブ派」に大きく分かれるトワイライトファンですが、MCUにはどちらの種族もすでにいる事を考えると、いずれは「ブレイド派」と「ジャック・ラッセル派」に・・・とはならないでしょうか。

タイタニア登場

新郎の友人と付き合っているという理由で式に参加するタイタニアと、妙に喜ぶルル。

冒頭で「主役は自分、自分より目立たないよう」にジェニファーに釘を刺していたにも関わらず、スーパーインフルエンサーのタイタニアが参加することに異論はない様子。

ルルは内心ジェニファーに対して僻んでいるのか、単純にタイタニアの熱烈なファンという事でしょうか?もしくは新郎の友人(の連れ)にまで文句は言えないだけかもしれません。もしタイタニアのファンであれば、以前の判決の事をふまえるとジェニファーに恨みを持っている事も考えられそうです。

ジョシュ

トレバー・ソルターさん演じるジョシュは今のところコミックに起源がなさそうな、MCUオリジナルと思しきキャラクター。

コミックのシーハルクが身体の関係を持った事があり、MCUにも登場済みのキャラクターはアイアンマン、ホークアイ、ハーキュリーズ(ヘラクレス)、ハルク。その他実写化済みキャラクターではルーク・ケイジやジャガーノートなど、やはりパワー系キャラクターが目立ちます。

本作の予告にはジョシュとドライブしているシーンもあったため、今後のエピソードでの再登場が予想されます。

マリオカート

新郎側の友人はマリオカートで大盛りあがり。4人いるのにシングルプレイで遊んでいるのが気になる所ですが、ドラマ「ミズ・マーベル」でもスマッシュブラザーズやクッパ、ドンキーコングなど任天堂の商品やキャラクターに対する言及があり、MCUの世界でも任天堂はかなり親しまれているようです。

バロネス・クロムウェル

ミスター・イモータルが最初の妻と説明するバロネス・クロムウェル。コミックにはバロネス・ブラッド、本名リリー・クロムウェルという吸血鬼が存在しており、ドラキュラの支配下にありました。

©MARVEL

コミックではミスター・イモータルとバロネス・ブラッドの間に関係はありませんでしたが、MCUで妻とされている人物がコミック同様吸血鬼であったとしても、夫のほうはその不死の能力ゆえに問題なく過ごせた可能性が考えられます。

もし彼女が実際に吸血鬼であるならば、「ブレイド」でも言及されるかもしれないキャラクターです。

ジョナサン

ジェンのパートナーと聞かされていたジョナサンは実際にはチワワでした。コミックにはジョナサンという犬は登場しませんが、ジョナサンと名付けられたクズリが登場し、ローガンと彼のクローンであるローラ・キニーとガブリエル・キニーの三人とは仲間のような存在でした。

ローラとガブリエルが公園へ散歩につれていった際には犬と間違われました。

©MARVEL

紹介したものの、元ネタとは言いにくいキャラクターかもしれません。ちなみにロケット・ラクーンが作ってくれた翻訳機によって英語での意思疎通が可能になっています。

揺れる心

1話の頃はシーハルクの力は要らないと豪語していたジェニファーですが、回を重ねるに連れ、周りがシーハルクを求める事と自分もそれを認め始めている事に心が揺れ動きます。

そのままでいいと言ってくれるジョシュでしたが、これから先もシーハルクに頼っていくのであれば、やはりロマンスの相手にはコミックのような超人が必要になるかもしれません。

シーハルク vs. タイタニア

エピソード序盤では否定していたタイタニアですが、結局は復讐のために今回の式に参加していました。

ジェニファーは一瞬、以前のブルース・バナーのように、シーハルクへのなり方がわからなくなりますが、事なきを得て無事再戦となります。しかしこのピンクのブライズメイド服はルーク・ジェイコブソンが用意してくれたものではないような気がしますが、どうなんでしょうか。当然ルルの他の友人たちも同じ服を着用しています。

コミックのタイタニアと比べるとややパワー不足感はありますが、それでもシーハルクとそれなりに渡り合えるタイタニア。1話の時も裁判所の壁を壊して登場するなどある種の怪力を見せていましたが、MCU版のタイタニアがどのような経緯でスーパーパワーを手に入れたのかはまだ語られていません。

コミックのティターニアはドクター・ドゥームの改造手術によるパワーでしたが、彼女の力の起源が明かされるのか、残されたエピソードには要注目です。

インテリジェンシア

ミスター・イモータルの被害者たちによって明らかになったウェブサイト「インテリジェンシア」。

裁判が終わったニッキとマロリーがこのサイトをチェックしている時、画面左上にはクックヴィルの地図が掲載されています。

このクックヴィルという土地はこれまでのMCUで一度触れられており、ドラマ「ロキ」シーズン1の2話「変異体」において、シルヴィがリセットチャージを使い神聖時間軸を爆破し、分岐イベントを発生させていました。1999年にクックヴィルで何らかのイベントが発生した事がモニター上に表示されています。

©MARVEL,Disney

クックヴィルの再登場が単なる偶然なのか、何らかの伏線の兆候なのか、ここもチェックしておくべきポイントです。

また、インテリジェンシアはマーベル・コミックにおけるヴィランチームの名称であり、これ自体が今後なんらかの意味を持ってくる可能性があります。詳しくは先立って投稿した記事をご確認ください。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-she-hulk-intelligencia-ant-man-3-captain-america-4/”]

コミックのインテリジェンシアはサディアス・ロスを口説いてレッドハルクにしてしまいますが、ロス長官を演じていたウィリアム・ハートさんが2022年3月に亡くなられた為、コミックのプロットが維持されているかどうか判断が難しい局面になっています。


エピソード6の時点でまだ配信されていない予告映像としては、デアデビル、ジョシュとのデートシーン、シーハルクのレッドカーペット、フロッグマン、アボミネーションのサロン、ダメージコントロールの武装エージェントたちなどが残っています。実際の動画で確認したい方はRedditに投稿された未配信シーン集を御覧ください。

ドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」シーズン1はディズニープラスで配信中、次回、第7話は 2022年9月29日 配信予定です。

映画「キャプテン・アメリカ:ニューワールド・オーダー」のアンソニー・マッキーさんが最新作に望む事を明かす

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「キャプテン・アメリカ:ニューワールド・オーダー」の主演を務めるアンソニー・マッキーさんが、海外メディア ENews とのインタビューの中で、本作に望んでいる一つのシーンについて語りました。

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マッキーさんは2014年公開の映画「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」を振り返りながら「クリス・エヴァンスがエレベーターの中で10人の男と戦ったシーンに匹敵するようなシーンが欲しいですね。あれはヤバいシーンだった。初めて見たとき、『クレイジーだな』って思ったんです。だから、それに匹敵するような戦闘シーンが欲しいと思っています。」と語りました。

また、マッキーさんは「来年から撮影を開始するために話をまとめている」と本作の現状を明かしました。先日のインタビューではスティーブ・ロジャースの再登場についても言及したアンソニー・マッキーさんですが、約2年先の映画公開に向けて少しずつ作業を進めているようです。

現在公表されている情報として、ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」に登場したダニー・ラミレスさん演じるホアキン・トレス中尉が新たなファルコンになる事、ヴィランとして映画「インクレディブル・ハルク」のミスター・ブルーことサミュエル・スターンズがリーダーとして戻ってくる事、また、カール・ランブリーさん演じるブラック・キャプテン・アメリカ/イザイア・ブラッドリーも再登場が分かっています。

本作の正式発表前にはレッドスカルの娘シンのキャスティングコールが行われているとも報じられていましたが、役割が縮小されたか、計画そのものが変更された可能性があるようです。

映画キャプテン・アメリカ:ニューワールド・オーダー」は 2024年5月3日 米国にて劇場公開予定です。

ソース:The One Thing Anthony Mackie Wants to See in Captain America: New World Order

「ウェアウルフ・バイ・ナイト」のランタイムが判明か

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のハロウィーンスペシャルドラマ「ウェアウルフ・バイ・ナイト」のランタイムが判明したと、TwitterアカウントのBSLが報じました。

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投稿によると最終的なランタイムは52分37秒になったとの事で、以前に報じられていた約30分との情報からはかなり拡張されたようです。

クリスマスシーズンのスペシャルドラマとして配信の準備が進められている「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:ホリデー・スペシャル」のジェームズ・ガン監督は以前に約40分になると明かしており、「ウェアウルフ・バイ・ナイト」と「ガーディアンズ」は来年以降も続くかもしれないスペシャルドラマのランタイムの目安となっていくかもしれません。

ハロウィンスペシャルドラマ「ウェアウルフ・バイ・ナイト」は 2022年10月7日 ディズニープラスで配信予定、ドキュメンタリ「マーベル・スタジオ・アッセンブル:ワーウルフ・バイ・ナイトの裏側」の配信日は未定です。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」のチャーリー・コックスさんが作品の継続性について再度言及

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーンアゲイン」の主演を務めるチャーリー・コックスさんが、海外メディア ScreenRant(Youtube)とのインタビューの中で、Netflix版との継続性について言及しました。

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チャーリー・コックスさんは「どうでしょうね。でも僕の直感では、ボーンアゲインいう番組名と、ケヴィン(・ファイギ)がシーズン4ではなく、シーズン1だと話していることから、これは全く新しい契約なんだ、と思っているんですけどね。」と新しいものになるとの考えを明かしました。

コックスさんは以前の ExtraTV とのインタビューでも、まだ脚本を見ていないと前置きしつつ、「これは新しい始まりで、今までのシリーズとは違います、まったく違うものになるという感覚です。新しい物語、新しいアイディアが生まれそうです。」と語っていました。

また、ヴィンセント・ドノフリオさん演じるキングピンとの再会について質問されると、「僕の親愛なる友人であり宿敵だ」と評しつつ、「将来、どこかの時点で、僕がニューヨークに行き、職場に来て、衣装を着て、彼とセットで歩く日が来るでしょう、そしてそれは記念すべき日になると思います。想像しただけで感無量です。シーズン3の最後に撮影したシーン以来、大きな戦いと感情的な対話のシーンは、それ以来一緒に撮影現場に行っていません。だから、6年ぶりにあの素敵な俳優とセットで、このキャラクターたちの奥深くに戻って、素晴らしい物語を作る瞬間が待ち遠しいですよ。」とコメントしました。

本作はNetflixで制作されたマーベルドラマを継承する初の作品で、主人公デアデビルと宿敵キングピンが以前と同じキャスティングになることが明かされています。しかしその他のキャスティングについては公表されておらず、どこまで維持されるのかは現状不明です。なお、撮影が来年5月から始まると報じられています。

物語に関してはチャーリー・コックスさんやケヴィン・ファイギ社長がいうように、やはり新しく「生まれ変わる」との事で、Netflix版の物語の一部、あるいは全てが一旦白紙になる可能性が高いようです。

デアデビルは今後一ヶ月以内にドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」に登場するはずですが、そこで何らかのヒントが得られるのでしょうか?

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」は2024年春にディズニープラスで配信予定です。

ドラマ「シークレット・インベージョン」のエミリア・クラークさんが舞台裏写真を共有

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シークレット・インベージョン」に出演するエミリア・クラークさんが、自身のInstagramにてドラマ制作の舞台裏写真を公開しました。

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エミリア・クラークさんは数点の写真とともに「うちの子は天使のように見えますが、カメラに映りたがるあまり、セットを破壊するところでした。そして、その上にフンをしました。」とコメントを添えて投稿。

エミリア・クラークさんの役割について以前報じられたこともありますが、実際に本作で何の役を演じるのかは公表されておらず、セットのキャスト用チェアにも役名ではなく本名が書かれているなど、ネタバレ対策が施されているようです。

ドラマ「シークレット・インベージョン」は2023年春にディズニープラスで配信予定です。

ドラマ「シーハルク」6話のインテリジェンシアは映画「キャプテン・アメリカ:ニューワールドオーダー」に繋がる?

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」シーズン1エピソード6「Just Jen(邦題:ただのジェン)」に登場した架空のウェブサイト「インテリジェンシア」。作中ではシーハルクへの攻撃的な書き込みが見られたこのサイトですが、マーベルコミックにおいてインテリジェンシアはヴィランチームの名前であり、発起人はキャプテン・アメリカ最新映画のヴィランとして発表されているリーダーでした。

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コミックにおけるチーム「インテリジェンシア」は2009年のコミック「Fall of the Hulks Alpha (2009) #1」に登場しており、リーダー/サミュエル・スターンズが結成しました。

©MARVEL

マーベルの知的ヴィランを集めたこのチームは相互に情報と知識を交換することを目的とし、失われたアレキサンドリア図書館の蔵書を再び集めることでした。リーダーを筆頭にM.O.D.O.K.やドクター・ドゥームなど名だたるヴィランも参加する強力なチームでしたが、裏切りなどが多発する脆弱性も含まれていました。また、彼らはハルクを倒すべく、レッドハルクを作成しました。

MCUにはモードックやドクター・ドゥームはまだ導入されていませんが、モードックは映画「アントマン&ワスプ:クアントゥマニア」のファーストクリップにて確認されたと報じられており、「ニューワールドオーダー」までにリーダーとモードックが合流出来る可能性は少なからずあるようです。

サミュエル・スターンズは映画「インクレディブル・ハルク」以降登場の機会がなかった事もあり、その後どうしていたかは不明です。しかし、「インクレディブル・ハルク」の時点ですでに変身しかけていた事もあり、水面下で何らかの活動をしていたと考えられます。

というのもインテリジェンシアという名前は既に映画「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」に登場しており、ユリシーズ・クロウがそのメンバーとして作中(の書類上)で紹介されていました。

©MARVEL,Disney

MCU内の時系列2015年の時点でインテリジェンシアは既に結成されている可能性が高く、「シーハルク」3話に登場したレッキングクルーはリーダー及びインテリジェンシアの手下として動かされ、シーハルク、ハルク、アボミネーションのいずれかからハルクの血を奪う事でレッドハルク計画を進めているのかもしれません。

マーベル・スタジオがコミック通りの展開をあまり好まない事を除けば理にかなった流れであり、「アントマン&ワスプ」でソニー・バーチがピム博士のピム粒子を狙っていた裏にもインテリジェンシアがいた可能性もあるかもしれません。

「シーハルク」は残り3話でどこに向かっていくのか、要注目となっています。

ドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」シーズン1はディズニープラスで配信中、次回、第7話は 2022年9月29日 配信予定です。

ドラマ「ミズ・マーベル」監督が意味深投稿でシーズン2を示唆

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ミズ・マーベル」のアディル・エル・アルビ&ビラル・ファラー監督が意味深な投稿をしている事が話題になっています。ミズ・マーベルはフェーズ4の新キャラクターの中で次の作品が公式に判明している数少ないメインキャラクターですが、監督はさらにその先を示唆しているのかもしれません。

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アディル・エル・アルビ&ビラル・ファラー監督は「MCUで過ごした時間を思い出していました、シーズン2の準備は出来ていますか?」とコメントを添えてビデオを投稿。

動画の中でエル・アルビ監督は「私たちは、コミックの内容に敬意を払おうとしました。コミックでは、カマラ・カーンは突然、自分がスーパーパワーを持っていることを発見し、キャプテン・マーベルの大ファンです。」と述べ、ファラー監督は 「コミックを読んだとき、とても色鮮やかで、活気に満ちていて、私たちはそれを翻訳したいと思いました。」とコメントしています。

最後にエル・アルビ監督は「彼女はまだキャプテン・マーベルの超大ファンです。この強い女性スーパーヒーローになりたいと思っていますが、決してなれないと感じています。なぜなら、彼女の頭の中では、彼女はジャージー出身の茶色の女の子に過ぎず、ジャージー出身の茶色の女の子はスーパーヒーローにならない、世界を救えない、と思っているからです。」と締めくくりました。

先日は「ミズ・マーベル」シーズン2の計画の動きが報じられており、今回の事をあわせてシーズン2制作の可能性はかなり高いのかもしれません。

ただし、ミズ・マーベルはキャプテン・マーベルやモニカ・ランボーと共に映画「ザ・マーベルズ」で一旦宇宙の問題に対処しなければならず、シーズン2はその後の物語になると見られています。また、アベンジャーズ映画とシーズン2どちらが前後になるかは不明で、そのあたりも今後の情報に注目となります。

ドラマ「ミズ・マーベル」シーズン1はディズニープラスで配信中です。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」より、ワンダのR指定未使用シーンのプレヴィズが公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」より、本編には採用されなかったシーンのスタント映像が公開されました。映像は本作に参加したスタントチームのリアン・ヤンさんが自身のInstagramにて公開しており、カマータージを襲撃したワンダのシーンの別バージョンになっています。

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ワンダとマスターズ・オブ・ミスティック・アーツとの戦い(のスタント)をおさめたこの映像の中で、ワンダは敵を操り、自ら斬首させた上にその死体を使ってさらに攻撃をしかけ、別の敵を魔法で押しつぶしてしまうなど、かなり残虐なシーンが考えられていたようです。これが採用されていれば、本作のレーティングはR指定かそれ以上になっていた事でしょう。

本作のラストでワンダは自身の過ちを認め、ワンダゴアの下敷きになる形で終了しましたが、その生死については定かではありません。脚本家もワンダの最期について観客の解釈次第としており、今後の復活の可能性も一部残されているようです。

ワンダが再登場する可能性があるのはドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」や映画「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」、映画「アベンジャーズ:シークレットウォーズ」などになりますが、もっと先にあるかもしれない噂のソロプロジェクトまで顔を出す機会がないかもしれません。

なお、アニメシリーズでは「マーベル・ゾンビーズ」に登場することが発表されています。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」はディズニープラスで配信中です。

コミック「デッドリー・ネイバーフッド・スパイダーマン」のファーストルックが公開

マーベルが新たなミニシリーズコミック「デッドリー・ネイバーフッド・スパイダーマン」のファーストルックを公開しました。全5号の本シリーズはブラック・アイド・ピーズのタブーさんとB・アールさんがライターを務め、アーティストのファン・フェレイラさんによって描かれています。本作ではスパイダーマンはニューヨークではなくロサンゼルスを訪れ、ロサンゼルスはデーモン・ベアによって悪魔だらけになっています。

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公式概要は以下のとおりです。

ピーター・パーカーのロサンゼルスへの夢の旅は、悪夢になろうとしています。
DEADLY NEIGHBORHOOD SPIDER-MAN (2022) #1 で彼が天使の街に旅したとき、彼は代わりにいくつかの悪魔に遭遇します。そして悪魔たちはこれまでにないほどピーターを試す事になるでしょう。

「DEADLY NEIGHBORHOOD SPIDER-MAN」では、ピーターは夢と現実、そして科学と魔法の交差点で自分自身を発見することになります。何が現実で何が現実でないかの区別をつけるのに苦労する中、このウェブ・スリンガーの革命的なダークテイストは、特にX-MENファンにはおなじみの悪魔と彼を戦わせることになるのです。

©MARVEL

今回スパイダーマンが立ち向かう事になるデーモン・ベアはX-MENやニューミュータンツのヴィランであり、映画「ニューミュータンツ」にも登場しています。

コミック「デッドリー・ネイバーフッド・スパイダーマン #1」は 2022年10月19日 米国発売予定です。

ソース:公式

【噂話】SSUの未公開タイトルを含むリストがリークされる

ソニー・ピクチャーズが制作するSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の計画中のタイトルが流出したと話題になっています。Twitterアカウント Film Odyssey が投稿したリストの中には、正式発表に至っていないいくつかの映画タイトルも含まれています。

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氏の投稿は以下のようなもの。

「エル・ムエルト」、「マダム・ウェブ」、「クレイヴン・ザ・ハンター」までは正式発表されている作品で、続いて「サンドマン&ライノ」、「モービウス2」、「アメイジング・スパイダーマン」、「スパイダーゲドン」と続いています。また、別の投稿では「ヴェノム3」と「シルク」、そして無題の作品が抜けていたと補足しています。

「ヴェノム3」はトム・ハーディさんが脚本に着手した事を報告しており、「シルク」に関してもプロデューサーが近況報告をしているなど、ソニーとしての発表はありませんが、半公式発表とも言える報告がされています。

過去の噂話と比べて「サンドマン&ライノ」、「モービウス2」、「アメイジング・スパイダーマン」は比較的想像の範囲内の作品ですが、「スパイダーゲドン」に関してはやや意外な所でもあります。

2018年リリースのコミック「スパイダーゲドン」は「スパイダーバース」の続編にあたる作品で、日本生まれの東映特撮版スパイダーマン、彼が搭乗する巨大ロボットのレオパルドンなども参戦している事から少し話題になった事もありました。

これを実写化する事があればかなりの話題になるのは間違いありませんが、SSUでは現状スパイダーマンが登場しておらず、数々のヴァリアント・スパイダーマンが登場する「スパイダーゲドン」の前にやるべきことは山積みになっています。

それともMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメ「ホワット・イフ」からキャプテン・カーターが映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」で実写化されたように、アニメ「スパイダーバース」から実写化させてしまおうという計画なのでしょうか。

今回の話題も明確なソースが提示されていないものであり、噂のひとつとして今後の行方に注目です。