エムバク役ウィンストン・デュークさんがティ・チャラはいつかリキャストされるだろうと語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」でジャバリ族のリーダー、エムバクを演じているウィンストン・デュークさんが、海外メディア Esquire とのインタビューの中で、「ブラックパンサー」シリーズのリメイクの可能性に言及し、新しいティ・チャラが登場するだろうと語りました。

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ウィンストン・デュークさんはインタビューで「ブラックパンサーが将来的にリメイクされないなんてことはありえないと思います。ワカンダの王であるティ・チャラのサーガや解釈が終わることはありえません。彼はカノンです。だから、それが来ることを信じてください。でも、『ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー』が人間的な体験になっているのはご容赦ください。」といつかリメイクされる事を予告しました。

デュークさんは以前にもポッドキャスト(from Comicbook.com)でこの話題について触れ、「チャドウィック・ボーズマンが演じるティ・チャラは、とても気高いキャラクターです。でも同時にコミックの世界には、信頼というレベルも必要だと思うんです。多次元、並行次元、複数の物語、可能な未来、過去の再創造の可能性を持つ漫画の世界に対してね。ただ、複数の宇宙を実際に実験しているのです。だから、私は、このメディアが、私たち全員を幸せにできるような多様な解釈をサポートできると感じているんです。」と同一キャラクターを複数の俳優が演じ、それぞれ違った味になる事がよりマーベルらしいと示唆しました。

映像作品において俳優さんの死は重大な問題で、様々な作品においてリキャストが行われたり、CGによる登場などの対応が行われますが、いずれもファンからの反発が生じてしまうのが現状です。

「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」ではチャドウィック・ボーズマンさんの死を受けて、脚本的にそのキャラクターが死んだ事として物語が展開しましたが、この対応もまた一部のファンからは批判を受けています。ウィンストン・デュークさんはこの問題に対し、今後はまた別のティ・チャラを見る機会が訪れるだろうとコメントしています。それは続編である「ブラックパンサー3」やマルチバースを扱う「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」などの作品という意味だけでなく、MCUやマーベル・スタジオが失くなった後にもブラックパンサーの映画がスパイダーマンシリーズのように制作され続ける事を望んでいるようでもあります。

映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」は劇場公開中です。

ソース:The Winston Duke Era Begins Now

ゲーム「ミッドナイト・サンズ」の新たなトレーラーが公開

2K Gamesが制作中、テイクツー・インタラクティブより販売予定のコンソール向け新作ゲーム「マーベル ミッドナイト・サンズ」の新たなシネマティック・トレーラーが公開されました。主人公ハンターのプロローグと共に、キャプテン・マーベルやブレイド、ウルヴァリン、アイアンマン、その他多数のヒーローの姿が含まれています。

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本作は数回の延期を経て、2023年になるとも報じられていましたが、現在は少し繰り上げられて2022年12月のリリースが予定されています。

ちなみにミッドナイト・サンズはコミックデビュー時には「Midnight Sons」でしたが、本作や2022年のコミックでは「Midnight Suns」に変更されています。カナ表記の場合はどちらも「ミッドナイト・サンズ」で、英語表記の場合は基本どちらも正解ですが、マーベルは女性メンバーを加える為か、息子ではなく太陽という意味のサンに変更したい意図があるようです。

本作の概要は以下の通りです。

邪悪なリリスとその軍団がヒドラの闇の軍勢と手を結んだ今、マーベルのダークサイドを解き放つ時が来た!主人公でありヒーローでもある「ハンター」(プレイヤー)のミッションは、百戦錬磨のスーパーヒーロー達と超人的な戦士たちをまとめ上げ勝利へと導くこと。ドクター・ストレンジ、アイアンマン、ブレイドといったレジェンドたちは、お互いの違いを受け入れ、終末の危機を前に力を合わせることができるのか? 世界を救うため、伝説のミッドナイト・サンズとしてチームを築き、戦略的に戦いを導こう!

ゲーム「マーベル ミッドナイトサンズ」は PC / PlayStation 5 / Xbox Series X / Nintendo Switch / PlayStation 4 / Xbox One 向けに 2022年12月2日 発売予定です。

コミック「スカーレット・ウィッチ」のプレビュー公開、MCUからダーシー・ルイスが逆デビュー

マーベルが来年刊行予定のコミック「スカーレット・ウィッチ(2022)#1」のプレビューを公式サイトで公開しました。スティーブ・オーランドさんとサラ・ピケリさんによって制作されているこのコミックには、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダヴィジョン」に登場したカット・デニングスさん演じるダーシー・ルイスが実写からコミックへと導入されています。

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コミックの概要は以下のとおりです。

ワンダは過去の闇を脱ぎ捨て、スーパー ヒーローとして、常に意図したとおりに自分の力を使って償いを見つけます。スカーレット・ウィッチが人助けという使命を受け入れながら、それを最も必要としている人だけに現れる神秘的な魔術店を運営しています。彼女の新しい冒険は、狂った町の話を持った女性が彼女のところにやって来たときに始まります。彼女は、この陰湿な脅威を考慮に入れるために、すべての知恵と混沌の魔法を必要とします。

©MARVEL

海外メディア polygon とのインタビューの中でオーランドさんは「これはこのキャラクターの 616 バージョンであり、同じタイプの認識を本にもたらしますが、スカーレット・ウィッチで起こっていること、マーベル ユニバースの魔法の側面にもぴったりとはまります。ダーシーは、特にソーのようなキャラクターで、私たちが大好きな漫画の不条理を軽く非難するためにそこにいます。ワンダは、不条理で奇妙な人生について何気なく話しますが、それは彼女にとっては普通のことです。しかし、彼女の家系図と彼女がしていることを見ると、それは非常に難解に思えるかもしれません. ダーシーは本質的に、カット・デニングスのキャラクターがするのと同じように振る舞います。」と述べています。

また、「ワンダにはクイックシルバーがいて、彼女と同じように科学実験を行っています。彼女には、ミュータントである妹ポラリスもいます。彼女の元夫ヴィジョンは、ワンダの脳のパターンから作られた妻バージニアとの間に息子ヴィンと娘ヴィヴ(ヴィヴィアン)を作りましたが、二人はワンダの子と言えるのでしょうか。伝統的な意味ではそうではありませんが、ワンダをベースにした誰かから作られました。ワンダの日常生活には奇妙さがありますが、彼女が周りにいて祝う人々と一緒に探求することに本当に興奮しています。」とコメントしています。

ワンダの新コスチュームをデザインしたアーティストのラッセル・ドーターマンさんは「彼女のクラシックなデザイン、MCU、ケヴィン・ワダのデザイン、そして彼女のフォース・ワークスの衣装からの要素がここにあります。リングは、ジョルジュ・ペレスのルックで彼女が身に着けていたジュエリーにインスパイアされました。月のモチーフは、彼女の90年代のコスチューム、彼女の最近のストーリーの一部、および『ヴィジョン&スカーレット・ウィッチ』ミニシリーズのセリフにインスパイアされています。妊娠中のワンダは、女の子が生まれたら、魔術と月の女神にちなんで、赤ちゃんにダイアナという名前を付けたいと言っています。」と語りました。

#2のカバーではワンダがヴィジョンの娘ヴィヴと共に夢の世界に向かう様子が描かれ、#3でサブアトミカに向かうとの事です。

©MARVEL

コミック「スカーレット・ウィッチ(2022)#1」は 2023年1月4日 米国にて発売予定です。

ソース:公式

映画「ブレイド」にジョシュア・マイケルさんがキャスティング ─ 「アントマン&ワスプ」と接続か

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブレイド」にジョシュア・マイケルさんがキャスティングされていると、海外スクーパーのダニエル・リヒトマン氏や海外メディア The Direct が報じました。

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ジョシュア・マイケルさんは「ウォーキング・デッド」の救世主ジャレッドなどで有名な俳優さんですが、「アントマン&ワスプ」ではウォルトン・ゴギンズさん演じるソニー・バーチの名無しの手下として登場していました。

レポートによるとソニー・バーチ自体が「ブレイド」の一部になるだろうと伝えており、吸血鬼ハンターと武器商人、異なる世界観が混在する物語が予定されているようです。

「ブレイド」は2022年9月に指揮を執っていたバサーム・タリク監督が降板、10月には新監督の名前が報じられています。

映画「ブレイド」は 2024年9月6日 に米国公開予定です。

ソース:MCU Blade Reboot: Minor Ant-Man Actor Joins Cast

クロエ・ベネットさんがインスタ更新でMCU復帰を示唆か

米ABCとマーベルテレビジョン制作の人気ドラマ「エージェント・オブ・シールド」でS.H.I.E.L.D.のエージェントであるクエイク/スカイ/デイジー・ジョンソンを演じたクロエ・ベネットさんがInstagramを更新し、デイジー・ジョンソンのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)リターンを示唆しているのではないかと話題になっています。

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ベネットさんは「右にスワイプしてトラウマを伝える方法を確認する」との文言と共に、数枚の写真を投稿。その中で、ベネットさんは足首にデイジーのような花を添えている事から、ベネットさんがMCUに再登場するのではないかと話題になっています。

タイミングを同じくして海外スクーパーの the watcher は「詳細は不明だが、クロエ・ベネットはマーベル・スタジオと何ヶ月も契約をしている」とツイートしており、あわせてデイジー・ジョンソンの復活の話題を後押ししています。

デイジー・ジョンソンの復活について、当初は原作コミックで重要なポジションだった事からドラマ「シークレット・インベージョン」で再登場するのではないかと考えられていました。しかし今のところ目撃情報等はなく、「シークレット・インベージョン」は再撮影を終えた事が主演のサミュエル・L・ジャクソンさんによって報告されています。

クロエ・ベネットさんが秘密のためにひとりブルーバックで撮影されて合成される可能性もありますが、「シークレット・インベージョン」以外にも戻れる可能性がある作品はいくつかあり、今後の話題には注目となりそうです。

ドラマ「エージェント・オブ・シールド」は全シーズンディズニープラスで配信中です。

アンドリュー・ガーフィールドさんが「アメイジング・スパイダーマン3」がキャンセルになった当時の心境を明かす

ソニー・ピクチャーズ制作の「アメイジング・スパイダーマン」シリーズでスパイダーマン/ピーター・パーカーを演じたアンドリュー・ガーフィールドさんが、海外メディア GQ とのインタビューに応じ、「アメイジング・スパイダーマン3」がキャンセルされた時の心境について語りました。

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ガーフィールドさんは当時やりきれない思いがあったと認めつつ、それは自身で解決しなければならない問題でもあったと次のように述べています。

もっとやりたいと思っていたかどうかは分かりません。何をするにしてオープンな気持ちでいました。でも、やりきれない思いがありました。あの経験は何だったんだろう?そして、どうすれば自分のリビングルームでその輪を閉じることができるのか?

そして「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」が実現した事で、プレッシャーから解放されたと説明しました。

でも、「ノー・ウェイ・ホーム」への出演は本当に素晴らしいものでした。スパイダーマンを題材にした短編映画のように、仲間たちと接することができたんです。僕はプレッシャーから解放されたんだけれど、それはトムの肩にかかっていました。彼の三部作ですからね。僕とトビーはそのサポート役で、できるだけ楽しく、独創的で想像力豊かな、ちょっと間抜けな時間を過ごすことが出来ました。3人の間で、「これは面白いことになりそうだ」と思いましたね。このキャラクターを本当に所有していると感じている3人がいるわけですから。でも、実際は兄弟愛が第一だったと思います。それが撮影にも表れていると思います。

さらにガーフィールドさんは、「アメイジング・スパイダーマン」を一人で担ってきた事に大して、トム・ホランドさんの「スパイダーマン」シリーズはスタジオのバックアップがあると、その違いを指摘します。

トム・ホランドはマーベルの大きな組織に支えられています。トム・ホランドはまだこれらの映画を担わなければなりませんが、それらはより大きなマーベルの機械の一部であり、あるレベルでは失敗するには大きすぎるということを意味します。トビー・マグワイアの後、僕は一人でスパイダーマンの映画を担わなければなりませんでした。リブートが上手く行くという保証は何処にも有りませんでした。

最後に「アメイジング・スパイダーマン」を一人で背負うことの大変さと、演劇が出来ればそれでいいと続けました。

「でもまだ若い」、26歳の自分はそう思いました。クソみたいに大変なことでした。でも僕はそれを引き受けたかったんです。準備と覚悟はできていました。重いとは感じませんでした。でも、とてもリスキーだと感じる要素もあったと思います。名声や露出という点で、自分自身に危険を感じていました。アメイジング・スパイダーマンに出演した時も、数年後には『エンジェルズ・イン・アメリカ』と『セールスマンの死』に出られるようにしたい、と思っていました。まずは舞台俳優です。なぜなら、舞台は永遠のテーマだと思うからです。一晩に50人の観客を相手に一生芝居ができるなら、僕の人生は満足のいくものになるはずです。口先だけでなく、本当にそう思っているんです。もし他のすべてが失われ、ここで食事ができなくなったら、ロンドンにアパートを借りて、演劇をやりますよ。

「アメイジング・スパイダーマン」は「スパイダーマン」のリブートとして制作されましたが、人気が伸び悩み、3作目が制作される事はありませんでした。

しかしながら「アメイジング・スパイダーマン」と並走していたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)は成長を続け、「アメイジング・スパイダーマン3」を諦めたソニーは3人目のスパイダーマンをデビュー。そして、MCUがマルチバースの時代に入ったことで「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」にて過去の実写スパイダーマンたちを一堂に会する事が可能になりました。

「ノー・ウェイ・ホーム」の人気を受けて、「アメイジング・スパイダーマン3」制作の噂や、映画「アベンジャーズ/シークレット・ウォーズ」でアンドリュー・ガーフィールドさんが再登場するなどの噂もありますが、現時点で確かな情報はなく、ファンはアメイジング・スパイダーマンの再登場を気長に待つしかありません。

ソース:Andrew Garfield’s search for the sublime

ケルシー・グラマーさんはビーストとしてMCUに戻りたい

20世紀FOXの映画「X-MEN:ファイナルディシジョン」(2006年)でビースト/ヘンリー・”ハンク”・マッコイを演じたケルシー・グラマーさんが、海外メディア MovieWeb とのインタビューの中で、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の作品でビーストを再演したいと語りました。

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グラマーさんはビースト役をいたく気に入っているとし、「彼らが再演を言ってこないなら、二度とディズニーランドには行きませんよ」と述べました。

ケルシー・グラマーさんは2021年のインタビュー(NJ.com)でも今後のMCUにX-MENが登場するといった話題に対して、「またビーストをやりたいです。誰もそれについて私に話してくれませんでした。たぶん、スタジオは別のことをやろうとしていると思うんです。私は彼らが一緒に行くと仮定しています、でもあなたが知っているように、最初が最高です。」と、再演を強く願いつつも、「ファースト・ジェネレーション」からの新しい俳優たちがMCUに登場するとの考えを示しました。

X-MENのチームメンバーであるビーストは怪力とスピードを併せ持つミュータントであり、天才科学者として「X-MEN:ファイナルディシジョン」に登場ししました。

しかし、X-MENの結成を描いた「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」は過去を舞台にした作品で、過去を描くにあたってビースト役はニコラス・ホルトさんへとリキャストされました。そして、シリーズはそのまま分岐した時間軸をメインに話が進んだため、以降はニコラス・ホルトさんがビーストを演じ続け、ケルシー・グラマーさんは過去と未来が交差する「X-MEN:フューチャー&パスト」で未来のビースト役としてカメオ出演するにとどまりました。

もうひとりのビーストを演じたニコラス・ホルトさんも2020年のインタビューで同役の再演を希望しており、MCU版でどちらが採用されるのか、それとも新たなキャストになるのか、さらにはどちらも起用されるのかなど、注目の役のひとつとなっています。

映画「X-MEN:ファイナルディシジョン」はディズニープラスで配信中です。

ソース:Exclusive: Kelsey Grammer Will Boycott Disneyland if He Can’t Return as Beast in the MCU

映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」、ラモンダ役女優は当初脚本に反発したと明かす

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」でラモンダ女王を演じたアンジェラ・バセットさんが、海外メディア IndieWire とのインタビューの中で、当初、脚本の一部に反対していたと明かしました。

※これより先は「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」のネタバレを含んでいます。ご覧の際はご注意ください。

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映画公開の前夜のインタビューでアンジェラ・バセットさんは本作への出演について「前作ブラックパンサーの終わりには、戻ってくるかどうか分かりませんでした。でも、そうなることを望んでいました。私は死ななかったのだから」と語りました。そして、チャドウィック・ボーズマンさんが亡くなった後、ライアン・クーグラー監督からの電話で続編を続行すると伝えられた時、「ラモンダは今、ステップアップしなければならない。ラモンダはシュリのためにそこにいなければならない、彼女は女王だ。この映画であなたはとても重要な場所なんです。」と言われ、とても怖かったと明かしました。

撮影の初日、玉座の間のシーンを振り返り「ここにどうやって座れば良いんだろう?と思ったのを覚えています。ラモンダという人間を伝えるには、どんな姿勢がベストなのか?そして最初に『ティ・チャラ/チャドウィックがここに座っていて、ここに座るべきだという気持ちを認めること』と決めました。前作ではキルモンガーが登場し、彼は1分間そこに座りました。そして、誰がここに座るべきでしょうか?そう、この瞬間、この時間、それはラモンダです。でも、どうすればその姿勢を保てるのか?どうやってリードすればいいのか?ただ責任を感じました。」と語りました。

そして本作におけるラモンダの死について、アンジェラ・バセットさんは当初そのシナリオに乗り気ではなかったと明かしました。

「私は反対しました。『ライアン、なんて事をするの?どうして?後悔する事になるわよ。みんな動揺してしまう』って。でも彼は『アンジェラ、それは分かってるよ。でもよく考えて。この世界で死ぬ事は本当に死ぬことではないんだ。そういう意味じゃない』と説明してくれました。エンドゲームでは多くの命がかえってきました。私もいつか戻ってくる可能性も考えられなくはない、と思いました。あらゆるクレイジーな事が起こり得るんです。」

そして、「ライアン・クーグラーはストーリーややっていることが非常に明確ですが、キャストやクルーとの付き合い方はとても協力的です。それでいて、とても控えめです。私たちが感じている偽者症候群のようなものを、彼は口に出して言ってくれるんです。『この言葉はどうなんだろう?あなたはそれでいいと思う?』と言うように。そして、彼は本当に言いたいことを誘い、参加させ、それは素晴らしいことです。彼は拘束しないのです。」と監督を称賛しました。

また、バセットさんは「記憶に残るものを作ろうといつも考えています。この映画の制作では、人生と芸術が手を取り合いました。私はただとても誇らしかった。この映画に取り組み、実行した私たちも、人間としてとても誇りに思います。」と述べ、「希望は残るものです。そして、希望とは何か良いことを期待することです。いずれは良いことが起こるという、それが希望の使命です。そうやって乗り越えていくしかないんです。」と語りました。

死が物語の終わりではない事はこれまでにも「ムーンナイト」や「ソー:ラブ&サンダー」などでも描かれてきました。ラモンダ女王も確かに死にましたが、クーグラー監督が「死が終わりではない」と考えているという事は、本作におけるキルモンガーのように今後の作品でラモンダが再登場する可能性は十分にあるようです。

映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」は劇場公開中です。

ソース:Angela Bassett Had Mixed Feelings About Queen Ramonda’s Arc in ‘Black Panther: Wakanda Forever’

映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」、ドミニク・ソーンさんがアイアンマンからエールを貰ったと明かす

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」でアイアンハート/リリ・ウィリアムズを演じたドミニク・ソーンさんが、アイアンマン/トニー・スタークを演じていたロバート・ダウニーJr.さんからエールを貰っていた事を、海外メディア ScreenRant とのインタビューの中で明かしました。

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ドミニク・ソーンさんはMCUの大先輩との交流について、「撮影に入る前にRDJと話すことはできませんでしたが、実は映画の終盤にFaceTimeで話す機会があったんです。アイアンハートの共演者が彼と一緒にショーを行ったことがきっかけで、私と彼をつないでくれたのですが、彼は、リリ・ウィリアムスが常に彼女自身であり、彼女自身のものであるべきだと信じていると、とても美しい言葉を語ってくれました。このレガシーは正しい方向に向かっている、などなど、アイアンマンから聞きたいような美しい励ましの言葉ばかりでした。」と語りました。

トニー・スタークを演じたロバート・ダウニーJr.さんはアイアンマンの遺産が「正しい方向に向かっている」と、物語の方向性を気に入っているようで、劇中ではコミックのような師弟関係は描かれていませんが、舞台裏ではコミックのようにメンターから二代目へのアドバイスがあったようです。

「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」はあくまでもブラックパンサーの作品であるため、リリ・ウィリアムズについてそこまで多くを知ることは出来ませんでした。劇中の会話で搭乗した養父の存在など、詳しくはリリ自身のソロ作品にて描かれていくようです。

映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」は劇場公開中、ドラマ「アイアンハート」は 2023年秋にディズニープラスで配信予定です。

ソース:RDJ Gave Ironheart Actress Valuable Encouragement During Black Panther 2

映画「スパイダーマン4」にシンビオート・スパイダーマンの登場予定はないと言う

開発が進められていると言うMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン4」にシンビオートに寄生されたブラックスーツのスパイダーマンの登場は予定されていないと、Youtuber Heavy Spoilers をもとに海外メディア The Direct などが報じています。

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氏のレポートによると、「マーベルは当初、トム・ホランドのスパイダーマン映画で『ブラックスーツ・スパイダーマンに向かってゆっくりと話を構築する』という大きな計画を持っていましたが、 ソニーがヴェノムフランチャイズを開始したことで『舞台裏で多くの問題』が発生した」との事。

そして「スパイダーマン4 」が「現段階ではブラックスーツに焦点を当てていない」と指摘し、「彼らは後の映画のためにそれを保存しています」と言います。

シンビオート・スパイダーマンはかつてサム・ライミ監督が制作した「スパイダーマン3」にも登場しており、MCU版の登場にもファンは期待をしています。

The Direct の別の記事によると、2018年の「ヴェノム」ではソニーはもともとトム・ホランドさんのスパイダーマンを登場させる予定をしていたようですが、マーベル・スタジオがこれをやめて欲しいと伝えたとしています。

そして、2019年にマーベル・スタジオとソニーの間で交わされた新たな契約の規定のひとつとして「ソニーのシリーズがMCUに接続すること」というものがあり、それをもとに「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」や「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」が制作されたと報じています。

「ヴェノム」シリーズの公開によりマーベル・スタジオのシンビオート・スパイダーマンの計画はいったん白紙になったようですが、「ノー・ウェイ・ホーム」でシンビオートがMCUの世界に持ち込まれた事で、どこかのタイミングでシンビオート・スパイダーマンが登場するのは間違いなさそうです。

ただし現状ではそれは「スパイダーマン4」ではないようで、まだ当分は気長に待つ必要があるようです。