映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の舞台裏写真より、バルダーの最期の姿が明らかに

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」に登場した、Earth-838のヒーローチーム「イルミナティ」。そのメンバーの一人として登場が計画されていたバルダー・ザ・ブレイブですが、撮影がかなり進んでいたことが新たな舞台裏写真より明らかになりました。

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映画に登場したスカーレット・ウィッチ/ワンダ・マキシモフを演じるエリザベス・オルセンさんのスタントダブルを務めるCCアイスさんが自身のインスタグラムにて公開した(そして削除した)新たな舞台裏写真では、バルダー・ザ・ブレイブがスカーレット・ウィッチに殺されたシーンがおさめられています。

写真の左端にはスカーレット・ウィッチにドリームウォークされているEarth-838のワンダ、そして中央に胸に剣を突き立てられ横たわっているマント姿の人物がおり、これはバルダー・ザ・ブレイブを演じるはずだったダニエル・クレイグさんの代役で試写されていたようです。そして噂によると、これはワンダのマインドコントロールにより、バルダー自身の手で剣を刺す事になっていたようです。

コミックのバルダー・ザ・ブレイブはアスガルド出身の戦士で、ソーの異母兄弟にあたる人物。これまでに公開された様々なコンセプトアートから、バルダー登場計画はかなり進められていた事が判明しています。しかし、本作の撮影が新型コロナウイルスによるパンデミックの最中に行われたイギリスのロックダウン政策の影響で、ダニエル・クレイグさんが撮影に参加できなくなり中止されたとも報じられています。

今後のMCUでEarth-838が引き続き登場するかは不明ですが、無数にあるマルチバースの中で別のバルダー・ザ・ブレイブが登場する可能性は残されているのかもしれません。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」はディズニープラスで配信中です。

映画「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」は子供向け映画ではないと言う

ソニー・ピクチャーズ制作のアニメ映画「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」のシニアキャラクターアニメーター、エレ・サントスさんが、海外メディア The Direct とのインタビューの中で、本作は子供向け映画ではないと語りました。

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エレ・サントスさんは本作の制作について、「どの作品にもあることですが、イライラすることがたくさんありました。でも、私たちを支えてくれたのは、イライラしたり、何かが変わったり、シーケンスがカットされたりしても、新しいレンダーを見れば、『よし、大丈夫だ』と思えることでした。また、ストーリーの中で登場人物がする選択肢の中には、『え?わかった、わかった。これは子供向けの映画なのか?子供向けの映画じゃないんだな。そうか、クールだ。そう、それでいいんだ』と思えるものがあります。だから、とてもとてもとてもとてもエキサイティングな内容になっているんです。」と述べました。

そして本作が「完全に新しいもので、前作と同じことはやっていない」と付け加えています。

また、前作の「イントゥー・ザ・スパイダーバース」は本作と比べると「非常に小さくまとまっている」とサントスさんは言います。

「会社に入り、すべてのレンダリングを見ました。そして、映画のためのさまざまな上映会を見ました。そして、「え?これが現実なの?ワクワクする」と思いました。『アクロス・ザ・スパイダーバース』の制作中に『イントゥ・ザ・スパイダーバース』を観ると、いつでも『ああ、この映画は比較的にとても小さくまとまっている感じだ』と感じるんです。人に話すと、『そんなの信じられない』って言われるんですけどね。それで私は『まあ、見てのお楽しみ。そのうちわかるよ』ってね。」

この理由について「(アクロス・ザ・スパイダーバースが)映画のアートスタイルやエネルギーに対してリスクを負っているということです。映画の規模もそうです。」と述べ、「もっと具体的に言うと、彼らが持っている様々なアートスタイル、様々なビジュアルのエフェクト、そしてあなたが旅する様々な世界、それはとてもエキサイティングなことだと思います。すでに語られていることも多いのですが、内部の人間からすると、今までアートで見たことのないものを映画で見ています。そして、世界中に見てもらうのがとてもとても楽しみです。」と語りました。

サントスさんは以前に別のインタビューで「アクロス・ザ・スパイダーバースはもともとアベンジャーズ/エンドゲームのようだった」と明かしていますが、計画が変更され、さらに巨大な作品になったとも話していました。

アニメ映画「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」は 2023年6月2日 米国公開予定、日本は2023年予定です。

ソース:Spider-Verse 2 Is Not a Kid’s Movie, Explains Senior Animator (Exclusive)

【噂話】マーベル・スタジオが複数のハロウィンスペシャルを開発中

マーベル・スタジオがディズニープラス向けにMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のハロウィンスペシャルドラマを複数開発していると、海外スクーパーのダニエル・リヒトマン氏が自身の Patreon にて報告しました。2022年にはハロウィンの時期に「マーベル・スタジオ・スペシャル・プレゼンテーション」として「ウェアウルフ・バイ・ナイト」がリリースされました。

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レポートによると、どのキャラクターが描かれるのか、どんな話が描かれるのかは不明としながらも、単一ではなく複数の作品の計画が動いているとの事。

「マーベル・スタジオ・スペシャル・プレゼンテーション」自体はハロウィン企画というわけではなく、第2弾はクリスマス企画として「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデースペシャル」がリリースされています。

複数のハロウィンスペシャルが2023年と2024年以降の物なのか、それとも2023年のハロウィンに複数配信されるのかは不明です。

以前にはマーベル・スタジオ・スペシャル・プレゼンテーションが今後増えていくとも報じられており、過去にスピンオフドラマの制作の話が出たシャン・チーやワカンダ関連の作品など、いくつかのものがドラマから1話きりのスペシャルドラマ形式に変更されている可能性も指摘されていました。

また、第1弾の「ウェアウルフ・バイ・ナイト」のように、この枠組で新キャラクターを紹介する事も考えられ、そのひとつとして「ノヴァ」が計画されているとも報じられています。

「ウェアウルフ・バイ・ナイト」の噂が報じられたのは2021年8月、そして撮影の開始が確認されたのが2022年3月の事で、配信の開始が10月と、報道から一年少しでのリリースとなりました。

2023年もハロウィンスペシャルの配信があるとすればそろそろ撮影の準備に入っていると予想する事が出来るため、続報が出てきてもおかしくない時期になっています。今回の報道はその前兆となっているのかもしれません。

ついに!MCUの時系列を網羅する公式本が2023年発売へ

米国出版社ペンギン・ランダム・ハウスが、マーベル・スタジオ公式のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の時系列を記載した新たな書籍「Marvel Studios The Marvel Cinematic Universe An Official Timeline」を発売する事が明らかになりました。ウェブサイトでは50ドルで販売されるこの書籍の予約が開始されています。

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2008年に公開されたジョン・ファヴロー監督の映画「アイアンマン」から始まったMCUは、10年以上続く長い歴史の中で、前日譚やタイムトラベルなども経験したことで、その時系列はかなり複雑化しました。

ウェブサイトで紹介されているこの本の概要は以下のようになっています。

マーベル・シネマティック・ユニバースの伝説、タイムライン、キャラクターを紹介する、映画監督お墨付きの決定版ガイドです。

マーベル・シネマティック・ユニバースのマスターになりましょう!

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)は広大で、信じられないほど変化に富み、複雑です。異なる世界、異なる時間軸、数え切れないほどの登場人物。これはその世界へのガイドです。マーベル・スタジオとの密接な協力のもと、「何が、いつ、どこで、なぜ起きたのか」という最大の疑問に答えます。

ビッグバン以前からブリップ、そしてその先まで、MCUの全ストーリーを追うことができます。その過程で、アイアンマンのアーマーの進化、インフィニティ・ストーンズの捜索、マルチバースの形成について学びます。エイリアンが地球に何回侵略してきたか、キャップのシールドの歴史はどうなっているのか?という方にもおすすめです。

この本は、映画ファンにとって貴重な記念品であり、独自のインフォグラフィックス、光り輝く年表、素晴らしい映画のスチール写真で満たされており、あらゆるMCUファンが棚にあることを誇りに思うでしょう。

著者の一人である映画ジャーナリストのアンソニー・ブレズニカンさんは、オンライン出版物と共同でMCUについて頻繁に書いていることでも知られています。

MCUは時系列が複雑化する中で、「スパイダーマン:ホームカミング」の悪名高いミスの「8年後」表記など、映画自体が間違っていた事もありました。最近では監督や脚本家の発言に頼る事も多く、映画の中だけで時系列を把握する事はかなり難しくなっています。

さらに米国のディズニープラスが公開してる時系列順の作品リストでは、「シーハルク」のあとに「ソー:ラブ&サンダー」が配置されており、「シーハルク」内でレディ・ソーへの言及があったことなどと矛盾している事から、コアなファンもどれが正確な情報であるのかわからず混乱しています。

「シーハルク」の脚本家ジェシカ・ガオさんはマーベル・スタジオが時系列を整理するタイムキーパーを雇っていると過去のインタビューで明かしており、その人物が今回発表された320頁にわたるこの書籍に協力しているのかもしれません。

書籍「Marvel Studios The Marvel Cinematic Universe An Official Timeline」は 2023年9月5日 に販売予定です。邦訳版の発売は不明ですが、英語版で良ければ日本のAmazonでも予約が始まっています。

幻のジェームズ・キャメロン版「スパイダーマン」映画のコンセプトアートやヴィランが明らかに

「ターミネーター」、「エイリアン2」、「アバター」等で知られるジェームズ・キャメロン監督の幻に終わった映画「スパイダーマン」のコンセプトアートがオンラインで拡散されています。このアートは12月22日に発売された「テック・ノワール ジェームズ・キャメロン コンセプトアート集」に掲載されていたもので、他とはまた違うスパイダーマンの姿を確認する事が出来ます。

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サム・ライミ監督のバージョンよりも更に前に計画されていたこの映画は、1990年代にキャンセルされ、幻の映画となりました。

この映画についてキャメロン監督は「私の脚本では最終シーンの場所はワールドトレードセンターですが、この絵は特にそのシーンを想定したものではありません。スパイダーマンのコスチュームはいくつか試しました。334~335ページの絵ではスタンダードな赤と青。黒のコスチュームを描くことにしたのは、スパイダーマンを忍者みたいに撮りたかったからです。世間は彼を自警団のメンバーだと思いはじめ、警察も彼を追うようになる。そのため黒ずくめのコスチュームを着ているという設定なんです。コミックをもとにしたヴェノムを登場させたらどうかと考え、ピーター・パーカー自身が「黒いスパイダーマン」になるというストーリーも考えました。そんなふうにあれこれ構想を練ってはいましたが、『スパイダーマン』用に描いたコンセプトアートのコスチュームは、この黒と従来の赤と青だけですね。」とコメントしています。

ジェームズ・キャメロン監督は「アバター2」公開にあわせたプロモーション中のインタビューにて「コミック映画を撮りたいとは思いません。スパイダーマンは個人的に大好きだけど、ほかの人たちがうまくやっているしね。」と答えている事からMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)への参加はまずないだろうと見られています。

映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」のキャシー・ラングは18歳、監督が明らかに

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」のペイトン・リード監督が、Youtube番組 NerdBunker に出演し、本作の主人公アントマン/スコットラングの娘であるキャシー・ラングについて語りました。

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ペイトン・リード監督は1作目の制作当時を振り返り、「ポール・ラッド(スコット・ラング役)と私が1作目に取り掛かったとき、『観客はポール・ラッドをスーパーヒーローとして受け入れてくれるだろうか?縮んでアリを操る男、アントマンをキャラクターとして受け入れてもらえるんだろうか?』と考えていました。そして、映画が公開され、観客はスコット・ラングに共感してくれたのだと思います。彼は超能力を持っているわけでもなく、超科学者でもなく、億万長者でもありません。たまたま巻き込まれた普通の人なのです。でも、映画で何をしたいか、キャラクターをどう見るか、家族の力をどう見るか、みんな成長したんだと思います。」と述べました。

そして、1作目、2作目では幼い少女でありながら主人公スコットを支えてきた娘のキャシーについて、「私たちにとって、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』と『アベンジャーズ/エンドゲーム』の出来事の後、本当に思い浮かんだのは・・・キャシーはこの映画で18歳になるんだ!ということでした。それは素晴らしいことです。全体のテーマは時間であり、スコットがどれだけの時間を失ってきたかであり、彼の主な動機はただ『娘との時間が欲しい』ということです。そして今、彼はこの映画の悪役、時間を支配する征服者カーンと接触することになります。それは彼らにとってどんな意味を持つのでしょうか?でも、スコットがキャシーを子供のように思っているのはいいアイデアだと思います。彼女はもう大人で、世の中のためになることをするということについて自分なりの考えを持っていて、ヒーローとしての自分の声を見つけようとしているし、父親に対して少し批判的になることもあります。」と、キャシーが本作で18歳になると明言し、過去作に比べて、より自分らしさを身につけている事を明かしました。

そして、「それはとても豊かなことで、家族というものにとても親近感が湧きますよね?だって、自分がしたことを全部親に話すとは限らないし、親が経験したことを子供に全部話すとも限らない、それは私たちにとって刺激的なことだし、『アントマン』映画は常に家族について描いているんです。登場人物に様々な複雑な問題を投げかけて、彼らを限界まで追い込む、それがポールと私がこの映画で好きなことの一つだと思います。」と本作の魅力を語りました。

キャシー・ラングはほとんどのキャラクターと同じく年齢は設定されていませんでしたが、今回の「クアントマニア」時点でキャスリン・ニュートンさん演じるキャシーは18歳となるようです。ここを起点に「エンドゲーム」でサノスの指パッチンの影響を受けていなかった事と、マーベル・スタジオのプロデューサーが「クアントマニア」と「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」がほぼ同時期と発言していた事からキャシーの年齢を振り返ると、1作目時点では8歳、9歳ぐらいだったと考えられるようです。

幼いキャシーは父スコットのよき理解者であり、時にはアドバイザーでもありましたが、「クアントマニア」でヒーローとしてデビューする彼女は、彼女なりの意見や考えを持つことで、新たな側面が描かれる事になるようです。

映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」は 2023年2月17日 公開予定です。

スタン・リー氏のドキュメンタリ番組「スタン・リー」2023年配信決定

現地時間の2022年12月28日、マーベルを支えてきた故スタン・リーさんの生誕100周年を記念して、2023年にドキュメンタリ番組「スタン・リー」が配信される事が発表されました。あわせて短い予告映像も公開されています。

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概要によると「夢見てきた100年。創造してきた100年。スタン・リーの100年。オリジナルドキュメンタリーの『スタン・リー』が 2023 年に Disney+ でストリーミング配信されます。」との事。

予告はこれまでにスタン・リーさんが出演してきた映像作品でのカメオ出演シーンが散りばめられており、本編にはその時に撮影された舞台裏映像などが盛り込まれると見られています。

2018年の11月に亡くなられたスタン・リーさんですが、今年の5月にはマーベル・スタジオとスタン・リー・ユニバースの間で20年間の契約が結ばれたことが発表されていました。

ドキュメンタリ番組「スタン・リー」は2023年、ディズニープラスで配信予定です。

ダナイ・グリラさんが映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」のカットされた結末と今後のオコエについて言及

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」でオコエを演じたダナイ・グリラさんが、海外メディア Deadline とのインタビューの中で、カットされたエンディングと今後のオコエについて明かしました。

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ダナイ・グリラさんはインタビューの中で、本作のオコエに関して次のように話しています。

クーグラー監督はあのカンフーの番組みたいに、男が地球を歩いていくようなものだと言っていたんです。オコエはただ去っていきました。オコエがどこへ行くのか、私たちにはわかりません。そして、彼女はある種の放心状態なのです。彼女はその地位を守るために戦っていたのに、それを手放したんです。それが彼女のアークのようなもので、手放すということです。それがどこにつながるかはわかりません。

オコエの最後の瞬間は、1970年代のテレビシリーズ「燃えよ!カンフー」のデヴィッド・キャラダインさん演じる主人公クワイ・チャン・ケインのように、世界を巡る旅に出かける予定だったと語りました。そしてこれは、自分探しの旅に設定された形で終了したと説明しました。

また、映画のエンディングではシュリ、ナキア、そして小さなティ・チャラだけでなく実際はオコエもいたと明かしました。

そして、オコエが一行と分かれる際にシュリが「ドーラに戻るの?」と尋ね、オコエが「いいえ。」と返し、「どこへ行くの?」と質問すると「私の青いスーツが連れて行ってくれるところならどこでも」と応えてそのまま歩き去っていくシーンがあったと説明しました。

グリラさんはこのシーンが「とても美しい瞬間だった」とし、「オコエのMCUでの未来がどうなるにせよ、ファンがそれを見るまでにはしばらく時間がかかるかもしれません。」と将来の物語について具体的な話が決まっていない事を示唆しました。

オコエは今後、ディズニープラスでのスピンオフ作品が計画されている事が、マーベル・スタジオとダナイ・グリラさんを繋ぐ弁護士のコメントから明らかになっています。

ブラックパンサーシリーズは複数のスピンオフが計画されている事が報じられていますが、そのどれもがまだ具体的には発表されておらず、監督は先日の「ブラックパンサー3」に関する質問で、「僕はマルチタスクが得意な人間ではない」とし、1作品ずつ丁寧に制作していく姿勢をみせていました。

オコエの物語が再開されるまで、ファンは今しばらく待たなくてはならないようです。

映画「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」は 2022年11月11日 より劇場公開中です。

ソース:20 Questions On Deadline Podcast: Danai Gurira Talks Tears And Laughs On ‘Wakanda Forever’ Set & The “Unexpected” New World Of Her ‘Walking Dead’ Spinoff

ドラマ「エコー」の配信が2024年初頭に変更されている可能性が報じられる

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「エコー」が2023年夏の配信から2024年初頭へと変更されていると、海外スクーパーの Murphy’s Multiverse が報じました。先日は本作のショーランナーを務めるマリオン・デールさんが約1年後の配信を示唆していました。

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記事によると、「エコー」は「デアデビル:ボーン・アゲイン」と密接に関係しており、直接繋がるようにするために配信日を移動させる話を聞いているとの事。

つまり、デールさんが先日示唆していた配信延期は生産上の問題ではなく、話の順序を考慮しての延期になるようです。

「エコー」は2022年8月に撮影が終了しており、現在はポストプロダクションの作業中であると考えられています。今のところ大きな再撮影の報告はされていません。

制作スケジュール的には当初の2023年夏配信に十分間に合うものですが、噂通り延期となってしまうのか、公式発表を待つばかりです。

ドラマ「エコー」は 2023年夏、ディズニープラスで配信予定です。

ソース:The Hypothetical 2024 Marvel Studios Release Calendar, V4

ドラマ「アイアンフィスト」のフィン・ジョーンズさんがショーの失敗について語る

Netflixのマーベルドラマ「アイアンフィスト」で主人公アイアンフィスト/ダニー・ランドを演じたフィン・ジョーンズさんが、Geekscape Podcast に出演し、番組が上手く行かなかったことに関して自身の見解を述べました。

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ジョーンズさんは「アイアンフィスト」の品質がファンの期待に応えられなかった原因の最大の課題として、スケジュールの競合問題があったと次のように語りました。

最初のシーズンは、創造的な挑戦がたくさんあって、期待に応えられなかったと思います。あのシーズンは、「ディフェンダーズ」の撮影があったため、その後すぐに撮影しなければならず、急がされました。「ディフェンダーズ」の撮影で、他の俳優たちもそのスケジュールに縛られていたので、13話のテレビ番組を決められた時間内に撮影しなければならなかったのですが、残念ながら、期待されていたこと、求められていたこと、つまり素晴らしいカンフー番組や武術番組を作るための時間がなかったんです。あの番組が失敗したのは、時間的な制約と、スケジュールの組み方がまずかったからだと思います。

もともとMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)作品としてNetflixが制作に乗り出した「デアデビル」「ジェシカ・ジョーンズ」「ルーク・ケイジ」「アイアンフィスト」「ディフェンダーズ」「パニッシャー」の6作品。

その中でアイアンフィストはカンフーという特殊な技術が必要であるにもかかわらず、制作スケジュールがディフェンダーズと被って十分なトレーニング時間等が取れなかった事が大きな原因だったと指摘しました。

そしてシーズン1の失敗を受け止めた後について、「シーズン2、私たちは番組を軌道修正するために懸命に働きました、そして、私の見解では、シーズン2はうまくやりました。しかし、残念なことに、その番組が初放送されたわずか1ヶ月後に、ディズニーが自分たちのシリーズを作りたい、自分たちのプラットフォームで自分たちのことをやりたいという理由で、すべての番組が削除されてしまったのです。さあこれからという時に削除されたのは残念でしたね。」とディズニープラスのサービス開始に伴って全てのNetflixによるマーベルドラマがキャンセルされた事を振り返りました。

人気、不人気とは別の事情で全てが打ち切られたNetflix版のマーベルドラマですが、その中からデアデビルとキングピンはMCUに再登場を果たしています。彼らは以前のキャラクターと全く同一であるとは言い難いですが、それでもNetflix版が好きだったファンに対してのファンサービスとして機能しつつ、MCUで新たな物語をスタートしようとしています。

また、ジェシカ・ジョーンズやパニッシャーのMCU導入の噂も絶えず、残るルーク・ケイジやアイアンフィストもMCUに再登場し、ディフェンダーズが再結成される事が期待されています。

ドラマ「アイアンフィスト」はディズニープラスで配信中です。